JP3977627B2 - システムプログラムのバージョンアップ方法,システムプログラムのバージョンアップ用プログラムおよびシステムプログラムのバージョンアップ用プログラム記録媒体 - Google Patents
システムプログラムのバージョンアップ方法,システムプログラムのバージョンアップ用プログラムおよびシステムプログラムのバージョンアップ用プログラム記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,情報機器のシステムプログラムの不具合を解消するため,または,システムプログラムに機能を新たに追加するために行うシステムプログラムのバージョンアップ技術に関し,特に情報機器のシステムプログラムのバージョンアップにおいて,現在のバージョンがどの段階のバージョンであっても,一つのバージョンアップファイルでの対応を可能としたシステムプログラムのバージョンアップ方法,システムプログラムのバージョンアップ用プログラムおよびシステムプログラムのバージョンアップ用プログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,情報機器の発達に伴い,システム管理者を必要としない自律動作型の情報機器が増加している。自律動作型情報機器の例としては,アプライアンスサーバと呼ばれるネットワーク上で特定サービス(ファイル共有サービスなど)を提供するサーバが挙げられる。アプライアンスサーバは,目的のサービスに特化することでシステム管理を極限まで単純化し,サーバ管理者不在のオフィスでも手軽に導入できるという特長がある。
【0003】
図11は,アプライアンスサーバを利用したシステムの例を示す。このシステムは,アプライアンスサーバ111とクライアントPC(パソコン)112a,,112bとがLAN113によって接続される構成になっている。アプライアンスサーバ111は,クライアントPC112a,112bに対して,ファイル共有サービスその他の特定のサービスを行う。
【0004】
このようなアプライアンスサーバなどの情報機器において,システムプログラムに不具合がある場合,もしくは機能を新たに追加する場合には,システムプログラムのバージョンアップが必要である。
【0005】
バージョンアップは通常,バージョンアップ用システムプログラムが格納されたファイル(これをバージョンアップファイルという)を用いて行われる。バージョンアップの流れとしては,まず,不具合の発見または新機能の開発により,機器の作成側(以下,メーカという)がバージョンアップファイルを作成する。そのバージョンアップファイルは,メーカのホームページに掲載されたり,CD−ROMに記録されたりして,情報機器の利用側(以下,ユーザという)に配布される。ユーザは取得したファイルを情報機器にインストールしてバージョンアップを行う。
【0006】
従来のバージョンアップでは,バージョンアップファイルを用いてユーザの現在のシステムプログラムを変更し,現在のバージョンから新しいバージョンにバージョンアップする。しかし,バージョンアップを繰り返していくと,すべてのユーザが毎回バージョンアップを行うわけではないので,ユーザごとにシステムプログラムのバージョンが多数存在することになる。そこで,メーカは,ユーザが格納するシステムプログラムの全バージョンにそれぞれ対応するように,バージョンアップファイルを作成/提供しなければならなかった。
【0007】
バージョンアップファイルの作成/提供についての従来の方法を以下に示す。以下の記述において,初期バージョンをV1 とし,以降順に,V2 ,V3 ,…として,現在のバージョンアップ前の最新のバージョンをVN ,バージョンアップ後の新しいバージョンをVN+1 とする。
【0008】
従来の技術(1):図12は,従来の技術(1)において提供されるバックアップファイルの例を示す図である。このバージョンアップ方式では,初期のバージョンV1 から最も新しいバージョンVN+1 まで,一つずつバージョンを上げるファイルをメーカが作成し,ユーザに提供する。VN →VN+1 のバージョンアップを行うには,システムプログラムの現バージョンがVN でなければならない。この技術の利点は,メーカがバージョンアップを作成するときに,常に最新のバージョンアップファイルだけを作成すればよいという点である。
【0009】
従来の技術(2):図13は,従来の技術(2)において提供されるバックアップファイルの例を示す図である。このバージョンアップ方式では,メーカがそれぞれのバージョン(V1 〜VN )からVN+1 に変更するバージョンアップファイルを作成し,ユーザに提供する。この技術の利点は,ユーザが取得するバージョンアップファイルは,どのバージョンのシステムプログラムを用いているユーザでも常に一つで済むという点である。
【0010】
従来の技術(3):図14は,従来の技術(3)において提供されるバックアップファイルの例を示す図である。このバージョンアップ方式では,従来の技術(1)で作成されている一つずつバージョンを上げるファイルを一つのファイルにまとめたものと,ユーザの現在のバージョンを判断してそのバージョンからのバージョンアップを実行するためのプログラムとを,ユーザに提供する。バージョンアップ時には,プログラムがユーザの現在のバージョンを調べ,どのバージョンからバージョンアップを行うかを判断する処理を行う。この技術の利点は,メーカがバージョンアップファイルを作成するときに,常に最新のバージョンアップファイルだけを作成すればよく,ユーザが必要なバージョンアップファイルを調べる必要がなく,取得するバージョンアップファイルは,どのユーザでも常に一つで済むという点である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,上記従来の技術には,それぞれ次のような問題点がある。
【0012】
従来の技術(1)の問題点:ユーザは,自分でシステムプログラムの現在のバージョンを調べなくてはならない。また,現在のバージョンがVN でなければ,現在のバージョンからVN+1 まですべてのバージョンアップを行うためのバージョンアップファイルを取得しなければならず,その取得したすべてのバージョンアップファイルで,順にバージョンアップを行わなければならない。そのため,ユーザの負担が非常に大きく,またバージョンアップの手順にミスが生じやすいという問題がある。
【0013】
従来の技術(2)の問題点:メーカは,新しいバージョンが作成される度に,V1 →VN+1 ,V2 →VN+1 ,…,VN →VN+1 と,これまでのN回のすべてのバージョンについて,バージョンアップファイルを作成しなくてはならない。また,ユーザは,自分でシステムプログラムの現在のバージョンを調べなければならず,メーカが提供しているすべてのバージョンアップファイルの中から,必要なファイルを自分で判断して取得しなくてはならない。そのため,バージョン番号が増えるに従ってメーカが用意しなければならないバージョンアップファイルの数が増加し,メーカの負担が大きくなる。また,ユーザも自分が使用している現在のバージョンを意識してバージョンアップを行う必要がある。
【0014】
従来の技術(3)の問題点:メーカは,バージョンアップが必要になる度に,新しいバージョンアップファイルを作成するとともに,そのバージョンアップファイルとは別に,バージョンアップ時に自動的にユーザの現在のバージョンを調べ,どのバージョンからバージョンアップを行うかを判断するプログラムを作成しなくてはならない。
【0015】
本発明は,上記問題点の解決を図り,ユーザのシステムプログラムに多数のバージョンが存在する場合においても,メーカは一つのバージョンアップファイルを作成すればよく,かつ,ユーザにとっても現在のバージョンを調べたり,バージョンアップを一度に複数回行ったりするような手間が発生しないシステムプログラムのバージョンアップ手段を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は,上記課題を解決するため,情報機器の記憶装置上に現在起動しているシステムプログラムとは別に,初期バージョンのシステムプログラムを常に保持しておき,バージョンアップを行うときには,初期バージョンのシステムプログラムの複製を記憶装置上の別の領域に作成し,その複製された初期バージョンのシステムプログラムに対してバージョンアップを行う。バージョンアップに成功した場合にのみ,そのバージョンアップ後のシステムプログラムで起動するように起動用のシステムプログラムを切り替える。以上により,初期から最新へのバージョンアップを行うことで,メーカが作成するバージョンアップファイルは常に一つで済むことになる。また,ユーザは現在起動しているシステムプログラムのバージョンを意識する必要がない。
【0017】
すなわち,本発明は,現在起動しているシステムプログラムとは別に,初期バージョンのシステムプログラムを記憶装置に格納しておき,システムプログラムのバージョンアップを行う際には,システムプログラムを初期バージョンから最新バージョンへバージョンアップするためのデータが格納されたバージョンアップファイルを取得し,前記記憶装置の空き領域に前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を作成し,前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を,前記バージョンアップファイルを用いて最新バージョンのシステムプログラムに更新し,起動するシステムプログラムを最新バージョンのシステムプログラムに切り替えることを特徴とする。
【0018】
現在起動しているシステムプログラムから新しいバージョンのシステムプログラムに引き継ぐ必要があるユーザの設定値がある場合には,前記記憶装置に記憶されている現在起動しているシステムプログラムからユーザの設定値を抽出し,抽出した設定値を最新バージョンにバージョンアップしたシステムプログラムに反映する。
【0019】
初期バージョンのシステムプログラムを記憶装置に圧縮して格納しておき,初期バージョンのシステムプログラムの複製を作成する際には,圧縮された初期バージョンのシステムプログラムを解凍して複製を作成することにより,記憶装置における初期バージョンのシステムプログラムを記憶する領域を節減することができる。
【0020】
以上の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを,バージョンアップファイルとともに,またはバージョンアップファイルとは別に,バージョンアッププログラムとしてコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して提供したり,通信回線を介して提供することにより,簡易なシステムプログラムのバージョンアップを実現することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は,本発明の構成例を示すブロック図である。処理装置1は,CPUおよびメモリからなる情報機器であり,記憶装置2は,処理装置1を制御するシステムプログラム等が格納されているハードディスク装置などの装置である。
【0022】
処理装置1は,現在の起動用システムプログラムをバージョンアップファイル3に従って最新バージョンにバージョンアップするためのバージョンアッププログラム10を動作させる。バージョンアッププログラム10は,バージョンアップファイル取得部11,インストール先判定部12,システム領域操作部13,インストール処理部14,システム切替部17の処理機能を実現する命令群によって作成されている。
【0023】
記憶装置2には,初期バージョンのシステムプログラム(以下,システムAと記す)と,現在の起動用システムプログラム(以下,システムBと記す)が記憶されている。本発明のバージョンアップ処理中に作成されるシステムAの複製(以下,システムCと記す)は,記憶装置2上の空き領域に作成される。
【0024】
バージョンアップファイル取得部11は,初期バージョンV1 から最新バージョンVN+1 へのバージョンアップを行うためのバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を取得する。インストール先判定部12は,システムCを作成するための記憶装置2上の連続した空き領域を検出する。システム領域操作部13は,インストール先判定部12が検出した領域にシステムAを複製し,バージョンアップ前のシステムCを作成する。インストール処理部14は,バージョンアップファイル取得部11が取得したバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を用いてシステムCをバージョンアップする。システム切替部17は,システムBからバージョンアップされたシステムCへ起動用システムプログラムを切り替え,その後システムの再起動を行う。
【0025】
図2は,図1に示すバージョンアッププログラム10の処理フローチャートである。図3は,本発明における記憶装置のシステム格納状態の遷移例を示す図である。以下,図2および図3に従って,バージョンアッププログラム10の処理を説明する。なお,図3において,太枠で示される領域は起動用に設定されているシステムプログラムの領域を示している。この例では,現在起動中のシステムBのバージョンがVN であるが,現在起動中のシステムBのバージョンが,どの段階のバージョンVN-i (0≦i≦N−1)であってもよい。
【0026】
図3(a)に示すように,記憶装置2には,初期バージョンV1 のシステムAと,現在起動中のバージョンVN のシステムBとが格納されており,これを最新バージョンVN+1 にバージョンアップするものとする。
【0027】
まず,ステップS1では,バージョンアップファイル取得部11によって,初期バージョンV1 のシステムプログラムを最新バージョンVN+1 に更新するためのデータが格納されているバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を外部から取得する。
【0028】
ステップS2では,インストール先判定部12によって,記憶装置2上の連続する空き領域を検出して,その領域をシステム領域操作部13に通知する。ステップS3では,システム領域操作部13が,その空き領域にシステムAを複製してシステムCを作成する。図3(b)は,システムA(V1 )を記憶装置2の空き領域に複製して,システムC(V1 )を作成した状態を示している。
【0029】
次に,ステップS4では,インストール処理部14が,バージョンアップファイル取得部11が取得したバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を用いて,システムC(V1 )をバージョンアップする。初期バージョンV1 のシステムCは,図3(c)に示すように,最新バージョンVN+1 にバージョンアップされることになる。
【0030】
ステップS5では,システム切替部17によって,起動用システムプログラムを,現在起動しているバージョンVN のシステムBからバージョンアップされた最新バージョンVN+1 のシステムCへ切り替える。これによって,記憶装置2の格納状態は,図3(d)に示すようになる。記憶装置2において起動用システムプログラムを切り替える方法については,種々の方法が知られているので,ここでの詳細な説明は省略する。その後,ステップS6でシステムを再起動すれば,処理装置1は,最新バージョンVN+1 のシステムCで起動されることになる。
【0031】
以上のように,システムプログラムのバージョンアップ処理が正常に終了した場合には,システム切替部17において,起動用システムプログラムがシステムBからバージョンアップされたシステムCへ切り替えられるため,以降,起動されるシステムは最新バージョンVN+1 となる。一方,例えばステップS4でバージョンアップの最中に,ハードウェアトラブルが発生し,バージョンアップ処理が途中で終了した場合,起動用システムプログラムは,まだ切り替えられていないので,その後のシステムの再起動では,バージョンアップ前と同様にシステムBが用いられる。
【0032】
常に記憶装置2上に初期バージョンV1 のシステムAを保持しておき,バージョンアップの際には,システムAを複製したシステムCをバージョンアップすることで,メーカが作成するバージョンアップファイル3は,初期バージョンV1 から最新バージョンVN+1 への1種類でよいことになる。また,特開平11−306007号公報に示されている方法と同様に,現在の起動用システムプログラム(システムB)のバージョンアップを行うのではなく,別のシステムプログラム(システムC)のバージョンアップを行い,それが正常に終了した場合にのみ起動用システムプログラムを切り替えるので,バージョンアップ中にハードウェアトラブルが発生しても,システムBで起動することができる。ここでいうハードウェアトラブルとは,機器の電源切断,機器と記憶装置を接続するケーブルの切断,機器の故障などである。
【0033】
図4は,現在起動中のシステムBで設定されているシステムパラメータ等の設定値を,新しいバージョンのシステムCに反映するための方法を説明する図である。システム設定部16は,図1では図示を省略しているが,必要な場合にはインストール処理部14とシステム切替部17との間に設けられる。システム設定部16は,図1のインストール処理部14でシステムCのバージョンアップが行われた後,現在の起動用システムプログラムであるシステムBからユーザの設定値を抽出し,バージョンアップされたシステムCへ抽出された設定値を書き込んで反映する。設定値の抽出方法としては,あらかじめ定められたアドレスから抽出する方法,特定のファイル名で定義されたファイルから読み出す方法などがある。
【0034】
本発明では,初期バージョンのシステムプログラム(システムA)を,記憶装置2に常に保持し続ける。このシステムAは,バージョンアップのときの更新の基準システムとして利用し,起動用としては使うことはない。そこで,このシステムプログラムを圧縮して記憶装置2に格納することで,記憶装置2の領域の無駄を削減することができる。
【0035】
図5は,本発明におけるシステムAの圧縮の効果を説明する図である。図中,太枠で示される領域は起動用に設定されているシステムプログラムの領域を示している。
【0036】
図5(a)は,システムAが圧縮されていない場合の記憶装置2のシステム格納状態の遷移例を示しているが,システムAを圧縮しないで保持する場合には,システムAの領域として,ほぼ現在の起動用システムBの領域と同じ大きさの領域が使われることになる。
【0037】
これに対し,図5(b)に示すように,システムAのファイルを圧縮して記憶装置2に格納しておき,バージョンアップのためにシステムAを複製する際には,インストール先判定部12によって検出した空き領域に,圧縮されているシステムAをシステム領域操作部13によって解凍し,圧縮前のシステムAと同じ状態になるように複製(システムC)を作成する。このようにシステムAを圧縮して保持すると,バージョンアップ時にシステムAを解凍する必要があるため,システムAを単純にコピーするだけの場合より時間がかかるが,常時,小さい領域でシステムAを保持することができる。実際には,システムプログラムのバージョンアップなどが頻繁に行われることはなく,解凍時間が問題となることは考えられない。常時,記憶領域2の空き領域を多く確保できるほうが有用である。
【0038】
図6は,本発明における不要なシステム削除の効果を説明する図である。図中,太枠で示される領域は,起動用に設定されているシステムプログラムの領域を示している。
【0039】
図6(a)は,不要なシステム削除を行わない場合の記憶装置のシステム格納状態の遷移例を示す。本発明では,システムAの複製を作成してバージョンアップを行っていくため,バージョンアップを繰り返すごとに,図6(a)に示すように記憶装置2に格納されるシステムプログラム数が増加する。
【0040】
そこで,図6(b)に示すように,バージョンVN からバージョンVN+1 にバージョンアップし,起動するシステムプログラムを切り替えて再起動した後に,システム領域操作部13によって元のバージョンVN のシステムを記憶装置2から削除する。こうすることによって,使用しないシステムプログラムを記憶装置2からなくし,システム領域の増大を避けることができる。つまり,バージョンアップごとに初期バージョン(V1 )と最新のバージョンのシステムプログラム以外のシステムプログラムを削除するため,記憶装置2におけるシステム領域率がほとんど変化しない。
【0041】
図7は,本発明の他の実施の形態のバージョンアップ処理フローチャート(2)である。図7の処理は,図2の処理にバージョンアップが成功したか否かを確認する処理を加えたものである。
【0042】
バージョンアップ取得部11がバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を外部から取得すると(ステップS10),インストール先判定部12は,記憶装置2上の連続する空き領域を検出し(ステップS11),システム領域操作部13は,その空き領域にシステムAを複製してシステムCを作成する(ステップS12)。
【0043】
次に,インストール処理部14は,システムCをステップS10で取得したバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3でバージョンアップし(ステップS13),バージョンアップが成功したかどうかを確認する(ステップS14)。成功しなければ,システムCを削除し(ステップS17),記憶装置2におけるシステムCの領域を解放して処理を終了する。成功した場合には,システム切替部17は,起動用システムプログラムをシステムBからバージョンアップしたシステムCへ切り替え(ステップS15),システムを再起動する(ステップS16)。
【0044】
この処理では,インストール処理部14でバージョンアップファイル3を用いてシステムCのバージョンアップを行った後に,バージョンアップが正常に行われたかどうかを判定し,誤ったバージョンアップファイルを用いたため処理を途中で中止していないかを確認する。誤ったファイルとは,インストール済みのバージョンアップファイル,本機器バージョンアップ以外の用途のファイル,バグが存在するバージョンアップファイルなど,正常なバージョンアップが行われないファイルを指す。起動するシステムプログラムを切り替える前にバージョンアップが正常に行われたかを判定することで,正常に動作しないシステムプログラムで再起動することを避けることができる。確認の方法として,例えばチェックサムによる確認,システム切り替え前のテスト走行による確認,オペレータへの問い合わせによる確認などの方法を用いることもできる。
【0045】
【実施例】
図8は,本発明の一実施例を示すブロック図である。処理装置1は,CPUおよびメモリからなる情報機器(コンピュータ)であり,この処理装置1で動作するシステムプログラムのバージョンアップのためのバージョンアッププログラム100は,バージョンアップファイル取得部101,インストール先判定部102,システム領域操作部103,インストール処理部104,バージョンアップ終了判定部105,システム設定部106,システム切替部107を備えている。
【0046】
処理装置1には,バージョンアップファイル3を外部記憶媒体や通信回線を介して入力するための入力インタフェース4が接続され,また,記憶装置2が接続されている。記憶装置2には,圧縮されている初期バージョンV1 のシステムプログラム(システムA)と,現在の起動用システムプログラム(システムB)が格納されている。
【0047】
バージョンアップファイル取得部101は,V1 →VN+1 のバージョンアップを行うためのバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を,入力インタフェース4を通して取得する。インストール先判定部102は,システムCを作成するための記憶装置2上の連続した空き領域を検出する。システム領域操作部103は,インストール先判定部102が検出した領域にシステムAを解凍してシステムCを作成する。インストール処理部104は,バージョンアップファイル取得部101が取得したバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を用いてシステムCをバージョンアップする。バージョンアップ終了判定部105は,システムCのバージョンアップが成功したか否かを確認する。システム設定部106は,現在の起動用システムプログラムであるシステムBからユーザの設定値を抽出し,バージョンアップされたシステムCへ抽出された設定値を反映する。システム切替部107は,システムBからバージョンアップされたシステムCへ起動するシステムプログラムを切り替え,その後システムの再起動を行う。
【0048】
図9は,本実施例におけるバージョンアッププログラムの処理フローチャートである。バージョンアップの指示により,バージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を外部から取得すると(ステップS20),記憶装置2上の連続する空き領域を検出して(ステップS21),その空き領域にシステムAを解凍することにより,初期バージョンのシステムAを複製したシステムCを作成する(ステップS22)。
【0049】
次に,システムCをステップS20で取得したバージョンアップファイル(V1 →VN+1 )3を用いてバージョンアップし(ステップS23),バージョンアップが成功したかどうかを確認する(ステップS24)。不成功であればステップS29へ進み,システムAを複製したシステムCを記憶装置2から削除し,処理を終了する。
【0050】
バージョンアップ成功であれば,システムBからシステムCに引き継ぐためのユーザの設定値を抽出してシステムCに反映し(ステップS25),起動用システムプログラムをシステムBからバージョンアップされたシステムCへ切り替える(ステップS26)。その後,システムを最新バージョンVN+1 のシステムCで再起動し(ステップS27),システムBを記憶装置2から削除する(ステップS28)。なお,システムBの削除は,バージョンアップごとに行うのではなく,記憶装置2の空き領域の様子を見て,適宜行うようにしてもよい。
【0051】
本発明の実施例における記憶装置のシステム格納状態の遷移例を,図10に従って説明する。図中,太枠で示される領域は起動用に設定されているシステムプログラムの領域を示している。バージョンアップの処理に伴って,システムプログラムの格納状態は,図10(a)〜(e)に示すように変化する。
【0052】
図10(a)は,バージョンアップ前の記憶装置2のシステムプログラムの格納状態を示す。圧縮されたシステムA(V1 )と,システムB(VN )の二つのシステムが格納されている。図10(b)は,圧縮されたシステムA(V1 )を解凍してシステムC(V1 )を作成した状態を示す。図10(c)は,システムC(V1 )をバージョンアップし,バージョンアップされたシステムC(VN+1 )となった状態を示す。図10(d)は,システムB(VN )からバージョンアップされたシステムC(VN+1 )へ,起動用システムプログラムが切り替えられた状態を示す。図10(e)は,システムB(VN )を削除し,バージョンアップ処理を終了した状態を示す。
【0053】
上記バージョンアップファイル3を用いてバージョンアップするバージョンアッププログラム100は,どの段階のバージョンアップであっても共通のものを用いることができる。
【0054】
以上の説明において,初期バージョンV1 とは,最初に提供されたシステムプログラムのバージョンであり,その後のバージョンアップファイル作成の基準となるバージョンであるが,厳密な意味での最初のバージョンでなくてもよく,例えばシステムプログラムの大きな改変があった場合には,その改変後に最初に提供されたシステムプログラムのバージョンを初期バージョンとして扱うこともできる。
【0055】
本実施例の特徴を列挙すると,以下のとおりである。
【0056】
(付記1)コンピュータのシステムプログラムをバージョンアップする方法であって,
現在起動しているシステムプログラムとは別に,初期バージョンのシステムプログラムを記憶装置に格納しておき,
システムプログラムのバージョンアップを行う際には,システムプログラムを初期バージョンから最新バージョンへバージョンアップするためのデータが格納されたバージョンアップファイルを取得し,
前記記憶装置の空き領域に前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を作成し,
前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を,前記バージョンアップファイルを用いて最新バージョンのシステムプログラムに更新し,
起動するシステムプログラムを最新バージョンのシステムプログラムに切り替える
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。
【0057】
(付記2)付記1に記載のシステムプログラムのバージョンアップ方法において,
前記記憶装置に記憶されている現在起動しているシステムプログラムからユーザの設定値を抽出し,抽出した設定値に基づいて最新バージョンにバージョンアップしたシステムプログラムを設定する過程を有する
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。
【0058】
(付記3)付記1に記載のシステムプログラムのバージョンアップ方法において,
前記初期バージョンのシステムプログラムを前記記憶装置に圧縮して格納しておき,
前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を作成する際には,圧縮された初期バージョンのシステムプログラムを解凍して複製を作成する
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。
【0059】
(付記4)付記1に記載のシステムプログラムのバージョンアップ方法において,
バージョンアップ前に起動していたシステムプログラムを,バージョンアップ後に前記記憶装置から削除する過程を有する
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。
【0060】
(付記5)付記1に記載のシステムプログラムのバージョンアップ方法において,
システムプログラムのバージョンアップが成功したか否かを判定し,成功しなかった場合には前記最新バージョンのシステムプログラムへの切り替えを行わない
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。
【0061】
(付記6) 機器のシステムプログラムをバージョンアップする方式において,
現バージョンと初期バージョンを含めた複数のシステムプログラムを格納する手段と,
前記初期バージョンのシステムプログラムを複製する手段と,
バージョンアップ用のデータを用いて,初期バージョンのシステムプログラムを最新バージョンに変更する手段と,
起動するシステムプログラムを最新バージョンのシステムプログラムに切り替える手段とを具備する
ことを特徴とするシステムバージョンアップ方式。
【0062】
(付記7)現在起動しているシステムプログラムとは別に,初期バージョンのシステムプログラムを格納している記憶装置を備えるコンピュータのシステムプログラムをバージョンアップするためのプログラムであって,
前記記憶装置の空き領域に前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を作成する処理と,
システムプログラムを初期バージョンから最新バージョンへバージョンアップするためのデータが格納されたバージョンアップファイルを用いて,前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を,最新バージョンのシステムプログラムに更新する処理と,
起動するシステムプログラムを最新バージョンのシステムプログラムに切り替える処理とを,
コンピュータに実行させるためのシステムプログラムのバージョンアップ用プログラム。
【0063】
(付記8)現在起動しているシステムプログラムとは別に,初期バージョンのシステムプログラムを格納している記憶装置を備えるコンピュータのシステムプログラムをバージョンアップするためのプログラムを記録した記録媒体であって,
前記記憶装置の空き領域に前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を作成する処理と,
システムプログラムを初期バージョンから最新バージョンへバージョンアップするためのデータが格納されたバージョンアップファイルを用いて,前記初期バージョンのシステムプログラムの複製を,最新バージョンのシステムプログラムに更新する処理と,
起動するシステムプログラムを最新バージョンのシステムプログラムに切り替える処理とを,
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ用プログラム記録媒体。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,システムプログラムをバージョンアップするときには,常に初期バージョンV1 から最新バージョンVN+1 へバージョンアップすることにより,メーカが作成するバージョンアップファイルは,初期バージョンV1 から最新バージョンVN+1 へバージョンアップするデータが格納されたファイルの1種類でよくなり,バージョンアップファイルの作成および配布が簡易になる。また,ユーザにとっても,バージョンアップ時にどのバージョンアップファイルを適用するかを判断する必要がなくなり,簡単に最新バージョンへのバージョンアップを行うことができるようになる。特に,バージョンの確認がしにくいアプライアンスサーバ等の情報機器では,効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるシステムプログラムバージョンアップ処理フローチャート(1)である。
【図3】本発明における記憶装置のシステム格納状態の遷移例を示す図である。
【図4】本発明における設定値反映方法を説明する図である。
【図5】本発明におけるシステムAの圧縮の効果を説明する図である。
【図6】本発明における不要なシステム削除の効果を説明する図である。
【図7】本発明によるシステムプログラムバージョンアップ処理フローチャート(2)である。
【図8】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図9】本実施例におけるシステムプログラムバージョンアップ処理フローチャートである。
【図10】本発明の実施例における記憶装置のシステム格納状態の遷移例を示す図である。
【図11】アプライアンスサーバを利用したシステムの例を示す図である。
【図12】従来の技術(1)において提供されるバックアップファイルの例を示す図である。
【図13】従来の技術(2)において提供されるバックアップファイルの例を示す図である。
【図14】従来の技術(3)において提供されるバックアップファイルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 処理装置
10 バージョンアッププログラム
11 バージョンアップファイル取得部
12 インストール先判定部
13 システム領域操作部
14 インストール処理部
16 システム設定部
17 システム切替部
2 記憶装置
3 バージョンアップファイル
4 入力インタフェース
100 バージョンアッププログラム
101 バージョンアップファイル取得部
102 インストール先判定部
103 システム領域操作部
104 インストール処理部
105 バージョンアップ終了判定部
106 システム設定部
107 システム切替部
Claims (5)
- コンピュータの起動用システムプログラムをバージョンアップする方法であって,
現在起動している起動用システムプログラムとは別に,初期バージョンの起動用システムプログラムを記憶装置に格納しておき,
起動用システムプログラムのバージョンアップを行う際に,前記記憶装置の空き領域に前記初期バージョンの起動用システムプログラムの複製を作成し,
起動用システムプログラムを初期バージョンから最新バージョンへバージョンアップするためのデータが格納されたバージョンアップファイルを用いて,前記初期バージョンの起動用システムプログラムの複製を,最新バージョンの起動用システムプログラムに更新し,
起動する起動用システムプログラムを最新バージョンの起動用システムプログラムに切り替える
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。 - 請求項1に記載のシステムプログラムのバージョンアップ方法において,
前記記憶装置に記憶されている現在起動している起動用システムプログラムからユーザの設定値を抽出し,抽出した設定値に基づいて最新バージョンにバージョンアップした起動用システムプログラムを設定する過程を有する
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。 - 請求項1に記載のシステムプログラムのバージョンアップ方法において,
前記初期バージョンの起動用システムプログラムを前記記憶装置に圧縮して格納しておき,
前記初期バージョンの起動用システムプログラムの複製を作成する際には,圧縮された初期バージョンの起動用システムプログラムを解凍して複製を作成する
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ方法。 - 現在起動している起動用システムプログラムとは別に,初期バージョンの起動用システムプログラムを格納している記憶装置を備えるコンピュータの起動用システムプログラムをバージョンアップするためのプログラムであって,
前記記憶装置の空き領域に前記初期バージョンの起動用システムプログラムの複製を作成する処理と,
起動用システムプログラムを初期バージョンから最新バージョンへバージョンアップするためのデータが格納されたバージョンアップファイルを用いて,前記初期バージョンの起動用システムプログラムの複製を,最新バージョンの起動用システムプログラムに更新する処理と,
起動する起動用システムプログラムを最新バージョンの起動用システムプログラムに切り替える処理とを,
コンピュータに実行させるためのシステムプログラムのバージョンアップ用プログラム。 - 現在起動している起動用システムプログラムとは別に,初期バージョンの起動用システムプログラムを格納している記憶装置を備えるコンピュータの起動用システムプログラムをバージョンアップするためのプログラムを記録した記録媒体であって,
前記記憶装置の空き領域に前記初期バージョンの起動用システムプログラムの複製を作成する処理と,
起動用システムプログラムを初期バージョンから最新バージョンへバージョンアップするためのデータが格納されたバージョンアップファイルを用いて,前記初期バージョンの起動用システムプログラムの複製を,最新バージョンの起動用システムプログラムに更新する処理と,
起動する起動用システムプログラムを最新バージョンの起動用システムプログラムに切り替える処理とを,
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
ことを特徴とするシステムプログラムのバージョンアップ用プログラム記録媒体。
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