撮像部と音声入力部と表示部と第1の音声出力部と記録部と第1の記録操作部とを設け、表示部は第2の記録操作部と第2の音声出力部とを有し、リモコン等の操作装置を用いて無線送受信装置を利用し、テレビ等の第1の受信装置またはVTRのチューナ等の第2の受信装置とに赤外線等を利用した無線信号により選択的に送受信することにより、第1の受信装置からの映像信号を液晶モニター等の表示手段により表示することができたり、第2の受信装置からの映像信号を表示手段に表示することができる撮像装置を、簡単な構成によって実現した。
以下、本発明の撮像装置を用いた情報システムの実施の形態を図面を参照して説明する。
この実施の形態では操作装置となる液晶モニター1を単独で使用することができる情報システムの例であり、図1は一つの使用例であり、図2は情報システムのブロック構成図、図3は液晶モニター1の外観図を示す。
符号2は部屋の壁等に配置したTVチューナ38を有する赤外線送受信器であり、この赤外線送受信器2が第2の送受信装置を構成している。赤外線送受信器2は、TVチューナ38からの画像信号及び音声信号を赤外線信号として伝送する。符号3は、第1の送受信装置を示す赤外線送受信器である。赤外線送受信器3は、TV4及び映像記録再生装置としての一例であるVTR5からの映像信号及び音声信号をそれぞれ赤外線信号として伝送する。
液晶モニター1は、図3で示したように回路が構成されている基板が内蔵されているモニター本体部6と、このモニター本体部6の背面側に表示手段である液晶画面7を有する液晶パネル部8と、モニター本体部6の上部には赤外線受光部9が設けてある。この赤外線受光部9はモニター本体部6に図示しないブラケットを介して支持した自在継手によって自由な角度方向へ回動可能になされている。
モニター本体部6には第2の音声出力部の第1の具体例を示すスピーカ10、このスピーカ10の音量つまみ11、ヘッドホン12が接続される第2の音声出力部の第2の具体例を示すヘッドホン端子13、マイク14を有している。また、モニター本体部6に備えた赤外線受光部9は、この例では本体部6の上部の幅に亘って設けられている。勿論、モニター本体部6の裏面には図示しないが赤外線発光素子が設けられている。
また、液晶パネル部8にはリモコン部15を有し、このリモコン部15にリモコンボタン17、ナレーションボタン18が設けられている。リモコン部15は液晶パネル部7に対して接続部19から分離され単独で使用可能である。尚、符号20は液晶モニター表示オン/オフスイッチである。
次に、液晶モニター1の回路構成の一例を図2に示す。
液晶モニター1にはバッテリー21を接続した電源回路22を介してコントロール回路23、バックライト電源部24、液晶ドライブ回路25に電源が供給される。バックライト電源部24によってバックライト26を点灯し液晶画面7を照明する。
バッテリー21はモニター本体部1内に内蔵されている。液晶モニター1の赤外線受光部9は映像信号受光素子9aと音声信号受光素子9bとからなり、映像信号受光素子9aはデコーダ27を介して液晶ドライブ回路25に接続され、音声信号受光素子9bはデコーダ28及びアンプ29を介してスピーカ10及びヘッドホン端子13に接続されている。
符号30は液晶モニター1のコントロール回路23からエンコーダ31を介して接続された赤外線発光素子である。また、コントロール回路23にはチャンネル切換えボタン32と、これとは別にTV側端子33、VTR側端子34、TVチューナ側端子35とに選択的に切り換えられるスイッチ36とが接続されている。
TVチューナの赤外線送受信器2は図2に示すように構成されている。すなわち、アンテナ37が接続されたTVチューナ38にはエンコーダ39を介して映像信号を赤外線信号にして発射する赤外線発光素子40と、エンコーダ41を介して音声信号を赤外線信号にして発射する赤外線発光素子42と、デコーダ43を介して赤外線信号のチャンネル信号を受信する赤外線受信素子44がある。この赤外線送受信器2の電源は家庭用のAC電源が使用される。
一方、赤外線送受信器3にはTV4からの映像信号出力端子4aと音声信号出力端子4bとを有し、また、VTR5からの映像信号出力端子5aと音声信号出力端子5bとを有している。TV4とVTR5の映像信号出力端子4a,5aは映像信号切換えスイッチ45により切り換えでき、また、TV4とVTR5の音声信号出力端子4b,5bは音声信号切換えスイッチ46により切り換えできる。
これら映像信号切換えスイッチ45及び音声信号切換えスイッチ46はセレクタ47によりTV4側とVTR5側とに連動して切り換えられ、セレクタ47はデコーダ48を介して赤外線受光部49と接続されている。
そして、上述した映像信号切換えスイッチ45にはエンコーダ50を介して映像信号を赤外線信号として発射する赤外線発光部51を備え、音声信号切換えスイッチ46にはエンコーダ51を介して音声信号を赤外線信号として発射する赤外線発光部52を備えている。尚、符号53はTV4のパワースイッチ/チャンネル用の受光窓、54はVTR5のパワースイッチの受光窓である。
このように構成した情報システムでは、TVチューナを利用してTV番組を液晶モニター1でモニターする手順は、まず、液晶モニター1のスイッチ36をTVチューナ側端子35に接続すると共に、チャンネル切換えボタン32を所定のチャンネルに選局することにより、コントロール回路23からの電気信号が赤外線信号にエンコードされ赤外線発光素子30から発光し、赤外線送受信器2の赤外線受光素子44で受光される。そして、この赤外線信号はデコードされ電気信号となってTVチューナ38に入力される。かくして選局されたチャンネルの映像信号及び音声信号はここで赤外線信号にエンコードされ、赤外線発光素子40及び42から発光し液晶モニター1の映像信号受光用素子9a及び音声信号受光用素子9bで受光され、その後、映像信号はデコードされ液晶ドライブ回路25を経て液晶画面7でTV放送をモニターすることができ、音声信号はデコードされアンプ29を介してヘッドホン12等で聴くことができる。
一方、TV4及びVTR5を利用してTV番組やVTRのチューナまたはVTRの再生映像を液晶モニター1でモニターする手順は、液晶モニター1のスイッチ36を例えばVTR側端子34に接続することにより、電気信号が赤外線信号にエンコードされ赤外線発光素子30から発光し、赤外線送受信器3の赤外線受光部49で受光される。そして、この赤外線信号はデコードされ電気信号となってセレクタ47を介して映像信号切換えスイッチ45及び音声信号切換えスイッチ46がVTR5側に接続される。かくして、VTR5からの映像信号及び音声信号はそれぞれエンコードされ赤外線発光部51及び52から発光し、液晶モニター1の映像信号受光用素子9a及び音声信号受光用素子9bで受光され、その後、映像信号はデコードされ液晶ドライブ回路25を経てモニター画面7でVTRの再生画像をモニターすることができ、音声信号はデコードされアンプ29を介してヘッドホン12等で聴くことができる。
従って、上述したような使い方ができるため、家族でTVを見ているとき自分だけVTRのチューナを使用してTV放送の別の番組を液晶モニター1で見ることができたり、VTRに記録されている情報を再生画像として液晶モニター1でモニターすることができ便利である。
ここで、本発明の情報システムに使用される液晶モニターを利用してビデオカメラ装置に適用した場合の参考例について説明する。
〔参考例1〕
図4はビデオカメラ装置の正面側より見た全体の外観斜視図、図5は同じく背面側より見た全体の外観斜視図である。
ビデオカメラ装置はビデオカメラ機構部(撮像部)とVTR機構部(記録部)とが収容されたビデオカメラ本体101と、このビデオカメラ本体101の背面側に着脱可能に支持されている液晶モニター102とから構成されている。
まず、ビデオカメラ本体101の構成について説明する。
ビデオカメラ本体101の前面上部には撮影レンズ103や音声入力部であるマイク104、第1のズーム操作部であるズーム切り換えボタン105、第1の記録操作部であるスタート/ストップボタン106があり、上部にビデオカメラ操作とVTR操作の切り換えを兼ねた電源スイッチ107があり、後面上部にはビューファインダ108と第1の音声出力部であるスピーカ109がある。
ビデオカメラ本体101の一部にはヒンジ110を支点として開閉可能のバッテリー蓋111があり、内部にビデオカメラ装置の電源となるここでは図示しないバッテリーが収容されている。また、ビデオカメラ本体101の背面は裏蓋112となり、つまみ113を操作することにより裏蓋112が開放され、ビデオカメラ本体101内に内蔵した図示しないVTR機構部に対してテープカセットを出し入れすることができる。
さらに、ビデオカメラ本体101の一側上方部には、ビデオカメラ本体101と液晶モニター102の相互間の信号のやり取りを赤外線を利用して授受するための赤外線送受信機構114が配置されている。この赤外線送受信機構114については後で詳細に説明する。
さて、ビデオカメラ本体101の背面に支持されている液晶モニター102は、回路が構成されている基板が内蔵されているモニター本体部115と、このモニター本体部115の背面側に液晶画面116を有する表示部である液晶パネル部117と、モニター本体部115の電源部118及びこの電源部118に接続された電源としてのバッテリー119とから構成されている。
上述した液晶モニター102をビデオカメラ本体101から分離した斜視図を図6に示し、また、液晶モニター102とビデオカメラ本体101との着脱機構を図7に示す。
モニター本体部115と液晶パネル部117とはその上端部においてヒンジ120により回動可能に結合され、モニター本体部115に対して液晶パネル部117をヒンジ120を回動支点として所定の回動角度で停止させることができる。また、モニター本体部115と液晶パネル部117とは図示しないフレキ基板により電気的に接続されている。
モニター本体部115の前面上部に一対のフック部121,121を有すると共に、モニター本体部115の前面下部にロックピン122を有し、ロックピン122はその途中に下部のみが平坦面となる縮径部122aに形成してある。また、モニター本体部115の前面には多端子からなるコネクタプラグ123と、さらに、別の位置に送信手段である赤外線発光素子124を設けている。
一方、モニター本体部115には受信部である赤外線受光素子125が設けてある。この赤外線受光素子125はモニター本体部115にブラケット126を介して支持した自在継手127によって自由な角度方向へ回動可能になされている。128はモニター本体部115と赤外線受光素子125とを電気的に接続しているコードである。
また、モニター本体部115に対して電源部118は一体に固定され、この電源部118の背面側の筐体部分に図5に示すように上述したバッテリー119を着脱するためのロックつまみ129と、バッテリー119が充分使用可能であるとき点灯すると共に、残量が少ないときに点滅するインジケータランプ130と、液晶画面116の明るさ調整部である明るさ調整ダイヤル131を備えている。
また、モニター本体部115の背面下部には切換操作部である液晶モニター表示オン/オフスイッチ132と、ビデオカメラ本体101によるビデオ撮影の第2の記録操作部であるスタート/ストップボタン133と、第2のズーム操作部であるズームボタン134を備えている。
このように構成した液晶モニター102は、ビデオカメラ本体101へのモニター本体部115の接続は、モニター本体部115の上部のフック部121をビデオカメラ本体101の背面に形成されている凹部135に係入しながらロックピン122をビデオカメラ本体101の背面に設けられているロック孔136に挿入することにより、ロック孔136の内方側に配置されている図9に示すようなスナップばね137にロックピン122の縮径部122aが係合されメカ的に結合することができる。
この際、コネクタプラグ123がビデオカメラ本体101側に設けられているコネクタジャック138に挿着され、モニター本体部115とビデオカメラ本体101とを電気的に接続することができる。尚、ビデオカメラ本体101へのモニター本体部115の接続状態においてロックピン122の下部の平坦部がロック孔136の孔底に接触させることによって、モニター本体部115は上下へのガタ付きを防止しコネクタプラグ123とコネクタジャック138の破損や電気的な接触不良を回避することができる。
次に、前述した赤外線送受信機構114の詳細な構成を図8について説明する。
筐体を構成する容器139内には円筒状の外筒140が固定され、この外筒140内に上下動可能の昇降筒141が収容されている。この昇降筒141から外筒140の一部に形成したガイド孔140aを通じてアーム片142が突設されている。
そして、昇降筒141にはアクリル樹脂等からなる導光部材143と、この導光部材143の上部に2つの並行する赤外線発光LED素子144,144が設けられている。導光部材143は上部前面側に赤外線発光LED素子144の下部で該LED素子144と同一方向を向く赤外線の入射窓143aと、入射窓143aから入射した赤外線が直角に反射する反射面143bと、底面に反射面143bで反射した赤外線が出射する出射窓143cを有する。
これら導光部材143及び赤外線発光LED素子144は、導光部材143の入射窓143aと出射窓143c及び赤外線発光LED素子144の先端部が露出するように遮光カバーで覆われ送受信部145を構成している。そして、送受信部145は昇降筒141と円周方向に嵌合部146で嵌め合わされ、これによって送受信部145と共に上述した赤外線発光LED素子144と導光部材143が嵌合部146を回転部として円周方向へ回転可能である。
また、昇降筒141の底部と外筒140の底部との間にはコイルばね147が張設されており、このコイルばね147のばね力により昇降筒141と共に送受信部145で覆われた赤外線発光LED素子144と導光部材143が押し上げられ、赤外線発光LED素子144と導光部材143の入射窓143aが容器139の上面の開口窓139aから突出する。すなわち、容器139の開口窓139aから突出状態の送受信部145の頭部をコイルばね147のばね力に抗して押し下げると、昇降筒141は図示しないロック機構により押し下げられた状態でロックされ、赤外線発光LED素子144と導光部材143の入射窓143aが容器139の開口窓139a内に隠蔽され、この状態から送受信部145の頭部を再び押すと昇降筒141のロック機構が解除されて赤外線発光LED素子144と導光部材143の入射窓143aが容器139の開口窓139aから再び突出するいわゆるプッシュ・プッシユ式ロック機構となっている。
一方、容器139の底部には配線基板148がある。この配線基板148にはリモコン受光部ユニット149が設けられ、このリモコン受光部ユニット149に上述した導光部材143の入射窓143aと対向する位置に赤外線受光素子150がある。また、上述した赤外線発光LED素子144,144から引き出されたコード144aは配線基板148の所定の回路に配線されている。さらに、配線基板148上には上述した外筒140のアーム片142と対応する位置にマイクロスイッチ151が配置されている。
このように構成した赤外線送受信部114は、ビデオカメラ本体101に回動手段152を介して取り付けられ、この回動手段152は、詳しく図示しないが赤外線送受信機構114をビデオカメラ本体101に対して上下方向へのみ回動する場合や、必要に応じて上下方向と共に左右方向へも自由に回動する構成としてもよい。勿論、赤外線送受信機構114とビデオカメラ本体101とは回動手段152内を通して電気的に接続されている。
上述したビデオカメラ本体101及び液晶モニター102の回路構成の一例を図10に示す。
ビデオカメラ本体101には符号153で示したバッテリーを接続した電源回路154を介してコントロール回路155、メカデッキ156、バックライト電源部157、コネクタプラグ138、映像・音声信号記録/再生回路158に電源が供給される。バックライト電源部157によってバックライト159を点灯しビューファインダー108の液晶表示装置160を照明する。
コントロール回路155はメカデッキ156、映像・音声信号記録/再生回路158、ビデオカメラ本体101のスタート/ストップボタン106等のボタン群、デコーダ161を介して赤外線受光部150、マイクロスイッチ151、エンコーダ162を介して赤外線発光LED素子144にそれぞれ接続している。
映像・音声信号記録/再生回路158はメカデッキ156、液晶ドライブ回路163を介してビューファインダー108の液晶表示装置160、エンコーダ162を介して赤外線発光LED素子144にそれぞれ接続され、また、映像・音声信号記録/再生回路158からの音声信号はアンプ164を介してスピーカ109に出力され、映像信号はコネクタプラグ138に出力される。
また、撮影レンズ103からの被写体像はCCD165により映像信号に変換され、アンプ166及び映像信号処理回路167を介して映像・音声信号記録/再生回路158に入力される。さらに、マイク104に入力した音声はアンプ168及び音声信号処理回路169を介して映像・音声信号記録/再生回路158に入力される。
一方、液晶モニター102にはバッテリー119を接続した電源部118の電源回路170を介してコントロール回路171、バックライト電源部172、液晶ドライブ回路173、コネクタジャック123、インジケータランプ130に電源が供給される。バックライト電源部172によってバックライト174を点灯し液晶画面116を照明する。
コントロール回路171は液晶ドライブ回路173、モニター表示オン/オフスイッチ132に接続されている。また、液晶ドライブ回路173はデコーダ175を介して赤外線受光素子125、コネクタジャック123、液晶画面の明るさ調整つまみ131に接続されている。
符号176は液晶モニター102のモニター本体部115に内蔵されたリモコン回路であり、電源としては上述したバッテリー119とは別にボタン電池177を使用している。そして、ビデオ撮影のスタート/ストップボタン133等の操作ボタンとエンコーダ178を介して赤外線発光素子124に接続されている。
次に動作について説明する。
ビデオカメラ本体101に液晶モニター102を接続した使用状態では、液晶モニター102のコネクタプラグ123とビデオカメラ本体101のコネクタジャック138とが電気的に接続されることになるため、ビデオ撮影時における映像信号はビデオカメラ本体101側から直接、液晶モニター102の液晶画面116にモニターでき、ビデオカメラ装置の通常の使用形態として使用することができる。
また、上述した通常の使用状態においてはビデオカメラ本体101側の電源回路154と、液晶モニター102側の電源回路170は接続されることになり、このため、それぞれのバッテリー153,119は共通してビデオカメラ本体101と液晶モニター102に供給することになる。ただし、両バッテリー153,119の電圧値が極端に異なるときは高い電圧値のバッテリー電圧を降下させる、いわゆる公知のシャットダウン回路を設けるようにしてもよい。
また、液晶モニター102の電源回路170はビデオカメラ本体101のコントロール回路155が常にチェックしており、従って、ビデオカメラ本体101の電源をオフ状態にすることで、当該コントロール回路155がこれを感知して液晶モニター102の電源回路170を自動的にオフ状態にするように構成されている。
さて、次にビデオカメラ本体101に対して液晶モニター102をメカ的に分離した状態で、ビデオカメラ本体101によるビデオ映像を液晶モニター102でモニターしたり、液晶モニター102でビデオカメラ本体101を制御する動作を図9及び図10について説明する。
図9において、使用に当たってはまず、ビデオカメラ本体101側の電源スイッチ107を投入すると共に、赤外線送受信機構114の送受信部145の頭部を押して赤外線発光LED素子144及び導光部材143の入射窓143aを容器139の開口窓139aから突出させ、赤外線発光LED素子144からの赤外線信号の発光及び液晶モニター102からの赤外線信号の入射窓143への飛び込みを可能としている。ここで、赤外線送受信機構114は送受信部145が容器139内に押し込まれてロックされた状態ではアーム片142がマイクロスイッチ151を動作し、コントロール回路155を制御して赤外線発光LED素子144からの赤外線信号の発生を停止し、また、赤外線受光素子150へ入射窓143からの赤外線信号の受光もしないようにしている。
図9の例ではビデオカメラ本体101のビデオ撮影方向とは反対側に送受信部145を向け、この送受信部145に対して液晶モニター102の赤外線受光素子125が対向するようにする。
かくして、液晶モニター102のスタート/ストップボタン133を操作して液晶モニター表示オン/オフスイッチ132を操作すると、リモコン回路176からの電気信号は赤外線信号にエンコードされ赤外線発光素子124から発光される。この赤外線信号はビデオカメラ本体101の図8に示した赤外線送受信機構114の入射窓143aから導光部材143内に入射し、導光部材143の反射面143bを直角に反射して出射窓143cから赤外線受光素子150に入射する。そして、赤外線信号は再び電気信号にデコードされコントロール回路155により制御され、映像・音声信号記録/再生回路158を経て、ビデオ撮影の場合には映像信号が赤外線信号にエンコードされ赤外線発光LED素子144から赤外線信号となって発光され、液晶モニター102の赤外線受光素子125で受光される。そして、この赤外線信号は映像信号にデコードされ液晶ドライブ回路173を経て液晶画面116で映像信号をモニターすることができると共に、同時にメカデッキ156を駆動してビデオ映像の録画をすることができる。
また、ビデオ撮影中に液晶モニター102のズームボタン134を操作することによって、上述した操作と同様に当該赤外線信号がビデオカメラ本体101で受信されズーム撮影を行うことができる。
尚、液晶モニター102の赤外線発光素子124は赤外線受光素子125より十分後ろにして赤外線発光素子124からの信号が赤外線受光素子125に飛び込まない位置にすることが必要である。すなわち、赤外線発光素子124からの信号が赤外線受光素子125に飛び込むと、ノイズとなってモニター画面の画像を乱して見にくくなるからである。
また、液晶モニター102のリモコン回路176の電池は本来の電源としてのバッテリー119とは別にすることによって、バッテリー119が空になってもリモコン回路の電池によってビデオカメラ本体101を制御できるという利点がある。また、リモコン回路176の駆動には矩形波を使用することによって、電源を共通にした場合にノイズとなって信号に妨害を与えやすいといった問題を回避することができる。
図11にビデオカメラ装置の一つの使用例を示す。
この例は結婚式の披露宴でビデオ撮影している状態である。一般にはこのような場合は撮影者はビデオカメラのファインダーを覗いたり、液晶画面を見ながらビデオ撮影するのが忙しくて食事をする余裕がなかったということが多いが、本例のビデオカメラ装置を使用すればビデオカメラ本体1を三脚180に支持した状態でテーブル上に乗せ、撮影レンズを新郎,新婦に向け、液晶モニター102のモニター画面を撮影者181が見ながら例えばズーム撮影等の操作ができ、同時に食事もすることができるというものである。
また、別の使い方としてはビデオカメラ本体101を大型の三脚に支持して部屋の隅に配置し、テーブルに座っている撮影者が液晶モニター102を操作しビデオ撮影することも可能である。このような使い方はたとえ、給仕人がビデオカメラの前を横切ってもワイヤレスであるため何等影響もない。また、モニター画面は一瞬見えなくなるが録画撮りはビデオカメラが行っているため続行して記録することができる。
〔参考例2〕
図12及び図13はビデオカメラ装置の別の参考例を示す斜視図で、図12はビデオカメラ装置をファインダー側から見た斜視図、図13はビデオカメラ本体101と液晶モニター102とを分離した斜視図であり、以下の説明では上述した参考例1と相違する部分についてのみ説明し、同一部分には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
ビデオカメラ本体101はこの例では上部が凹部201に形成され、この凹部201内にビデオカメラ機構部202が配置され、VTR機構部はビデオカメラ本体101内にある。ビデオカメラ機構部202は前面側に撮影レンズ203とマイク204を有し、背面側にビューファインダー205を有し、ビデオカメラ機構部202がパン・チルト機構によりパンニング動作とチルト動作可能に構成されている。尚、ビデオカメラ機構部202の上面は凹部201の左右のビデオカメラ本体101の部分より若干低くなっている。このため、ビデオカメラ本体101を誤って上部側から落下させたとしてもビデオカメラ機構部202を衝撃から保護することができる。
図14にパン・チルト機構の詳細を示す。
ビデオカメラ本体の凹部201にはU字状のフレーム206が配置され、このフレーム206はその底部中央を凹部201の底面に支軸207によって水平方向に回転可能に支承されている。そして、フレーム206の両側から立設する脚片208,208の上端部に上述したビデオカメラ機構部202の両側面が支持軸209,209を介して上下方向に揺動可能に支承されている。
支持軸209には扇形ギア210が取り付けられ、この扇形ギア210に減速ギアの小径ギア211が噛み合い、そして、扇形ギアの大径ギア212にモータ213の出力ギア214が噛み合っている。すなわち、モータ213の回転駆動により出力ギア214から減速ギアの大径ギア212及び小径ギア211を介して扇形ギア210が支持軸209と共に該支持軸209を回動支点として上下方向に回動し、これによって、支持軸209に支承したビデオカメラ機構部202をいわゆるチルト方向(上下方向)に首振り動作させることができる。尚、チルト機構を構成する扇形ギア210、減速ギアの大小径ギア211,212、モータ213はビデオカメラ機構部202内に内蔵されている。
一方、上述したフレーム206の底部一側方には支軸207を回転中心とするギア部215が形成され、このギア部215に伝達ギア216を介して減速ギアの小径ギア217が噛み合い、減速ギアの大径ギア218にモータ219の出力ギア220が噛み合っている。すなわち、モータ219の回転駆動により出力ギア220から減速ギアの大径ギア218及び小径ギア217及び伝達ギア216を介してギア部215と共にフレーム206と共に支軸207を中心として回動し、これによって、ビデオカメラ機構部202をパンニング方向(左右方向)に首振り動作させることができる。尚、パン機構のうち伝達ギア216、減速ギアの大小径ギア217,218、モータ219はビデオカメラ本体101内に内蔵されている。
また、ビデオカメラ本体101の凹部201を構成する左右の本体部分の一部は赤外線を透過する赤色プラスチック等の窓部221,222からなり、この窓部221,222の内部に赤外線送受信部223,224が内蔵されている。一方の赤外線送受信部223は画像伝送用発光LED素子225と音声伝送用発光LED素子226とがそれぞれ一対となってビデオカメラ本体101の前方側と外方側と後方側との三方向に向くように配置されている。これらの下方には遮光板227を介在して音声信号受信用LED素子228が上述と同様にビデオカメラ本体101の前方側と外方側と後方側との三方向に向くように配置されている。さらに、その下方の本体部にはリモコン信号受光素子229が同様にビデオカメラ本体101の前方側と外方側と後方側との三方向に配置されている。
他方の赤外線送受信部224は上述した三方向の残りの一方向に向くように一対の画像伝送用発光LED素子225及び音声伝送用発光LED素子226と、音声信号受信用LED素子228と、リモコン信号受光素子229がそれぞれ配置されている。
さて、次に液晶モニター102の構成について説明する。
この液晶モニター102もビデオカメラ本体101と前述した参考例1と同様に着脱機構により分離可能であり、また、モニター本体部115に対して液晶パネル部117は回動可能である。
モニター本体部115にはスピーカ230、このスピーカ230の音量つまみ231、ヘッドホン232が接続されるヘッドホン端子233、マイク234を有している。また、モニター本体部115に備えた赤外線受光部125はこの例では本体部115の上部の幅に亘って設けられている。勿論、モニター本体部115の裏面には図示しないが赤外線発光素子が設けられている。
また、液晶パネル部117にはリモコン部235を有し、このリモコン部235に上述したパン・チルト機構を制御するジョイスティック236、リモコンボタン237、ナレーションボタン238が設けられている。リモコン部235は液晶パネル部117に対して接続部239から分離され単独で使用可能である。
上述したビデオカメラ本体101及び液晶モニター102の回路構成の一例を図15に示す。尚、前述した参考例1の図10で説明した回路構成と同一部分には同じ符号を付して重複する説明は省略し、相違する部分について説明する。
ビデオカメラ本体101の画像伝送用発光LED素子225及び音声伝送用発光LED素子226はそれぞれエンコーダ240及び241を介して映像・音声信号記録/再生回路158に接続され、音声信号受信用LED素子228はデコーダ242を介して音声ミックス回路243に接続され、この音声ミックス回路243は映像・音声信号記録/再生回路158と音声信号処理回路169との間に接続されている。また、リモコン信号受信素子229はデコーダ244を介してコントロール回路155に接続されている。さらに、コントロール回路155にはイニシャライズボタン245が接続され、このイニシャライズボタン245はビデオカメラ本体101のスタート/ストップボタン106の近傍に設けられている。
パン・チルト機構のモータ213,219はモータ駆動回路246により駆動され、このモータ駆動回路246は電源回路154に接続されていると共に、コントロール回路155からの信号により制御される。
一方、符号247は液晶モニター102の電源用のバッテリーであり、モニター本体部115内に内蔵されている。液晶モニター102の赤外線受光素子125は映像信号受光用素子125aと音声信号受光用素子125bとからなり、映像信号受光用素子125aはデコーダ248を介して液晶ドライブ回路173に接続され、音声信号受光用素子125bはデコーダ249及びアンプ250を介してスピーカ230及びヘッドホン端子233に接続されている。
また、赤外線発光素子は音声信号発光用素子124aとリモコン信号発光用素子124bとからなり、音声信号発光用素子124aはエンコーダ251及びアンプ252を介してマイク234に接続され、リモコン信号発光用素子124bはリモコン回路253に接続されている。リモコン回路253の電源は上述したバッテリー247とは別にボタン電池254を使用し、リモコン部235がエンコーダ255を介して上述したリモコン信号発光用素子124bに接続されている。
次に、動作について説明する。
ビデオカメラ本体101に液晶モニター102を接続した使用状態では、液晶モニター102のコネクタプラグ123とビデオカメラ本体101のコネクタジャック138とが電気的に接続されることになるため、ビデオ撮影時における映像信号はビデオカメラ本体101側から直接、液晶モニター102の液晶画面116にモニターでき、ビデオカメラ装置の通常の使用形態として使用することができる。また、この実施例では映像信号のモニターと共に音声信号も液晶モニター102のスピーカ230またはヘッドホン232で聴くこともできる。
また、上述した通常の使用状態においてはビデオカメラ本体101側の電源回路154と液晶モニター102側の電源回路170は接続され、液晶モニター102のバッテリー247はビデオカメラ本体101のバッテリー153で充電される状態となり、ビデオカメラ本体101から液晶モニター102を分離すると液晶モニター102は内蔵されているバッテリー247で駆動されるようになっている。
次にビデオカメラ本体101に対して液晶モニター102をメカ的に分離した状態で、ビデオカメラ本体101によるビデオ映像を液晶モニター102でモニターしたり、液晶モニター102でビデオカメラ本体101を制御する動作を図13〜図15について説明する。
図13において、使用に当たってはまず、ビデオカメラ本体101側の図示しない電源スイッチを投入すると共に、液晶モニター102の液晶モニター表示オン/オフスイッチ132を操作すると、リモコン回路253からリモコン信号が赤外線信号にエンコードされリモコン信号発光用素子124bより発光する。この赤外線信号はビデオカメラ本体101の図14に示したリモコン信号受信用素子229で受光されたあと、赤外線信号は電気信号にデコードされコントロール回路155により制御され、映像・音声信号記録/再生回路158を経て、ビデオ撮影の場合は映像信号が赤外線信号にエンコードされ画像伝送用発光LED素子225から発光する。そして、この赤外線信号は液晶モニター102の映像信号受光用素子125で受光されたあと、赤外線信号は電気信号にデコードされ液晶ドライブ回路173を経て液晶画面116で映像信号をモニターすることができると共に、映像・音声信号記録/再生回路158からの信号により同時にメカデッキ156を駆動してビデオ映像の録画をすることができる。
また、映像・音声信号記録/再生回路158からの音声信号は赤外線信号にエンコードされ音声伝送用発光LED素子226から発光する。この赤外線信号は音声信号受信用素子125bで受光されたあと、電気信号にデコードされ音声信号をスピーカ230またはヘッドホン232で聴くことができる。
また、ビデオ撮影中に液晶モニター102のナレーションボタン238を押しながらマイク234から音声を入力すると、この音声が赤外線信号にエンコードされ音声信号用発光素子124aから発光する。この赤外線信号は音声信号受信用LED素子228で受光されたあと、電気信号にデコードされ音声ミックス回路243を経て映像・音声信号記録/再生回路158にミキシングされメカデッキ156のテープにそのまま記録される。すなわち、ナレーションされたミックス音声信号は上述した音声信号とミキシングされ液晶モニター102のヘッドホン232でモニターすることができる。
さらに、ビデオ撮影中においてリモコン部235のジョイスティック236を操作することで、当該信号が赤外線信号にエンコードされリモコン信号発光用素子124bからリモコン信号受光素子229に受光されここで、赤外線信号がデコードされコントロール回路155を経てモータ駆動回路246を駆動制御し、ビデオカメラ機構部202をパンニングまたはチルト動作させることができる。
ここで、参考例2の一つの使用例を図16について説明する。
例えば、ドライブの途中で自動車256を停車しビデオカメラ本体101をボンネット等の平坦な上に乗せ、家族全員が景色を背景としてビデオカメラ機構部202の撮影レンズに正対し、撮影者が液晶モニター102を持ちリモコン部235を操作して画角の確認やズームを行いながらビデオ撮影することができる。
このような使用方法が行えることで、従来のビデオカメラでは撮影者が撮影画面に登場することができず、従って、後でビデオを再生して見たとき撮影者が登場しなかったといった問題が解消できる。
因みに従来の場合、家族全員が撮影画面に登場できる方法としては、ビデオカメラを三脚に支持し画角を確認してから録画をリモコンでスタートさせ、操作者が撮影画面に加わるといった大変繁雑なものであったが、ビデオカメラ装置を使用することで、これらの問題を一挙に解決することができるといった利点がある。
尚、参考例2の場合ではビデオカメラ本体101の画像伝送用発光LED素子225、音声伝送用発光LED素子226、音声信号受信用LED素子228及びリモコン信号受光素子229は参考例ではビデオカメラ本体101に対して4方向に向くように配置したことで、ビデオカメラ本体1をどの方向からでも液晶モニター102で操作することができる。尚、各素子の性能やビデオカメラの使用目的に応じて素子の方向を8方向や12方向にしてもよいし、あるいは3方向や2方向にすることであってもよい。
また、ビデオカメラ機構部202はパン・チルト動作させた状態、つまりビデオカメラ本体101に対してビデオカメラ機構部202が所定角度方向を向いている状態において、イニシャライズボタン245を操作することで、コントロール回路155による制御によりビデオカメラ機構部202がビデオカメラ本体101に対して本来の正面位置に復帰させることができる。これによって、通常のビデオカメラを使用するのと同じ感覚で使えることができる。
また、参考例2のビデオカメラ装置はビデオカメラ本体101は動かず、ビデオカメラ機構部202のみがパン・チルト動作するようにしたが、別の機構としてビデオカメラ本体1の下部にパン・チルト機構を配置してビデオカメラ全体をパン・チルト動作させるようにしてもよい。
また、液晶パネル部117のモニター映像は液晶モニター表示オン/オフスイッチ132によりオン・オフ動作できるようにしてあるが、この液晶表示オン/オフスイッチ132を押しボタン式にし、ボタンを押している間だけモニター画面にモニターできるようにして何がビデオカメラに撮られているかを確認し、ボタンを離すとモニターを消すと共に赤外線信号の伝送も停止するようにすれば、ビデオカメラ本体101及び液晶モニター102のバッテリーの消費を節約することができる。
さらに、リモコン部235は液晶パネル部117の接続部239から取り外し、小さなリモコンとして単独で使用することもでき、これによって、持ち運びが容易となる。
本発明は、上述しかつ図面に示した実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明の実施の形態において、液晶モニター1とTVのチューナ2やVTR5との送受信のリモコン信号は赤外線を使用した場合について説明したが、その他、赤外線以外の信号を使用して送受信することであってもよい。
以上説明したように、本発明の撮像装置では、リモコン等の操作装置を用い無線送受信装置を利用し、テレビ等の第1の受信装置またはVTRのチューナ等の第2の受信装置とに赤外線等を利用した無線信号により選択的に送受信することができ、第1の受信装置からの映像信号を液晶モニター等の表示手段により表示することができたり、第2の受信装置からの映像信号を表示手段に表示することができるようにしたので、家族でTVを見ているとき自分だけVTR等のチューナからTV放送の別の番組を表示手段を利用して見ることができるといった効果がある。
また、本発明の撮像装置では、リモコン等の操作装置を用い無線送受信装置を利用し、テレビ等の第1の受信装置またはVTR等の第2の受信装置とに赤外線等を利用した無線信号により選択的に送受信することができ、第1の受信装置からの映像信号を液晶モニター等の表示手段により表示することができたり、第2の受信装置に映像信号を記録し、この記録した映像信号を表示手段により再生表示することができるようにしたので、VTR等に記録されている情報を再生画像として表示手段を利用してモニターすることができといった効果がある。
更に、本発明の撮像装置では、操作装置は、テレビ等の映像信号を受信する第1の受信装置と、第2の映像信号を受信するVTRのチューナ等からの映像信号を受信する第2の受信装置とに赤外線等を利用した無線信号により選択的に切換えることができ、また、第1または第2の受信装置からの第1または第2の映像信号を赤外線等を利用した無線信号で送信し、第1または第2の映像信号を無線信号で受信する無線送受信装置を有し、無線送受信装置により受信した第1または第2の映像信号を液晶モニター等の表示手段により表示することができ、家族でTVを見ているとき自分だけVTR等のチューナからTV放送の別の番組を表示手段を利用して見ることができるといった便利なリモコンとなる。
また、本発明の撮像装置では、操作装置は、テレビ等の映像信号を受信する第1の受信装置と、第2の映像信号を受信するVTRのチューナ等からの映像信号を受信する第2の受信装置とに赤外線等を利用した無線信号により選択的に切換えることができ、また、第1の受信装置が選択した第1の映像信号または第2の受信装置が再生した第2の映像信号を無線で送信し、第1または第2の映像信号を無線で受信する無線送受信装置を有し、無線送受信装置により受信した第1の映像信号または再生した第2の映像信号を液晶モニター等の表示手段により表示することができ、VTR等に記録されている情報を再生画像として表示手段を利用してモニターすることができといった便利なリモコンとなる。
1,102…液晶モニター(操作装置)、 2…赤外線送受信器(TVチューナ)、 3…赤外線送受信器、 4…TV、 5…VTR、 6…モニター本体部、 7…液晶画面(表示手段)、 8,117…液晶パネル部(表示部)、 9…赤外線受光部、 15…リモコン部、 21…バッテリー、 30…赤外線発光素子、 36…スイッチ、 40,42…赤外線発光素子、 44…赤外線受光素子、 45,46…スイッチ、 51…赤外線発光部、 101…ビデオカメラ本体(撮像装置本体)、 105…ズームボタン(第1のズーム操作部)、 106…スタート/ストップボタン(第1の記録操作部)、 124…赤外線発光素子(送信手段)、 125…赤外線受光素子(受信部)、 131…明るさ調整ダイヤル(明るさ調整部)、 132…表示オン/オフスイッチ(切換操作部)、 133…スタート/ストップボタン(第2の記録操作部)、 134…ズームボタン(第2のズーム操作部)