JP3923297B2 - 情報処理装置およびカード型情報処理デバイス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置およびカード型情報処理デバイスに関し、特に、所定の情報に応じて変調された搬送波を受信し、情報と電力とを抽出して所定の処理を実行する情報処理装置およびカード型情報処理デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、非接触インターフェースを有するカード型情報処理デバイスが登場し、例えば、クレジットカードや定期券等への個人目的での使用のみならず、ファクトリーオートメーションや物品管理等におけるタグのような産業目的での使用も期待されている。
【0003】
ところで、最近では、高度な処理を実行するために、高い処理能力を有するデバイス(例えば、MPU)が使用されることが多いため、カード型情報処理デバイスの消費電力が増加する傾向にある。
【0004】
そこで、比較的低い電源電圧でも動作可能なディジタル回路と、ダイナミックレンジとの関係から高い電源電圧が要求されるアナログ回路とを別電源とすることにより、カード型情報処理デバイス全体の消費電力を削減する方法が提案されている。
【0005】
図11は、このような従来のカード型情報処理デバイスの構成例を示す図である。この図に示すように、従来のカード型情報処理デバイスは、アンテナ10、ダイオード11−1〜11−4、電源発生回路13、復調回路14、CLK(Clock)回路15、RST(Reset)回路16、変調回路17、MPU(Micro Processor Unit)18、および、不揮発性メモリ19によって構成されている。
【0006】
ここで、アンテナ10は、図示せぬリーダライタとの間で電波を送受信する。ダイオード11−1〜11−4は、ブリッジ回路を構成しており、アンテナ10によって受信された電波を全波整流し、搬送波に重畳されている信号を抽出するとともに、直流電力を抽出する。
【0007】
電源発生回路13は、ダイオード11−1,11−2から供給される直流信号から、アナログ回路へ供給する電源#1と、ディジタル回路に供給する電源#2とを生成し、電源#1については復調回路14、CLK回路15、RST回路16、および、変調回路17に供給し、また、電源#2についてはMPU18および不揮発性メモリ19に供給する。
【0008】
図12は、電源発生回路13の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、電源発生回路13は、レギュレート回路20、コンデンサ21、レベルコンバータ回路22、および、コンデンサ23によって構成されている。
【0009】
ここで、レギュレート回路20は、ダイオード11−1,11−2から供給される直流電圧を電源#1になるように調整し、出力する。コンデンサ21は、レギュレート回路20から出力される直流電圧に含まれているリプル成分を除去するとともに、レギュレート回路20の出力インピーダンスを減少させる。
【0010】
レベルコンバート回路22は、レギュレート回路20から出力された電源#1の電圧を電源#2の電圧まで降圧し、出力する。コンデンサ23は、レベルコンバータ回路22から出力される直流電圧に含まれているリプル成分を除去するとともに、レベルコンバータ回路22の出力インピーダンスを減少させる。
【0011】
図11に戻って、復調回路14は、ダイオード11−1,11−2から供給される信号に含まれているデータを復調し、MPU18に供給する。
CLK回路15は、ダイオード11−1,11−2から供給される信号に含まれているクロック信号を抽出し、MPU18に供給する。
【0012】
RST回路16は、ダイオード11−1,11−2から供給される信号からリセット信号を生成してMPU18に供給する。
変調回路17は、MPU18から供給されたデータにより搬送波を変調する。
【0013】
MPU18は、不揮発性メモリ19に記憶されているプログラムおよび復調回路14から供給されたデータに従って種々の演算処理を実行し、得られた結果を不揮発性メモリ19に格納または変調回路17に供給する。
【0014】
不揮発性メモリ19は、電源が切断された後も書き込まれたデータを保持することができるタイプのメモリであり、MPU18が実行するプログラムやデータ等を格納している。
【0015】
以上に示したように、復調回路14、CLK回路15、RST回路16、および、変調回路17には電源#1を供給し、また、MPU18および不揮発性メモリ19には電源#1よりも電圧が低い電源#2を供給するようにしたので、MPU18および不揮発性メモリ19による電源の消費を抑制することで、装置全体の電力を削減することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年では、MPU18の電源電圧が低下する傾向にあり、例えば、1.8V程度でも動作可能なデバイスが出現しつつある。一方、不揮発性メモリ19については、書き込み時および読み出し時において、ある程度のエネルギを必要とすることから、電源電圧は3V程度は必要である。
【0017】
従って、従来の方法では、不揮発性メモリ19がネックとなって、電源#2の電圧をある程度以下には下げることができないため、消費電力の更なる低減が困難であるという問題点があった。
【0018】
また、不揮発性メモリ19は、電源電圧および制御信号が安定した後に動作させないと、誤動作を引き起こす場合がある。図11に示す従来の回路では、MPU18と不揮発性メモリ19に同時に電源が投入されるので、誤動作を生じる場合があるという問題点もあった。
【0019】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、消費電力を削減するとともに、誤動作が少ない情報処理装置およびカード型情報処理デバイスを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、所定の情報に応じて変調された搬送波を受信し、前記情報を抽出して所定の処理を実行する情報処理装置において、前記搬送波を受信して電気信号に変換する受信回路と、前記受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する第1の電源回路と、前記第1の電源電圧を降圧して前記第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する第2の電源回路と、前記第2の電源電圧を降圧して前記第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する第3の電源回路と、を有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0021】
ここで、受信回路は、搬送波を受信して電気信号に変換する。第1の電源回路は、受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する。第2の電源回路は、第1の電源電圧を降圧して第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する。第3の電源回路は、第2の電源電圧を降圧して第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する。
【0022】
また、所定の情報に応じて変調された搬送波を受信し、前記情報を抽出して所定の処理を実行するカード型情報処理デバイスにおいて、前記搬送波を受信して電気信号に変換する受信回路と、前記受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する第1の電源回路と、前記第1の電源電圧を降圧して前記第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する第2の電源回路と、前記第2の電源電圧を降圧して前記第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する第3の電源回路と、を有することを特徴とするカード型情報処理デバイスが提供される。
【0023】
ここで、受信回路は、搬送波を受信して電気信号に変換する。第1の電源回路は、受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する。第2の電源回路は、第1の電源電圧を降圧して第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する。第3の電源回路は、第2の電源電圧を降圧して第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明の情報処理装置は、アンテナ30、受信回路31、第1の電源回路32、アナログ回路33、第2の電源回路34、メモリ35、第3の電源回路36、および、ディジタル回路37によって構成されている。
【0025】
アンテナ30は、送信側から伝送されてきた搬送波を捕捉する。
受信回路31は、アンテナ30によって捕捉された搬送波を受信して電気信号に変換する。
【0026】
第1の電源回路32は、受信回路31から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路33に供給する。
第2の電源回路34は、第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリ35に供給する。
【0027】
第3の電源回路36は、第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、ディジタル回路37に供給する。
アナログ回路33は、例えば、変調回路、復調回路等によって構成されている。
【0028】
メモリ35は、不揮発性メモリによって構成され、ディジタル回路37およびアナログ回路33から供給されたデータを格納するとともに、格納されているデータを必要に応じてアナログ回路33およびディジタル回路37に供給する。
【0029】
ディジタル回路37は、例えば、MPUによって構成され、メモリ35に格納されているプログラムに従って種々の演算処理を実行する。
次に、以上の原理図の動作を説明する。
【0030】
図示せぬ送信側から伝送されてきた搬送波は、アンテナ30によって捕捉され、受信回路31に供給される。
受信回路31は、アンテナ30によって捕捉された搬送波を電気信号に変換し、更に、直流信号に変換した後、第1の電源回路32に供給する。
【0031】
第1の電源回路32は、受信回路31から供給された電気信号から第1の電源電圧を発生し、アナログ回路33に供給する。
第2の電源回路34は、第1の電源回路32から出力された第1の電源電圧を降圧して第2の電源電圧を生成し、メモリ35に供給する。
【0032】
第3の電源回路36は、第2の電源回路34から出力された第2の電源電圧を降圧して第3の電源電圧を生成し、ディジタル回路37に供給する。
従って、広いダイナミックレンジを確保するために高い電圧を要求されるアナログ回路33には、第1の電源電圧が供給され、また、アナログ回路33およびメモリ35よりも低い電圧で動作可能なディジタル回路37には第3の電源電圧が供給され、また、アナログ回路33よりは低電圧であるが、ディジタル回路37よりは高電圧で動作するメモリ35には第2の電源電圧が供給される。その結果、常に動作しているディジタル回路37の電源電圧を更に低下させることにより、装置全体としての消費電力を低減することが可能になる。
【0033】
また、電源回路は一般的にシリーズレギュレータによって構成されるが、シリーズレギュレータは、負荷電流がある程度流れていないと、立ち上がり特性が鈍くなることが知られている。ところで、メモリ35は、間欠的にしか動作しないので、メモリ35へ供給される電力も間欠的になってしまう。その結果、メモリ35が動作を開始した場合に、第2の電源が急に立ち上がることにより、電源電圧が一時的に不安定になる場合がある。しかし、第2の電源回路34の出力は、第3の電源回路36にも供給されており、この負荷であるディジタル回路37は常に動作しているので、第2の電源回路34からは常に負荷電流が流出している状態であるので、メモリ35が急に動作を開始した場合であっても、動作が不安定になることを防止することができる。
【0034】
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明のカード型情報処理デバイスは、アンテナ10、ダイオード11−1〜11−4、電源発生回路50、復調回路14、CLK回路15、RST回路16、変調回路17、MPU18、および、不揮発性メモリ19によって構成されている。
【0035】
ここで、アンテナ10は、図示せぬリーダライタとの間で、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)によって変調された搬送波としての電波を送受信する。
【0036】
ダイオード11−1〜11−4は、ブリッジ回路を構成しており、アンテナ10によって捕捉された電波を全波整流し、搬送波に重畳されている信号を抽出するとともに、直流電力を抽出する。
【0037】
電源発生回路50は、ダイオード11−1,11−2から供給される直流信号から、電源#1〜電源#3を生成し、電源#1は、復調回路14、CLK回路15、RST回路16、および、変調回路17に供給し、電源#2は、不揮発性メモリ19に供給し、電源#3は、MPU18にそれぞれ供給する。
【0038】
図3は、電源発生回路50の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、電源発生回路50は、レギュレート回路60、コンデンサ61、レベルコンバータ回路62、コンデンサ63、レベルコンバータ回路64、および、コンデンサ65によって構成されている。
【0039】
ここで、レギュレート回路60は、ダイオード11−1,11−2から供給される直流電圧を電源#1の電圧になるように調整し、出力する。コンデンサ61は、レギュレート回路60から出力される直流電圧に含まれているリプル成分を除去するとともに、レギュレート回路60の出力インピーダンスを減少させる。
【0040】
レベルコンバータ回路62は、レギュレート回路60から出力された電源#1の電圧を電源#2の電圧まで降圧し、出力する。コンデンサ63は、レベルコンバータ回路62から出力される直流電圧に含まれているリプル成分を除去するとともに、レベルコンバータ回路62の出力インピーダンスを減少させる。
【0041】
レベルコンバータ回路64は、レベルコンバータ回路62から出力された電源#2の電圧を電源#3の電圧まで降圧し、出力する。コンデンサ65は、レベルコンバータ回路64から出力される直流電圧に含まれているリプル成分を除去するとともに、レベルコンバータ回路64の出力インピーダンスを減少させる。
【0042】
図4は、レギュレート回路60の構成例を示す図である。この図に示すように、レギュレート回路60は、抵抗71,72,74、コンパレータ73、および、NチャネルMOS−FET75によって構成されている。
【0043】
ここで、抵抗71,72は、入力電圧を分圧し、コンパレータ73の非反転入力端子に供給する。
コンパレータ73は、抵抗72および抵抗71によって分圧された入力電圧と、基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果をNチャネルMOS−FET75のゲートに供給する。
【0044】
抵抗74は保護抵抗であり、NチャネルMOS−FET75に対して過大な電流が流れることを防止する。
NチャネルMOS−FET75は、コンパレータ73の制御に応じて、その抵抗を変化させ、出力電圧が一定になるように制御する。
【0045】
即ち、これらの回路は、シャント型レギュレータを構成しており、出力電圧が一定になるように制御する。
図5は、レベルコンバータ回路62,64の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、レベルコンバータ回路62,64は、コンパレータ80、スイッチング回路81、および、抵抗82,83によって構成されている。
【0046】
抵抗82,83は出力電圧を分圧してコンパレータ80の非反転入力端子に供給する。
コンパレータ80は、抵抗82,83によって分圧された出力電圧と、基準電圧とを比較し、比較結果に応じてスイッチング回路81を制御する。
【0047】
スイッチング回路81は、図6に示すように、PチャネルMOS−FET90によって構成され、ゲートに供給されるコンパレータ80の出力に応じて、入力側から出力側に流れる電流を制御する。
【0048】
即ち、これらの回路は、シリーズレギュレータを構成しており、基準電圧Vrefに応じた所定の電圧が出力する。
図2に戻って、復調回路14は、ダイオード11−1,11−2から供給される信号に含まれているデータを復調し、MPU18に供給する。
【0049】
CLK回路15は、ダイオード11−1,11−2から供給される信号に含まれているクロック信号を抽出し、MPU18に供給する。
RST回路16は、ダイオード11−1,11−2から供給される信号からリセット信号を生成してMPU18に供給する。
【0050】
変調回路17は、MPU18から供給されたデータにより搬送波を変調する。MPU18は、不揮発性メモリ19に記憶されているプログラムおよび復調回路14から供給されたデータ等に従って種々の演算処理を実行し、得られた結果を不揮発性メモリ19に格納するとともに、変調回路17に供給する。
【0051】
不揮発性メモリ19は、電源が切断された後も書き込まれたデータを保持することができるタイプのメモリであり、MPU18が実行するプログラムやデータ等を格納している。
【0052】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
カード型情報処理デバイスが図示せぬリーダライタに接近すると、アンテナ10は、図示せぬリーダライタが送信した電波を捕捉する。この電波は、前述のように所定の周波数を有する搬送波がASKによって変調され、伝送しようとするデータおよびクロック信号が重畳されており、アンテナ10にはこの電波に対応する電気信号が発生する。
【0053】
ダイオード11−1〜11−4は、ブリッジ回路を構成しており、アンテナ10の両端に発生した電気信号を全波整流し、直流信号に変換して出力する。
電源発生回路50のレギュレート回路60は、ダイオード11−1,11−2の出力電圧を所定の電圧になるように調整し、電源#1として出力する。レギュレート回路60から出力された電源#1は、コンデンサ61に蓄えられた後、アナログ回路に供給される。
【0054】
レベルコンバータ回路62は、レギュレート回路60から電源#1が出力されると、これを所定の電圧まで降圧し、電源#2として出力する。レベルコンバータ回路62から出力された電源#2は、コンデンサ63に蓄えられた後、不揮発性メモリ19に供給される。
【0055】
レベルコンバータ回路64は、レベルコンバータ回路62から電源#2が出力されると、これを所定の電圧まで降圧し、電源#3として出力する。レベルコンバータ回路64から出力された電源#3は、コンデンサ65に蓄えられた後、MPU18に供給される。
【0056】
レギュレート回路60から電源#1が出力されると、この電源#1は、アナログ回路である復調回路14、CLK回路15、RST回路16、および、変調回路17に供給される。
【0057】
その結果、CLK回路15が、ブリッジ11,12から出力された電気信号からクロック信号を生成し、MPU18に供給する。続いて、RST回路16がリセット信号を供給してMPU18をリセットし、動作可能の状態にする。このとき、MPU18には電源#3が供給されているので、MPU18が動作を開始する。
【0058】
MPU18が動作を開始すると、不揮発性メモリ19に対してアクセスして、そこに記憶されているプログラムを読み出して実行する。その結果、復調回路14を介してリーダライタから送信されたデータを受信したり、変調回路17を介してデータをリーダライタに送信することが可能になる。
【0059】
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態では、不揮発性メモリ19用にレベルコンバータ回路62を新たに設け、不揮発性メモリ19の動作に最適な電源#2を生成して供給するようにしたので、常に動作状態にあるMPU18に供給する電源#3の電圧を電源#2とは独立に低く設定することにより、従来よりも消費電力を低減することができる。
【0060】
また、不揮発性メモリ19に対しては、MPU18とは独立に設定された、最適な電源#2を供給するようにしたので、読み出しおよび書き込み時における誤動作を防止することができる。
【0061】
また、レベルコンバータ回路62を構成するPチャネルMOS−FET90(図6参照)は、遮断状態から導通状態に変化する場合の動作速度が遅いことが知られているが、レベルコンバータ回路62の負荷として、常に電力が消費されるMPU18を駆動するレベルコンバータ回路64が接続されているので、PチャネルMOS−FET90は常に導通状態となるため、前述のような不具合を回避することが可能になる。
【0062】
更に、本実施の形態では、複数のレベルコンバータ回路を設けるようにしたので、回路同士の電源を介した干渉が発生することを防止し、誤動作の発生を抑制することが可能になる。
【0063】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。なお、この図において、図2と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。
【0064】
図7に示す実施の形態においては、図2の場合と比較して、電源発生回路50が電源発生回路55に置換されている。また、CLK回路15およびRST回路16に対して電源#0が供給される構成となっている。なお、その他の構成は図2の場合と同様である。
【0065】
図8は、図7に示す電源発生回路55の詳細な構成例を示す図である。なお、この図において、図3と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。
【0066】
図8に示す構成例では、図3の場合と比較して、スイッチング回路110〜112がレギュレート回路60、レベルコンバータ回路62、および、レベルコンバータ回路64の出力にそれぞれ付加されている。また、スイッチング回路110〜112を制御するための電源制御部113が新たに付加されている。
【0067】
ここで、スイッチング回路110は、図6に示す構成を有しており、電源制御部113の制御に応じて、レギュレート回路60から出力される電源電圧をONまたはOFFし、復調回路14および変調回路17への電源の供給を断続する。
【0068】
スイッチング回路111も、図6に示す構成を有しており、電源制御部113の制御に応じて、レベルコンバータ回路62から出力される電源電圧をONまたはOFFし、不揮発性メモリ19への電源の供給を断続する。
【0069】
スイッチング回路112も、図6に示す構成を有しており、電源制御部113の制御に応じて、レベルコンバータ回路64から出力される電源電圧をONまたはOFFし、MPU18への電源の供給を断続する。
【0070】
電源制御部113は、タイマ等によって構成され、ダイオード11−1,11−2から電源の供給が開始されるとタイマのカウント動作を開始し、所定のカウント値になった場合には、スイッチング回路110,112を随時ONの状態にする。また、MPU18から不揮発性メモリ19へのアクセス要求がなされた場合には、スイッチング回路111をONの状態にし、アクセスが終了した場合にはOFFの状態にする。
【0071】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
カード型情報処理デバイスが図示せぬリーダライタに接近すると、アンテナ10は、リーダライタから送信した電波を捕捉する。この電波は、前述のように所定の周波数を有する搬送波がASKによって変調され、伝送しようとするデータおよびクロック信号が重畳されており、アンテナ10にはこの電波に対応する電気信号が発生する。
【0072】
ダイオード11−1〜11−4は、ブリッジ回路を構成しており、アンテナ10の両端に発生した電気信号を全波整流し、直流信号に変換して出力する。
電源発生回路55のレギュレート回路60は、ダイオード11−1,11−2の出力電圧を所定の電源電圧になるように調整し、電源#0として出力する。
【0073】
図9は、図8に示す各ノードの電圧および電源#0〜#3の時間的な変化を示す図である。この図の(A)に示すように、レギュレート回路60の出力であるノード#1の電圧が時刻t1において立ち上がると、ノード#1から供給される電源#0(図9(D)参照)も時刻t1に立ち上がる。
【0074】
電源#0は、CLK回路15およびRST回路16に供給されているので、CLK回路15は、クロック信号を発生してMPU18に供給し、また、RST回路16は電源#0が供給されてから所定の時間が経過した場合にはMPU18にリセット信号を供給してリセットする。
【0075】
レベルコンバータ回路62は、レギュレート回路60から電圧が出力されると、これを所定の電圧まで降圧して出力する。その結果、ノード#2の電圧は、図9(B)に示すように時刻t2において立ち上がる。
【0076】
レベルコンバータ回路64は、レベルコンバータ回路62から電圧が出力されると、これを所定の電圧まで降圧して出力する。その結果、ノード#3の電圧は、図9(C)に示すように時刻t3において立ち上がる。
【0077】
次に、電源制御部113は、時刻t4においてスイッチング回路110をONの状態にする。すると、図9(E)に示すように、電源#1が立ち上がり、復調回路14および変調回路17への電力の供給が開始され、これらが動作を開始する。
【0078】
続いて、電源制御部113は、時刻t5においてスイッチング回路112をONの状態にする。すると、図9(G)に示すように、電源#3が立ち上がり、MPU18への電力の供給が開始され、MPU18は動作を開始する。
【0079】
以上に示す一連の動作により、先ず、CLK回路15およびRST回路16に電源#0が時刻t1において供給され、次に、復調回路14および変調回路17に電源#1が時刻t4において供給され、続いて、MPU18に電源#3が時刻t5において供給される。その結果、MPU18は、図示せぬリーダライタから送信されてきたデータを復調回路14を介して受信するとともに、変調回路17を介してデータを図示せぬリーダライタに対して送信することが可能になる。
【0080】
このような状態において、MPU18が不揮発性メモリ19にアクセスする必要が生じた場合には、電源制御部113はこれを検知し、スイッチング回路111をONの状態にする(図9(F)の時刻t6参照)。その結果、不揮発性メモリ19に電源#2が供給されるので、不揮発性メモリ19が動作を開始し、MPU18は、不揮発性メモリ19に対してデータを書き込むとともに、所定のアドレスに格納されているデータを読み出すことが可能になる。
【0081】
そして、MPU18のアクセスが終了すると、電源制御部113は、スイッチング回路111をOFFの状態にするので、不揮発性メモリ19への電源#2の供給が停止される。
【0082】
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、スイッチング回路110〜112を設け、電源#1〜#3を供給するタイミングを制御するようにしたので、例えば、MPU18からの制御信号が安定しない場合に電源#2が供給されて不揮発性メモリ19が誤動作することを防止できる。
【0083】
また、不揮発性メモリ19のように、間欠的に動作するデバイスに対しては、必要な場合にのみ電源を供給するようにしたので、装置全体としての消費電力を低減することが可能になる。
【0084】
更に、電源供給するタイミングとしては、例えば、消費電力の大きい回路や設定が必要な回路に対して優先的に電源を供給することにより、電源を介して回路同士が相互干渉することを防止することができる。
【0085】
なお、以上の実施の形態では、不揮発性メモリ19についてのみ電源の供給を停止するようにしたが、これ以外の部分であっても間欠的に動作している部分については、電源の供給を停止することが可能である。
【0086】
最後に、図10を参照して、図7に示す実施の形態において実行される処理の流れについて説明する。このフローチャートは、図7に示す実施の形態がリーダライタに接近した場合に実行される。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0087】
ステップS10:
レギュレート回路60は、CLK回路15およびRST回路16への電源#0の供給を開始する。即ち、レギュレート回路60は、ダイオード11−1,11−2から出力された直流電圧を所定の電源電圧になるように調整し、電源#0としてCLK回路15およびRST回路16に供給する。
【0088】
ステップS11:
電源制御部113は、復調回路14および変調回路17への電源#1の供給を開始する。即ち、電源制御部113が、スイッチング回路110をONの状態にすると、電源#1が復調回路14および変調回路17に供給される。
【0089】
ステップS12:
電源制御部113は、MPU18への電源#3の供給を開始する。即ち、電源制御部113が、スイッチング回路112をONの状態にすると、電源#3がMPU18に供給される。
【0090】
ステップS13:
MPU18は、復調回路14の出力を参照し、リーダライタからデータを受信したか否かを判定し、受信した場合にはステップS14に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
【0091】
ステップS14:
電源制御部113は、MPU18がコマンドを実行する必要が生じたか否かを判定し、実行する必要が生じた場合にはステップS15に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
【0092】
ステップS15:
電源制御部113は、不揮発性メモリ19への電源#2の供給を開始する。即ち、電源制御部113は、スイッチング回路111をONの状態にすることにより、不揮発性メモリ19への電源#2の供給を開始する。
【0093】
ステップS16:
電源制御部113は、MPU18の不揮発性メモリ19へのアクセスが完了したか否かを判定し、アクセスが完了した場合にはステップS17に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
【0094】
ステップS17:
電源制御部113は、不揮発性メモリ19への電源#2の供給を停止する。即ち、電源制御部113は、スイッチング回路111をOFFの状態にすることにより、不揮発性メモリ19への電源#2の供給を停止する。
【0095】
ステップS18:
MPU18は、処理を終了するか否かを判定し、処理を終了しない場合にはステップS13に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合には処理を終了する。
【0096】
以上のフローチャートに基づく処理により、図7に示す第2の実施の形態の動作を実現することができる。
なお、以上に示す実施の形態の回路構成はほんの一例であり、本発明がこのような回路構成のみに限定されるものではないことはいうまでもない。
【0097】
また、以上の実施の形態では、レベルコンバータ回路62は、レギュレート回路60の出力を入力するようにしたが、ダイオード11−1,11−2の出力を直接入力することも可能である。
【0098】
同様に、レベルコンバータ回路64は、レベルコンバータ回路62の出力を入力するようにしたが、ダイオード11−1,11−2またはレギュレート回路60の出力を入力することも可能である。
【0099】
また、以上の実施の形態では、電波によって情報および電力を授受するようにしたが、これ以外の伝送媒体、例えば、赤外線等を用いることも可能であることはいうまでもない。
【0100】
また、以上の実施の形態では、カード型情報処理デバイスとして実施する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのような場合のみに限定されるものではなく、その他の情報処理装置に対しても適用可能であることはいうまでもない。
【0101】
更に、図2または図7に示す本回路の主要部分を半導体装置として実施することが可能であることは勿論である。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、所定の情報に応じて変調された搬送波を受信し、情報を抽出して所定の処理を実行する情報処理装置において、搬送波を受信して電気信号に変換する受信回路と、受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する第1の電源回路と、第1の電源電圧を降圧して第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する第2の電源回路と、第2の電源電圧を降圧して第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する第3の電源回路と、を設けるようにしたので、電源電圧をある程度以下には下げることができないメモリに対して第2の電源回路を別個に設けるようにしたので、第3の電源回路の電源電圧を、ディジタル回路に応じて低下させることができるので、装置全体の消費電力を削減することができる。
また、第3の電源回路は、第3の電源電圧を、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する。そして、この第3の電源回路は、第2の電源電圧を降圧して第3の電源電圧を発生する。これによって、第2の電源回路は、常に負荷電流が流出する状態になり、メモリが動作を開始しても、急に立ち上がることはなく、第2の電源電圧が不安定になることを防止できる。
【0103】
また、本発明では、所定の情報に応じて変調された搬送波を受信し、情報を抽出して所定の処理を実行するカード型情報処理デバイスにおいて、搬送波を受信して電気信号に変換する受信回路と、受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する第1の電源回路と、第1の電源電圧を降圧して第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する第2の電源回路と、第2の電源電圧を降圧して第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する第3の電源回路と、を設けるようにしたので、各部に最適な電源を供給することにより、装置全体の電力の消費量を削減するとともに、各部が最適な電源で動作することにより、誤動作の発生を防止することができる。
また、第3の電源回路は、第3の電源電圧を、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する。そして、この第3の電源回路は、第2の電源電圧を降圧して第3の電源電圧を発生する。これによって、第2の電源回路は、常に負荷電流が流出する状態になり、メモリが動作を開始しても、急に立ち上がることはなく、第2の電源電圧が不安定になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示す電源発生回路の詳細な構成例を示す図である。
【図4】図3に示すレギュレート回路の詳細な構成例を示す図である。
【図5】図3に示すレベルコンバータ回路の詳細な構成例を示す図である。
【図6】図5に示すスイッチング回路の詳細な構成例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。
【図8】図7に示す電源発生回路の詳細な構成例を示す図である。
【図9】図7に示す実施の形態のノードおよび電源と時間の関係を示す図である。
【図10】図7に示す実施の形態において実行される処理の流れを説明するフローチャートである。
【図11】従来のカード型情報処理デバイスの構成例を示す図である。
【図12】図11に示す電源発生回路の詳細な構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 アンテナ
11−1〜11−4 ダイオード
14 復調回路
15 CLK回路
16 RST回路
17 変調回路
18 MPU
19 不揮発性メモリ
30 アンテナ
31 受信回路
32 第1の電源回路
33 アナログ回路
34 第2の電源回路
35 メモリ
36 第3の電源回路
37 ディジタル回路
50,55 電源発生回路
60 レギュレート回路
61,63,65 コンデンサ
62,64 レベルコンバータ回路
71,72,74 抵抗
73 コンパレータ
75 NチャネルMOS−FET
80 コンパレータ
81 スイッチング回路
82,83 抵抗
90 PチャネルMOS−FET
110〜112 スイッチング回路
113 電源制御部
Claims (6)
- 所定の情報に応じて変調された搬送波を受信し、前記情報を抽出して所定の処理を実行する情報処理装置において、
前記搬送波を受信して電気信号に変換する受信回路と、
前記受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する第1の電源回路と、
前記第1の電源電圧を降圧して前記第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する第2の電源回路と、
前記第2の電源電圧を降圧して前記第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する第3の電源回路と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の電源回路と前記メモリの間に配置されたスイッチ回路と、
前記スイッチ回路を制御する制御回路と、を更に有し、
前記制御回路は、タイマのカウンタによって、前記メモリへの電源電圧の供給を遅らせることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記第2の電源回路と前記メモリの間に配置されたスイッチ回路と、
前記スイッチ回路を制御する制御回路と、を更に有し、
前記制御回路は、前記メモリにアクセスがなされる場合にのみ前記スイッチ回路をONの状態に制御し、前記メモリに前記第2の電源電圧を供給することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 所定の情報に応じて変調された搬送波を受信し、前記情報を抽出して所定の処理を実行するカード型情報処理デバイスにおいて、
前記搬送波を受信して電気信号に変換する受信回路と、
前記受信回路から出力される電気信号から、第1の電源電圧を発生し、アナログ回路に供給する第1の電源回路と、
前記第1の電源電圧を降圧して前記第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧を発生し、メモリに供給する第2の電源回路と、
前記第2の電源電圧を降圧して前記第1および第2の電源電圧とは異なる第3の電源電圧を発生し、定常的に負荷電流が流れるディジタル回路に供給する第3の電源回路と、
を有することを特徴とするカード型情報処理デバイス。 - 前記第2の電源回路と前記メモリの間に配置されたスイッチ回路と、
前記スイッチ回路を制御する制御回路と、を更に有し、
前記制御回路は、タイマのカウンタによって、前記メモリへの電源電圧の供給を遅らせることを特徴とする請求項4記載のカード型情報処理デバイス。 - 前記第2の電源回路と前記メモリの間に配置されたスイッチ回路と、
前記スイッチ回路を制御する制御回路と、を更に有し、
前記制御回路は、前記メモリにアクセスがなされる場合にのみ前記スイッチ回路をONの状態に制御し、前記メモリに前記第2の電源電圧を供給することを特徴とする請求項4記載のカード型情報処理デバイス。
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