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JP3975394B2 - 電動駆動装置制御ユニット - Google Patents

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JP3975394B2
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  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機を動力とする駆動装置の制御ユニットに関し、特に、電気自動車用駆動装置やハイブリッド車用駆動装置に用いる制御ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電動機(本明細書において、モータと、モータとしても作動させるジェネレータを総称して電動機という)を収容する駆動装置ケース上に、電動機と駆動装置の制御のためのインバータを構成するSW素子パワーモジュールやコンデンサ等を収容したインバータケースを搭載したインバータ一体化モータ駆動装置が開発されてきている。こうしたインバータ等を内蔵する制御ユニットを一体化した駆動装置を車両、特にそのエンジンルーム内に搭載する場合、一意に一体化するとは言え、インバータ周辺には様々な搭載上の制約が発生する。例えば、車両前後方向にはクラッシャブルゾーンを確保する必要があり、左右方向にはサイドメンバーが存在する等といった制約がそれに当る。そこで、インバータ等を含む制御ユニットを、駆動装置から比較的制約の少ない車両上方向に延ばした形態で配設した駆動装置が、特開2001−119898号公報において提案されている。
【0003】
この駆動装置の制御ユニットは、駆動装置ケースの頂部に固定する有底矩形筒状のインバータケースの底壁にインバータのスイッチング素子パワーモジュールを固定し、ケースフレームの筒状胴部の中間に張出させた取付部に、インバータの平滑コンデンサをブラケットを介して固定し、更に、胴部頂壁に制御基板を固定した構造とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術におけるインバータケースの駆動装置に対する一体化のための位置付けは、それ自体適切なものではあるが、インバータケースの構造に関して、更に改善すべき下記のような課題が残されている。
【0005】
(コンパクト性)
大電流を扱うインバータのスイッチング素子パワーモジュールは、それ自体発熱体であるため、冷却性を考慮して、その表面積を広くされるのが一般的である。これに対して、インバータケースのフレームの胴部は、パワーモジュールを取り囲むようになっているため、比較的大きい面積を有する筒体となる。したがって、フレームに固定される平滑コンデンサや制御基板も、その面積に合わせなければならない。すなわち、フレームの胴部が四角形の形状を有する筒状に構成されるため、それに固定される平滑用コンデンサ、制御基板及びスイッチング素子パワーモジュールの内の最大面積を有するものにより胴部の面積が定まり、他の2部品もその面積に合わさざるを得ないため、面積的に3部品間で影響を与えてしまい、他の2部品の周りにデッドスペースが出来てしまうのは必至である。
【0006】
(組立性)
ケースフレーム胴部の高さ方向におけるほぼ中央の張出部に平滑コンデンサを保持したブラケットをボルト止めする構造であるため、ねじ締め作業がフレーム奥部の作業となる上、平滑コンデンサと胴部の壁との隙間が僅かしかないため、この僅かな空間を通してブラケットをフレームに締結する作業が極めて困難なものとなる。同様のことが、平滑コンデンサの端子と配線基板部を接続する際の作業についても言える。
【0007】
(製造性)
ケースフレームは、その胴部の下端、ほぼ中央及び上端において、インバータ・制御基板収容室内に向けて突出させられるDCコネクタ用の支持部、コンデンサブラケット用の第1の取付部、制御基板用の第2の取付部を、高さ方向における3ケ所に、内方に向けて突出する部分として備える構造であるため、ケースフレームをダイカストのような一般的な工法で製造することが困難であり、特殊な工法が必要で工数やコストアップになってしまう。
【0008】
(耐震性)
ケースフレームの構造上、最上方の部品に対する支持部を胴部の周りにしか設けることができないため、曲げ剛性の低い制御基板が、その周縁部のみでフレームに固定される構造となり、この構造では振動等で中央部が撓み易いため、制御に悪影響を与える膜振動の発生の可能性が懸念される。
【0009】
そこで、こうした種々の問題点を解決すべく、本発明は、制御ユニットを構成する各部品を、それらの大きさの順に順次積み重ねて固定する構成を採ることで、コンパクト性、組立性、製造性、耐震性共に優れた電動駆動装置制御ユニットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、請求項1に記載のように、電動機を備える駆動装置の電動機制御のためのインバータと、前記駆動装置を制御する制御基板とを収容した電動駆動装置制御ユニットにおいて、前記インバータのスイッチング素子パワーモジュールを収納する有底矩形短筒状のケースフレームである第1の基台と、リブ構造を有し、前記インバータ用の平滑コンデンサを載置するブラケットである第2の基台と、前記制御基板を載置する第3の基台と、を備えてなり、前記第2の基台を前記第1の基台としての前記ケースフレーム内の少なくとも4隅に設けられ、ねじ穴が形成されたボス部である載置取付け部にボルトにより締結固定すると共に、前記第3の基台を前記第2の基台に固定したことを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、請求項2に記載のように、2つの電動機を備える駆動装置の電動機制御のためのインバータと、前記駆動装置を制御する制御基板とを収容した電動駆動装置制御ユニットにおいて、前記インバータの前記2つの電動機用の各スイッチング素子パワーモジュールを並べて収納する有底矩形短筒状のケースフレームである第1の基台と、リブ構造を有し、前記インバータ用の平滑コンデンサを載置するブラケットである第2の基台と、前記制御基板を載置する第3の基台と、を備えてなり、前記第2の基台を前記第1の基台としての前記ケースフレーム内の少なくとも4隅に設けられ、ねじ穴が形成されたボス部である載置取付け部にボルトにより締結固定すると共に、前記第3の基台を前記第2の基台に固定したことを特徴とする。
【0012】
上記の場合、請求項3に記載のように、前記平滑コンデンサは、前記2つの電動機のスイッチング素子パワーモジュールに共通の平滑回路に介装された構成とすると更に有効である。
【0013】
また、請求項4に記載のように、前記各スイッチング素子パワーモジュールは、それらの直流端子を前記第1の基台の一方側に、それらの出力端子を他方側に揃えて並べられた構成とするのも有効である。
【0014】
上記の構成において、請求項5に記載のように、前記平滑コンデンサは、その端子を前記スイッチング素子パワーモジュールの直流入力側に向けて前記第2の基台に固定された構成を採るのが有効である。
【0015】
また、上記いずれかの構成において、請求項6に記載のように、前記制御基板は、その周縁部分と中央部分で前記第3の基台に固定された構成を採るのも有効である。
【0016】
更に、上記いずれかの構成において、請求項7に記載のように、前記第3の基台は、緩衝部材を介して前記第2の基台に固定された構成とするのが有効である。
【0017】
上記各構成からなる電動駆動装置制御ユニットは、請求項8に記載のように、前記駆動装置に一体化される構成とするのが有効である。
【0018】
上記の場合、請求項9に記載のように、電動駆動装置制御ユニットは、車両前方に対して、前傾姿勢で電動駆動装置に取り付けられる構成とすると更に有効である。
【0019】
上記の場合、請求項10に記載のように、前記ケースフレームの上部はカバーで被覆され、前記カバーの前面と後面は、車両への搭載状態で垂直面と水平面となる傾斜面とされた構成とすると更に有効である。
【0020】
また、上記いずれかの構成において、請求項11に記載のように、前記第3の基台は、前記第2の基台側とは反対側に、前記制御基板の取付け部を有する構成とすることも有効である。
【0021】
更に、上記いずれかの構成において、請求項12に記載のように、前記第2の基台の4隅の前記載置取付け部と符合する位置に、前記載置取付け部への取り付けのための締結部が設けられていることも有効である。
【0022】
また、上記いずれかの構成において、請求項13に記載のように、前記第2の基台の少なくとも前記締結部より内側の4隅に、前記制御基板を取り付けるための第2載置取付け部が設けられ、前記第3の基台の4隅の前記第2載置取付け部と符合する位置に、前記第2載置取付け部への取り付けのための第2締結部が設けられていることも有効である。
【0023】
更に、上記いずれかの構成において、請求項14に記載のように、前記ケースフレームに固定され、該ケースフレームとともに、前記スイッチング素子パワーモジュール、前記平滑コンデンサ及び前記第2の基台、並びに前記制御基板及び前記第3の基台を覆うカバーを備えた構成とすることも有効である。
【0024】
【発明の作用及び効果】
上記請求項1に記載の構成では、コンパクト性に関して、制御ユニットを構成するスイッチング素子パワーモジュール、平滑コンデンサ及び制御基板の3部品を基台を介して高さ方向に積み上げた構成となるため、面積的に小さくすることができ、制御ユニットの小型化が可能となる。また、こうした基台を介する積み上げ構成とすることで、各部品をサブアッシー化して、互いが他の2部品の面積に規制されることなく、それ自体に最適な大きさで構成することができるため、一般的に冷却性を考えて表面積を確保しなければならないスイッチング素子パワーモジュールを最大の第1の基台に固定し、大きな面積を必要としない制御基板を最小の第3の基台に固定し、要求するインバータの性能等によって、その数や大きさが異なるものの、概ねそれらの中間の面積となる平滑コンデンサを中間の第2の基台に固定することで、それらが上に重なるに連れて面積的に小さくなっていく関係となり、制御ユニットが立体的にも小型化される。また、組立性に関しても、各々の部品を基台ごとにサブアッシー化して単純に固定するだけなので、作業スペースの制約が生じることがないため、組立性が向上する。更に、製造性についても、上記のような積み上げ構成により、各基台の形状が単純化されるため、各々の基台をダイカスト等の一般的な工法で製造することができるため、工数やコスト削減が可能となる。そして、付随的な効果として、スイッチング素子パワーモジュールと平滑コンデンサが上下に重なった近接配置となるため、それらの結線を短くすることで、スイッチングにより生じるサージ電圧を小さくすることができる。しかも、基台を介する載置で、第2の基台と第3の基台が、スイッチング素子のスイッチングノイズを遮蔽する役割を果たし、平滑コンデンサと制御基板に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
【0025】
次に、請求項2に記載の構成では、上記の各効果が、2つの電動機を備える電動駆動装置用の制御ユニットにおいて達成される。
【0026】
また、請求項3に記載の構成では、制御ユニットのインバータの平滑回路において最大のスペースを要する平滑コンデンサのための配設スペースを削減して、2つの電動機を駆動用及び発電用として備える電動駆動装置用の制御ユニットを一層コンパクト化することができる。
【0027】
更に、請求項4に記載の構成では、スイッチング素子パワーモジュールの各端子の整列により、それらに接続するバスケーブル、バスパネル等の配線上の引き回しが整理されるため、それらの配設スペースの削減に役立つとともに、組立工数の低減も可能となる。
【0028】
更に、請求項5に記載の構成では、インバータを構成するスイッチング素子パワーモジュールと平滑コンデンサとの直流回路上での最短距離接続が可能となるため、インバータのスイッチングにより生じるサージ電圧を一層小さくすることができる。
【0029】
また、請求項6に記載の構成では、制御ユニットを構成する他の部品に比べて薄板状であることで撓みやすく、振動が加わる場合の共振で膜振動を生じやすい制御基板を、第3の基台の剛性を利用して高剛性化することができるため、制御ユニットの耐震性を向上させることができる。
【0030】
また、請求項7に記載の構成では、制御ユニットが振動した場合でも、制御基板への振動の伝播を緩衝部材で減衰させることができるため、上記の理由で振動に弱い制御基板を保護することができるため、それにより制御ユニット全体の耐震性を一層向上させることができる。
【0031】
また、請求項8に記載の構成では、前記のような各基台を介する積み上げ方式で面積的にも、立体的にもコンパクト化された制御ユニットを一体化することで、制御ユニット一体化電動駆動装置の全体構成をコンパクト化することができ、それにより駆動装置の車両への搭載性を向上させることができる。
【0032】
また、請求項9に記載の構成では、制御ユニット一体化電動駆動装置の外形上で、車両への搭載上でスペース的に余裕のある車両上方かつ前方に斜めに制御ユニットが延びる形態となるため、駆動装置の全高と前後方向寸法の増加を最小限に抑えた構成を実現できる。
【0033】
また、請求項10に記載の構成では、制御ユニット一体化電動駆動装置の外形上で、特に駆動装置の上方と前方に突出部が生じない形状とすることができるため、駆動装置の車両への搭載性が一層向上する。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿い、本発明の実施形態を説明する。図1は実施形態に係る電動駆動装置制御ユニットを分解斜視図で示す。この制御ユニットは、電動機制御のための電動機制御ユニットと、駆動装置を制御する制御ユニットとから構成される。電動機制御ユニットは、駆動用電動機(以下モータという)及び発電用電動機(以下ジェネレータという)を共に車載バッテリを電源として駆動する3相交流電動機とすることから、モータ及びジェネレータをそれぞれ制御するインバータとされている。
【0035】
周知のように、交直流変換器としてのインバータは、一般に図2に示すような電気回路構成を取るもので、モータM用のものについては、バッテリ電源(B)の直流をスイッチング作用で交流(電動機が3相交流電動機の場合は3相)に変換してモータ(M)の3相コイル(U,V,W)に供給し、ジェネレータ(G)用のものについては、3相コイル(U,V,W)に生じる交流をスイッチング作用と、平滑コンデンサ(C)とチョークコイル(L)による平滑化で直流に変換してバッテリ電源(B)に供給するものである。
【0036】
この形態では、インバータのスイッチング回路部は、図3に実体的平面構成を示すように、スイッチングトランジスタや付随の回路チップと、それらを配した回路基板からなるスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugとされており、基板の一方側に2極の直流端子P1,P2が配置され、他方側に3極の交流端子P3,P4,P5が配置されている。図2に示す直流回路部の平滑コンデンサCは、これらモジュールUm,Ugとは直流端子P1,P2にバスパネルを介して接続する別配置とされている。また、駆動装置制御ユニットは、駆動装置全体を制御する各種プログラム及びデータを格納したメモリとマイクロコンピュータを主体とする電子制御装置(ECU)を構成するもので、実体的には、各種機能チップを回路上に配した制御基板Ucの形態を取るものとされている。
【0037】
図1に戻って、制御ユニットを収容する第1の基台としてのケース20は、放熱と軽量を目的としてアルミニウム材の鋳造品からなり、2つのスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugを、それらの直流端子P1,P2と交流端子P3〜P5の向きを揃えて、隣接させて並べた外形に概ね符合する断面形状の有底矩形短筒状のフレーム構造とされている。フレーム20の4隅と3極の交流端子P3〜P5側の辺部中央には、ねじ穴を形成したボス部が設けられ、これらが平滑コンデンサC用の第2の基台としてのブラケット23の載置取付け部20cとされている。
【0038】
スイッチング素子パワーモジュールUm,Ugは、それらを収容するケースフレーム20の底上げされた底壁の切削加工仕上げ面に密接させて、適宜の手段で最大限の接触面積を確保するように緊密に接触させて(この理由については、後に詳記する)直接固定されている。
【0039】
平滑コンデンサCは、本形態では3本構成とされ、それらの端子部(図1においては裏側に隠れている)をスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugの直流端子P1,P2が設けられた直流入力側と同方向に向けてブラケット23に並べて配置されている。ブラケット23は、放熱性、軽量、高剛性を狙ってリブ構造を有する概ね板状とされ、板面から上方に突出する形態で横向き円筒状の平滑コンデンサ収容部23aが形成され、4隅には前記フレーム20の載置取付け部20cと符合する位置関係にボルト通し孔を形成した締結部23bが設けられている。また、これら締結部23bより内側の4隅と、それら4隅の概ね中間部に当る2箇所に、上方に延びる合計6個のボス部が設けられ、これらボス部にはねじ穴が形成されて制御基板Ucの載置取付け部23c(第2載置取付け部)とされている。こうした構成からなるブラケット23に対して、各平滑コンデンサCは、収容部23aに嵌合させ、端子側の端面に当て付けた止め具のブラケット23へのボルト止めにより抜け止め固定されている(この固定構造については、組付け過程を示す後出の図5参照)。
【0040】
制御基板Ucは、これも先のブラケット23と同様に、放熱性、軽量、高剛性を狙ってリブ構造を有する概ね板状とされた第3の基台としてのブラケット24の上面にねじ止め固定されており、このブラケット24の4隅には、前記平滑コンデンサCのブラケット23の載置取付け部23cと符合する位置関係に締結部24a(第2締結部)が設けられている。図4に制御基板Ucを除去してブラケット24のみを示すように、制御基板Ucの取付け部24bはブラケット24の上面から若干突出したボス部とされている。これらボス部は、縦横方向に実質上一定間隔で12箇所設けられている。そして、これらボス部を避ける位置に、ブラケット23の載置取付け部23cと符合する位置関係に別の2箇所の締結部24aが設けられている。これらの締結部24aには、ゴム等の弾性材からなる緩衝部材25が配設されている。これらの緩衝部材25は、締結部24aの上下面と、そのボルト通し孔の内周面に沿うように締結部24aとボルトの間に介在する鍔付ブッシュ状とされている。
【0041】
以上の構成からなる各ブラケット23,24は、まず平滑コンデンサCのブラケット23をフレーム20内で載置取付け部20cに位置合わせして5箇所でボルト止めすることで、図5に示すように、平滑コンデンサCの+−両端子がフレーム20の上端より上方に突出した位置となる。そこでこの状態でコンデンサ端子とインバータの直流端子P1,P2を接続するバスパネル26をボルト止めすることで、各平滑コンデンサCのインバータ回路への接続が完了する。この際のバスパネル26に対するインバータの直流端子P1,P2の位置は、フレーム20の上端からみて極浅い位置にあるため、この部分のボルト止めは、空間的に狭くても極めて容易な作業となる。また、コンデンサ端子に対するバスパネル26のボルト止めは、周りに空間的な制約がない状態で行なうことができる。
【0042】
こうして平滑コンデンサCの組付けが終わった後に、フレーム20の上端より上方に突き出た平滑コンデンサCのブラケット23の上に、その載置取付け部23cに位置合わせして制御基板Ucのブラケット24を載せ、6箇所でボルト止めすることで、図6に示すように、スイッチング素子パワーモジュールのみが横並びで、その上に平滑コンデンサCが載置され、更にその上に制御基板Ucが載置された上方に窄まった3階建て構造となる。こうして組み上がった制御ユニットUの平滑コンデンサCと制御基板Ucを覆うように、フレーム20の上部に帽子状、すなわちフレームとの合わせ面部で最大の外形を有し、上部が次第に狭まる形状のカバー27を被せて、制御ユニットが完成する。
【0043】
次に、前記の構成からなる制御ユニットUをハイブリッド車用の駆動装置に一体化した実施形態を説明する。図7は駆動装置の各軸を同一平面上に展開して軸方向断面を示す。この駆動装置は、第1軸I上配置のジェネレータGと、第2軸II上配置のモータMと、第4軸IV上配置のディファレンシャル装置Dと、第1軸I上配置のシングルピニオン構成のプラネタリギヤセットPとを主要な構成要素とし、第1軸I上でプラネタリギヤセットPに連結される図にクランク軸端のみを示す内燃機関(以下、エンジンという)Eと、これと同軸のジェネレータGとをプラネタリギヤセットPを介して相互且つ第3軸III上のカウンタギヤ機構Tを介してディファレンシャル装置Dに駆動連結するとともに、モータMをカウンタギヤ機構Tを介してディファレンシャル装置Dに直接連結し、更に、エンジンEの逆回転阻止のためのワンウェイクラッチFと、ジェネレータGの空転阻止のためのブレーキBとを付設した構成とされている。
【0044】
図8に各軸の実際の位置関係をエンジンとの連結側から見た側面図で示すように、この駆動装置は、ディファレンシャル装置Dを配した第4軸IVを最も低い位置とし、その概ね上方にモータMを配した第2軸IIを位置させ、第4軸IVの前方(車載状態での前方、すなわち図示右側)やや上方にジェネレータG等を配した第1軸Iを位置させた配置とされている。なお、図8上では第3軸は現れていないが、この軸位置は、第1軸、第2軸及び第4軸の軸心を結ぶ直線で囲まれる三角形の概ね中央の位置にある。
【0045】
こうした構成からなる駆動装置に対して、図1に示す制御ユニットUは、駆動装置と一体化した状態での装置の全高を低くすべく、制御ユニットUの取付け面が図8に示すようにモータM及びジェネレータGの外径と概ね接するように連結され、モータM及びジェネレータGの軸位置の高さが異なることから、駆動装置の前方に前傾姿勢で駆動装置ケース10に取付けられている。そして、この前傾姿勢と、カバー27の前記形状との関係が、カバー27の前面を車両に対して実質上垂直に、また後面を実質上水平として、駆動装置全体の形状を前方及び上方に突出部のないコンパクトな外形とするのに役立っている。
【0046】
この形態における制御ユニットUは、これらを構成する各部品のうち、大電流を扱うスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugが、その構成チップからの発熱が大きいことから、ケースフレーム20の底壁で構成されるヒートシンクH(図7参照)に接しさせて冷却すべく、最下方に底壁面上に並べて配置し、その上部に前記のようにインバータの平滑回路用のコンデンサCを配置し、更にその上方に制御基板Ucを配置した構成とされている。
【0047】
この形態では、駆動装置の機構各部の潤滑と、モータM及びジェネレータGの冷却のために駆動装置ケース10内でATF(オートマチック・トランスミッション・フルイド:本明細書においてオイルという)を循環させ、このオイルを別のクーラント(例えば水、不凍液等を用いる)との熱交換で冷却する方式を採ることと、駆動装置にその制御ユニットUを一体配置とし、これをクーラントとの熱交換で冷却する方式を採ることから、駆動装置と制御ユニットUとの連結部に冷却装置が配置されている。
【0048】
冷却装置は、駆動装置ケース10側の合わせ面に形成されたオイル溜まり11と、オイル溜まり11を覆う蓋を構成するアルミ材等の熱伝導性のよい材料からなるフィン付伝熱壁12と、制御ユニットUの各部品を収容し、同様にアルミ材等の熱伝導性のよい材料からなるケースフレーム20の底壁部20aに形成されたヒートシンクHとで構成される。駆動装置ケース10側のオイル溜まり11は、プラネタリギヤセットPのキャリアに駆動連結されたオイルポンプOを圧送源とするオイル循環路の途中の油路を構成しており、その入口側と出口側に設けられた図示しないオリフィスによる流量調整で常に適切なオイル溜まり量を保つものとされている。ケースフレーム20側のヒートシンクHは、制御ユニットUのモータM用及びジェネレータG用のスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugに接するものとされ、ヒートシンクH内に形成された下方が開放された断面U字状の条溝20bからなるクーラント流路Lを備える。この条溝の開放面側は、溝蓋を構成する壁部材としての断熱壁22で閉じられている。
【0049】
制御ユニットUのモータM用及びジェネレータG用のスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugに接するヒートシンクHは、ケースフレーム20の底壁20aを駆動装置ケース10との合わせ面より底上げした形態で形成されている。底壁20a内には、連続する凹部が断面U字状の条溝20bとして形成され、条溝20bの開放面側に添設して壁部材としての断熱壁22が固定されている。この断熱壁22は、底壁20aの条溝20bと協働してヒートシンクH内にクーラント流路Lを画定している。
【0050】
ヒートシンクHへのクーラントの送り込みは、別途設けられた図示しない電動ポンプによる圧送で、適宜の図示しない外部配管を経て、ケースフレーム20周壁の入口孔からなされる。クーラント流路Lに入った低温の流体は、直ちにジェネレータ用のスイッチング素子パワーモジュールUgの発熱チップの直下に導かれ、十分な温度勾配の熱交換でジェネレータ用のスイッチング素子パワーモジュールUgの特にチップ部分を冷却する。その後ジェネレータ用のスイッチング素子パワーモジュールUgとモータ用パワーモジュールUmの間の連絡路を経てモータ用スイッチング素子パワーモジュールUmの発熱チップの直下に導かれ、チップ部分を重点的に冷却する。こうしてヒートシンクHを出るクーラントは、断熱壁22の開口を通り、該壁の下側に回り込み、駆動装置ケース10との合わせ面部分を流れる際に、フィン付伝熱壁12との熱交換で、今度はオイル溜まり11(図3参照)のオイルを冷却する。合わせ面部分を流れることで一連の熱交換を終わったクーラントは、断熱壁22の戻り開口から再びヒートシンクH側に入り、ケースフレーム20周壁の出口孔から適宜の図示しない配管を経てエンジン冷却用のラジエータあるいは専用のクーラ等の放熱手段経由で電動ポンプの吸い込み側に繋がる冷媒溜めに戻る。
【0051】
この実施形態の冷却装置の場合、クーラントをスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugの冷却とオイルの冷却に共用しているが、前記流路配置の関係から、クーラントが先ずヒートシンクHを介してスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugを冷却した後、モータM及びジェネレータG冷却用のオイルを冷却する順序となるため、クーラントの温度をヒートシンクH側で伝熱壁12側より低く保つことができる。この冷却形態は、スイッチング素子パワーモジュールUm,Ugの耐熱温度がモータM及びジェネレータGの耐熱温度より低いことに関係しており、モータM及びジェネレータGの冷却用のクーラントとしてのオイルの温度は、十分な冷却を必要とするようなモータMあるいはジェネレータGの負荷が大きい状態では、スイッチング素子パワーモジュールUm,Ugの温度より遥かに高い温度となるため、ヒートシンクH通過後の温度上昇したクーラントを用いてもなお、伝熱壁12を挟むオイルとの間に十分な温度勾配が生じるため、効率のよい冷却を行なうことができることに依存する。
【0052】
また、上記のような冷却の順序から、駆動装置ケース10とユニットケースフレーム20との間に介在する冷却装置部分は、それ自体でヒートシンクH側と伝熱壁12側との間において高温のオイルの熱がスイッチング素子パワーモジュールUm,Ug側に伝わるのを阻止する断熱手段としても有効に機能する。このことから、重負荷のオイル温度上昇時にも、クーラントの温度がスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugの耐熱温度を超えるまで上昇するのを防ぐことができる。したがって、上記のような作用の相乗で、クーラントを共通としながら、効率良くパワーモジュールUm,Ug、モータM及びジェネレータGをそれらの耐熱性に応じて効率良く冷却することができる。
【0053】
以上詳述したように、この実施形態によれば、制御ユニットUに関して、スイッチング素子パワーモジュールUm,Ugの上に平滑コンデンサC、平滑コンデンサCの上に制御基板Ucを固定して、インバータと制御基板を高さ方向に積み上げたモジュールとしたため、面積的な小型化が達成されている。また、各部品のブラケット固定によるモジュール化で、各々をサブアッシー化して最適な大きさで構成することができるので、お互いが他の2部品の面積に影響されることがないため、一般的に冷却性を考えて表面積を確保しなければならないスイッチング素子パワーモジュールUm,Ugを最大面積の第1の基台に固定し、面積の要らない制御基板を最小面積の第3の基台に固定し、要求するインバータの性能等によって、その数や大きさが異なるものの、概ねそれらの中間の面積となる平滑コンデンサをそれらの中間面積の第2の基台に固定することで、これらの基台が上に重なるに連れて面積的に小さくなっていく構成となるため、立体的にも小型化することができる。
【0054】
また、各々の部品を基台に固定してサブアッシー化して、それらを単純に積み上げ固定する作業手順となるため、作業スペースの制約をうけることがなく、組立性が向上する。更に、各々の基台はダイカスト等の一般的な工法で製造することができるため、工数やコスト削減が可能となる。しかも、スイッチング素子パワーモジュールUm,Ugと平滑コンデンサCがバスパネル26により回路接続上短い経路で接続されるため、スイッチング素子のスイッチングによるサージ電圧を小さくすることができる。また、積み上げ位置の関係から、第2の基台と第3の基台が、スイッチング素子のスイッチングノイズを遮蔽する役割を果たし、平滑コンデンサCと、制御基板Ucに悪影響を及ぼすのを防止することができる。
【0055】
以上、本発明をハイブリッド車用の駆動装置に適用した実施形態に基づき詳説したが、本発明はこの実施形態に限るものではなく、電気自動車用駆動装置等、少なくとも電動機を使用し、その制御にインバータを要する全ての駆動装置に適用可能なものであり、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に具体的構成を変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るハイブリッド車用駆動装置の制御ユニットの分解斜視図である。
【図2】制御ユニットのインバータの一般的回路構成を示す電気回路図である。
【図3】インバータのスイッチング素子パワーモジュールの実体的構成を示す回路平面図である。
【図4】制御ユニットの制御基板を載置するブラケットの詳細な構造を示す斜視図である。
【図5】制御ユニットのコンデンサ組付け後の形態を示す斜視図である。
【図6】制御ユニットの制御基板組付け後の形態を示す斜視図である。
【図7】制御ユニットを一体化したハイブリッド車用駆動装置の軸方向展開断面図である。
【図8】ハイブリッド車用駆動装置をエンジン連結側から見た側面図である。
【符号の説明】
M モータ(電動機)
G ジェネレータ(電動機)
U 制御ユニット
Uc 制御基板
Ug,Um スイッチング素子パワーモジュール
C 平滑コンデンサ
P1,P2 直流端子
20 ケースフレーム(第1の基台)
23 ブラケット(第2の基台)
24 ブラケット(第3の基台)
25 緩衝部材
27 カバー

Claims (14)

  1. 電動機を備える駆動装置の電動機制御のためのインバータと、前記駆動装置を制御する制御基板とを収容した電動駆動装置制御ユニットにおいて、
    前記インバータのスイッチング素子パワーモジュールを収納する有底矩形短筒状のケースフレームである第1の基台と、
    リブ構造を有し、前記インバータ用の平滑コンデンサを載置するブラケットである第2の基台と、
    前記制御基板を載置する第3の基台と、
    を備えてなり、
    前記第2の基台を前記第1の基台としての前記ケースフレーム内の少なくとも4隅に設けられ、ねじ穴が形成されたボス部である載置取付け部にボルトにより締結固定すると共に、前記第3の基台を前記第2の基台に固定したことを特徴とする電動駆動装置制御ユニット。
  2. 2つの電動機を備える駆動装置の電動機制御のためのインバータと、前記駆動装置を制御する制御基板とを収容した電動駆動装置制御ユニットにおいて、
    前記インバータの前記2つの電動機用の各スイッチング素子パワーモジュールを並べて収納する有底矩形短筒状のケースフレームである第1の基台と、
    リブ構造を有し、前記インバータ用の平滑コンデンサを載置するブラケットである第2の基台と、
    前記制御基板を載置する第3の基台と、
    を備えてなり、
    前記第2の基台を前記第1の基台としての前記ケースフレーム内の少なくとも4隅に設けられ、ねじ穴が形成されたボス部である載置取付け部にボルトにより締結固定すると共に、前記第3の基台を前記第2の基台に固定したことを特徴とする電動駆動装置制御ユニット。
  3. 前記平滑コンデンサは、前記2つの電動機のスイッチング素子パワーモジュールに共通の平滑回路に介装された、請求項2記載の電動駆動装置制御ユニット。
  4. 前記各スイッチング素子パワーモジュールは、それらの直流端子を前記第1の基台の一方側に、それらの出力端子を他方側に揃えて並べられた、請求項2又は3記載の電動駆動装置制御ユニット。
  5. 前記平滑コンデンサは、その端子を前記スイッチング素子パワーモジュールの直流入力側に向けて前記第2の基台に固定された、請求項1〜4のいずれか1項記載の電動駆動装置制御ユニット。
  6. 前記制御基板は、その周縁部分と中央部分で前記第3の基台に固定された、請求項1〜5のいずれか1項記載の電動駆動装置制御ユニット。
  7. 前記第3の基台は、緩衝部材を介して前記第2の基台に固定された、請求項1〜6のいずれか1項記載の電動駆動装置制御ユニット。
  8. 前記駆動装置に一体化される、請求項1〜7のいずれか1項記載の電動駆動装置制御ユニット。
  9. 車両前方に対して、前傾姿勢で前記駆動装置に取り付けられる、請求項8記載の電動駆動装置制御ユニット。
  10. 前記ケースフレームの上部はカバーで被覆され、前記カバーの前面と後面は、車両への搭載状態で垂直面と水平面となる傾斜面とされた、請求項9記載の電動駆動装置制御ユニット。
  11. 前記第3の基台は、前記第2の基台側とは反対側に、前記制御基板の取付け部を有する請求項1〜10のいずれか1項記載の電動駆動装置制御ユニット。
  12. 記第2の基台の4隅の前記載置取付け部と符合する位置に、前記載置取付け部への取り付けのための締結部が設けられている請求項1〜11のいずれか1項記載の電動駆動装置制御ユニット。
  13. 前記第2の基台の少なくとも前記締結部より内側の4隅に、前記制御基板を取り付けるための第2載置取付け部が設けられ、前記第3の基台の4隅の前記第2載置取付け部と符合する位置に、前記第2載置取付け部への取り付けのための第2締結部が設けられている請求項12記載の電動駆動装置制御ユニット。
  14. 前記ケースフレームに固定され、該ケースフレームとともに、前記スイッチング素子パワーモジュール、前記平滑コンデンサ及び前記第2の基台、並びに前記制御基板及び前記第3の基台を覆うカバーを備えた請求項1〜9及び11〜13のいずれか1項記載の電動駆動装置制御ユニット。
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