JP3946087B2 - 通信システム、受信機および通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリアンブルやユーザコード等の特定のシンボルを用いずに同期制御を行うことが可能な通信システムに関するものであり、特に、LDPC(Low-Density Parity-Check)符号化された信号を用いて同期制御を行うことが可能な通信システム、受信機および通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の同期制御について説明する。まず、従来の同期確立方法について説明する。たとえば、送信側では、位相が反転したN個の信号(プリアンブル)を送信する(図12上段および中段参照)。一方、受信側では、プリアンブルにおける位相の反転を検出し、このタイミングで同期信号を出力し(図12下段参照)、被変調波のデータを復調する。通常、ノイズの多い通信路であっても正確に同期を確立できるようにするため、上記Nの数を10個以上に設定する場合が多い。
【0003】
つぎに、従来のユーザ検出方法について説明する。通常、受信側では、上記プリアンブルに後続して送信されるユーザコードを用いて、受信フレームが自装置向けの通信フレームかどうかを確認する(図13参照)。このとき、受信側では、自装置に割り当てられたユニークなコードと一致するかどうかによってユーザ検出を行う。一般に、ノイズ等によりコードパターンが偶然一致してしまう確率を減らすため、最低でも1バイト(8ビット)以上をこのユーザコードに割り当てる場合が多い。なお、通信フレームの構成としては、たとえば、上記ユーザコードの前後に各種制御用コードが配置され、それらに後続してユーザ用のデータ(ペイロードデータ)が配置される(図13参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の通信方法においては、プリアンブルやユーザコードを通信フレーム中に配置することによって同期制御を行っているため、通信フレームが冗長化する、という問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プリアンブルやユーザコードを用いることなく、正確に同期制御を行うことが可能な通信システム、受信機および通信方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる通信システムにあっては、LDPC符号化処理を実行する送信機と、サンプル開始点の候補となる複数のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)のLDPC復号を実行する復号手段と、前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定手段と、前記推定結果に基づいて受信信号を補正する補正手段と、を有する受信機と、を備えることを特徴とする。
【0007】
つぎの発明にかかる通信システムにおいて、前記受信機は、さらに、前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断し、前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行させ、一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了させ、その後、前記サンプル開始点の候補に対応する対数尤度比の絶対値の平均のなかから最大値を選択し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点とするフレーム同期制御手段、を備え、前記復号手段は、選択されたフレームに対して、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行することを特徴とする。
【0008】
つぎの発明にかかる通信システムにおいて、前記受信機は、キャリアセンスによりサンプル開始点の候補を決定することを特徴とする。
【0009】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、サンプル開始点の候補となる複数のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)のLDPC復号を実行する復号手段と、前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定手段と、前記推定結果に基づいて受信信号を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、さらに、前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断し、前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行させ、一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了させ、その後、前記サンプル開始点の候補に対応する対数尤度比の絶対値の平均のなかから最大値を選択し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点とするフレーム同期制御手段、を備え、前記復号手段は、選択されたフレームに対して、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行することを特徴とする。
【0011】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、キャリアセンスによりサンプル開始点の候補を決定することを特徴とする。
【0012】
つぎの発明にかかる通信方法にあっては、所定のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)のLDPC復号を実行する第1の復号ステップと、前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定ステップと、前記推定結果に基づいて受信信号を補正する補正ステップと、前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断する判断ステップと、前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行し、一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了し、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行する第2の復号ステップと、を含むことを特徴とする。
【0013】
つぎの発明にかかる通信方法にあっては、サンプル開始点の候補となる複数のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)のLDPC復号を実行する第1の復号ステップと、前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定ステップと、前記推定結果に基づいて受信信号を補正する第1の補正ステップと、前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断する判断ステップと、前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行する第2の補正ステップと、一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了し、前記サンプル開始点の候補に対応する対数尤度比の絶対値の平均のなかから最大値を選択し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点とするフレーム同期ステップと、選択されたフレームに対して、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行する第2の復号ステップと、を含むことを特徴とする。
【0014】
つぎの発明にかかる通信方法にあっては、キャリアセンスによりサンプル開始点の候補を決定することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる通信システム、受信機および通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0016】
図1は、本発明にかかる通信システムの構成を示す図であり、詳細には、(a)が送信側の通信装置(送信機)の構成であり、(b)が受信側の通信装置(受信機)の構成である。なお、図1において、1は符号化部であり、2はキャリアセンス部であり、3はサンプリング部であり、4は乗算器であり、5は復号部であり、6は位相誤差推定部であり、7はフレーム判定部である。
【0017】
上記通信システムにおける各通信装置は、誤り訂正符号として、LDPC符号を採用する。また、LDPC符号化/復号処理においては、AWGN(Additive White Gaussian Noise:白色ガウス雑音)通信路を想定する。
【0018】
たとえば、符号化率0.5でQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調を用いた場合、受信側の通信装置における受信信号ykは、下記(1)式で表現できる。
【0019】
【数1】
【0020】
なお、受信信号ykはサンプルポイントkにおける複素の受信信号であり、k=1,2,…,Lc/2とし、Lcは符号長であり、ckはQPSKの符号化系列であり、nkは2σ0 2の複素の加法性白色ガウス雑音である。また、複素の受信信号のサンプルポイントkは、実軸と虚軸のサンプルポイント(2個分)が含まれており、時間軸上におけるサンプルポイントの間隔をTsとする。すなわち、時間軸上では、実軸と虚軸のサンプルポイントが間隔Tsで交互に発生する。
【0021】
また、上記QPSKの符号化系列ckは、下記(2)式で与えられる。ただし、u2k-1とu2kに対応する受信信号をそれぞれr2k-1とr2kとする。
【0022】
【数2】
【0023】
また、受信信号ykは、下記(3)式のようにモデル化できる。ただし、θはタイミングオフセットであり、Δφは搬送波周波数オフセットである。
【0024】
【数3】
【0025】
ここで、本実施の形態のフレーム同期制御および復号処理を説明する前に、LDPC符号を用いたフレーム同期制御の基本動作について説明する。ここでは、LDPC符号化された信号を、一般的な復号方法である「sum-product アルゴリズム」を用いて復号する。そして、「sum-product アルゴリズム」の出力であるLLR(対数尤度比)の絶対値の平均値を用いてフレーム同期制御を行う。なお、フレーム長は符号語長と等しいと仮定する。また、受信機(受信側の通信装置)は、キャリア電力を検出できる機能(キャリアセンス)を持つ。このキャリアセンス機能により大まかな受信フレームの開始位置を推定する。
【0026】
まず、送信機(送信側の通信装置)では、符号語bi(i=1,2,…,Lc)を生成するためのLDPC符号化器を用いて、2値のデータを符号化する。なお、符号語は、すでに信号星座点にマッピングされているものとする。また、実軸がu2k-1{+1,−1}であり、虚軸がu2k{+1,−1}である。
【0027】
送信と受信にかかわる処理は、長さLDのデータビットbi∈{1,0}のブロックに適用される。したがって、符号化率がR(0≦R≦1)の場合、符号長LcはLc=LD/Rとなる。
【0028】
受信機では、キャリアセンス後、連続する±Mのサンプルポイントを解析することによって、すなわち、連続する±Mのサンプルポイントで「sum-product アルゴリズム」を実行することによって、フレーム同期を確立する。「sum-product アルゴリズム」では、受信シンボルのブロックr=[r1,r2,…rLC]から得られる確率Pr{uk=+1|r}と確率Pr{uk=−1|r}とを計算する。具体的にいうと、たとえば、l回目の繰り返し復号による擬似事後LLR(対数尤度比)を(4)式のように計算する。
【0029】
【数4】
【0030】
そして、(5)式にしたがって、±MのサンプルポイントにおけるLLRの絶対値の平均値のなかから最大値を検出し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点g´とする。図2は、フレーム構造を示す図である。
【0031】
【数5】
【0032】
上記(4)(5)式によりフレーム同期を確立後、受信機では、「sum-product アルゴリズム」による復号処理を継続する。
【0033】
つぎに、符号化率(Rate)=0.5の「Irregular−LDPC符号」を用いて、フレーム同期を確立できるかどうかの検証を行った。図3,図4は、上記通信装置間の通信にかかわるパラメータを示す図である。なお、図4では、「Irregular−LDPC符号」のアンサンブル(重み配分)の一例を示しており、λxは検査行列全体の重みに対する重みxの列に含まれる全重みの比率を表し、ρxは検査行列全体の重みに対する重みxの行に含まれる全重みの比率を表し、No.は重みxの列または行の数を表す。また、σGAはガウス近似法により通信路ノイズの標準偏差を用いて表現した推定スレッショルド値であり、SNRnorm(GA)は、シャノン限界からの差をdBで表現したものである。また、シャノン限界は符号化率0.5でσ=0.97869としている。
【0034】
図5は、(5)式によって与えられる、各サンプルポイントにおけるLLRの絶対値の平均値を示す図である。受信機は、LLRの絶対値の平均値のなかから最大のポイントを検出することによって、正確にフレーム同期を確立できる。
【0035】
また、不適切なサンプルポイントにより発生する性能の劣化を見積もるために、異なるタイミングオフセットの状態でフレーム同期を評価した。図6は、0度から45度までの異なるタイミングオフセットによるフレーム誤りの確率を示す図である。この結果、上記のようなフレーム同期制御を行う受信機では、タイミングオフセットが30度を越える場合、フレーム同期のリカバリが困難になることがわかる。すなわち、タイミングオフセットが30度を越える場合には、フレームエラー特性が劣化することがわかる。
【0036】
以上、ここまでの説明は、LDPC符号を用いたフレーム同期制御の基本動作について説明したが、以降では、上記タイミングオフセットや周波数オフセットを補正しながらフレーム同期制御および復号処理を行う、本実施の形態の受信機の動作を、図1にしたがって詳細に説明する。なお、送信機(符号化部1に相当)については、上記と同様に動作するためその説明を省略する。
【0037】
具体的にいうと、本実施の形態では、サンプルタイミングおよび搬送波周波数に対する同期が取れていない状態で、「sum-product アルゴリズム」によって出力される軟判定ビットを用いてタイミングオフセットや周波数オフセットを推定する。このとき、受信機では、最小平均自乗誤差法(MMSE)を用いた拡張「sum-product アルゴリズム」を実行する。この拡張「sum-product アルゴリズム」は、MMSE位相誤差推定/訂正プロセス、フレーム同期プロセス、通常の「sum-product アルゴリズム」プロセスで構成される。
【0038】
(A)MMSE位相誤差推定/訂正プロセス
まず、復号部5では、受信信号の初期LLRメッセージを、下記(6)式のように計算する。このとき、復号部5内の繰り返しカウンタをl=1に、最大繰り返し数をlmaxに、それぞれ設定する。
【0039】
【数6】
【0040】
そして、パリティ検査行列Hを用いて「sum-product アルゴリズム」を1度だけ実行する(イテレーション=1)。
【0041】
つぎに、復号部5では、l回繰り返し後の符号化信号{uk}Lc(ただし、k=1)の擬似LLRを用いて、下記(7)式にしたがって軟判定ビットuk´を推定する。なお、E{・}は、平均値を表す。
【0042】
【数7】
【0043】
つぎに、位相誤差推定部6では、MMSEによって、すなわち、下記(8)式および(9)式にしたがって位相誤差(θ´,Δφ´)を推定する。
【0044】
【数8】
【0045】
【数9】
【0046】
なお、ck´=u2k-1´+ju2k´であり、Imは虚軸であり、Reは実軸であり、θ´は推定サンプル誤差(タイミングオフセット)を表し、Δφ´は推定クロック誤差(周波数オフセット)を表し、θ´+Δφ´は1次の回帰直線とみなす。図7は、θ´+Δφ´の回帰直線を示す図である。また、Ep´は軟判定位相誤差の平均を表す。
【0047】
つぎに、乗算器4では、受信信号の軟判定位相誤差(タイミングオフセット,周波数オフセット)を補正する。すなわち、(10)式のように、受信信号ykに対して上記で求めた位相誤差を乗算し、受信信号の補正値yk´を計算する。その結果、補正後の受信信号として、(11)式が得られる。
【0048】
【数10】
【0049】
【数11】
【0050】
つぎに、復号部5では、上記補正後の受信信号を用いてLLRを更新する。補正により更新されるLLRメッセージは、下記(12)式で与えられる。
【0051】
【数12】
【0052】
つぎに、フレーム判定部7では、上記位相誤差の補正処理を終了させるかどうかを、最新のLLRの平均値mlと1つ前のLLRの平均値ml-1とを比較することによって判断する。たとえば、フレーム判定部7による判断の結果、ml-1<mlの場合は、復号部5,位相誤差推定部6および乗算器4にて、再度「sum-product アルゴリズム」以降の処理を行う。なお、LLRの平均値mは、下記(13)式で与えられる。
【0053】
【数13】
【0054】
(B)フレーム同期プロセス
一方、上記フレーム判定部7による判断の結果、ml-1≧mlの場合、復号部5では、下記(14)式を実行し、フレーム同期制御を行う。具体的にいうと、±Mのサンプルポイント、すなわち、2M+1個のサンプル開始点の候補、に対応するLLRの絶対値の平均値のなかから最大値を検出し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点g´とする。なお、ここまでの処理が「イテレーション=1」の処理となる。また、2M+1個のサンプル開始点の候補は、キャリア電力を検出可能なキャリアセンス部2からの情報に基づいて決定される。このキャリアセンス機能により、大まかな受信フレームの開始位置(サンプル開始点の候補)を推定できる。
【0055】
【数14】
【0056】
(C)通常の「sum-product アルゴリズム」プロセス
その後、復号部5では、(B)の処理で選択されたフレームに対して、一般的な「sum-product アルゴリズム」を実行する。すなわち、一時的な硬判定ビット(b1´,b2´,…bLc´)が(b1´,b2´,…bLc´)×H=0を満たした場合、その硬判定ビットを出力し、「sum-product アルゴリズム」を停止する。一方、(b1´,b2´,…bLc´)×H=0が成立せず、かつl≦lmaxの場合は、復号部5内部のカウンタ値lをインクリメントし、l=lmaxになるまで復号を継続する。
【0057】
以上、ここまでの説明は、LDPC符号を用いたフレーム同期制御の基本動作、および上記タイミングオフセットや周波数オフセットを補正しながらフレーム同期制御および復号処理を行う本実施の形態の受信機の動作、について説明したが、以降では、本実施の形態の受信機の復号特性を解析する。
【0058】
図8は、本実施の形態の受信機を用いた場合(MMSEによる位相誤差補正を行った場合)の、0度から45度までの異なるタイミングオフセットによるフレーム誤りの確率を示す図である。このように、本実施の形態の復号方法では、タイミングオフセットが30度におよぶ場合であっても、SNR:2dB程度で、正確なフレーム位置を検出できる。
【0059】
また、図9は、BER特性を示す図である。なお、図中“0度”,“20度”,“40度”,“45度”は、それぞれタイミングオフセットの値を示している。また、周波数オフセットは、一律−0.0036度(−10ppm)としている。たとえば、Δφ:−0.0036度(−10ppm)で、繰り返し回数が100 回で、かつBER=10-4点で“20度”の場合、“0度”と比較して0.3dB程度しか劣化していない。さらに、“40度”の場合であっても、“0度”と比較して0.8dB程度しか劣化していない。
【0060】
また、図10は、タイミングオフセットの推定値の確率密度分布を示す図であり、図11は、周波数オフセットの推定値の確率密度分布を示す図である。これらの図から、タイミングオフセットの推定値と周波数オフセットの推定値は、ガウス近似法による推定スレッショルドを超えてEb/N0が増加するに従って正確度を増すことがわかる。
【0061】
このように、本実施の形態においては、一般的な復号処理(「sum-product アルゴリズム」)に、MMSEによる軟判定位相誤差補正機能を持たせる構成とした。すなわち、PLLを用いずに、タイミングオフセットや周波数オフセットを補正しながら、フレーム同期制御および復号処理を行う構成とした。これにより、たとえば、QPSK変調の場合において、40度近いタイミングオフセットが発生した場合であっても、良好な特性(復号性能)を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、一般的な復号処理(「sum-product アルゴリズム」)に、MMSEによる軟判定位相誤差補正機能を持たせる構成とした。これにより、たとえば、40度近いタイミングオフセットが発生した場合であっても、特性(復号性能)の劣化を抑制可能な通信システムを得ることができる、という効果を奏する。
【0063】
つぎの発明によれば、PLLを用いることなく、プリアンブルやユーザコードを含まないフレーム構成で、タイミングオフセットや周波数オフセットを補正しながら、フレーム同期制御および復号処理を行う構成とした。これにより、フレームの無駄な冗長化を防止でき、さらに、正確なフレーム位置を検出することが可能な通信システムを得ることができる、という効果を奏する。
【0064】
つぎの発明によれば、たとえば、2M+1個のサンプル開始点の候補を、キャリアセンス機能を用いて決定する構成とした。このキャリアセンス機能により、大まかな受信フレームの開始位置(サンプル開始点の候補)を効果的に推定可能な通信システムを得ることができる、という効果を奏する。
【0065】
つぎの発明によれば、一般的な復号処理(「sum-product アルゴリズム」)に、MMSEによる軟判定位相誤差補正機能を持たせる構成とした。これにより、たとえば、40度近いタイミングオフセットが発生した場合であっても、特性(復号性能)の劣化を抑制可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0066】
つぎの発明によれば、PLLを用いることなく、プリアンブルやユーザコードを含まないフレーム構成で、タイミングオフセットや周波数オフセットを補正しながら、フレーム同期制御および復号処理を行う構成とした。これにより、フレームの無駄な冗長化を防止でき、さらに、正確なフレーム位置を検出することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0067】
つぎの発明によれば、たとえば、2M+1個のサンプル開始点の候補を、キャリアセンス機能を用いて決定する構成とした。このキャリアセンス機能により、大まかな受信フレームの開始位置(サンプル開始点の候補)を効果的に推定可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0068】
つぎの発明によれば、一般的な復号処理(「sum-product アルゴリズム」)に、MMSEによる軟判定位相誤差補正機能を持たせる。これにより、たとえば、40度近いタイミングオフセットが発生した場合であっても、良好な特性(復号性能)を得ることができる、という効果を奏する。
【0069】
つぎの発明によれば、PLLを用いることなく、プリアンブルやユーザコードを含まないフレーム構成で、タイミングオフセットや周波数オフセットを補正しながら、フレーム同期制御および復号処理を行う。これにより、フレームの無駄な冗長化を防止でき、さらに、正確なフレーム位置を検出できる、という効果を奏する。
【0070】
つぎの発明によれば、たとえば、2M+1個のサンプル開始点の候補を、キャリアセンス機能を用いて決定する。このキャリアセンス機能により、大まかな受信フレームの開始位置(サンプル開始点の候補)を効果的に推定できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる通信システムの構成を示す図である。
【図2】 フレーム構造を示す図である。
【図3】 通信装置間の通信にかかわるパラメータを示す図である。
【図4】 通信装置間の通信にかかわるパラメータを示す図である。
【図5】 各サンプルポイントにおけるLLRの絶対値の平均値を示す図である。
【図6】 フレーム誤りの確率を示す図である。
【図7】 θ´+Δφ´の回帰直線を示す図である。
【図8】 フレーム誤りの確率を示す図である。
【図9】 BER特性を示す図である。
【図10】 タイミングオフセットの推定値の確率密度分布を示す図である。
【図11】 周波数オフセットの推定値の確率密度分布を示す図である。
【図12】 従来の同期制御方法を説明するための図である。
【図13】 従来のユーザ検出方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 符号化部、2 キャリアセンス部、3 サンプリング部、4 乗算器、5
復号部、6 位相誤差推定部、7 フレーム判定部。
Claims (9)
- 低密度パリティ検査(Low-density Parity-check:LDPC)符号化処理を実行する送信機と、
サンプル開始点の候補となる複数のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)のLDPC復号を実行する復号手段と、前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(Minimum Mean Square Error:MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定手段と、前記推定結果に基づいて受信信号を補正する補正手段と、を有する受信機と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 前記受信機は、さらに、
前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断し、前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行させ、一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了させ、その後、前記サンプル開始点の候補に対応する対数尤度比の絶対値の平均のなかから最大値を選択し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点とするフレーム同期制御手段、
を備え、
前記復号手段は、選択されたフレームに対して、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記受信機は、キャリアセンスによりサンプル開始点の候補を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
- サンプル開始点の候補となる複数のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)の低密度パリティ検査(Low-density Parity-check:LDPC)復号を実行する復号手段と、
前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(Minimum Mean Square Error:MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定手段と、
前記推定結果に基づいて受信信号を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする受信機。 - さらに、
前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断し、前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行させ、一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了させ、その後、前記サンプル開始点の候補に対応する対数尤度比の絶対値の平均のなかから最大値を選択し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点とするフレーム同期制御手段、
を備え、
前記復号手段は、選択されたフレームに対して、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行することを特徴とする請求項4に記載の受信機。 - キャリアセンスによりサンプル開始点の候補を決定することを特徴とする請求項4または5に記載の受信機。
- 所定のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)の低密度パリティ検査(Low-density Parity-check:LDPC)復号を実行する第1の復号ステップと、前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(Minimum Mean Square Error:MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定ステップと、
前記推定結果に基づいて受信信号を補正する補正ステップと、
前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断する判断ステップと、
前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行し、一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了し、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行する第2の復号ステップと、
を含むことを特徴とする通信方法。 - サンプル開始点の候補となる複数のサンプルポイントで、受信信号に対して「sum-product アルゴリズム」による1回(イテレーション:1)の低密度パリティ検査(Low-density Parity-check:LDPC)復号を実行する第1の復号ステップと、
前記復号の過程で出力される軟判定情報を用いて、最小平均自乗誤差法(Minimum Mean Square Error:MMSE)による位相誤差推定を実行する位相誤差推定ステップと、
前記推定結果に基づいて受信信号を補正する第1の補正ステップと、
前記補正処理を終了させるかどうかを、最新の対数尤度比の絶対値の平均(A)と1つ前の対数尤度比の絶対値の平均(B)とを比較することによって判断する判断ステップと、
前記判断の結果、B<Aの場合、補正後の受信信号を用いて再度LDPC復号および補正処理を実行する第2の補正ステップと、
一方、補正後の受信信号を用いて繰り返し復号を実行した結果、B≧Aとなった場合、補正処理を終了し、前記サンプル開始点の候補に対応する対数尤度比の絶対値の平均のなかから最大値を選択し、当該最大値に対応するポイントをフレームのサンプル開始点とするフレーム同期ステップと、
選択されたフレームに対して、イテレーションが所定回数に達するか、または、誤りがなくなるまで、LDPC復号を繰り返し実行する第2の復号ステップと、
を含むことを特徴とする通信方法。 - キャリアセンスによりサンプル開始点の候補を決定することを特徴とする請求項8に記載の通信方法。
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