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JP3966058B2 - 回路しゃ断器 - Google Patents

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  • Breakers (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オートブレーカなどを対象とする回路しゃ断器に関し、詳しくはそのトリップ表示手段に係わる。
【0002】
【従来の技術】
頭記の回路しゃ断器は、電路,機器の過電流保護を目的に主回路の過負荷,短絡事故による過電流を検出して開閉機構をトリップさせ、接触子を開極するように過電流引外し装置を内蔵しており、この過電流引外し装置として、過負荷電流の大きさに応じた遅延時間でトリップさせる時延引外し装置(バイメタル式)と短絡電流のような大電流に対して瞬時にトリップさせる瞬時引外し装置(電磁式)を装備している。
【0003】
また、回路しゃ断器には、短絡電流が流れて瞬時引外し動作したことを外部に知らせるために、付属装置(オプション品)として警報スイッチが用意されており、この警報スイッチを回路しゃ断器に付属させ、回路しゃ断器が短絡電流でトリップ動作した際にその信号を警報スイッチを通じて外部に出力するようにしている。
【0004】
次に、回路しゃ断器,およびその外部付属装置としてしゃ断器本体に付属させた警報スイッチの構成,動作を図6〜図8で説明する。まず、図6(a),(b) において、1は回路しゃ断器、2は回路しゃ断器1の本体ケース、3は本体ケース2のケースカバーに取付けた手動操作ハンドル、4は回路しゃ断器1の側面に装着した警報スイッチ、5は警報スイッチ4に内蔵したトリップ表示棒であり、このトリップ表示棒5は通常時はケース内に没入しており、回路しゃ断器1が短絡電流で瞬時トリップ動作すると図示のようにケース上面に突き出して瞬時トリップしたことを外部に表示する。
【0005】
また、図7は回路しゃ断器1に組み込んだ開閉機構,過電流引外し装置の組立構造図で、図において、6は接触子の開閉機構、6aは開閉機構6に組み込んだ揺動式のラッチ受け、6bは先記の操作ハンドル3に連結する伝動歯車、7はバイメタル式の時延引外し装置、8は電磁式の瞬時引外し装置、8aは電磁コイル、8bはプランジャ、8cはプランジャ8bに取付けたトリップアクチュエータ、9は瞬時式引外し装置8のトリップアクチュエータ8cと開閉機構6のラッチ受け6bとの間を連繋し、瞬時式引外し装置8の動作に応動してラッチ受け6aを釈放位置に駆動する上下スライド式のトリップ部材である。なお、バイメタル式の時延引外し装置7は、前記のトリップ部材9を介さずに、バイメタルの作動端とラッチ受け6aとの間がアクチュエータレバーを兼ねた温度補償バイメタルを介して連繋されている。
【0006】
図8は、前記のトリップ部材9、およびトリップ部材9と警報スイッチ4との連繋構造を表した図である。ここで、トリップ部材9は樹脂板になり、しゃ断器ケース2の内部で上下方向にスライド可能に案内支持され、かつしゃ断器本体ケース2の底面との間に介挿した復帰ばね10により上向きに付勢されている。また、トリップ部材9の肩部には先記した瞬時引外し装置8のトリップアクチュエータ8cが対峙し、ラッチ受け6aの一端がトリップ部材9の板面に開口したカム面付き窓穴に嵌まり込んでいる。一方、警報スイッチ4には先記したトリップ表示棒5,および警報接点(図示せず)に連繋したアクチュエータレバー4aを備え、このアクチュエータレバー4aの先端が回路しゃ断器1のケース内に突き出してトリップ部材9の側面に形成した凹溝に嵌まり込んでいる。
【0007】
かかる構成で、回路しゃ断器1の主回路に短絡電流のような大きな電流が流れると、図7の瞬時引外し装置8が作動し、そのトリップアクチュエータ8cがトリップ部材9を復帰ばね10に抗して下方に押し下げるとともに、この動きに従動してラッチ受け6aが左側に傾動して開閉機構6(図7参照)のラッチの鎖錠を釈放して回路しゃ断器1が瞬時にトリップ動作する。また、このトリップ動作時にトリップ部材9が下降すると、警報スイッチ4のアクチュエータレバー4aが反時計方向に回動し、これに応動して警報接点がONとなって外部にトリップ信号を送出するとともに、トリップ表示棒5が図示されてないスプリングに押されてケースから突き出して回路しゃ断器1が瞬時トリップしたことを表示する。なお、前記開閉機構6の詳細構造,動作については、本発明と同一出願人より先に出願した特開2001−23499号公報に詳しく述べられている。
【0008】
また、図6に示した回路しゃ断器1の操作ハンドル3は、回路しゃ断器がトリップ動作するとON位置とOFF位置の中間のTRIP位置に移動するので、このハンドルの停止位置から回路しゃ断器がトリップしたことを目視確認することが可能であるが、この場合に回路しゃ断器が過負荷によってトリップしたのか、短絡電流でトリップしたのかは判別できない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように従来の回路しゃ断器では、しゃ断器本体に瞬時トリップを外部に知らせる手段を備えてなく、回路しゃ断器の瞬時トリップを識別するには付属装置(オプション品)としての警報スイッチが別に必要である。このために、瞬時トリップを電気信号で外部に知らせる機能は不要で、目視による確認ができるだけでよいといったユーザーの要求に対しても、ユーザーは警報スイッチの購入費,およびその取付けスペースの確保が必要となる。
【0010】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、付属装置の警報スイッチを使用することなく、しゃ断器のトリップ機構を利用してこれに簡単な部品を追加装備するだけで回路しゃ断器が短絡電流により瞬時トリップしたことを目視確認でき、併せてリセット操作するまではトリップ機構をトリップ位置に保持して安全性を高めるようにした回路しゃ断器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、接触子の開閉機構、開閉機構に連繋させた手動操作ハンドル、および短絡電流を検出して主回路接触子を開極させる瞬時引外し装置を装備した回路しゃ断器であり、瞬時引外し装置と開閉機構のラッチ受けとの間を上下スライド式のトリップ部材を介して連繋し、瞬時引外し装置の動作に応動してスライドするトリップ部材がラッチ受けを釈放位置に駆動してトリップさせるようにしたものにおいて、
前記スライド式のトリップ部材に一端を連ね、かつ先端側にトリップ識別用の係合突起を設けたばね性の帯状片からなり、前記トリップ部材連動するトリップ表示部材を設けるとともに、該帯状片の先端側をしゃ断器ケースのカバーに開口したトリップ表示窓の裏側に敷設し、しゃ断器の瞬時トリップ動作時に前記係合突起をトリップ表示窓に嵌入させて、トリップ表示窓を通してしゃ断器のトリップ状態を目視確認できるようにするとともに、前記しゃ断器ケースのカバーに設けた手動操作ハンドルに連繋して、該ハンドルのリセット操作によりトリップ表示部材の係合突起とトリップ表示窓との係合を解除させる釈放レバーを設けるように構成する。
【0014】
前記の構成において、常時はトリップ表示部材の先端に設けたトリップ識別用の係合突起がケースに開口したトリップ表示窓から外れた位置に後退している。ここで、回路しゃ断器に短絡電流が流れて瞬時トリップ動作すると、その動作過程で瞬時引外し装置の動作に応動してトリップ部材がトリップ位置にスライドするとともに、この動きに合わせてトリップ表示部材の係合突起が後退位置から表示位置に移動してトリップ表示窓に嵌入し、同時にてその窓枠に引っ掛かってこの位置に係止される。したがって、この状態になるとトリップ表示窓を通じて外部から回路しゃ断器が瞬時トリップした状態を目視で識別できるとともに、トリップ部材はトリップ位置に係止保持されるので、このままで回路しゃ断器を再投入することができない。
【0015】
一方、回路しゃ断器に接続した電路,機器が正常な状態に回復したことを確認した上で回路しゃ断器を再投入するには、トリップ表示部材の係合突起とトリップ表示窓との係合を外してトリップ部材を元の位置復帰させた上で、操作ハンドルをリセット位置に回すことにより再投入が可能となる。本発明では、トリップ表示部材の係合突起とトリップ表示窓との係合を外すには、操作ハンドルにトリップ表示部材とトリップ表示窓との係合を外す釈放レバーを設けておき、この操作ハンドルをリセット位置に回して係合突起を外すようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に示す実施例に基づいて説明する。なお、各実施例の図中で図7,図8に対応する部材には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
〔実施例1〕
図1〜図3は本発明の実施例を示すものである。
【0017】
この実施例における回路しゃ断器1は、基本的に図7に示した従来構造と同様であるが、開閉機構6のラッチ受け6aと瞬時引外し装置8との間を連繋するトリップ部材9には、上方に延在するばね性のある帯状片になり、かつ該帯状片の先端側にトリップ識別用の係合突起11aを形成したトリップ表示部材11を設けるとともに、回路しゃ断器1のケースカバー2aには、前記トリップ表示部材11の係合突起11aに対応するトリップ表示窓2a-1が開口されている。なお、係合突起11aにはトリップ表示窓2a-1を通じて外部から目視確認できるように、例えば赤色に着色してマーキングしておく。
【0018】
ここで、トリップ表示部材11は樹脂製になり、その帯状片を折り曲げた拘束状態からフリーにすると、図3で示すように直線状の原形に戻るばね性を有する。なお、この実施例ではトリップ表示部材11がトリップ部材9と一体に成形されている。
そして、回路しゃ断器1の組立状態では、図2で示すように、トリップ表示部材11の帯状片の先端側をしゃ断器本体ケース2のケースカバー2aの裏面側に押し当てるようにL字状に撓ませておく。なお、図2はトリップ部材9が復帰ばね10のばね力を受けて上方に押し上げられている定常状態(非トリップ)を表しており、この状態ではトリップ表示部材11の係合突起11aがケースカバー2aに開口したトリップ表示窓2a-1から外れた位置に後退している。
【0019】
一方、回路しゃ断器の実使用状態で、短絡電流が流れて瞬時引外し装置8が作動し、これに応動してトリップ部材9が下方に押し下げられると、図7,図8の動作説明で述べたようにトリップ部材9が開閉機構6のラッチ受け6aを釈放位置に駆動して回路しゃ断器1が瞬時トリップする。また、このトリップ動作に伴いトリップ部材9が下方に押し下げられると、この動きに従動してトリップ表示部材11の帯状片が図1(b) で表すような位置に移動して係合突起11aがトリップ表示窓2a-1に嵌入し、同時に係合突起11aが表示窓2a-1に引っ掛かってトリップ部材9を下降したトリップ位置に拘束保持する。
【0020】
したがって、このトリップ状態では外部からトリップ表示窓2a-1の状態を目視することで、回路しゃ断器が過負荷でトリップしたのか、短絡電流で瞬時トリップしたのかが識別できる。すなわち、トリップ表示窓2aにトリップ表示部材11の係合突起11aが見えない場合は、過負荷電流による時延トリップであり、トリップ表示窓2aに係合突起11aが引っ掛かっていれば短絡電流による瞬時トリップであることが判別できる。しかも、回路しゃ断器が瞬時トリップした後に、回路しゃ断器を接続した電路,機器の短絡事故の回復を待たずに回路しゃ断器を再投入する誤操作を防ぐことができる。
【0021】
なお、瞬時トリップ後に回路しゃ断器1を再投入するには、まずトリップ表示窓2a-1とトリップ部材11の係合突起11aとの係止状態を釈放してトリップ部材9を元の位置に復帰させる必要がある。このために、例えばドライバなどの工具を使ってトリップ表示窓2a-1に引っ掛かっているトリップ表示部材11の係合突起11aを中に押し込んでその係合を外し、トリップ部材9をばね復帰させた上で、操作ハンドル3をTRIP位置からOFF位置に回すようにリセット操作することにより再投入が可能となる。
【0022】
〔実施例2〕
図4(a),(b) は本発明の実施例を示すものである。すなわち、先記実施例1では、瞬時トリップ動作した後に回路しゃ断器を再投入する際には、まずトリップ表示窓2a-1に引っ掛かっているトリップ表示部材11の係合突起11aをドライバなどを使って外すようにしているが、この実施例では操作ハンドル3の操作で自動的にリセットが行えるような手段を備えている。
【0023】
このために、図示実施例では、操作ハンドル3に連繋してケースカバー2aの裏側に、実施例1で述べたトリップ表示部材11の係合突起11aとトリップ表示窓2a-1との引っ掛かりを外す手段として釈放レバー3aを備えている。なお、3bは図1(b) に示した開閉機構6の伝動歯車6bと連繋するように操作ハンドル3に設けた駆動歯車である。
【0024】
上記の構成で、回路しゃ断器が瞬時トリップした後に、短絡事故を引き起こした電路,機器の修復を待って再投入するためにTRIP位置に停止している操作ハンドル3をOFF位置に向けてリセット操作すると、前記の釈放レバー3aが図4(b) の破線位置から実線位置に回動してトリップ表示窓2aとここに引っ掛かっているトリップ表示部材11の係合突起11aとの間に側方から割り込んで両者間の係合を外す。これにより、トリップ部材9およびトリップ表示部材11が図2の状態に復帰する。この状態になれば、操作ハンドル3をOFF位置からON位置に回すことにより回路しゃ断器が再投入される。
【0025】
〔実施例3〕
次に、本発明の他の実施例を図5(a),(b) で説明する。この実施例においては、トリップ表示部材11がトリップ部材9の側縁部に一体形成されており、そのトリップ表示部材11に形成したトリップ識別用の係合突起11aに対向して、しゃ断器本体ケース2の側壁面にトリップ表示窓2-1が開口している。ここで、図5(a) はトリップ部材9が復帰ばね10により上方に押し上げられている定常状態を、図5(b) は瞬時引外し装置が動作してそのトリップアクチュエータ8cがトリップ部材9を下方に押し下げ、開閉機構のラッチ受け6aを釈放位置に駆動した瞬時トリップの状態を表しており、前記のトリップ表示窓2-1は図5(b) の状態でトリップ表示部材の係合突起11aが窓穴に嵌入して係合するように位置決めされている。
【0026】
この構成により、先記実施例1と同様に、回路しゃ断器がトリップした場合には、外部からトリップ表示窓2-1にトリップ表示部材11の係合突起11aが嵌入していることを目視確認することで、回路しゃ断器が短絡電流で瞬時トリップしたことを識別できる。なお、回路しゃ断器を再投入する場合には、実施例1で述べたと同様に、ドライバなどの工具を使ってトリップ表示窓2-1から前記係合突起11aを外すことでトリップ部材9がばね復帰するので、これによりハンドル操作で再投入が可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、接触子の開閉機構、開閉機構に連繋させた手動操作ハンドル、および短絡電流を検出して主回路接触子を開極させる瞬時引外し装置を装備した回路しゃ断器であり、瞬時引外し装置と開閉機構のラッチ受けとの間を上下スライド式のトリップ部材を介して連繋し、瞬時引外し装置の動作に応動してスライドするトリップ部材がラッチ受けを釈放位置に駆動してトリップさせるようにしたものにおいて、前記スライド式のトリップ部材に一端を連ね、かつ先端側にトリップ識別用の係合突起を設けたばね性の帯状片からなり、前記トリップ部材連動するトリップ表示部材を設けるとともに、該帯状片の先端側をしゃ断器ケースのカバーに開口したトリップ表示窓の裏側に敷設し、しゃ断器の瞬時トリップ動作時に前記係合突起をトリップ表示窓に嵌入させて、トリップ表示窓を通してしゃ断器のトリップ状態を目視確認できるようにするとともに、前記しゃ断器ケースのカバーに設けた手動操作ハンドルに連繋して、該ハンドルのリセット操作によりトリップ表示部材の係合突起とトリップ表示窓との係合を解除させる釈放レバーを設けたことにより、
従来のように回路しゃ断器に付属装置としての警報スイッチを使用することなく、回路しゃ断器がトリップ動作した場合には、しゃ断器本体のトリップ表示窓を通して回路しゃ断器が過負荷でトリップしたのか、短絡電流で瞬時トリップしたのかが目視判別できる。
【0028】
また、トリップ表示手段には既設のトリップ部材を活用することで、僅かな部品追加のみで対応でき、しかも瞬時トリップ時にはトリップ表示部材の係合突起をトリップ表示窓に引っかけてトリップ部材をトリップ位置に係止保持するようにした構成により、回路しゃ断器の誤投入操作を防ぐことができて安全性が向上するなどの実用的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応する回路しゃ断器の構成図で、(a) は平面図、(b) は瞬時トリップの状態を表すしゃ断器内部構造の側面図
【図2】図1(b) に対応した回路しゃ断器のリセット後の定常状態を表す図
【図3】図1(b) におけるトリップ表示部材がフリーな状態を表す図
【図4】本発明の実施例2に対応する構成図で、(a),(b) はそれぞれ操作ハンドルを装備したケースカバーの縦断側面図、および裏面側から見た平面図
【図5】本発明の実施例3に対応する回路しゃ断器の要部構成図で、(a),(b) はそれぞれ回路しゃ断器の定常状態,瞬時トリップ状態を表すトリップ部材およびその周辺部分の正面図
【図6】警報スイッチを付属させた従来の回路しゃ断器の外観図で、(a),(b) はそれぞれ平面図、および側面図
【図7】図6における回路しゃ断器の内部構造を表す側面図
【図8】図6に示した回路しゃ断器のトリップ部材と警報スイッチとの連繋構造を表す定常状態での正面図
【符号の説明】
1 回路しゃ断器
2 ケース
2a ケースカバー
2-1,2a-1 トリップ表示窓
3 操作ハンドル
3a トリップ表示部材の釈放レバー
6 開閉機構
6a ラッチ受け
8 瞬時引外し装置
8c トリップアクチュエータ
9 トリップ部材
10 復帰ばね
11 トリップ表示部材
11a 係合突起

Claims (1)

  1. 接触子の開閉機構、開閉機構に連繋させた手動操作ハンドル、および短絡電流を検出して主回路接触子を開極させる瞬時引外し装置を装備した回路しゃ断器であり、瞬時引外し装置と開閉機構のラッチ受けとの間を上下スライド式のトリップ部材を介して連繋し、瞬時引外し装置の動作に応動してスライドするトリップ部材がラッチ受けを釈放位置に駆動してトリップさせるようにしたものにおいて、
    前記スライド式のトリップ部材に一端を連ね、かつ先端側にトリップ識別用の係合突起を設けたばね性の帯状片からなり、前記トリップ部材連動するトリップ表示部材を設けるとともに、該帯状片の先端側をしゃ断器ケースのカバーに開口したトリップ表示窓の裏側に敷設し、しゃ断器の瞬時トリップ動作時に前記係合突起をトリップ表示窓に嵌入させて、トリップ表示窓を通してしゃ断器のトリップ状態を目視確認できるようにするとともに、前記しゃ断器ケースのカバーに設けた手動操作ハンドルに連繋して、該ハンドルのリセット操作によりトリップ表示部材の係合突起とトリップ表示窓との係合を解除させる釈放レバーを設けたことを特徴とする回路しゃ断器。
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