JP3957947B2 - 前後調節可能な車両用ペダル装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はブレーキペダルやアクセルペダル等の車両用のペダル装置に係り、特に、踏部の位置を車両の前後方向へ移動させることができる車両用ペダル装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 車体に固設されるブラケットと、(b) そのブラケットに支持軸まわりに回動可能に配設され、その支持軸まわりに回動させられることにより出力する回動アームと、(c) 前記支持軸と平行に前記ブラケットに配設された調節軸(支持軸と共通の場合を含む)まわりに回動可能に取り付けられ、調節手段によりその調節軸まわりに回動させられるとともに所定の回動位置に位置決めされる調節リンクと、(d) 前記支持軸と平行な第1連結軸まわりに相対回動可能に前記調節リンクに連結されるとともに、運転者によって踏込み操作される踏部が設けられ、その踏部が踏込み操作されることによりその第1連結軸まわりに回動させられる操作ペダルと、(e) その操作ペダルと前記回動アームとに跨がって配設されるとともに、前記調節軸および前記第1連結軸と共に四角形を形成する位置に前記支持軸と平行に設けられた第2連結軸、第3連結軸まわりに相対回動可能にそれ等の操作ペダル、回動アームに連結され、前記調節リンクと協働してその操作ペダルを一定の姿勢に位置決めする一方、前記踏部が踏込み操作されてその操作ペダルが前記第1連結軸まわりに回動させられると、前記回動アームを前記支持軸まわりに回動させる駆動リンクと、を有し、(f) 前記調節リンクが前記調節手段によって前記調節軸まわりに回動させられることにより、前記駆動リンクを前記第3連結軸まわりに回動させながら前記操作ペダルを車両の前後方向へ円弧運動させて、非踏込み操作時における前記踏部の位置を車両の前後方向へ移動させる前後調節可能な車両用ペダル装置が、実開昭51−22218号公報に記載されている。このような車両用ペダル装置によれば、運転者の体格に応じて操作ペダルの踏部の位置を車両の前後へ移動させることができるため、運転操作が容易になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の前後調節可能な車両用ペダル装置は、ブレーキペダルやアクセルペダルなど単一の操作ペダルを前後移動させるだけであるため、複数の操作ペダルに適用する場合には、それぞれ独立に構成する必要があり、装置が大がかりになって大きな配設スペースが必要になるとともにコストが高くなる。
【0004】
なお、米国特許第3643525号公報には、2本の操作ペダルをそれぞれ車両前後方向に配設されたねじ軸に取り付け、その一対のねじ軸を可撓性のケーブルを介して連動して回転駆動することにより同時に前後移動させる車両用ペダル装置が記載されているが、駆動源が共通しているだけで、操作ペダルを前後移動させるための機構は基本的に2組必要であり、装置が大掛かりになるとともにケーブルの連結も実際のスペースの中では難しいなど、必ずしも十分に満足できない。また、2本のねじ軸が車両の前後方向に配設されるため、上記従来技術(実開昭51−22218号公報)に比較して前後方向の配設スペースが大きくなり、車両搭載上好ましくない。
【0005】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向へ移動させることができる簡単且つコンパクトで安価な車両用ペダル装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 車体に固設されるブラケットと、(b) そのブラケットに設けられた支持軸まわりに回動可能に配設され、その支持軸まわりに回動させられることにより出力する回動アームと、(c) 前記支持軸と平行または同軸に前記ブラケットに配設された調節軸まわりに回動可能に取り付けられ、調節手段によりその調節軸まわりに回動させられるとともに所定の回動位置に位置決めされる調節リンクと、(d) 前記支持軸と平行な第1連結軸まわりに相対回動可能に前記調節リンクに連結されるとともに、運転者によって踏込み操作される踏部が設けられ、その踏部が踏込み操作されることによりその第1連結軸まわりに回動させられる第1ペダルと、(e) その第1ペダルと前記回動アームとに跨がって配設されるとともに、前記調節軸および前記第1連結軸と共に四角形を形成する位置に前記支持軸と平行に設けられた第2連結軸、第3連結軸まわりに相対回動可能にそれ等の第1ペダル、回動アームに連結され、前記調節リンクと協働してその第1ペダルを一定の姿勢に位置決めする一方、前記踏部が踏込み操作されてその第1ペダルが前記第1連結軸まわりに回動させられると、前記回動アームを前記支持軸まわりに回動させる駆動リンクと、を有し、(f) 前記調節リンクが前記調節手段によって前記調節軸まわりに回動させられることにより、前記駆動リンクを前記第3連結軸まわりに回動させながら前記第1ペダルを車両の前後方向へ円弧運動させて、非踏込み操作時における前記踏部の位置を車両の前後方向へ移動させる前後調節可能な車両用ペダル装置において、(g) 第2ペダルが回動可能に配設されたペダル保持部材を、前記支持軸と平行に前記調節リンクに設けられた取付軸に回動可能に配設するとともに、(h) そのペダル保持部材と前記ブラケットなどの車体側部材とに跨がって配設されるとともに、前記調節軸および前記取付軸と共に四角形を形成する位置において前記支持軸と平行に設けられた第4連結軸、第5連結軸を介して、その第4連結軸まわりに相対回動可能にペダル保持部材に連結され、且つ第5連結軸まわりに相対回動可能に車体側部材に連結され、そのペダル保持部材を一定の姿勢に位置決めするとともに、前記調節リンクが前記調節手段によって前記調節軸まわりに回動させられることにより、その第5連結軸まわりに回動させられてそのペダル保持部材をその調節リンクと協働して車両の前後方向へ円弧運動させ、非踏込み操作時における前記第2ペダルの位置を車両の前後方向へ移動させる連動リンクを有することを特徴とする。
【0007】
第2発明は、第1発明の前後調節可能な車両用ペダル装置において、前記第1ペダルは常用ブレーキ用のブレーキペダルで、前記第2ペダルはアクセルペダルであることを特徴とする。この第2発明は請求項1に記載の発明に相当する。
【0008】
第3発明は、前記第2発明の前後調節可能な車両用ペダル装置において、前記支持軸は前記調節軸と同軸でその調節軸を兼ねており、前記第1連結軸は前記取付軸を兼ねていることを特徴とする。この第3発明は請求項2に記載の発明に相当する。
【0009】
第4発明は、第3発明の前後調節可能な車両用ペダル装置において、前記第4連結軸および前記第5連結軸は、前記第1ペダルが踏込み操作されていない状態で前記第2連結軸、前記第3連結軸とそれぞれ略同軸になる位置に設けられていることを特徴とする。この第4発明は請求項3に記載の発明に相当する。
【0010】
第5発明は、第2発明〜第4発明の何れかの前後調節可能な車両用ペダル装置において、前記第1ペダルの踏部が運転席に最も近くなる後側移動端でその踏部の高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って高さが高くなるように、前記調節手段によるその踏部の前後調節範囲、および前記調節軸、第1連結軸、第2連結軸、および第3連結軸の位置が定められていることを特徴とする。この第5発明は請求項4に記載の発明に相当する。
【0011】
第6発明は、第2発明〜第5発明の何れかの前後調節可能な車両用ペダル装置において、(a) 前記第1連結軸および前記第2連結軸は、それぞれ前記調節軸、前記第3連結軸よりも下方に設けられているとともに、その第2連結軸および第3連結軸は、それぞれ第1連結軸、調節軸よりも車両前後方向の後側に設けられている一方、(b) 前記調節軸と前記第1連結軸との間のリンク長さをL1 、その第1連結軸と前記第2連結軸との間のリンク長さをL2 、その第2連結軸と前記第3連結軸との間のリンク長さをL3 、その第3連結軸と前記調節軸との間のリンク長さをL4 とした時、L1 ≧L3 で且つL2 >L4 、およびL1 <L3 で且つL2 ≧L4 の何れか一方を満足し、前記第1ペダルが運転席に近い後側移動端へ移動させられるに従って、その第1ペダルに設けられた前記踏部の足載せ面が上向きになるようにその第1ペダルの姿勢が変化するように、それ等の調節軸、第1連結軸、第2連結軸、および第3連結軸の位置が定められていることを特徴とする。この第6発明は請求項5に記載の発明に相当する。
【0012】
【発明の効果】
第1発明の前後調節可能な車両用ペダル装置は、前記従来技術(実開昭51−22218号)の調節リンクに第2ペダルのペダル保持部材を回動可能に配設するとともに、そのペダル保持部材と車体側部材とに跨がって連動リンクを連結したもので、調節リンクが調節手段によって調節軸まわりに回動させられることにより、第1ペダルと連動して第2ペダルのペダル保持部材が車両の前後方向へ円弧運動させられ、第1ペダルおよび第2ペダルが運転者の体格などに応じて同時に適切な位置へ移動させられる。
【0013】
その場合に、本発明では第2ペダルのペダル保持部材を調節リンクに配設するとともに、そのペダル保持部材と車体側部材との間に連動リンクを配設するだけで良いため、装置が簡単且つコンパクトに構成され、配設スペースやコストが大幅に節減される。また、一対の第1ペダルおよび第2ペダルを、ケーブルで連結することなく同じアッセンブリの中で構成して、略同じ動きをさせることが可能である。
【0014】
第2発明では、第1ペダルが常用ブレーキ用のブレーキペダルで、第2ペダルがアクセルペダルであり、比較的大きな踏力(踏込み操作力)が加えられる第1ペダル(ブレーキペダル)が回動可能に配設される調節リンクはブラケットなどを含めて高い機械的強度(剛性など)を有して構成される一方、第2ペダル(アクセルペダル)に加えられる踏力は比較的小さいため、第2ペダルのペダル保持部材を調節リンクに配設しても必要十分な機械的強度を容易に確保できる。
【0015】
第3発明では、回動アームが回動可能に取り付けられる支持軸が調節軸を兼ねているとともに、第1ペダルが回動可能に取り付けられる第1連結軸が取付軸を兼ねているため、調節軸を支持軸と別個に配設したり取付軸を第1連結軸と別個に配設したりする場合に比較して、装置が一層簡単且つコンパクトに構成される。
【0016】
第4発明では、連動リンクが連結される第4連結軸および第5連結軸が、第1ペダルが踏込み操作されていない状態で第2連結軸、第3連結軸とそれぞれ略同軸になる位置に設けられているため、第2ペダルやそのペダル保持部材は第1ペダルと略一体的に車両の前後方向へ移動させられるようになり、前後移動に伴う第2ペダルの高さ変化や姿勢変化が第1ペダルと略同じ特性になり、前後調節時に両ペダルの姿勢や位置関係が相対的に変化して違和感を生じさせることがない。
【0017】
第5発明では、第1ペダルの踏部が運転席に最も近くなる後側移動端でその踏部の高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って高さが高くなるようになっているため、踏部の前後位置とともに高さが運転者の体格に合わせて適切に調節されるようになり、第1ペダルのペダル操作が一層容易になる。すなわち、一般に踏部を運転席側へ移動させて使用する運転者は脚が短くて足の大きさも小さい一方、踏部を運転席から離して使用する運転者は脚が長くて足の大きさも大きいのが普通であるため、後側移動端から前側移動端へ向かうに従って踏部の高さが高くなるようにすれば、小柄な運転者から大柄な運転者まで、楽にペダル操作できるようになるのである。
【0018】
この第5発明が第4発明に適用された場合には、第2ペダルも同じ特性で踏部の高さが変化させられるため、第2ペダルについてもペダル操作が一層容易になる。
【0019】
第6発明では、第1連結軸および第2連結軸がそれぞれ調節軸、第3連結軸よりも下方に設けられているとともに、第2連結軸および第3連結軸がそれぞれ第1連結軸、調節軸よりも車両前後方向の後側に設けられている一方、各リンク長さL1 〜L4 が、L1 ≧L3 で且つL2 >L4 、およびL1 <L3 で且つL2 ≧L4 の何れか一方を満足し、第1ペダルの踏部が後側移動端へ移動するに従って踏部の足載せ面が上向きになるように第1ペダルの姿勢が変化する。これにより、運転席に最も近くなる後側移動端で足載せ面が最も上向きになり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って足載せ面が横向き(運転席側向き)になるため、踏部の前後位置とともに足載せ面の向きが運転者の体格に合わせて適切に調節されるようになり、ペダル操作が一層容易になる。すなわち、運転席に近い後側移動端程ペダルの踏部は上方から踏込み操作されるため、後側移動端程足載せ面が上向きになり、前側移動端へ向かうに従って足載せ面が横向きになるように姿勢変化すれば、小柄な運転者から大柄な運転者まで、楽に踏込み操作できるようになるのである。
【0020】
この第6発明が第4発明に適用された場合には、第2ペダルも同じ特性で踏部の姿勢が変化させられるため、第2ペダルについてもペダル操作が一層容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
回動アームには、例えばペダルの踏込み操作によって押圧されるブレーキブースタのロッドなどの作用部材が接続され、その作用部材を介して踏込み操作力を機械的に出力するように構成されるが、回動アームの回転角やトルクなどを検出装置により電気的に検出して出力する場合であっても良い。
【0023】
第1ペダルを中心にして、その一方の側部に第2ペダルを配設するとともに、他方の側部に第3ペダルを第2ペダルと同様にして配設することも可能である。また、第2ペダルを中心にして、第1ペダルと反対側に、その第1ペダルと同様に回動アーム、調節リンク、駆動リンク、第3ペダル、調節手段などを有するペダル装置を配設するようにしても良い。その場合に、支持軸や調節軸、第1連結軸、取付軸、調節手段などの共通化を図ることもできる。
【0024】
調節リンクを回動させる調節手段は、手動操作で調節リンクを回動させるものでも良いし、電動モータなどの駆動手段を用いてスイッチ操作などにより自動的に調節リンクを回動させるものでも良い。この調節手段は、ブラケットなどの車体側部材と調節リンクとに跨がって配設される。
【0025】
第3発明、第4発明では、支持軸が調節軸を兼ねているとともに第1連結軸が取付軸を兼ねているが、他の発明の実施に際しては、それ等の調節軸や取付軸を支持軸や第1連結軸と別個に構成して同軸に配設したり、支持軸や第1連結軸と別の位置に配設したりすることができる。第4発明は第3発明に従属しているが、調節軸が支持軸と別個に設けられている場合でも、他の構成が第4発明を満足していれば第4発明と同様の作用効果が得られる。
【0026】
第4発明では、第4連結軸および第5連結軸が、第1ペダルが踏込み操作されていない状態で第2連結軸、第3連結軸とそれぞれ略同軸になる位置に設けられているが、第3発明を含めた他の発明ではそれ等の第4連結軸、第5連結軸の位置を適宜設定することが可能で、前後移動に伴う第2ペダルの高さ変化や姿勢変化を第1ペダルと異なる特性にすることができる。
【0027】
第5発明では、第1ペダルの踏部が運転席に最も近くなる後側移動端で踏部の高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って高さが高くなるようになっているが、他の発明の実施に際しては、後側移動端および前側移動端における踏部の高さが略同じであっても良いなど、適宜設定される。
【0028】
第6発明では、第1ペダルの踏部が後側移動端へ移動するに従って踏部の足載せ面が上向きになるように第1ペダルの姿勢が変化するが、他の発明の実施に際しては、例えば踏部が一定の姿勢で円弧状に平行移動させられたり、第6発明とは反対の特性で姿勢変化したりするようになっていても良い。
【0029】
踏部を一定の姿勢で円弧状に平行移動させる態様としては、例えば第6発明に記載の車両用ペダル装置において、各リンク長さL1 〜L4 が、L1 =L3 で且つL2 =L4 を満足するようにすれば良い。その場合に、前記第1連結軸が前記調節軸の真下になる位置が前記踏部の後側移動端になるように該踏部の前後調節範囲を定めれば、その後側移動端で踏部の高さが最も低くなる。後側移動端における第1連結軸の位置が、調節軸の真下か車両前側であれば、後側移動端における踏部の高さが最も低くなる。なお、駆動リンクの位置は、調節軸および第1連結軸より車両前後方向の前側であっても良い。
【0030】
第6発明では、駆動リンクが調節軸および第1連結軸よりも車両前後方向の後側に配設されているが、第1発明〜第5発明の実施に際しては、駆動リンクを調節軸および第1連結軸よりも車両前後方向の前側に配設するようにしても良く、各リンク長さL1 〜L4 は所定の要件を満足するように適宜設定される。
【0031】
また、第6発明では、第1連結軸および第2連結軸が調節軸、第3連結軸よりも下方に設けられているが、他の発明の実施に際しては、それ等の第1連結軸および第2連結軸をそれぞれ調節軸、第3連結軸よりも上方に配設して四角形のリンク機構を構成することも可能である。
【0032】
なお、本明細書において「・・・軸まわりに回動」とは、特に支障がない限り「・・・軸の軸心まわりに回動」と同義であり、必ずしも軸に対する相対回動を意味するものではない。
【0033】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1の(a) 、(b) は、本発明が適用された車両用ペダル装置10の一部を切り欠いた正面図で、車両に配設された状態を示す図であり、図の左側が車両の前方で右側が車両の後方すなわち運転席側である。また、図2は、かかる車両用ペダル装置10の一部を分解して示す斜視図であり、この車両用ペダル装置10は、車体12に固設されたブラケット14の支持軸16に配設された常用ブレーキ用のブレーキペダル装置18と、そのブレーキペダル装置18に一体的に配設されたアクセルペダル装置20とを備えている。
【0034】
ブレーキペダル装置18は、ブレーキペダル34の踏部22が踏込み操作されると、支持軸16まわりに回動可能に配設された回動アーム28が図1(a) 、(b) に示す原位置から右まわりに回動させられ、クレビスを介して連結されたブレーキブースタのロッド24を押圧することにより、図示しないマスターシリンダのプッシュロッドを押し込んでブレーキ油圧を発生させるようになっている。本実施例ではブレーキブースタのロッド24が作用部材に相当する。支持軸16は、その軸心が車両の幅方向と略平行になる姿勢でブラケット14に取り付けられるようになっている。
【0035】
また、このブレーキペダル装置18は、ブレーキペダル34の非踏込み操作時すなわち原位置における踏部22の位置を図1の(a) に示す前側移動端から(b) に示す後側移動端まで移動させることができるようになっており、(i) 支持軸16まわりに回動可能に配設されるとともに前記ロッド24が接続される回動アーム28と、(ii)上端部において、前記回動アーム28に対して相対回動可能な状態で支持軸16に回動可能に連結された調節リンク30と、(iii) その調節リンク30の下端部に、前記支持軸16と平行な第1連結軸32まわりに相対回動可能に連結されるとともに、前記踏部22が設けられたブレーキペダル34と、(iv)下端部が前記第1連結軸32よりも車両の後側において前記支持軸16と平行な第2連結軸36まわりに相対回動可能にブレーキペダル34に連結されるとともに、上端部が前記支持軸16よりも車両の後側においてその支持軸16と平行な第3連結軸38まわりに相対回動可能に前記回動アーム28に連結された駆動リンク40と、を備えて構成されている。調節リンク30および駆動リンク40は、図2から明らかなようにそれぞれ2枚のプレートにて構成されている。なお、ブレーキペダル34は第1ペダルに相当する。また、本実施例では支持軸16が調節軸を兼ねているが、調節リンク30が取り付けられる調節軸を、回動アーム28が取り付けられる支持軸16と別個に別の位置に配設しても良い。
【0036】
回動アーム28は、ブレーキペダル34の非踏込み操作時にはロッド24により支持軸16の左まわりに押し戻されて、図1(a) 、(b) に示す一定の基準位置に位置決めされるようになっており、ブレーキペダル34が踏込み操作されることにより支持軸16の右まわりに回動させられて、ロッド24を押圧する。この回動アーム28が基準位置に保持された状態がブレーキペダル装置18の原位置である。回動アーム28の基準位置は、ロッド24のブレーキブースタからの突出寸法によって規定されるようになっていても良いが、ブラケット14に配設された図示しないストッパなどで規定されるようにしても良い。
【0037】
調節リンク30は、調節手段42によって支持軸16まわりに回動させられるとともに所定の回動位置に位置決めされるようになっており、調節手段42は、駆動手段としての電動モータ44によって回転駆動されるねじ軸46、およびそのねじ軸46に螺合されたナット部材48を備えている。電動モータ44は、支持軸16と平行な取付軸50の軸心まわりに回転可能にブラケット14に配設されており、ナット部材48は、同じく支持軸16と平行な軸心まわりに回転可能に調節リンク30に配設されている。そして、ねじ軸46が回転駆動されてその軸方向へナット部材48が直線移動させられることにより、調節リンク30は支持軸16まわりに回動させられる。ねじ軸46のリードは小さく、ブレーキペダル34の踏込み操作時などにねじ軸46およびナット部材48に軸方向の荷重が加えられても回転して軸方向へ相対移動することはなく、電動モータ44の停止により調節リンク30は一定の回動位置に位置決めされる。
【0038】
駆動リンク40は、調節リンク30と協働してブレーキペダル34を所定の姿勢に位置決めするとともに、ブレーキペダル34の非踏込み操作時に調節リンク30が調節手段42により支持軸16まわりに回動させられると、その回動に伴って駆動リンク40も第3連結軸38まわりに回動させられ、これによりブレーキペダル34が車両の前後方向へ円弧運動させられて、踏部22が前記前側移動端と後側移動端との間の任意の位置に位置決めされる。本実施例では、支持軸16と第1連結軸32との間のリンク長さをL1 、第1連結軸32と第2連結軸36との間のリンク長さをL2 、第2連結軸36と第3連結軸38との間のリンク長さをL3 、第3連結軸38と支持軸16との間のリンク長さをL4 とした時、L1 =L3 で且つL2 =L4 に設定されており、踏部22を含むブレーキペダル34は一定の姿勢で円弧状に平行移動させられる。回動アーム28、調節リンク30、ブレーキペダル34、駆動リンク40によって、四角形(この実施例では平行四辺形)を形成するように連結されたリンク機構が構成されており、一定の姿勢の回動アーム28に対してブレーキペダル34が円弧運動させられる。
【0039】
また、図1の(b) から明らかなように、上記第1連結軸32が支持軸16の略真下になる位置が踏部22の後側移動端になるように、踏部22を前後移動させる前後調節範囲が定められている。これにより、踏部22が運転席に最も近くなる後側移動端で踏部22の高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って踏部22の高さが高くなる。
【0040】
一方、調節リンク30が調節手段42により所定の回動位置に位置決めされた状態で、踏部22が踏込み操作されてブレーキペダル34が第1連結軸32の右まわりに回動させられると、駆動リンク40を介して回動アーム28が支持軸16の右まわりに回動させられ、ロッド24が押圧されてブレーキ力が発生させられる。
【0041】
前記アクセルペダル装置20は、図2から明らかなように、(i) スリーブ52を介して前記第1連結軸32に回動可能に取り付けられるペダル保持部材54と、(ii)そのペダル保持部材54に第1連結軸32と平行な取付軸56まわりに回動可能に配設されるとともに、運転手によって踏込み操作される踏部58が下端に設けられたアクセルペダル60と、(iii) ペダル保持部材54と前記ブラケット14とに跨がって配設された連動リンク62と、を備えて構成されている。第1連結軸32は、調節リンク30の一対のプレートを貫通して右方向(図2の紙面の裏側)へ突き出しており、スリーブ52はその突出部分に軸受などを介して回動可能に嵌合されているが、調節リンク30の一対のプレートを所定寸法だけ離間して配置し、そのプレートの間にペダル保持部材54を配設するようにしても良い。本実施例では、第1連結軸32がペダル保持部材54を配設するための取付軸を兼ねている。
【0042】
アクセルペダル60は、図示しないストッパやリターンスプリングなどにより一定の原位置に位置決めされるとともに、踏部58が踏込み操作されると取付軸56の軸心まわりに回動させられ、その回動量が操作量センサ64によって電気的に検出されるようになっている。アクセルペダル60は第2ペダルに相当する。
【0043】
連動リンク62は、ペダル保持部材54にスリーブ52と平行、すなわち第1連結軸32への取付状態において支持軸16と平行になるように設けられた第4連結軸66に相対回動可能に連結されているとともに、ブラケット14に同じく支持軸16と平行に設けられた第5連結軸68まわりに相対回動可能に連結されている。それ等の第4連結軸66、第5連結軸68は、前記ブレーキペダル34が踏込み操作されていない状態でそれぞれ前記第2連結軸36、第3連結軸38と略同軸になる位置に配設されており、支持軸16の軸方向から見た状態で、その支持軸16および第1連結軸32と共に四角形(この実施例では平行四辺形)を形成するように連結されたリンク機構が構成される。ブラケット14は車体側部材に相当する。
【0044】
このように連動リンク62が配設されることにより、ペダル保持部材54が一定の姿勢に位置決めされ、その状態で踏部58が踏込み操作されると、アクセルペダル60が取付軸56まわりに回動させられ、その操作量が操作量センサ64によって検出される。一方、ブレーキペダル34およびアクセルペダル60の非踏込み操作時に前記ブレーキペダル装置18の調節リンク30が調節手段42によって支持軸16まわりに回動させられると、第1連結軸32と共にペダル保持部材54も支持軸16まわりに回動させられるが、同時に連動リンク62が第5連結軸68まわりに回動させられることにより、ペダル保持部材54は車両の前後方向へ円弧運動させられる。その場合に、第4連結軸66、第5連結軸68は、それぞれ第2連結軸36、第3連結軸38と略同軸に配設されているため、ペダル保持部材54は前記ブレーキペダル34と同様に略一定の姿勢で円弧状に平行移動させられ、アクセルペダル60の位置が車両の前後方向へ移動させられる。
【0045】
このように、本実施例の車両用ペダル装置10は、ブレーキペダル34が回動可能に取り付けられた第1連結軸32にアクセルペダル装置20のペダル保持部材54を回動可能に配設するとともに、そのペダル保持部材54とブラケット14とに跨がって連動リンク62を連結したので、ブレーキペダル装置18の調節リンク30が調節手段42によって支持軸16まわりに回動させられることにより、ブレーキペダル34と共にアクセルペダル装置20のペダル保持部材54が車両の前後方向へ円弧運動させられ、それ等のブレーキペダル34およびアクセルペダル装置20のアクセルペダル60が運転者の体格などに応じて同時に適切な位置へ移動させられる。
【0046】
その場合に、本実施例ではペダル保持部材54を第1連結軸32に回動可能に配設するとともに、そのペダル保持部材54とブラケット14とに跨がって連動リンク62を連結するだけで良いため、ブレーキペダル装置18およびアクセルペダル装置20を一体的に備えている車両用ペダル装置10が簡単且つコンパクトに構成され、配設スペースやコストが大幅に節減される。特に、本実施例では回動アーム28が回動可能に取り付けられる支持軸16が、調節リンク30を回動可能に取り付けるための調節軸を兼ねているとともに、ブレーキペダル34が回動可能に取り付けられる第1連結軸32が、ペダル保持部材54を回動可能に取り付けるための取付軸を兼ねているため、それ等の調節軸や取付軸を別個に設ける場合に比較して車両用ペダル装置10が一層簡単且つコンパクトに構成される。
【0047】
また、一対のブレーキペダル34およびアクセルペダル60を、ケーブルで連結することなく同じアッセンブリの中で構成して、略同じ動きをさせることができる。
【0048】
また、比較的大きな踏力が加えられるブレーキペダル34が回動可能に配設される第1連結軸32は、ブラケット14なども含めて高い機械的強度(剛性など)を有して構成される一方、アクセルペダル60に加えられる踏力は比較的小さいため、アクセルペダル装置20のペダル保持部材54を第1連結軸32の片持ち状の突出部分に配設しても、必要十分な機械的強度を容易に確保できる。第1連結軸32の片持ち状の突出部分にペダル保持部材54が配設されることから、例えば第1連結軸32が配設される調節リンク30の一対のプレートを離間して配設してそのプレート間にペダル保持部材54を設ける場合に比較して、ブラケット14の幅寸法などを小さくして一層コンパクトに構成できる。
【0049】
また、連動リンク62が連結される第4連結軸66および第5連結軸68が、それぞれ第2連結軸36、第3連結軸38と略同軸に配設されているため、ペダル保持部材54は前記ブレーキペダル34と略一体的に車両の前後方向へ移動させられるようになり、前後移動に伴うアクセルペダル60の高さ変化や姿勢変化がブレーキペダル34と略同じ特性、本実施例では略一定の姿勢で平行移動させられるため、前後調節時に両ペダル34、60の姿勢や位置関係が相対的に変化して違和感を生じさせることがない。
【0050】
また、本実施例では、ブレーキペダル34の踏部22が運転席に最も近くなる後側移動端で踏部22の高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って高さが高くなるようになっているため、踏部22の前後位置とともに高さが運転者の体格に合わせて適切に調節されるようになり、ペダル操作が一層容易になる。すなわち、一般に踏部22を運転席側へ移動させて使用する運転者は脚が短くて足の大きさも小さい一方、踏部22を運転席から離して使用する運転者は脚が長くて足の大きさも大きいのが普通であるため、後側移動端から前側移動端へ向かうに従って踏部22の高さが高くなるようにすれば、小柄な運転者から大柄な運転者まで、楽にペダル操作できるようになるのである。
【0051】
因みに、前記実開昭51−22218号公報に記載の車両用ペダル装置は、図6に示すように踏部100の高さが略同じになるように、踏部100の車両前後方向の移動範囲(調節範囲)が定められていたため、例えば図に示すように前側移動端において大きな足の運転者に対して適切な高さ位置に設定すると、後側移動端では、小さな足の運転者に対して踏部100が高くなり、必ずしも十分に満足できない。逆に、後側移動端において小さな足の運転者に対して適切な高さ位置に設定すると、前側移動端では、大きな足の運転者に対して踏部100が低くなり、やはり十分に満足できないのである。図6の102は車両のフロアである。
【0052】
また、本実施例では、アクセルペダル60もブレーキペダル34と同じ特性で踏部58の高さが変化させられるため、アクセルペダル60についてもペダル操作が一層容易になる。
【0053】
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通する部分には、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0054】
図3の車両用ペダル装置70は、前記車両用ペダル装置10に比較して、ペダル保持部材54に操作量センサ64を取り付ける代わりに、アクセルペダル60の上端部にアクセラレータケーブル72が接続され、アクセルペダル60の踏込み操作によって機械的に図示しないエンジンのスロットル弁が開閉制御されるようにしたものである。
【0055】
図4の(a) 、(b) は前記図1の(a) 、(b) に対応する図で、この車両用ペダル装置80は、第1発明〜第6発明の一実施例に相当するものであり、前記リンク長さL1 〜L4 の設定や踏部22を前後移動させる前後調節範囲が前記実施例と相違する。すなわち、この実施例のブレーキペダル装置82は、L1 ≧L3 で且つL2 >L4 を満足するように設定されており、踏部22が前側移動端から後側移動端へ向かうに従って、運転者の足が載せられて踏込み操作される足載せ面22fが次第に上向きになるように、踏部22を含むブレーキペダル34の姿勢が変化させられる。また、後側移動端で踏部22の高さが最も低くなるとともに足載せ面22fが最も上向きになり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って踏部22の高さが高くなるとともに足載せ面22fが横向き、すなわち図4における右向きになるように、踏部22を前後移動させる前後調節範囲が定められている。
【0056】
上記リンク長さL1 〜L4 の設定変更により、ブレーキペダル34の非踏込み操作時における第1連結軸32、第2連結軸36、第3連結軸38の少なくとも一つの位置が変化する(実施例では第2連結軸36の位置が変化している)が、アクセルペダル装置20のペダル保持部材54は第1連結軸32に回動可能に配設されるとともに、第4連結軸66、第5連結軸68は、ブレーキペダル34が踏込み操作されていない状態でそれぞれ第2連結軸36、第3連結軸38と略同軸になる位置に配設される。
【0057】
本実施例の前後調節可能な車両用ペダル装置80は、踏部22が運転席に最も近くなる後側移動端で足載せ面22fが最も上向きになり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って足載せ面22fが横向きになるため、踏部22の前後位置とともに足載せ面22fの向きが運転者の体格に合わせて適切に調節されるようになり、ペダル操作が一層容易になる。すなわち、運転席に近い後側移動端程ブレーキペダル34の踏部22は上方から踏込み操作されるため、後側移動端程足載せ面22fが上向きになり、前側移動端へ向かうに従って足載せ面22fが横向きになるようにすれば、小柄な運転者から大柄な運転者まで、楽にペダル操作できるようになるのである。
【0058】
しかも、本実施例では、前記第1実施例と同様に踏部22が運転席に最も近くなる後側移動端で踏部22の高さが最も低く、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って踏部22の高さが高くなるようになっているため、上記踏部22の姿勢変化と相まって、踏部22の前後位置とともに高さおよび足載せ面22fの向きが運転者の体格に合わせて適切に調節されるようになり、ブレーキペダル34の踏込み操作性が大幅に向上する。
【0059】
アクセルペダル60についても、ブレーキペダル34と同じ特性で踏部58の高さおよび足載せ面58fの向きがが変化させられるため、ブレーキペダル34と同様に踏込み操作性が大幅に向上する。
【0060】
なお、リンク長さL1 〜L2 を、L1 <L3 で且つL2 ≧L4 を満足するように設定しても、上記車両用ペダル装置80と同様の作用効果を得ることができる。
【0061】
図5の車両用ペダル装置90は、前記図1および図2の車両用ペダル装置10に比較して、アクセルペダル装置92の配設形態が相違し、ペダル保持部材54が第1連結軸32とは別個に支持軸16と平行に調節リンク30に設けられた取付軸94に相対回動可能に配設されている。そして、支持軸16と取付軸94との間のリンク長さをL11、取付軸94と第4連結軸66との間のリンク長さをL12、第4連結軸66と第5連結軸68との間のリンク長さをL13、第5連結軸68と支持軸16との間のリンク長さをL14とした時、L11=L13で且つL12=L14に設定されており、前記調節手段42によって調節リンク30が支持軸16まわりに回動させられると、踏部58を含むアクセルペダル60は、ブレーキペダル34と同様に一定の姿勢で円弧状に平行移動させられて車両前後方向の位置が調節される。
【0062】
このような車両用ペダル装置90においても、調節リンク30の回動に伴ってブレーキペダル34およびアクセルペダル60が共に車両の前後方向へ平行移動させられ、前記車両用ペダル装置10と同様の作用効果が得られるが、第1連結軸32および取付軸94の配設位置の相違に起因して両者の高さ位置が相対的に変化する。
【0063】
なお、上記リンク長さL11〜L14が、L11≧L13で且つL12>L14、およびL11<L13で且つL12≧L14の何れか一方を満足するように設定すれば、図4の車両用ペダル装置80におけるアクセルペダル60と同様の姿勢変化特性が得られる。
【0064】
また、図4の車両用ペダル装置80についても、第1連結軸32と別個に調節リンク30に設けられた取付軸にペダル保持部材54を取り付けるようにすることができる。
【0065】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両用ペダル装置の一実施例を示す一部を切り欠いた正面図で、(a) は踏部が前側移動端に位置決めされている状態で、(b) は踏部が後側移動端に位置決めされている状態である。
【図2】図1の実施例の一部を分解して示す斜視図である。
【図3】図1の実施例においてアクセラレータケーブルを介してアクセルペダルの踏込み操作を伝達するようにした場合で、図2に対応する図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す図で、(a) 、(b) はそれぞれ図1の(a) 、(b) に対応する。
【図5】本発明の更に別の実施例を説明する図で、図1の(a) に対応する図である。
【図6】前後調節に拘らず踏部の高さが略等しい従来の車両用ペダル装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10、70、80、90:車両用ペダル装置 14:ブラケット(車体側部材) 16:支持軸(調節軸) 22:踏部 28:回動アーム 30:調節リンク 32:第1連結軸(取付軸) 34:ブレーキペダル(第1ペダル) 36:第2連結軸 38:第3連結軸 40:駆動リンク 42:調節手段 54:ペダル保持部材 60:アクセルペダル(第2ペダル) 62:連動リンク 66:第4連結軸 68:第5連結軸 94:取付軸
Claims (5)
- 車体に固設されるブラケットと、
該ブラケットに設けられた支持軸まわりに回動可能に配設され、該支持軸まわりに回動させられることにより出力する回動アームと、
前記支持軸と平行または同軸に前記ブラケットに配設された調節軸まわりに回動可能に取り付けられ、調節手段により該調節軸まわりに回動させられるとともに所定の回動位置に位置決めされる調節リンクと、
前記支持軸と平行な第1連結軸まわりに相対回動可能に前記調節リンクに連結されるとともに、運転者によって踏込み操作される踏部が設けられ、該踏部が踏込み操作されることにより該第1連結軸まわりに回動させられる第1ペダルと、
該第1ペダルと前記回動アームとに跨がって配設されるとともに、前記調節軸および前記第1連結軸と共に四角形を形成する位置に前記支持軸と平行に設けられた第2連結軸、第3連結軸まわりに相対回動可能にそれ等の第1ペダル、回動アームに連結され、前記調節リンクと協働して該第1ペダルを一定の姿勢に位置決めする一方、前記踏部が踏込み操作されて該第1ペダルが前記第1連結軸まわりに回動させられると、前記回動アームを前記支持軸まわりに回動させる駆動リンクと、
を有し、前記調節リンクが前記調節手段によって前記調節軸まわりに回動させられることにより、前記駆動リンクを前記第3連結軸まわりに回動させながら前記第1ペダルを車両の前後方向へ円弧運動させて、非踏込み操作時における前記踏部の位置を車両の前後方向へ移動させる前後調節可能な車両用ペダル装置において、
第2ペダルが回動可能に配設されたペダル保持部材を、前記支持軸と平行に前記調節リンクに設けられた取付軸に回動可能に配設するとともに、
該ペダル保持部材と前記ブラケットなどの車体側部材とに跨がって配設されるとともに、前記調節軸および前記取付軸と共に四角形を形成する位置において前記支持軸と平行に設けられた第4連結軸、第5連結軸を介して、該第4連結軸まわりに相対回動可能に該ペダル保持部材に連結され、且つ該第5連結軸まわりに相対回動可能に該車体側部材に連結され、該ペダル保持部材を一定の姿勢に位置決めするとともに、前記調節リンクが前記調節手段によって前記調節軸まわりに回動させられることにより、該第5連結軸まわりに回動させられて該ペダル保持部材を該調節リンクと協働して車両の前後方向へ円弧運動させ、非踏込み操作時における前記第2ペダルの位置を車両の前後方向へ移動させる連動リンクを有する一方、
前記第1ペダルは常用ブレーキ用のブレーキペダルで、前記第2ペダルはアクセルペダルである
ことを特徴とする前後調節可能な車両用ペダル装置。 - 前記支持軸は前記調節軸と同軸で該調節軸を兼ねており、前記第1連結軸は前記取付軸を兼ねている
ことを特徴とする請求項1に記載の前後調節可能な車両用ペダル装置。 - 前記第4連結軸および前記第5連結軸は、前記第1ペダルが踏込み操作されていない状態で前記第2連結軸、前記第3連結軸とそれぞれ略同軸になる位置に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の前後調節可能な車両用ペダル装置。 - 前記第1ペダルの踏部が運転席に最も近くなる後側移動端で該踏部の高さが最も低くなり、該後側移動端から前側移動端へ移動するに従って高さが高くなるように、前記調節手段による該踏部の前後調節範囲、および前記調節軸、第1連結軸、第2連結軸、および第3連結軸の位置が定められている
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の前後調節可能な車両用ペダル装置。 - 前記第1連結軸および前記第2連結軸は、それぞれ前記調節軸、前記第3連結軸よりも下方に設けられているとともに、該第2連結軸および該第3連結軸は、それぞれ該第1連結軸、該調節軸よりも車両前後方向の後側に設けられている一方、
前記調節軸と前記第1連結軸との間のリンク長さをL1 、該第1連結軸と前記第2連結軸との間のリンク長さをL2 、該第2連結軸と前記第3連結軸との間のリンク長さをL3 、該第3連結軸と前記調節軸との間のリンク長さをL4 とした時、L1 ≧L3 で且つL2 >L4 、およびL1 <L3 で且つL2 ≧L4 の何れか一方を満足し、前記第1ペダルが運転席に近い後側移動端へ移動させられるに従って、該第1ペダルに設けられた前記踏部の足載せ面が上向きになるように該第1ペダルの姿勢が変化するように、それ等の調節軸、第1連結軸、第2連結軸、および第3連結軸の位置が定められている
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の前後調節可能な車両用ペダル装置。
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