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JP3968763B2 - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

感放射線性樹脂組成物 Download PDF

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JP3968763B2
JP3968763B2 JP02995498A JP2995498A JP3968763B2 JP 3968763 B2 JP3968763 B2 JP 3968763B2 JP 02995498 A JP02995498 A JP 02995498A JP 2995498 A JP2995498 A JP 2995498A JP 3968763 B2 JP3968763 B2 JP 3968763B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アルカリ可溶性ノボラック樹脂およびキノンジアジドスルホン酸エステル化合物を含有する感放射線性樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、特に紫外線、遠紫外線に感応する高集積回路作製用レジストとして好適なポジ型レジスト組成物である感放射線性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポジ型レジストは、集積回路の製造において多く用いられているが、近年における集積回路の高集積化に伴って、解像度、焦点深度(フォーカス許容性)、現像性等の諸特性に優れたレジスト組成物が望まれている。
また、キノンジアジド化合物の溶解性が主原因と考えられているレジストの保存安定性が良好なレジスト組成物も高集積回路作製用として重要な特性である。
さらに、最近の高集積化に伴って、微細なレジストパターンを寸法精度よく形成させるには、レジストを均一な膜厚で塗布することが重要である。一方、基板(シリコンウエハー)一枚当りの面積が4インチから6インチ、8インチへと大口径化する傾向にあり均一な膜厚にレジストを塗布することが困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、新規な感放射線性樹脂組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、高解像度で良好なフォーカス許容性および保存安定性、膜厚均一性に優れたポジ型レジストとして好適な感放射線性樹脂組成物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は、以下の説明から明らかになろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、アルカリ可溶性ノボラック樹脂およびキノンジアジドスルホン酸エステル化合物を含有するポジ型感放射線性樹脂組成物であって、該キノンジアジドスルホン酸エステル化合物が、下記式(1)、(3)、(4)または(5):
【0005】
【化6】
Figure 0003968763
[式(1)中、X1〜X15は、各々同一または異なり、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基または水酸基であり、X1〜X5、X6〜X10およびX11〜X15のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。]
【0007】
【化8】
Figure 0003968763
[式(3)において、X30〜X43は、各々同一または異なり、水素原子、アルキル基、アルコキシ基または水酸基である。但し、X30〜X33またはX34〜X38のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。Y5およびY6は前記Y1〜Y4と同様の原子または基を意味する。]
【0008】
【化9】
Figure 0003968763
[式(4)において、X44〜X49は前記X30〜X43と同様の原子または基を意味する。但し、X44〜X46またはX47〜X49のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。Y7〜Y10は前記Y1〜Y4と同様の原子または基を意味する。]
【0009】
【化10】
Figure 0003968763
[式(5)中、X50〜X72は前記X1〜X15と同様の原子または基を意味する。但し、X50〜X54、X55〜X59、X60〜X64およびX65〜X69のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。]
【0010】
のそれぞれによって表される化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種のフェノール類と、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリドおよび1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリドとの縮合物でありそして1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸単位と1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸単位を、この順序のモル比で5/95〜95/5で含有することを特徴とするポジ型感放射線性樹脂組成物によって達成される。
【0011】
以下、本発明を具体的に説明するが、これにより、本発明の目的、構成および効果が明確となるであろう。
【0012】
アルカリ可溶性樹脂
本発明において用いられるアルカリ可溶性ノボラック樹脂は、フェノール類とアルデヒド類とを酸性触媒存在下で縮合して得られる樹脂(以下、「樹脂(A)」という。)である。
樹脂(A)に使用されるフェノール類としては、例えばフェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,3−ジメチルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、3,4−ジメチルフェノール、3,5−ジメチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノール、3,4,5−トリメチルフェノール、レゾルシノール、2−メチルレゾルシノール、4−エチルレゾルシノール、ハイドロキノン、メチルハイドロキノン、カテコール、4−メチル−カテコール、ピロガロール、フロログルシノール、チモール、イソチモール等を挙げることができる。なかでも、フェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,3−ジメチルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、2,5−ジメチルフェノール、3,4−ジメチルフェノールおよび2,3,5−トリメチルフェノールが好ましい。
【0013】
これらのフェノール類は、単独でまたは2種以上組み合わせて用いることもできる。前記フェノール類の組み合わせは特に限定されず、上記具体例の中から任意に選択できる。
【0014】
また、縮合させるアルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−メチルベンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒド、p−メチルベンズアルデヒド、フルフラール、グリオキサール、グルタルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、イソフタルアルデヒド等を挙げることができる。これらのうち、特に、ホルムアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒドを好適に用いることができる。
【0015】
これらのアルデヒド類は単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。アルデヒド類の使用量は、フェノール類1モルに対し、0.4〜2モルが好ましく、より好ましくは0.6〜1.5モルである。
【0016】
フェノール類とアルデヒド類との縮合反応には、通常、酸性触媒が使用される。酸性触媒としては、例えば塩酸、硫酸、ギ酸、シュウ酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等を挙げることができる。これらの酸性触媒の使用量は、通常、フェノール類1モルに対し、1×10-5〜5×10-1モルである。
縮合反応においては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテル類、エチルメチルケトン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン等のケトン類を反応媒質として使用することが望ましい。これらの反応媒質の使用量は、通常、反応原料であるフェノール類100重量部当り、20〜1,000重量部である。
【0017】
縮合反応の温度は、原料の反応性に応じて適宜調整することができるが、通常10〜200℃である。
反応方法としては、フェノール類、アルデヒド類、酸性触媒および反応媒質等を一括して仕込む方法および酸性触媒の存在下にフェノール類およびアルデヒド類等を反応の進行とともに加えていく方法等を適宜採用することができる。
【0018】
縮合反応終了後、系内に存在する未反応原料、酸性触媒および反応媒質等を除去するために、反応温度を130℃〜230℃に上昇させ、減圧下で揮発分を除去してノボラック樹脂を回収する方法が好ましく実施される。また縮合反応終了後に得られたノボラック樹脂を、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3-メトキシプロピオン酸メチル、2−ヘプタノン、メチルイソブチルケトン、ジオキサン、メタノール、酢酸エチル等の良溶媒に溶解したのち、水、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の貧溶媒を混合し、次いで、析出する樹脂溶液層を分離し、高分子量のノボラック樹脂を回収する方法を実施することもできる。
【0019】
また、本発明において使用するノボラック樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量(以下、「Mw」という。)は、本発明の組成物を基材へ塗布する際の作業性、レジストとして使用する際の現像性、感度および耐熱性の点から、2,000〜20,000であることが好ましく、3,000〜15,000であることが特に好ましい。
【0020】
溶解促進剤
本発明において、前記樹脂(A)のアルカリ溶解性を促進する目的で、本発明の組成物に低分子量のフェノール化合物(以下、「溶解促進剤」という。)を添加することができる。この溶解促進剤としては、ベンゼン環数が2〜5のフェノール化合物が好適であり、例えば下記式(6−1)〜(6−9)で表される化合物を例示することができる。
【0021】
【化11】
Figure 0003968763
【0022】
[式(6−1)〜(6−9)中、 a、bおよびcは、それぞれ0〜3の数であり(但し、いずれもが0の場合は除く。)、x、yおよびzはそれぞれ0〜3の数であり、そしてa+x≦5、b+y≦5およびc+z≦5(但し、(6−3)および(6−4)についてはb+y≦4である。)である。]
【0023】
かかる溶解促進剤の配合量は、通常、樹脂(A)100重量部当り、50重量部以下である。
【0024】
キノンジアジドスルホン酸エステル化合物
本発明に使用されるキノンジアジドスルホン酸エステル化合物(以下、「感光剤(A)」という。)としては、一般式(1)、(3)、(4)または(5)で表されるフェノール化
合物と1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリドおよび1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリドとの縮合物であるキノンジアジドスルホン酸エステル化合物が用いられる。
【0025】
前記キノンジアジドスルホン酸エステル化合物は、一般式(1)、(3)、(4)または(5)で表されるフェノール化合物と1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリドおよび1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリドとをトリエチルアミン等の塩基性触媒を用いて縮合させることによって合成できる。この場合、フェノール化合物と1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリドおよび1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリドとを同時に仕込んで縮合させる方法や1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリドを最初に縮合させた後、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリドをさらに縮合させる方法がある。これらの手法は適宜選択できる。
一般式(1)、(3)、(4)または(5)の具体例を下記に示す。式(1)の具体例としては下記式(7−1)〜(7−4)を挙げることができる。
【0026】
【化12】
Figure 0003968763
【0029】
式(3)の具体例としては下記式(9−1)〜(9−4)を挙げることができる。
【0030】
【化14】
Figure 0003968763
【0031】
式(4)の具体例としては下記式(10−1)〜(10−3)を挙げることができる。
【0032】
【化15】
Figure 0003968763
【0033】
式(5)の具体例としては下記式(11−1)〜(11−4)を挙げることができる。
【0034】
【化16】
Figure 0003968763
【0035】
本発明の組成物においては、前記感光剤(A)は、樹脂(A)100重量部当たり、5〜50重量部、特に10〜40重量部の割合で使用することが好ましい。また、キノンジアジドスルホン酸エステル化合物は単独であるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。
キノンジアジドスルホン酸エステル化合物は、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸単位と1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸単位を、この順序のモル比で、5/95〜95/5、より好ましくは20/80〜80/20で含有する。
【0036】
さらに、本発明においては、感光剤(A)以外のキノンジアジドスルホン酸エステル化合物(以下、「感光剤(B)」という。)を本発明の効果に影響を及ぼさない範囲で添加することができる。
その具体例としては、前記一般式(1)、(3)、(4)または(5)で表されるフェノール化合物の1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル化合物等が挙げられる。
【0037】
上記感光剤(B)の配合量は、樹脂(A)100重量部当り、30重量部以下である。感光剤(B)は単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、本発明の組成物中に占める感光剤(A)および感光剤(B)(使用した場合)の総量は、1,2−キノンジアジドスルホニル残基の総重量が、組成物の全固形分に対する割合として、好ましくは5〜50重量%、より好ましくは10〜30重量%となるように調節される。
【0038】
各種配合剤
本発明の組成物には、必要に応じ、界面活性剤等の添加剤を配合することができる。界面活性剤は、組成物の塗布性や現像性を改良するために配合されるものであり、その配合量は、組成物の固形分100重量部当たり、2重量部以下である。
さらに本発明の組成物には、レジストの放射線照射部の潜像を可視化させ、放射線照射時のハレーションの影響を少なくするために、染料や顔料を配合することができ、また接着性を改善するために接着助剤を配合することもできる。さらに必要に応じて保存安定剤、消泡剤等も配合することもできる。
【0039】
溶剤
本発明の組成物は、前述した樹脂(A)等の固形分を、例えば固形分濃度が20〜40重量%となるように溶剤に溶解し、孔径0.2μm程度のフィルターで濾過することによって調製される。
この際に用いられる溶剤としては、例えばエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、キシレン、メチルエチルケトン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、シクロヘキサノン、乳酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル等を挙げることができる。さらに、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、ベンジルエチルエーテル、ジヘキシルエーテル、1−オクタノール、1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、安息香酸エチル、シュウ酸ジエチル、マレイン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等の高沸点溶剤を添加することもできる。これらの溶剤は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用される。
【0040】
レジスト被膜の形成
溶液として調製された本発明の組成物は、これを回転塗布、流延塗布、ロール塗布等によって、例えばシリコンウエハーまたはアルミニウム等が被覆されたウエハーに塗布される。次いでこれをプレベークすることによりレジスト被膜を形成し、所望のレジストパターンを形成するようにレジスト被膜に放射線を照射し、現像液で現像することによりパターンの形成が行われる。
この際用いられる放射線としては、g線、i線等の紫外線が好ましく用いられるが、エキシマレーザー等の遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線の如き各種放射線を用いることもできる。
【0041】
また本発明の組成物は、レジスト被膜を形成し、プレベークおよび放射線照射を行った後、70〜140℃で加熱する操作(以下、「ポストベーク」という。)を行い、その後に現像することによって、本発明の効果をさらに向上させることもできる。
【0042】
上記レジスト被膜に対し使用する現像液としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、硅酸ナトリウム、メタ硅酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピペリジン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.30]−5−ノナン等のアルカリ性化合物を、濃度が、例えば1〜10重量%となるように水に溶解してなるアルカリ性水溶液が使用される。
【0043】
また、前記現像液には、水溶性有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のアルコール類や界面活性剤を適量添加して使用することもできる。
なお、このようなアルカリ性水溶液からなる現像液を使用した場合は、一般的には、現像後、水で洗浄するのが好ましい。
【0044】
【実施例】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって、なんら制約されるものではない。なお、実施例中のMwの測定およびレジストの評価は、以下の方法により行った。
【0045】
Mw:
東ソー社製GPCカラム(G2000HXL:2本、G3000HXL:1本、G4000HXL:1本)を用い、流量:1.0ml/分、溶出溶媒:テトラヒドロフラン、カラム温度:40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフ法により測定した。
【0046】
解像度:
0.35μmのラインアンドスペース(L/S)パターンを1対1に解像するときの露光量(適正露光量)で、膜減りすることなく分離するL/Sパターンの最小寸法を走査型電子顕微鏡で測定した。
【0047】
フォーカス許容性:
走査型電子顕微鏡を用い、適正露光量において、解像されるパターン寸法が、マスクの設計寸法の±10%以内となる場合のフォーカスの振れ幅をフォーカスレンジとし、評価指標とした。フォーカスレンジが大きいことは、良好なフォーカス許容性を有していることを意味する。
【0048】
膜厚均一性:
6インチシリコンウエハー表面に1.3μmの膜厚になるように塗布して得られたレジスト被膜を有するウエハーについて、直径方向に39点膜厚を測定し、面内の最大膜厚と最小膜厚の差を膜厚均一性とした。
【0049】
保存安定性:
レジスト組成物を調製後、孔径0.05μmのテフロンフィルターでろ過した。このレジスト溶液を40℃にコントロールされた恒温槽に入れ1ヶ月保存した。リオン社製自動微粒子計測器で粒径0.2μm以上の異物の数を測定した。
【0050】
〈樹脂(A)の合成〉
合成例1
冷却管と撹拌装置を装着した2Lのセパラブルフラスコに、m−クレゾール172.8g(1.6モル)、2,3−ジメチルフェノール36.6g(0.3モル)、3,4−ジメチルフェノール12.2g(0.1モル)、37重量%ホルムアルデヒド水溶液121.6g(ホルムアルデヒド:1.5モル)、シュウ酸2水和物12.6g(0.1モル)およびメチルイソブチルケトン554gを仕込み、内温を90〜100℃に保持して撹拌しながら8時間縮合を行った。この反応溶液をイオン交換水500gで2回水洗し、n−ヘプタン554gを加え、30分撹拌した後、1時間静置した。2層に分離した上層をデカンテーションによって除去し、乳酸エチルを加え、残存メチルイソブチルケトン、n−ヘプタン、水を減圧濃縮によって除去し、ノボラック樹脂(A−1)の乳酸エチル溶液を得た。この樹脂(A−1)のMwは、8,600であった。
【0051】
合成例2
冷却管と撹拌装置を装着した2Lのセパラブルフラスコに、2,5−ジメチルフェノール48.8g(0.4モル)、m−クレゾール151.2g(1.4モル)、p−クレゾール21.6g(0.2モル)、37重量%ホルムアルデヒド水溶液120.0g(ホルムアルデヒド:1.4モル)、シュウ酸2水和物12.6g(0.1モル)およびメチルイソブチルケトン554gを仕込み、合成例1と同様の操作を行い、ノボラック樹脂(A−2)の乳酸エチル溶液を得た。樹脂(A−2)のMwは8,300であった。
【0052】
合成例3
1Lのオートクレーブに、m−クレゾール64.9g(0.6モル)、2,3−ジメチルフェノール 36.6g(0.3モル)、2,3,5−トリメチルフェノール13.6g(0.1モル)、37重量%ホルムアルデヒド水溶液64.9g(ホルムアルデヒド:0.80モル)、シュウ酸2水和物6.3g(0.05モル)およびジオキサン384gを仕込み、油浴に浸し、反応液の温度を130℃に保持して撹拌し、8時間縮合を行なった。その後、室温まで冷却し、内容物をビーカーに取り出して分離した下層(樹脂層)を分取した。この樹脂層を濃縮、脱水し、乳酸エチルに溶解してノボラック樹脂(A−3)の溶液を得た。樹脂(A−3)のMwは7,100であった。
【0053】
合成例4
1Lのオートクレーブに、m−クレゾール64.9g(0.6モル)、2,3−ジメチルフェノール12.2g(0.1モル)、2,4−ジメチルフェノール36.6g(0.3モル)、37重量%ホルムアルデヒド水溶液 60.0g(ホルムアルデヒド:0.74モル)、p−トルエンスルホン酸1水和物5.7g(0.03モル)およびメチルイソブチルケトン285gを仕込み、油浴に浸し、反応液の温度を130℃に保持して撹拌し、6時間縮合を行なった。その後、室温まで冷却し、イオン交換水 500mLで3回水洗し、n−ヘプタン400mLを加えて30分撹拌した。1時間静置した後、2分離した上層をデカンテーションによって除去し、乳酸エチルを加えて残存メチルイソブチルケトン、n−ヘプタン、水を減圧濃縮で除去し、乳酸エチルのノボラック樹脂(A−4)溶液を得た。樹脂(A−4)のMwは7,600であった。
【0054】
〈キノンジアジドスルホン酸エステル化合物の合成〉
合成例5
遮光下で、撹拌機、滴下ロートおよび温度計を備えたフラスコに、下記式(12)で表される化合物21.2g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド13.4g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド18.8g(0.07モル)およびジオキサン320gを仕込み、撹拌しながら溶解させた。ついで、フラスコを30℃にコントロールされた水浴中に浸し、内温が30℃一定となった時点で、この溶液にトリエチルアミン13.1g(0.13モル)をジオキサン 50gに溶解した溶液を内温が35℃を越えないように滴下ロートを用いて加え、同温度で2時間反応させた。その後、析出した塩酸塩をろ過により取り除き、濾液を4Lの0.1%塩酸水溶液中に注ぎ込んで反応生成物を析出させ、濾過し、水洗し、真空乾燥器中、40℃で一昼夜乾燥してキノンジアジドスルホン酸エステル化合物(B−1)を得た。
【0055】
【化17】
Figure 0003968763
【0056】
合成例6
下記式(13)で表される化合物18.9g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド13.4g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド26.8g(0.1モル)、トリエチルアミン17.2g(0.17モル)およびジオキサン355gを仕込んだ以外は、合成例5と同様の操作により、キノンジアジドスルホン酸エステル化合物(B−2)を得た。
【0057】
【化18】
Figure 0003968763
【0058】
合成例7
下記式(14)で表される化合物19.6g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド5.4g(0.02モル)をジオキサン246gに溶解した。この溶液にトリエチルアミン2.0g(0.02モル)を加え、室温で2時間反応させた。さらに、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド16.1g(0.06モル)を加え、撹拌して溶解させた後、トリエチルアミン 7.1g(0.07モル)をジオキサン 30gに溶解した溶液を内温が30℃を越えないように滴下し、同温度で2時間反応させた。析出した塩酸塩をろ過により取り除き、濾液を4Lの0.1%塩酸水溶液中に注ぎ込んで反応生成物を析出させ、濾過し、水洗し、真空乾燥器中、40℃で一昼夜乾燥してキノンジアジドスルホン酸エステル化合物(B−3)を得た。
【0059】
【化19】
Figure 0003968763
【0060】
合成例8
下記式(15)で表される化合物19.6g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド13.4g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド26.8g(0.1モル)、トリエチルアミン17.2g(0.17モル)およびジオキサン368gを仕込んだ以外は、合成例5と同様の操作により、キノンジアジドスルホン酸エステル化合物(B−4)を得た。
【0061】
【化20】
Figure 0003968763
【0062】
合成例9
下記式(16)で表される化合物 32.3g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド5.4g(0.02モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド16.1g(0.06モル)、トリエチルアミン9.1g(0.09モル)およびジオキサン322gを仕込んだ以外は、合成例5と同様の操作により、キノンジアジドスルホン酸エステル化合物(B−5)を得た。
【0063】
【化21】
Figure 0003968763
【0064】
合成例10
下記式(17)で表される化合物28.0g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド26.8g(0.10モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド53.7g(0.20モル)、トリエチルアミン33.3g(0.33モル)およびジオキサン651gを仕込んだ以外は、合成例5と同様の操作により、キノンジアジドスルホン酸エステル化合物(B−6)を得た。
【0065】
【化22】
Figure 0003968763
【0066】
合成例11
式(13)で表される化合物 18.9g(0.05モル)、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド40.2g(0.15モル)、トリエチルアミン17.2g(0.17モル)およびジオキサン355gを仕込んだ以外は合成例5と同様の操作により、キノンジアジドスルホン酸エステル化合物(b−1)を得た。
【0067】
実施例
表1に示す組成割合で(但し、部は重量部である)、樹脂(A)、溶解促進剤、キノンジアジドスルホン酸エステル化合物および溶剤を混合して、均一溶液としたのち、孔径0.2μmのメンブランフィルターで濾過し、組成物の溶液を調製した。
得られた溶液を、シリコン酸化膜を有するシリコンウエハー上にスピンナーを用いて塗布したのち、ホットプレート上で90℃にて2分間プレベークして厚さ0.86μmのレジスト被膜を形成した。ついで、レチクルを介して、(株)ニコン社製NSR−2005i9C縮小投影露光機(レンズ開口数=0.57)で波長365nm(i線)を用いて露光し、ホットプレート上で110℃にて1分間ポストベークした後、2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液により現像し、超純水でリンスし、乾燥し、レジストパターンの形成を行った。得られたレジストパターンを調べ、各実施例の組成物のレジストパターンとしての特性を評価した。結果を表2に示す。
【0068】
【表1】
Figure 0003968763
【0069】
表1において、溶解促進剤および溶剤の種類は、次の通りである。
溶解促進剤
α:1,1−ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)アセトン
β:4,6−ビス[1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−メチルエチル]−1,3−ジヒドロキシベンゼン
溶剤
S1:2−ヒドロキシプロピオン酸エチル
S2:3−エトキシプロピオン酸エチル
S3:2−ヘプタノン
【0070】
【表2】
Figure 0003968763
【0071】
【発明の効果】
本発明の感放射線性樹脂組成物は、高解像度で良好なフォーカス許容性および保存安定性、膜厚均一性にも優れる。そのため、本感放射線性樹脂組成物は高集積度の集積回路作製用レジストとして好適に使用できる。

Claims (1)

  1. アルカリ可溶性ノボラック樹脂およびキノンジアジドスルホン酸エステル化合物を含有するポジ型感放射線性樹脂組成物であって、該キノンジアジドスルホン酸エステル化合物が、下記式(1)、(3)、(4)または(5):
    Figure 0003968763
    [式(1)中、X〜X15は、各々同一または異なり、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基または水酸基であり、X〜X、X〜X10およびX11〜X15のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。]
    Figure 0003968763
    [式(3)において、X30〜X43は、各々同一または異なり、水素原子、アルキル基、アルコキシ基または水酸基である。但し、X30〜X33またはX34〜X38のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。YおよびYは前記Y〜Yと同様の原子または基を意味する。]
    Figure 0003968763
    [式(4)において、X44〜X49は前記X30〜X43と同様の原子または基を意味する。但し、X44〜X46またはX47〜X49のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。Y〜Y10は前記Y〜Yと同様の原子または基を意味する。]
    Figure 0003968763
    [式(5)中、X50〜X72は前記X1〜X15と同様の原子または基を意味する。但し、X50〜X54、X55〜X59、X60〜X64およびX65〜X69のそれぞれの組み合わせにおいて少なくとも1つは水酸基である。]
    のそれぞれによって表される化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種のフェノール類と、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸クロリドおよび1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリドとの縮合物でありそして1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸単位と1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸単位を、この順序のモル比で5/95〜95/5で含有することを特徴とするポジ型感放射線性樹脂組成物。
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