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JP3971809B2 - 置換ヘテロ環 - Google Patents

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JP3971809B2
JP3971809B2 JP10994496A JP10994496A JP3971809B2 JP 3971809 B2 JP3971809 B2 JP 3971809B2 JP 10994496 A JP10994496 A JP 10994496A JP 10994496 A JP10994496 A JP 10994496A JP 3971809 B2 JP3971809 B2 JP 3971809B2
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Description

【0001】
本発明はニューロキニンとして知られている内在性神経ペプチドタキキニンの一つの薬理作用に拮抗する(特にニューロキニン2(NK2)レセプターで)新規ヘテロ環式化合物に関する。新規ヘテロ環式化合物はそのような拮抗作用が望まれるときに有用である。従って、そのような化合物はNK2レセプターが関係する疾病の処置、例えば喘息および関連する病状の処置に有用であろう。本発明はまたそのような処置に使用するための新規ヘテロ環式化合物を含む医薬組成物、それらの使用法および新規ヘテロ環式化合物製造のための方法および中間体にも関している。
【0002】
哺乳類ニューロキニンには末梢および中枢神経系に観察される一組のペプチド神経伝達物質が含まれる。三つの主なニューロキニンはサブスタンスP(SP)、ニューロキニンA(NKA)およびニューロキニンB(NKB)である。また、少なくともNKAのN−末端が伸長された形も存在する。これら三つの主なニューロキニンに対する少なくとも三つのレセプター型が知られている。ニューロキニン拮抗薬SP、NKAおよびNMB各々を好むそれらの相対的選択性に基づいて、レセプターは各々ニューロキニン1(NK1)、ニューロキニン2(NK2)およびニューロキニン3(NK3)レセプターと分類されている。末梢において、SPおよびNMAはC−求心性感覚ニューロンに局在しており、それらのニューロンはC−線維として知られている無髄神経末端により特徴付けられ、これらのニューロンの選択的分極またはC−線維の選択的刺激により放出される。C−線維は気道上皮に位置しており、タキキニンは喘息で観察される徴候の多くと明らかに類似している強い影響を与えることが知られている。哺乳類気道でのタキキニンの放出または導入の影響には気管支収縮、微小血管透過性亢進、血管拡張および肥満細胞の活性化が挙げられる。従って、タキキニンは喘息で観察される病態生理学および気道の過応答に関係しており;および放出されたタキキニンの作用の遮断は喘息および関連する病態の処置に有用であろう。ペプチド性NK2拮抗薬が報告されている。例えば、L−659,877として知られている環状ヘキサペプチドは選択的NK2拮抗薬として報告されている。非ペプチド性タキキニン拮抗薬は例えば、欧州特許出願、公開番号(EPA)428434、EPA474561、EPA512901、EPA512902、EPA515240およびEPA559538、ならびにWO94/10146、EPA0625509、EPA0630887、WO95/05377、WO95/12577、WO95/15961、EPA680962およびWO95/16682に報告されている。一連の非ペプチド性タキキニン拮抗薬が発見され、これが本発明の基礎となっている。
【0003】
本発明に従うと、式Iの化合物である本発明の化合物(ローマ数字により示される式と相まって実施例に従って以下に示される式)が提供される、式中、
1は式Ia、Ib、Ic、Id、Ie、If、Ig、Ih、Ij、IkおよびImの基の群から選択される基(Zで結合されている)であり:式中、
式Iaの基に対して、Zaは窒素または基CRad(式中、Radは水素であり、またはRadはRacと一緒になり存在する炭素ー炭素結合が二重結合を形成する)であり;RaaはArまたはHetであり;Rabは水素であり、およびRacは水素またはヒドロキシであるかまたはRacはRadと一緒になり存在する炭素ー炭素結合が二重結合を形成するかまたはRacはRadと一緒に二価の基−(CH2j−(式中、jは1から5の整数である)を形成し;またはRabはRacと一緒に二価の基−(CH2k−(式中、kは2から6の整数である)を形成し、またはRabはRacと一緒にオキソまたは式=N−O−(CH2q−NRaeaf(式中、qは2または3の整数であり、RaeおよびRafは独立して水素または(1−4C)アルキルであり、またはNRaeafはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノである)のジアルキルアミノアルキルオキシイミノである;
式Ibの基に対して、Zbは置換イミノ基RbaNまたはRbaCH2N(式中、Rbaは(3−7C)シクロアルキル、ArまたはHetである)であり;またはZbは置換メチレン基Rbb(CH2p−C−Rbc[式中、RbbはArまたはHetであり;pは0または1の整数であり;およびRbcは水素、ヒドロキシ,(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルカノイルオキシ、COORbd(式中、Rbdは水素または(1−3C)アルキルである)、シアノ、NRbebfまたはSRbg(式中、RbeおよびRbfは独立して水素、(1−4C)アルキル、(1−4C)ヒドロキシアルキルまたは(1−4C)アルカノイルであり、または基NRbebfはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノであり;およびRbgは水素または(1−4C)アルキルである)であり;またはRbcはそれが結合されている炭素原子およびピペリジン環の隣接する炭素原子と二重結合を形成する]である;
式Icの基に対して、RcaはArまたはHetであり;およびZcはオキソ、チオ、スルフィニル、スルホニルまたは式−NRcb−(式中、Rcbは(1−3C)アルキルである)またはRcccdN−(CH2q−(式中、qは2または3の整数であり、RccおよびRcdは独立して水素または(1−3C)アルキルであり、または基RcccdNはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノである)のイミノである;
式Idの基に対して、Rdaは水素、(1−6C)アルキル、Ar、Het、α−ヒドロキシベンジル、スチリルまたはRdb−(1−3C)アルキル(式中、Rdbはアリール、ピリジル、ピリジルチオまたは1−メチル−2−イミダゾリルチオであり)であり、ここでRdaの芳香環基または部分は一つまたはそれ以上のハロ、ヒドロキシ、(1−4C)アルキルまたは(1−4C)アルコキシ置換基で置換されていてもよい;Xdはオキシまたは−CHRdcであり;Rdcは水素、ヒドロキシ、(1−3C)アルコキシ、(1−4C)アルカノイルオキシ、NRdddeまたは(1−4C)アルカノイルアミノであり;RddまたはRdeは独立して水素または(1−4C)アルキルであるかまたは基NRdddeはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノであり;pは0または1の整数であり;およびZdは単結合(Rdaが水素であり、またはpが1である場合を除いて)、メチレンまたはカルボニルである;
式Ieの基に対して、Jeは酸素、硫黄またはNRea(式中、Reaは水素または(1−3C)アルキルである)であり;Rebは水素、ヒドロキシ置換基および/または1つから3つのフッ素置換基を有していてもよい(1−6C)アルキル、(3−6C)アルケニル(式中、ビニル炭素は窒素には結合していない)、2−ヒドロキシエチル、(3−7C)シクロアルキル、ArまたはHetであり;Rec水素、ヒドロキシ置換基および/または一つから三つのフッ素置換基を有していてもよい(1−6C)アルキル、(3−6C)シクロアルキル、(1−5C)アルコキシ(Jeが酸素の場合のみ)、(3−6C)シクロアルコキシ(Jeが酸素の場合のみ)または0から7の炭素原子を含んでいるNRedee[式中、RedおよびReeは独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRedeeはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)]である;
式Ifの基に対して、Jfは酸素、硫黄またはNRfa(式中、Rfaは水素または(1−3C)アルキルである)であり;Lfはその1位が基Jfを持つ炭素に結合された二価の炭化水素であり、二価の基Lfはトリメチレン、シス−プロペニレン、テトラメチレン、シス−ブテニレン、シス−ブタ−3−エニレン、シス、シス−ブタジエニレン、ペンタメチレンおよびシス−ペンテニレンから選択され、二価の基Lfそれ自身は一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい;
式Igの基に対して、Zgはハロ,(3−6C)シクロアルキル、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−5C)アルカノイルオキシ、アロイル、ヘテロアロイル、オキソ、イミノ[(1−6C)アルキル、(3−6C)シクロアルキル、(1−5C)アルカノイルまたはアロイル置換基で置換されていてもよい]、ヒドロキシイミノ(酸素上に(1−4C)アルキルまたはフェニル置換基で置換されていてもよい)、式NRgagbのアミノ基、式NRgcgdのアミノ基、式C(=NRgg)NRgegfのアミジノ基および式CON(ORgh)Rgiのカルバモイル基からなる群より選択される一つまたはそれ以上の置換基を有していてもよい(1−8C)アルキルまたは(3−8C)シクロアルキルであるが、しかしヒドロキシおよびオキソ置換基が一緒になってカルボキシル基を形成している基は除かれ、式中NRgagbのアミノ基は0から7の炭素原子を含んでおりおよび、RgaおよびRgbの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRgagbはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;および式中Rgcは水素または(1−3C)アルキルであり、Rgdは(1−5C)アルカノイル、アロイルまたはヘテロアロイルであり;またはRgdは式C(=Jg)NRgegf(式中、Jgは酸素、硫黄、NRggまたはCHRgjである)であり;および式中アミノ基NRgegfは0から7の炭素原子を含んでおりおよび、RgeおよびRgfの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRgegfはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり、またはRgeは水素または(1−4C)アルキルであり、およびRgfはRggと一緒になってエチレンまたはトリメチレン基を形成する;Rggは水素または(1−4C)アルキルであり、またはRgfと一緒になってエチレンまたはトリメチレン基を形成する;Rgjはシアノ、ニトロ、またはSO2gkであり、およびRgkは(1−4C)アルキルまたはフェニルであり;RghおよびRgiは独立して(1−3C)アルキルであり;およびZg上の置換基であるかまたはZg上での置換により形成される環式基は一つまたはそれ以上の(1−3C)アルキル基を炭素上にさらなる置換基として持っていてもよく;および基Zgの一部であるアリールまたはヘテロアリール基はいずれも一つまたはそれ以上のハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチルまたはニトロ置換基で置換されていてもよい;
式Ihの基に対して、Ghは単結合、二重結合または二価の炭化水素基を表し;JhはもしGhが二重結合であるならば単結合により環に結合された基を表し、さもなくば二重結合により結合された基を表し;Mhはヘテロ原子、置換ヘテロ原子または単結合を表し;およびLhはその1位がMhに結合された炭化水素基を表し;ここでGh、Jh、MhおよびLhの基は下記の群から選択される:
(a)Ghは単結合であり;Jhはオキソまたはチオキソであり;Mhはオキシ、チオまたはNRhaであり;およびLhはLhaである;
(b)Ghは単結合であり;JhはNRhbであり;MhはNRhaであり;およびLhはLhaである;
(c)Ghは二重結合であり;JhはORha、SRhaまたはNRhchdであり;Mhは窒素であり;およびLhはLhaである;
(d)Ghは一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよいメチレンであり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhはオキシ、チオ、スルフィニル、スルホニルまたはNRhaであり;およびLhはLhbである;
(e)Ghは単結合であり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhは窒素であり;およびLhはLhcである;
(f)Ghは(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよいメチンであり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhは窒素であり;およびLhはLhdである;
(g)Ghは一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよいシスービニレンであり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhは窒素であり;およびLhはLheである;および
(h)Ghは単結合であり;Jhはオキソまたはチオキソであり;Mhは単結合であり;およびLhはLhfである;
式中
haは水素または(1−3C)アルキルであり;Rhbは水素、(1−3C)アルキル、シアノ、(1−3C)アルキルスルホニルまたはニトロであり;RhcおよびRhdは独立して水素または(1−3C)アルキルであるかまたは基NRhchdがピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;Rheは水素または(1−3C)アルキルであり;Lhaはエチレン、シスービニレン、トリメチレンまたはテトラメチレン(基Lhaそれ自身一つまたは二つのメチル置換基を持っていてもよい)であり;Lhbはエチレンまたはトリメチレン(基Lhaそれ自身一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい)であり;Lhcはプロプ−2−エン−1−イリデン−3−イル(基Lhcそれ自身一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい)であり;Lhdはシス−ビニレン(基Lhdそれ自身一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい)であり;Lheはメチン[基Lheそれ自身(1−3C)置換基で置換されていてもよい]であり;およびLhfは4−オキサブタン−1,4−ジイルである;
式Ijの基に対して、Xjは(1−6C)アルキル、−CH2ORja、−CH2SRja、−CH2S(O)Rjg、−CH2S(O)2jg、−CORja、−COORja、−C(=Jja)NRjbjc、−C(Rja)(ORjd)(ORje)、−CH2N(Rja)C(=Jja)Rjf、−CH2N(Rja)COORjgまたは−CH2N(Rja)C(=Jja)NRjbjcであり;Bjは直接結合であり、およびLjはその1位がBjに結合されている炭化水素鎖であり、およびLjはトリメチレン、テトラメチレン、シス−1−ブテニレンおよびシス、シス−ブタジエニレンから選択される;またはBjはN(Rjh)であり、およびLjはエチレン、トリメチレンおよびシス−ビニレンから選択される炭化水素鎖であり;またはBjはNであり、およびLjはその1位がBjに結合されている炭化水素鎖でありおよびLjはシス、シス−プロプ−2−エン−1−イリデン−3−イルであり;JjおよびJjaは独立して酸素または硫黄であり;Rja、RjfおよびRjhは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;RjbおよびRjcは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;または基NRjbjcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;RjdおよびRjeは独立して(1−3C)アルキルであるかまたは一緒になってエチレンおよびトリメチレンから選択される二価の炭化水素鎖を形成し;Rjgは(1−6C)アルキルである;
式Ikの基に対して、Zkは式IIの窒素結合基であり、式中、E1、E2、E3、およびE4は二価で四つの部分からなる鎖(−E1=E2−E3=E4−)を形成し、そのE1、E2、E3、およびE4の各々はメチンであり;またはE1、E2、E3、およびE4の一つまたは二つが窒素であり、E1、E2、E3、およびE4の残りはメチンである;およびメチンであるE1、E2、E3、およびE4の一つまたはそれ以上がハロ、(1−3C)アルキル、ヒドロキシ、(1−3C)アルコキシ、(1−3C)アルキルチオ、(1−3C)アルキルスルフィニルまたは(1−3C)アルキルスルホニル置換基で置換されていてもよく;および式中、基Fk、GkおよびIk(Xk)は下記のものから選択される:
(a)Gkは直接結合であり、Ik(Xk)は式=C(Zk)−を持つ基であり、およびFkは−CH=および−N=から選択される基である;
(b)Gkは直接結合であり、Ik(Xk)は式−C(=Jk)−を持つ基であり、およびFkは−N(Rkf)−、−CH2−CH2−、−CH=CH−、−CH2−N(Rkf)−および−CH=N−から選択される基である;
(c)Gkは式−CH2−を持つ基であり、Ik(Xk)は式−C(=Jk)−を持つ基であり、およびFkは−CH2−および−N(Rkf)−から選択される基である;および
(d)Gkは−CH2−、−CH2−CH2−、−CH=CH−および−N=CH−から選択され、Ik(Xk)は式−C(=Jk)−を持つ基であり、およびFkは直接結合である;式中
kは酸素または硫黄であり;Zkは−ORka、−SRka、−CORka、−COORka、−C(=Jka)NRkbkcまたは−C(Rka)(ORkd)(ORke)であり;Jkaは酸素または硫黄であり;RkaおよびRkfは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;RkbおよびRkcは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;または基NRkbkcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;RkdおよびRkeは独立して(1−3C)アルキルであるかまたはRkdおよびRkeが一緒になってエチレンおよびトリメチレンを形成し;またはZkはフタルイミド、スクシンイミド、マレイミド、グルタルイミドおよび3−オキサ−、3−チア−および3−アザグルタルイミドから選択されるイミド基(イミド基は一つまたはそれ以上の(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよく、およびさらにフタルイミドの芳香環部分は一つまたはそれ以上のハロ、ヒドロキシまたは(1−3C)アルコキシ置換基で置換されていてもよい)であり;および
式Imの基に対して、RmaおよびRmbは独立して水素、(1−3C)アルキル、ベンジルおよびフェネチルからなる群より選択され;Rmcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)である;および式中、
基Q1に対し、Arはフェニル基または少なくとも一つの環が芳香環である9から10の環原子からなるオルト−縮合二環式炭素環式基であり、基Arは無置換でもまたはハロ、シアノ、トリフルオロメチル、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、メチレンジオキシ、ヒドロキシ、メルカプト、−S(O)nxa、(1−5C)アルカノイル、(1−5C)アルカノイルオキシ、ニトロ、NRxbxc、NRxdxe、C(=NRxf)NRxgxh、CONRxbxcおよびCOORxj[式中、nは整数0、1または2であり;Rxaは(1−6C)アルキル、(3−6C)シクロアルキルまたはフェニル(フェニルはハロ、トリフルオロメチル、(1−3C)アルキルまたは(1−3C)アルコキシ置換基で置換されていてもよい)であり;基NRxbxcは0から7の炭素原子を含んでおり、およびRxbおよびRxcの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRxbxcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;および式中Rxdは水素または(1−4C)アルキルであり、およびRxeは(1−5C)アルカノイル、ベンゾイルまたは式C(=Jx)NRxgxh[式中、Jxは酸素、硫黄、NRxfまたはCHRxiであり;Rxfは水素、(1−5C)アルキルであり、またはRxgと一緒になってエチレンまたはトリメチレンの二価の基を形成し、基NRxgxhは0から7の炭素原子を含んでおり、およびRxgおよびRxhの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRxgxhはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;またはRxgはRxfと一緒になってエチレンまたはトリメチレンの二価の基を形成し、およびRxh水素または(1−5C)アルキルであり;Rxiはシアノ、ニトロ、(1−5C)アルキルスルホニルまたはフェニルスルホニルである]であり;およびRxjは水素、(1−5C)アルキルまたはベンジルであり;およびHetは炭素および酸素、硫黄および窒素から選択される1から4のヘテロ原子からなる5または6員環を含む単環式芳香環、またはそれらがプロピレン、トリメチレン、テトラメチレンまたはベンズ−二価基を融合することにより誘導されるオルト−縮合二環式ヘテロ環の環炭素を通して結合された基(またはそれらの安定なN−オキシド)であり、ここで基Hetは無置換でもまたはArについて上記で定義された一つまたはそれ以上の置換基で炭素上においてまたは(1−3C)アルキルで窒素上において置換されていてもよい;
2は1−4の窒素を含む窒素を連結した5員の芳香環であり、連結された窒素に隣接した環の位置が基Q5で置換されている;
3は水素または(1−3C)アルキルであり;
4はフェニル[ハロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、(1−3C)アルコキシ、(1−3C)アルキルおよびメチレンジオキシから独立して選択される一つまたは二つの置換基で置換されていてもよい]であり;またはQ4はチエニル、イミダゾリル、ベンゾ[b]チオフェニルまたはナフチル(いづれもハロ置換基で置換されていてもよい)であり;またはQ4はビフェニリルであり;またはQ4は炭素連結インドリル(1位がベンジル置換基で置換されていてもよい)であり;および
5はフェニル、ベンジル、フェネチルおよびナフチルからなる群より選択され、ここでフェニル環またはナフチル環はいずれも(1−3C)アルキル、(1−3C)アルコキシ、メチレンジオキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、(1−4C)アシロキシおよびNRAB[式中、RAおよびRBは独立して水素または(1−3C)アルキルであり、またはRAは水素または(1−3C)アルキルであり、RBは(1−4C)アシルである]から選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換されていてもよい;
または△で示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;
またはその医薬として受容可能な塩;
またはその四級アンモニウム塩[△で示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、窒素R1上の四つ目の基は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]。
【0004】
本発明のサブグループは式IIIの化合物またはその医薬として受容可能な塩であり、式中、Q1、Q2およびQ5は前に式Iの化合物で定義した意味を持っている。
【0005】
式I(またはIII)の化合物は一つまたはそれ以上の非対称に置換された炭素原子を含んでおり、そのためそのような化合物は光学活性、ラセミ体および/またはジアステレオマーの形で単離されるであろうことが理解されるであろう。化合物は互変異性を示すかもしれない。化合物は多形を示すかもしれない。本発明はNK2拮抗薬の性質を持つ任意のラセミ体、光学活性体、ジアステレオマー、互変異性体、多形体または立体異性体またはそれらの混合物を包含していることを理解されたい;いかにして光学活性形を合成するか(例えば、ラセミ形の分離により、または光学活性出発物質からの合成により)および標準試験によりいかにしてNK2拮抗性を決定するかは本分野ではよく知られている。式I(またはIII)の化合物は、例えば特定の形を少なくても95%、98%または99%の鏡像異性体過剰率で含むものとして特徴付けられる光学的に純粋な形で使用するのが好適であろう。例えば、式I(またはIII)の化合物またはその特定のジアステレオマーを、式中に*により示された中心が()コンフィグレーションの形を少なくても95%、98%または99%の鏡像異性体過剰率で含むものとして特徴付けられる形で使用するのが好適であろう。
【0006】
本明細書において、Raa、Rab、R1、R2などは一般的な基を表し、その他の意味は持っていない。一般的術語”(1−6C)アルキル”は直鎖および分岐鎖アルキル基両方を含んでいるが、”プロピル”のように個々のアルキル基に関しては直鎖(”標準”)の基のみを包含し、”イソプロピル”のような分岐鎖異性体は特別に示されている。同様の規定が他の一般的な基に適用されている;例えば、アルコキシ、アルカノイルなど。ハロはフルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードである。アリール(より特別に定義されているとき以外)はフェニルまたは9から10の環原子を持ち、少なくとも一つの環が芳香環であるオルト縮合二環式炭素環基を示している。ヘテロアリール(より特別に定義されているとき以外)は、炭素および酸素、硫黄および窒素から選択される一つから四つのヘテロ原子からなる五つの環原子を含むまたは炭素または一つまたは二つの窒素からなる六つの環原子を含む単環式芳香環の環炭素を通して結合されている基ならびにそれらから誘導される八つから十の原子のオルト縮合二環式ヘテロ環(特にベンズ−誘導体またはプロペニレン、トリメチレンまたはテトラメチレン二価基の融合により誘導されるもの)、ならびにその安定なN−オキシドの基が包含される。アロイルはアリールカルボニルであり;ヘテロアロイルはヘテロアリールカルボニルである。
【0007】
医薬として受容可能な塩とは生理学的に受容可能なアニオンを提供する酸で作られるものである。
【0008】
上記の式Iまたは式IIIの化合物のための基またはその一部(例えば、(1−3C)に対して特別なものは(1−3C)アルコキシまたは(1−3C)アルキルスルフィニルに対して特別なものを提供している)、置換基および範囲に対して特別なものが例示のために以下に掲げられているが、基および置換基のために定義された範囲内にあるその他の定義された基またはその他のものを除外するものではない。
【0009】
Arに対して特別のものはフェニル(無置換でもまたはクロロ、メチル、メトキシ、ヒドロキシまたはメチルスルフィニル置換基で置換されていてもよい)であり;Hetに対して特別のものはフリル、チエニル、2−イミダゾリル、1,3,4−オキサジアゾル−2−イル、ピリジルまたはピリミジニル(環は無置換でもまたはクロロ、メチル、メトキシ、ヒドロキシ、メチルスルフィニル、メトキシカルボニルまたはエトキシカルボニル置換基で置換されていてもよい)であり;アリールに対して特別のものはフェニルであるり。ヘテロアリールに対して特別のものはフリル、ピリジルまたはピリミジニルであり。ハロに対して特別のものはクロロまたはブロモであり;(1−3C)アルキルに対して特別のものはメチル、エチル、プロピルまたはイソプロピルであり;(1−4C)アルキルに対してはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルまたは−ブチルであり;(1−5C)アルキルに対してはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、−ブチル、ペンチルまたはイソペンチルであり;(1−6C)アルキルに対してはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシルまたはイソヘキシルであり;(1−8C)アルキルに対してはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1−プロピルブチルまたはオクチルであり;(3−6C)シクロアルキルに対して特別なものはシクロプロピル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルであり;(3−7C)シクロアルキルに対してはシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルであり;(3−8C)シクロアルキルに対してはシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルまたはシクロオクチルであり;(3−6C)アルケニルに対して特別なものはアリル、2−ブテニルまたは3−メチル−2−ブテニルであり;(1−4C)アルカノイルに対して特別なものはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリルまたはイソブチリルであり;および(1−5C)アルカノイルに対してはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリルまたはピバロイルである。
【0010】
Arに対してより特別なものはフェニル(無置換でもまたはメトキシ、ヒドロキシまたはメチルスルフィニル置換基で置換されていてもよい)であり;Hetに対してより特別なものはピリジルまたはピリミジニル(環は無置換でもまたはメトキシ、ヒドロキシまたはメチルスルフィニル置換基で置換されていてもよい)であり;ヘテロアリールがピリジルであり;ハロに対してより特別なものはクロロであり;(1−3C)アルキルに対してより特別なものはメチルであり;(1−4C)アルキルに対してはメチルまたはエチルであり;(1−5C)アルキルに対してはメチル、エチル、プロピルまたはイソプロピルであり;(1−6C)アルキルに対してはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルまたは−ブチルであり;(1−8C)アルキルに対してはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、1−エチルプロピルまたは1−プロピルブチルであり;(3−6C)シクロアルキルに対してより特別なものはシクロプロピルまたはシクロペンチルであり;(3−7C)シクロアルキルに対してはシクロプロピルまたはシクロペンチルであり;(3−8C)シクロアルキルに対してはシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルであり;(3−6C)アルケニルに対してより特別なものはアリルであり;(1−4C)アルカノイルに対してより特別なものはホルミルまたはアセチルであり;および(1−5C)アルカノイルに対してはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリルまたはイソブチリルである。
【0011】
1に対してより特別なものは4−ベンジルピペリジノ、4−(3−メトキシフェニル)ピペリジノ、4−(2−メチルスルフィニル)フェニルピペリジノ、4−(2−ピリジル)ピペリジノ、4−(3−ピリジル)ピペリジノ、4−(2−メチルスルフィニルピリド−3−イル)ピペリジノ、4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジノ、4−アセトアミド−4−フェニルピペリジノ、4−(−フェニルアセトアミド)ピペリジノ、4−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジノ、4−(1−ヒドロキシ−1−プロピルブチル)ピペリジノ、4−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−(2−チオキソピペリジノ)ピペリジノ、4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−エトキシカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メトキシカルボニル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−3−イル)ピペリジノ、4−メチルアミノカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−アミノカルボニル−4(ピペリジノ)ピペリジノ、4−(3−メチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(3−エチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(N,N−ジメチルアミノ−カルボニル)−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)−4−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ピペリジノ、4−(5,5−ジメチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノまたは4−メチル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノである。
【0012】
2に対して特別なものはテトラゾル−1−イル、イミダゾル−1−イル、または1,3,4−トリアゾール−1−イルである。
【0013】
3に対して特別なものは水素である。
【0014】
4に対して特別なものは3,4−ジクロロフェニルまたは3,4−メチレンジオキシフェニルである。
【0015】
1に対して特別なものはメチルまたはベンジルであり、Aに対しては、例えば塩素、臭素またはメタンスルホネートである。
【0016】
1に対してより特別なものは4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジノ、4−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピペリジノ、4−アセトアミド−4−フェニルピペリジノ、4−アセトアミド−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−エトキシカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メトキシカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−(ジメチルアミノカルボニル)−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−アミノカルボニル−4−(ピペリジノ)ピペリジノ、4−(3−メチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(3−エチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾイミダゾール−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)−4−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ピペリジノまたは4−(5,5−ジメチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノである。
【0017】
2に対してより特別なものはイミダゾル−1−イルである。
【0018】
式I(または式III)の化合物の特別な基は式Ia、Ib、Ic、Id、Ie、If、Ig、Ih、Ij、IkまたはImの基から選択されるものである;またはその医薬として受容可能な塩。
【0019】
式I(または式III)の化合物の特別な基は式Ia、Ib、Ic、Id、Ie、If、Ig、Ih、Ij、IkまたはImの基の組み合わせから選択されるものである;またはその医薬として受容可能な塩。
【0020】
式Iの化合物の特別なものはJe、Jf、Jg、Jj、Jja、JkおよびJkaが酸素であり、およびJhがオキソであり;Q2がQ2に対して前に掲げたより特別なものの一つであり;Q3が水素であり;Q4がフェニル(ハロ、トリフルオロメチルおよびメチレンジオキシから選択される一つまたは二つの置換基で置換されていてもよい)であり;およびQ5がフェニルである;またはその医薬として受容可能な塩。
【0021】
式Iの化合物のより特別なものはQ1が式If、IhまたはIjの基であり、および式中Jが酸素であり、および基および置換基は任意のものであり(特別のものまたはより特別なものは前に定義して通り);またはその医薬として受容可能な塩。
【0022】
前に定義したような”一つまたはそれ以上”の置換基により置換され手いるであろう基を含む本発明の化合物において、”一つまたはそれ以上”とは好適には1、2、3または4であろう。
【0023】
式I(または式III)の特別な化合物は付随する実施例で説明されている。
【0024】
式I(または式III)の化合物の医薬として受容可能な塩には、例えば塩酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸またはパラ−トルエンスルホン酸のような生理学的に受容可能なアニオンを与える強酸または有機酸から製造されるものが含まれる。
【0025】
式I(または式III)の化合物は、構造的に類似のヘテロ環式化合物の製造のために化学の分野で知られている過程を含む方法により製造されるであろう。前に定義した式I(または式III)の化合物を製造するそのような方法および中間体は本発明のさらなる態様により提供され、方法に従って例示される(一般的な基の意味は特に指示しない限り前に定義した通りである)。
【0026】
(a)Zが窒素を表す式Iの化合物に対して(または式IIIの化合物に対して)式IIIa(式中Q1aは式Iの化合物に対して前に定義された式Q1の基であり、Zは窒素を表している)のピペリジンを式IVのアルデヒドによる還元的アルキル化によりアルキル化する。アルキル化は好適には通常の還元的アルキル化(例えば実施例1に記載しているような)により、その場での酸触媒イミニューム塩形成、続いてアルコール性溶媒中でのシアノ水素化ホウ素ナトリウムによる還元により実施される。
【0027】
(b)式IIIaのピペリジンを式V(式中、Yは脱離基である)のアルキル化剤でアルキル化する。Yの典型的な基には、例えばヨウ素、臭素、メタンスルホナート、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタン−スルホネートなどが含まれる。反応は標準条件下、例えば適した溶媒中、−20−100℃の範囲、好適には0から50℃の範囲の温度で実施される。
【0028】
(c)式I(または式III)の化合物において△で示されたピペリジノ窒素のN−オキシドは、常法を用いて対応する式Iの化合物の△で示されたピペリジノ窒素を酸化する;例えば、反応不活性溶媒(ジクロロメタンのような)またはアセトンに溶解したジオキシラン中、過酸化水素のメタノール溶液、過酢酸、3−クロロ過安息香酸を用いて。
【0029】
(d)式I(または式III)の化合物において△で示されたピペリジノ窒素の四級アンモニウム塩は、式I(または式III)の化合物の△で示されたピペリジノ窒素を式R1Yのアルキル化剤でアルキル化することにより、または式IIIbのピペリジンを式V(式中、Yは脱離基である)のアルキル化剤でアルキル化し、続いて必要に応じ、常法により対イオンYを異なった対イオンに交換する。Yの典型的なものは前に掲げたようなものである。対イオンの交換は”A”形の塩基性イオン交換樹脂を用いて簡単に実施されるであろう。
【0030】
(e)Q1が式Idである式Iの化合物については、対応する式VIの出発物質の二重結合を常法を用いて還元する。
【0031】
(f)Q1が式Idである式Iの化合物に対しては、式VIaの化合物の窒素を常法を用いて式Rda−(Xdp−Zd−の基で置換する。
【0032】
(g)スルフィニル基を持つ式I(または式III)の化合物に対しては、スルフィド基で置換された対応する式I(または式III)の化合物の硫黄を常法を用いて酸化する。
【0033】
(h)スルホニル基を持つ式I(または式III)の化合物に対しては、対応する式I(または式III)の化合物のスルフィドまたはスルフィニルを常法を用いて酸化する。
【0034】
(i)芳香族ヒドロキシ基を持つ式I(または式III)の化合物に対しては、芳香族アルコキシ基を持つ対応する式I(または式III)の化合物のエーテルを常法を用いて切断する。
【0035】
上記の過程の全部または一部に、随意に保護基を使用することが望ましいであろう;保護基は最終化合物が形成されたときに除去されるであろう。
【0036】
前記の方法について、式Iの化合物の医薬として受容可能な塩が必要な場合、式Iの化合物と生理学的に受容可能な対イオンを与える酸を反応させることによりまたは他の通常の方法によりそれが得られるであろう。
【0037】
本発明の化合物の種々の随意の置換基のある種のものは標準芳香族置換反応により導入されるかまたは前記の過程に先だってかまたは直後に通常の官能基修飾により発生され、それ自体本発明の過程態様に含まれている。そのような反応および修飾には、例えばニトロまたはハロゲンの導入およびニトロの還元が含まれる。そのような過程のための試薬および反応条件は化学の分野ではよく知られている。
【0038】
もし、市販品として入手不可能であれば、前記過程のために必要な出発物質はヘテロ環化学の標準技術、既知の構造が似ている化合物の合成に類似した技術(特に前記EPA公開およびそれらの写しに記載されている技術)および前記の方法または下記の実施例に記載された方法と類似した技術から選択される方法により製造されるであろう。
【0039】
当業者には明らかになるであろうごとく、出発物質の製造に利用可能である種々の反応系列および本発明の出発物質および生成物を導く反応系列は、合成法および存在する基に関して適当な考慮が払われるならば変形させてもよい。
【0040】
本発明の化合物またはその医薬として受容可能な塩(以後、まとめて”化合物”で示される)の有用性は、標準試験および臨床試験[EPA428434またはEPA474561(またはUS5,236,921)のような前記のEPA公開に開示されている、または以下に記載されているものを含む]により示されるであろう。
【0041】
ニューロキニンA(NKA)レセプター結合アッセイ(試験A)
NK2レセプターでのNKAの結合に拮抗する本発明の化合物の能力はAharony,D.,Little,J.,Thomas,C.,Powell,S.,Berry,D.およびGraham,A.ハムスターニューロキニンAレセプターcDNAの単離および薬理学的特性、Molecular Pharmacology,1994,45,9−19に記載されているように、マウス赤白血病(MEL)細胞において発現されるヒトNK2レセプターを用いて示されるであろう。このアッセイの最初の使用において、標準化合物L−659,877で測定されたIC50はMELへの3H−NKA結合に対して30nMであることが観察された。
【0042】
NK2レセプターでの結合の化合物の選択性は標準アッセイ(例えば、NK1レセプターに選択的な組織調整試料でのSPのトリチウム化誘導体を用いるアッセイまたはNK3レセプターに選択的な組織調整試料でのNKBのトリチウム化誘導体を用いるアッセイ)を用いた他のレセプターでのその結合を決定することにより示されるであろう。
【0043】
モルモットアッセイ(試験B)
肺組織における作動薬(NKAまたは[b−ala8]−NKA(4−10))の作用に拮抗する本発明の化合物の能力はモルモット気管での機能的アッセイを用いて示され、それは国際特許出願公開番号WO94/10146の19ー20ページからに記載されているものと同様の様式で実施される。
【0044】
本発明の化合物の有用性を示す臨床研究は標準的な方法で実施されるであろう。例えば、喘息または喘息様病状の徴候の予防または処置のための化合物の能力は、冷気またはアレルゲンを吸入させ、例えばFEV1(努力吸気肺気量)およびFVC(努力肺活量)のような標準肺測定により評価し、統計分析の標準法で分析することにより示されるであろう。試験Aまたは試験Bにおける化合物の活性の密接な関係は喘息に制限されるものではなく、むしろ、NKAの一般的拮抗作用の証拠を提供するものであることが理解されるであろう。一般に、試験された本発明の化合物は試験Aにおいて1mMまたはそれ未満のKiを示し、統計的に有意な活性を示した。例えば、実施例2に記載した化合物は23nMのKiを持っていることが観察された。試験Bにおいては、本発明の化合物に対し5またはそれ以上のpKBが典型的には測定された。例えば、実施例3に記載された化合物に対し8.7のpKBが測定された。
【0045】
前に議論したように、式Iの化合物またはその医薬として受容可能な塩はNKA拮抗薬の特性を持っている。従って、それは気管支収縮、微小血管透過性亢進、血管拡張および肥満細胞の活性化を含む既知のNKAの少なくとも一つの作用に拮抗する。従って、本発明の一つの態様は、例えば喘息または関連する障害の処置のように、NKAが関係し、その作用の拮抗作用が望まれるヒトまたはその他の哺乳類における疾患における式Iの化合物またはその医薬として受容可能な塩の使用である。さらに、新しい疾患モデルの開発および標準化のための医薬標準品として、またはNKAが関係する疾患の処置のための新しい治療薬の開発に使用するためのアッセイまたはそれらの診断のためのアッセイに式Iの化合物またはその医薬として受容可能な塩を使用することにより本発明の別の態様が提供される。そのような疾患の処置に使用する場合、本発明の化合物は一般に、前に定義したような式Iの化合物またはその医薬として受容可能な塩および医薬として受容可能な希釈剤または担体からなる適当な医薬組成物として投与され、組成物は選択された特定の投与経路に適合されている。そのような組成物は本発明のさらなる態様として提供される。組成物は通常の方法および賦形剤および結合剤を用いて得ることができ、種々の剤形の一つであろう。そのような剤形には例えば、経口投与のための錠剤、カプセル、水剤または懸濁剤;静脈内または筋肉内注入または注射による投与のための無菌溶液または懸濁液;吸入による投与のためのエアロゾルまたはネブライザー溶液または懸濁液;または吹送による投与のための乳糖のような医薬として受容可能な固形希釈剤と一緒にした散剤が含まれる。経口投与のためには、式Iの化合物を250mgまで(典型的には5から100mg)含む錠剤またはカプセルが通常用いられるであろう。吸入での投与では、例えば5から100mgの範囲の日用量で、単一量または日用量を2から4で分割してヒトに投与されるであろう。同様に、静脈内または筋肉内注入または注射による投与のためには、式Iの化合物を10%w/wまで含む(典型的には0.05から5%w/w)無菌溶液または懸濁液が通常使用されるであろう。
【0046】
投与されるべき式Iの化合物の量は、投与経路および処置を受ける患者の病状の重度および大きさおよび年齢を計算にいれ、よく知られている原則に従って変化させる必要があろう。しかしながら、一般に式Iの化合物は例えば0.01から25mg/kgの範囲(通常0.1から5mg/kg)の用量で温血動物(ヒトのような)が受けるように投与されるであろう。一般に等量の式Iの化合物の医薬として受容可能な塩が使用されるであろうことが理解されるであろう。
【0047】
本発明はここで以下の実施例(これらに制限されるわけではない)により例示されるであろう、ここで特に記載されない限り:
(i)温度は摂氏度(℃)で与えられている;操作は室温またはまわりの温度、即ち18−25℃の範囲で実施された;
(ii)有機溶媒は無水硫酸マグネシウムで乾燥された;溶媒の蒸発は減圧下(600−4000パスカル;4.5−30mmHg)ロータリーエバポレーターを用いて行った;
(iii)クロマトグラフィーとはシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを意味している;逆相クロマトグラフィーとは”PREP−40−ODS”(Art731740−100、Bodman Chemicals,Aston,PA,USAより)として知られている32−74μの粒子径を持つオクタデシルシラン(ODS)被覆支持体でのクロマトグラフィーを意味している;薄層クロマトグラフィー(TLC)はシリカゲルプレート上で実施された;ラジアルクロマトグラフィーはHarrison Research モデル8924Chromatoron上、環状薄層シリカゲルプレートでのクロマトグラフィーを示している;
(iv)一般に、反応の経過はTLCで追跡し、および反応時間は例示のためにのみ与えられている;
(v)融点は未補正であり、(dec)は分解を示している;与えられた融点は記載されたように製造された物質で得られたものである;多形性によりいくつかの製造例で異なった融点を持つ物質が単離された;
(vi)最終生成物は満足すべきプロトン核磁気共鳴(NMR)スペクトルを持っていた;
(vii)収量はただ例示のために与えられており、勤勉な方法開発により得られるであろう収量は必要とされない;より多くの物質が必要であった場合は製造を繰り返した;
(viii)NMRが与えられている場合、それらは主たる診断的プロトンに対するデルタ値の形であり、過重水素化ジメチルスルホキシド(DMSO−d6)を溶媒として用いて300MHzで決定された、内部標準としてのテトラメチルシラン(TMS)に対する百万分の一(ppm)で与えられている;信号の形に対しては通常の略号が使用された;ABスペクトルに対しては観察されたシフトが報告されている;結合定数(J)はHzで与えられている;Arはそのような帰属がなされた場合の芳香族プロトンを示している;
(ix)化学記号はそれらの普通の意味を持っている;SI単位および記号が使用された;
(x)減少した圧力は絶対圧としてパスカル(Pa)で与えられており;上昇した圧力はゲージ圧としてバールで与えられている;
(xi)溶媒比は容量:容量(v/v)で与えられており;および
(xii)質量スペクトル(MS)は電子暴露プローブ中、70電子ボルトで行われた;ここで示されたイオン化は化学イオン化(CI)または高速原子衝撃(FAB)により達成された;m/z値が与えられている;一般的に、親質量を示すイオンのみが報告されている。
【0048】
実施例1. 1-[3-(3,4-ジクロロフェニ)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチル]-4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン
3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチルアルデヒド(0.200g)のメタノール(1mL)/ジクロロメタン(1mL)溶液を4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン(0.147g)および酢酸(0.047mL)のメタノール(1mL)溶液に加えた。2分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(52mg)のメタノール(1mL)溶液を一度に加えた。一夜撹拌後、反応混合液を炭酸水ナトリウム水溶液で希釈し、30分撹拌してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液は乾燥させ蒸発させた。粗生成物をメタノール/エーテルに懸濁して濾過すると、表記化合物が白色固形物として得られた(0.13g);NMR:7.57(m,5),7.44(m,2),7.36-7.18(m,5),6.87(dd,1,J=1.6,8.2),4.98(dd,l,J=5.2,14.3),4.81(dd,1,J=10.1,14.2),4.71(s,1),3.20(m,1),2.54(m,1),2.34-2.16(m,3),2.09(m,2),1.91(m,1),1.75(m,3),1.50(m,2);MS: m/z=522(M+1).元素分析:C28H29Cl2N5Oとして:計算値:C,64.37;H,5.59;N,13.40;実測値:C,64.10;H,5.56;N,13.28。
【0049】
中間体アルデヒドは以下のように合成された:
a. 1-ブロモ-2-(テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)エタン。機械的に撹拌したジヒドロピラン(1000mL)および強酸性イオン交換樹脂(10.0g)のヘキサン(2L)溶液を冷水浴で内部温度を35−40℃に保つように1.5時間以上かけて2-ブロモエタノール(985g)を滴加した。室温で一夜撹拌後、反応混合物をヘキサン(6L)で溶出するクロマトグラフィーを行った。溶出物を蒸発させると琥珀色の液体が得られ、2インチのビグローカラムを通して蒸留して75−95℃で沸騰する物質を集めた。この物質を再蒸留すると表記エーテルが油状物として得られた(1195.5 g);bp 80-90℃(2666 Pa);NMR:4.68(m,1),4.01(m,1),3.89(m,1),3.77(m,1),3.52(m,3),1.75-1.50(m,6)。
【0050】
b. α-[2-(テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)エチル]-3,4-ジクロロフェニル-アセトニトリル。氷/水浴中で10℃に冷却した水素化ナトリウム(218.0g、55%油懸濁液)のテトラヒドロフラン(4L)溶液に45分以上かけて3,4-ジクロロフェニルアセトニトリル(893.0g)のテトラヒドロフラン(2L)溶液を加え、得られた溶液は室温で2時間撹拌した。混合物を氷/水浴で冷却し、1-ブロモ-2-(テトラ-ヒドロピラン-2-イルオキシ)エタン(1076.0g)を25分以上かけて油状物のまま滴加した。混合物は室温で一夜撹拌した後に2リットルづつ4つに分割した。各々を飽和塩化アンモニウム溶液(3L)で希釈し、エーテル(500mL)で抽出した。合併した有機層を洗浄(飽和塩化アンモニウム水溶液)、乾燥および蒸発させた。得られた物質をヘキサン:ジクロロメタン(100:0から0:100への濃度勾配)で溶出するクロマトグラフィーを行うと表記ニトリルが油状物として得られた(932g);NMR:7.47(m,4),7.20(m,2),4.57(m,2),4.08(m,2),3.85(m,4),3.54(m,3),3.37(m,1),2.15(m,4),1.77(m,4),1.56(m,8).
【0051】
c. 2-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)ブチル−アミン。上記ニトリル(128.3g)の95%エタノール(1.1L)および濃水酸化アンモニウム溶液(550mL)にラネーニッケル(25.0g)を加えた混合物は3.6バールの水素雰囲気下1.5日水素化した。混合物を珪藻土を通して濾過することにより触媒を除去し、得られた濾液を蒸発させた。得られた物質はジクロロメタン:メタノール(グラジエント100:0,95:5)で溶出するクロマトグラフィーを行うと表記アミンが油状物として得られた(91g);NMR:7.40(s,1),7.38(s,1),7.32(d,1,J=2.1),7.28(d,l,J=2.0),7.07(dd,l,J=2.1,4.9),7.04(dd,1,J=2.1,4.9),4.50(m,l),4.43(m,l),3.70(m,4),3.45(m,2),3.27(m,1),3.17(m,l),2.97-2.75(m,6),2.00(m,2),1.82-1.66(m,6),1.53(m,8),1.18(broad s,4);MS: m/z=318(M+l)。
【0052】
d. N-[2-(3,4ジクロロフェニル)-4-(テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)ブチル]ベンズアミド。上記アミン(2.5g)のジクロロメタン(35mL)溶液にトリエチルアミン(1.1mL)および安息香酸無水物(1.85g)を加え、得られた溶液は45分間撹拌した。混合物を洗浄し(0.2N塩酸、1N水酸化ナトリウム、水)乾燥後蒸発させると表記アミドが油状物として得られた(91g);NMR:7.63(m,4),7.46(m,2),7.37(m,8),7.09(m,2),6.22(m,2),4.50(m,l),4.43(m,1),3.8(m,5),3.63(m,l),3.5(m,4),3.36(m,l),3.23(m,l),3.11(m,2),2.06(m,2),1.90-1.77(m,4),1.68(m,2),1.51(m,8);MS:m/z-338[(M+1)-テトラヒドロピラニル]。
【0053】
e. N-[2-(3,4ジクロロフェニル)-4-ヒドロキシブチル]ベンズアミド。上記エーテル(4.0g)をテトラヒドロフラン(20mL)および3N塩酸(20mL)に加え2時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、1N水酸化ナトリウムで中和してジクロロメタンで抽出した。抽出有機層を乾燥し、蒸発させ、ジクロロメタン:メタノール(95:5)で溶出するクロマトグラフィーを行うとヒドロキシベンズアミド化合物が粘稠な油状物として得られた(2.9 g);NMR:7.63(m,2),7.47(m,1),7.37(m,3),7.32(d,1, J=2.1),7.06(dd,1,J=2.1,8.3),6.46(m,1),3.82(m,1),3.69(m,1),3.57-3.39(m,2),3.12(m,1),2.60(m,1),1.97(m,1),1.82(m,1);MS:m/z=338(M+1)。
【0054】
f.酢酸4-ベンゾイルアミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブチルエステル。上記アルコール(2.9g)のジクロロメタン(3mL)溶液をピリジン(0.90mL)および塩化アセチル(0.67mL)のジクロロメタン(37mL)溶液に加えた。1.5時間撹拌後、反応混合物を洗浄し(水、飽和硫酸銅(II)水溶液、および水)、分離した有機層を乾燥させて蒸発させると表記エステルを粘稠な油状物として得た(3.0 g);NMR:7.63(m,2),7.48(m,1),7.39(m,3),7.32(d,1,J=2.1),7.06(dd,1,J=2.1,8.2),6.21(m,1),4.03(m,1),3.87(m,2),3.41(m,1),3.07(m,1),2.09(m,1),1.98(s,3),1.92(m,1);MS:m/z=380(M+1)。
【0055】
g.3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブタン-1-オール。上記アミド(1.0g)および五塩化リン(0.548g)のトルエン(20mL)溶液を80℃に2時間加熱した後少し加熱環流させた。混合物を粘稠な黄色油状物となるまで蒸発させ、アジ化ナトリウム(0.845g)を含むN,N-ジメチルアミド(12mL)に溶解した。2時間撹拌後、反応混合物を水(700mL)で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。抽出有機層を乾燥して蒸発させ、メタノール(4mL)および50%w/w水酸化ナトリウム(0.16mL)に溶解した。45分間撹拌した後、混合物を1N塩酸/水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。抽出有機層を乾燥して蒸発させると表記アルコールが固形物として得られ(0.845g)、それには1eのベンズアミドが混入していた(量は決定されていない);粗生成物は精製することなく次の工程に使用された;MS:m/z=363(M+1)。
【0056】
h. 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチルアルデヒド。塩化オキザリル(8mL)のジクロロメタン(8mL)溶液に、−78℃でメチルスルホキシド(0.46mL)のジクロロメタン(4mL)溶液を加えた。5分後、未同定量のN-[2-(3,4ジクロロフェニル)-4-ヒドロキシブチル]ベンズアミドが混入している3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブタン-1-オール(0.845g)のジクロロメタン(4mL)溶液を滴加し、混合物は25分間撹拌した。次にトリエチルアミン(1.81mL)を加え、溶液は放置して徐々に室温まで暖めた。反応混合物は洗浄し(1N塩酸、炭酸水素ナトリウム水溶液、水)、分離した有機層は乾燥して蒸発させた。粗生成物はエーテル:ヘキサン(5:1)で溶出するクロマトグラフィーを行うと表記アルデヒドが白色固形物として得られた(0.212g);NMR:9.70(m,1),7.49(m,3),7.29(m,2),7.18(d,1, J=8.2),6.89(d,1,J=1.6),6.63(dd,1,J=8.1,1.8),4.76(dd,1,J=5.8,13.9),4.58(dd,1,J=7.8,13.9),3.81(m,1),3.04(dd,1,J=7.3,18.5),2.88(dd,1,J=6.9,18.5);MS:m/z=361(M+1)。
【0057】
実施例2 1-[3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチル]-4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン二塩酸塩
3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチルアルデヒド(1.0g)のメタノール(7mL)溶液を4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン(0.741g)および酢酸(0.24mL)のメタノール(1mL)溶液に加えた。5分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.263g)のメタノール(7mL)溶液を一度に加えた。2時間撹拌後、反応混合液を炭酸水ナトリウム水溶液で希釈し、30分撹拌してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液は乾燥させて蒸発し、ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配98:2、90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行った。精製された物質はジクロロメタンに溶解し、塩化水素エーテル溶液で塩酸塩として沈殿させ、溶媒を蒸発し、一夜高真空下に置くと表記化合物が白色固形物として得られた(0.760g);NMR:7.92(m,1),7.69(m,2),7.59(m,2),7.50(m,2),7.36(m,2),7.28(m,4),7.10(d,1,J=2.1),6.85(dd,1,J=2.1,8.3),4.70(dd,1,J=4.5,14.0),4.57(dd,1,J=10.5,13.9),3.47(m,3),3.27(m,2),3.14(m,1),2.84(m,1),2.47-2.20(m,4),1.93(m,2);MS:m/z=520(M+l);元素分析C30H31Cl2N3O・2.80 HCl・0.15 Et20として:計算値:C,58.00;H,5.61;N,6.63;実測値:C,57.99;H,5.80;N,6.77。
【0058】
中間体アルデヒドは以下のように合成された:
a. 酢酸 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[(2,2-ジメトキシエチルアミノ)フェニルメチル]アミノブチルエステルおよび酢酸 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-[(2,2-ジメトキシエチルアミノ)フェニルメチレンアミノ]ブチルエステル。4-ベンゾイルアミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブチルエステル(1.5g、実施例1fより)の塩化チオニル(4.0mL)溶液を1時間激しく加熱環流した。反応混合物はトルエンで希釈して蒸発させた。得られた残渣をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解して0℃に冷却し、2,2-ジメトキシエチルアミン(0.47mL)のN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)溶液を加えた。20分撹拌後、混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。抽出が完全でなかったため、合併したジクロロメタン抽出液を水相を含む分液ロートに戻し、希塩酸で酸性に調整した。ジクロロメタン層を水で洗浄し、乾燥後蒸発させた。ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配95:5、70:30)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うとアルデヒドが粘稠な油状物として得られた(1.4g;MS:m/z=467(M+1)。
【0059】
b. 酢酸 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチルエステル。上記アミジン(1.2g)およびp-トルエンスルホン酸一水和物(0.540mg)のトルエン(25mL)溶液を2時間加熱環流し、ディーンースタークトラップを用いて共沸により水を除いた。混合物は蒸発させてジクロロメタンで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。分離した有機相を乾燥して蒸発させると表記イミダゾリルエステル(1.0g)および3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブタン-1-オールが明るい茶色の粘稠な油状物として得られた;粗生成物は精製することなく次の工程に使用された;MS:m/z=403(M+1),361(M+1)。
【0060】
c. 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブタン-1-オール。上記エステル(1.4g)をテトラヒドロフラン(40mL)、水(16mL)、1N水酸化ナトリウム(7mL)およびメタノール(2mL)n溶解して2時間撹拌した。揮発性有機物を蒸発させ、得られた水性混合物を水で希釈してジクロロメタンで抽出した。合併した有機抽出物を乾燥して蒸発させるとイミダゾリルアルコールが得られた(1.0g);粗生成物は精製することなく次の工程に使用された;MS:m/z=361(M+1)。
【0061】
d. 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチルアルデヒド。上記アルコール(1.0g)のジクロロメタン(5mL)溶液をデスーマーチンパーイオジナン(1.7g)およびtert-ブタノール(0.52mL)のジクロロメタン(25mL)溶液内にカニュレートした。5分間撹拌後、反応混合物をエーテル(25mL)および炭酸水素ナトリウム(2.4g)およびチオ硫酸ナトリウム五水塩(7.9g)の水溶液(100mL)で希釈した。二相系は両方の層が透明になるまで激しく撹拌した(約30分)。分離した有機層は洗浄(飽和炭酸水素ナトリウム水溶液)、乾燥後に蒸発させた。ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配95:5、80:20)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うと表記アルデヒドが発泡性の白色固形物として得られた(1.0 g);NMR(CDCL3/CF3COOH):9.67(m,1),7.67(m,1),7.52(m,2),7.45(m,1),7.35(m,1),7.22(m,1),7.13(m,2),6.82(d,1,J=2.1),6.62(dd,1,J=2.2,8.3),4.52(dd,1,J=4.3,13.8),4.34(dd,1,J=10.5,13.8),3.54(m,1),2.96(m,2);MS:m/z=359(M +1)。
【0062】
実施例3 1-[1-[3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニル-1,3,4-トリアゾール-1-イル)ブチル]ピペリジン-4-イル]テトラヒドロピリミジン-2-オン塩酸塩
3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニル-1,3,4-トリアゾール-1-イル)ブチルアルデヒド(0/80g)のメタノール(4mL)溶液を1-(ピペリジン-4-イル)テトラヒドロピリミジン-2-オン(0.408g)および酢酸(0.13mL)のメタノール(4mL)溶液に加えた。40分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.140g)のメタノール(4mL)溶液を一度に加えた。一夜撹拌後、反応混合液を炭酸水ナトリウム水溶液で希釈し、30分撹拌してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液は乾燥させて蒸発し、ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配95:5、70:30)を溶出液とするクロマトグラフィーを行った。精製された物質はジクロロメタンに溶解し、塩化水素エーテル溶液で塩酸塩として沈殿させて分離し、一夜高真空下に置くと表記化合物が白色固形物として得られた(1.0 g);NMR (CD30D):9.55(s,1),7.74(m,1),7.62(m,2),7.42(m,2),7.29(d,1,J=8.3),7.16(d,1,J=2.1),6.89(dd,1,J=2.1,8.3),4.83(dd,1,J=4.7,14.3),4.64(dd,1,J=10.2,14.2),4.36(m,1),3.60(m,2),3.26(m,5),3.03(m,3),2.75(m,1),2.22(m,4),1.91(m,4);MS:m/z=527(M+1)。元素分析C27H32Cl2N6O・4.20HCl・0.20Et2Oとして:計算値:C,48.01;H,5.53;N,12.08;実測値:C,48.09;H,5.64;N,12.06。
【0063】
中間体アルデヒドは以下のように合成された:
a. 酢酸 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニル-1,3,4-トリアゾール-1-イル)ブチルエステル。4-ベンゾイルアミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブチルエステル(3.0g、実施例1fより)の塩化チオニル(16mL)溶液を1時間激しく加熱環流した。反応混合物はトルエンで希釈して蒸発させた。得られた残渣をN,N-ジメチルホルムアミド(8mL)に溶解して0℃に冷却し、ギ酸ヒドラジド(0.526g)を固体で加えた。20分撹拌後、混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。水層を塩酸で酸性とし(pH=3)ジクロロメタンで抽出した。抽出が完全でなかったため、水酸化ナトリウムで塩基性として(pH=10)酢酸エチルで抽出した。水層を再び酸性とし(pH=3)、ジクロロメタンで抽出した。合併した有機抽出層は乾燥後蒸発させ、ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配98:2、90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うとトリアゾイルエステルが粘稠な橙赤色油状物として得られた(2.4 g);NMR(CD30D):8.50(s,1),7.53(m,3),7.37(m,2),7.25(d,1,J=8.3),7.01(d,1,J=2.1),6.76(dd,1,J=2.1,8.3),4.55(dd,1,J=5.1,14.3),4.34(dd,1,J=10.4,14.2),3.96(m,1),3.76(m,1),2.98(m,1),1.96(m,2),1.89(s,3);MS:m/z=404(M+1)。
【0064】
b. 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニル-1,3,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-1-オール。実施例2cと同様な方法を用いて酢酸 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニル-1,3,4-トリアゾール-1-イル)ブチルエステルが所望のアルコールに変換され、白色固形物として得られた;NMR(CDCl3):8.06(s,1),7.48(m,3),7.36(m,2),7.23(d,1,J=8.2),6.94(d,1,J=2.1),6.67(dd,1,J=2.1,8.2),4.39(dd,1,J=5.6,14.1),4.17(dd,1,J=9.5,14.1),3.59 (m,1),3.38(m,1),3.13(m,1),2.05(m,1),1.88(m,1),1.75(m,1);粗生成物は精製することなく次の工程に使用された;MS:m/z=362(M+1)。
【0065】
c. 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニル-1,3,4-トリアゾール-1-イル)ブチルアルデヒド。上記アルコール(1.8g)のアセトニトリル(75mL)溶液にデスーマーチンパーイオジナン(4.2g)を一度に加えると中間体が白色沈澱として生じた。10分間撹拌後、反応混合物を炭酸水素ナトリウム(2.4g)およびチオ硫酸ナトリウム五水塩(7.9g)の水溶液(100mL)で希釈した。二相系は両方の層が透明になるまで激しく撹拌してジクロロメタンで抽出した。有機抽出物は乾燥後に蒸発させ、ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配95:5、80:20)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うと表記アルデヒドが泡立ちやすい白色固形物として得られた(1.7g);NMR(CDCl3/CF3COOH):9.66(m,1),9.21(s,1),7.75(m,1),7.61(m,2),7.37(m,2),7.27(m,1),6.90(d,1,J=2.1),6.70(dd,1,J=2.2,8.3),4.75(dd,1,J=4.9,14.1),4.49(dd,1,J=10.1,14.1),3.54(m,1),3.01(m,2);MS:m/z=360(M+1)。
【0066】
中間体ピペリジンは以下のように合成された:
d. 8-ベンゾイルカルボニル-1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン。クロロギ酸ベンジル(57.0g)を(300mL)1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(50.2g)およびピリジン(54.0mL)のジクロロメタン(300mL)溶液に−5℃で滴加した。滴加完了後、混合物は放置して室温まで暖め、一夜撹拌した。混合物は1N塩酸および飽和炭酸水素ナトリウムで続けて洗浄した。分離した有機相を乾燥して蒸発させるとケタールが油状物として得られた(92.9 g);NMR(CDCl3):7.35(m,5),5.13(s,2),3.96(s,4),3.59(m,4),1.67(m,4);粗生成物は精製することなく次の工程に使用された;MS:m/z=278(M +1)。
【0067】
e. 4-オキソピペリジン-1-カルボン酸ベンジルエステル。上記ケタール(92.9g)のトリフルオロ酢酸(100mL)および水(20mL)溶液を1.5時間50℃に加熱し、続いて2分間還流した。混合物を蒸発させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和して水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出相を乾燥後蒸発させ、蒸留すると(156-164℃,11.33-12.00Pa)表記化合物が無色の液体として得られた(59 g);NMR(CDCl3):7.37(m,5),5.18(s,2),3.80(m,4),2.46(m,4);MS:m/z=234(M+1)。
【0068】
f. 4-(3-アミノプロピルアミノ)ピペリジン-1-カルボン酸ベンジルエステル。上記ケトン(32.0g)のメタノール(250mL)溶液を1,3-ジアミノプロパン(17.2mL)および酢酸(23.6mL)のメタノール(250mL)溶液に加えた。30分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(25.9g)のメタノール(250mL)溶液を一度に加えた。一夜撹拌後、混合物を真空下で濃縮し、得られた残渣を1N塩酸(100mL)に溶解した。濃塩酸を滴加し、気体の発生が止むまで撹拌を続けた。酸性の水性混合物をジクロロメタンで抽出(廃棄)した後、10N水酸化ナトリウムでpH10の塩基性に調節してジクロロメタンで抽出した。後のジクロロメタン抽出液を乾燥して蒸発させると、ベンジレステルが粘稠な淡黄色油状物として得られた(25.4 g);NMR(CD30D):7.33(m,5),5.10(s,2),4.13(m,2),2.86(m,2),2.65(m,5),1.90(m,2),1.65(m,2),1.23(m,2);MS:m/z=292(M+1)。
【0069】
g. 4-(2-オキソ-テトラヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン-1-カルボン酸ベンジルエステル。上記ジアミン(10.1g)および1,1'-カルボニルジイミダゾール(6.2g)のクロロホルム(250mL)溶液を2時間加熱還流した。混合物は水で洗浄し、分離した有機相を乾燥し、蒸発させてジクロロメタン:メタノール(90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行った。ピリミジンは白色固形物として得られた('.4g);NMR(CDCl3):7.35(m,5),5.12(s,2),4.75(m,1),4.50(m,1),4.26(m,2),3.27(m,2),3.13(m,2),1.89(m,2),1.63(m,4);MS:m/z=318(M+1)。
【0070】
h. 4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。ピペリジン(3.0g)および20%水酸化パラジウムー炭素(0.410g)をエタノール(100mL)に加え、1気圧の水素雰囲気下で3.5時間撹拌した。反応混合物は珪藻土を通して濾過し、濾液を蒸発させるとピリミドンを白色固形物として得られた(1.6g);NMR(CD30D):4.25(m,1),3.22(m,4),3.08(m,2),2.63(m,2),1.87(m,2),1.60(m,4);MS:m/z=184(M +1)。
【0071】
実施例4 N-[1-[3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニル-1,3,4-トリアゾール-1-イル)ブチル]-4-フェニルピペリジン-4-イル]アセトアミド
実施例3の方法と同様の方法を用い、1-(ピペリジン-4-イル)テトラヒドロピリミジン-2-オンをN-(4-フェニルピペリジン-4-イル)アセトアミドに変えることにより表記化合物が白色固形物として得られた;NMR(CD3OD):9.53(s,1),7.74(m,1),7.62(m,2),7.43-7.25(m,8),7.18(d,1,J=2.1),6.90(dd,1,J=2.1,8.3),4.84(dd,1,J=4.6,14.2),4.65(dd,1,J=10.3,14.2),3.50(m,2),3.19(m,4),2.82(m,1),2.73(m,2),2.30(m,4),2.01(s,3);MS:m/z=562(M+1)。元素分析:C3lH33Cl2N5O・3.00HCl・0.20Et2Oとして:計算値:C,55.61;H,5.57;N,10.19;実測値:C,55.66;H,5.76;N,10.13。
【0072】
中間体ピペリジンは以下のように合成された:
a. 4-ヒドロキシ-4-フェニル-1-トリフルオロアセチルピペリジン。4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン(20g)のジクロロメタン(100mL)懸濁液にトリフルオロ酢酸エチル(14.8mL)を加えた。アセトニトリル(50mL)を共溶媒として加え、溶液は一夜撹拌した。混合物を洗浄し(飽和炭酸水素ナトリウム)、分離した有機相を乾燥して蒸発させると表記化合物が黄色固形物として得られた;粗生成物はさらに精製することなく次の工程で使用した;MS:m/z=274(M+1)。
【0073】
b. 4-アジド-4-フェニル-1-トリフルオロアセチルピペリジン。アジ化ナトリウム(9.5g)のクロロホルム(100mL)およびトリフルオロ酢酸(115mL)懸濁液を0℃に冷却し、上記ピペリジン(20g)のクロロホルム(100mL)溶液を1時間以上かけて滴加した。混合物は放置して室温まで徐々に暖め、一夜撹拌した。クロロホルムおよびトリフルオロ酢酸を蒸発させた後、得られた混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥して蒸発させるとアジドピペリジンが粘稠な油状物として得られた(20 g);NMR(CDCl3):7.41(m,5),4.51(m,1),3.97(m,1),3.61(m,1),3.26(m,1),2.10(m,4);粗生成物はさらに精製することなく次の工程で使用した;MS:m/z=299(M+1)。
【0074】
c. 4-アミノ-4-フェニル-1-トリフルオロアセチルピペリジンおよびN-[4-フェニル-1-(2,2,2-トリフルオロアセチル)ピペリジン-4-イル]アセトアミド。上記アジド(15g)および20%水酸化パラジウムー炭素(1.5g)をエタノール(150mL)に加え、1気圧の水素雰囲気下で一夜撹拌した。反応混合物は珪藻土を通して濾過し、濾液を蒸発させた。得られた油状物はジクロロメタンに溶解し、希塩酸で抽出した。酸性の水相は2度ジクロロメタンで抽出し(廃棄)、飽和炭酸水素ナトリウムで中和してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥して蒸発させると中間体アミンが得られた;NMR(CD3OD):7.34(m,5),3.17(m,1),3.04(m,1),2.64(m,1),2.15(m,1)。アミンをジクロロメタン(80 mL)に溶解し、無水酢酸(1.6mL)およびトリエチルアミン(2.5mL)を添加した。一夜撹拌後、混合物を希塩酸および希炭酸水素ナトリウムの順で洗浄した。有機抽出液を乾燥して蒸発させるとアセトアミドが白色固形物として得られた(13.0 g); NMR(CDCl3):7.30(m,5),6.08(s,1),4.24(m,1),3.82(m,1),3.48(m,1),3.23(m,1),2.65(m,1),2.42(m,1),2.09(m,2),2.0 (s,3);粗生成物はさらに精製することなく次の工程で使用した;MS:m/z=315(M+1)。
【0075】
d. N-(4-フェニルピペリジン-4-イル)アセトアミド。上記ピペリジン(13.0g)のメタノール(120mL)溶液に、水酸化リチウム一水和物(5.2g)の水(30mL)溶液を加えた。3時間撹拌後、混合物を蒸発させ、水で希釈してジクロロメタンで抽出した。水層は塩化ナトリウムで飽和して酢酸エチルで抽出した。合併した有機抽出液を乾燥し、蒸発させると脱保護されたアセトアミドが白色固形物として得られ、アセトニトリルから沈澱された;NMR(CD3OD):7.29(m,5),2.98(m,4),2.44(m,2),1.97(m,5);NMR(CD3OD/CF3COOH):7.31(m5),3.28(m,4),2.68(m,2),2.18(m,2),2.02(s,3);MS:m/z=219(M+1)。
【0076】
実施例5 1-[3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチル]-4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン
3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチルアルデヒド(0.579g)のメタノール(3mL)溶液を4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン(0.422mg)および酢酸(0.14mL)のメタノール(4mL)溶液に加えた。2分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.150g)のメタノール(3mL)溶液を一度に加えた。一夜撹拌後、反応混合液を炭酸水ナトリウム水溶液で希釈し、30分撹拌してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液は乾燥させて蒸発し、ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配95:5、90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うと表記化合物が白色固形物として得られた(0.550g);NMR(CDCl3):7.49(m,2),7.38(m,5),7.25(m,5),6.94(m,2),6.67(dd,1,J=2.1,8.3),4.25(dd,1,J=6.2,14.1),4.08(dd,1,J=8.8,14.1),2.81(m,1),2.59(m,2),2.36(m,2),2.08(m,5),1.72(m,2);MS:m/z=520(M+1)。元素分析 C30H31Cl2N3O・0.25CH2Cl2として:計算値:C,67.07;H,5.86;N,7.75;実測値:C,66.88;H,5.93;N,7.78。
【0077】
中間体アルデヒドは以下のように合成された:
a. 4-アミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブタン-1-オール。2-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(テトラヒドロピラン-2-イルオキシ)ブチルアミン(550g)のメタノール(3.3L)溶液を機械的に撹拌しながら6.0N塩酸(352mL)を一度に加えるとわずかに発熱した。3時間撹拌後、反応混合物を蒸発させ、得られた残渣は水で3Lに希釈した。この溶液をエーテル(2x500mL)で抽出し、水酸化ナトリウムペレット(100g)で塩基性として酢酸エチル(4x500mL)で抽出した。合併した酢酸エチル抽出液を洗浄し(800mL飽和塩化ナトリウム)、乾燥して蒸発させると表記アルコールが琥珀色の油状物として得られ(367g)、それは高真空下で固化した;NMR:7.39(d,1,J=8.2),7.28(d,1,J=2.0),7.04(dd,1,J=8.2,2.0),3.65(m,1),3.50(m,1),2.90(m,2),2.71(m,1),2.25(m,2),1.86(m,2)。
【0078】
b. 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルイミダゾール-1-イル)ブタン-1-オール。上記アミン(9.7g)のメタノール(37mL)溶液を1-イソシアノ-2-フェニル-1-トシルエテン(11.8g)のメタノール(185mL)撹拌溶液に15分以上かけて滴加した。30分後、トリエチルアミン(5.8mL)を加え、混合物は一夜撹拌した。溶媒を留去して得られた残渣をトルエンに溶解し、1N塩酸で抽出した。酸性の水相の下の粘稠な暗いオレンジ色の層を集め、トルエンで希釈して1N塩酸で抽出した。合併した酸性の水性抽出液を10N水酸化ナトリウムで塩基性とし、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥して蒸発させると薄いオレンジ色の固形物が得られ、それは最少量の沸騰ジクロロメタンに溶解された。エーテルおよびヘキサンを添加すると沈澱が生じ、濾過して集め、真空下で乾燥させるとイミダゾリルアルコールが灰色がかった白色の固形物として得られた(9.5 g);NMR(CD3OD):7.52(d,1,J=1.1),7.40(m,3),7.24(m,3),6.98(d,1,J=2.1),6.84(d,1,J=1.1),6.78(dd,1,J=2.1,8.3),4.36(dd,1,J=5.6,14.2),4.22(dd,1,J=9.7,14.2),3.34(m,1),3.19 (m,1),2.91(m,1),1.75(m,2);MS:m/z=361(M+1)。
【0079】
c. 3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチルアルデヒド。塩化オキザリル(0.60mL)のジクロロメタン(8mL)溶液に、−78℃でメチルスルホキシド(0.98mL)のジクロロメタン(5mL)溶液を加えた。10分後、上記アルコール(1.0g)のジクロロメタン(10mL)溶液を滴加し、混合物は45分間撹拌した。次にトリエチルアミン(3.86mL)を加え、溶液は放置して徐々に室温まで暖めた。反応混合物はジクロロメタンで希釈して洗浄し(1N塩酸、炭酸水素ナトリウム水溶液、水)、乾燥して蒸発させた。粗生成物はエーテル:ジクロロメタン:メタノール(20:10:1),続いてジクロロメタン:メタノール(90:10)で溶出するクロマトグラフィーを行うと表記アルデヒドが灰色がかった白色固形物として得られた(0.610 g);NMR(CDCl3/CF3COOH):9.58(m,1),8.74(m,1),7.56(m,3),7.27(m,2),7.20(m,2),6.87(m,1),6.69(m,1),4.56(m,1),4.35(m,1),3.42(m,1),2.90(m,2);MS:m/z=359(M+1)。
【0080】
中間体イソシアニドは以下のように合成された:
d. N-(α-トシルスチリル)ホルムアミド。カリウム tert-ブトキシドの1.0Mテトラヒドロフラン(500mL)溶液を撹拌し、−30℃でトシルメチルイソシアニド(73.4g)のテトラヒドロフラン(250mL)溶液を滴加した。次に、ベンズアルデヒド(38.2mL)のテトラヒドロフラン(150mL)溶液を−40から−30℃の間の温度で滴加した。1.5時間撹拌後、混合物を氷水内に注ぎ、酢酸(41.5mL)を滴加することにより酸性に調整し、20分間撹拌して固体の炭酸水素ナトリウムで中和した。真空下でテトラヒドロフランを留去すると淡い茶色の沈澱を伴った水性溶液が得られ、沈澱を濾過して集めた。固形物をジクロロメタンに溶解して水で洗浄し、乾燥して蒸発させると粗生成物が得られた(101g)。この物質をアセトニトリル(400mL)に撹拌しながら懸濁し、加熱還流して溶解させた後室温まで冷却した。暗赤色のうわづみを捨て、沈澱を新しいアセトニトリルに懸濁し、濾過後真空下で乾燥させると表記ホルムアミドが黄褐色固形物として得られた(56.6g)。濾液を濃縮し、同様の方法を用いて再結晶するとさらに表記ホルムアミドが得られた(18.7 g);NMR(CDCl3):オレフィン異性体の1.7:1混合物として:帰属 8.06(CHO),7.10(NH),2.43(s,CH3),2.40(s,CH3);積分値 8.06-7.09(12),2.43-2.40(3);MS:m/z=302(M+l)。
【0081】
e. 1-イソシアノ-2-フェニル-1-トシルエテン。上記ホルムアミド(2.0g)のジクロロメタン(26mL)溶液に、−78℃でトリエチルアミン(5.6mL)および無水トリフルオロメタンスルホン酸(1.7mL)を加えた。1時間撹拌後、反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥して蒸発させ、エーテル:ヘキサン(1:1)で溶出するクロマトグラフィーを行うと表記エテンが粘稠な淡黄色油状物として得られた(1.6 g);NMR(CD3OD):7.88(m,5),7.54(m,5),2.49(s,3);MS:m/z=284(M+1)。
【0082】
5b、5cおよび5eの製造は文献の方法を適用した[van Leusen,A.M.;Schaart,F.J.;van Leusen,D. Recl. Trav. Chin. Pays-Bas 111,517-523(1992)]。
【0083】
実施例6 1-[1-[(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチル]ピペリジン-4-イル]-2-オン二塩酸塩
(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチルアルデヒド(0.90g)のメタノール(6mL)およびジクロロメタン(2mL)溶液を1-(ピペリジン-4-イル)テトラヒドロピリミジン-2-オン(0.458g)および酢酸(0.14mL)のメタノール(5mL)溶液に加えた。40分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.157g)のメタノール(5mL)溶液を一度に加えた。2時間撹拌後、反応混合液を炭酸水ナトリウム水溶液で希釈し、30分撹拌してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液は乾燥して蒸発させ、ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配98:2、70:30)を溶出液とするクロマトグラフィーを行った。精製された物質をジクロロメタンに溶解し、エーテル性塩化水素で塩酸塩として沈殿させ、蒸発させて高真空下に一夜置くと表記化合物が白色固形物として得られた(0.928g);NMR(CD3OD):7.61-7.47(m,3),7.30(m,2),7.21(d,1,J=8.2),7.03(d,1,J=2.1),6.75(dd,1,J=2.1,8.3),4.94(dd,1,J=4.8,14.2),4.74(dd,1,J=9.4,14.2),4.34(m,1),3.58(m,2),3.25(m,5),3.15-2.98(m,3),2.76(m,1),2.33-2.11(m,4),1.90(m,4);MS:m/z=528(M+1)。元素分析 C26H31Cl2N7O・0.15Et2O・2.50HClとして:計算値:C,50.65;H,5.59;N,15.54;実測値:C,50.58;H,5.61;N,15.27。
【0084】
中間体(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニル-テトラゾール-1-イル)ブチルアルデヒドは以下のように製造された:
a. (3S)-4-アミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブタン-1-オール。D−酒石酸(222g)のメタノール(4000mL)溶液を機械的に撹拌し、環流温度で4-アミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブタン-1-オール(342g、実施例5aから)の温メタノール(2000mL)溶液を一度に加え、新しいメタノール(1000mL)で洗し入れた。混合物は加熱環流した。沸騰点に達する前に結晶が形成され始めた。環流を1.5時間行った後、溶液を徐々に室温まで冷却させて3日間撹拌した。酒石酸塩を吸引濾過により集め、真空オーブン中60℃で乾燥させると生成物が得られた(232g)。この物質を沸騰しているメタノール(13.5L)に加え1時間環流を保って1Lのメタノールを留去した。混合物は徐々に室温まで冷却させ、4日間撹拌した。結晶を吸引濾過により集め、乾燥すると固形物(178.8g)が得られた。メタノール濾液を真空下約3Lにまで濃縮した。得られた懸濁液を再び加熱還流すると透明となり、撹拌しながら室温まで放置して徐々に冷却した。再び結晶を集めた(43.8g)。分離したアミノーアルコール酒石酸の結晶(222.6g)を一緒にして1.0N水酸化ナトリウム(1.5L)に溶解し、ジクロロメタン(4x500mL)で抽出した。一緒にした有機抽出液は食塩水で洗浄し、乾燥した後に蒸発させるとキラルのアルコールが灰色がかった白色の固形物として得られた(135.4g);融点:80-82℃;NMR(CD3OD):7.47(d,1,J=8.3),7.42(d,1;J=2.1),7.17(dd,1,J=8.2,2.1),3.47(m,1),3.34(m,1),2.83(m,3),1.92(m,1),1.74(m,1);MS:m/z=324(M+l)。
【0085】
b. N-[(2S)-2-(3,4-ジクロロフェニル)-4-ヒドロキシブチル]ベンズアミド。無水安息香酸(14.6g)のジクロロメタン(50mL)溶液を(3S)-4-アミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブタン-1-オール(15.0g)およびトリエチルアミン(9.0mL)のジクロロメタン(200mL)溶液へ0℃で滴加した。0℃で1時間撹拌した後、1時間室温で撹拌し、反応混合物を洗浄(1N塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液)して分離した有機相は乾燥後、蒸発させた。粗生成物はジクロロメタン:メタノール(濃度勾配98:2、90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うとベンズアミド化合物が淡黄色ゴム状物として得られた(17.5 g);NMR(CDCl3):7.65(m,2),7.48(m,1),7.38(m,3),7.33(d,1,J=2.1),7.07(dd,1,J=2.1,8.2),6.44(m,1,NH),3.83(m,1),3.70(m,1),3.58-3.41(m,2),3.13(m,1),2.47(m,1,OH),1.99(m,1),1.84(m,1);MS:m/z=338(M+1)。
【0086】
c. 酢酸(3S)-4-ベンゾイルアミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブチルエステル。N-[(2S)-2-(3,4-ジクロロフェニル)-4-ヒドロキシブチル]ベンズアミド(17.5g)およびピリジン(8.4mL)のジクロロメタン(400mL)溶液に塩化アセチル(4.6mL)を0℃で滴加した。室温で一夜撹拌後、反応混合物を洗浄し(水、飽和硫酸銅(II)水溶液)、分離した有機相を乾燥し蒸発させるとエステル化合物が淡黄色油状物として得られた。粗生成物は精製することなく次の工程に使用された(スペクトルデータは実施例1fと同じ)。
【0087】
d. 酢酸(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチルエステル。酢酸(3S)-4-ベンゾイルアミノ-3-(3,4-ジクロロフェニル)ブチルエステル(7.0g)の塩化チオニル(13.6mL)溶液を1時間激しく環流した。反応混合物をトルエンで希釈し蒸発させた。得られた残渣をN,N-ジメチルホルムアミド(25mL)に溶解して0℃に冷却し、リチウムアジド(2.7g)のN,N-ジメチルホルムアミド(35mL)溶液を加えた。1時間撹拌後、混合物をジクロロメタンで希釈し、多量の水で洗浄した。分離した有機相を乾燥、蒸発させ、ジクロロメタン:メタノール(濃度勾配100:0、90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うとテトラゾリル化合物が淡黄色ゴム状物として得られた(5.0g);NMR(CDCl3):7.58-7.45(m,3),7.24(m,2),7.17(d,1,J=8.2),6.85(d,1,J=2.1),6.59(dd,1,J=2.1,8.2),4.73(dd,1,J=5.5,13.7),4.50(dd,1,J=9.4,13.7),4.04(m,1),3.81(m,1),3.36(m,1),2.12-1.89(m,2),1.99(s,3);MS:m/z=405(M+1)。
【0088】
e. (3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブタン-1-オール。実施例2cの方法を用い、酢酸3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチルエステルを(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチルエステルに置き換えると表記アルコールが粘稠な油状物として得られ、それは放置すると徐々に結晶化した;NMR(CDCl3):7.58-7.45(m,3),7.26(m,2),7.15(d,1,J=8.2),6.87(d,1,J=2.1),6.62(dd,1,J=2.1,8.2),4.79(dd,1,J=5.5,13.8),4.52(dd,1,J=9.4,13.8),3.64(m,1),3.46(m,2),2.00(m,1),1.84(m,1);MS:m/z=363(M+1)。
【0089】
f. (3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチルアルデヒド。塩化オキザリル(1.6mL)のジクロロメタン(44mL)溶液に、−78℃にてメチルスルホキシド(2.5mL)のジクロロメタン(22mL)溶液を加えた。5分後、(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブタン-1-オール(4.3g)のジクロロメタン(22mL)溶液を加え、混合物は25分間撹拌した。続いてトリエチルアミン(9.9mL)を加え、溶液は放置して徐々に室温まで暖めた。反応混合物は洗浄し(1N塩酸、炭酸水素ナトリウム水溶液および水)、分離した有機相は乾燥させて蒸発させた。粗生成物はエーテル:ジクロロメタン(1:1)で溶出するクロマトグラフィーを行い、エーテルから沈殿させるとアルデヒドを白色固形物として得た(2.7g)(スペクトルデータは実施例1hと同じ)。
【0090】
実施例7 N-[1-[(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチル]-4-フェニルピペリジン-4-イル]アセトアミド塩酸塩。N(4-フェニルピペリジン-4-イル)アセトアミドを用い、実施例6と同様の方法により表記化合物が白色固形物として得られた;NMR(CD3OD):7.54(m,3),7.38-7.22(m,8),7.06(d,1,J=2.1),6.77(dd,1,J=2.1,8.3),4.96(dd,1,J=4.9,14.2),4.77(dd,1,J=9.3, 14.1),3.53(m,2),3.33-3.11(m,4),2.87(m,1),2.75(m,2),2.28(m,4),2.00(s,3);MS:m/z=563(M+1)。元素分析C30H32Cl2N6O・0.35Et2O・1.80HClとして:計算値:C,57.57;H,5.73;N,12.82;実測値:C,57.33;H,5.62;N,12.61。
【0091】
実施例8−21
実施例6と同様の方法を用いて、ただしそこで使用された(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(5-フェニルテトラゾール-1-イル)ブチルアルデヒドの代わりに(3S)-3-(3,4-ジクロロフェニル)-4-(2-フェニルイミダゾール-1-イル)ブチルアルデヒドを用い、およびそこで使用された1-(ピペリジン-4-イル)テトラヒドロピリミジン-2-オンを必要なピペリジンに置き換えると以下の式VII(Q1は指定された基)の化合物が製造される。
【0092】
実施例81=4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジノ;MS:m/z=526(M+1)。
【0093】
実施例91=4-アセトアミド-4-フェニルピペリジノ;MS:m/z=561(M+1)。
【0094】
実施例101=4-エトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジノ;MS:m/z=597(M+1)。
【0095】
実施例10のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0096】
a. 8-ベンジル-1,3,8-トリアザスピロ[4.5]デカン-2,4-ジオン。炭酸アンモニウム(488.5g)およびシアン化ナトリウム(70.0g)の水(700mL)およびエタノール(700mL)の懸濁液を機械的に撹拌し、1-ベンジル-4-ピペリドン(100g)を一度に加えた。反応混合物は60℃で12時間撹拌した。無機の塩は徐々に溶液に溶解されスピロヒダントインの結晶が形成された。室温まで冷却し、濾過により固形物を集め、温かい水(2L)で洗浄し、80%エタノール(2L)から再結晶し、エタノールで洗浄し、真空オーブン中50℃で乾燥させるとヒダントイン(122g)が白色固形物として得られた;MS:m/z=260(M+1);NMR(DMSO-d6):10.64(bs,1),8.45(broad s,1),7.29(m,5),3.48(s,2),2.69(m,2),2.28(m,2),1.81(m,2),1.51(m,2)。
【0097】
b. 4-アミノ-1-ベンジル-4-カルボキシピペリジン。ヒダントイン(40.0g)水酸化リチウム(32.4g)の水(500mL)溶液を撹拌し、40時間加熱環流した。混合物は室温まで冷却し、濾過して白色沈殿を除き、濾液を蒸発させた。濃縮液のpHを濃塩酸で12から5へ調整し、溶液を蒸発乾固させた。残渣をメタノールへ懸濁させることにより生じた白色沈殿を濾過し、メタノールで洗浄して風乾するとアミン(32.7g)が白色固形物として得られた;MS:m/z=235(M+1);NMR(DMSO-d6):7.40(m,5),3.89(m,2),2.92(m,4),2.12(m,2),1.84(m,2)。
【0098】
c. 4-アミノ-1-ベンジル-4-エトキシカルボニルピペリジン。アミノ−酸(23.0g)のエタノール(400mL)懸濁液に0℃で塩化チオニル(43.0mL)を滴加すると透明な溶液となった。反応混合物を室温まで暖め、5時間環流し、室温で一夜撹拌した。混合物は蒸発させた後、さらに二度トルエンを加えて蒸発させた。得られた油状物を水に溶解して1N水酸化ナトリウムでpH3に調整し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥させ蒸発させるとエステルが油状物として得られた(21.5g);MS:m/z=263(M+1);NMR:7.28(m,5),4.17(q,2,J=7.1),3.52(s,2),2.50(m,4),2.13(m,2),1.54(m,4),1.27(t,3,J=7.1)。
【0099】
d. 1-ベンジル-4-(5-クロロバレルアミド)-4-エトキシカルボニルピペリジン。5-クロロバレリルクロリド(13.2g)のジクロロメタン(50mL)溶液を上記アミノ−エステル(20.3g)およびピリジン(13.1mL)のジクロロメタン(250mL)溶液に0℃で加えると20分以内に濃厚なスラリーとなった。一夜室温まで暖めた後、スラリーを炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈すると透明な二相性の溶液が得られ、それはさらにジクロロメタンで抽出された。有機抽出液を乾燥し蒸発させると薄い褐色の半固体が得られた。この物質をエーテルに懸濁し、濾過するとアミドが白色固形物として得られた(16.8g);MS:m/z=381(M+1);NMR(CD3OD):7.28(m,5),4.11(q,2,J=7.1),3.55(m,4),2.68(m,2),2.26(m,4),2.05(m,4),1.75(m,4),1.21(t,3,J=7.1)。
【0100】
e. 1-ベンジル-4-エトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。上記アミド(16.8g)のテトラヒドロフラン(50mL)溶液を水素化ナトリウム(2.1g)のテトラヒドロフラン(150m)懸濁液にカニューレを通して加えた。一夜撹拌後、反応混合物の反応を水で停止させ、濃縮し(テトラヒドロフランを除く)、水で希釈してジクロロメタンで抽出した。合併した有機抽出液は乾燥させた後蒸発させた。粗生成物はジクロロメタン:メタノール(濃度勾配97:3,95:5)で溶出するクロマトグラフィーを行うと1-ベンジル-4-エトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジンが固形物として得られた(13.2g);MS;m/z=345(M+1);NMR(CD3OD):7.30(m,5),4.11(q,2,J=7.1),3.54(s,2),3.44(m,2),2.66(m,2),2.52(m,2),2.32(m,2),2.20(m,2),2.01(m,2),1.85(m,2),1.74(m,2),1.20(t,3,J=7.1)。
【0101】
f. 4-エトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。1-ベンジル-4-エトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン(12.4g)および20%水酸化パラジウム炭素(2.0g)のエタノール(150mL)溶液を水素下(1バール)一夜撹拌した。反応混合物を珪藻土を通して濾過し、濾液を蒸発させると4-エトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジンが粘稠な油状物として得られた(9.1g);MS:m/z=255(M+1);NMR(CD3OD):4.13(q,2,J=7.1),3.44(m,2),2.95(m,4),2.32(m,2),2.19(m,2),1.88(m,4),1.74(m,2),1.23(t,3,J=7.1)。
【0102】
実施例111=4-メトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジノ;MS:m/z=583(M+1)。
【0103】
実施例11のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0104】
a.1-ベンジルオキシカルボニル-4-メトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。1-ベンジルオキシカルボニル-4-カルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン(4.0g)のメタノール(50mL)懸濁液を撹拌し、(トリメチルシリル)ジアゾメタン(17.2mL、2.0Mヘキサン溶液)を滴加した。溶液が透明になり黄色が持続するようになった後、反応混合物を真空下で濃縮して油状物とした。粗生成物はジクロロメタン:メタノール(95:5)で溶出するクロマトグラフィーを行うと表記化合物が白色固形物として得られた(4.0g);MS:m/z=375(M+1);NMR(CD3OD):7.35(m,5),5.11(s,2),3.95(m,2),3.66(s,3),3.37(m,2),3.29(m,2),2.32(m,2),2.19(m,2),1.83(m,4),1.72(m,2)。
【0105】
b.4-メトキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。(a)からの化合物および20%水酸化パラジウム炭素のエタノール溶液を水素下で一夜撹拌した。反応混合物を珪藻土を通して濾過し、濾液を蒸発させると表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=241(M+1);NMR(CD3OD):3.66(m,3),3.44(m,2),2.93(m,4),2.32(m,2),2.17(m,2),1.86(m,4),1.74(m,2)。
【0106】
実施例121=4-メチルアミノカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジノ;MS:m/z=583(M+1)。
【0107】
実施例12のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0108】
a. 1-ベンジルオキシカルボニル-4-(メチルアミノカルボニル)-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。1-ベンジルオキシ-4-カルボキシ-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン、メチルアミン塩酸塩、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、トリエチルアミンおよび1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩のジクロロメタン溶液を一夜撹拌した。混合物はジクロロメタンで希釈し、1.0N塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および水の順で洗浄した。有機層を乾燥させ、蒸発させるとアミドが得られた;NMR:7.35(m,5),6.72(m,1),5.12(s,2),3.56(m,4),3.30(m,2),2.78(d,3,J=4.8),2.43(m,2),2.27(m,2), 2.20 (m,2), 1.76 (m,4)。
【0109】
b. 4-(メチルアミノカルボニル)-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。(a)からの化合物および20%水酸化パラジウム炭素のエタノール溶液を水素下で一夜撹拌した。反応混合物を珪藻土を通して濾過し、濾液を蒸発させると表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=240(M+1);NMR(CD3OD):3.45(m,2),3.10(m,2),2.96(m,2),2.68(m,3),2.32(m,2),2.22(m,2),1.90(m,4),1.75(m,2)。
【0110】
実施例131=4-(N,N-ジメチルアミノカルボニル)-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジノ;MS:m/z=596(M+1)。
【0111】
実施例13のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0112】
a. 1-ベンジルオキシカルボニル-4-(ジメチルアミノカルボニル)-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。1-ベンジルオキシ-4-カルボキシ-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン、メチルアミン塩酸塩、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、トリエチルアミンおよび1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩のジクロロメタン溶液を一夜撹拌した。混合物はジクロロメタンで希釈し、1.0N塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および水の順で洗浄した。有機層を乾燥させ、蒸発させるとアミドが得られた;NMR:7.35(m,5),6.72(m,1),5.12(s,2),3.56(m,4),3.30(m,2),2.78(d,3,J=4.8),2.43(m,2),2.27(m,2),2.20(m,2),1.76(m,4)。
【0113】
b. 4-(ジメチルアミノカルボニル)-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。(a)からの化合物および20%水酸化パラジウム炭素のエタノール溶液を水素下で一夜撹拌した。反応混合物を珪藻土を通して濾過し、濾液を蒸発させると表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=254(M+1);NMR(CD3OD):3.45(m,2),3.09(m,2),2.92(m,8),2.38(m,2),2.26(m,2),1.92-1.69(m,6)。
【0114】
実施例141=4-アミノカルボニル-4-(ピペリジノ)ピペリジノ;MS:m/z=554(M+1)。
【0115】
実施例14のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0116】
a. 1-ベンジル-4-シアノ-4-(ピペリジノ)ピペリジン。ピペリジン(1.65g)の1.0N塩酸(19.4mL)溶液に0℃でシアン化ナトリウム(950mg)を加えた。さらに1-ベンジル-4-ピペリドン(3.7g)のメタノール(40mL)溶液を滴下ロートを通して加え、反応混合物は放置して室温まで暖めた。2.5時間撹拌したら沈殿が形成され始めたが、反応混合物は一夜撹拌した。沈殿を濾過し、水で洗浄して真空下で乾燥させるとシアノ化合物が白色固形物として得られた(4.3g);MS:m/z=284(M+1);NMR(CD3OD):7.28(m,5),3.54(s,2),2.90(m,2),2.59(m,4),2.25(m,4),1.73(m,2),1.62(m,4),1.49(m,2)。
【0117】
b. 4-アミノカルボニル-1-ベンジル-4-(ピペリジノ)ピペリジン。0℃で濃硫酸(7mL)を撹拌し、1-ベンジル-4-シアノ-4-(ピペリジノ)ピペリジン(3.7g)を少しづつ加えた。反応混合物は100℃に前もって暖めた油浴に入れ、1時間撹拌した後氷水n注いだ。水溶液は10N水酸化ナトリウムで中和し、1.0N水酸化ナトリウムでpH11に調節してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液は乾燥後、蒸発させた。得られた固形物をエーテルに懸濁し、濾過すると表記化合物が白色固形物として得られた(3.1g);MS:m/z=302(M+1);NMR(CD3OD):7.28(m,5),3.49(s,2),2.74(m,2),2.50(m,4),2.27(m,2),2.02(m,2),1.81(m,2),1.55(m,4),1.44(m,2)。
【0118】
c. 4-アミノカルボニル-4-(ピペリジノ)ピペリジン。(b)からの化合物(30g)および20%水酸化パラジウム炭素(4.0g)のエタノール(250mL)およびテトラヒドロフラン(90mL)溶液を1気圧の水素下で6時間撹拌した。反応混合物を珪藻土を通して濾過し、濾液を蒸発させると表記化合物が白色固形物として得られた(21g);MS:m/z=212(M+1);NMR(CD3OD):2.98(m,2),2.74(m,2),2.52(m,4),1.96(m,2),1.72(m,2),1.57(m,4),1.45(m,2)。
【0119】
実施例151=4-(3-メチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジノ;MS:m/z=540(M+1)。
【0120】
実施例15のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0121】
a. 1-ベンジルオキシカルボニル-4-(3-メチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。1-ベンジルオキシカルボニル-4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン(3.06g)のテトラヒドロフラン(88mL)溶液にカリウムtert-ブトキシド(19.3mL、1Mテトラヒドロフラン溶液)を加えた。ヨードメタン(2.4mL)を続いて加え、反応混合物を30分撹拌した。反応混合物はジクロロメタンで希釈し、水で洗浄してジクロロメタン:メタノール(濃度勾配98:2,90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行った。生成物をエーテルで摩砕して濾過するとN-メチル化合物が白色固形物として得られた(2.78g);MS:m/z=332(M+l);NMR(CDCl3):7.34(m,5),5.12(s,2),4.53(m,1),4.26(m,2),3.21(m,2),3.11(m,2),2.93(s,3),2.86(m,2),1.91(m,2),1.60(m,4)。
【0122】
b. 4-(3-メチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。(a)からの化合物は実施例13の(b)に記載されている方法と同様の条件下で水素化され表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=198(M+1);NMR(CD3OD):4.19(m,1),3.14(m,4),2.98(m,2),2.80(s,3),2.53(m,2),1.82(m,2),1.48(m,4)。
【0123】
実施例161=4-(3-エチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジノ;MS:m/z=554(M+1)。
【0124】
中間体4-(3-エチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジンは以下のように合成された。
【0125】
a. 1-ベンジルオキシカルボニル-4-(3-エチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。実施例15.aの方法を用いて、ただしヨードメタンをヨードエタンに置き換え、エーテルで摩砕すると表記ベンジロキシカルボニル化合物が白色固形物として得られた;MS:m/z=346(M+1);NMR(CDCl3):7.34(m,5),5.12(s,2),4.54(m,1),4.26(m,2),3.38(q,2,J=7.1),3.22(m,2),3.11(m,2),2.86(m,2),1.90(m,2),1.60(m,4),1.10(t,3,J=7.1)。
【0126】
b. 4-(3-エチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。(a)からの化合物は実施例13の(b)に記載されている方法と同様の条件下で水素化され表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=212(M+1);NMR(CDCl3):4.45(m,1),3.38(q,2,J=7.1),3.17(m,6),2.72(m,2),2.15(m,1),1.91(m,2),1.62(m,4),1.10(t,2,J=7.1)。
【0127】
実施例171=4-メチル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジノ;MS:m/z=525(M+1)。
【0128】
実施例17のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0129】
a. 1-ベンジル-4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン。メチルリチウム(100mL、1.4Mエーテル溶液)、メチルリチウム臭化リチウム複合体(93.0mL、1.5Mエーテル溶液)およびメチルリチウムヨウ化リチウム複合体(100mL、1.0Mエーテル溶液)のテトラヒドロフラン(170mL)溶液に1-ベンジル-4-ピペリ-ドン(33.5g)のテトラヒドロフラン(500mL)溶液を滴加した。3時間撹拌後、反応混合物を氷浴で冷却し、エタノールで反応を停止して真空下で濃縮した。得られた残渣はジクロロメタンに溶解し、水で洗浄して乾燥し、蒸発させた。粗生成物を蒸留すると表記アルコールが無色の油状物として得られた(34.4g);bp 107-14℃(0.115mmHg);MS:m/z=206(M+1);NMR:7.28(m,5),3.52(s,2),2.54(m,2),2.37(m,2),1.63(m,4),1.29(bs,1),1.24(s,3)。
【0130】
b. 4-アセトアミド-1-ベンジル-4-メチルピペリジン。1-ベンジル-4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン(33.9g)のアセトニトリル(190mL)溶液に濃硫酸(165mL、18M)を滴加した。白色沈殿が生じ徐々に溶解した。一夜撹拌後、反応混合物を氷上に注ぎ、3.0N水酸化ナトリウムでpH10に調整し、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥して蒸発させると表記アミドが白色固形物として得られた(33g);MS:m/z=247(M+1);NMR:7.29(m,5),5.15(bs,1),3.49(s,2),2.55(m,2),2.22(m,2),2.02(m,2),1.95(s,3),1.66(m,2),1.39(s,3)。
【0131】
c. 4-アミノ-1-ベンジル-4-メチルピペリジン。4-アセトアミド-1-ベンジル-4-メチルピペリジン(34.0g)の濃塩酸(340mL、12.1N)溶液を36時間環流した。反応混合物を氷浴で冷却し、濃水酸化ナトリウム(163gの水溶液)を滴加することにより中和した。この溶液は水酸化ナトリウム水溶液を加えることによりpH10に調整し、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥し、蒸発すると表記アミンが琥珀色の油状物として得られた(25.0 g);MS:m/z=205(M+1);NMR(CD3OD):7.28(m,5),3.52(s,2),2.45(m,4),1.54(m,4),1.10(s,3)。
【0132】
d. 1-ベンジル-4-(5-クロロバレロアミド)-4-メチルピペリジン。5-クロロバレリルクロリド(4.2mL)のジクロロメタン(20mL)溶液を4-アミノ-1-ベンジル-4-メチルピペリジン(6.0g)およびピリジン(5.0g)のジクロロメタン(200mL)溶液に0℃で加えた。1時間撹拌後、反応混合物を飽和硫酸銅(II)水溶液で洗浄し、乾燥後蒸発させた。粗生成物はジクロロメタン:メタノール(濃度勾配98:2,90:10)を溶出液とするクロマトグラフィーを行うと、クロロ化合物が白色固形物として得られた(2.4 g); MS:m/z=323(M+1);NMR(CD3OD):7.31(m,5),3.57(m,2),3.54(s,2),2.60(m,2),2.28(m,2),2.16(m,4),1.73(m,4),1.60(m,2),1.32(s,3)。
【0133】
e. 1-ベンジル-4-メチル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。1-ベンジル-4-(5-クロロバレロアミド)-4-メチルピペリジン(2.1g)のテトラヒドロフラン(37mL)溶液を水素化ナトリウム(0.21g)のテトラヒドロフラン(5mL)懸濁液に加えた。2日間環流した後、希塩酸で反応を停止させ、蒸発させた。残渣をジクロロメタンに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄した。有機層を乾燥し、蒸発させると1-ベンジル-4-メチル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジンが淡いオレンジ色の油状物として得られた(1.5g);MS:m/z=287(M+1);NMR(CD3OD):7.30(m,5),3.51(s,2),3.30(m,2),2.50-2.29(m,8),1.87(m,2),1.72(m,4),1.33(s,3)。
【0134】
f. 4-メチル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジン。実施例1.o.の方法を用い、ただし、1-ベンジルオキシカルボニル-4-(2-オキソピペリジノ)-4-(ピロリジン-1-イル)ピペリジンを1-ベンジル-4-メチル-4-(2-オキソピペリジノ)ピペリジンに置き換えると表記ピペリジンが白色固形物として得られた;MS:m/z=197(M+1);NMR(CD3OD):3.33(m,2),2.78(m,4),2.36(m,4),1.79(m,6),1.36(s,3)。
【0135】
実施例181=4-メチル-4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジノ;MS:m/z=540(M+1)。
【0136】
実施例18のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0137】
a. 1-ベンジル-4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン。メチルリチウム(100mL、1.4Mエーテル溶液)、メチルリチウム臭化リチウム複合体(93.0mL、1.5Mエーテル溶液)およびメチルリチウムヨウ化リチウム複合体(100mL、1.0Mエーテル溶液)のテトラヒドロフラン(170mL)溶液に1-ベンジル-4-ピペリ-ドン(33.5g)のテトラヒドロフラン(500mL)溶液を滴加した。3時間撹拌後、反応混合物を氷浴で冷却し、エタノールで反応を停止して真空下で濃縮した。得られた残渣はジクロロメタンに溶解し、水で洗浄して乾燥し、蒸発させた。粗生成物を蒸留すると表記アルコールが無色の油状物として得られた(34.4g);bp 107-14℃(0.115mmHg);MS:m/z=206(M+1);NMR:7.28(m,5),3.52(s,2),2.54(m,2),2.37(m,2),1.63(m,4),1.29(bs,1),1.24(s,3)。
【0138】
b. 4-アセトアミド-1-ベンジル-4-メチルピペリジン。1-ベンジル-4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン(33.9g)のアセトニトリル(190mL)溶液に濃硫酸(165mL、18M)を滴加した。白色沈殿が生じ徐々に溶解した。一夜撹拌後、反応混合物を氷上に注ぎ、3.0N水酸化ナトリウムでpH10に調整し、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥して蒸発させると表記アミドが白色固形物として得られた(33g);MS:m/z=247(M+1);NMR:7.29(m,5),5.15(bs,1),3.49(s,2),2.55(m,2),2.22(m,2),2.02(m,2),1.95(s,3),1.66(m,2),1.39(s,3)。
【0139】
c. 4-アミノ-1-ベンジル-4-メチルピペリジン。4-アセトアミド-1-ベンジル-4-メチルピペリジン(34.0g)の濃塩酸(340mL、12.1N)溶液を36時間環流した。反応混合物を氷浴で冷却し、濃水酸化ナトリウム(163gの水溶液)を滴加することにより中和した。この溶液は水酸化ナトリウム水溶液を加えることによりpH10に調整し、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥し、蒸発すると表記アミンが琥珀色の油状物として得られた(25.0 g);MS:m/z=205(M+1);NMR(CD3OD):7.28(m,5),3.52(s,2),2.45(m,4),1.54(m,4),1.10(s,3)。
【0140】
d. 1-ベンジル-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-4-メチルピペリジン。3-クロロプロピルイソシアネート(3.0mL)のジクロロメタン(20mL)溶液を4-アミノ-1-ベンジル-4-メチルピペリジン(6.0g)のジクロロメタン(200mL)溶液に0℃で加えた。一夜撹拌後、反応混合物を蒸発させ得られた物質はエーテルに溶解した。沈殿が析出してくるので濾過するとクロロ化合物が白色固形物として得られた(8.9g);MS:m/z=324(M+1);NMR(CD3OD):7.32(m,5),3.59(m,2),3.56(s,2),3.21(m,2),2.61(m,2),2.35(m,2),2.04(m,2),1.89(m,2),1.60(m,2),1.32(s,3)。
【0141】
e. 1-ベンジル-4-メチル-4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。1-ベンジル-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-4-メチルピペリジン(8.3g)のテトラヒドロフラン(62mL)溶液にカリウムtert-ブトキシド(33.5mL、1.0M tert-ブタノール溶液)を加えた。さらに当量のカリウムtert-ブトキシド(25.8mL、1.0M tert-ブタノール溶液)を加え、反応混合物は一夜撹拌した。反応混合物を蒸発させ、得られた残渣を水に溶解した(pH2)。酸性水溶液をジクロロメタンで抽出し(廃棄)、1.0N水酸化ナトリウムでpH10に調整してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液は乾燥して蒸発させ、エーテルに溶解した。沈殿が析出してくるので濾過すると1-ベンジル-4-メチル-4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジンが白色固形物として得られた(3.2g);MS:m/z=288(M+1);NMR(CD3OD):7.30(m,5),3.51(s,2),3.23(m,2),3.15(m,2),2.50(m,4),2.34(m,2),1.82(m,4),1.29(s,3)。
【0142】
f. 4-メチル-4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。(e)からの化合物は実施例13の(b)に記載されている方法と同様の条件下で水素化され表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=198(M+1);NMR(CD3OD):3.26(m,2),3.17(m,2),2.77(m,4),2.44(m,2),1.89(m,2),1.67(m,2),1.31(s,3)。
【0143】
実施例191=4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロベンズイミダゾール-1-イル)ピペリジノ;MS:m/z=560(M+1)。
【0144】
実施例201=4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)-4-(ピロリジノ-カルボニル)ピペリジノ;MS:m/z=623(M+1)。
【0145】
実施例20のための中間体ピペリジンは以下のように合成された。
【0146】
a. 1-ベンジル-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-4-エトキシカルボニル-ピペリジン。3-クロロプロピルイソシアネートのジクロロメタン(20mL)溶液を4-アミノ-1-ベンジル-4-エトキシカルボニルピペリジン(3.1g)のジクロロメタン(40mL)溶液に0℃で加えた。10分間撹拌後、反応混合物を蒸発させ、エーテルに溶解すると沈殿が析出してくるので濾過すると表記化合物が白色固形物として得られた;NMR(CD3OD):7.31(m,5),4.12(q,2,J=7.1),3.58(t,2,J=6.6),3.53(s,2),3.21(t,2,J=6.6),2.69(m,2),2.32(m,2),2.11-1.85(m,6),1.22(t,3,J=7.1)。
【0147】
b. 1-ベンゾイルオキシカルボニル-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-4-エトキシカルボニルピペリジン。1-ベンジル-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-4-エトキシカルボニル-ピペリジン(10g)の1,2-ジクロロエタン溶液に1-クロロエイルクロロホルメート(2.83mL)を滴加した。15分後、反応混合物は1時間環流し、蒸発させた後メタノール(200mL)に溶解し、30分間環流し、トルエンで希釈して蒸発させた。粗残渣はジクロロメタン(200mL)に溶解し、続いてN-(ベンジルオキシカルボニルオキシ)スクシンイミド(6.53g)およびトリエチルアミン(7.3mL)を加えた。30分後、反応混合物をジクロロメタンで希釈し、1.0N塩酸、希炭酸水素ナトリウム水溶液の順で洗浄した。分離した有機層を乾燥して蒸発させ、ジクロロメタン:エーテル(濃度勾配5:1、1:1)を溶出液とするクロマトグラフィーにより精製すると、表記化合物が発泡性の白色固形物として得られた(7.8g);MS:m/z=426(M+1);NMR:7.35(m,5),5.13(s,2),4.87(m,2),4.18(q,2,J=7.1),3.88(m,2),3.59(m,2),3.27(m,4),1.99(m,6),1.25(t,3,J=7.1)。
【0148】
c. 1-ベンゾイルオキシカルボニル-4-カルボキシ-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-ピペリジン。1-ベンゾイルオキシカルボニル-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-4-エトキシカルボニルピペリジン(7.6g)のテトラヒドロフラン(108mL)、メタノール(35mL)および1.0N水酸化ナトリウム(36mL)溶液を一夜撹拌した。反応混合物を真空下濃縮し、得られた塩基性水溶液は水で希釈してジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥し蒸発させて未反応の出発物質を回収した(2.8g)。水層は1.0N塩酸で酸性とし、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥し蒸発させると表記化合物が発泡性の白色固形物として得られた(4.1g);MS:m/z=380[(M+1-H20)];NMR:7.34(m,5),5.94(m,2),5.11(m,2),3.85(m,2),3.54(m,2),3.26(m,4),1.96(m,6)。
【0149】
d. 1-ベンゾイルオキシカルボニル-4-カルボキシ-4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。1-ベンゾイルオキシカルボニル-4-カルボキシ-4-[N'-(3-クロロプロピル)ウレイド]-ピペリジン(3.9g)のテトラヒドロフラン(25mL)溶液にカリウムtert-ブトキシド(25mL、1.0M tert-ブタノール溶液)を加えた。2時間撹拌後、反応混合物を蒸発させ、水に溶解してジクロロメタンで抽出した(廃棄)。水層は1.0N塩酸で酸性とし、ジクロロメタンで抽出した。有機抽出液を乾燥し蒸発させると発泡性の固形物が得られ、それをエーテルに懸濁し濾過すると表記化合物が白色固形物として得られた(3.2g);MS:m/z=362(M+1);NMR:7.35(m,5),6.58(m,1),5.12(s,2),3.70(m,2),3.53(m,2),3.34(m,2),3.26(m,2),2.27(m,2),1.95(m,4)。
【0150】
e. 1-ベンゾイルオキシカルボニル-4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)-4-(ピロリジン-1-イルカルボニル)ピペリジン。(d)からの化合物、ピロリジン、4-(ジメチルアミノ)ピリジンおよび1-(3-ジメチルアミノ-プロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩のジクロロメタン溶液を3.5時間撹拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、1.0N塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および水の順で洗浄した。有機層を乾燥し、蒸発させると表記アミドが得られた;NMR(CD3OD):7.35(m,5),5.11(s,2),3.96(m,2),3.38(m,8),3.17(m,2),2.28(m,2),1.91(m,4),1.79(m,4)。
【0151】
f. 4-(2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)-4-(ピロリジン-1-イル-カルボニル)ピペリジン。(e)からの化合物は実施例13の(b)に記載されている方法と同様の条件下で水素化され表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=281(M+1);NMR(CD3OD):3.41(m,6),3.16(m,4),2.98(m,2),2.28(m,2),2.00-1.78(m,8)。
【0152】
実施例211=4-(5,5-ジメチル-2-オキソペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジノ;MS:m/z=554(M+1)。
【0153】
中間体4-(2-オキソ-5,5-ジメチルペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジンは以下のように合成された。
【0154】
a. 1-ベンジルオキシカルボニル-4-(3-アミノ-2,2-ジメチルプロピルアミノ)ピペリジン。2,2-ジメチル-1,3-プロパンジアミンおよび酢酸のメタノール溶液を撹拌し、1-ベンジルオキシカルボニル-4-オキソ-ピペリジンのメタノール(72mL)溶液を加えた。15分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウムのメタノール溶液を一度に加えた。一夜撹拌後、反応混合液を蒸発させた;残渣は1N塩酸に溶解させた。濃塩酸を滴加し、気体の発生が止むまで撹拌を続けた。酸性の水性混合物はジクロロメタンで洗浄し、10N水酸化ナトリウムでpH10の塩基性としてジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタン抽出液を乾燥させて蒸発させると表記ジアミンが得られた;NMR(CD3OD):7.34(m,5),5.10(s,2),4.08(m,2),2.93(m,2),2.57(m,1),2.46(s,2),2.44(s,2),1.89(m,2),1.27(m,2),0.89(s,6)。
【0155】
b. 1-ベンジルオキシカルボニル-4-(2-オキソ-5,5-ジメチルペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。上記ジアミン(3.02g)および1,1'-カルボニルジイミダゾール(2.19g)のクロロホルム(40mL)溶液を3時間環流した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、1N塩酸および炭酸水素ナトリウム水溶液の順で洗浄した。分離した有機相を乾燥して蒸発させ、エーテルで摩砕して濾過すると表記ウレアが白色固形物として得られた(1.72g);MS:m/z=346(M+1);NMR(CD3OD):7.34(m,5),5.10(s,2),4.35(m,1),4.23(m,2),2.87(m,6),1.58(m,4),1.00(s,6)。
【0156】
c. 4-(2-オキソ-5,5-ジメチルペルヒドロピリミジン-1-イル)ピペリジン。(b)からの化合物は実施例13の(b)に記載されている方法と同様の条件下で水素化され表記ピペリジンが得られた;MS:m/z=212(M+1);NMR(CD3OD):4.28(m,1),3.10(m,2),2.92(m,2),2.89(m,2),2.66(m,2),1.59(m,4),1.03(s,6)。
【0157】

【化16】
Figure 0003971809
【化17】
Figure 0003971809
【化18】
Figure 0003971809
【化19】
Figure 0003971809
【化20】
Figure 0003971809
【化21】
Figure 0003971809

Claims (18)

  1. 式Iの化合物:
    Figure 0003971809
    式中、
    1は式Ia、Ib、Ic、Id、Ie、If、Ig、Ih、Ij、IkおよびImの基の群から選択される基(Zで結合されている)であり:
    Figure 0003971809
    Figure 0003971809
    Figure 0003971809
    Figure 0003971809
    式中、
    式Iaの基に対して、Zaは窒素または基CRad(式中、Radは水素であるか、またはRadはRacと一緒になり存在する炭素−炭素結合が二重結合を形成する)であり;RaaはArまたはHetであり;Rabは水素であり、およびRacは水素またはヒドロキシであるか、またはRacはRadと一緒になり存在する炭素−炭素結合が二重結合を形成するかまたはRacはRadと一緒に二価の基−(CH2j−(式中、jは1から5の整数である)を形成し;またはRabはRacと一緒に二価の基−(CH2k−(式中、kは2から6の整数である)を形成し、またはRabはRacと一緒にオキソまたは式=N−O−(CH2q−NRaeaf(式中、qは2または3の整数であり、RaeおよびRafは独立して水素または(1−4C)アルキルであり、またはNRaeafはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノである)のジアルキルアミノアルキルオキシイミノである;
    式Ibの基に対して、Zbは置換イミノ基RbaNまたはRbaCH2N(式中、Rbaは(3−7C)シクロアルキル、ArまたはHetである)であり;またはZb置換メチレン基Rbb(CH2p−C−Rbc[式中、RbbはArまたはHetであり;pは0または1の整数であり;およびRbcは水素、ヒドロキシ,(1−4C)アルコキシ、(1−4C)アルカノイルオキシ、COORbd(式中、Rbdは水素または(1−3C)アルキルである)、シアノ、NRbebfまたはSRbg(式中、RbeおよびRbfは独立して水素、(1−4C)アルキル、(1−4C)ヒドロキシアルキルまたは(1−4C)アルカノイルであり、または基NRbebfはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノであり;およびRbgは水素または(1−4C)アルキルである)であり;またはRbcはそれが結合されている炭素原子およびピペリジン環の隣接する炭素原子と二重結合を形成する]である;
    式Icの基に対して、RcaはArまたはHetであり;およびZcはオキソ、チオ、スルフィニル、スルホニルまたは式−NRcbのイミノ〔式中、Rcbは(1−3C)アルキルであるまたはRcccdN−(CH2q−(式中、qは2または3の整数であり、RccおよびRcdは独立して水素または(1−3C)アルキルであり、または基RcccdNはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノである)である;
    式Idの基に対して、Rdaは水素、(1−6C)アルキル、Ar、Het、α−ヒドロキシベンジル、スチリルまたはRdb−(1−3C)アルキル(式中、Rdbはアリール、ピリジル、ピリジルチオまたは1−メチル−2−イミダゾリルチオであり)であり、ここでRdaの芳香環基または部分は一つまたはそれ以上のハロ、ヒドロキシ、(1−4C)アルキルまたは(1−4C)アルコキシ置換基で置換されていてもよい;Xdはオキシまたは−CHRdcであり;Rdcは水素、ヒドロキシ、(1−3C)アルコキシ、(1−4C)アルカノイルオキシ、NRdddeまたは(1−4C)アルカノイルアミノであり;RddまたはRdeは独立して水素または(1−4C)アルキルであるかまたは基NRdddeはピロリジノ、ピペリジノまたはモルホリノであり;pは0または1の整数であり;およびZdは単結合(Rdaが水素であり、またはpが1である場合を除いて)、メチレンまたはカルボニルである;
    式Ieの基に対して、Jeは酸素、硫黄またはNRea(式中、Reaは水素または(1−3C)アルキルである)であり;Rebは水素、ヒドロキシ置換基および/または1つから3つのフッ素置換基を有していてもよい(1−6C)アルキル、(3−6C)アルケニル(式中、ビニル炭素は窒素には結合していない)、2−ヒドロキシエチル、(3−7C)シクロアルキル、ArまたはHetであり;Rec 水素、ヒドロキシ置換基および/または1つから3つのフッ素置換基を有していてもよい(1−6C)アルキル、(3−6C)シクロアルキル、(1−5C)アルコキシ(Jeが酸素の場合のみ)、(3−6C)シクロアルコキシ(Jeが酸素の場合のみ)または0から7の炭素原子を含んでいるNRedee のアミノ基[式中、RedおよびReeは独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRedeeはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)]である;
    式Ifの基に対して、Jfは酸素、硫黄またはNRfa(式中、Rfaは水素または(1−3C)アルキルである)であり;Lfはその1位が基Jfを持つ炭素に結合された二価の炭化水素であり、二価の基Lfはトリメチレン、シス−プロペニレン、テトラメチレン、シス−ブテニレン、シス−ブタ−3−エニレン、シス、シス−ブタジエニレン、ペンタメチレンおよびシス−ペンテニレンから選択され、二価の基Lfそれ自身は一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい;
    式Igの基に対して、 はハロ,(3−6C)シクロアルキル、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、(1−5C)アルカノイルオキシ、アロイル、ヘテロアロイル、オキソ、イミノ[(1−6C)アルキル、(3−6C)シクロアルキル、(1−5C)アルカノイルまたはアロイル置換基で置換されていてもよい]、ヒドロキシイミノ(酸素上に(1−4C)アルキルまたはフェニル置換基により置換されていてもよい)、式NRgagbのアミノ基、式NRgcgdのアミノ基、式C(=NRgg)NRgegfのアミジノ基および式CON(ORgh)Rgiのカルバモイル基からなる群より選択される一つまたはそれ以上の置換基を有していてもよい(1−8C)アルキルまたは(3−8C)シクロアルキルであるが、しかしヒドロキシおよびオキソ置換基が一緒になってカルボキシル基を形成している基は除かれ、式中NRgagbのアミノ基は0から7の炭素原子を含んでおりおよび、RgaおよびRgbの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRgagbはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;および式中Rgcは水素または(1−3C)アルキルであり、Rgdは(1−5C)アルカノイル、アロイルまたはヘテロアロイルであり;またはRgdは式C(=Jg)NRgegf の基(式中、Jgは酸素、硫黄、NRggまたはCHRgjである)であり;および式中アミノ基NRgegfは0から7の炭素原子を含んでおりおよび、RgeおよびRgfの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRgegfはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり、またはRgeは水素または(1−4C)アルキルであり、およびRgfはRggと一緒になってエチレンまたはトリメチレン基を形成する;Rggは水素または(1−4C)アルキルであり、またはRgfと一緒になってエチレンまたはトリメチレン基を形成する;Rgjはシアノ、ニトロ、またはSO2gkであり、およびRgkは(1−4C)アルキルまたはフェニルであり;RghおよびRgiは独立して(1−3C)アルキルであり;およびZg上の置換基であるかまたはZg上での置換により形成される環式基は一つまたはそれ以上の(1−3C)アルキル基を炭素上にさらなる置換基として持っていてもよく;および基Zgの一部であるアリールまたはヘテロアリール基はいずれも一つまたはそれ以上のハロ、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチルまたはニトロ置換基で置換されていてもよい;
    式Ihの基に対して、Ghは単結合、二重結合または二価の炭化水素基を表し;JhはもしGhが二重結合であるならば単結合により環に結合された基を表し、さもなくば二重結合により結合された基を表し;Mhはヘテロ原子、置換ヘテロ原子または単結合を表し;およびLhはその1位がMhに結合された炭化水素基を表し;ここでGh、Jh、MhおよびLhの基は下記の群から選択される:
    (a)Ghは単結合であり;Jhはオキソまたはチオキソであり;Mhはオキシ、チオまたはNRhaであり;およびLhはLhaである;
    (b)Ghは単結合であり;JhはNRhbであり;MhはNRhaであり;およびLhはLhaである;
    (c)Ghは二重結合であり;JhはORha、SRhaまたはNRhchdであり;Mhは窒素であり;およびLhはLhaである;
    (d)Ghは一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよいメチレンであり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhはオキシ、チオ、スルフィニル、スルホニルまたはNRhaであり;およびLhはLhbである;
    (e)Ghは単結合であり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhは窒素であり;およびLhはLhcである;
    (f)Ghは(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよいメチンであり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhは窒素であり;およびLhはLhdである;
    (g)Ghは一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよいシスービニレンであり;Jhはオキソ、チオキソまたはNRheであり;Mhは窒素であり;およびLhはLheである;および
    (h)Ghは単結合であり;Jhはオキソまたはチオキソであり;Mhは単結合であり;およびLhはLhfである
    式中haは水素または(1−3C)アルキルであり;Rhbは水素、(1−3C)アルキル、シアノ、(1−3C)アルキルスルホニルまたはニトロであり;RhcおよびRhdは独立して水素または(1−3C)アルキルであるかまたは基NRhchdがピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;Rheは水素または(1−3C)アルキルであり;Lhaはエチレン、シス−ビニレン、トリメチレンまたはテトラメチレン(基Lhaそれ自身一つまたは二つのメチル置換基を持っていてもよい)であり;Lhbはエチレンまたはトリメチレン(基Lhaそれ自身一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい)であり;Lhcはプロプ−2−エン−1−イリデン−3−イル(基Lhcそれ自身一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい)であり;Lhdはシス−ビニレン(基Lhdそれ自身一つまたは二つのメチル置換基で置換されていてもよい)であり;Lheはメチン[基Lheそれ自身(1−3C)置換基で置換されていてもよい]であり;およびLhfは4−オキサブタン−1,4−ジイルである;
    式Ijの基に対して、Xjは(1−6C)アルキル、−CH2ORja、−CH2SRja、−CH2S(O)Rjg、−CH2S(O)2jg、−CORja、−COORj 、−C(=Jja)NRjbjc、−C(Rja)(ORjd)(ORje)、−CH2N(Rja)C(=Jja)Rjf、−CH2N(Rja)COORjgまたは−CH2N(Rja)C(=Jja)NRjbjcであり;Bjは直接結合であり、およびLjはその1位がBjに結合されている炭化水素鎖であり、およびLjはトリメチレン、テトラメチレン、シス−1−ブテニレンおよびシス、シス−ブタジエニレンから選択される;またはBjはN(Rjh)であり、およびLjはエチレン、トリメチレンおよびシス−ビニレンから選択される炭化水素鎖であり;またはBjはNであり、およびLjはその1位がBjに結合されている炭化水素鎖でありおよびLjはシス、シス−プロプ−2−エン−1−イリデン−3−イルであり;JjおよびJjaは独立して酸素または硫黄であり;Rja、RjfおよびRjhは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;RjbおよびRjcは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;または基NRjbjcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;RjdおよびRjeは独立して(1−3C)アルキルであるかまたは一緒になってエチレンおよびトリメチレンから選択される二価の炭化水素鎖を形成し;Rjgは(1−6C)アルキルである;
    式Ikの基に対して、Zkは式IIの窒素結合基であり:
    Figure 0003971809
    式中、E1、E2、E3、およびE4は二価で四つの部分からなる鎖(−E1=E2−E3=E4−)を形成し、そのE1、E2、E3、およびE4の各々はメチンであり;またはE1、E2、E3、およびE4の一つまたは二つが窒素であり、E1、E2、E3、およびE4の残りはメチンである;およびメチンであるE1、E2、E3、およびE4の一つまたはそれ以上がハロ、(1−3C)アルキル、ヒドロキシ、(1−3C)アルコキシ、(1−3C)アルキルチオ、(1−3C)アルキルスルフィニルまたは(1−3C)アルキルスルホニル置換基で置換されていてもよく;および式中、基Fk、GkおよびIk(Xk)は下記のものから選択される:
    (a)Gkは直接結合であり、Ik(Xk)は式=C(Zk)−を持つ基であり、およびFkは−CH=および−N=から選択される基である;
    (b)Gkは直接結合であり、Ik(Xk)は式−C(=Jk)−を持つ基であり、およびFkは−N(Rkf)−、−CH2−CH2−、−CH=CH−、−CH2−N(Rkf)−および−CH=N−から選択される基である;
    (c)Gkは式−CH2−を持つ基であり、Ik(Xk)は式−C(=Jk)−を持つ基であり、およびFkは−CH2−および−N(Rkf)−から選択される基である;および
    (d)Gkは−CH2−、−CH2−CH2−、−CH=CH−および−N=CH−から選択され、Ik(Xk)は式−C(=Jk)−を持つ基であり、およびFkは直接結合である;
    式中kは酸素または硫黄であり;Zkは−ORka、−SRka、−CORka、−COORka、−C(=Jka)NRkbkcまたは−C(Rka)(ORkd)(ORke)であり;Jkaは酸素または硫黄であり;RkaおよびRkfは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;RkbおよびRkcは独立して水素または(1−6C)アルキルであり;または基NRkbkcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;RkdおよびRkeは独立して(1−3C)アルキルであるかまたはRkdおよびRkeが一緒になってエチレンおよびトリメチレンを形成し;またはZkはフタルイミド、スクシンイミド、マレイミド、グルタルイミドおよび3−オキサ−、3−チア−および3−アザグルタルイミドから選択されるイミド基(イミド基は一つまたはそれ以上の(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよく、およびさらにフタルイミドの芳香環部分は一つまたはそれ以上のハロ、ヒドロキシまたは(1−3C)アルコキシ置換基で置換されていてもよい)であり;および
    式Imの基に対して、RmaおよびRmbは独立して水素、(1−3C)アルキル、ベンジルおよびフェネチルからなる群より選択され;Rmcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)である;および式中、
    基Q1に対し、Arはフェニル基または少なくとも一つの環が芳香環である9から10の環原子からなるオルト−縮合二環式炭素環式基であり、基Arは無置換でもまたはハロ、シアノ、トリフルオロメチル、(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ、メチレンジオキシ、ヒドロキシ、メルカプト、−S(O)nxa、(1−5C)アルカノイル、(1−5C)アルカノイルオキシ、ニトロ、NRxbxc、NRxdxe、C(=NRxf)NRxgxh、CONRxbxcおよびCOORxj から選択される1以上の置換基を有していてもよく{式中、nは整数0、1または2であり;Rxaは(1−6C)アルキル、(3−6C)シクロアルキルまたはフェニル(フェニルはハロ、トリフルオロメチル、(1−3C)アルキルまたは(1−3C)アルコキシ置換基で置換されていてもよい)であり;基NRxbxcは0から7の炭素原子を含んでおり、およびRxbおよびRxcの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRxbxcはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;および式中Rxdは水素または(1−4C)アルキルであり、およびRxeは(1−5C)アルカノイル、ベンゾイルまたは式C(=Jx)NRxgxh[式中、Jxは酸素、硫黄、NRxfまたはCHRxiであり;Rxfは水素、(1−5C)アルキルであり、またはRxgと一緒になってエチレンまたはトリメチレンの二価の基を形成し、基NRxgxhは0から7の炭素原子を含んでおり、およびRxgおよびRxhの各々は独立して水素、(1−5C)アルキルまたは(3−6C)シクロアルキルであり、または基NRxgxhはピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ(またはそのS−オキシド)またはピペラジニル(ピペラジニル基は4位が(1−3C)アルキル置換基で置換されていてもよい)であり;またはRxgはRxfと一緒になってエチレンまたはトリメチレンの二価の基を形成し、およびRxh 水素または(1−5C)アルキルであり;Rxiはシアノ、ニトロ、(1−5C)アルキルスルホニルまたはフェニルスルホニルである]であり;およびRxjは水素、(1−5C)アルキルまたはベンジルであ };およびHetは炭素および酸素、硫黄および窒素から選択される1から4のヘテロ原子からなる5または6員環を含む単環式芳香環、またはそれらがプロピレン、トリメチレン、テトラメチレンまたはベンズ−二価基を融合することにより誘導されるオルト−縮合二環式ヘテロ環の環炭素を通して結合された基(またはそれらの安定なN−オキシド)であり、ここで基Hetは無置換でもまたはArについて上記で定義された一つまたはそれ以上の置換基で炭素上においてまたは(1−3C)アルキルで窒素において置換されていてもよい;
    2は1−4の窒素を含む窒素を連結した5員の芳香環であり、連結された窒素に隣接した環の位置が基Q5で置換されている;
    3は水素または(1−3C)アルキルであり;
    4はフェニル[ハロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、(1−3C)アルコキシ、(1−3C)アルキルおよびメチレンジオキシから独立して選択される一つまたは二つの置換基で置換されていてもよい]であり;またはQ4はチエニル、イミダゾリル、ベンゾ[b]チオフェニルまたはナフチル(いづれもハロ置換基で置換されていてもよい)であり;またはQ4はビフェニリルであり;またはQ4は炭素連結インドリル(1位がベンジル置換基で置換されていてもよい)であり;および
    5はフェニル、ベンジル、フェネチルおよびナフチルからなる群より選択され、ここでフェニル環またはナフチル環はいずれも(1−3C)アルキル、(1−3C)アルコキシ、メチレンジオキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、(1−4C)アシロキシおよびNRAB[式中、RAおよびRBは独立して水素または(1−3C)アルキルであり、またはRAは水素または(1−3C)アルキルであり、RBは(1−4C)アシルである]から選択される一つまたはそれ以上の置換基で置換されていてもよい;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]。
  2. 式IIIの化合物である請求項1に記載の式Iの化合物:
    Figure 0003971809
    式中、Q1、Q2およびQ5は請求項1で定義した意味を持っている;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]。
  3. Arはフェニル(無置換でもまたはクロロ、メチル、メトキシ、ヒドロキシまたはメチルスルフィニル置換基で置換されていてもよい)であり;Hetはフリル、チエニル、2−イミダゾリル、1,3,4−オキサジアゾル−2−イル、ピリジルまたはピリミジニル(環は無置換でもまたはクロロ、メチル、メトキシ、ヒドロキシ、メチルスルフィニル、メトキシカルボニルまたはエトキシカルボニル置換基で置換されていてもよい)であり;アリールはフェニルであり;ヘテロアリールはフリル、ピリジルまたはピリミジニルであり;ハロはクロロまたはブロモであり;(1−3C)アルキルはメチル、エチル、プロピルまたはイソプロピルであり;(1−4C)アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルまたは−ブチルであり;(1−5C)アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、−ブチル、ペンチルまたはイソペンチルであり;(1−6C)アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシルまたはイソヘキシルであり;(1−8C)アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1−プロピルブチルまたはオクチルであり;(3−6C)シクロアルキルはシクロプロピル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルであり;(3−7C)シクロアルキルはシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルであり;(3−8C)シクロアルキルがシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルまたはシクロオクチルであり;(3−6C)アルケニルはアリル、2−ブテニルまたは3−メチル−2−ブテニルであり;(1−4C)アルカノイルはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリルまたはイソブチリルであり;および(1−5C)アルカノイルはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリルまたはピバロイルである請求項1に記載の化合物;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]。
  4. Arはフェニル(無置換でもまたはメトキシ、ヒドロキシまたはメチルスルフィニル置換基で置換されていてもよい)であり;Hetはピリジルまたはピリミジニル(環は無置換でもまたはメトキシ、ヒドロキシまたはメチルスルフィニル置換基で置換されていてもよい)であり;ヘテロアリールはピリジルであり;ハロはクロロであり;(1−3C)アルキルはメチルであり;(1−4C)アルキルはメチルまたはエチルであり;(1−5C)アルキルはメチル、エチル、プロピルまたはイソプロピルであり;(1−6C)アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルまたは−ブチルであり;(1−8C)アルキルはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、1−エチルプロピルまたは1−プロピルブチルであり;(3−6C)シクロアルキルはシクロプロピルまたはシクロペンチルであり;(3−7C)シクロアルキルはシクロプロピルまたはシクロペンチルであり;(3−8C)シクロアルキルはシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルであり;(3−6C)アルケニルはアリルであり;(1−4C)アルカノイルはホルミルまたはアセチルであり;および(1−5C)アルカノイルはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリルまたはイソブチリルである請求項1に記載の化合物;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]。
  5. 1は4−ベンジルピペリジノ、4−(3−メトキシフェニル)ピペリジノ、4−(2−メチルスルフィニル)フェニルピペリジノ、4−(2−ピリジル)ピペリジノ、4−(3−ピリジル)ピペリジノ、4−(2−メチルスルフィニルピリド−3−イル)ピペリジノ、4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジノ、4−アセトアミド−4−フェニルピペリジノ、4−(−フェニルアセトアミド)ピペリジノ、4−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジノ、4−(1−ヒドロキシ−1−プロピルブチル)ピペリジノ、4−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−(2−チオキソピペリジノ)ピペリジノ、4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−エトキシカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メトキシカルボニル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロベンズイミダゾール−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−3−イル)ピペリジノ、4−メチルアミノカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−アミノカルボニル−4(ピペリジノ)ピペリジノ、4−(3−メチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(3−エチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(N,N−ジメチルアミノ−カルボニル)−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)−4−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ピペリジノ、4−(5,5−ジメチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノまたは4−メチル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノであり;
    2はテトラゾル−1−イル、イミダゾル−1−イル、または1,3,4−トリアゾル−1−イルであり;
    3は水素であり;および
    4は3,4−ジクロロフェニルまたは3,4−メチレンジオキシフェニルである請求項1に記載の化合物;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩(Δで示されたピペリジノ窒素が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 がメチルまたはベンジルであり;付随する対イオンAが塩化物、臭化物またはメタンスルホネートである)。
  6. 1は4−ヒドロキシ−4−フェニルピペリジノ、4−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピペリジノ、4−アセトアミド−4−フェニルピペリジノ、4−アセトアミド−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−エトキシカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メトキシカルボニル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−(ジメチルアミノカルボニル)−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−アミノカルボニル−4−(ピペリジノ)ピペリジノ、4−(3−メチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(3−エチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソピペリジノ)ピペリジノ、4−メチル−4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾイミダゾール−1−イル)ピペリジノ、4−(2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)−4−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ピペリジノまたは4−(5,5−ジメチル−2−オキソペルヒドロピリミジン−1−イル)ピペリジノであり;および
    2がイミダゾル−1−イルである請求項1に記載の化合物;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩(Δで示されたピペリジノ窒素が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり;付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである)。
  7. 1が式Ib、Ih、Ij、IkおよびImの基から選択される請求項1に記載の化合物;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩(Δで示されたピペリジノ窒素が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり;付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである)。
  8. e、Jf、Jg、Jj、Jja、JkおよびJkaが酸素であり、およびJhがオキソであり;Q2がイミダゾル−1−イルであり;Q3が水素であり;Q4がフェニル(ハロ、トリフルオロメチルおよびメチレンジオキシから選択される一つまたは二つの置換基で置換されていてもよい)であり;およびQ5がフェニルである請求項1に記載の化合物;
    またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;
    またはその医薬として受容可能な塩;
    またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]。
  9. 請求項1で定義された通りの、式Iの化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]および医薬として受容可能な希釈剤または担体を含む医薬組成物。
  10. 下記の(a)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式Iの化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZaが窒素である場合Q1のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (a)Zが窒素を表す式Iの化合物に対して(または式IIIの化合物に対して):
    Figure 0003971809
    式IIIa(式中Q1aは式Iの化合物〔Zが窒素を表す〕に対して前に定義された式Q1の基である)
    Figure 0003971809
    のピペリジンを式IV:
    Figure 0003971809
    のアルデヒドによる還元的アルキル化によりアルキル化する
  11. 下記の(b)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (b)請求項10で示した式IIIaのピペリジンを式V:
    Figure 0003971809
    (式中、Yは脱離基である)のアルキル化剤でアルキル化する
  12. 下記の(c)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (c)式I(または請求項2で定義した式III)の化合物においてΔで示されたピペリジノ窒素のN−オキシドは、常法を用いて対応する式Iの化合物のΔで示されたピペリジノ窒素を酸化する
  13. 下記の(d)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (d)式I(または請求項2で定義した式III)の化合物においてΔで示されたピペリジノ窒素の四級アンモニウム塩は、式I(または式III)の化合物のΔで示されたピペリジノ窒素を式R1Yのアルキル化剤でアルキル化することにより、または式IIIb:
    Figure 0003971809
    のピペリジンを式V:
    Figure 0003971809
    (式中、Yは脱離基である)のアルキル化剤でアルキル化し、続いて必要に応じ、常法により対イオンYを異なった対イオンに交換する
  14. 下記の(e)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (e)Q1が式Idである式Iの化合物については、対応する式VI:
    Figure 0003971809
    の出発物質の二重結合を還元する
  15. 下記の(f)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (f)Q1が式Idである式Iの化合物に対しては、式VIa:
    Figure 0003971809
    の化合物の窒素を式Rda−(Xdp−Zd−の基で置換する
  16. 下記の(g)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (g)スルフィニル基を持つ式I(または請求項2で定義した式III)の化合物に対しては、スルフィド基で置換された対応する式I(または式III)の化合物の硫黄を酸化する。
  17. 下記の(h)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (h)スルホニル基を持つ式I(または請求項2で定義した式III)の化合物に対しては、対応する式I(または式III)の化合物のスルフィドまたはスルフィニルを酸化する
  18. 下記の(i)で特徴付けられる、請求項1−8の項で定義した通りの式 I の化合物;またはΔで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)のN−オキシド;またはその医薬として受容可能な塩;またはその四級アンモニウム塩[Δで示されたピペリジノ窒素(またはZ a が窒素である場合Q 1 のどちらかの塩基性ピペラジニル窒素)が四つの共有結合を持つアンモニウム窒素であり、該窒素上の四つ目の基R 1 は(1−4C)アルキルまたはベンジルであり、付随する対イオンAは医薬として受容可能なアニオンである]の製造方法:
    (i)芳香族ヒドロキシ基を持つ式I(または請求項2で定義した式III)の化合物に対しては、芳香族アルコキシ基を持つ対応する式I(または式III)の化合物のエーテルを切断する。
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