JP3906497B2 - メニュー表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウインドウシステム等で設定される表示枠内にメニューアイコンを表示するメニュー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、コンピュータシステムやワードプロセッサー等の情報処理装置においては、操作を容易にするグラフィカル・ユーザー・インターフェース(以下、GUIという)として、ウインドウシステムが開発されて利用されている。このウインドウシステムでは、ウインドウ画面を表示し、そのウインドウ画面上に各種アプリケーションプログラムやコマンド等をメニューアイコンで表示し、マウス操作で所望のメニューアイコン上にカーソルを移動させて指定し、指定したメニューアイコン上でマウスのボタンをクリックすることで、そのアプリケーションプログラムやコマンド処理が実行されるようになっている。
【0003】
また、ウインドウシステムでは、メニューアイコンを表示する表示枠を任意に変更可能であり、表示枠の変更に合わせてメニューアイコンを再配置することも可能である。また、表示画面部を縦方向と横方向に切り替える回転機構を備えた表示装置の場合は、表示枠の変更以外に、表示画面を縦方向と横方向に切り換えられる毎にメニューアイコンを再配置する必要が有る。
【0004】
すなわち、ウインドウシステムにおいて、表示枠が変更された場合、特に表示枠が縮小された場合は、当初表示されていたメニューアイコンが全て表示されずに一部だけが表示されることとなり、メニューアイコンの再配置が必要である。また、表示装置において表示画面を例えば、横画面から縦画面に切り換えられた場合、横画面に合わせて表示されていたメニューアイコンが、縦画面に切り換えられることにってメニューアイコンの一部が表示されなくなる場合があり、メニューアイコンの再配置が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のウインドウシステムにおけるメニューアイコン表示にあっては、表示枠の変更に際して表示枠の縮小が指示された場合は、メニューアイコンが全て表示されずに一部だけが表示されることとなり、メニューアイコンの再配置が必要である。また、表示画面部を縦方向と横方向に切り替える回転機構を備えた表示装置にあっては、画面が切り換えられた場合、メニューアイコンの一部が表示されなくなる場合があり、メニューアイコンの再配置が必要である。このため、表示枠の変更や表示画面位置の切り換えを行う度に、ユーザーはメニューアイコンの再配置を行わなければならず、ユーザーに操作負担になるという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、表示枠の変更や表示画面位置の切り換えに応じて、メニューアイコンの表示位置を自動的に再配置するメニュー表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のメニュー表示装置は、表示装置のウインドウ内のメニューアイコン枠内にアイコンイメージを配置するメニュー表示装置において、前記ウインドウサイズの変更に応じて前記メニューアイコン枠の表示を縦型とするか横型とするかを変更する表示枠変更手段と、縦型メニューアイコン枠に対応する前記アイコンイメージの表示座標情報及び、この縦型メニューアイコン枠に対応する項目名称の表示座標情報と、横型メニューアイコン枠に対応する前記アイコンイメージの表示座標情報及び、この横型メニューアイコン枠に対応する項目名称の表示座標情報とを記憶する表示座標記憶手段と、前記表示枠変更手段により縦型メニューアイコン枠あるいは横型メニューアイコン枠のいずれかに変更されると、この変更に応じてメニューアイコン枠を縦型もしくは横型にし、各メニューアイコン枠に前記表示座標記憶手段に記憶されたアイコンイメージの表示座標情報に基づいてアイコンイメージを表示すると共に、前記変更されたメニューアイコン枠に対応して前記表示座標記憶手段に記憶された項目名称の表示座標情報に基づいて、当該項目名称を前記メニューアイコン枠内に再配置する表示制御手段とを備えるものである。
【0008】
従って、この発明によれば縦型メニューアイコン枠あるいは横型メニューアイコン枠のいずれかが指定されると、この指定された縦型メニューアイコン枠あるいは横型メニューアイコン枠に対応して記憶されたアイコンイメージの表示座標情報及び、項目名称の表示座標情報に基づいて、縦型メニューアイコン枠にアイコンイメージを表示する際には、当該アイコンイメージの表示が縦長になるように表示し、横型メニューアイコン枠にアイコンイメージを表示する際には、当該アイコンイメージの表示が横長になるように表示すると共に、メニューアイコン枠内に項目名称を再配置してメニュー表示を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
図1〜図12は、本発明のメニュー表示装置を適用したコンピュータシステムの一実施の形態を示す図である。
【0023】
まず、構成を説明する。
【0024】
図1は、本実施の形態のコンピュータシステム1の概略構成を示すブロック図である。この図1において、コンピュータシステム1は、CPU2、入力装置3、RAM4、表示回転検出部5、表示装置6、印刷装置7及び記憶装置8により構成されており、各部はバス9に接続されている。
【0025】
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶装置8に記憶されているGUIとしてのウインドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステムに対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM4内の図示しないプログラム格納領域に格納し、入力装置3から入力される各種指示あるいはデータをRAM4内に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置8内に格納したアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM4内に格納するとともに、表示部6に表示する。そして、RAM4に格納した処理結果を入力部3から入力指示される記憶装置8内の保存先に保存する。
【0026】
また、CPU2は、記憶装置8内のユーザー定義メモリ8cに記憶されるメニューアイコンの定義情報に係る処理として後述するメニュー再表示処理において、表示回転検出部5からの割り込み要求により、表示装置6に表示中のウインドウの変更要求が有ったとき、表示中のウインドウが横置か縦置かに応じて、そのウインドウを縦置にするか横置にするかを判別し、表示中の表示内容がメニューアイコンである場合に、そのメニューアイコンに関する表示情報(ユーザー定義内容、イメージ表示座標(横置/縦置))を記憶装置8内のユーザー定義メモリ8c及びアイコンイメージ表示座標テーブル8dから読み出して、縦置用あるいは横置用の再表示位置を記憶装置8内のメニュー管理メモリ8fに格納する。そして、予め設定された縦置時アイコン表示枠あるいは横置時アイコン表示枠に基づいて、変更後のウインドウ枠内に、上記メニュー管理メモリ8fに格納した再表示位置を設定したメニューアイコンを再表示する。
【0027】
入力装置3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備え、押下されたキーの押下信号をCPU2に出力する。
【0028】
RAM(Random Accesss Memory )4は、CPU2により処理されるプログラムやデータを一時的に格納するメモリエリアを形成する。表示回転検出部5は、表示装置6の表示画面の回転位置が横置か縦置かを検出し、その横置/縦置を示すフラグを記憶装置8内のウインドウ指定レジスタ8aに設定した後、CPU2に割り込み要求を出力して、CPU2に後述する再表示処理を実行させる。
【0029】
表示装置6は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示データを表示するとともに、表示画面を横置と縦置に回転させる、いわゆるスピントップ機能を有する。印刷装置7は、CPU2から入力される印字データを所定の印刷用紙に印刷出力する。
【0030】
記憶装置8は、プログラムやデータ等か予め記憶されている記憶媒体10を有しており、この記憶媒体10は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体は記憶装置8に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体には上記GUIとしてのウインドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステムに対応する各種アプリケーションプログラム、ファイル定義画面表示処理プログラム、属性欄の指定処理プログラム、定義欄の操作処理プログラム及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0031】
また、この記憶媒体10に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0032】
また、記憶装置8は、メニュー表示に必要な各種メモリ領域を有し、図2に示すように、ウインドウ指定レジスタ8a、表示サイズレジスタ8b、ユーザー定義メモリ8c、項目名称表示座標テーブル8d、アイコンイメージ表示座標テーブル8e、メニュー管理メモリ8fを有する。
【0033】
ウインドウ指定レジスタ8aは、表示回転検出部5により設定されるウインドウが縦置か横置かを指定するフラグを格納し、表示サイズレジスタ8bは、縦置/横置ウインドウの各表示サイズを記憶する。ユーザー定義メモリ8cは、メニューアイコンを表示するためにユーザーにより定義される定義項目を格納し、図3に示すように、メニューアイコン毎に“項目番号”、“項目名称”、“アイコンイメージ番号”及び“選択時動作”を格納する。これらの定義項目は、ユーザーにより任意に設定可能である。これらの定義項目により定義されるメニューアイコンは、ウインドウの回転位置(すなわち、表示装置6における表示画面の横置/縦置)に応じて、図4に示す横置時のアイコン枠あるいは縦置時のアイコン枠に表示される。
【0034】
この図4に示す横置時のアイコン枠は、幅(192ドット)で高さ(96ドット)であり、このアイコン枠の中にアイコンイメージが幅と高さ(64ドット)で表示され、アイコンイメージの下には項目名称が1段で表示されるように設定されている。また、図4に示す縦置時のアイコン枠は、幅(100ドット)で高さ(142ドット)であり、このアイコン枠の中にアイコンイメージが幅と高さ(64ドット)で表示され、アイコンイメージの下には項目名称が2段で表示されるように設定されている。
【0035】
また、図2の項目名称表示座標テーブル8dは、上記図4に示した縦置ウインドウあるいは横置ウインドウ内に配置されるアイコン枠内に表示される項目名称の表示座標を格納し、図5に示すように、(A)縦型ウインドウ用座標データ(XID1,YID1)〜(XID6,YID6)と、(B)横型ウインドウ用座標データ(XID7,YID7)〜(XID12,YID12)と、を格納している。これら項目名称の表示座標データは、図4に示した項目名称表示枠のうち左上角の基準位置座標である。
【0036】
アイコンイメージ表示座標テーブル8eは、上記図4に示した縦置ウインドウあるいは横置ウインドウ内に配置されるアイコン枠内に表示されるアイコンイメージの表示座標を格納し、図6に示すように、(A)縦型ウインドウ用座標データ(XIC1,YIC1)〜(XIC6,YIC6)と、(B)横型ウインドウ用座標データ(XIC7,YIC7)〜(XIC12,YIC12)と、を格納している。これらアイコンイメージの表示座標データは、図4に示したアイコンイメージ表示枠のうち左上角の基準位置座標である。
【0037】
メニュー管理メモリ8fは、各メニューアイコンの表示位置を管理する座標データを格納し、図7に示すように、各メニューアイコンの項目名称と表示座標とを関連付けて記憶する。
【0038】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0039】
本実施の形態のコンピュータシステム1により実行される再表示処理について図8、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0040】
このフローチャートに記載した各機能を実現するプログラムはCPU2が読み取り可能なプログラムコードの形態で上記記憶媒体10に記憶されている。
【0041】
表示回転検出部5では、表示装置6の表示画面の回転位置が横置か縦置かを検出し、その横置/縦置を示すフラグを設定してCPU2に割り込み要求を出力する。CPU2では、表示回転検出部5からの割り込みを待ち(ステップS1)、表示回転検出部5から割り込み要求が入力されると、ウインドウサイズの変更が有ったか否かを判別する(ステップS2)。すなわち、表示装置6において、表示画面の横置/縦置の切り換えが有ったか否かを、表示回転検出部5から入力される検出信号により判別する。
【0042】
そして、ウインドウの変更が無かった場合は、通常の処理(通常の表示処理)を実行し(ステップS3)、ウインドウの変更が有った場合、すなわち、表示装置6において表示画面の横置→縦置への変更、あるいは縦置→横置への変更が有った場合は、ウインドウ指定レジスタ8aに横置か縦置かを示す指定フラグを設定し、表示サイズレジスタ8bに格納されている横置ウインドウサイズの値と縦置ウインドウサイズの値を入れ換える(ステップS4)。
【0043】
次いで、ウインドウ指定レジスタ8aに設定されている指定フラグを参照して変更指定されたウインドウが横置か縦置かを判別する(ステップS5)。変更指定されたウインドウが縦置である場合は、図9のステップS13に移行し、変更指定されたウインドウが横置である場合は、その縦置ウインドウに表示中のメニュー項目がコメントか否かを、すなわち、記号*(アスタリスク)等のコメントか否かを記憶装置8内のユーザー定義メモリ8cに格納されている各メニューアイコンの項目番号の定義内容を参照して判別する(ステップS6)。メニュー項目の定義内容がコメントである場合は、そのメニューアイコンに何も表示しないことが定義されているのでステップS12に移行して、ユーザー定義メモリ8cに、まだメニュー項目が格納されているか否かを判別し、格納されている場合はステップS6に戻り、格納されていない場合はステップS1に戻る。
【0044】
また、ステップS6において、メニュー項目がコメントでない場合、すなわち、アイコンイメージである場合は、そのメニュー項目についてユーザー定義メモリ8cに格納されている定義内容(項目番号、項目名称、アイコンイメージ番号)と、図5の項目名称表示座標テーブル8dに格納されている横型ウインドウ用座標データ(XID7,YID7)〜(XID12,YID12)とに基づいて、そのアイコンイメージの下の項目名称の再表示位置、すなわち、項目名称を縦置から横置にするための表示位置をメニュー管理メモリ8fに設定する(ステップS7)。
【0045】
次いで、そのメニュー項目についてユーザー定義メモリ8cに格納されている定義内容(項目番号、項目名称、アイコンイメージ番号)と、図6のアイコンイメージ表示座標テーブル8eに格納されている横型ウインドウ用座標データ(XIC7,YIC7)〜(XIC12,YIC12)とに基づいて、そのアイコンイメージの再表示位置、すなわち、アイコンイメージを縦置から横置にするための表示位置をメニュー管理メモリ8fに設定する(ステップS8)。
【0046】
次いで、図4に示した横置時のアイコン表示枠を横置ウインドウ内に表示するため、ステップS7でウインドウ管理メモリ8fに設定した項目名称再表示位置によりX方向に0ドット、Y方向に−72ドットの位置から図4の幅:192ドット、高さ:96ドットの横置アイコン表示枠を横置ウインドウ内に再表示する(ステップS9)。そして、この表示した横置アイコン表示枠内にステップS7でウインドウ管理メモリ8fに設定した項目名称再表示位置に基づいて、その項目名称を、図4の横置時アイコン表示枠内に示すように1段で再表示する(ステップS10)。
【0047】
次いで、表示した横置アイコン表示枠内にステップS8でウインドウ管理メモリ8fに設定したアイコンイメージ再表示位置に基づいて、そのアイコンイメージを、図4の横置時アイコン表示枠内に示すように64ドット×64ドットで再表示する(ステップS11)。そして、ユーザー定義メモリ8cに、まだメニュー項目が格納されているか否かを判別し(ステップS12)、格納されている場合はステップS6に戻り、格納されていない場合はステップS1に戻る。
【0048】
また、ステップS5において、変更指定されたウインドウが縦置である場合は、図9のステップS13に移行し、変更指定されたウインドウが縦置である場合は、その横置ウインドウに表示中のメニュー項目がコメントか否かを、記憶装置8内のユーザー定義メモリ8cに格納されている各メニューアイコンの定義内容を参照して判別する(ステップS13)。メニュー項目がコメントである場合は、ステップS19に移行して、ユーザー定義メモリ8cに、まだメニュー項目が格納されているか否かを判別し、格納されている場合はステップS6に戻り、格納されていない場合はステップS1に戻る。
【0049】
また、ステップS13において、メニュー項目がコメントでない場合、すなわち、アイコンイメージである場合は、そのメニュー項目についてユーザー定義メモリ8cに格納されている定義内容(項目番号、項目名称、アイコンイメージ番号)と、図5の項目名称表示座標テーブル8dに格納されている縦型ウインドウ用座標データ(XID1,YID1)〜(XID6,YID6)とに基づいて、そのアイコンイメージの下の項目名称の再表示位置、すなわち、項目名称を横置から縦置にするための表示位置をメニュー管理メモリ8fに設定する(ステップS14)。
【0050】
次いで、そのメニュー項目についてユーザー定義メモリ8cに格納されている定義内容(項目番号、項目名称、アイコンイメージ番号)と、図6のアイコンイメージ表示座標テーブル8eに格納されている縦型ウインドウ用座標データ(XIC1,YIC1)〜(XIC6,YIC6)とに基づいて、そのアイコンイメージの再表示位置、すなわち、アイコンイメージを横置から縦置にするための表示位置をメニュー管理メモリ8fに設定する(ステップS15)。
【0051】
次いで、図4に示した縦置時のアイコン表示枠を縦置ウインドウ内に表示するため、ステップS14でウインドウ管理メモリ8fに設定した項目名称再表示位置によりX方向に−2ドット、Y方向に−92ドットの位置から図4の幅:100ドット、高さ:142ドットの縦置アイコン表示枠を縦置ウインドウ内に再表示する(ステップS16)。そして、この表示した縦置アイコン表示枠内にステップS15でウインドウ管理メモリ8fに設定した項目名称再表示位置に基づいて、その項目名称を、図4の縦置時アイコン表示枠内に示すように2段で再表示する(ステップS17)。
【0052】
次いで、表示した縦置アイコン表示枠内にステップS15でウインドウ管理メモリ8fに設定したアイコンイメージ再表示位置に基づいて、そのアイコンイメージを、図4の横置時アイコン表示枠内に示すように64ドット×64ドットで再表示する(ステップS18)。そして、ユーザー定義メモリ8cに、まだメニュー項目が格納されているか否かを判別し(ステップS19)、格納されている場合はステップS13に戻り、格納されていない場合はステップS1に戻る。
【0053】
以上の再表示処理により、図10に示すように、横置ウインドウと縦置ウインドウとの間のメニュー表示形式の変換に際して、メニューアイコン(アイコンイメージ及び項目名称)の再表示位置が自動的に設定されて、変換したウインドウ内に均等に配置されて表示装置6に表示される。
【0054】
したがって、横置ウインドウと縦置ウインドウにおけるメニューアイコンの表示座標の関係は図11と図12に示すようになる。すなわち、上記再表示処理において、縦置ウインドウから横置ウインドウへの変更指示が行われた場合は、図11に示す横置ウインドウ内に、図4に示した横置時のメニューアイコン枠が配置されるとともに、この各横置時メニューアイコン枠内には、図5に示した項目名称表示座標テーブル8d内に設定された横型ウインドウ用座標データ(XID7,YID7)〜(XID12,YID12)に基づいて、項目名称が1段で表示されるとともに、図4に示した横置時メニューアイコン枠内のアイコンイメージ枠(64ドット×64ドット)の表示位置が、図6に示したアイコンイメージ表示座標テーブル8e内に設定された(XIC7,YIC7)〜(XIC12,YIC12)に基づいて設定されて、このアイコンイメージ枠内にアイコンイメージが表示される。
【0055】
また、上記再表示処理において、横置ウインドウから縦置ウインドウへの変更指示が行われた場合は、図12に示す縦置ウインドウ内に、図4に示した縦置時のメニューアイコン枠が配置されるとともに、この各縦置時メニューアイコン枠内には、図5に示した項目名称表示座標テーブル8d内に設定された縦型ウインドウ用座標データ(XID1,YID1)〜(XID6,YID6)に基づいて、項目名称が2段で表示されるとともに、図4に示した横置時メニューアイコン枠内のアイコンイメージ枠(64ドット×64ドット)の表示位置が、図6に示したアイコンイメージ表示座標テーブル8e内に設定された(XIC1,YIC1)〜(XIC6,YIC6)に基づいて設定されて、このアイコンイメージ枠内にアイコンイメージが表示される。
【0056】
以上のように、本実施の形態のコンピュータシステム1では、スピントップ機能を有する表示装置6において表示画面が横置と縦置とに変更された場合、その表示画面内の横置ウインドウ内あるいは縦置ウインドウ内に表示するメニューアイコン(アイコンイメージと項目名称から構成)を、変更されたウインドウの表示形態(横置か縦置か)に応じて、そのメニューアイコンの表示位置が自動的かつ最適に再表示されるため、スピントップ機能を有する表示装置6の表示画面に設定されるウインドウ枠の変更に際して、ユーザーはメニューアイコンを再配置する操作を省略することができる。
【0057】
また、ウインドウの表示形態の変更に伴って、変更前に表示されていた全てのメニューアイコンが、変更後のウインドウ内に全て表示できるように再表示されるため、ウインドウ上のメニューアイコンの操作を損なう等の操作性の低下を回避することができるとともに、誤操作を防ぐことができる。
【0058】
また、記憶装置8内に形成されたユーザー定義メモリ8c内に設定される定義項目は、項目番号と、項目名称と、アイコンイメージ番号と、選択時動作だけだあり、ユーザーは、メニュー表示枠内の表示位置を考慮する必要がないため、メニューアイコンの定義を容易にすることができる。
【0059】
なお、上記実施の形態では、表示装置6のスピントップ機能に伴う表示画面の変更操作時に再表示処理を実行するようにしたが、このスピントップ操作以外の操作、例えば、ウインドウ枠の変更操作等、によってウインドウ枠が変更された場合であっても、再表示処理を適用することにより、容易にメニューアイコンを再配置することが可能である。
【0060】
また、上記実施の形態では、再配置表示するメニュー項目としてメニューアイコンについて述べたが、メニュー項目としては文字列であっても同様に上記再表示処理により再配置が可能である。
【0061】
【発明の効果】
従って、この発明では、縦型メニューアイコン枠あるいは横型メニューアイコン枠のいずれかが指定されると、この指定された縦型メニューアイコン枠あるいは横型メニューアイコン枠に対応して記憶されたアイコンイメージの表示座標情報及び、項目名称の表示座標情報に基づいて、縦型メニューアイコン枠にアイコンイメージを表示する際には、当該アイコンイメージの表示が縦長になるように表示し、横型メニューアイコン枠にアイコンイメージを表示する際には、当該アイコンイメージの表示が横長になるように表示すると共に、メニューアイコン枠内に項目名称を再配置してメニュー表示を行うことができ、メニューアイコン枠の変更に応じてアイコンイメージの方向を自動的に変更することができ、しかも、項目名称も自動的に再配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメニュー表示装置を適用したコンピュータシステムの概略構成を示すブロック図。
【図2】図1の記憶装置内部のメモリ構成を示す図。
【図3】図2のユーザー定義メモリ内に記憶された定義項目の一例を示す図。
【図4】図3のユーザー定義メモリ内に記憶された定義項目が表示される横置時アイコン表示枠と縦置時アイコン表示枠の一例を示す図。
【図5】図2の項目名称表示座標テーブルに記憶された縦型/横型ウインドウ用の表示座標データの一例を示す図。
【図6】図2のアイコンイメージ表示座標テーブルに記憶されたアイコンイメージ表示座標データの一例を示す図。
【図7】図2のメニュー管理メモリ内に記憶された管理データの一例を示す図。
【図8】図1のCPUにより実行される再表示処理のフローチャート。
【図9】図8に続く再表示処理のフローチャート。
【図10】図8の再表示処理により再表示される横置ウインドウと縦置ウインドウ間の関係を示す図。
【図11】図8の再表示処理により再表示される横置ウインドウ枠内のメニューアイコンの再表示例を示す図。
【図12】図8の再表示処理により再表示される縦置ウインドウ枠内のメニューアイコンの再表示例を示す図。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム
2 CPU
3 入力装置
4 RAM
5 表示回転検出部
6 表示装置
7 印刷装置
8 記憶装置
8a ウインドウ指示レジスタ
8b 表示サイズレジスタ
8c ユーザー定義メモリ
8d 項目名称表示座標テーブル
8e アイコンイメージ表示座標テーブル
8f メニュー管理メモリ
9 バス
10 記憶媒体
Claims (2)
- 表示装置のウインドウ内のメニューアイコン枠内にアイコンイメージを配置するメニュー表示装置において、
前記ウインドウサイズの変更に応じて前記メニューアイコン枠の表示を縦型とするか横型とするかを変更する表示枠変更手段と、
縦型メニューアイコン枠に対応する前記アイコンイメージの表示座標情報及び、この縦型メニューアイコン枠に対応する項目名称の表示座標情報と、横型メニューアイコン枠に対応する前記アイコンイメージの表示座標情報及び、この横型メニューアイコン枠に対応する項目名称の表示座標情報とを記憶する表示座標記憶手段と、
前記表示枠変更手段により縦型メニューアイコン枠あるいは横型メニューアイコン枠のいずれかに変更されると、この変更に応じてメニューアイコン枠を縦型もしくは横型にし、各メニューアイコン枠に前記表示座標記憶手段に記憶されたアイコンイメージの表示座標情報に基づいてアイコンイメージを表示すると共に、前記変更されたメニューアイコン枠に対応して前記表示座標記憶手段に記憶された項目名称の表示座標情報に基づいて、当該項目名称を前記メニューアイコン枠内に再配置する表示制御手段と、
を具備したことを特徴とするメニュー表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記縦型メニューアイコン枠に前記アイコンイメージを表示する際には、当該アイコンイメージと対応する項目名称を、前記縦長のメニューアイコン枠内に2行で表示し、前記横型メニューアイコン枠に前記アイコンイメージを表示する際には、当該アイコンイメージと対応する項目名称を、前記横長のメニューアイコン枠内に1行で表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載のメニュー表示装置。
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