JP3912563B2 - 入出力装置および入出力方法、並びに受信装置 - Google Patents
入出力装置および入出力方法、並びに受信装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入出力装置および入出力方法、並びに受信装置に関し、特に、例えば、ディジタル放送データを受信するIRD(Integrated Receiver and Decoder)やSTB(Set Top Box)などに用いて好適な入出力装置および入出力方法、並びに受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星数の増加、ディジタル衛星放送のための設備の整備の進行その他の理由から、ディジタル衛星放送が本格的に開始されつつある。
【0003】
ディジタル衛星放送においては、番組の視聴に対する課金、および番組の受信契約を結んでいない者による傍受の防止等のため、番組としてのディジタルデータには、一般に、スクランブルがかけられる。一方、正規の契約者が有するIRDでは、ディジタルデータにかけられたスクランブルがデスクランブルされ、これにより、正規の契約者は、番組の視聴を行うことができる。また、デスクランブルが行われた場合には、IRDにおいて、課金に必要な情報が蓄積される場合もある。
【0004】
なお、番組としてのディジタルビデオデータやディジタルオーディオデータなどが、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコードされ、MPEGトランスポートストリーム(以下、適宜、TSという)として伝送されてくる場合には、IRDでは、デスクランブルにより得られるデスクランブルデータから、所望のチャンネル(番組)のトランスポートパケット(以下、適宜、TSパケットという)が抽出され、MPEGデコードされた後、それにより得られる画像および音声が、ユーザに提供される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来においては、IRDでは、上述のようにしてMPEGデコードの結果得られるデータの他には、基本的に、ディジタルデータをデスクランブルして得られるTSしか外部に出力されないようになされていた。
【0006】
しかしながら、IRDから、デスクランブル前のデータを外部に出力したり、また、外部の装置から、デスクランブル前または後のデータを、IRDに入力できれば便利である。
【0007】
即ち、例えば、デスクランブルおよび課金に関する処理を、IRDではなく、外部の装置で行いたい場合がある。しかしながら、それには、IRDから外部の装置に対して、デスクランブル前のディジタルデータを出力する必要がある。さらに、外部の装置が、MPEGデコードを行うデコーダを有していない場合には、MPEGデコードを行うために、外部の装置でデスクランブルした後のデータを、IRDに入力する必要がある。
【0008】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、IRDなどのディジタルデータを受信する受信装置に対して、データの入出力を、柔軟に行うことができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の入出力装置は、受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方を選択し、デスクランブル手段に供給する第1の選択手段と、第1の選択手段の選択出力またはデスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方を選択し、外部の記録再生装置に供給する第2の選択手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の入出力方法は、受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方を選択し、デスクランブル手段に供給し、選択された一方の出力またはデスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方を選択し、外部の記録再生装置に供給することを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の受信装置は、ディジタルデータを受信する受信手段と、ディジタルデータをデスクランブルするデスクランブル手段と、受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方を選択し、デスクランブル手段に供給する第1の選択手段と、第1の選択手段の選択出力またはデスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方を選択し、外部の記録再生装置に供給する第2の選択手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の入出力装置においては、受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方が選択され、デスクランブル手段に供給される。また、選択された一方の出力またはデスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方が選択され、外部の記録再生装置に供給される。
【0013】
請求項5に記載の入出力方法においては、受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方が選択され、デスクランブル手段に供給される。また、選択された一方の出力またはデスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方が選択され、外部の記録再生装置に供給される。
【0014】
請求項6に記載の受信装置においては、受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方が選択され、デスクランブル手段に供給される。また、選択された一方の出力またはデスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方が選択され、外部の記録再生装置に供給される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した放送システム(システムとは、複数の装置が論理的に集合した物をいい、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わない)の一実施の形態の構成例を示している。
【0016】
放送局側では、送信装置1において、例えば、番組としてのディジタルビデオデータおよびディジタルオーディオデータをMPEGエンコードしたものが記憶されており、それらのディジタルデータにスクランブルがかけられる。さらに、送信装置1では、番組としてのディジタルデータ、その他の必要なデータを配置したTSが構成され、誤り訂正などの必要な処理が施された後、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調される。そして、送信装置1では、その結果得られる変調信号がアップコンバートされ、アンテナ(パラボラアンテナ)2から、電波として送信される。なお、送信装置1では、1のトランスポンダに対して、例えば、6番組分のデータを多重化したTSが構成される。
【0017】
アンテナ2からの電波は、衛星3で受信され、図示せぬトランスポンダにおいて、増幅その他の必要な処理が施された後、送信される。衛星3からの電波は、ユーザ(視聴者)側のアンテナ(パラボラアンテナ)4で受信され、ダウンコンバートされた後、IRD5(受信装置)に供給される。
【0018】
IRD5では、まず、アンテナ4からの信号の選択が行われる。即ち、衛星3は、一般には、複数のトランスポンダを有しており、アンテナ4では、その複数のトランスポンダから送信されてくる電波が受信され、ダウンコンバートされる。従って、アンテナ4から供給される信号には、その複数のトランスポンダからのものが含まれているため、IRD5では、複数のトランスポンダに対応する信号から、いずれか1のトランスポンダに対応するものが、ユーザが行うチャンネルの選択操作にしたがって選択される。
【0019】
さらに、IRD5では、選択された信号、即ち、QPSK変調された信号が、QPSK復調され、その結果得られるTSに、誤り訂正その他の必要な処理が施される。そして、誤り訂正後のTSがデスクランブルされ、デスクランブル後のTSから、ユーザが選択したチャンネルのTSパケットが抽出される。そして、そのTSパケットに配置されているデータが、MPEGデコードされ、その結果得られる画像が、モニタ6に供給されて表示される(音声は、図示せぬスピーカから出力される)。
【0020】
また、IRD5は、外部の装置としてのDVCR(Digital Video Cassette Recorder)7と、例えば、シリアルインターフェイスの規格であるIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394の規格に準拠して接続されており、必要ならば、デスクランブル後のTS、またはデスクランブル前のTSを、DVCR7との間でやりとりすることができるようになされている。そして、IRD5は、例えば、DVCR7から、デスクランブル後のTSを受信した場合には、それをMPEGデコードして、モニタ6に出力し、また、デスクランブル前のTSを受信した場合には、それをデスクランブル、さらには、MPEGデコードして、モニタ6に出力する。
【0021】
DVCR7は、IRD5からのデータを記録し、また、記録したデータを再生して、IRD5に供給する。
【0022】
なお、IRD5では、デスクランブルが行われると、必要に応じて、その番組の視聴に対する課金に関する処理、即ち、例えば、視聴履歴を作成する処理などをも行われる。その処理の結果得られる課金情報は、例えば、公衆網8などを介して、送信装置1に送信され、送信装置1では、この課金情報に基づいて、課金が行われる。
【0023】
次に、図2は、図1のIRD5の構成例を示している。
【0024】
同図に示すように、IRD5は、大きく分けて、受信処理部10とデータインターフェイス20とで構成されており、受信処理部10は、フロントエンド部11(受信手段)、デスクランブラ12(デスクランブル手段)、デコード部13、コントローラ14、およびモデム15で構成され、データインターフェイス20は、スイッチング部21(入出力制御手段)およびIEEE1394インターフェイス22(インターフェイス手段)で構成されている。そして、受信処理部10およびデータインターフェイス20を構成する各ブロックは、コントロールバス16を介して、相互に接続されている。
【0025】
フロントエンド部11は、アンテナ4で受信され、ダウンコンバートされた受信信号を受信し、その受信信号に対して、所定の受信処理を施して、その結果得られるTS(デスクランブルされる前のもの)を、スイッチング部21の入力端子IN1に供給するようになされている。デスクランブラ12は、スイッチング部21の出力端子OUTから供給されるTS(デスクランブルされる前のもの)をデスクランブルし、そのデスクランブル後のTSを、デコード部13およびスイッチング部21の入力端子IN2に供給するようになされている。
【0026】
デコード部13は、デスクランブラ12から供給されるデスクランブル後のTSを構成するTSパケットから、ユーザが選択したチャンネルに対応するものを抽出し、それをMPEGデコードする。そして、その結果得られる画像および音声を出力するようになされている。さらに、デコード部13は、デスクランブラ12から供給されるデスクランブル後のTSから、制御に必要な制御データが配置されているものを抽出し、その制御データを、コントロールバス16を介して、コントローラ14に出力するようにもなされている。
【0027】
コントローラ14は、デコード部13から供給される制御データ、さらには、図示せぬリモコン(リモートコマンダ)をユーザが操作することによって供給される信号や、コントロールバス16に接続されているブロックから供給される信号にしたがい、各種の処理を行うとともに、コントロールバス16を介して、IRD5を構成するフロントエンド部11、デスクランブラ12、デコード部13、コントローラ14、モデム15、スイッチング部21、およびIEEE1394インターフェイス22を制御するようになされている。
【0028】
モデム15は、例えば、課金情報などを、公衆網8を介して送信装置1に送信するための通信制御を行うようになされている。
【0029】
スイッチング部21は、コントローラ14の制御にしたがい、その入力端子IN1に供給される、フロントエンド部11の出力をそのまま、その出力端子OUTから、デスクランブラ12に供給する他、フロントエンド部11が出力するデスクランブル前のTS、またはデスクランブラ12が出力するデスクランブル後のTSを、その入出力端子IN/OUTから、IEEE1394インターフェイス22を介して、外部の装置であるDVCR7に供給するとともに、DVCR7から、IEEE1394インターフェイス22を介して、入出力端子IN/OUTに供給されるデータを、その出力端子OUTからデスクランブラ12に供給するようになされている。
【0030】
IEEE1394インターフェイス22は、DVCR7との間で、IEEE1394の規格に準拠した通信を行い、これにより、スイッチング部21の入出力端子IN/OUTから供給されるデータを、DVCR7に送信するとともに、DVCR7から送信されてくるデータを受信して、スイッチング部21の入出力端子IN/OUTに供給するようになされている。なお、図2の実施の形態では、IEEE1394インターフェイス22は、外部に対する入出力ポートを3つ有しているが、この入出力ポートの数は、特に限定されるものではない。
【0031】
ここで、従来のIRDにおいては、データインターフェイス20が設けられておらず、また、フロントエンド部11の出力が、直接、デスクランブラ12に供給されるようになされていた。従って、IRD5は、データインターフェイス20が設けられ、かつ、フロントエンド部11の出力が、スイッチング部21を経由して、デスクランブラ12に供給されるようになっている点で、従来における場合と大きく異なる。
【0032】
次に、その動作について説明する。
【0033】
まず、リアルタイムで番組を視聴する場合(この場合おけるIRD5の動作モードを、以下、適宜、通常モードという)においては、ユーザにおいて、その番組のチャンネルが選択される。この場合、コントローラ14は、そのチャンネルの放送に使用されているトランスポンダを認識し、そのトランスポンダからの受信信号を選択するように、コントロールバス16を介して、フロントエンド部11を制御する。フロントエンド部11では、アンテナ4からの受信信号が受信され、コントローラ14からの制御に対応した周波数帯域の受信信号が選択される。さらに、フロントエンド部11では、その受信信号に所定の処理が施されることにより、TSとされ、スイッチング部21の入力端子IN1に供給される。
【0034】
また、この場合、コントローラ14は、入力端子IN1に入力される信号を、出力端子OUTから出力するように、コントロールバス16を介して、スイッチング部21を制御する。この制御にしたがい、スイッチング部21は、そのIN1に入力される、フロントエンド部11からのTSを、そのまま、その出力端子OUTから出力する。この出力端子OUTから出力されるTSは、デスクランブラ12に供給される。
【0035】
デスクランブラ12では、スイッチング部21から供給される、スクランブルされたTSがデスクランブルされ、そのデスクランブル後のTSは、デコード部13に供給される。
【0036】
このとき、コントローラ14は、ユーザが選択したチャンネルのパケットをデコードするように、コントロールバス16を介して、デコード部13を制御しており、デコード部13では、この制御にしたがい、デスクランブラ12から供給されるデスクランブル後のTSを構成するTSパケットから、ユーザが選択したチャンネルに対応するものが抽出され、MPEGデコードされる。これにより、ユーザが選択したチャンネルで放送されている番組の画像が表示されるとともに、対応する音声が出力される。
【0037】
次に、デスクランブル前のTSを、DVCR7に出力する場合(この場合おけるIRD5の動作モードを、以下、適宜、非デスクランブル出力モードという)においては、コントローラ14は、フロントエンド部11が出力するTSをIEEE1394インターフェイス22に出力するように、コントロールバス16を介して、スイッチング部21を制御する。
【0038】
この制御にしたがい、スイッチング部21は、その入力端子IN1に供給される、フロントエンド部11からのTSを、その入出力端子IN/OUTから、IEEE134インターフェイス22に出力する。
【0039】
このとき、コントローラ14は、スイッチング部21からのデータを、DVCR7に出力するように、コントロールバス16を介して、IEEE1394インターフェイス22を制御しており、IEEE1394インターフェイス22は、この制御にしたがい、スイッチング部21から供給されるデスクランブル前のTSを、IEEE1394の規格に準拠した通信手順で、DVCR7に送信する。
【0040】
なお、この場合、コントローラ14は、記録を行うように指示するAV/C(Audio Visual/Control)コマンド(以下、適宜、記録AV/Cコマンドという)を、コントロールバス16およびIEEE1394インターフェイス22を介してDVCR7に送信する。DVCR7では、この記録AV/Cコマンドにしたがって、IEEE1394インターフェイス22から供給されるデスクランブル前のTSが記録される。ここで、DVCR7は、IEEE1394インターフェイス22と同様の機能を有するインターフェイスを有しており、そのインターフェイスとIEEE1394インターフェイス22との間で、IEEE1394の規格に準拠した通信が行われることにより、IRD5とDVCR7との間で、データやコマンドなどがやりとりされる。
【0041】
次に、デスクランブル後のTSを、DVCR7に出力する場合(この場合おけるIRD5の動作モードを、以下、適宜、デスクランブル出力モードという)においては、コントローラ14は、入力端子IN1に入力される信号を、出力端子OUTから出力し、かつ入力端子IN2に入力される信号を、入出力端子IN/OUTから出力するように、コントロールバス16を介して、スイッチング部21を制御する。
【0042】
この制御にしたがい、スイッチング部21は、まず、そのIN1に入力される、フロントエンド部11からのTSを、そのまま、その出力端子OUTから出力する。この出力端子OUTから出力されるTSは、デスクランブラ12に供給され、デスクランブルされる。このデスクランブルされたTSは、スイッチング部21の入力端子IN2に供給される。スイッチング部21は、その入力端子IN2に供給される、デスクランブラ12からのTSを、その入出力端子IN/OUTから、IEEE134インターフェイス22に出力する。
【0043】
以下、非デスクランブル出力モードにおける場合と同様にして、IEEE1394インターフェイス22において、スイッチング部21からのデスクランブル後のTSが、DVCR7に送信され、記録される。
【0044】
次に、DVCR7に記録されたデータを再生して、IRD5に入力する場合(この場合おけるIRD5の動作モードを、以下、適宜、入力モードという)においては、コントローラ14は、再生を行うように指示するAV/Cコマンド(以下、適宜、再生AV/Cコマンドという)を、コントロールバス16およびIEEE1394インターフェイス22を介してDVCR7に送信する。DVCR7では、この再生AV/Cコマンドにしたがって、そこに記録されたデータの再生が行われる。
【0045】
また、このとき、コントローラ14は、DVCR7が出力するデータを、スイッチング部21に供給するように、コントロールバス16を介して、IEEE1394インターフェイス22を制御しており、IEEE1394インターフェイス22は、この制御にしたがい、DVCR7において再生されたデータ(ここでは、TS)を、IEEE1394の規格に準拠した通信手順で受信する。そして、IEEE1394インターフェイス22は、DVCR7から受信したTSを、スイッチング部21の入出力端子IN/OUTに供給する。
【0046】
スイッチング部21は、その入出力端子IN/OUTに供給されるTSを、その出力端子OUTから出力する。この出力端子OUTから出力されるTSは、デスクランブラ12に供給される。
【0047】
デスクランブラ12は、スイッチング部21から供給されるTSがスクランブルされているものである場合には、デスクランブルを行い、デコード部13に供給する。また、デスクランブラ12は、スイッチング部21から供給されるTSがスクランブルされていないものである場合には、そのまま、デコード部13に供給する。以下、通常モードにおける場合と同様にして、デコード部13において、デスクランブラ12が出力するTSのMPEGデコードが行われる。
【0048】
なお、デスクランブラ12において、TS(TSパケット)がスクランブルされているものであるかどうかは、後述する図5に示すTSパケットのスクランブル制御のための2ビットを参照することで認識されるようになされている。
【0049】
次に、図3は、図2のフロントエンド部11の構成例を示している。
【0050】
アンテナ4からの受信信号は、チューナ31に供給されるようになされている。チューナ31は、アンテナ4からの受信信号を受信し、コントロールバス16を介して、コントローラ14から供給される制御信号にしたがって、所定のトランスポンダに対応する周波数帯域の受信信号を選択する。選択された受信信号は、復調回路32に供給される。復調回路32では、チューナ31からの受信信号が、例えば、QPSK復調されるなどとして、TSとされ、誤り訂正回路33に供給される。誤り訂正回路33では、復調回路32からのTSに対して、誤り訂正処理が施され、スイッチング部21の入力端子IN1に供給される。
【0051】
次に、図4は、図2のデコード部13の構成例を示している。
【0052】
デスクランブラ12から供給されるデスクランブル後のTS(スクランブルされていないTS)は、DMUX(デマルチプレクサ)41に供給される。DMUX41では、TSを構成する各TSパケットに含まれるPID(Packet Identification)を参照することで、必要なTSパケットが抽出され、RAM(Random Access Memory)42乃至45のうちの対応するものに供給される。
【0053】
即ち、DMUX41は、処理を行うのに必要なクロックを生成するための情報(例えば、PCR(Presentation Clock Reference))が配置されたTSパケットを抽出し、RAM42に供給する。また、DMUX41は、ユーザが選択したチャンネルのビデオデータまたはオーディオデータ(ここでは、いずれもMPEGエンコードされたもの)が配置されたTSパケットを抽出し、それぞれを、RAM43または44に供給する。さらに、DMUX41は、各種の制御を行うための情報が配置されたTSパケットを抽出し、RAM45に供給する。
【0054】
なお、TSを構成するTSパケットのうち、DMUX41において選択されなかったものは、捨てられる。
【0055】
RAM42乃至45では、DMUX41から供給されるTSパケットが記憶される。
【0056】
そして、クロックジェネレータ46においては、RAM42に記憶されたTSパケットが読み出され、そこに配置されている情報に基づいて、クロックが生成される。このクロックは、MPEGビデオデコーダ47やMPEGオーディオデコーダ48その他の必要なブロックに供給される。
【0057】
MPEGビデオデコーダ47またはMPEGオーディオデコーダ48では、RAM43または44に記憶されたTSパケットが読み出され、そこに配置されているMPEGエンコードされたビデオデータまたはオーディオデータが、それぞれMPEGデコードされて出力される。
【0058】
マイコン(マイクロコンピュータ)49では、RAM45に記憶されたTSパケットが読み出され、そこに配置されている情報に基づいて、各ブロックを制御するための制御データが抽出される。この制御データは、コントロールバス16を介して、必要なブロックに供給される。
【0059】
ここで、図5は、TSのデータ構造を示している。
【0060】
TSは、同図に示すように、188バイトのTSパケットで構成される。
【0061】
各TSパケットの先頭から4バイト(32ビット)は、いわゆるパケットヘッダで、残りの184バイトが、アダプテーションフィールドおよびペイロードの両方、またはペイロードのみとされている。
【0062】
なお、パケットヘッダに配置される情報については、MPEG2の規格において定義されており、また、例えば、「最新MPEG教科書」、藤原洋 監修、マルチメディア通信研究会 編、アスキー出版局 発行などに、その詳細が開示されているため、ここでは、詳しい説明は省略するが、ここで必要なものについて簡単に説明すれば、先頭から12ビット目乃至24ビット目の13ビットに配置されるPIDは、TSパケットの識別のために用いられる。また、PIDの後に配置される2ビットのスクランブル制御は、ペイロードのスクランブルの有無と種類を表す。上述したように、デスクランブラ12は、このスクランブル制御を参照することで、TSパケット(のペイロード)にスクランブルがかけられているかどうか等を認識する。
【0063】
ここで、上述のクロックジェネレータ46で用いられる、クロックを生成するための情報としてのPCRは、アダプテーションフィールドに1つだけ配置される場合もあるし、ペイロードに複数まとめて配置される場合もある。MPEG2の規格では、いずれの手法も許されている。
【0064】
次に、上述したように、DMUX41(図4)では、TSパケットに含まれるPIDを参照することで、必要なTSパケットが抽出されるが、その抽出方法について、所望のチャンネルのビデオデータが配置されたTSパケットを抽出する場合を例に説明する。
【0065】
あるチャンネルのビデオデータが配置されたTSパケットには、そのチャンネルに対応する、ユニークなPIDが付される。従って、所望のチャンネルのTSパケットを抽出するためには、そのチャンネルのパケットに付されているPIDの値が必要となる。そこで、TSには、チャンネルとPIDとの対応関係を認識するための情報である付加情報テーブル(PSI)(Program Specific Information)を記述したTSパケットが含められる。
【0066】
ここで、PSIには、例えば、PAT(Program Association Table)やPMT(Program Map Table)などがある。
【0067】
PATには、PIDとして、所定の固定値(0x00(0xは、それに続く数字が16進数であることを表す)があらかじめ割り当てられており、図6(A)に示すように、あるプログラムナンバ(Program No.)(チャンネルに相当する)のTSパケットを得るために参照すべきPMTのPIDが記述されている。
【0068】
PMTには、図6(B)に示すように、あるプログラムナンバに対応する番組のビデオデータが配置された、図6(C)に示すようなTSパケット(ビデオパケット)のPIDが記述されている。
【0069】
従って、所望のチャンネルのビデオデータが配置されたTSパケットを抽出するには、まずPIDが0x00のパケット、即ち、PATを受信し(図6(A))、所望のチャンネルに相当するプログラムナンバに対応付けられているPIDを検出する。そして、そのPIDが付加されているTSパケット、即ち、PMTを受信する(図6(B))。さらに、そのPMTに記述されているPIDを検出し、そのPIDが付加されているビデオパケットを受信する(図6(C))。
【0070】
具体的には、例えば、プログラムナンバ「1」に対応するチャンネルのビデオデータが配置されたTSパケットを抽出する場合においては、PAT(図6(A))により、そのプログラムナンバについてのPMTのPIDが「11」であることが認識される。そして、そのPMT(図6(B))のTSパケットを受信することで、プログラムナンバ「1」に対応するチャンネルのビデオデータが配置されたTSパケットのPIDが「p」であることが認識される。そして、PIDが「p」のTSビデオパケット(図6(C))が抽出される。
【0071】
なお、図5に示したTSパケットのヘッダは、DMUX41において削除され、残りがRAM42乃至45に供給される(従って、図4の説明では、TSパケットがRAM42乃至45に供給されるとしたが、正確には、TSパケットのヘッダを除く部分がRAM42乃至45に供給される)。
【0072】
次に、図7は、図2のコントローラ14の構成例を示している。
【0073】
I/F(Interface)51は、コントロールバス15および内部バス55とを接続しており、コントロールバス16を介して供給される信号を、内部バス55を介してCPU(Central Processor Unit)52に出力するとともに、CPU52から内部バス55を介して供給される制御データを、コントロールバス16を介して、必要なブロックに出力する。
【0074】
CPU52は、I/F51から内部バス55を介して供給される信号に基づき、各種の処理を行うとともに、制御データを生成し、I/F51に供給する。なお、I/F51は、ユーザのリモコンの操作に対応する信号も、CPU52に供給するようになされており、CPU52は、その信号にも対応して、各種の処理を行う。
【0075】
ROM(Read Only Memory)53は、IPL(Initial Program Loading)のプログラム、その他の立ち上げ時に必要なプログラムおよびデータを記憶している。CPU52は、IRD5の電源投入時やリセット後は、このROM53に記憶されているプログラムやデータを内部バス55を介して読み出すことで、動作可能な状態となる。
【0076】
RAM54は、CPU52の動作上必要なプログラム(OS(Operating System)やアプリケーションプログラムなど)やデータを記憶するようになされている。なお、RAM54は、例えば、フラッシュメモリなどで構成される。
【0077】
次に、図8は、図2のスイッチング部21の構成例を示している。
【0078】
スイッチング部21は、同図に示すように、大きく分けて、スイッチャ60とデータパーサ部70(抽出手段)から構成されている。
【0079】
スイッチャ60は、スイッチ61乃至63で構成されている。
【0080】
スイッチ61(第1の選択手段)の端子61aは、入力端子IN1に接続されており、従って、そこには、フロントエンド部11からデスクランブル前のTSが供給されるようになされている。また、スイッチ61の端子61bは、スイッチ63の端子63bと接続されている。スイッチ61は、スイッチ62(第2の選択手段)の端子62bおよび出力端子OUTに接続されており、コントローラ14からの制御にしたがって、端子61aまたは61bのうちのいずれか一方を選択するようになされている。
【0081】
スイッチ62の端子62aは、入力端子IN2に接続されており、従って、そこには、デスクランブラ12からデスクランブル後のTSが供給されるようになされている。スイッチ62は、データパーサ部70のPID検出部71に接続されており、コントローラ14からの制御にしたがって、端子62aまたは62bのうちのいずれか一方を選択するか、あるいは、いずれも選択しない状態となるようになされている。
【0082】
スイッチ63は、入出力端子IN/OUTに接続されており、コントローラ14からの制御にしたがって、端子63aまたは63bのうちのいずれか一方を選択するようになされている。なお、端子63aには、データパーサ部70のパーサ74の出力が供給されるようになされている。
【0083】
データパーサ部70は、PID検出部71、比較部72、レジスタ部73、およびパーサ74で構成され、スイッチ62から供給されるTSから、必要なTSパケットだけを抽出し、端子63aに供給するようになされている。
【0084】
即ち、PID検出部71は、スイッチ62から供給されるTSを、そのままパーサ74に出力するとともに、そのTSを構成する各TSパケットからPIDを検出し、比較部72に供給するようになされている。比較部72は、レジスタ部73に記憶されているPIDと、PID検出部71からのPIDとを比較し、両者が一致する場合に、その旨の信号(以下、適宜、一致信号という)をパーサ74に供給するようになされている。レジスタ部73は、コントローラ14からコントロールバス16を介して供給されるPIDを記憶するようになされている。即ち、例えば、ユーザが、あるチャンネルの番組だけを、DVCR7に録画させたい場合があるが、そのような場合に、ユーザが、そのチャンネルを指定すると、コントローラ14は、そのチャンネルに対応するTSパケットのPIDを、コントロールバス16を介して、レジスタ部73に供給する。レジスタ部73では、このようにしてコントローラ14から供給されるPIDが記憶される。なお、レジスタ部73は、複数のPIDを記憶することができるようになされている。
【0085】
パーサ74は、PID検出部71から供給されるTSから、比較部72より供給される一致信号に対応するTSパケット、即ち、レジスタ部73に記憶されているPIDと同一のPIDを有するTSパケットを抽出し、端子63aに供給するようになされている。なお、パーサ74において抽出されなかったTSパケットは、捨てられる。
【0086】
次に、上述の通常モード、デスクランブル出力モード、非デスクランブル出力モード、または入力モードそれぞれの場合におけるスイッチング部21の動作について説明する。なお、レジスタ部73には、コントローラ14によって、所定のPIDがセットされているものとする。
【0087】
コントローラ14は、各モードにおいて、図9に示すように、端子を選択するように、スイッチ61乃至63それぞれを制御する。
【0088】
即ち、これにより、通常モードの場合においては、スイッチ61は端子61aを選択し、スイッチ62は、端子62aおよび62bのいずれも選択しない状態(以下、適宜、フリー状態という)となる。さらに、スイッチ63は、ドントケア(Don't Care)状態(端子63aまたは63bのいずれを選択していても良い状態)とされる。従って、フロントエンド部11から入力端子IN1を介して端子61aに供給されるデスクランブル前のTSは、スイッチ61を介して、そのまま、出力端子OUTから出力され、デスクランブラ12に供給される。
【0089】
次に、デスクランブル出力モードの場合においては、図9に示したように、スイッチ61は端子61aを、スイッチ62は端子62aを、スイッチ63は端子63aを、それぞれ選択する。
【0090】
従って、この場合も、通常モードの場合と同様に、フロントエンド部11から入力端子IN1を介して端子61aに供給されるデスクランブル前のTSは、スイッチ61を介して、そのまま、出力端子OUTから出力され、デスクランブラ12に供給される。
【0091】
デスクランブラ12では、出力端子OUTからのデスクランブル前のTSがデスクランブルされ、デスクランブル後のTSが、入力端子IN2を介して、端子62aに供給される。スイッチ62は、端子62aを選択しているから、端子62aに供給されるデスクランブル後のTSは、スイッチ62を介して、PID検出部71に供給される。
【0092】
PID検出部71は、スイッチ62から供給されるTSを、そのままパーサ74に出力するとともに、そのTSを構成する各TSパケットからPIDを検出し、比較部72に供給する。比較部72では、レジスタ部73に記憶されているPIDと、PID検出部71からのPIDとが比較され、両者が一致する場合のみ、一致信号が、パーサ74に供給される。
【0093】
パーサ74は、比較部72から一致信号を受信すると、その一致信号に対応するTSパケット(レジスタ部73に記憶されているPIDと同一のPIDを有するTSパケット)(以下、適宜、一致パケットという)を抽出し、それ以外のTSパケットを削除して、端子63aに出力する。
【0094】
ここで、パーサ74は、一致パケットを端子63aに出力する際に、一致パケットどうしの相対的な時間間隔を保持した状態(ある一致パケットから次の一致パケットまでの時間間隔を保った状態)で、一致パケットを端子63aに出力する。これは、一致パケットどうしの相対的な時間間隔が失われると、そのMPEGデコードが困難となるからである。
【0095】
スイッチ63は、端子63aを選択しており、従って、パーサ74が出力する一致パケットは、スイッチ63を介して、入出力端子IN/OUTから出力され、IEEE1394インターフェイス22に供給される。IEEE1394インターフェイス22では、スイッチング部21からの一致パケット(ここでは、デスクランブルされたTSパケット)が、IEEE1394の規格に準拠したフォーマットにされ、DVCR7に送信される。
【0096】
このとき、上述したように、コントローラ14は、IEEE1934インターフェイス22を介して、DVCR7に記録AV/Cコマンドを送信しており、従って、DVCR7においては、IEEE1934インターフェイス部22から供給されるデータが記録される。
【0097】
ここで、パーサ74の出力である一致パケット列は、元のTSから一致パケット以外のTSが抜けた、間隔の開いたものとなるため、そのような、いわば歯抜けのTSを、他の機器が受け取ったときに正常に処理することができるように、加工する必要がある。この加工としては、例えば、一致パケットに関するPAT,PMT,SIT(Selection Information Table),DIT(Discontinity Information Table)の付加などが挙げられる。そこで、コントローラ14は、これらのPAT,PMT,SIT,DITを生成し、コントロールバス16を介して、IEEE1394インターフェイス22に供給する。IEEE1394インターフェイス22は、コントローラ14からのPAT,PMT,SIT,DITを、TSパケットの形にして、歯抜けのTSの間隔の開いている部分に挿入し、これにより、パーシャルトランスポートストリーム(Partial Transport Stream)(以下、適宜、パーシャルTSという)を構成して、これを、DVCR7に送信する。
【0098】
なお、PATや、PMT,SIT,DITなどについては、例えば、ETS 300468,Digital Video Broadcasting(DVB);Specification for Service Information(SI) in DVB systemなどに、その詳細が説明されている。
【0099】
次に、非デスクランブル出力モードの場合においては、図9に示したように、スイッチ61は端子61aを、スイッチ62は端子62bを、スイッチ63は端子63aを、それぞれ選択する。
【0100】
従って、フロントエンド部11から入力端子IN1を介して端子61aに供給されるデスクランブル前のTSは、スイッチ61を介して、端子62bに供給される。そして、いまの場合、スイッチ62は、端子62bを選択しているから、デスクランブル前のTSは、スイッチ62を介して、PID検出部71に供給される。
【0101】
以下、デスクランブル出力モードにおける場合と同様の処理が行われ、これにより、DVCR7には、デスクランブル前のTSが送信されて記録される。
【0102】
次に、入力モードの場合においては、図9に示したように、スイッチ61は端子61bを、スイッチ63は端子63bを、それぞれ選択する。また、スイッチ62は、フリー状態となる。
【0103】
さらに、この場合、コントローラ14から、IEEE1394インターフェイス22を介して、DVCR7に、再生AV/Cコマンドが送信され、これにより、DVCR7において、再生が開始され、そこに記録されたデータが、IEEE1394インターフェイス22に送信されてくる。
【0104】
IEEE1394インターフェイス22では、DVCR7からのデータが、IEEE1394の規格に準拠したフォーマットのものから、元のTS(ここでは、パーシャルTS)に変換され、入出力端子IN/OUTを介して、スイッチ63に供給される。スイッチ63は、上述したように、端子63bを選択しており、従って、IEEE1394インターフェイス22からのTSは、スイッチ63および端子63bを介して、端子61bに供給される。
【0105】
スイッチ61は、上述したように、端子61bを選択しており、従って、端子63bを介して供給されるTSは、スイッチ61を介して、出力端子OUTから出力される。ここで、スイッチ62は、フリー状態であるため、スイッチ61を介して出力されるTSは、PID検出部71には供給されない。
【0106】
出力端子OUTから出力されたTSは、デスクランブラ12に供給され、以下、必要に応じてデスクランブルされ、デコード部13に供給される。
【0107】
なお、IEEE1394インターフェイス22は、DVCR7に記録させるデータを、同期通信用のパケット(Isochronous packet)の形にして、同期通信(Isochronous通信)によって、DVCR7に送信し、また、DVCR7のコマンドを、例えば、IEEE1394−1995に規定される非同期通信用のパケット(Asynchronous packet)の形にして、非同期通信(Asynchronous通信)によって、DVCR7に送信する。さらに、IEEE1394インターフェイス22は、DVCR7から、同期通信によって送信されてくるデータや、非同期通信によって送信されてくるコマンド、ステイタスなどを受信し、コントローラ14、その他の必要なブロックに送信する。
【0108】
以上のように、IRD5は、フロントエンド部11が出力するデスクランブル前のTS、またはデスクランブラ12が出力するデスクランブル後のTS(デスクランブルデータ)を、DVCR7に供給するとともに、DVCR7が出力するデータを、デスクランブラ12に供給するスイッチング部21を有するので、デスクランブル前および後のいずれのTSをも、DVCR7に出力することができるとともに、DVCR7が再生するデータを受け付け、必要に応じてデスクランブルして、MPEGエンコードすることなどが可能となる。即ち、データの入出力を、柔軟に行うことが可能となる。
【0109】
また、フロントエンド部11が出力するTSを、スイッチ61を介して、出力端子OUTから出力するとともに、端子62bに供給するようにしたので、ユーザは、ある番組を見ながら、それとは独立して、その番組を、外部の装置であるDVCR7に出力して録画などすることが可能となる。
【0110】
さらに、スイッチング部21とDVCR7との間のインターフェイスとして機能するIEEE1394インターフェイス22を設けたので、外部の機器との間で、TSパケットのやりとりと並列に、AV/Cコマンドなどのやりとりも行うことが可能となる。また、IRD5を、高速なIEEE1394ネットワークに接続し、さらに、そのIEEE1394ネットワークに接続されている機器との間で、TSの高速な送受信が可能となる。
【0111】
また、スイッチング部21およびIEEE1394インターフェイス22を用い、例えば、IRD5のGUI(Graphical User Interface)を利用したインテリジェントなサービスを、ユーザに提供することが可能となる。即ち、例えば、DVCR7に記録されたTSを再生し、IRD5でデコードして表示等する場合において、IEEE1394インターフェイス22に、DVCR7が正常にデータを再生しているかどうかのステイタスを取得させ、データが正常に再生されていないときには、コントローラ14に、いずれの端子も選択しないように、スイッチ61乃至63を制御させるようにすることができ、これにより、正常でないデータが、デスクランブラ12、ひいてはデコード部13に入力されないようにし、不正常な画面が表示されるのを防止することができる。
【0112】
さらに、この場合、IRD5のGUIを利用して、データが正常に再生されない旨のメッセージを表示することで、ユーザに、その旨を報知することができる。
【0113】
また、スイッチング部21のデータパーサ部70においては、必要なチャンネルのTSパケットだけを抽出して、外部に出力するようにしたので、例えば、放送局において、1のトランスポンダに対応する周波数帯域の各チャンネルで、同一の番組について、異なるアングルから撮影したシーンを放送するようにした場合には、ユーザは、所望のアングルから撮影したシーンだけを録画することなどが可能となる。
【0114】
以上、本発明を、衛星回線を利用したディジタル放送を行う放送システムに適用した場合について説明したが、本発明は、衛星回線以外の、例えば、CATV網や、インターネット、地上回線、その他の伝送媒体を介してディジタル放送を行う場合などにも適用可能である。
【0115】
なお、本実施の形態では、スイッチング部21とDVCR7との間のインターフェイスとして、シリアルインターフェイスであるIEEE1394インターフェイス22を設けるようにしたが、それ以外のシリアルインターフェイスを用いることも可能である。また、シリアルインターフェイスでなく、パラレルインターフェイスを用いることも可能である。
【0116】
また、本実施の形態では、外部の装置として、DVCRを、IRD5に接続したが、外部の装置としてIRD5に接続する装置は、DVCRに限定されるものではない。
【0117】
さらに、本実施の形態では、スイッチング部21において、TSから所定のTSパケットを抽出して、DVCR7に記録するようにしたが、TS全体をDVCR7に供給して記録することも可能である。
【0118】
【発明の効果】
本発明によれば、受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方が選択され、デスクランブル手段に供給される。また、選択された一方の出力またはデスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方が選択され、外部の記録再生装置に供給される。従って、ディジタルデータの柔軟な入出力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した放送システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のIRD5の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のフロントエンド部11の構成例を示すブロック図である。
【図4】図2のデコード部13の構成例を示すブロック図である。
【図5】トランスポートストリームのデータ構造を示す図である。
【図6】所定のチャンネルのTSパケットの抽出方法を説明するための図である。
【図7】図2のコントローラ14の構成例を示すブロック図である。
【図8】図2のスイッチング部21の構成例を示すブロック図である。
【図9】図8のスイッチ61乃至63の切換方法を示す図である。
【符号の説明】
1 送信装置, 2 アンテナ, 3 衛星, 4 アンテナ, 5 IRD, 6 モニタ, 7 DVCR, 8 公衆網, 10 受信処理部, 11フロントエンド部(受信手段), 12 デスクランブラ(デスクランブル手段), 13 デコード部, 14 コントローラ, 15 モデム, 16 コントロールバス, 20 データインターフェイス, 21 スイッチング部(入出力制御手段), 22 IEEE1394インターフェイス(インターフェイス手段), 31 チューナ, 32 復調回路, 33 誤り訂正回路,41 DMUX, 42乃至45 RAM, 46 クロックジェネレータ,47 MPEGビデオデコーダ, 48 MPEGオーディオデコーダ, 49 マイコン, 51 I/F, 52 CPU, 53 ROM, 54 RAM, 55 内部バス, 60 スイッチャ, 61乃至63 スイッチ(第1および第2の選択手段), 71 PID検出部, 72 比較部, 73 レジスタ部, 74 パーサ
Claims (9)
- 少なくとも一部がスクランブルされたディジタルデータを受信する受信手段、および前記受信手段の出力に基づいて前記ディジタルデータをデスクランブルするデスクランブル手段を備える受信装置と、外部の記録再生装置との間のデータの入出力を管理する入出力装置であって、
前記受信手段が出力するディジタルデータまたは前記外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方を選択し、前記デスクランブル手段に供給する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段の選択出力または前記デスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方を選択し、前記外部の記録再生装置に供給する第2の選択手段と
を備えることを特徴とする入出力装置。 - 前記受信手段が出力するディジタルデータ、または前記デスクランブル手段が出力するデスクランブルデータから、所定のデータだけを抽出し、前記外部の記録再生装置に出力する抽出手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の入出力装置。 - 前記ディジタルデータまたはデスクランブルデータは、複数のパケットで構成され、
前記抽出手段は、前記ディジタルデータまたはデスクランブルデータを構成するパケットから、所定のパケットだけを抽出し、その抽出したパケットどうしの相対的な時間間隔を保持した状態で、前記外部の記録再生装置に出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の入出力装置。 - 前記第1および第2の選択手段と前記外部の記録再生装置との間で所定の規格に準拠した通信を行うインターフェイス手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の入出力装置。 - 少なくとも一部がスクランブルされたディジタルデータを受信する受信手段、および前記受信手段の出力に基づいて前記ディジタルデータをデスクランブルするデスクランブル手段を備える受信装置と、外部の記録再生装置との間のデータの入出力方法であって、
前記受信手段が出力するディジタルデータまたは前記外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方を選択し、前記デスクランブル手段に供給し、
選択された一方の出力または前記デスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方を選択し、前記外部の記録再生装置に供給する
ことを特徴とする入出力方法。 - 少なくとも一部がスクランブルされたディジタルデータを受信する受信装置であって、
前記ディジタルデータを受信する受信手段と、
前記ディジタルデータをデスクランブルするデスクランブル手段と、
前記受信手段が出力するディジタルデータまたは外部の記録再生装置から供給されるディジタルデータのうちのいずれか一方を選択し、前記デスクランブル手段に供給する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段の選択出力または前記デスクランブル手段が出力するデスクランブルデータのうちのいずれか一方を選択し、前記外部の記録再生装置に供給する第2の選択手段と
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記受信手段が出力するディジタルデータ、または前記デスクランブル手段が出力するデスクランブルデータから、所定のデータだけを抽出し、前記外部の記録再生装置に出力する抽出手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項6に記載の受信装置。 - 前記ディジタルデータまたはデスクランブルデータは、複数のパケットで構成され、
前記抽出手段は、前記ディジタルデータまたはデスクランブルデータを構成するパケットから、所定のパケットだけを抽出し、その抽出したパケットどうしの相対的な時間間隔を保持した状態で、前記外部の記録再生装置に出力する
ことを特徴とする請求項7に記載の受信装置。 - 前記第1および第2の選択手段と前記外部の記録再生装置との間で所定の規格に準拠した通信を行うインターフェイス手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
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