JP3987262B2 - レベルコンバータ回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レベルコンバータ回路に関し、特に差動信号を出力する作動信号出力レベルコンバータ回路に関する。近年、プロセス・テクノロジの発展により、異なる電位の信号を取り扱う必要があったり、高速信号を伝播させるために差動信号を使用する場合が増えている。そのため、差動信号出力回路とレベルコンバータ回路が必要となり、回路規模が増大する傾向にある。しかしながら、多くの回路が一つのクロック信号に同期して動作するような場合、それら回路どうしのスキューはできるだけ小さいのが望ましい。そのためには、回路規模をできるだけ小さくして、回路自身の伝播遅延時間を小さくする必要がある。
【0002】
【従来の技術】
図7は、CMOS回路で構成された一般的な差動信号出力回路の構成を示す回路図である。この差動信号出力回路は、4つのインバータ11,12,13,14およびスルー回路15により構成されている。
【0003】
第1のインバータ11は、入力端子10からの信号を入力信号とする。第2のインバータ12および第3のインバータ13には、第1のインバータ11から出力された信号が入力される。第2のインバータ12の出力信号はスルー回路15を介して第1の出力端子16に出力される。第4のインバータ14には、第3のインバータ13から出力された信号が入力される。第4のインバータ14の出力信号は第2の出力端子17に出力される。
【0004】
入力信号の電位レベルが相対的に低い(以下、Lレベルとする)場合、第1のインバータ11の出力電位は、相対的に高い電位レベル(以下、Hレベルとする)となる。第2のインバータ12および第3のインバータ13の出力電位はともにLレベルとなる。また、第4のインバータ14の出力電位はHレベルとなる。よって、第1の出力端子16および第2の出力端子17の出力電位レベルは、それぞれLレベルおよびHレベルとなる。入力信号がHレベルの場合にはその逆となる。したがって、入力端子10から出力端子16,17までに、信号は3段の論理素子またはトランジスタを経由することになる。
【0005】
図8は、CMOS回路で構成された一般的な差動信号出力回路の別の構成を示す回路図である。この差動信号出力回路は、4つのインバータ21,22,23,24、2つのNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタとする)Q1,Q2、および2つのPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタとする)Q3,Q4により構成されている。
【0006】
図8において、第1のインバータ21には、入力端子20を介して入力信号が入力される。第1のインバータ21から出力された信号は、第2のインバータ22および第3のインバータ23に入力されるとともに、それぞれソースフォロワ型の第2のNMOSトランジスタQ2および第2のPMOSトランジスタQ4の各ゲート端子に入力される。第1の出力端子26には、第2のインバータ22の出力端とともに、第2のNMOSトランジスタQ2および第2のPMOSトランジスタQ4の各ソース端子が接続される。
【0007】
第3のインバータ23から出力された信号は、第4のインバータ24に入力されるとともに、それぞれソースフォロワ型の第1のNMOSトランジスタQ1および第1のPMOSトランジスタQ3の各ゲート端子に入力される。第2の出力端子27には、第4のインバータ24の出力端とともに、第1のNMOSトランジスタQ1および第1のPMOSトランジスタQ3の各ソース端子が接続される。
【0008】
図8に示す回路では、入力信号がLレベルの場合、第1のインバータ21の出力電位はHレベルとなる。したがって、第2のインバータ22の出力電位はLレベルとなり、第1の出力端子26にはLレベルの信号が出力される。また、NMOSトランジスタQ1がオンするため、第2の出力端子27の電位レベルはHレベルとなる。一方、入力信号がHレベルの場合、第1のインバータ21の出力電位はLレベルとなる。それが第2のインバータ22により反転されるので、第1の出力端子26の電位レベルはHレベルとなる。また、PMOSトランジスタQ3がオンするため、第2の出力端子27の電位レベルはLレベルとなる。したがって、入力端子20から出力端子26,27までに、信号は2段の論理素子またはトランジスタを経由することになる。
【0009】
図9は、CMOS回路で構成された一般的なレベルコンバータ回路の構成を示す回路図である。このレベルコンバータは、2つのインバータ31,32、2つのNMOSトランジスタQ5,Q6、および2つのPMOSトランジスタQ7,Q8により構成されている。
【0010】
図9において、第1のインバータ31には、入力端子30を介して入力信号が入力される。第1のインバータ31から出力された信号は、第2のインバータ32に入力されるとともに、第1のNMOSトランジスタQ5のゲート端子に入力される。また、第2のインバータ32から出力された信号は、第2のNMOSトランジスタQ6のゲート端子に入力される。インバータ31,32は、ともに基準電位VSSまたは第1の電源電位VDLのいずれかを出力する。
【0011】
第1のNMOSトランジスタQ5のドレイン端子と第1のPMOSトランジスタQ7のドレイン端子は共通接続されており、その共通ドレインは第2のPMOSトランジスタQ8のゲート端子に接続されている。また、第2のPMOSトランジスタQ8のドレイン端子と第2のNMOSトランジスタQ6のドレイン端子は共通接続されており、その共通ドレインは第1のPMOSトランジスタQ7のゲート端子に接続されているとともに、出力端子36に接続されている。NMOSトランジスタQ5,Q6のソース電位は基準電位VSSである。PMOSトランジスタQ7,Q8のソース電位は第2の電源電位VDHである。
【0012】
図9に示す回路では、入力信号がLレベルの場合、第1のインバータ31の出力電位はHレベルとなる。したがって、NMOSトランジスタQ5がオンし、それによって第2のPMOSトランジスタQ8がオンするため、出力端子36にはHレベルの信号が出力される。一方、入力信号がHレベルの場合、第1のインバータ31の出力電位がLレベルとなるため、第2のインバータ32の出力電位はHレベルとなる。それによって、第2のNMOSトランジスタQ6がオンするため、出力端子36にはLレベルの信号が出力される。したがって、入力端子30から出力端子32までに、信号は3段の論理素子またはトランジスタを経由することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従来、図7に示す差動信号出力回路と図9に示すレベルコンバータ回路を組み合わせた場合、入力端子10から出力端子36までに、信号は、差動信号出力回路で3段、レベルコンバータ回路で3段の合計6段の論理素子またはトランジスタを経由することになる。また、図8に示す差動信号出力回路と図9に示すレベルコンバータ回路を組み合わせた場合には、信号は、差動信号出力回路で2段、レベルコンバータ回路で3段の合計5段の論理素子またはトランジスタを経由することになる。
【0014】
回路自身の伝播遅延時間を小さくして、複数の回路どうしのスキューをできるだけ小さくするためには、差動信号出力回路およびレベルコンバータ回路において信号が経由する論理素子またはトランジスタの段数をより減らすのが望ましい。
【0015】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、差動信号出力回路とレベルコンバータ回路の機能を併せ持ち、信号が経由する論理素子またはトランジスタの段数が少ないレベルコンバータ回路を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、以下の構成を特徴とする。すなわち、入力信号がLレベルのときに第1の電源電位VDLを出力する論理素子を設け、その論理素子の出力により第1のNチャネル電界効果トランジスタを駆動する。そして、第1のNチャネル電界効果トランジスタの出力により第1のPチャネル電界効果トランジスタを駆動し、第1の出力端子に第2の電源電位VDHを出力させる。また、前記論理素子の出力により第2のNチャネル電界効果トランジスタを駆動し、第2の出力端子に基準電位VSSを出力させる。
【0017】
入力信号がHレベルのときには、前記論理素子から基準電位VSSを出力させ、その電位レベルを反転させて第1の電源電位VDLとする。さらに、その第1の電源電位VDLにより第3のNチャネル電界効果トランジスタを駆動し、第1の出力端子に基準電位VSSを出力させる。また、前記論理素子の出力の反転電位により第4のNチャネル電界効果トランジスタを駆動し、さらにその出力により第2のPチャネル電界効果トランジスタを駆動し、第2の出力端子に第1の電源電位VDHを出力させる。
【0018】
この発明によれば、差動信号出力レベルコンバータ回路の入力端子から出力端子までの信号伝播経路において、入力信号がLレベルのときには、論理素子またはトランジスタの段数は2または3段で済み、入力信号がHレベルのときには、3または4段で済む。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態1〜3について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態1を示す回路図である。この差動信号出力レベルコンバータ回路は、2つのインバータ41,42、4つのNMOSトランジスタN1,N2,N3,N4、および4つのPMOSトランジスタP1,P2,P3,P4を備えている。
【0021】
第1のインバータ41は、その入力端を差動信号出力レベルコンバータ回路全体の入力端子40に接続しており、入力信号に応じて基準電位VSSまたは第1の電源電位VDLのいずれかを出力する。つまり、第1のインバータ41は、入力端子40に接続された論理素子に相当する。第1のインバータ41の出力端は第1のNMOSトランジスタN1のゲート端子に接続されている。
【0022】
第1のNMOSトランジスタN1のソース電位は基準電位VSSである。第1のNMOSトランジスタN1のドレイン端子は、第3のPMOSトランジスタP3のドレイン端子と第1のPMOSトランジスタP1のゲート端子に接続されている。第1のPMOSトランジスタP1および第3のPMOSトランジスタP3の各ソース電位は第2の電源電位VDHである。
【0023】
第3のPMOSトランジスタP3のゲート端子は、第1のPMOSトランジスタP1のドレイン端子と第3のNMOSトランジスタN3のドレイン端子に共通接続されているとともに、第1の出力端子46に接続されている。第3のNMOSトランジスタN3のソース電位は基準電位VSSである。第3のNMOSトランジスタN3のゲート端子は、第2のインバータ42の出力端に接続されている。
【0024】
また、第1のインバータ41の出力端は第2のインバータ42の入力端に接続されている。第2のインバータ42は、第1のインバータ41の出力電位レベルに応じて基準電位VSSまたは第1の電源電位VDLのいずれかを出力する。第2のインバータ42の出力端は第4のNMOSトランジスタN4のゲート端子に接続されている。
【0025】
第4のNMOSトランジスタN4のソース電位は基準電位VSSである。第4のNMOSトランジスタN4のドレイン端子は、第4のPMOSトランジスタP4のドレイン端子と第2のPMOSトランジスタP2のゲート端子に接続されている。第2のPMOSトランジスタP2および第4のPMOSトランジスタP4の各ソース電位は第2の電源電位VDHである。
【0026】
第4のPMOSトランジスタP4のゲート端子は、第2のPMOSトランジスタP2のドレイン端子と第2のNMOSトランジスタN2のドレイン端子に共通接続されているとともに、第2の出力端子47に接続されている。第2のNMOSトランジスタN2のソース電位は基準電位VSSである。第2のNMOSトランジスタN2のゲート端子は、第1のインバータ41の出力端に接続されている。
【0027】
実施の形態1の差動信号出力レベルコンバータ回路の動作について説明する。入力信号の電位レベルがLレベルの場合、第1のインバータ41および第2のインバータ42の出力電位レベルはそれぞれ第1の電源電位VDLおよび基準電位VSSとなる。したがって、第1のNMOSトランジスタN1がオン状態となり、そのドレイン出力の電位レベルは基準電位VSSとなる。
【0028】
よって、第1のPMOSトランジスタP1がオン状態となり、第1の出力端子46の電位レベルは第2の電源電位VDHとなる。このとき、第3のPMOSトランジスタP3および第3のNMOSトランジスタN3はともにオフ状態となり、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0029】
また、第2のNMOSトランジスタN2がオン状態となるため、そのドレイン出力の電位レベル、すなわち第2の出力端子47の電位レベルは基準電位VSSとなる。このとき、第4のPMOSトランジスタP4がオン状態となり、それによって第2のPMOSトランジスタP2がオフ状態となる。また、第4のNMOSトランジスタN4もオフ状態となり、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0030】
ただし、第1のNMOSトランジスタN1および第2のNMOSトランジスタN2のしきい値電圧は、いずれも基準電位VSSと第1の電源電位VDLとの間にある。
【0031】
入力信号の電位レベルがHレベルの場合、第1のインバータ41および第2のインバータ42の出力電位レベルはそれぞれ基準電位VSSおよび第1の電源電位VDLとなる。したがって、第3のNMOSトランジスタN3がオン状態となるため、そのドレイン出力の電位レベル、すなわち第1の出力端子46の電位レベルは基準電位VSSとなる。このとき、第3のPMOSトランジスタP3がオン状態となり、それによって第1のPMOSトランジスタP1がオフ状態となる。また、第1のNMOSトランジスタN1もオフ状態となり、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0032】
また、第4のNMOSトランジスタN4はオン状態となり、そのドレイン出力の電位レベルは基準電位VSSとなる。よって、第2のPMOSトランジスタP2がオン状態となり、第2の出力端子47の電位レベルは第2の電源電位VDHとなる。このとき、第4のPMOSトランジスタP4および第2のNMOSトランジスタN2はともにオフ状態となり、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0033】
ただし、第1のNMOSトランジスタN1、第2のNMOSトランジスタN2、第3のNMOSトランジスタN3および第4のNMOSトランジスタN4のしきい値電圧は、いずれも基準電位VSSと第1の電源電位VDLとの間にある。なお、第1のインバータ41および第2のインバータ42において、第1の電源電位VDLの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0034】
上述した実施の形態1によれば、入力端子40から出力端子46,47までの信号伝播経路における論理素子またはトランジスタの段数は、入力信号がLレベルのときには2または3段、入力信号がHレベルのときには3または4段となる。したがって、従来よりも段数が少なくなるので、回路規模が小さくなり、回路自身の伝播遅延時間が小さくなる。また、差動信号出力レベルコンバータ回路の構成が従来よりも簡素であるため、差動信号対間の位相差が小さくなるという効果が得られる。さらに、貫通電流が流れないため、低消費電力である。
【0035】
したがって、このような特性を有する差動信号出力レベルコンバータ回路は、LSIの高速入出力回路や、サーバーまたは交換機等の内部バスと外部バスのインターフェースや、光通信用の光デバイスとLSIとのインターフェース回路などの用途に適用して有効である。
【0036】
図2に、実施の形態1の変形例を示す。図2に示す差動信号出力レベルコンバータ回路が図1に示す回路と異なるのはつぎの2点である。第1に、第3のPMOSトランジスタP3の代わりに、ソース電位が第2の電源電位VDHであり、かつゲート端子およびドレイン端子がそれぞれ第1のNMOSトランジスタN1のゲート端子およびドレイン端子に接続された第5のPMOSトランジスタP5が設けられている。
【0037】
第2に、第4のPMOSトランジスタP4の代わりに、ソース電位が第2の電源電位VDHであり、かつゲート端子およびドレイン端子がそれぞれ第4のNMOSトランジスタN4のゲート端子およびドレイン端子に接続された第6のPMOSトランジスタP6が設けられている。第5のPMOSトランジスタP5および第6のPMOSトランジスタP6は、第1の電源電位VDLでオンしないか、またはオンしてもあまり電流が流れないようなしきい値電圧を有しているのが望ましい。
【0038】
図2に示す回路の動作は図1に示す回路と同じである。図2に示す差動信号出力レベルコンバータ回路によれば、第1の出力端子46および第2出力端子47の各出力電位を前段のトランジスタにフィードバックしていないため、図1に示す回路よりも動作速度が高速となる。すなわち、この回路は、より高速な装置に適用して有効である。
【0039】
(実施の形態2)
図3は、本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態2を示す回路図である。実施の形態2の差動信号出力レベルコンバータ回路が図1に示す実施の形態1と異なるのは、つぎの8点である。第1に、第1のインバータ41の出力端に第3のインバータ43が接続されている。第2に、第2のインバータ42の出力端に第4のインバータ44が接続されている。これら第3のインバータ43および第4のインバータ44は、第1の電源電位VDLまたは基準電位VSSを出力する。
【0040】
実施の形態1と異なる点の第3に、第3のNMOSトランジスタN3のゲート端子が、第2のインバータ42の出力端に接続せずに、第3のインバータ43の出力端に接続されている。第4に、第2のNMOSトランジスタN2のゲート端子が、第1のインバータ41の出力端に接続せずに、第4のインバータ44の出力端に接続されている。第5に、ドレイン電位が第2の電源電位VDHで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第3のインバータ43の出力端および第2の出力端子47に接続された第5のNMOSトランジスタN5が設けられている。
【0041】
第6に、ドレイン電位が第2の電源電位VDHで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第4のインバータ44の出力端および第1の出力端子46に接続された第6のNMOSトランジスタN6が設けられている。第7に、ドレイン電位が基準電位VSSで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第1のNMOSトランジスタN1のドレイン端子および第2の出力端子47に接続された第7のPMOSトランジスタP7が設けられている。
【0042】
第8に、ドレイン電位が基準電位VSSで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第4のNMOSトランジスタN4のドレイン端子および第1の出力端子46に接続された第8のPMOSトランジスタP8が設けられている。その他の構成は実施の形態1と同じである。実施の形態1と同一の構成については同じ符号を付して重複する説明を省略する。
【0043】
実施の形態2の差動信号出力レベルコンバータ回路の動作について説明する。入力信号の電位レベルがLレベルの場合、第1のインバータ41の出力電位レベルは第1の電源電位VDLとなる。したがって、第1のNMOSトランジスタN1がオン状態となり、そのドレイン出力の電位レベルは基準電位VSSとなる。よって、第1のPMOSトランジスタP1がオン状態となり、第1の出力端子46の電位レベルは第2の電源電位VDHとなる。また、第7のPMOSトランジスタP7がオン状態となるため、そのソース出力の電位レベル、すなわち第2の出力端子47の電位レベルは基準電位VSSとなる。
【0044】
このとき、第3のPMOSトランジスタP3はオフ状態となる。また、第3のインバータ43の出力電位レベルは基準電位VSSとなるため、第3のNMOSトランジスタN3および第5のNMOSトランジスタN5はともにオフ状態となる。また、第4のPMOSトランジスタP4がオン状態となり、それによって第2のPMOSトランジスタP2および第8のPMOSトランジスタP8がオフ状態となる。また、第4のNMOSトランジスタN4もオフ状態となる。それによって、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0045】
入力信号の電位レベルがHレベルの場合、第1のインバータ41および第3のインバータ43の出力電位レベルはそれぞれ基準電位VSSおよび第1の電源電位VDLとなる。したがって、第3のNMOSトランジスタN3がオン状態となるため、そのドレイン出力の電位レベル、すなわち第1の出力端子46の電位レベルは基準電位VSSとなる。また、第5のNMOSトランジスタN5もオン状態となるため、そのソース出力の電位レベル、すなわち第2の出力端子47の電位レベルは第2の電源電位VDHとなる。
【0046】
このとき、第3のPMOSトランジスタP3がオン状態となり、それによって第1のPMOSトランジスタP1および第7のPMOSトランジスタP7がオフ状態となる。また、第1のNMOSトランジスタN1もオフ状態となる。また、第4のPMOSトランジスタP4もオフ状態となる。また、第4のインバータの出力電位が基準電位VSSとなるため、第2のNMOSトランジスタN2および第6のNMOSトランジスタN6がオフ状態となる。それによって、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0047】
ただし、第5のNMOSトランジスタN5のしきい値電圧は第2の電源電位VDHと第1の電源電位VDLとの間にある。なお、第3のインバータ43および第4のインバータ44において、第1の電源電位VDLの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0048】
上述した実施の形態2によれば、入力端子40から出力端子46,47までの信号伝播経路における論理素子またはトランジスタの段数は、入力信号がLレベルでもHレベルでも3段となる。したがって、従来よりも段数が少なくなるので、回路規模が小さくなり、回路自身の伝播遅延時間が小さくなる。また、差動信号出力レベルコンバータ回路の構成が従来よりも簡素であるため、差動信号対間の位相差が小さくなるという効果が得られる。さらに、貫通電流が流れないため、低消費電力である。
【0049】
したがって、このような特性を有する差動信号出力レベルコンバータ回路は、LSIの高速入出力回路や、サーバーまたは交換機等の内部バスと外部バスのインターフェースや、光通信用の光デバイスとLSIとのインターフェース回路などの用途に適用して有効である。
【0050】
図4に、実施の形態2の変形例を示す。図4に示す差動信号出力レベルコンバータ回路と図3に示す回路との関係は、実施の形態1において図2に示す変形例の回路と図1に示す回路との関係と同じである。すなわち、第3のPMOSトランジスタP3および第4のPMOSトランジスタP4の代わりに、第5のPMOSトランジスタP5および第6のPMOSトランジスタP6が設けられている。
【0051】
この回路の動作は図3に示す回路と同じである。図4に示す差動信号出力レベルコンバータ回路によれば、第1の出力端子46および第2出力端子47の各出力電位を前段のトランジスタにフィードバックしていないため、図3に示す回路よりも動作速度が高速となる。すなわち、この回路は、より高速な装置に適用して有効である。
【0052】
(実施の形態3)
図5は、本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態3を示す回路図である。実施の形態3の差動信号出力レベルコンバータ回路が図1に示す実施の形態1と異なるのは、つぎの4点である。第1に、ドレイン電位が第2の電源電位VDHで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第2のインバータ42の出力端および第2の出力端子47に接続された第5のNMOSトランジスタN5が設けられている。第2に、ドレイン電位が第2の電源電位VDHで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第1のインバータ41の出力端および第1の出力端子46に接続された第6のNMOSトランジスタN6が設けられている。
【0053】
第3に、ドレイン電位が基準電位VSSで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第1のNMOSトランジスタN1のドレイン端子および第2の出力端子47に接続された第7のPMOSトランジスタP7が設けられている。第4に、ドレイン電位が基準電位VSSで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第4のNMOSトランジスタN4のドレイン端子および第1の出力端子46に接続された第8のPMOSトランジスタP8が設けられている。その他の構成は実施の形態1と同じである。実施の形態1と同一の構成については同じ符号を付して重複する説明を省略する。
【0054】
実施の形態3の差動信号出力レベルコンバータ回路の動作について説明する。入力信号の電位レベルがLレベルの場合、第1のインバータ41の出力電位レベルは第1の電源電位VDLとなる。したがって、第6のNMOSトランジスタN6がオン状態となり、第1の出力端子46の電位レベルは第2の電源電位VDHとなる。また、第2のNMOSトランジスタN2がオン状態となるため、第2の出力端子47の電位レベルは基準電位VSSとなる。
【0055】
このとき、第3のPMOSトランジスタP3はオフ状態となる。また、第4のPMOSトランジスタP4がオン状態となり、それによって第2のPMOSトランジスタP2および第8のPMOSトランジスタP8がオフ状態となる。また、第2のインバータ42の出力電位レベルは基準電位VSSとなるため、第3のNMOSトランジスタN3および第5のNMOSトランジスタN5はともにオフ状態となる。また、第4のNMOSトランジスタN4もオフ状態となる。それによって、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0056】
入力信号の電位レベルがHレベルの場合、第1のインバータ41および第2のインバータ42の出力電位レベルはそれぞれ基準電位VSSおよび第1の電源電位VDLとなる。したがって、第3のNMOSトランジスタN3がオン状態となるため、第1の出力端子46の電位レベルは基準電位VSSとなる。また、第5のNMOSトランジスタN5もオン状態となるため、第2の出力端子47の電位レベルは第2の電源電位VDHとなる。
【0057】
このとき、第3のPMOSトランジスタP3がオン状態となり、それによって第1のPMOSトランジスタP1および第7のPMOSトランジスタP7がオフ状態となる。また、第1のNMOSトランジスタN1もオフ状態となる。また、第4のPMOSトランジスタP4もオフ状態となる。また、第2のNMOSトランジスタN2および第6のNMOSトランジスタN6がオフ状態となる。それによって、第2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0058】
ただし、第5のNMOSトランジスタN5および第6のNMOSトランジスタN6のしきい値電圧は第2の電源電位VDHと第1の電源電位VDLとの間にある。
【0059】
上述した実施の形態3によれば、入力端子40から出力端子46,47までの信号伝播経路における論理素子またはトランジスタの段数は、入力信号がLレベルのときには2段、入力信号がHレベルのときには3段となる。したがって、従来よりも段数が少なくなるので、回路規模が小さくなり、回路自身の伝播遅延時間が小さくなる。また、差動信号出力レベルコンバータ回路の構成が従来よりも簡素であるため、差動信号対間の位相差が小さくなるという効果が得られる。さらに、貫通電流が流れないため、低消費電力である。
【0060】
したがって、このような特性を有する差動信号出力レベルコンバータ回路は、LSIの高速入出力回路や、サーバーまたは交換機等の内部バスと外部バスのインターフェースや、光通信用の光デバイスとLSIとのインターフェース回路などの用途に適用して有効である。
【0061】
図6に、実施の形態3の変形例を示す。図6に示す差動信号出力レベルコンバータ回路と図5に示す回路との関係は、実施の形態1において図2に示す変形例の回路と図1に示す回路との関係と同じである。すなわち、第3のPMOSトランジスタP3および第4のPMOSトランジスタP4の代わりに、第5のPMOSトランジスタP5および第6のPMOSトランジスタP6が設けられている。
【0062】
この回路の動作は図5に示す回路と同じである。図6に示す差動信号出力レベルコンバータ回路によれば、第1の出力端子46および第2出力端子47の各出力電位を前段のトランジスタにフィードバックしていないため、図5に示す回路よりも動作速度が高速となる。すなわち、この回路は、より高速な装置に適用して有効である。
【0063】
以上において本発明は、電界効果トランジスタとして絶縁ゲート形の電界効果トランジスタ(MOSトランジスタ)を用いたが、これに限らず、たとえば接合形の電解効果トランジスタを用いてもよい。また、回路の構成は種々設計変更可能である。
【0064】
【発明の効果】
この発明によれば、差動信号出力レベルコンバータ回路の入力端子から出力端子までの信号伝播経路における論理素子またはトランジスタの段数は、入力信号がLレベルのときには2または3段、入力信号がHレベルのときには3または4段となる。つまり、信号が経由する論理素子またはトランジスタの段数が従来よりも少なくなる。したがって、回路規模が小さくなるので、回路自身の伝播遅延時間を小さくすることができる。
【0065】
〔付記〕
また、以下のような付記1〜付記10を請求項とすることもできる。
【0066】
(付記1) 入力端子と、信号入力部と、信号レベル変換部と、を備えた、入力信号のレベルを変換して出力するレベルコンバータ回路において、
前記信号レベル変換部を複数個設けてレベルを変換した作動信号を出力させるようにしたことを特徴とするレベルコンバータ回路。
【0067】
(付記2) 外部から信号が入力される入力端子と、
外部へ差動信号を出力する第1の出力端子および第2の出力端子と、
前記入力端子への入力信号の電位に応じて基準電位または第1の電源電位のいずれか一方の電位を出力する論理素子と、
前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記基準電位を出力する第1のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタから出力された前記基準電位を受けて前記第1の出力端子に第2の電源電位を出力する第1のPチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記第2の出力端子に前記基準電位を出力する第2のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記第1の出力端子に前記基準電位を出力する第3のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記基準電位を出力する第4のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記第4のNチャネル電界効果トランジスタから出力された前記基準電位を受けて前記第2の出力端子に前記第2の電源電位を出力する第2のPチャネル電界効果トランジスタと、
を具備することを特徴とするレベルコンバータ回路。
【0068】
(付記3) ゲート電位およびソース電位がそれぞれ前記第1の出力端子の出力電位および前記第2の電源電位であり、かつ、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタと共通のドレインを有する第3のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記2に記載のレベルコンバータ回路。
【0069】
(付記4) ゲート電位およびソース電位がそれぞれ前記第2の出力端子の出力電位および前記第2の電源電位であり、
かつ前記第4のNチャネル電界効果トランジスタと共通のドレインを有する第4のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記2または3に記載のレベルコンバータ回路。
【0070】
(付記5) ゲート電位およびソース電位がそれぞれ前記第1のNチャネル電界効果トランジスタのゲート電位および前記第2の電源電位であり、かつ、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタと共通のドレインを有する第5のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記2に記載のレベルコンバータ回路。
【0071】
(付記6) ゲート電位およびソース電位がそれぞれ前記第4のNチャネル電界効果トランジスタのゲート電位および前記第2の電源電位であり、かつ、
前記第4のNチャネル電界効果トランジスタと共通のドレインを有する第6のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記2または5に記載のレベルコンバータ回路。
【0072】
(付記7) 前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記第2の出力端子に前記基準電位を出力する第7のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載のレベルコンバータ回路。
【0073】
(付記8) 前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記第2の出力端子に前記第2の電源電位を出力する第5のNチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記2〜7のいずれか一つに記載のレベルコンバータ回路。
【0074】
(付記9) 前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記第1の出力端子に前記第2の電源電位を出力する第6のNチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記2〜8のいずれか一つに記載のレベルコンバータ回路。
【0075】
(付記10) 前記論理素子の出力電位が前記基準電位の時に前記第1の出力端子に前記基準電位を出力する第8のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする付記1から8のいずれか一つに記載のレベルコンバータ回路。
【0076】
(付記11) 前記論理素子および前記各電界効果トランジスタは同一の半導体基板上に作製されていることを特徴とする付記2〜10のいずれか一つに記載のレベルコンバータ回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態1を示す回路図である。
【図2】実施の形態1の変形例を示す回路図である。
【図3】本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態2を示す回路図である。
【図4】実施の形態2の変形例を示す回路図である。
【図5】本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態3を示す回路図である。
【図6】実施の形態3の変形例を示す回路図である。
【図7】一般的な差動信号出力回路の構成を示す回路図である。
【図8】一般的な差動信号出力回路の別の構成を示す回路図である。
【図9】一般的なレベルコンバータ回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
N1 第1の電界効果(NMOS)トランジスタ
N2 第2の電界効果(NMOS)トランジスタ
N3 第3の電界効果(NMOS)トランジスタ
N4 第4の電界効果(NMOS)トランジスタ
N5 第5の電界効果(NMOS)トランジスタ
N6 第6の電界効果(NMOS)トランジスタ
P1 第1の電界効果(PMOS)トランジスタ
P2 第2の電界効果(PMOS)トランジスタ
P3 第3の電界効果(PMOS)トランジスタ
P4 第4の電界効果(PMOS)トランジスタ
P5 第5の電界効果(PMOS)トランジスタ
P6 第6の電界効果(PMOS)トランジスタ
P7 第7の電界効果(PMOS)トランジスタ
VSS 基準電位
VDL 第1の電源電位
VDH 第2の電源電位
40 入力端子
41 論理素子(第1のインバータ)
46 第1の出力端子
47 第2の出力端子
Claims (2)
- 外部から信号が入力される入力端子と、
外部へ差動信号を出力する第1の出力端子および第2の出力端子と、
前記入力端子への入力信号の電位に応じて基準電位または第1の電源電位のいずれか一方の電位を出力する論理素子と、
前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記基準電位を出力する第1のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタから出力された前記基準電位を受けて前記第1の出力端子に第2の電源電位を出力する第1のPチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記第2の出力端子に前記基準電位を出力する第2のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記第1の出力端子に前記基準電位を出力する第3のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記基準電位を出力する第4のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記第4のNチャネル電界効果トランジスタから出力された前記基準電位を受けて前記第2の出力端子に前記第2の電源電位を出力する第2のPチャネル電界効果トランジスタと、
を具備し、
ゲート電位およびソース電位がそれぞれ前記第1のNチャネル電界効果トランジスタのゲート電位および前記第2の電源電位であり、かつ、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタと共通のドレインを有する第5のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とするレベルコンバータ回路。 - 外部から信号が入力される入力端子と、
外部へ差動信号を出力する第1の出力端子および第2の出力端子と、
前記入力端子への入力信号の電位に応じて基準電位または第1の電源電位のいずれか一方の電位を出力する論理素子と、
前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記基準電位を出力する第1のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタから出力された前記基準電位を受けて前記第1の出力端子に第2の電源電位を出力する第1のPチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに前記第2の出力端子に前記基準電位を出力する第2のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記第1の出力端子に前記基準電位を出力する第3のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記基準電位を出力する第4のNチャネル電界効果トランジスタと、
前記第4のNチャネル電界効果トランジスタから出力された前記基準電位を受けて前記第2の出力端子に前記第2の電源電位を出力する第2のPチャネル電界効果トランジスタと、
を具備し、
ゲート電位およびソース電位がそれぞれ前記第4のNチャネル電界効果トランジスタのゲート電位および前記第2の電源電位であり、かつ、
前記第4のNチャネル電界効果トランジスタと共通のドレインを有する第6のPチャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とするレベルコンバータ回路。
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