前記問題点に鑑み、本発明は、ノブが突き当て部に突き当てられる場合よりも効果的に、ターミナルが電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させることができるスライドスイッチを提供することを目的とする。
更に、本発明は、従来の場合よりも多くのターミナルの接続状態をノブのスライド動作によって切り換えることができるスライドスイッチおよびプッシュスライドスイッチを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、変位量を増加させていくと応力が増加し、変位量を更に増加させていくと応力が急激に減少する特性を有するクリックバネを設け、ノブがホームポジションからある向きにスライドせしめられると、ノブが直接または間接的に前記クリックバネに突き当たるのに伴ってノブの操作に要する力が急激に増加する時に第1のターミナルが電気的に接続せしめられ、前記ノブがその向きに更にスライドせしめられると、ノブの操作に要する力が更に増加してピークに達し、次いで、急激に減少する時に第2のターミナルが電気的に接続せしめられるように前記クリックバネを配置したことを特徴とするスライドスイッチが提供される。
請求項2に記載の発明によれば、前記ノブがホームポジションから第1の向きにスライドせしめられると第1のターミナルが電気的に接続せしめられ、前記ノブが第1の向きに更にスライドせしめられると第2のターミナルが電気的に接続せしめられ、前記ノブが第1の向きとは逆向きの第2の向きに前記ホームポジションからスライドせしめられると第3のターミナルが電気的に接続せしめられ、前記ノブが第2の向きに更にスライドせしめられると第4のターミナルが電気的に接続せしめられることを特徴とする請求項1に記載のスライドスイッチが提供される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載のスライドスイッチを具備し、第1の向きに対して垂直な第3の向きに前記ノブを押動可能なプッシュスライドスイッチにおいて、前記ノブが前記ホームポジションから第3の向きに押動されると第5のターミナルが電気的に接続せしめられ、前記ノブが第3の向きに更に押動されると第6のターミナルが電気的に接続せしめられることを特徴とするプッシュスライドスイッチが提供される。
請求項4に記載の発明によれば、スライドスイッチハウジングの壁面に前記クリックバネを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のスライドスイッチが提供される。
請求項5に記載の発明によれば、前記スライドスイッチハウジングの底面に対して斜めに立ち上がっている壁面に前記クリックバネを配置したことを特徴とする請求項4に記載のスライドスイッチが提供される。
請求項6に記載の発明によれば、前記第6のターミナルを電気的に接続させるために前記ノブを第3の向きに押動するのに要する力が、前記第2のターミナルを電気的に接続させるために前記ノブを第1の向きに押動するのに要する力、及び、前記第4のターミナルを電気的に接続させるために前記ノブを第2の向きに押動するのに要する力よりも大きくなるように、他のクリックバネを配置したことを特徴とする請求項3に記載のプッシュスライドスイッチが提供される。
請求項1に記載のスライドスイッチでは、変位量を増加させていくと応力が増加し、変位量を更に増加させていくと応力が急激に減少する特性を有するクリックバネが設けられ、ノブがホームポジションからある向きにスライドせしめられると、ノブが直接または間接的にクリックバネに突き当たるのに伴ってノブの操作に要する力が急激に増加する時に第1のターミナルが電気的に接続せしめられ、ノブがその向きに更にスライドせしめられると、ノブの操作に要する力が更に増加してピークに達し、次いで、急激に減少する時に第2のターミナルが電気的に接続せしめられるようにクリックバネが配置されている。つまり、第2のターミナルが電気的に接続せしめられる時にノブの操作に要する力が急激に減少するようにクリックバネが配置されている。そのため、ノブの操作に要する力が急激に減少することにより、第2のターミナルが電気的に接続せしめられたことを操作者は認識することができる。つまり、ノブが突き当て部に突き当てられる場合よりも効果的に、第2のターミナルが電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させることができる。
詳細には、例えば、ノブが操作されずノブがホームポジションに位置している時にはターミナルが電気的に接続せしめられておらず、ノブがスライドせしめられてノブが直接または間接的にクリックバネに突き当たるのに伴ってノブの操作に要する力が急激に増加する時には第1のターミナルが電気的に接続せしめられており、ノブが更にスライドせしめられてノブの操作に要する力が急激に減少する時には第2のターミナルが電気的に接続せしめられる。そのため、ノブが操作されない状態と、ノブの操作に要する力が急激に増加する状態と、ノブの操作に要する力が急激に減少する状態とを設けることにより、ターミナルが電気的に接続されていない状態と、第1のターミナルが電気的に接続されている状態と、第2のターミナルが電気的に接続されている状態との3つの状態を操作者に認識させることができる。
請求項2に記載のスライドスイッチでは、ノブがホームポジションから例えば右側のような第1の向きにスライドせしめられると第1のターミナルが電気的に接続せしめられ、ノブが第1の向きに更にスライドせしめられると第2のターミナルが電気的に接続せしめられ、ノブが第1の向きとは逆向きの例えば左側のような第2の向きにホームポジションからスライドせしめられると第3のターミナルが電気的に接続せしめられ、ノブが第2の向きに更にスライドせしめられると第4のターミナルが電気的に接続せしめられる。つまり、ノブがホームポジションに配置されてターミナルが電気的に接続されていない状態と、ノブが第1の向きにスライドせしめられて第1のターミナルが電気的に接続された状態と、ノブが第1の向きに更にスライドせしめられて第2のターミナルが電気的に接続された状態と、ノブが第2の向きにスライドせしめられて第3のターミナルが電気的に接続された状態と、ノブが第2の向きに更にスライドせしめられて第4のターミナルが電気的に接続された状態とが、ノブのスライド動作によって切り換えられる。すなわち、5つのターミナルの接続状態がノブのスライド動作によって切り換えられる。そのため、従来の場合よりも多くのターミナルの接続状態をノブのスライド動作によって切り換えることができる。
請求項3に記載のプッシュスライドスイッチでは、ノブが第1の向きに対して垂直な第3の向きにホームポジションから押動されると第5のターミナルが電気的に接続せしめられ、ノブが第3の向きに更に押動されると第6のターミナルが電気的に接続せしめられる。つまり、ノブが第3の向きに押動されて第5のターミナルが電気的に接続された状態と、ノブが第3の向きに更に押動されて第6のターミナルが電気的に接続された状態とが、ノブの押動動作によって切り換えられる。そのため、ノブのスライド動作および押動動作によって7つの状態を切り換えることができる。
例えば第1のターミナルが電気的に接続せしめられた時に第1のメニューに含まれる項目をスクロールして選択し、第2のターミナルが電気的に接続せしめられた時にその選択された項目を確定し、第3のターミナルが電気的に接続せしめられた時に第2のメニューに含まれる項目をスクロールして選択し、第4のターミナルが電気的に接続せしめられた時にその選択された項目を確定し、第5のターミナルが電気的に接続せしめられた時に第3のメニューに含まれる項目をスクロールして選択し、第6のターミナルが電気的に接続せしめられた時にその選択された項目を確定することにより、3つのメニューの選択および確定操作を一つのノブによって実行することができる。
請求項4に記載のスライドスイッチでは、クリックバネがスライドスイッチハウジングの壁面に配置されている。そのため、クリックバネがスライドスイッチハウジングの底面に配置される場合よりも、スライドスイッチの幅寸法を小さくすることができる。また、クリックバネがスライドスイッチハウジングの底面に配置される場合よりも大きいノブのスライドストロークを確保することができる。その結果、ノブのスライドストロークの途中に別のターミナルを設けることができる。
例えばスライドスイッチハウジングが成形によって形成され、その抜き方向がスライドスイッチハウジングの底面に対して垂直である場合には、スライドスイッチハウジングの底面に対して垂直に立ち上がっている壁面にターミナルをインサート成形しようとすると、ターミナルをインサート成形するための型の構造が複雑になってしまい、型のコストが嵩んでしまう。この点に鑑み、請求項5に記載のスライドスイッチでは、スライドスイッチハウジングの底面に対して斜めに立ち上がっている壁面にクリックバネが配置されている。好ましくは、スライドスイッチハウジングの底面に対して90°未満であって、更に好ましくは、スライドスイッチハウジングの底面に対して60°以上85°以下の角度で立ち上がっている壁面にクリックバネが配置されている。詳細には、その斜めに立ち上がっている壁面にターミナルがインサート成形される。そのため、スライドスイッチハウジングの底面に対して垂直に立ち上がっている壁面にクリックバネが配置され、その壁面にターミナルがインサート成形される場合よりも、スライドスイッチハウジング成形用型の構造を簡略化することができる。その結果、スライドスイッチハウジングの成形コストを抑えることができる。詳細には、スライドスイッチハウジング成形用型にスライド構造を設ける必要なく、ターミナルをインサート成形することができる。また、スライドスイッチハウジングの底面に対して斜めに立ち上がっている壁面にクリックバネが配置されているため、クリックバネの接触性を向上させることができる。
請求項6に記載のプッシュスライドスイッチでは、第6のターミナルを電気的に接続させるためにノブを第3の向きに押動するのに要する力が、第2のターミナルを電気的に接続させるためにノブを第1の向きに押動するのに要する力、及び、第4のターミナルを電気的に接続させるためにノブを第2の向きに押動するのに要する力よりも大きくなるように、他のクリックバネが配置されている。そのため、ノブを第1の向きに押動する時、あるいは、ノブを第2の向きに押動する時に、誤って第6のターミナルが電気的に接続されてしまうのを低減することができる。好ましくは、第2のターミナルが電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させるためのクリックバネの弾性係数、および、第4のターミナルが電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させるためのクリックバネの弾性係数よりも、第6のターミナルが電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させるためのクリックバネの弾性係数が大きい値に設定されている。
図1は本発明のプッシュスライドスイッチの第1の実施形態を示した図である。詳細には、図1(A)は第1の実施形態のプッシュスライドスイッチの平面図、図1(B)は図1(A)のA−A線に沿って切断した断面図、図1(C)は図1(A)のB−B線に沿って切断した断面図である。
図1において、1はプッシュスライドスイッチのハウジングである。このハウジング1は、例えば樹脂材料を成形することにより形成されている。2はハウジング1の内部を覆うためのカバーである。このカバー2は、例えば金属材料により形成されている。3は、プッシュスライドスイッチの操作者が図1(A)の左右方向にスライド可能であって、図1(A)の上向きに押動可能に構成されたノブである。このノブ3は例えば樹脂材料により形成されている。4はノブ3と一体となって図1(A)の左右方向にスライド可能に構成されたスライダである。このスライダ4は例えば樹脂材料により形成されている。5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gは導電性材料により形成されたターミナル(端子)である。これらのターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gは、例えばインサート成形によりハウジング1に対して固定されている。6は導電性材料により形成された接触片である。この接触片6は、ノブ3に取付けられており、ノブ3と一体となって移動するように構成されている。
7A,7B,7Cは例えば導電性の板バネ材を絞り加工することによりドーム状(凸状)に形成されたクリックバネである。図8は図1に示したクリックバネ7A,7B,7Cの拡大図である。詳細には、図8(A)はクリックバネ7A,7B,7Cの平面図、図8(B)はクリックバネ7A,7B,7Cの正面図である。これらのクリックバネ7A,7B,7Cは、変位量(弾性変形量、凹み量)を増加させていくと応力が増加し、変位量(弾性変形量、凹み量)を更に増加させていくと応力が急激に減少する特性を有する。つまり、これらのクリックバネ7A,7B,7Cは、凸部(図8(B)に示したクリックバネの上部)を凹ませていくと、凹ませるのに要する力が増加し、凹ませる量を更に増加させていくと、凹ませるのに要する力が急激に減少する特性を有する。すなわち、クリックバネ7A,7B,7Cを凹ませるのに要する力が急激に減少する時に、プッシュスライドスイッチの操作者がクリック感を得ることができるように、これらのクリックバネ7A,7B,7Cは構成されている。
クリックバネ7Aはターミナル5Aと電気的に接続せしめられている。また、クリックバネ7Aは、凹ませるのに要する力が急激に減少するまで凹まされると、クリックバネ7Aの背面に配置されたターミナル5Bとも電気的に接続せしめられる。更に、クリックバネ7Bはターミナル5Gと電気的に接続せしめられている。また、クリックバネ7Bは、凹ませるのに要する力が急激に減少するまで凹まされると、クリックバネ7Bの背面に配置されたターミナル5Fとも電気的に接続せしめられる。更に、クリックバネ7Cはターミナル5Cと電気的に接続せしめられている。また、クリックバネ7Cは、凹ませるのに要する力が急激に減少するまで凹まされると、クリックバネ7Cの背面に配置されたターミナル5Dとも電気的に接続せしめられる。
8は、図1(A)の右側にスライドせしめられたノブ3およびスライダ4を図1(A)に示す位置(ホームポジション)に戻し、図1(A)の左側にスライドせしめられたノブ3およびスライダ4をホームポジションに戻すためのコイルバネである。9A,9Bは図1(A)の上側に押動されたノブ3をホームポジションに戻すためのコイルバネである。10はカバー2の内側に配置された絶縁シートである。
図2は図1に示したハウジング1およびターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gの拡大部品図である。詳細には、図2(A)はハウジング1およびターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gの平面図、図2(B)は図2(A)のC−C線に沿って切断した断面図、図2(C)は図2(A)のD−D線に沿って切断した断面図である。図2において、1Aはハウジング1の底面、1B,1C,1Dはハウジング1の底面1Aから立ち上がっている壁面である。1Eは図1に示したコイルバネ8を収容するためのコイルバネ収容部、1F,1Gはコイルバネ8の両端部を支持するためのコイルバネ保持部である。
図3は図1に示したカバー2の拡大部品図である。詳細には、図3(A)はカバー2の平面図、図3(B)はカバー2の正面図、図3(C)はカバー2の右側面図である。
図4は図1に示したノブ3および接触片6の拡大部品図である。詳細には、図4(A)はノブ3の平面図、図4(B)はノブ3の正面図、図4(C)はノブ3の後側面図、図4(D)はノブ3および接触片6の右側面図、図4(E)はノブ3および接触片6の裏面図である。図4において、3Aはプッシュスライドスイッチの操作者がノブ3に指をかけるためのグリップ部である。3Bはノブ3が図1(A)および図4(A)の右側にスライドせしめられる時にスライダ4がノブ3と一体となって図1(A)および図4(A)の右側にスライドせしめられるようにスライダ4を押動するための当接面である。3Cはノブ3が図1(A)および図4(A)の左側にスライドせしめられる時にスライダ4がノブ3と一体となって図1(A)および図4(A)の左側にスライドせしめられるようにスライダ4を押動するための当接面である。3Dは凸状のクリックバネ7Cを凹ませるため、つまり、クリックバネ7Cを弾性変形させるための突起部である。3Eはコイルバネ9Aの端部を支持するためのコイルバネ保持部、3Fはコイルバネ9Bの端部を支持するためのコイルバネ保持部である。3Gは接触片6を配置するための接触片挿入部である。
図5は図1に示したスライダ4の拡大部品図である。詳細には、図5(A)はスライダ4の平面図、図5(B)はスライダ4の正面図、図5(C)はスライダ4の後側面図、図5(D)はスライダ4の右側面図、図5(E)は図5(A)のE−E線に沿って切断した断面図、図5(F)はスライダ4の裏面図である。図5において、4Aはノブ3が図1(A)、図4(A)および図5(A)の右側にスライドせしめられる時にスライダ4がノブ3と一体となって図1(A)、図4(A)および図5(A)の右側にスライドせしめられるようにノブ3の当接面3Bによって押動される当接面である。4Bはノブ3が図1(A)、図4(A)および図5(A)の左側にスライドせしめられる時にスライダ4がノブ3と一体となって図1(A)、図4(A)および図5(A)の左側にスライドせしめられるようにノブ3の当接面3Cによって押動される当接面である。4Cは凸状のクリックバネ7Aを凹ませるため、つまり、クリックバネ7Aを弾性変形させるための突起部である。4Dは凸状のクリックバネ7Bを凹ませるため、つまり、クリックバネ7Bを弾性変形させるための突起部である。4E,4Fはコイルバネ8の両端部を支持するためのコイルバネ保持部である。4Gはコイルバネ9Aの上端部(図1(A)参照)を支持するためのコイルバネ保持部、4Hはコイルバネ9Bの上端部(図1(A)参照)を支持するためのコイルバネ保持部である。
図6はノブ3が図1(A)および図4(A)の左右方向にスライドせしめられる様子を示した図である。詳細には、図6(A)はノブ3がホームポジションに配置されている時、つまり、操作者によってノブ3が操作されていない時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。図6(B)はスライダ4の突起部4Cがクリックバネ7Aに突き当たるまでノブ3が図1(A)、図4(A)および図6(A)の右側にスライドせしめられた時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。図6(C)はノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少するまでノブ3が図1(A)、図4(A)および図6(B)の右側に更にスライドせしめられた時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。図6(D)はスライダ4の突起部4Dがクリックバネ7Bに突き当たるまでノブ3が図1(A)、図4(A)および図6(A)の左側にスライドせしめられた時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。図6(E)はノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少するまでノブ3が図1(A)、図4(A)および図6(D)の左側に更にスライドせしめられた時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。
図6(A)に示した状態、つまり、ノブ3がホームポジションに配置された状態においては、接触片6は、ターミナル5E以外のターミナル5A,5B,5C,5D,5F,5Gとは接触せしめられていない。すなわち、ターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gが互いに電気的に分離せしめられており、ターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gが互いに電気的に接続されていない。この状態においては、コイルバネ8の右端部がハウジング1のコイルバネ保持部1Fによって支持され、コイルバネ8の左端部がハウジング1のコイルバネ保持部1Gによって支持されている。
次いで、図6(A)に示した状態からノブ3が図6(A)の右側にスライドせしめられると、ノブ3と一体となってスライダ4も図6(A)の右側にスライドせしめられる。それにより、コイルバネ8が圧縮されはじめる。詳細には、コイルバネ8がハウジング1のコイルバネ保持部1Fとスライダ4のコイルバネ保持部4Fとによって支持されるようになる。つまり、コイルバネ8の右端部がハウジング1のコイルバネ保持部1Fによって支持され、コイルバネ8の左端部がスライダ4のコイルバネ保持部4Fによって支持されるようになる。ノブ3が図6(A)の右側にスライドし続けられると、ノブ3のスライド量の増加に従って、ノブ3のスライド操作に要する力が徐々に増加する。
ノブ3が図6(A)の右側に更にスライドし続けられると、ノブ3に取付けられている接触片6の右端部が、ターミナル5Aと接触せしめられる。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Aとが電気的に接続せしめられる。すなわち、第1のターミナル群(ターミナル5E,5A)が電気的に接続せしめられる。
図6(B)に示した状態までノブ3が図6(A)の右側に更にスライドし続けられると、スライダ4の突起部4Cがクリックバネ7Aに突き当たる。その結果、ノブ3のスライド操作に要する力が急激に増加する。この時、接触片6の左端部が位置5E1においてターミナル5Eと接触せしめられており、接触片6の右端部が位置5A1においてターミナル5Aと接触せしめられている。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Aとが電気的に接続せしめられており、第1のターミナル群(ターミナル5E,5A)が電気的に接続せしめられている。すなわち、スライダ4の突起部4Cがクリックバネ7Aに突き当たるのに伴ってノブ3のスライド操作に要する力が急激に増加することにより、プッシュスライドスイッチの操作者は、第1のターミナル群(ターミナル5E,5A)が電気的に接続せしめられたことを認識することができる。
図6(C)に示した状態までノブ3が図6(A)および図6(B)の右側に更にスライドし続けられると、スライダ4の突起部4Cによって凸状のクリックバネ7Aが凹まされる。詳細には、ノブ3がスライドし続けられるのに伴ってクリックバネ7Aの凹み量が増加していくと、ノブ3のスライド操作に要する力が更に増加する。次いで、ノブ3が更にスライドし続けられるのに伴ってクリックバネ7Aの凹み量が更に増加していくと、ノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少する。この時、接触片6の左端部が位置5E2においてターミナル5Eと接触せしめられており、接触片6の右端部が位置5A2においてターミナル5Aと接触せしめられている。また、この時、ターミナル5Aと電気的に接続せしめられているクリックバネ7Aが、その背面に配置されたターミナル5Bとも位置5B2において接触せしめられ、電気的に接続せしめられる。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Aとクリックバネ7Aとターミナル5Bとが電気的に接続せしめられ、第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続せしめられる。すなわち、スライダ4の突起部4Cによってクリックバネ7Aが凹まされた量が大きくなるのに伴ってノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少することにより、プッシュスライドスイッチの操作者は、第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続せしめられたことを認識することができる。
一方、図6(A)に示した状態からノブ3が図6(A)の左側にスライドせしめられると、ノブ3と一体となってスライダ4も図6(A)の左側にスライドせしめられる。それにより、コイルバネ8が圧縮されはじめる。詳細には、コイルバネ8がハウジング1のコイルバネ保持部1Gとスライダ4のコイルバネ保持部4Eとによって支持されるようになる。つまり、コイルバネ8の左端部がハウジング1のコイルバネ保持部1Gによって支持され、コイルバネ8の右端部がスライダ4のコイルバネ保持部4Eによって支持されるようになる。ノブ3が図6(A)の左側にスライドし続けられると、ノブ3のスライド量の増加に従って、ノブ3のスライド操作に要する力が徐々に増加する。
ノブ3が図6(A)の左側に更にスライドし続けられると、ノブ3に取付けられている接触片6の左端部が、ターミナル5Gと接触せしめられる。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Gとが電気的に接続せしめられる。すなわち、第3のターミナル群(ターミナル5E,5G)が電気的に接続せしめられる。
図6(D)に示した状態までノブ3が図6(A)の左側に更にスライドし続けられると、スライダ4の突起部4Dがクリックバネ7Bに突き当たる。その結果、ノブ3のスライド操作に要する力が急激に増加する。この時、接触片6の右端部が位置5E3においてターミナル5Eと接触せしめられており、接触片6の左端部が位置5G3においてターミナル5Gと接触せしめられている。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Gとが電気的に接続せしめられており、第3のターミナル群(ターミナル5E,5G)が電気的に接続せしめられている。すなわち、スライダ4の突起部4Dがクリックバネ7Bに突き当たるのに伴ってノブ3のスライド操作に要する力が急激に増加することにより、プッシュスライドスイッチの操作者は、第3のターミナル群(ターミナル5E,5G)が電気的に接続せしめられたことを認識することができる。
図6(E)に示した状態までノブ3が図6(A)および図6(D)の左側に更にスライドし続けられると、スライダ4の突起部4Dによって凸状のクリックバネ7Bが凹まされる。詳細には、ノブ3がスライドし続けられるのに伴ってクリックバネ7Bの凹み量が増加していくと、ノブ3のスライド操作に要する力が更に増加する。次いで、ノブ3が更にスライドし続けられるのに伴ってクリックバネ7Bの凹み量が更に増加していくと、ノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少する。この時、接触片6の右端部が位置5E4においてターミナル5Eと接触せしめられており、接触片6の左端部が位置5G4においてターミナル5Gと接触せしめられている。また、この時、ターミナル5Gと電気的に接続せしめられているクリックバネ7Bが、その背面に配置されたターミナル5Fとも位置5F4において接触せしめられ、電気的に接続せしめられる。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Gとクリックバネ7Bとターミナル5Fとが電気的に接続せしめられ、第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続せしめられる。すなわち、スライダ4の突起部4Dによってクリックバネ7Bが凹まされた量が大きくなるのに伴ってノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少することにより、プッシュスライドスイッチの操作者は、第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続せしめられたことを認識することができる。
図7はノブ3が図1(A)および図4(A)の上向きに押動せしめられる様子を示した図である。詳細には、図7(A)はノブ3がホームポジションに配置されている時、つまり、操作者によってノブ3が操作されていない時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。図7(B)はノブ3の突起部3Dがクリックバネ7Cに突き当たるまでノブ3が図1(A)、図4(A)および図7(A)の上側に押動せしめられた時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。図7(C)はノブ3の押動操作に要する力が急激に減少するまでノブ3が図1(A)、図4(A)および図7(B)の上側に更に押動せしめられた時におけるプッシュスライドスイッチを示した図である。
図7(A)に示した状態、つまり、ノブ3がホームポジションに配置された状態においては、上述したように、接触片6は、ターミナル5E以外のターミナル5A,5B,5C,5D,5F,5Gとは接触せしめられていない。すなわち、ターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gが互いに電気的に分離せしめられており、ターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gが互いに電気的に接続されていない。この状態においては、コイルバネ9Aの上端部(図1(A)参照)がスライダ4のコイルバネ保持部4G(図5(A)参照)によって支持され、コイルバネ9Aの下端部(図1(A)参照)がノブ3のコイルバネ保持部3E(図4(A)参照)によって支持されている。また、コイルバネ9Bの上端部(図1(A)参照)がスライダ4のコイルバネ保持部4H(図5(A)参照)によって支持され、コイルバネ9Bの下端部(図1(A)参照)がノブ3のコイルバネ保持部3F(図4(A)参照)によって支持されている。
次いで、図7(A)に示した状態からノブ3が図7(A)の上側に押動せしめられると、ノブ3がハウジング1およびスライダ4に対して図7(A)の上側に移動せしめられる。それにより、コイルバネ9A,9Bが圧縮されはじめる。ノブ3が図7(A)の上側に押動し続けられると、ノブ3の押動量の増加に従って、ノブ3の押動操作に要する力が徐々に増加する。
ノブ3が図7(A)の上側に更に押動し続けられると、ノブ3に取付けられている接触片6の右端部が、ターミナル5Cと接触せしめられる。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Cとが電気的に接続せしめられる。すなわち、第5のターミナル群(ターミナル5E,5C)が電気的に接続せしめられる。
図7(B)に示した状態までノブ3が図7(A)の上側に更に押動し続けられると、ノブ3の突起部3Dがクリックバネ7Cに突き当たる。その結果、ノブ3の押動操作に要する力が急激に増加する。この時、接触片6の左端部が位置5E5においてターミナル5Eと接触せしめられており、接触片6の右端部が位置5C5においてターミナル5Cと接触せしめられている。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Cとが電気的に接続せしめられており、第5のターミナル群(ターミナル5E,5C)が電気的に接続せしめられている。すなわち、ノブ3の突起部3Dがクリックバネ7Cに突き当たるのに伴ってノブ3の押動操作に要する力が急激に増加することにより、プッシュスライドスイッチの操作者は、第5のターミナル群(ターミナル5E,5C)が電気的に接続せしめられたことを認識することができる。
図7(C)に示した状態までノブ3が図7(A)および図7(B)の上側に更に押動し続けられると、ノブ3の突起部3Dによって凸状のクリックバネ7Cが凹まされる。詳細には、ノブ3が押動し続けられるのに伴ってクリックバネ7Cの凹み量が増加していくと、ノブ3の押動操作に要する力が更に増加する。次いで、ノブ3が更に押動し続けられるのに伴ってクリックバネ7Cの凹み量が更に増加していくと、ノブ3の押動操作に要する力が急激に減少する。この時、接触片6の左端部が位置5E6においてターミナル5Eと接触せしめられており、接触片6の右端部が位置5C6においてターミナル5Cと接触せしめられている。また、この時、ターミナル5Cと電気的に接続せしめられているクリックバネ7Cが、その背面に配置されたターミナル5Dとも位置5D6において接触せしめられ、電気的に接続せしめられる。つまり、ターミナル5Eと接触片6とターミナル5Cとクリックバネ7Cとターミナル5Dとが電気的に接続せしめられ、第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続せしめられる。すなわち、ノブ3の突起部3Dによってクリックバネ7Cが凹まされた量が大きくなるのに伴ってノブ3の押動操作に要する力が急激に減少することにより、プッシュスライドスイッチの操作者は、第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続せしめられたことを認識することができる。
第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、図1(B)に示したように、変位量(弾性変形量、凹み量)を増加させていくと応力が増加し、変位量(弾性変形量、凹み量)を更に増加させていくと応力が急激に減少する特性を有する凸状のクリックバネ7Aが設けられ、図6(C)に示したように、第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続せしめられる時に右側(図6(C)参照)へのノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少するようにクリックバネ7Aが配置されている。そのため、右側へのノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少することにより、第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続せしめられたことを操作者は認識することができる。
更に、第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、図1(B)に示したように、変位量(弾性変形量、凹み量)を増加させていくと応力が増加し、変位量(弾性変形量、凹み量)を更に増加させていくと応力が急激に減少する特性を有する凸状のクリックバネ7Bが設けられ、図6(E)に示したように、第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続せしめられる時に左側(図6(E)参照)へのノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少するようにクリックバネ7Bが配置されている。そのため、右側へのノブ3のスライド操作に要する力が急激に減少することにより、第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続せしめられたことを操作者は認識することができる。
また、第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、図1(C)に示したように、変位量(弾性変形量、凹み量)を増加させていくと応力が増加し、変位量(弾性変形量、凹み量)を更に増加させていくと応力が急激に減少する特性を有する凸状のクリックバネ7Cが設けられ、図7(C)に示したように、第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続せしめられる時に上側(図7(C)参照)へのノブ3の押動操作に要する力が急激に減少するようにクリックバネ7Cが配置されている。そのため、上側へのノブ3の押動操作に要する力が急激に減少することにより、第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続せしめられたことを操作者は認識することができる。
更に、第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、図1(B)および図2(B)に示したように、クリックバネ7A,7Bがハウジング1の壁面1B,1Dに配置されている。詳細には、ハウジング1の底面1Aに対して斜めに立ち上がっている壁面1B,1Dにクリックバネ7A,7Bが配置されている。更に詳細には、ハウジング1の底面1Aに対して60°以上85°以下の角度で立ち上がっている壁面1B,1Dにクリックバネ7A,7Bが配置され、その斜めに立ち上がっている壁面1B,1Dにターミナル5B,5Fがインサート成形されている。
また、第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、図1(C)および図2(C)に示したように、クリックバネ7Cがハウジング1の壁面1Cに配置されている。詳細には、ハウジング1の底面1Aに対して斜めに立ち上がっている壁面1Cにクリックバネ7Cが配置されている。更に詳細には、ハウジング1の底面1Aに対して60°以上85°以下の角度で立ち上がっている壁面1Cにクリックバネ7Cが配置され、その斜めに立ち上がっている壁面1Cにターミナル5Dがインサート成形されている。
更に、第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、図6(A)に示したホームポジションからノブ3が右側にスライドせしめられると、図6(B)に示したように第1のターミナル群(ターミナル5E,5A)が電気的に接続せしめられ、ノブ3が右側に更にスライドせしめられると、図6(C)に示したように第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続せしめられる。一方、図6(A)に示したホームポジションからノブ3が左側にスライドせしめられると、図6(D)に示したように第3のターミナル群(ターミナル5E,5G)が電気的に接続せしめられ、ノブ3が左側に更にスライドせしめられると、図6(E)に示したように第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続せしめられる。つまり、ノブ3がホームポジションに配置されてターミナル5A,5B,5C,5D,5E,5F,5Gが電気的に接続されていない状態(図6(A))と、ノブ3が右側にスライドせしめられて第1のターミナル群(ターミナル5E,5A)が電気的に接続された状態(図6(B))と、ノブ3が右側に更にスライドせしめられて第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続された状態(図6(C))と、ノブ3が左側にスライドせしめられて第3のターミナル群(ターミナル5E,5G)が電気的に接続された状態(図6(D))と、ノブ3が左側に更にスライドせしめられて第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続された状態(図6(E))とが、ノブ3のスライド動作によって切り換えられる。すなわち、5つのターミナルの接続状態がノブ3のスライド動作によって切り換えられる。
また、第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、図6(A)および図7(A)に示したホームポジションからノブ3が上側に押動されると、図7(B)に示したように第5のターミナル群(ターミナル5E,5C)が電気的に接続せしめられ、ノブ3が上側に更に押動されると、図7(C)に示したように第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続せしめられる。つまり、ノブ3が上側に押動されて第5のターミナル群(ターミナル5E,5C)が電気的に接続された状態(図7(B))と、ノブ3が上側に更に押動されて第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続された状態(図7(C))とが、ノブ3の押動動作によって切り換えられる。
更に、第1の実施形態のプッシュスライドスイッチでは、第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)を電気的に接続させるためにノブ3を上側に押動するのに要する力が、第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)を電気的に接続させるためにノブ3を右側に押動するのに要する力、及び、第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)を電気的に接続させるためにノブ3を左側に押動するのに要する力よりも大きくなるように、クリックバネ7Cが配置されている。詳細には、第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させるためのクリックバネ7Aの弾性係数、および、第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させるためのクリックバネ7Bの弾性係数よりも、第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続せしめられたことを操作者に認識させるためのクリックバネ7Cの弾性係数が大きい値に設定されている。そのため、ノブ3を右側に押動する時、あるいは、ノブ3を左側に押動する時に、誤って第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続されてしまうのを低減することができる。
第1の実施形態のプッシュスライドスイッチは、例えば携帯オーディオのメニューの切り換えおよびメニューの確定に用いられる。詳細には、例えば第1のターミナル群(ターミナル5E,5A)が電気的に接続せしめられた時に第1のメニューに含まれる項目がスクロールして選択され、第2のターミナル群(ターミナル5E,5A,5B)が電気的に接続せしめられた時にその選択された項目が確定される。更に、第3のターミナル群(ターミナル5E,5G)が電気的に接続せしめられた時に第2のメニューに含まれる項目がスクロールして選択され、第4のターミナル群(ターミナル5E,5G,5F)が電気的に接続せしめられた時にその選択された項目が確定される。また、第5のターミナル群(ターミナル5E,5C)が電気的に接続せしめられた時に第3のメニューに含まれる項目がスクロールして選択され、第6のターミナル群(ターミナル5E,5C,5D)が電気的に接続せしめられた時にその選択された項目が確定される。
上述したように、第1の実施形態では、本発明のプッシュスライドスイッチが例えば携帯オーディオに適用されるが、第2の実施形態では、本発明のプッシュスライドスイッチを他の任意の電気製品に適用可能である。