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JP3944403B2 - 扉開閉用ハンドル装置 - Google Patents

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JP3944403B2
JP3944403B2 JP2002067760A JP2002067760A JP3944403B2 JP 3944403 B2 JP3944403 B2 JP 3944403B2 JP 2002067760 A JP2002067760 A JP 2002067760A JP 2002067760 A JP2002067760 A JP 2002067760A JP 3944403 B2 JP3944403 B2 JP 3944403B2
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喜市 井川
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株式会社ホシモト
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    • E05B5/003Pop-out handles, e.g. sliding outwardly before rotation
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05B13/00Devices preventing the key or the handle or both from being used
    • E05B13/002Devices preventing the key or the handle or both from being used locking the handle
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05B1/0092Moving otherwise than only rectilinearly or only rotatively

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、配電盤収納ボックス等の扉に取り付けられて使用される扉開閉用ハンドル装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、配電盤収納ボックス等の扉に取り付けられて使用される扉開閉用ハンドル装置が知られている。この扉開閉用ハンドル装置として、例えば図12に示されるものが存在する。この扉開閉用ハンドル装置は、扉に取り付けられるケーシング101と、ハンドル102とを備え、ハンドル102の上端側に軸支した回動軸104と、ハンドル102の下端側に設けた施錠・解錠機構を有する押圧部材105とを備えたものとし、ケーシング101の前面側に設けた収納凹部111内の底面に、回動軸104を回動自在に嵌挿するようにして取り付けることにより、ハンドル102を、ケーシング101の収納凹部111に収納した伏状態から前方側に起きた状態に起伏自在としたものである。そして、この扉開閉用ハンドル装置によって扉を開放する場合は、押圧部材105に鍵片を挿入して回動操作した上で、押圧部材105を後方に押圧操作する。これにより、ハンドル102における押圧部材105の後部側に設けた移動部材161が上方側に移動してケーシング101との係合が外れ、これにより、ハンドル102と回動軸104との接続部に設けた起伏用バネ144の付勢力によってハンドル102の下端側が、ケーシング101の収納凹部111から前方側に自然に起こされる。そして、その起こされたハンドル102を回転操作することにより、ハンドル102を、扉に取り付けられたケーシング101に対して回転させることができ、この回転操作によって、回動軸104の後端に固定した板状の係止金具120を共に回転させる。これにより、配電盤収納ボックス等の本体部(図示せず)と係止金具120との係止を外すことができる。
移動部材161は、付勢手段162により常時下方に付勢されている。よって、押圧部材105の押圧操作を止めた際には、付勢手段162に形成される押圧部材移動面162bによって押圧部材105は前方に付勢され、元の位置に復帰するものである。
【0003】
しかしながら、押圧部材105は間接的に元の位置に復帰するものであるため、ハンドル102に対する摩擦や引っ掛かりのために、スムーズに動作しないことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、以上の実情に鑑み提案されたもので、押圧部材の移動をスムーズになすことができる扉開閉用ハンドル装置の提供を目的とする。
【0005】
本願発明は、ケーシング1の前面側に、ハンドル2を起伏自在かつ回動自在に取り付けた扉開閉用ハンドル装置において、下記の構成を備えたものを提供することによって、上記の課題を解決する。
【0006】
本願の請求項1に係る発明にあっては、このハンドル装置に、押圧部材5と、伏状態のハンドル2とケーシング1とを係脱自在に係止する係止機構6とが備えられ、
係止機構6が係止部材61を備え、係止部材61が押圧部材5の後方側に、移動可能に配位され、この移動に伴って、係止部材61が伏状態のハンドル2とケーシング1とを係脱自在に係止し、
係止部材61には、係止部材61を、ハンドル2とケーシング1とを係止させる方向に付勢する係止部材付勢手段62が備えられるものであり、
ハンドル2に配位される押圧部材5が、回動自在且つ前後方向に移動可能とされることにより、押圧操作に伴う押圧部材5の後方側への移動によって、係止部材61が移動して、ハンドル2とケーシング1との係止を解除するものであり、
押圧部材5には、押圧部材5を前方に付勢する付勢手段72が備えられるものであり、係止部材61は、上部側に、係止部材付勢手段62に接続するバネ接続片61aを備えているとともに、そのバネ接続片61aの下方側に、押圧部材5 に係合して係止部材61を移動させる錠移動面61bを備え、
係止部材61の下方側には、ケーシング1に係止する係止爪61cを備え、
この錠移動面61bと係止爪61cとの間の空間に前記の付勢手段72が配位され、
係止部材61には、押圧部材5に形成された押圧突起52に当接することにより押圧部材5の回動範囲を規制するために、回転当接面61dが形成され、
この回転当接面61dは、錠移動面61bに接するようにして形成されたものであり、この錠移動面61bは、下方にいくに従い漸次後方側になる傾斜面からなり、
押圧部材5を回転させていき、押圧部材5の押圧突起52が係止部材61の回転当接面61dに当接し、押圧部材5の回転が停止した後、押圧部材5を後方側に移動させることによって、押圧部材5の押圧突起52が係止部材61の錠移動面61bを押圧し、この押圧によって、係止部材61が係止部材付勢手段62の付勢力に抗して上方側に移動し、ハンドル2とケーシング1との間の係止状態が解除されるものであることを特徴とする扉開閉用ハンドル装置を提供する。
【0007】
本願請求項2の発明は、請求項1の発明において、押圧部材5が施錠・解錠機構を有するものであり、この押圧部材5が移動不能状態で施錠され、鍵片操作による押圧部材5の回動によって移動可能状態にされるとともに、押圧部材5を移動させることによってハンドル2とケーシング1との係止が解除されるものであることを特徴とする扉開閉用ハンドル装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図を基に本願発明の一実施形態を具体的に説明する。
図1は、本願発明の一実施形態の扉開閉用ハンドル装置の正面図であり、図2は、その背面図、図3は、図1のA−A断面図である。
尚、本説明における方向の表現については、図1に示されるように扉開閉用ハンドル装置を配位した場合の上方向を「上」、下方向を「下」、左方向を「左」、右方向を「右」、手前方向を「前」、奥方向を「後」と表すものとする。
【0009】
本願発明の扉開閉用ハンドル装置は、ケーシング1と、ハンドル2と、押圧部材5と、係止機構6とを備えている。ケーシング1の前面側には、ハンドル用収納凹部11が備えられている。このハンドル用収納凹部11は、ハンドル2の後部側を収納するためのもので、ケーシング1の前面における中央部を長円形状で後面側に突出させて前面側を開口させるようにして形成されている。又、このハンドル用収納凹部11の底面における上端側には、円形状の接続軸用嵌挿孔12が穿設されている。この接続軸用嵌挿孔12の後部側には、径内方向に延設された受け部12aが備えられており、この受け部12aによって接続軸用嵌挿孔12の後部側の径が小さくなっている。又、ケーシング1の上部と下部には、取付部13、13がそれぞれ備えられている。そして、このケーシング1は、ケーシング1におけるハンドル用収納凹部11の周部側の後面に防水パッキン14が装着された後、配電盤収納ボックス等の扉(図示せず)に穿設された孔に前方側からハンドル用収納凹部11が入れられるようにして扉の孔の周部に防水パッキン14が当接した状態で、取付部13、13に、固定金具13a及びボルト13b、13bが装着されることにより扉に固定される。
【0010】
ハンドル2は、ハンドル本体3と、ハンドル本体3とケーシング1とを接続する接続軸4とを備えており、ケーシング1に起伏自在かつ回動自在に取り付けられている。ハンドル本体3は、長尺状のものから構成され、上下左右の寸法は、ケーシング1のハンドル用収納凹部11に入り込み可能に形成されている。
【0011】
接続軸4の略前後中央には、嵌挿部41が備えられている。この嵌挿部41は、ケーシング1の接続軸用嵌挿孔12の断面形状に沿う形状に形成されており、ケーシング1の接続軸用嵌挿孔12に前方側から接続軸4の後端側が挿通された後、嵌挿部41が接続軸用嵌挿孔12の受け部12aに受けられるようになされている。又、この実施形態では、嵌挿部41には、Oリング41aが備えられており、このOリング41aによって、嵌挿した嵌挿部41とケーシング1の接続軸用嵌挿孔12の内壁との間を密閉して水等を遮断するようにしている。そして、この接続軸4は、ケーシング1に対して回動自在に取り付けられている。
【0012】
このようにしてケーシング1に取り付けられた接続軸4の前部側は、ハンドル本体3の上端側の後部に軸支されている。詳しくは、図4に示されるように、ハンドル本体3の上端側の左右両端には、軸挿通孔31a、31aを有する左右一対の軸支持片31、31がそれぞれ備えられている。一方、接続軸4の前部側には、左面から右面にかけて左右方向に穿設された軸挿通孔42、42が備えられている。そして、接続軸4の前部側が、軸支持片31、31の間に入れられるようにして、軸ピン43が、ハンドル本体3と接続軸4との各軸挿通孔31a、31a、42、42に通されることにより、接続軸4とハンドル本体3とが軸支されている。この軸支により、ハンドル本体3の下端側が、図3に示されるように、ケーシング1の長手方向の上下方向に沿ってケーシング1の下端の前方位置まで伸ばされているとともに、図11に示されるように、その前方位置から前上方側に、ハンドル本体3の上端が接続軸4に当接するまでの範囲を自在に回動する。
【0013】
又、この接続軸4とハンドル本体3との上記軸支部には、ハンドル本体3の下端側をケーシング1から前方側に起こすための起こし用バネ44が付設されている。この起こし用バネ44は、二つの足44b、44bとコイル部44aとを有する足付きコイルバネから構成されており、コイル部44aに軸ピン43が通されている。又、起こし用バネ44の一方の足44bが、接続軸4に設けられた係止用孔45に係止され、他方の足44bは、ハンドル本体3の後面に当接されることにより、ハンドル本体3を常時前方側に付勢している。
【0014】
接続軸4の後部側には、係止金具取付部47が備えられている。この係止金具取付部47は筒状を呈しており、外周が断面四角形状に形成され、内周にボルト螺合用ネジ47aが刻設されている。そして、この係止金具取付部47は、上述のようにして接続軸4がケーシング1の接続軸用嵌挿孔12に通されることによってケーシング1の後面側に出され、その状態で、板状の係止金具20に設けた取付孔を回動不能に嵌挿し、座金等を介在させて固定ボルト48をボルト螺合用ネジ47aに螺合して締め付けることにより、係止金具20を固定できるようになされている。又、このようにして接続軸4に固定された係止金具20は、ケーシング1に対する接続軸4の回動に伴って回動してケーシング1の後部に突設された角度規制用突起15に当接するようになされており、この係止金具20と角度規制用突起15との当接によって、ケーシング1に対するハンドル2の左右方向の回動範囲が規制されるようになされている。
【0015】
押圧部材5は、本実施形態においては、シリンダ錠を内蔵し、図5に示されるような略円柱状のものである。押圧部材5の外周における下方側には、板状のタンブラ51が外周から径外方向に出没可能に突設されている。このタンブラ51は、押圧部材5の前面に設けられた鍵片嵌挿孔53から鍵片(図示せず)を押圧部材5内に入れるに伴って、タンブラ51の外周先端が押圧部材5の略外周位置にまで押圧部材5内に沈み込み、鍵片を押圧部材5から抜くと押圧部材5内に設けたバネ(図示せず)の付勢力によって押圧部材5の外周に突出するようになされている。
又、押圧部材5の後端には、図5(C)(D)に示されるように、押圧突起52が形成されている。この押圧突起52は、押圧突起後面52aと押圧突起前面52bを有するものであり、押圧突起後面52aは後述するように、係止部材61の錠移動面61bを押圧することにより係止部材61を移動させるものであり、押圧突起前面52bは施錠時にハンドル本体3の錠収納部16の後面当接壁16cの後方に位置することにより、押圧部材5の錠収納部16に対する前方への抜け止め機能を果たすものである。
【0016】
そして、この押圧部材5は、ハンドル本体3の下部側に設けられた錠収納部16に回動自在かつ前後方向に移動自在に収納されている。このハンドル本体3の錠収納部16は、ハンドル本体3の前面から後方側に所定深さで形成されている。押圧部材5は、ハンドル本体3の錠収納部16に錠収納部16の前方側から収納され、タンブラ51が下方側に配位された状態で施錠状態になる。
詳しくは、錠収納部16は、図6に示されるように、ハンドル本体3の前面から後方側に所定深さで形成されており、この錠収納部16内には当接壁が備えられている。この当接壁は、前面当接壁16aと、凹部前面当接壁16bと、後面当接壁16cと、第1回動当接壁16d、16dと、第2回動当接壁16e、16eとを備えている。
前面当接壁16aは、錠収納部16内に前向きの平坦面に形成されており、凹部前面当接壁16bは、前面当接壁16aの中央部分に対して後方に凹むように設けられる凹部に形成される、前向きの平坦面である。又、後方当接壁16cは、前面当接壁16aに対向するようにして、後向きの平坦面に形成されている。第1回動当接壁16d、16dは、上記の凹部において、凹部前面当接壁16bに隣り合うようにしてタンブラ51を収納し得る間隔をおいて互いに対向する部分である。又、第2回動当接壁16e、16eは、前面当接壁16aと後面当接壁16cとに隣り合うようにして形成され、タンブラ51を収納し得る間隔をおいて互いに対向するように形成されている。
【0017】
押圧部材5は、錠収納部16の前方側から収納され、図7(A)に示されるように、タンブラ51が下方側に配位された状態で施錠状態になる。
この施錠状態では、タンブラ51が第1回動当接壁16d、16dの間に配位され、押圧部材5が錠収納部16内を後方側に移動しようとするとタンブラ51が凹部前面当接壁16bに当たって後方側への移動が阻止される。又、前方側については、この時、第2回動当接壁16e、16eの間に位置する押圧突起52の押圧突起前面52bが、図9に示されるように、その前方に挿入される留め金具71の上端部71aに当接することによって、移動が阻止される。これらにより、押圧部材5は錠収納部16から抜け止めがなされる。
タンブラ51が、上記のように第1回動当接壁16d、16dの間に配位されており、押圧部材5が錠収納部16内を右回転(図7上のX方向)しようとすると、タンブラ51が左側の第1回動当接壁16dに当たって右回転が阻止され、又、押圧部材5が錠収納部16内を左回転(図7上のY方向)しようとするとタンブラ51が右側の第1回動当接壁16dに当たって左回転が阻止される。従って、タンブラ51は、錠収納部16内において、施錠時における回転防止手段としての役目をする。
上記により押圧部材5は、施錠状態においては、錠収納部16内でタンブラ51により左右方向回動不能かつ前後方向移動不能の状態になっている。
【0018】
次に、上記図7(A)に示される状態から、鍵片(図示せず)を押圧部材5内に入れることにより、タンブラ51を押圧部材5内に収納させ、その後、押圧部材5を右回転(図7上のX方向)させることによって、図7(B)に示されるような解錠状態となる。尚、図7(B)は鍵片を押圧部材5から抜いた状態を示しており、タンブラ51は第2回動当接壁16e、16eの間に突出している。
この解錠状態における押圧部材5の前後方向の移動について、まず後方については、後述する係止部材61との当接により決まる範囲内において、移動自在となっている。又、前方については、押圧突起52の押圧突起前面52bが後面当接壁16cに当接するため、移動が阻止される。つまり、押圧部材5は錠収納部16内の所定範囲において前後方向に移動可能となっている。
又、鍵片が押圧部材5から抜かれている場合は、タンブラ51が、上記のように第2回動当接壁16e、16eの間に突出するように配位されているため、押圧部材5の回動が防止されている。
【0019】
尚、本実施形態では、押圧部材5はシリンダ錠を内蔵することにより、施錠及び解錠可能な構造となっているが、本願発明はこの構造に限られるものではなく、単なる押しボタンとして常時解錠状態で使用するものであっても良い。
この場合は、タンブラ51を省略し、鍵片嵌挿孔53を有しないカバーを押圧部材5に取り付けることによって、共通の部材を利用することができる。
【0020】
次に係止機構6について説明する。係止機構6は、伏状態のハンドル2とケーシング1とを係脱自在に係止するもので、係止部材61とコイルバネ62とを備えている。係止部材61は、図8に示されるように、ブロック状のものから構成されており、上部側に、コイルバネ62に接続するバネ接続片61aを備えているとともに、そのバネ接続片61aの下方側に、下方にいくに従い漸次後方側になる傾斜面からなる錠移動面61bを備えている。又、係止部材61の下方側には、係止爪61cとを備えている。
又、係止部材61には、押圧部材5の押圧突起52に当接することにより押圧部材5の回動範囲を規制するために、右回転当接面61dと左回転当接面61eとが形成されている。右回転当接面61dは係止部材61の右上部に左側を向いた面として錠移動面61bに接するようにして形成されるものであり、左回転当接面61eは係止部材61の左部に上側を向いた面として形成されるものである。
コイルバネ62は、係止部材61を付勢する付勢手段として設けられるもので、係止部材61を付勢することにより係止部材61の係止爪61cを、後述するケーシング1に設けた爪係止孔18に入り込ませる役目をする。
【0021】
上記の係止部材61とコイルバネ62とは、ハンドル本体3における錠収納部16の後方側に錠収納部16と連通するように形成された係止機構収納部17に収納されている。このハンドル本体3の係止機構収納部17は、図10に示されるように下端側に開口部17cを有する係止部材嵌挿部17bと、係止部材嵌挿部17bの上端側に形成されたバネ収納部17aとを備えており、そして、コイルバネ62がバネ収納部17aに収納されている。一方、係止部材61は、係止部材嵌挿部17bに上下移動可能に嵌挿されることにより、係止爪61cが係止部材嵌挿部17bの開口部17cから出没し得るようになされている。又、係止部材嵌挿部17bの開口部17cから突出した係止爪61cは、ケーシング1のハンドル用収納凹部11における下方側の内側壁に設けられた爪係止孔18に入り込むようになされている。又、係止部材61が係止部材嵌挿部17bに嵌挿されるに際して、バネ接続片61aがコイルバネ62の下部側に入れられることにより、係止部材61が、コイルバネ62によって常時下方側に付勢されており、この付勢によって係止爪61cがケーシング1の爪係止孔18に合致すると自然に入り込む。
【0022】
上記のものに加えて、錠収納部16には、留め金具71とコイルバネ72が設けられている。留め金具71は、図9に示されるようにハンドル本体3の錠収納部16の下部と側部を外部から取り巻くようにして配位される金具である。留め金具の上端部71aは、図7に示されるように、錠収納部16の第2回動当接壁16e、16eの間であり、凹部前面当接壁16bの位置に突出するように配位され、既に述べたように、押圧突起52の押圧突起前面52bが当接することによって、押圧部材5の錠収納部16に対する抜け止めの機能を果たす。又、下端部71bは、錠収納部16の後方底部から錠収納部16内に突出するように配位され、この下端部71bにコイルバネ72が嵌められている。又、コイルバネ72の前側は押圧部材5の後端に嵌め込まれている。これにより、押圧部材5及び留め金具71によってコイルバネ72の位置決めがなされるため、コイルバネ72の組み付けを楽にすることができる。
尚、本実施形態においては、コイルバネ62とコイルバネ72とは同一のものが利用されている。
【0023】
上記のようにしてハンドル本体3の係止機構収納部17に収納された係止部材61は、ハンドル本体3の錠収納部16に収納された押圧部材5の後方側に配位され、解錠状態においては、図10(D)に示されるように、押圧部材5の押圧突起52(押圧突起前面52a)と係止部材61の錠移動面61bにおける上部とが略当接した状態となっている。
【0024】
次に、この扉開閉用ハンドル装置の使用方法について説明する。
図3及び図10(A)(B)に示される施錠状態から、押圧部材5の鍵片嵌挿孔53(図5に図示)に鍵片を入れる。これにより、タンブラ51が押圧部材5の径内側に移動して押圧部材5内に沈み込み、錠収納部16の第1回動当接壁16dとタンブラ51とによる回転不能状態が解除され、押圧部材5が錠収納部16内で右回転(図7上でのX方向)可能となる。この状態で押圧部材5を右回転させていき、押圧部材5が略90°回転した時点で、押圧部材5の押圧突起52が係止部材61の右回転当接面61dに当接し、押圧部材5の回転が停止する。この時に鍵片を抜くと、図7(B)に示されるように、タンブラ51が錠収納部16の第2回動当接壁16e、16eの間に位置した状態で再び押圧部材5から突出する。つまりこれが図10(C)(D)に示される状態であり、この状態において、押圧部材5は後方側に移動可能となる。そして、この状態から押圧部材5を後方側に押圧操作することにより、図10(E)(F)に示すように押圧部材5を、後方側に移動させることができる。
尚、この押圧部材5の後方側への押圧操作は、鍵片を入れたままでも、或いは鍵片を抜いた状態でも行うことができる。
【0025】
この押圧部材5の後方側への移動に伴い、押圧部材5の後部に形成された押圧突起52の押圧突起後面52aが係止部材61の錠移動面61bを押圧し、この押圧によって、図10(F)に示されるように係止部材61がコイルバネ62の付勢力に抗して上方側に移動し、ケーシング1の爪係止孔18に入り込んでいた係止爪61cが爪係止孔18から抜け出る。これにより、ハンドル2とケーシング1との間の係止状態が解除される。そして図11に示されるように、ハンドル2の下端側が起こし用バネ44の付勢力によって前方側に回転し、ケーシング1から起こされる。
【0026】
その後、ケーシング1から起きたハンドル2を把持して回転操作する。これにより、配電盤収納ボックス等の本体部に係止されていた係止金具20を外すことができ、配電盤収納ボックス等の扉を開けることができる。
【0027】
一方、施錠する場合は、上記とは反対にハンドル2をケーシング1の前方位置まで戻す。その際、係止金具20がケーシング1の角度規制用突起15に当たるまで戻せば良く、これにより、ハンドル2をケーシング1の長手方向に沿わせた元の状態にできる。その状態でハンドル2の下端側を、起こし用バネ44の付勢力に抗して後方側に押圧し、ハンドル2をハンドル用収納凹部11内に納める。この時、係止部材61はコイルバネ62に付勢されていることにより、爪係止孔18内に突出し、ハンドル2がハンドル用収納凹部11内に保持される。そして、押圧部材5に鍵片を入れることにより、押圧部材5のタンブラ51が押圧部材5内に沈み込み、タンブラ51による解錠時の回転不能状態が解除され、押圧部材5を左回転(図7上でのY方向)させることができる。
【0028】
そして、押圧部材5の左回転操作により、押圧部材5が略90°回転すると、押圧部材5の押圧突起52が係止部材61の左回転当接面61eに当接し、押圧部材5の回転が停止する。そして、この状態で鍵片を抜くと、タンブラ51が押圧部材5の外周側に突出して第1回動当接壁16d、16d間に入り込んで回動及び移動不能状態になり、図3及び図10(A)(B)に示されるような施錠状態にできる。
【0029】
従来の扉開閉用ハンドル装置においては、解錠時に押圧部材5を後方に押し込んだ際に前方へ復帰するための移動は、コイルバネ62によって付勢された係止部材61の錠移動面61bに押圧されることによって間接的になされるものであった。そのため、摩擦や引っ掛かりが発生してスムーズに移動しないことがあった。
これに対して、本願発明に係る扉開閉用ハンドル装置においては、錠収納部16にコイルバネ72が設けられており、押圧部材を直接前方へと付勢するものであるため、従来のような問題が起こらず、スムーズに移動させることができる。
【0030】
ここで、上記の回転もしくは回動とは、広く解錠操作による動きを意味し、移動不能状態とは、係止解除用の動きを不能とする状態を意味するものとして広く実施し得る。
又、本実施形態では、押圧部材5は、上記のシリンダー錠から構成するものに限らず、種々の錠を使用できる。例えば、施錠・解錠機能を有しない押圧部材5を用いることもでき、この場合は上記に説明した解錠状態に常時おかれるものであって、押圧部材5を後方に押し込むことにより、係止部材61を爪係止孔18から抜くことができ、ハンドル2をハンドル用収納凹部11内に納めることによって、元の状態に戻すことができる。
又、押圧部材5は、ハンドル2の錠収納部16に、回動自在かつ前後方向移動自在に配位させる形態のものに限らず、回転自在かつ上下方向又は左右方向に移動自在に配位させるようにして、鍵片による回動操作後の上下方向又は左右方向への移動による動きによってケーシング1とハンドル2との係止を解除するようにしても良い。更に、本実施形態では、押圧部材5を、施錠状態から鍵片により回動させた後に移動させるようにしているが、例えば鍵片により回動させながら、同時に後方側に移動させるようにしても良く、適宜変更できる。
【0031】
又、本実施形態では、押圧部材5の一部分である押圧突起52を直接係止部材61に当接させることにより係止部材61を移動させているが、例えば押圧部材5と係止部材61との間に他の部材を介在させ、押圧部材5の後方側への移動に際して他の部材を介して間接的に係止部材61を移動させるようにしても良く、適宜変更し得る。
【0032】
又、本実施形態では、ハンドル2に固定する係止金具20を介して配電盤収納ボックス等の本体部と扉とを直接係止させる場合を例示したが、係止金具20を介して間接的に係止させることもでき、適宜変更できる。又、本実施形態では、ハンドル2をケーシング1に起伏自在かつ回動自在に取り付けたものにしているが、ハンドルをケーシングに起伏自在で回動不能に取付けたものにしても良く、適宜変更し得る。
【0033】
【発明の効果】
以上、本願発明に係る扉開閉用ハンドル装置においては、押圧部材に直接付勢手段が設けられているため、従来のように付勢された係止部材等の他部材によって押圧部材が押圧されるものに比べて、摩擦や引っ掛かりの発生等の問題が起こらず、スムーズに押圧部材を移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態の扉開閉用ハンドル装置の正面図である。
【図2】同背面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B拡大断面図である。
【図5】押圧部材の説明図に係り、(A)は正面図、(B)は側面図、(C) は背面図、(D)は底面図である。
【図6】ハンドル本体の錠収納部の説明図に係り、(A)は正面図、(B)は(A)のC−C断面図である。
【図7】(A)はハンドル本体の錠収納部と押圧部材との施錠時における位置関係を示す説明図、(B)はハンドル本体の錠収納部と押圧部材との解錠時における位置関係を示す説明図である。
【図8】係止部材の説明図に係り、(A)は側面図、(B)は正面図である。
【図9】図1のD−D拡大断面図である。
【図10】(A)は(B)のE−E断面における押圧部材と係止部材との位置関係を示す説明図であり、(B)は施錠時の図1のA−A断面(要部)における同説明図である。(C)は(D)のF−F断面における押圧部材と係止部材との位置関係を示す説明図であり、(D)は解錠時の図1のA−A断面(要部)における同説明図である。(E)は(F)のG−G断面における押圧部材と係止部材との位置関係を示す説明図であり、(F)は解錠時であり、押圧部材を後方に押し込んだ際の、図1のA−A断面(要部)における同説明図である。
【図11】図1のA−A断面における、ハンドルがケーシングから起きた状態を示す説明図である。
【図12】従来の扉開閉用ハンドル装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 ハンドル
5 押圧部材
6 係止機構
61 係止部材
62 係止部材付勢手段、コイルバネ
72 付勢手段、コイルバネ

Claims (2)

  1. ケーシング(1)の前面側に、ハンドル(2)を起伏自在かつ回動自在に取り付けた扉開閉用ハンドル装置において、
    このハンドル装置に、押圧部材(5)と、伏状態のハンドル(2)とケーシング(1)とを係脱自在に係止する係止機構(6)とが備えられ、
    係止機構(6)が係止部材(61)を備え、係止部材(61)が押圧部材(5)の後方側に、移動可能に配位され、この移動に伴って、係止部材(61)が伏状態のハンドル(2)とケーシング(1)とを係脱自在に係止し、
    係止部材(61)には、係止部材(61)を、ハンドル(2)とケーシング(1)とを係止させる方向に付勢する係止部材付勢手段(62)が備えられるものであり、
    ハンドル(2)に配位される押圧部材(5)が、回動自在且つ前後方向に移動可能とされることにより、押圧操作に伴う押圧部材(5)の後方側への移動によって、係止部材(61)が移動して、ハンドル(2)とケーシング(1)との係止を解除するものであり、
    押圧部材(5)には、押圧部材(5)を前方に付勢する付勢手段(72)が備えられるものであり、係止部材(61)は、上部側に、係止部材付勢手段(62)に接続するバネ接続片(61a)を備えているとともに、そのバネ接続片(61a)の下方側に、押圧部材(5)に係合して係止部材(61)を移動させる錠移動面(61b)を備え、
    係止部材(61)の下方側には、ケーシング(1)に係止する係止爪(61c)を備え、
    この錠移動面(61b)と係止爪(61c)との間の空間に前記の付勢手段(72)が配位されたものであり、
    係止部材 (61) には、押圧部材 (5) に形成された押圧突起 (52) に当接することにより押圧部材 (5) の回動範囲を規制するために、回転当接面(61d)が形成され、
    この回転当接面(61d)は、錠移動面(61b)に接するようにして形成されたものであり、この錠移動面(61b)は、下方にいくに従い漸次後方側になる傾斜面からなり、
    押圧部材 (5) を回転させていき、押圧部材 (5) の押圧突起 (52) が係止部材 (61) の回転当接面(61d)に当接し、押圧部材 (5) の回転が停止した後、押圧部材 (5) を後方側に移動させることによって、押圧部材 (5) の押圧突起 (52) が係止部材 (61) の錠移動面(61b)を押圧し、この押圧によって、係止部材 (61) が係止部材付勢手段 (62) の付勢力に抗して上方側に移動し、ハンドル (2) とケーシング (1) との間の係止状態が解除されるものであることを特徴とする扉開閉用ハンドル装置。
  2. 上記の押圧部材(5)は、施錠・解錠機構を有するものであり、
    この押圧部材(5)が移動不能状態で施錠され、鍵片操作による押圧部材(5)の回動によって移動可能状態にされるとともに、押圧部材(5)を移動させることによってハンドル(2)とケーシング(1)との係止が解除されるものであることを特徴とする請求項1記載の扉開閉用ハンドル装置。
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