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JP3955597B2 - 照明装置および照明方法 - Google Patents

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JP3955597B2
JP3955597B2 JP2004542851A JP2004542851A JP3955597B2 JP 3955597 B2 JP3955597 B2 JP 3955597B2 JP 2004542851 A JP2004542851 A JP 2004542851A JP 2004542851 A JP2004542851 A JP 2004542851A JP 3955597 B2 JP3955597 B2 JP 3955597B2
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、大画面映像等をスクリーン上に投影する、例えば、投射型表示装置における表示デバイスを照明する、照明装置、および照明方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、大画面表示が可能な投写型の映像機器として、各種の光変調素子を用いた投写型表示装置(プロジェクター)が注目されている。これらの投写型表示装置は、光発生手段である光源から放射された光を用いて、透過型または反射型の液晶や、アレイ状に配置された微小ミラーによって反射方向を変化できるDMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)等の、光変調を行うことができる光変調素子を照明し、光変調素子の外部から供給される映像信号に応じた光学像を光変調素子上に形成し、光変調素子により変調された照明光である光学像を投写レンズによってスクリーン上に拡大投影するものである。
【0003】
このように投影された大画面の重要な光学的特性として、明るさとその均一性があげられる。光源であるランプから発生された光を効率よく受光面である光変調素子へ集光すること、および明るさむらの少ない光束で照明することが重要であり、光変調素子を照明する照明装置の高効率化、明るさの均一化が強く求められている。
【0004】
このような要請に応えるため、例えば異形開口レンズで構成されるレンズアレイを有する照明装置が提案されている。図9にその構成を示す。放物面鏡102内に設けられたランプ101が発する光は、ほぼ同形状の開口のレンズを2次元的に配置した第1のレンズアレイ110で光束を分割される。その後、各々分割された光束と同数、つまり第1のレンズアレイ110のレンズと同数のレンズ数を有する第2のレンズアレイ112を介して受光面106に達する。すなわち、第2のレンズアレイ112は、第1のレンズアレイ110の所定のレンズから到達した光束が第2のレンズアレイ112上の対応するレンズを通過して受光面106(有効な領域)に到達するように配置されている。分割された光束は、それぞれ受光面106に到達して重畳される。
【0005】
例えば、図9においては、第1のレンズアレイ110のうち、上から2番目のレンズを通過する光が、対応関係にある第2のレンズアレイ112の上から2番目のレンズを通過して受光面106に照射される様子を示している。このように、第1のレンズアレイ110で分割された各々の光束は、対応関係にある第2のレンズアレイ112の各々のレンズを通過して受光面106上において重畳されるので、ランプ101から発せられる光の輝度の分布が不均一であっても、受光面106上では均一な明るさを得ることができる。
【0006】
また、このとき第1のレンズアレイ110に入射する光軸とほぼ平行な光は、第1のレンズアレイ110内の各々のレンズによって集光され、第2のレンズアレイの対応する各々のレンズ上に光源像を形成する。このとき、光源と放物面鏡の光学特性により、第2のレンズアレイ112には、光軸7に近い光が相対的に大きな像として結像され、光軸7から遠い光が相対的に小さい像として結像される。従って、図9に示すように第2のレンズアレイ112上において、光軸に近い中心部には、開口の大きいレンズが配置され、光軸から遠い周辺部には、開口の小さいレンズが配置される。これにより、第2のレンズアレイ112として、上述のような異形開口のレンズで構成されるレンズアレイを採用することにより、照明装置の高効率化をはかることができる。
【0007】
上述の手法において、より効率を高めるために、第1のレンズアレイ110内のレンズの各々の曲率中心位置を調整する(偏心する)ことにより第2のレンズアレイ112上に形成される光源像の配置を変更する。例えば、光軸付近の光源像の重なりが無くなるように、光軸付近の光源像の間隔を広げたり、周辺部の光源像間の間隔を狭めて大きく無駄な隙間を無くすように第1のレンズアレイ110内のレンズの各々の曲率中心位置を調整する。また、第2のレンズアレイ112上において、周辺部の光束を通過させる開口の大きさを保ちながら、光軸付近の光束を通過させる開口を大きくする等により、開口からはみ出す光を少なくすることができる。このように、第2のレンズアレイ112内の各レンズが各光源像を包括するように第2のレンズアレイの形状を最適化することで、より高い光利用効率を得ることができた(例えば、特許文献1を参照。)。このようにして得られた第2のレンズアレイ112上に形成される像の一例を図10に示す。
【0008】
また、図11に示すように、複数の光源を用いてより高い効率が得られる照明系もあった(例えば、特許文献2を参照。)。この場合、第2のレンズアレイ112は、特許文献1に記載のように最適形状にされることなく、第1のレンズアレイ110とほぼ同等の形状を持つ(同形開口の)第2のレンズアレイを用いた構成であった。
【0009】
特許文献2に記載の構成、および特許文献1に記載の構成に特許文献2に記載の複数光源の合成手法を用いた構成においても、光源が単数の場合と同様にレンズアレイ112の中央部分に形成される光源像は、周辺部分に形成される光源像に対して大きな光源像となる。この現象を、以下、図11を参照しながら説明する。
【0010】
楕円面鏡2はレンズと同様、結像作用を有しているため、第1焦点15の発光部16から放射された光束は、第2焦点17近傍に集光し、プリズム4上の第2焦点17側に発光部16の像を形成する。しかしながら、楕円面鏡2の作用はレンズの作用と次の点で異なる。すなわち、楕円面鏡2を使用する代わりにレンズを使用したとすると、発光部16の位置から結像作用を有するレンズ面迄の距離と、レンズ面から像が結像する位置までの距離との比が、レンズの場合は、レンズのどの位置を通ってもほぼ一定である。これに対し、楕円面鏡2を使用した場合、ランプ1の発光部16が配置される第1焦点15から、結像作用を有する楕円面鏡2の反射面までの距離が近い場合、その反射面の位置から光源像が形成される第2焦点17までの距離が遠くなる。このような場合には、プリズム4上の第2焦点17側には比較的大きな光源像が形成される。逆に、第1焦点15から楕円面鏡2の反射面までの距離が遠くなる程、楕円面鏡2の反射面から第2焦点17までの距離が近づく。このような場合には、第2焦点17側には比較的小さな光源像が形成される。
【0011】
従って、図11に示す光学系において、ランプ1の発光部16から放射された光束が、楕円面鏡2の光軸付近で反射されると、楕円面鏡2の反射面からプリズム4上の第2焦点17側までの距離が相対的に遠くなる。図11のシングルアローで示すように、このような経路でプリズム4の合成ミラー6に入射した光束は、その出射角度が大きく、レンズ8の光軸付近に入射する。その結果、この光束は、第1のレンズアレイ110の光軸7付近のレンズ109を通過し、第2のレンズアレイ112の中央部分のレンズ111に相対的に大きな光源像を結像する。
【0012】
他方、ランプ1の発光部16から放射された光束が、楕円面鏡2の光軸から遠い場所で反射されると、楕円面鏡2の反射面からプリズム4上の第2焦点17側までの距離が相対的に近くなる。図11のダブルアローで示すように、このような経路でプリズム4の合成ミラー6に入射した光束は、その出射角度が小さく、レンズ8の光軸から遠い位置に入射する。その結果、この光束は、第1のレンズアレイ110の光軸から遠いレンズ109を通過し、第2のレンズアレイ112の周辺部分のレンズ111に相対的に小さな光源像を結像する。なお、上記はランプ1’、楕円面鏡2’に関しても同様である。
【0013】
このようにして第2のレンズアレイ112上には、中央部分は相対的に大きな2つの光源像が形成され、周辺部分には相対的に小さな2つの光源像が形成される。また、中央部分と周辺部分で光源像の大きさが異なることから、第2のレンズアレイ112上の2つの光源像の間隔も、中央部分ではほぼ無い状態か、狭くなっているが、周辺部分では相対的にかなり大きな間隔が形成されている。このようにして形成された第2のレンズアレイ上の光源像の一例を図12に示す。図12は、レンズ9が36個で、光源の数が2個であり、72個の光源像がレンズアレイ12上に形成される例を示す。
【0014】 第1のレンズアレイ110、および第2のレンズアレイ112を用いた照明光学系では、各レンズ109で集光された光源像が、対応する第2のレンズアレイ112の各レンズ111の開口を通過した場合のみ、照明すべき領域に有効な光束として照明される。従って、照明すべき領域に照明される光束を増加させるためには、単数の光源の場合と同様、第2のレンズアレイ112の中心部分の各レンズ111の開口を大きくすることが考えられる。
【0015】
また、別の光学系では、1つの光源を用いた場合であっても自然光が有する2つの偏光成分を分離する光学系が第1のレンズアレイ110と第2のレンズアレイ112の間に配置されている場合や、2つの光源から出射され別々の第1のレンズアレイ110を通過した後第2のレンズアレイ112に到達するまでに2つの光軸をほぼ一致させる光学系において、第1のレンズアレイ110に含まれるレンズの数NLA1に比べて、第2のレンズア
レイ112に含まれるレンズの数NLA2は、1つの光源から偏光成分や波長帯域で分割さ
れた光束の数、又は、光源の数N=2を第1のレンズアレイのレンズの数NLA1に乗じた
(数1)
NLA2=2 × NLA1
と等しくすることで、複数の光束又は光源を用いた照明装置を構成している(例えば、特許文献3、特許文献4を参照)。
【0016】
特許文献1、および特許文献4に記載の構成では、上記例と同様の問題があった。尚、上記文献の全ての開示は、そっくりそのまま引用することにより、ここに一体化する。
【特許文献1】
特開平05−346557号公報
【特許文献2】
特開2000−171901号公報
【特許文献3】
特開平11−66926号公報
【特許文献4】
特許第3301951号公報
【0017】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、光源を複数とし、第2のレンズアレイを同形開口、または異形開口とすると、第2のレンズアレイ112の周辺部のレンズ上に形成される1組の光源像間に隙間が存在するため、それ以上の高効率化ができないといった問題があった。この場合、この1組の光源像の隙間に、第1のレンズアレイ110の上記所定のレンズ109とは別のレンズで形成される光源像が配置されると、この1組の光源像間に挿入された上記別のレンズ109’で形成される光源像の光束は、第2のレンズアレイから照明されるべき領域内に集光されないため、結局、照明装置の光利用効率を低下させていた。
【0018】
このことを以下に具体的に説明する。図13は、第2のレンズアレイ112として異形開口レンズを使用した場合の、2つの光源の像の、第2のレンズアレイ112上の配置を示す。図13から明らかなように、第2のレンズアレイの周辺部の光源像は、中央部の光源像に比べて、互いに間隔が空き小さな像となっている。
【0019】
図14(a)は、第2のレンズアレイ112として異形開口レンズを使用した場合の、光束が第1のレンズアレイ110、第2のレンズアレイ112を通過して受光面114に至る経路を示す。第1のレンズアレイ110の所定のレンズ109を通過した光は、レンズ109に対応する第2のレンズアレイ112上のレンズ111を介して照明されるべき領域である受光面114の全体に達する(図14(a)に示す有効領域)。そして、同様に、第1のレンズアレイ110の別の所定のレンズ109’を通過した光は、レンズ109’に対応するレンズ111’を介して照明されるべき領域である受光面114の全体に達する。
【0020】
次に、図13に示すレンズアレイ112の周辺部の1組の光源像の間の隙間を活用するために、別の1組の光源像を配置することを考える。図14(b)に示すように、第1のレンズアレイ110のレンズ109’を通過した光束を、レンズ111’に到達させる代わりに、レンズ111に到達させるように、レンズ109’の偏心を調整する。
【0021】
すなわち、レンズアレイ110の所定のレンズ109で集光される1組の光源像の間に、レンズアレイ110上の、上記所定のレンズ109とは別のレンズ109’で集光された1組の光源像のうち少なくとも1つの光源像を入り込ませるように、レンズ109’の偏心を調整する。従って、このとき、最低でも3つの光源像が1つの曲率中心を有する1つの開口であるレンズ111が包括することになる。
【0022】
第2のレンズアレイ112内のレンズ111の曲率中心は、第1のレンズアレイ110のレンズ109を通過した光束をレンズ111を介して受光面114に照明するように合わせられている。従って、レンズ109’を通過してレンズ109との対応関係を有するレンズ111に至る光束は、照明されるべき領域である受光面114(有効領域)に全て到達することができなくなる。すなわち、上記の光束は図14(b)に示す無効領域に到達してしまう。このような理由から、第1のレンズアレイ110の所定のレンズ109により形成される光源像の隙間に、上記所定のレンズとは別のレンズ109’で形成される光源像が配置されるように第1のレンズアレイ110を偏心させる従来の設計手法および構成では、照明装置の光利用効率をかえって低下させていた。
【0023】
なお、図14における第2のレンズアレイ112が有するレンズと図9に示す第2のレンズアレイ112が有するレンズとは、その数、および形状が図面上で異なっているが、説明の本質には関係ない。
【0024】
本発明は、上記の課題を鑑み、複数の光源の利用効率を上昇させることができる、照明装置、照明方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の本発明は、複数の光源と、前記複数の光源から照射された光を、各光源に対応して所定の方向に反射させる反射面を有する反射手段と、
前記反射手段から所定の間隔を空けて配置された、複数のレンズを有する第1のレンズアレイと、
前記第1のレンズアレイから所定の間隔を空けて配置された、複数のレンズを有する第2のレンズアレイと、を備え、
前記第1のレンズアレイの所定のレンズを通過した前記複数の光源からの光により、前記第2のレンズアレイの複数のレンズのうちの前記第1のレンズアレイの所定のレンズに対応するレンズ上に、所定の間隔を有して前記複数の光源の像が形成され、実質上、前記形成された複数の光源の像の間に、前記第1のレンズアレイの前記所定のレンズとは別のレンズにより形成される複数の像のうち全部または一部を配置するように、前記第1のレンズアレイが形成されており、
前記第2のレンズアレイは、前記第2のレンズアレイ上に光源像を形成している光束が、受光面上に所定の関係で照明されるように、形成されている、照明装置である。
【0026】
第2の本発明は、前記第1のレンズアレイの別のレンズは、前記第1のレンズアレイの所定のレンズにより前記第2のレンズアレイ上に形成された複数の像の間に、前記別のレンズにより形成される複数の像のうち全部または一部を配置するように偏心されて形成されている、第1の本発明の照明装置である。
【0027】
第3の本発明は、前記第2のレンズアレイは、前記第1のレンズアレイの前記別のレンズを介して前記第2のレンズアレイ上に形成される像が、前記受光面のうち照明されるべき領域に導かれるように、形成されている、第2の本発明の照明装置である。
【0028】
第4の本発明は、前記第2のレンズアレイ上の、前記第1のレンズアレイの前記別のレンズを介して形成された像が形成されるレンズの曲率中心が実質上変更されずに、前記第2のレンズアレイが形成されている、第3の本発明の照明装置である。
【0029】
第5の本発明は、前記第2のレンズアレイ上の、前記第1のレンズアレイの前記別のレンズを介して形成された像が形成される複数のレンズが、前記第1のレンズアレイの前記所定のレンズを介して形成された像が形成される少なくとも1つのレンズを挟んで配置されている、第4の本発明の照明装置である。
【0030】
第6の本発明は、前記複数の光源は、第1の光源と第2の光源とから構成されており、
前記第2のレンズアレイは、第1のレンズ、第2のレンズ、第3のレンズ、および第4のレンズを含み、
前記第1のレンズアレイの所定のレンズを通過した像を前記受光面に照明させるための、第1のレンズと第3のレンズとが前記第2のレンズアレイ上に形成されており、
前記第1のレンズアレイの別のレンズを通過した像を前記受光面に照明させるための、第2のレンズと第4のレンズとが前記第2のレンズアレイ上に形成されており、
前記第1のレンズの曲率中心および前記第3のレンズの曲率中心は、ほぼ一致して第1の曲率中心を形成し、前記第2のレンズの曲率中心および前記第4のレンズの曲率中心は、ほぼ一致して、前記第1の曲率中心とは異なる第2の曲率中心を形成し、
前記第1のレンズ、前記第2のレンズ、前記第3のレンズ、前記第4のレンズが番号順に配置されている、第5の本発明の照明装置である。
【0031】
第7の本発明は、前記第2のレンズアレイにおいて、光軸に近いレンズの開口は、光軸から遠いレンズの開口よりも大きく形成され、光軸から遠いレンズの開口は光軸から近いレンズの開口よりも小さく形成される、第1の本発明の照明装置である。
【0032】
第8の本発明は、前記第1のレンズアレイの所定のレンズにより前記第2のレンズアレイ上に形成される複数の像の間の間隔のうち最大の間隔である第1の所定の間隔に、
前記第1のレンズアレイの別のレンズにより、前記第1の所定の間隔より小さい第2の所定の間隔を空けて形成される、前記第2のレンズアレイ上に形成される像のうち最大の像が配置されるよう、前記第1のレンズアレイが形成される、第1の本発明の照明装置である。
【0033】
第9の本発明は、前記複数の光源は、第1の光源と第2の光源とから構成され、
前記第1のレンズアレイの所定のレンズにより形成される第1の光源による像の幅を、前記第2の所定の間隔で除算し、前記除算した値が、前記第1のレンズアレイの別のレンズにより形成される第2の光源による像の幅を前記第1の所定の間隔で除算した値以上になるように、前記第1のレンズアレイが形成される、第8の本発明の照明装置である。
【0034】
第10の本発明は、前記第2のレンズアレイと前記受光面との間に、前記第2のレンズアレイから所定の間隔を空けて配置され、映像情報を提供するための表示デバイスをさらに備える、第1の本発明の照明装置である。
【0035】
第11の本発明は、複数の光源から照射された光を、各光源に対応して反射手段により所定の方向に反射させて、前記反射手段から所定の間隔を空けて配置された複数のレンズを有する第1のレンズアレイに導く工程と、
前記第1のレンズアレイから所定の間隔を空けて配置された、複数のレンズを有する第2のレンズアレイと、
前記第1のレンズアレイの所定のレンズを通過した前記複数の光源からの光を、前記第1のレンズアレイから所定の間隔を空けて配置された、複数のレンズを有する第2のレンズアレイの複数のレンズのうちの前記所定のレンズに対応するレンズ上に導いて、所定の間隔を有して前記複数の光源の像を形成する工程と、
実質上、前記形成された複数の光源の像の間に、前記第1のレンズアレイの前記所定のレンズとは別のレンズにより形成される複数の像のうち全部または一部を配置するように、前記第1のレンズアレイを形成する工程と、
前記第2のレンズアレイを、前記第2のレンズアレイ上に形成される像が、受光面上に所定の関係で照明されるように形成する工程と、を備える照明方法である。
【0036】
本発明によれば、複数の光源の利用効率を上昇させることができる、照明装置、照明方法を提供することができる。
【発明の効果】
本発明にかかる照明装置、照明方法によれば、複数の光源の利用効率を上昇させることができ、投射型表示装置等において有用である。
【0037】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の実施の形態の照明装置の構成および動作について、以下図面を参照しながら説明する。図1に、本発明の実施形態にかかる照明装置の概略構成を示す。
【0038】
本実施の形態の照明装置は、ランプ1、および集光手段として楕円面鏡2を備える、本発明の複数の光源の一例である、2つのランプユニット3と、その側面18を反射膜でコーティングして本発明の反射面の一例である合成ミラー6が形成された、三角柱状の、本発明の反射手段の一例であるプリズム4と、プリズム4から所定の間隔を空けて配置され、ランプユニット3から放射され合成ミラー6で反射された光束を照明ユニット5の光軸7に対しておよそ平行な光束にするレンズ8と、レンズ8の出射側から所定の間隔を空けて設置され、複数のレンズ9を2次元状に配置した形状の本発明の第1のレンズアレイの一例であるレンズアレイ10と、レンズアレイ10の出射側から所定の間隔を空けて配置され、複数のレンズを2次元状に配置した形状の本発明の第2のレンズアレイの一例であるレンズアレイ12と、レンズアレイ12の出射側から所定の間隔を空けて配置された、レンズアレイ12から出射された光束を受光面に照明するためのレンズ13と、レンズ13から所定の間隔を空けて配置され、レンズ13から出射した光束を照明するための受光面14と、を有して構成される。
【0039】
ランプ1としては、ガラス管に発光物資である水銀や不活性ガス等が封入されており、点灯時のガラス管球内の圧力が超高圧になる超高圧水銀灯や、その他にも発光効率が優れているメタルハライドランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ等のランプを用いる。
【0040】
楕円面鏡2の一方の焦点である第1焦点15にランプ1の発光部16が配置され、ランプ1から放射された光を楕円面鏡2のもう一方の焦点である第2焦点17側に集光する。この楕円面鏡2の第2焦点17の近傍に、合成ミラー6のミラー面が配置され、楕円面鏡2から出射された光を照明ユニット5の方向に反射させることができる。同様に一方の楕円面鏡2に対向して配置される他方の楕円面鏡2’のランプ1’から放射された光も、他方の楕円面鏡2’で集光後、プリズム4の他方の合成ミラー6’のミラー面で所定の方向に反射される。これによって、2つのランプ1、1’から放射された光はおよそ同じ方向へ進行する光束として照明ユニット5に入射する。
【0041】
合成ミラー6、6’近傍で楕円面鏡2、2’から出射された光は、第2焦点17、17’の近傍で小さな光源像に集光され、合成ミラー6、6’の反射面近傍を起点として照明ユニット5側に広がって進行する。このように広がりながら進行する光は、レンズ8に入射し、照明ユニット5の光軸7とおよそ平行な光束に変換されてレンズ8から出射する。
【0042】
レンズ8から出射した光束は、レンズアレイ10の複数のレンズ9に導入されて部分光束に分割される。分割された各部分光束は、レンズアレイ10内の個々のレンズに対応するレンズを有するレンズアレイ12上に、レンズアレイ10内の各レンズ開口と相似形で結像し、レンズ13を介して照明されるべき領域である受光面14上で重畳される。これにより、レンズアレイ10に入射する時点では光束に明るさむらが存在するが、様々な輝度分布を有する各部分光束が重畳されることによって、照明すべき領域内で均一性の高い照明が実現される。
【0043】
レンズアレイ10とレンズアレイ12は、レンズアレイ10で分割された部分光束が、レンズアレイ12近傍で集光されるよう間隔を空けて配置されている。また、図1に示す光学系では、合成ミラー6、6’上に形成された光源像がそれぞれ1つずつあるため、各レンズ9で集光された各部分光束も2つの光源像を形成する。
【0044】
従って、レンズアレイ12上に、レンズアレイ10に含まれるレンズ9の個数と合成ミラー6、および合成ミラー6’上に形成される光源像の個数を乗じた数の光源像が形成される。
【0045】
本発明の実施の形態の照明装置において、レンズアレイ12のレンズのうち周辺部のレンズが各光源像を効率よく包括するように分割される。また、図1に示すように、レンズアレイ12の分割されたレンズに光源像が形成されるように、レンズアレイ10の一部のレンズ9’が偏心されて配置される。すなわち、例えば図1に示す例では、レンズアレイ10のレンズ9からの2つの光源像は、レンズアレイ12の、本発明の第1のレンズの一例であるレンズ21、および本発明の第3のレンズの一例であるレンズ23にそれぞれ光源像27,29として形成され、レンズ9とは別のレンズ9’からの2つの光源像は、レンズアレイ12の、本発明の第2のレンズの一例であるレンズ22,および本発明の第4のレンズの一例であるレンズ24にそれぞれ光源像28,30として形成されるように、レンズ9’が偏心されて配置されている。
【0046】
従来技術によれば、レンズ9に対応する光源像は、レンズアレイ12のレンズ11(レンズ21、22、23からなる領域を有するレンズを想定してこのように呼ぶ。)に形成され、レンズ9’に対応する光源像は、レンズアレイ12のレンズ11’(レンズ22、23、24からなり、レンズ11の領域とは重ならない領域を有するレンズを想定してこのように呼ぶ。)に形成されていた。レンズアレイ12の分割とは、上記のように、レンズ11をレンズ21、22、23に分割し、レンズ11’をレンズ22、23、24に分割することを言う。
【0047】
このようにレンズアレイ12のレンズが分割され、光源像の一方が別の光源像の間に挟まれるようにレンズを配置することにより、レンズアレイ12上の周辺部の領域を、従来技術の第2のレンズアレイ112に比べて(例えば4/6に)減少させることができる。
【0048】
このようなレンズアレイ12におけるレンズ分割の概念を図2(a)、(b)にさらに具体的に示す。すなわち、図2(a)、(b)に示すように、レンズアレイ12の周辺部のレンズの開口は、レンズアレイ10の所定のレンズ9からの光源像に対応する開口である、レンズ21、およびレンズ23、ならびにレンズアレイ10の上記所定のレンズ9以外の別のレンズ9’からの光源像に対応する開口である、レンズ22、およびレンズ24に分割される。そして、レンズ21、レンズ22、レンズ23、レンズ24はこの順番に並べられている。また、レンズ21およびレンズ23の本発明の第1の曲率中心の一例である曲率中心25と、レンズ22およびレンズ24の本発明の第2の曲率中心の一例である曲率中心26とは、近接させるがずらして配置される。すなわち、レンズ21の曲率中心とレンズ23の曲率中心はほぼ一致して曲率中心25が形成され、レンズ22の曲率中心とレンズ24の曲率中心はほぼ一致して曲率中心26が形成され、曲率中心25および曲率中心26はずらされて配置される。
【0049】
レンズ21、23の曲率中心25は、レンズ11の曲率中心と一致している。また、レンズ22、24の曲率中心26は、レンズ11’の曲率中心と一致している。すなわち、レンズ11、11’の曲率中心は、レンズ11、11’を分割する、しないに関わらず実質上変更せずに(すなわちレンズ11、11’の分割の前後で実質上保存されて)形成される。つまり、レンズ11、11’を分割した場合の曲率中心25、26は、レンズ11、11’を分割しないとした場合の曲率中心と一致して形成される。
【0050】
図2(a)は、このようなレンズアレイ12上に形成されたレンズ21〜24の平面図を示し、図2(b)は、その断面図を示す。このような構成によって、レンズ9で集光される1つ1つの光源像は、曲率中心25を有するレンズ21、23を通過し、レンズ9’で集光される1つ1つの光源像は、曲率中心26を有するレンズ22、24を通過し、照明すべき領域である受光面14へ有効な光束として効率的に照明される。
【0051】
このように、レンズアレイ10のレンズ9により形成される1組の光源像間に大きな隙間が形成されやすいレンズアレイ12の周辺部のレンズを分割し、各分割されたレンズの組がそれぞれ所定の曲率中心を有することで、レンズアレイ12上に形成される光源像の隙間を減少させ、従来よりも小さな開口でより効率よく光源像を包括することができる。
【0052】
例えば、従来の照明装置では、レンズアレイ12上においてレンズ21、22、23で形成される領域に光源像27、29が結像され、レンズ21、22、23の領域が形成される領域とは別の領域であって、レンズ22、23、24で形成される領域に光源像28、30が結像されていた。従って、レンズ21〜24の面積が同一とすると、上記の所定のレンズ9からの光源像と、上記の別のレンズ9’からの光源像とをレンズアレイ12上に結像するためには、レンズ21の6枚分の面積が必要であった。
【0053】
しかし、本発明の照明装置によれば、レンズ21の4枚分の面積で上記の所定のレンズ9からの光源像と、上記の別のレンズ9’からの光源像とをレンズアレイ12上に結像することができる。従って、レンズアレイ12の周辺部において節約できた領域をレンズアレイ12の中央部におけるレンズの開口の増加に寄与させることができる。あるいは、上記のようにレンズアレイ12の周辺部の領域を減少させることにより、従来の異形開口レンズよりもレンズアレイ12全体の面積を小さくすることができ、照明装置自体の小型化を図ることもできる。
【0054】
なお、図2(a)、(b)に示す例は、一例であり、特に曲率中心25、26に関しては図示以外の配置も当然考えられる。
【0055】
本発明の照明装置においては、レンズアレイ12上の光源像が配置されていない部分(隙間)をできるだけ排除し、レンズアレイ12上における光源像の充填率を高めることで、より小さな光学系で、より高い効率の照明系を実現することができる。
【0056】
このように、レンズアレイ12の周辺部分に配置されているレンズが分割され、レンズアレイ12のレンズ数が増加した方が照明装置の効率を向上させることができる。
【0057】
しかしながら、無制限にレンズアレイ12のレンズ数を増加させると、レンズアレイ12の中央部分に結像される1組の光源像の間に、別のレンズ9’により形成される光源像を移動させてきても、光軸付近の光源像が大きいため、1組の光源像間の隙間が無く、新たな光源像を配置する場所がほとんど無くなる。すなわち、レンズアレイ12の中央部分のレンズ上で、別のレンズ9’により形成される光源像の大部分がもとの光源像と重なってしまう。この場合、レンズの曲率中心位置をレンズ9、9’のうちどちらか一方に対応させなければならないため、光源像の重複部分のうちのいずれかの光源像は、照明すべき領域に到達せず、照明効率の点で損失となる。
【0058】
従って、上記の効果をより確実に得るためには、レンズアレイ12のレンズ数NLA2が
、レンズアレイ10のレンズ数NLA1に対して、次の関係
(数2)
NLA1<NLA2<2 × NLA1
を満たせばよい。
【0059】
レンズアレイ10およびレンズアレイ12の形状は、上記の(数2)満たせばどのような形状であってもよい。このような例として、図3(a)においては、レンズ9の数が48個の場合のレンズアレイ10の形状の一例を示し、図3(b)においては、図3(a)に示すレンズアレイ10に対応する、60個のレンズを有するレンズアレイ12の形状の一例を示す。また、図3(c)は、レンズアレイ10のレンズ9の数が42個の場合のレンズアレイ10の形状の一例を示す。また、図3(d)は、図3(c)に示すレンズアレイ10に対応する、46個のレンズを有するレンズアレイ12の形状の一例を示す。
【0060】
このように、レンズアレイ12のレンズの一部を分割することにより、レンズアレイ12の周辺部に形成された1組の光源間の隙間が減少した分、レンズアレイ12全体の大きさを小さくさせ照明装置全体を小さくしたり、レンズアレイ12中央部のレンズの開口をさらに大きくすることができるので光利用効率を高めることが可能となる。
【0061】
次に、レンズアレイ10の所定のレンズ9で形成された1組の光源像の間に、レンズアレイ10の上記所定のレンズ9とは別のレンズ9’で形成される1組の光源像のうち少なくとも1つの光源像を配置する際に、上記別のレンズ9’で形成された1組の光源像のうち、どちらの光源像を上記所定のレンズ9で形成された1組の光源像間の隙間に移動すれば良いかを以下に説明する。
【0062】
図4、図5は、レンズアレイ12の周辺部に実際に形成される光源像を用いた例を示す。図4に示すように、所定の1つのレンズ9から形成される1組の光源像において、各光源像の面積中心を結ぶ直線上における大きい光源像の幅をR1、小さい方の光源像の幅をL1、その光源像間の隙間幅をG1とし、同様に上記別のレンズ9’から形成される1組の光源像(すなわち、レンズ9’を偏心しないとした場合に本来レンズ9’に対応するレンズアレイ12上の仮想のレンズ11’に形成されるであろう光源像)の幅をR2、L2とし、これらの光源像の隙間の幅をG2とする。このような2組の光源像を組み合わせる場合、各光源像間の隙間幅(G1またはG2)に対する大きい像の幅(R1またはR2)の比率ができるだけ小さくなるように配置する方が効率が良くなる。
【0063】
つまり、次の関係
(数3)
R2/G1≧R1/G2
を満たすように各光源像間の配置を決定すればよい。
【0064】
例えば、図4、図5に示す例においては、G1の隙間に幅L2を有する光源像38を挿入するよりも、またはG2の隙間に幅L1を有する光源像37を挿入するよりも、G1よりも大きい隙間を有するG2の隙間に、幅R2を有する光源像40よりも大きい幅R1を有する光源像39を挿入した構成の方が効率が良い。
【0065】
例えば図5(a)は、光源像37、39の間に光源像38を配置した場合のレンズアレイ12の構成の一部を平面的に示し、図5(b)はその断面を示す。レンズ31およびレンズ33は別のレンズであるが、同一の曲率中心を有してレンズ32を挟んで配置される。そして、レンズ32およびレンズ34は、別のレンズであるが、同一の曲率中心を有してレンズ33を挟んで配置されている。この場合、レンズ31〜33により形成される曲率中心とレンズ32〜34により形成される曲率中心とが互いに近接しているがずらされて配置されている。
【0066】
ただし、上記配置にしない場合であっても、従来手法よりも効率を高めたり、照明装置の大きさを小さくすることができる、という点で上記と同様の効果を得ることができる。
【0067】
また、1組の光源像間の隙間が大きく、その光源間の隙間に対して、別のレンズ9’で形成されるかなり小さい光源像を挿入する場合、1組の光源像ではなく、複数の別のレンズ9’等により形成される2組以上の光源像を挿入する構成であっても良い。この場合も、レンズアレイ12の分割後の各レンズは、対応するレンズ9、9’等からの光束が照明すべき領域内に到達する有効な照明となるように、曲率中心の位置が互いに近接するがずらされて、1組の光源像が通過するレンズ11の有する領域において配置される。また、レンズ9、9’等は、通過する光束がレンズ11に集光されるように偏心して配置される。
【0068】
例えば図6(a)は、光源像50、53の間に光源像51および光源像52を配置した場合のレンズアレイ12の構成の一部を平面図で示し、図6(b)はその断面を示す。この場合、レンズ41〜44により曲率中心47が形成され、レンズ42〜45により曲率中心48が形成され、レンズ43〜46により曲率中心49が形成され、曲率中心47、48、49は、互いに近接しているがずらされて配置されている。
【0069】
すなわち、レンズ41の曲率中心とレンズ44の曲率中心がほぼ一致して曲率中心47が形成され、レンズ42の曲率中心とレンズ45の曲率中心がほぼ一致して曲率中心48が形成され、レンズ43の曲率中心およびレンズ46の曲率中心がほぼ一致して曲率中心49が形成され、曲率中心47、48、49がずらされて配置されている。但し、各曲率中心は、図2(a)、(b)に示す場合と同様、レンズ11を分割する、しないに関わらず変更せずに形成される。
【0070】
このように、光源像間の隙間をできるだけ別の光源像で埋めるようにレンズアレイ10、レンズアレイ12を形成することにより、レンズアレイ12上の所定のレンズ11に形成される各曲率中心間の距離を小さくすることができる。従ってその場合、レンズアレイ12全体をさらに小型化できるか、またはレンズアレイ12の中心部分の口径を大型化することにより光利用効率を高めることができる。
【0071】
また、図7に示すように、レンズアレイ12の分割後のレンズは、2組の光源像のうち、片側の光源像が比較的小さく、全体の光利用効率に大きく寄与していない場合、4つのレンズ11のうち3つまたは2つのレンズでレンズ11を構成しても良い。
【0072】
このように、本発明によれば、レンズアレイ12をレンズアレイ10より細かく分割することで、レンズアレイ12上に形成される複数の光源像間に生じていた隙間領域が低減され、光利用効率の高い照明装置を得ることができる。また、本発明の照明装置を用いれば、光利用効率の高い投写型表示装置を実現できる。
【0073】
なお、図12、図2(a)に示す光源像の大きさを表現する為に記した外形は、光源像における最大輝度を100%とした場合の10〜30%の輝度を持つ等輝度線で表示している。このような等輝度線は、光源像としてレンズ11の開口において取り込むことにより光利用効率に影響を与える範囲を示す指標である。そのため、レンズアレイ10、レンズアレイ12を上述のように形成することにより、この等輝度線の外形がレンズ11の中にすべて収容される場合は、上記手法を用いることで大きな効果が得られる。しかし、上記の等輝度線の外形どうしが一部重複されるような場合、または上記の等輝度線の外形の一部がレンズ11からはみ出る場合でも、光学系全体として、効率が高くなったり、レンズアレイ12の大きさが小さくなる等の効果が得られることもあり得る。
【0074】
また、以上までの説明における複数の光源像間の隙間または間隔とは、上記の等輝度線により囲まれる像の面積中心どうしを結んだ線上での、1つの等輝度線から別の等輝度線に至るまでの距離として表してきた。しかし、光源像どうしの間隔は、別の方法により定義されていてもよい。
【0075】
また以上までの説明において、本発明の反射手段として、その側面を反射膜でコーティングした合成ミラー6、6’を有する三角柱状のプリズム4を示したが、本発明の反射手段は、プリズム4に限らず、2枚のミラーを用いた構成であっても良く、2つの光源から放射された光束を、照明ユニット5の方に反射させる構成であればどのような構成であってもよい。
【0076】
また以上までの説明では、集光手段として楕円面鏡2を使用する例を示したが、集光手段としては、放物面鏡であってもよい。さらには、集光手段としてレンズが使用されることも考えられる。その場合は、第2のレンズアレイ12の中央部分においても周辺部分においても光源像の大きさは大きく変わらないのでレンズアレイ12の形状は異形開口である必要はない。そして、レンズアレイ12上の所定の1つのレンズ11に形成される光源像間の間隔が空いている場合は、上記所定のレンズ11に対応する所定のレンズ9とは別のレンズ9’により形成される光源像が、上記と同様に上記所定のレンズ11上に形成される光源像の間に形成される構成であってもよい。このような場合も上記と同様の効果を得ることができる。
【0077】
また、図1ではレンズアレイ12の後に、照明すべき受光面14側の形状に合わせ、均一性をもつ照明光に変換する光学手段としてレンズ13を図示したが、本発明の照明装置の構成として、レンズ13が無いものや、複数個の単レンズを組み合せた構成、またはミラー、プリズム等の光学要素が含まれた光学系の構成を有していてもよい。
【0078】
また、上記の照明装置に、図8に示すように、本発明の表示デバイスの一例として、透過型の液晶パネル61(光変調素子)と、投写レンズ62とを設ければ、均一性の高い投写画像が提供できる投写型表示装置を得ることができる。
【0079】
さらに、図8では、光変調素子として液晶パネル61を1つだけ備えた構成を例示したが、複数個の光変調素子を備えた構成であってもよい。また、上記の透過型の液晶パネル61の代わりに、その他の透過型ライトバルブ、反射型ライトバルブ、アレイ状に配置された微小ミラーによって反射方向を変化できるミラーパネル、または光書き込み方式の光変調素子、画像表示デバイスなどを用いることができる。さらに、本発明の表示デバイスは、例えばOHPのシートであることも考えられる。
【0080】
また、図1では、2つの光源を用いた構成を示したが、3つ以上の複数の光源を用いた構成であっても良い。ただし、そのような3つ以上のN個の光源を用いた場合、レンズアレイ12のレンズ数NLA2は、レンズアレイ10のレンズ9数NLA1に対して、次の関係
(数4)
NLA1<NLA2<N × NLA1
を満たせばよい。その場合は、レンズアレイ10の所定のレンズ9によりレンズアレイ12上に形成される複数の像のうち最大の間隔である第1の所定の間隔に、レンズアレイ10の上記所定のレンズ9とは別のレンズ9’により、上記第1の所定の間隔より小さい第2の所定の間隔を空けて形成される、レンズアレイ12上に形成される像、のうち最大の像が配置されるよう、レンズアレイ10が形成されている構成であればよい。
【0081】
さらに、図示していないが、色分解および色合成を行うことができるプリズムやフィルタ、ミラー等を用いた構成であってもよい。
【0082】
【産業上の利用可能性】
本発明にかかる照明装置および照明方法は、複数の光源の利用効率を上昇させることができ、投射型表示装置等において有用であり、大画面映像等をスクリーン上に投影する、例えば、投射型表示装置における表示デバイスを照明する、照明装置、および照明方法等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の実施の形態の照明装置の概略構成図である。
【図2】
(a)は、本発明の実施の形態の照明装置の第2のレンズアレイの形状の一例を示す平面図である。
(b)は、本発明の実施の形態の照明装置の第2のレンズアレイの形状の一例を示す断面図である。
【図3】
(a)は、本発明の実施の形態の照明装置に使用されるレンズアレイの平面図である。
(b)は、本発明の実施の形態の照明装置に使用されるレンズアレイの平面図である。
(c)は、本発明の実施の形態の照明装置に使用されるレンズアレイの平面図である。
(d)は、本発明の実施の形態の照明装置に使用されるレンズアレイの平面図である。
【図4】
本発明の実施の形態の照明装置の光源像の配置の決定方法を示す模式図である。
【図5】
(a)は、本発明の実施の形態の照明装置の第2のレンズアレイの形状の一例を示す平面図である。
(b)は、本発明の実施の形態の照明装置の第2のレンズアレイの形状の一例を示す断面図である。
【図6】
(a)は、本発明の実施の形態の照明装置の第2のレンズアレイの形状の一例を示す平面図である。
(b)は、本発明の実施の形態の照明装置の第2のレンズアレイの形状の一例を示す断面図である。
【図7】
本発明の実施の形態の照明装置の第2のレンズアレイの形状の一例を示す平面図である。
【図8】
本発明の実施の形態の照明装置の1つの構成例を示す概略図である。
【図9】
従来の異形開口レンズを有する照明装置の構成を示す概略図である。
【図10】
従来の異形開口レンズを有する照明装置の第2のレンズアレイに結像された光源像の一例を示す模式図である。
【図11】
従来の複数の光源を有する照明装置の構成を示す概略図である。
【図12】
従来の複数の光源を有する照明装置の第2のレンズアレイに結像された複数の光源像の一例を示す模式図である。
【図13】
従来の複数の光源を有し、異形開口レンズを有する照明装置の第2のレンズアレイに結像された複数の光源像の一例を示す模式図である。
【図14】
(a)は、従来の異形開口レンズを有する照明装置の動作原理を説明する概略図である。
(b)は、従来の異形開口レンズを有する照明装置の動作原理を説明する概略図である。
【符号の説明】
1、1’ ランプ
2、2’ 楕円面鏡
3、3’ ランプユニット
4 プリズム
5 照明ユニット
6、6’ 合成ミラー
7 光軸
8、9、11、13 レンズ
10、12 レンズアレイ
14 受光面
15、15’ 第1の焦点
16、16’ 発光部
17、17’ 第2の焦点
18 側面

Claims (11)

  1. 複数の光源と、
    前記複数の光源から照射された光を、各光源に対応して所定の方向に反射させる反射面を有する反射手段と、
    前記反射手段から所定の間隔を空けて配置された、複数のレンズを有する第1のレンズアレイと、
    前記第1のレンズアレイから所定の間隔を空けて配置された、複数のレンズを有する第2のレンズアレイと、を備え、
    前記第1のレンズアレイの所定のレンズを通過した前記複数の光源からの光により、前記第2のレンズアレイの複数のレンズのうちの前記第1のレンズアレイの所定のレンズに対応するレンズ上に、所定の間隔を有して前記複数の光源の像が形成され、実質上、前記形成された複数の光源の像の間に、前記第1のレンズアレイの前記所定のレンズとは別のレンズにより形成される複数の像のうち全部または一部を配置するように、前記第1のレンズアレイが形成されており、
    前記第2のレンズアレイは、前記第2のレンズアレイ上に光源像を形成している光束が、受光面上に所定の関係で照明されるように、形成されている、照明装置。
  2. 前記第1のレンズアレイの別のレンズは、前記第1のレンズアレイの所定のレンズにより前記第2のレンズアレイ上に形成された複数の像の間に、前記別のレンズにより形成される複数の像のうち全部または一部を配置するように偏心されて形成されている、請求の範囲1に記載の照明装置。
  3. 前記第2のレンズアレイは、前記第1のレンズアレイの前記別のレンズを介して前記第2のレンズアレイ上に形成される像が、前記受光面のうち照明されるべき領域に導かれるように、形成されている、請求の範囲2に記載の照明装置。
  4. 前記第2のレンズアレイ上の、前記第1のレンズアレイの前記別のレンズを介して形成された像が形成されるレンズの曲率中心が実質上変更されずに、前記第2のレンズアレイが形成されている、請求の範囲3に記載の照明装置。
  5. 前記第2のレンズアレイ上の、前記第1のレンズアレイの前記別のレンズを介して形成された像が形成される複数のレンズが、前記第1のレンズアレイの前記所定のレンズを介して形成された像が形成される少なくとも1つのレンズを挟んで配置されている、請求の範囲4に記載の照明装置。
  6. 前記複数の光源は、第1の光源と第2の光源とから構成されており、
    前記第2のレンズアレイは、第1のレンズ、第2のレンズ、第3のレンズ、および第4のレンズを含み、
    前記第1のレンズアレイの所定のレンズを通過した像を前記受光面に照明させるための、第1のレンズと第3のレンズとが前記第2のレンズアレイ上に形成されており、
    前記第1のレンズアレイの別のレンズを通過した像を前記受光面に照明させるための、第2のレンズと第4のレンズとが前記第2のレンズアレイ上に形成されており、
    前記第1のレンズの曲率中心および前記第3のレンズの曲率中心は、ほぼ一致して第1の曲率中心を形成し、前記第2のレンズの曲率中心および前記第4のレンズの曲率中心は、ほぼ一致して、前記第1の曲率中心とは異なる第2の曲率中心を形成し、
    前記第1のレンズ、前記第2のレンズ、前記第3のレンズ、前記第4のレンズが番号順に配置されている、請求の範囲5に記載の照明装置。
  7. 前記第2のレンズアレイにおいて、光軸に近いレンズの開口は、光軸から遠いレンズの開口よりも大きく形成され、光軸から遠いレンズの開口は光軸から近いレンズの開口よりも小さく形成される、請求の範囲1に記載の照明装置。
  8. 前記第1のレンズアレイの所定のレンズにより前記第2のレンズアレイ上に形成される複数の像の間の間隔のうち最大の間隔である第1の所定の間隔に、
    前記第1のレンズアレイの別のレンズにより、前記第1の所定の間隔より小さい第2の所定の間隔を空けて形成される、前記第2のレンズアレイ上に形成される像のうち最大の像が配置されるよう、前記第1のレンズアレイが形成される、請求の範囲1に記載の照明装置。
  9. 前記複数の光源は、第1の光源と第2の光源とから構成され、
    前記第1のレンズアレイの所定のレンズにより形成される第1の光源による像の幅を、前記第2の所定の間隔で除算し、前記除算した値が、前記第1のレンズアレイの別のレンズにより形成される第2の光源による像の幅を前記第1の所定の間隔で除算した値以上になるように、前記第1のレンズアレイが形成される、請求の範囲8に記載の照明装置。
  10. 前記第2のレンズアレイと前記受光面との間に、前記第2のレンズアレイから所定の間隔を空けて配置され、映像情報を提供するための表示デバイスをさらに備える、請求の範囲1に記載の照明装置。
  11. 複数の光源から照射された光を、各光源に対応して反射手段により所定の方向に反射させて、前記反射手段から所定の間隔を空けて配置された複数のレンズを有する第1のレンズアレイに導く工程と
    記第1のレンズアレイの所定のレンズを通過した前記複数の光源からの光を、前記第1のレンズアレイから所定の間隔を空けて配置された、複数のレンズを有する第2のレンズアレイの複数のレンズのうちの前記所定のレンズに対応するレンズ上に導いて、所定の間隔を有して前記複数の光源の像を形成する工程と、
    実質上、前記形成された複数の光源の像の間に、前記第1のレンズアレイの前記所定のレンズとは別のレンズにより形成される複数の像のうち全部または一部を配置するように、前記第1のレンズアレイを形成する工程と、
    前記第2のレンズアレイを、前記第2のレンズアレイ上に形成される像が、受光面上に所定の関係で照明されるように形成する工程と、を備える照明方法。
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