JP3971549B2 - スクータ型自動二輪車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダボアの軸線を前向きとしたエンジン本体を備えるエンジンが車体フレームに搭載され、前記エンジンおよび後輪間に設けられる変速機の変速機ケースに後輪が軸支されるスクータ型自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるスクータ型自動二輪車は、たとえば特開平3−213482号公報等でよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のスクータ型自動二輪車では、エンジン本体が車体フレームに揺動可能に支承されており、エンジン本体およびシート間に配置される吸気系もエンジン本体とともに揺動する。このためシートの下方に、吸気系の揺動を許容するスペースを確保しなければならず、シート高を比較的高く設定せざるを得なかった。しかも吸気系に関連したケーブル等の部品も揺動するので、吸気系に関連した部品の寿命低下を招くことにもなる。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シート高さを低く設定することを可能とし、しかも吸気系に関連した部品の耐久性を高めたスクータ型自動二輪車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シリンダボアの軸線を前向きとしたエンジン本体を備えるエンジンが車体フレームに搭載され、前記エンジンおよび後輪間に設けられる変速機の変速機ケースに後輪が軸支されるスクータ型自動二輪車において、シートの下方で車体フレームに揺動不能に支持される前記エンジン本体に、前記変速機ケースが揺動可能に支承され、上方に開口して前記エンジン本体に設けられた吸気ポートに、前記シートの下方で軸線をほぼ水平としたスロットルボディが、該吸気ポートの下流端より立ち上がって後方に曲がる彎曲部を有する吸気管を介して接続され、この吸気管の前記彎曲部には、前記シートで上方から覆われる燃料噴射弁が該彎曲部の前方側において取付けられることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、エンジンのエンジン本体は、揺動を不能として車体フレームに支持されるので、エンジン本体の吸気ポートに下流端が接続される吸気管と、該吸気管の上流端に接続されるスロットルボディとを含む吸気系も揺動することはない。このためエンジン本体およびシート間に、吸気系の揺動を許容するスペースを確保する必要がなく、シート高さを低く設定することが可能となるとともに、吸気系に関連したケーブル等の部品も揺動することはないので、それらの部品の耐久性を向上することができる。またシートで上方から覆われる燃料噴射弁が吸気管の前記彎曲部にそれの前方側において取付けられるので、燃料噴射弁の作動打音をシートで吸収することが可能となり、前記打音に対する消音効果を得ることができ、しかも燃料噴射弁に連なる燃料ホース等の燃料噴射弁に関連する部品が揺動することはないから、燃料噴射弁に関連する部品の耐久性向上にも寄与することができる。
【0007】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記エンジン本体が、前記シリンダボアの軸線を前上がりに傾斜させて前記車体フレームに支持されると共に、該エンジン本体に前記吸気ポートが後方に向かって斜め上方に開口するよう設けられることを特徴とし、かかる構成によれば、スクータ型自動二輪車の大型化を回避しつつ、エンジン本体の前方に補機を配置するスペースを確保することができる。
【0008】
さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記エンジン本体には、車体フレームの幅方向に並ぶ一対のシリンダボアが設けられることを特徴とし、かかる構成によれば、シートの高さが高くなることを回避しつつ、エンジンの大排気量化を図ることができる。
【0009】
さらにまた請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、後輪を挟んで前記変速機とは反対側に位置する排気マフラーの上方にエアクリーナが配置され、それら排気マフラー及びエアクリーナは、車体フレームに対し揺動不能であることを特徴とし、かかる構成によれば、排気マフラーおよびエアクリーナを、後輪を挟んで変速機と反対側に揺動させずに配置したことにより、排気マフラーおよびエアクリーナの容量を確保しつつ、変速機を揺動させ得る広いスペースを確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の一部切欠き側面図、図2はシートを省略した状態でのエンジンの平面図、図3はエンジン本体および変速機の一部切欠き側面図、図4は図3の4−4線断面図である。
【0012】
先ず図1において、このスクータ型自動二輪車の車体フレームFが前端に備えるヘッドパイプ5には、上端にステアリングハンドル6が設けられるステアリングシャフト7が操向可能に支承され、該ステアリングシャフト7の下端に連なるフロントフォーク8の下部に、前輪WFが軸支される。
【0013】
前記車体フレームFはカバー9で覆われており、乗員を座乗せしめるためのメインシート10と、該メインシート10よりも後方側で同乗者を乗せるためのピリオンシート11とが、カバー9の後部に設けられる。ピリオンシート11は開閉可能にしてカバー9に取付けられており、ヘルメット12,12等を収納するための収納ボックス13が、前記ピリオンシート11で上端開口部を閉鎖し得るようにして車体フレームFの後部に取付けられる。またカバー9には、メインシート10に座乗した乗員が足を載せるための左右一対のステップフロア14…と、それらのステップフロア14…間で上方に隆起したフロアトンネルカバー15とが設けられる。
【0014】
前記メインシート10の下方で車体フレームFには、2気筒エンジンEのエンジン本体16が揺動不能に支持される。エンジンEおよび後輪WR間に設けられる変速機17が備える変速機ケース18の後部に後輪WRが軸支されており、この変速機ケース18の前部が前記エンジン本体16に揺動可能に支承され、変速機ケース18の後部および車体フレームF間にリヤクッション19が設けられる。
【0015】
図2〜図4において、エンジン本体16は、相互に平行な一対のシリンダボア24,24を有するシリンダブロック20と、前記シリンダボア24,24にそれぞれ摺動自在に嵌合されたピストン25,25にコンロッド26,26を介して連結されるクランクシャフト27を回転自在に支承してシリンダブロック20に結合されるクランクケース21と、前記ピストン25,25を臨ませる燃焼室28,28をシリンダブロック20との間に形成して該シリンダブロック20に結合されるシリンダヘッド22と、シリンダブロック20とは反対側でシリンダヘッド22に結合されるヘッドカバー23とで構成される。
【0016】
クランクケース21の前方側下部および後方側上部には支持腕部30,31が設けられ、シリンダヘッド22の下部には支持腕部32が設けられる。これらの支持腕部30〜32が車体フレームFに連結されることでエンジン本体16は揺動を不能として車体フレームFに支持されることになり、車体フレームFへの支持状態でエンジン本体16は、車体フレームFの幅方向に並ぶ一対のシリンダボア24,24の軸線を前上がりに傾斜させた姿勢となる。
【0017】
上述のようにシリンダボア24,24の軸線を前上がりに傾斜させた姿勢で車体フレームFに支持されることで、エンジン本体16の前方には、空きスペースが生じることになり、燃料タンク33が、その後部を前記スペースに配置するようにして車体フレームFの前部に取付けられる。
【0018】
クランクケース21は、左右のクランクケース半体34L,34Rが結合されて成るものであり、右クランクケース半体34Rには、該クランクケース半体34Rとの間に発電機室35を形成するケースカバー36が締結される。発電機室35内でクランクシャフト27にはアウタロータ38が固定され、該アウターロータ38と共同してAC発電機37を構成するインナーステータ39がケースカバー36に固定される。
【0019】
変速機ケース18は、右側ケース40と、右側ケース40に締結されるケース内壁42ならびに該ケース内壁42の外面との間に間隔をあけるようにしてケース内壁42に締結されるケース外壁43を備える左側ケース41とが相互に結合されて成るものであり、エンジン本体16におけるクランクケース21および後輪WRの左側に配置される。
【0020】
クランクケース21における左側ケース半体34Lの外面には、該左側ケース半体34Lを回転自在に貫通して変速機ケース18内に突入されるクランクシャフト27を囲繞するようにしてリング状の支持部材44が締結されており、右側ケース40の前部は前記支持部材44にボールベアリング45を介して回動自在に支承される。また右側ケース40には、クランクケース21の後方側にまわり込む連結部40aが一体に設けられており、この連結部40aには、支持ケース47がボルト46,46により締結される。該支持ケース47は、ケースカバー36の側方からクランクケース21の後方にまわり込むように形成されるものであり、クランクシャフト27と同軸にして支持ケース47の前部に結合される軸48が、前記ケースカバー36にローラベアリング49を介して回動自在に支承される。これにより、クランクシャフト27と同軸の軸線まわりに揺動することを可能として変速機ケース18がエンジン本体16に支承されることになる。
【0021】
変速機ケース18に収納される変速機17は、クランクシャフト27に設けられる駆動プーリ51と、遠心クラッチ54を介して出力軸55に連結される従動プーリ52とに無端ベルト53が巻掛けられて成る従来周知のベルト式のものであり、クランクシャフト27の回転数増加に応じて駆動プーリ51の有効半径が増加するとともに従動プーリ52の有効半径が減少することにより、変速比をLOWからTOPまで無段階に変速することができる。
【0022】
変速機ケース18内で右側ケース40には支持壁56が締結されており、前記出力軸55は右側ケース40および支持壁56で回転自在に支承される。また後輪WRが固定される車軸57の一端部も右側ケース40および支持壁56で回転自在に支承されており、出力軸55および車軸57間に設けられる減速ギヤ列58が右側ケース40および支持壁56間に収納される。また車軸57の他端部は、後輪WRの右側に配置される揺動アーム59の後部で回転自在に支承されており、該揺動アーム59の前端部はボルト60で支持ケース47に締結される。
【0023】
変速機ケース18の前部でケース内壁42およびケース外壁43間には冷却用エアクリーナ61が設けられており、ベルト式の変速機17を冷却するための空気が、変速機ケース18外から冷却用エアクリーナ61を経て変速機ケース18内に導入される。
【0024】
また変速機ケース18の後部でケース内壁42およびケース外壁43間には吸音材62が挟み込まれており、変速機ケース18の後部における左側ケース41は、防音構造を有するように構成される。
【0025】
エンジン本体16におけるシリンダヘッド22には、各燃焼室28,28に個別に対応した吸気ポート64…が後方に向かって斜め上方に開口するようにして設けられるとともに、各燃焼室28,28に個別に対応した排気ポート65…が下方に開口するようにして設けられており、両排気ポート65…には、後輪WRの右側に配置される排気マフラー66(図1参照)を含む排気系が接続される。
【0026】
シリンダヘッド22には、吸気ポート64…および燃焼室28,28間を開閉する吸気弁67,67…が各燃焼室28毎に一対ずつ配設されるとともに、排気ポート65…および燃焼室28,28間を開閉する排気弁68,68…が各燃焼室28毎に一対ずつ配設される。また各吸気弁67,67…を開閉駆動するための吸気側カムシャフト69と、各排気弁68,68…を開閉駆動するための排気側カムシャフト70とが、クランクシャフト27と平行な軸線を有してシリンダヘッド22に支承されており、これらのカムシャフト69,70の一端を臨ませるチェーン室71が、発電機室35に通じるようにしてクランクケース21、シリンダブロック20、シリンダヘッド22およびヘッドカバー23に設けられる。しかもチェーン室71に対応する部分でクランクシャフト27には駆動スプロケット72が一体に設けられており、吸気側カムシャフト70の一端に固定される従動スプロケット73と、排気側カムシャフト71の一端に固定される従動スプロケット(図示せず)と、前記駆動スプロケット72とに、前記チェーン室71内を走行する無端状のタイミングチェーン74が巻掛けられる。
【0027】
スロットル弁77をそれぞれ備えるとともにメインシート10の下方で軸線をほぼ水平としたスロットルボディ78,78の下流端には、接続ホース83,83を介して吸気管76,76の上流端が接続され、それらの吸気管76,76の下流端がシリンダヘッド22の吸気ポート64…に接続される。
【0028】
前記吸気管76は、ほぼ水平な軸線を有するスロットルボディ78から前方にほぼ水平に延びる後部と、吸気ポート64に通じて斜め後方に延びる前部とが、彎曲部を介して連設されて成る形状を有するものであり、各吸気管76,76の彎曲部には、該彎曲部の前方側において、メインシート10で上方から覆われる燃料噴射弁79,79が、各吸気弁67,67…に向けて燃料を直接噴射し得るような姿勢で取付けられており、それらの燃料噴射弁79,79の後端は燃料レール82に共通に接続される。
【0029】
前記各スロットルボディ78,78の上流端は収納ボックス13の前方に配置される吸気チャンバー80に共通に接続されており、該吸気チャンバー80は、収納ボックス13の右側すなわち後輪WRの右側で前記排気マフラー66の上方に配置されたエアクリーナ81に接続される。而して排気マフラー66およびエアクリーナ81を後輪WRの右側に揺動させずに配置したことにより、排気マフラー66およびエアクリーナ81の容量を確保しつつ、変速機17の変速機ケース18を揺動させ得る広いスペースを後輪WRの左側に確保することができる。
【0030】
次にこの実施例の作用について説明すると、エンジンEのエンジン本体16は揺動を不能として車体フレームFに支持されるので、メインシート10の下方で軸線をほぼ水平としたスロットルボディ78,78と、エンジン本体16の吸気ポート64…およびスロットルボディ78,78間を結ぶ吸気管76,76と、各吸気管76,76に取付けられる燃料噴射弁79,79と、吸気ボディ80と、エアクリーナ81とを含むエンジンEの吸気系も揺動することはない。
【0031】
したがってエンジン本体16およびメインシート10間に、吸気系の揺動を許容するスペースを確保する必要がなく、メインシート10の高さを低く設定することが可能となる。また吸気系におけるスロットルボディ78,78のスロットル弁79…に関連したケーブルや、前記燃料噴射弁79,79に関連したホース等の部品も揺動することはないので、それらの部品の耐久性を向上することができる。
【0032】
また燃料噴射弁79,79は、メインシート10で上方から覆われるようにして吸気管76,76に取付けられるものであるので、燃料噴射弁79,79の作動打音をメインシート10で吸収することが可能となり、前記打音に対する消音効果を得ることができる。
さらにエンジン本体16は、該エンジン本体16が備える一対のシリンダボア24,24の軸線を前上がりに傾斜させて車体フレームFに支持されるので、エンジン本体16の前方に補機たとえば燃料タンク33の後部を配置するスペースを、スクータ型自動二輪車の大型化を回避しつつ確保することができる。
【0033】
しかも前記両シリンダボア24,24は、車体フレームFの幅方向に並ぶようにしてエンジン本体16に設けられており、メインシート10の高さが高くなることを回避しつつ、エンジンEの大排気量化を図ることができる。
【0034】
また変速機ケース18は、エンジン本体16のクランクケース21に揺動可能に支承されるのであるが、この変速機ケース18の揺動軸線は、ベルト式の無段変速機である変速機17の駆動プーリ51の軸線すなわちクランクシャフト27の軸線と同軸であるので、変速機ケース18の揺動によって変速機17の無端ベルト53に無理な荷重が作用することはない。
【0035】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0036】
たとえば上記実施例では、メインシート10およびピリオンシート11から成るタンデムシートを有するスクータ型自動二輪車について説明したが、乗員を載せるシートのみを備えるスクータ型自動二輪車に本発明を適用することも可能であり、その場合、シートの下方に収納ボックスが配置される構成であっても本発明の適用によりシート高さを低くすることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、エンジンのエンジン本体が揺動を不能として車体フレームに支持されるので、吸気管およびスロットルボディを含む吸気系も揺動することはない。したがってエンジン本体およびシート間に吸気系の揺動を許容するスペースを確保する必要がなく、シート高さを低く設定することが可能となるとともに、吸気系に関連したケーブル等の部品の耐久性を向上することができる。またシートで上方から覆われる燃料噴射弁が吸気管の彎曲部にそれの前方側において取付けられるので、燃料噴射弁の作動打音をシートで吸収することが可能となり、前記打音に対する消音効果を得ることができ、しかも燃料噴射弁に関連する部品が揺動することはないから、燃料噴射弁に関連する部品の耐久性向上にも寄与することができる。
【0038】
また特に請求項2の発明によれば、スクータ型自動二輪車の大型化を回避しつつ、エンジン本体の前方に補機を配置するスペースを確保することができる。
【0039】
また特に請求項3の発明によれば、シートの高さが高くなることを回避しつつ、エンジンの大排気量化を図ることができる。
【0040】
また特に請求項4の発明によれば、排気マフラーおよびエアクリーナが、後輪を挟んで変速機と反対側に揺動させずに配置されるので、排気マフラーおよびエアクリーナの容量を確保しつつ、変速機を揺動させ得る広いスペースを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スクータ型自動二輪車の一部切欠き側面図である。
【図2】 シートを省略した状態でのエンジンの平面図である。
【図3】 エンジン本体および変速機の一部切欠き側面図である。
【図4】 図3の4−4線断面図である。
【符号の説明】
10・・・メインシート
16・・・エンジン本体
17・・・変速機
18・・・変速機ケース
24・・・シリンダボア
64・・・吸気ポート
76・・・吸気管
78・・・スロットルボディ
79・・・燃料噴射弁
E・・・・エンジン
F・・・・車体フレーム
WR・・・後輪
Claims (4)
- シリンダボア(24)の軸線を前向きとしたエンジン本体(16)を備えるエンジン(E)が車体フレーム(F)に搭載され、前記エンジン(E)および後輪(WR)間に設けられる変速機(17)の変速機ケース(18)に後輪(WR)が軸支されるスクータ型自動二輪車において、
シート(10)の下方で車体フレーム(F)に揺動不能に支持される前記エンジン本体(16)に、前記変速機ケース(18)が揺動可能に支承され、上方に開口して前記エンジン本体(16)に設けられた吸気ポート(64)に、前記シート(10)の下方で軸線をほぼ水平としたスロットルボディ(78)が、該吸気ポート(64)の下流端より立ち上がって後方に曲がる彎曲部を有する吸気管(76)を介して接続され、この吸気管(76)の前記彎曲部には、前記シート(10)で上方から覆われる燃料噴射弁(79)が該彎曲部の前方側において取付けられることを特徴とする、スクータ型自動二輪車。 - 前記エンジン本体(16)が、前記シリンダボア(24)の軸線を前上がりに傾斜させて前記車体フレーム(F)に支持されると共に、該エンジン本体(16)に前記吸気ポート(64)が後方に向かって斜め上方に開口するよう設けられることを特徴とする、請求項1記載のスクータ型自動二輪車。
- 前記エンジン本体(16)には、車体フレーム(F)の幅方向に並ぶ一対のシリンダボア(24)が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクータ型自動二輪車。
- 後輪(WR)を挟んで前記変速機(17)とは反対側に位置する排気マフラー(66)の上方にエアクリーナ(81)が配置され、それら排気マフラー(66)及びエアクリーナ(81)は、車体フレーム(F)に対し揺動不能であることを特徴とする、請求項1記載のスクータ型自動二輪車。
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