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JP3902076B2 - 多方向入力装置 - Google Patents

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JP3902076B2
JP3902076B2 JP2002178298A JP2002178298A JP3902076B2 JP 3902076 B2 JP3902076 B2 JP 3902076B2 JP 2002178298 A JP2002178298 A JP 2002178298A JP 2002178298 A JP2002178298 A JP 2002178298A JP 3902076 B2 JP3902076 B2 JP 3902076B2
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幸雄 神崎
恵司 細川
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゲーム機器等の電子機器に使用される多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の多方向入力装置の図面を説明すると、図26は従来の多方向入力装置の分解斜視図、図27は従来の多方向入力装置に係り、操作部材の構成を示す断面図、図28は従来の多方向入力装置に係り、操作部材が中央部に位置した状態における操作部材と固定接点パターンとの関係を示す要部平面図、図29は従来の多方向入力装置に係り、操作部材が中央部から移動した状態における操作部材と固定接点パターンとの関係を示す要部平面図、図30は従来の多方向入力装置に係り、絶縁基板の裏面図である。
【0003】
次に、従来の多方向入力装置の構成を図26〜図30に基づいて説明すると、絶縁樹脂の成型品からなる箱形のハウジング51は、底壁51aと、この底壁51aから上方に延びる側壁51bとを有する。
このハウジング51の底壁51a上には、平面的な導電パターンからなる互いに分離した一対の固定接点パターン52,53が設けられると共に、この一対の固定接点パターン52,53は、側壁51b外に延びる引き出し部52a、53aが設けられている。
【0004】
板材からなるカバー54は、中央部に四角状の孔54aを有し、このカバー54は、ハウジング51の上方の開放部を覆うように、ハウジング51に取り付けられ、このカバー54とハウジング51とによって、一つの筺体が形成されている。
【0005】
絶縁基板55は、中央部に四角状の孔55aを有すると共に、この絶縁基板55の下面には、図30で示すように、X方向検出部材56と、このX方向検出部材56と直角方向に配置されたY方向検出部材57とが設けられている。
そして、X方向、Y方向検出部材56,57は、それぞれ2個のパルス用パターン56a、57aと、1個のコモン用パターン56b、57bとからなる検出素子56c、57cで構成されている。
そして、この絶縁基板55は、X方向、Y方向検出部材56,57を下方にして、筺体内に固定されている。
【0006】
絶縁材からなるX方向スライド部材58は、中心部の長手方向に長孔58aを有し、このX方向スライド部材58は、X方向にスライド移動可能に、ハウジング51と絶縁基板55間に取り付けられいる。
また、絶縁材からなるY方向スライド部材59は、中心部の長手方向に長孔59aを有し、このY方向スライド部材59は、Y方向にスライド移動可能に、ハウジング51と絶縁基板55間に取り付けられている。
【0007】
そして、X方向、Y方向スライド部材58,59は、互いに直交した状態で交差状態で配置され、X方向、Y方向スライド部材58,59のそれぞれの一端側には、バネ性ある金属板からなる摺動子60,61が取り付けられている。
この摺動子60,61は、それぞれX方向、Y方向スライド部材58,59の移動と共に可動して、それぞれ検出素子56c、57c上を摺動する。
その結果、X方向、Y方向検出部材56,57によって信号が検出され、X、Y方向の座標が検出されるようになる。
【0008】
操作部材62は、絶縁樹脂の成型品からなる保持体63と、この保持体63に取り付けられた操作部64とで構成されている。
また、保持体63は、四角状の鍔状部63aと、この鍔状部63aから上方に延びる筒状部63bと、鍔状部63aの四方に設けられた4個の弾性腕部63cとで構成されおり、そして、筒状部63bにおいて、操作部64が軸線方向に移動可能に取り付けられている。
【0009】
また、このような操作部材62は、鍔状部63aが固定接点パターン52,53と、下方に位置するX方向スライド部材58との間に位置すると共に、操作部64がX方向、Y方向スライド部材58,59の交差する長孔58a、59aと、絶縁基板55の孔55a、及びカバー54の孔54aを通って外方に突出している。
【0010】
そして、この操作部材62は、ハウジング51に対して平面的にX、Y方向にスライド移動可能となっており、操作部材62が移動すると、X方向、Y方向スライド部材58,59を引っかけて、X方向、Y方向スライド部材58,59が操作部材62の移動に追従して可動し、X方向、Y方向検出部材56,57が操作されるようになる。
【0011】
また、操作部材62の移動範囲の末端近傍においては、弾性腕部63cがハウジング51の側壁51bに当接して、ハウジング51に対する操作部材62の衝撃を軟らかくしている。
【0012】
プッシュ型のスイッチ65は、特に図27に示すように、一対の摺動接点66、67と、この一対の摺動接点66,67間をON、OFFするドーム状の可動接点68とで構成されている。
この一対の摺動接点66,67は、それぞれ接触部66a、67aと、この接触部66a、67aを支持する板状の支持部66b、67bと、この支持部66b、67bに繋がれた接点部66c、67cとを有する。
【0013】
そして、一対の摺動接点66,67は、保持体63に埋設して取り付けられ、接触部66a、67aが下方に突出した状態で、板状の支持部66b、67bが保持体63の下面に露出すると共に、接点部66c、67cが筒状部63bの底面に露出した状態となっている。
【0014】
また、可動接点68は、操作部64によって押圧可能に筒状部63b内に収納されて、周辺部が接点部66cに常時接触すると共に、中央部が接点部67cに接離可能に配置されており、操作部64が押圧された際、可動接点68が変形して、中央部が接点部67cに接触して、一対の摺動接点66,67間をON状態とし、また、操作部64の押圧を解除すると、可動接点58は自己のバネ性により元の状態に戻って、一対の摺動接点66,67間がOFFの状態となる。
【0015】
このような構成を有するスイッチ65は、操作部材62が筺体に取り付けられた際、板状の支持部66b、67bがそれぞれ固定接点パターン52,53と近接した状態で対向すると共に、接触部66a、67aがそれぞれ固定接点パターン52,53に接触した状態となる。
【0016】
そして、一方の接触部66aは、操作部材62の移動範囲内において、一方の固定接点パターン52との接触が離れることが無く、また、他方の接触部67aは、操作部材62の移動範囲内において、他方の固定接点パターン53との接触が離れることが無いようになっており、このため、操作部材62の移動範囲内においては、スイッチ65のON、OFFの信号が引き出し部52a、53aから引き出せるようになっている。
【0017】
板材からなる板状部材69は、第1,第2板部70,71で構成され、第1板部70は、カバー54と絶縁基板55の孔54a、55aより大きな外形を有し、中央部に操作部64と同等の大きさの孔70aが設けられ、また、第2板部71は、カバー54と絶縁基板55の孔54a、55aより大きな外形を有し、中央部のY方向に長孔71aが設けられている。
【0018】
そして、第1板部70は絶縁基板55上に配置されると共に、第2板部71は、第1板部70とカバー54との間に配置されて、第1,第2板部70,71によって、カバー54の孔54aの目隠し用としての機能を果たしており、操作部64が孔70aと長孔71aを通って外方に突出している。
また、操作部材62をスライド移動した際、第1板部70は、操作部材62の移動に追従して可動するが、第2板部71は、操作部材62のX方向の移動時のみ可動し、Y方向の移動時は可動しないようになっている。
【0019】
次に、従来の多方向入力装置の動作を説明すると、操作部64を摘んで操作部材62をスライド移動すると、これに追従して、X方向、Y方向スライド部材58,59、及び摺動子60,61が移動し、その結果、X方向、Y方向検出部材56,57が操作されて、X、Y方向の座標が検出されるようになる。
【0020】
そして、このような操作部材62の動作は、図28で示す移動範囲の中央の位置から図29で示す移動範囲の末端の位置の間で行われる。
その間において、一対の摺動接点66,67の接触部66a、67aは、それぞれ固定接点パターン52,53との接触が維持された状態となる。
【0021】
次に、操作部64を押圧すると、可動接点68が変形して、中央部が接点部67cに接触して、一対の摺動接点66,67間がON状態となり、その結果、固定接点パターン52,53間が導通した状態となる。
また、操作部64の押圧を解除すると、可動接点58は自己のバネ性により元の状態に戻って、一対の摺動接点66,67間がOFFの状態となり、その結果、固定接点パターン52,53間が非導通の状態となる。
このスイッチ65によって、例えば、座標位置の決定等を行うものである。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
従来の多方向入力装置は、スイッチ65による信号の検出が行えるが、操作部材62の移動末端での信号の検出ができないという問題がある。
また、摺動子60,61は、X方向、Y方向スライド部材58,59の片側のみに配置されているため、X方向、Y方向スライド部材58,59のバランスが悪く傾きを生じ、操作部材62のスムースな移動ができないという問題がある。また、目隠し用の板状部材69が絶縁基板55上に載置されたものあるため、カバー54の孔54aと板状部材69の間から侵入した埃等は、絶縁基板55上に落ち、この埃等が絶縁基板55と板状部69との間の平面部を経由して、絶縁基板55の孔55aから固定接点パターン52,53上に侵入するという問題がある。
【0023】
そこで、本発明は、操作部材の移動末端での信号の検出が行えると共に、操作性の良好な多方向入力装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、ハウジングと、このハウジングに対して平面的にX,Y方向にスライド移動可能な操作部材と、この操作部材のX方向の移動によってX方向にスライド可能なX方向スライド部材と、このX方向スライド部材に直交した状態で交差し、前記操作部材のY方向の移動によってY方向にスライド可能なY方向スライド部材と、前記X方向、Y方向スライド部材の移動によって操作されるX方向、Y方向検出部材と、前記操作部材のX方向の移動による移動範囲の末端、或いは末端近傍の位置の検出を行う第1検出部材と、前記操作部材のY方向の移動による移動範囲の末端、或いは末端近傍の位置の検出を行う第2検出部材を有する末端検出部材とを備え、前記X方向スライド部材の一端側には前記X方向検出部材が配設されると共に、前記X方向スライド部材の他端側には前記第1検出部材が配設され、また、前記Y方向スライド部材の一端側には前記Y方向検出部材が配設されると共に、前記Y方向スライド部材の他端側には前記第2検出部材が配設されて、前記第1、第2検出部材は、互いに直角状態で配置されると共に、前記X方向、Y方向検出部材が互いに直角状態で配置されて、前記第1,第2検出部材、及び前記X方向、Y方向検出部材は、前記操作部材の移動によって操作されるようにした構成とした。
【0028】
また、第の解決手段として、前記X方向、Y方向検出部材は、それぞれ検出素子を設けた絶縁基板と、前記検出素子上を摺動する摺動子とで構成され、前記絶縁基板と前記摺動子の何れか一方が前記ハウジングに取り付けられ、他方が前記X方向、Y方向スライド部材側に取り付けられた構成とした。
【0029】
また、第の解決手段として、前記X方向、Y方向スライド部材側には、前記絶縁基板が取り付けられて、前記絶縁基板が前記X方向、Y方向スライド部材と共に移動し、前記ハウジングには、前記検出素子上を摺動する前記摺動子が取り付けられた構成とした。
【0030】
また、第の解決手段として、前記末端検出部材は、検出素子を設けた絶縁基板と、前記検出素子上を摺動する摺動子とで構成され、前記絶縁基板と前記摺動子の何れか一方が前記ハウジングに取り付けられ、他方が前記X方向、Y方向スライド部材側に取り付けられた構成とした。
【0031】
また、第の解決手段として、前記X方向、Y方向スライド部材側には、前記絶縁基板が取り付けられて、前記絶縁基板が前記X方向、Y方向スライド部材と共に移動し、前記ハウジングには、前記検出素子上を摺動する前記摺動子が取り付けられた構成とした。
【0032】
また、第の解決手段として、前記操作部材は、ダンパー部材を介して移動が停止するようにした構成とした。
【0033】
また、第の解決手段として、前記ダンパー部材は、前記操作部材に設けられたバネ部材で構成され、前記バネ部材は、前記操作部材の移動範囲の末端近傍の位置で前記ハウジングに当接してから前記操作部材が停止するまでの間において変位するようにした構成とした。
【0034】
また、第の解決手段として、前記ダンパー部材は、前記ハウジングに設けられたバネ部材で構成され、前記バネ部材は、前記操作部材の移動範囲の末端近傍の位置で前記操作部材、或いは前記X方向、Y方向スライド部材側に当接してから前記操作部材が停止するまでの間において変位するようにした構成とした。
【0035】
また、第の解決手段として、前記操作部材には、軸線方向に移動可能な操作部を設けると共に、この操作部の軸線方向の移動によって操作される押圧検出部材を備えた構成とした。
【0036】
また、第10の解決手段として、前記X方向、Y方向スライド部材の上方を覆うカバーを有し、このカバーに設けた孔から前記操作部材の操作部が外方に突出すると共に、前記カバーと前記X方向、Y方向スライド部材との間には、前記孔を塞ぐ板状部材と、この板状部材の後方に位置する板状の防塵部材とを配置し、前記防塵部材には、前記操作部の周囲を囲んだ状態で、前記板状部材の後面に当接する環状の凸条部を設けた構成とした。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の多方向入力装置の図面を説明すると、図1は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係る分解斜視図、図2は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向スライド部材の状態を示す要部断面図、図3は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、Y方向スライド部材の状態を示す要部断面図、図4は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ハウジングの平面図である。
【0038】
また、図5は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部との関係を示す平面図、図6は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部との関係を示す裏面図、図7は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部との関係を示す斜視図である。
【0039】
また、図8は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部材との関係を示す平面図、図9は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部材との関係を示す裏面図、図10は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部材との関係を示す斜視図である。
【0040】
また、図11は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ハウジングにX方向、Y方向スライド部材が組み込まれた状態を示す平面図、図12は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、保持体の平面図、図13は図12の13−13線における断面図、図14は図12の14−14線における断面図である。
【0041】
また、図15は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向検出部材を示す平面図、図16は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、末端検出部材を示す平面図、図17は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ダンパー部材がハウジングに当接した状態を示す平面図、図18は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ダンパー部材が変位して、操作部材の移動が停止した状態を示す平面図、図19は本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ダンパー部材の押し込み量と荷重との関係を示すグラフである。
【0042】
また、図20は本発明の多方向入力装置の第2実施例に係り、X方向、Y方向検出部材と末端検出部材を示す平面図、図21は本発明の多方向入力装置の第3実施例に係り、ダンパー部材の構成を示す平面図、図22は本発明の多方向入力装置の第4実施例に係り、ダンパー部材の構成を示す平面図、図23は本発明の多方向入力装置の第5実施例に係り、防塵構造を示す要部断面図、図24は本発明の多方向入力装置の第6実施例に係り、防塵構造を示す要部の分解斜視図、図25は本発明の多方向入力装置の第6実施例に係り、防塵構造を示す要部の断面図である。
【0043】
次に、本発明の多方向入力装置の第1実施例の構成を図1〜図19に基づいて説明すると、絶縁樹脂の成型品からなる箱形のハウジング1は、底壁1aと、この底壁1aの四方の外周部から上方に延びる側壁1bと、斜向かいの一対の隅部に設けられた短い突起1cと、斜向かいのもう一対の隅部に設けられた長い突起1dと、4個の側壁1bの近傍に位置する底壁1aに設けられた4個の矩形状の孔1eと、対向する一対の側壁1bの外面に設けられた係止突部1fと、底壁1aから下方に突出する複数個の凸部1gとを有する。
そして、長い突起1dは、多方向入力装置が電子機器に組み込まれる際の位置決めとして用いられると共に、下部の突部1gは、電子機器の回路基板上に多方向入力装置を載置する際の位置決め用として使用される。
【0044】
金属板からなる一対の固定接点パターン2,3は、矩形状の平面的な摺接部2a、3aと、それぞれの摺接部2a、3aと繋がった2個の端子部2b、3bとを有する。
そして、この固定接点パターン2,3は、ハウジング1に埋設されて取り付けられ、平面的な摺動部2a、3aが互いに絶縁した状態で底壁1a上に露出し、端子部2b、3bがそれぞれハウジング1から外方に突出している。
【0045】
バネ性ある金属板からなる4個の第1,第2,第3,第4摺動子4,5,6,7は、それぞれ複数個の摺動部4a、5a、6a、7aと、この摺動部4a、5a、6a、7aに繋がった端子部4b、5b、6b、7bとを有する。
そして、これ等の4個の第1,第2,第3,第4摺動子4,5,6,7は、それぞれハウジング1に埋設されて取り付けられ、摺動部4a、5a、6a、7aは孔1e内に位置した状態で、孔1eから上方に突出し、また、端子部4b、5b、6b、7bは、それぞれハウジング1から外方に突出している。
また、第1,第2,第3,第4摺動子4,5,6,7が埋設された際、第1,第2摺動子4,5は互いに対向する位置に配置されると共に、第3,第4摺動子6,7は互いに対向する位置に配置されている。
【0046】
板材からなるカバー8は、四角形の上面板8aと、この上面板8aの中央部に設けられた四角状の孔8bと、上面板8aの4隅に設けられた円形の孔8cと、上面板8aの四方から下方に折り曲げられた側面板8dと、対向する一対の側面板8dに設けられた係止孔8eと、対向するもう一対の側面板8dに設けられた取付脚8fとを有する。
【0047】
このカバー8は、上面板8aがハウジング1の上方の開放部を覆うように配置され、係止孔8e内にハウジング1の係止突起1fをスナップ係合させて、ハウジング1に取り付けられ、このカバー8とハウジング1とによって、一つの筺体が形成されている。
また、取付脚8fは、電子機器の回路基板に挿入、掛け止めされた状態で配線パターンに半田付けされて、多方向入力装置の取付を行うものである。
【0048】
金属板等からなるX方向スライド部材9は、中心部の長手方向に長孔9aを有し、このX方向スライド部材9は、X方向にスライド移動可能に、ハウジング1内に取り付けられている。
また、金属板等からなるY方向スライド部材10は、中心部の長手方向に長孔10aを有し、このY方向スライド部材10は、Y方向にスライド移動可能に、ハウジング1内に取り付けられいる。
【0049】
そして、X方向、Y方向スライド部材9,10は、互いに直交した状態で交差状態で配置され、X方向スライド部材9の両端側には、絶縁材からなる第1,第2保持部材11,12が取り付けられると共に、Y方向スライド部材10の両端側には、絶縁材からなる第3,第4保持部材13,14が取り付けられている。また、X方向、及びY方向スライド部材9,10に取り付けられる第1、第2,第3,第4保持部材11,12,13,14の一方は、保持部材の孔内へ側方から軽圧入によって結合されているが、他方は、熱カシメ等によって強固に結合されている。
これにより、熱カシメした側の保持部材を基準として、他方の軽圧入した保持部材がスライド時にならうので、多少の取付誤差があってもスムーズにスライド移動できる。
【0050】
絶縁基板15は、特に図15に示すように、矩形状をなし、この絶縁基板15の一面には、検出素子16が形成されている。
この検出素子16は、中央部に位置する帯状の抵抗体16aと、この抵抗体16aの両端に接続され、抵抗体16aと並設された二つの導電体16b(ハッチング部分)とで構成されると共に、この検出素子16は、X、Y方向の座標位置を検出するために使用される。
【0051】
この絶縁基板15は、第1,第3保持部材11,13に掛け止めする等の適宜手段により取り付けられ、第1保持部材11に取り付けられた絶縁基板15上の検出素子16には、第1摺動子4の3本の摺動部4aが摺動可能となって、X方向検出部材17が構成され、また、第3保持部材13に取り付けられた絶縁基板15上の検出素子16には、第3摺動子6の3本の摺動部6aが摺動可能となって、Y方向検出部材18が構成される。
【0052】
そして、このX方向、Y方向検出部材17,18によって、X、Y方向の座標位置が検出され、X方向検出部材17は、第1摺動子4の端子部4bから取り出されると共に、Y方向検出部材18は、第3摺動子6の端子部6bから取り出される。
また、X方向、Y方向検出部材17,18は、互いに直角状態で配置されている。
なお、この検出素子16は、抵抗体以外に、パルスを発生する導電パターン等を使用しても良い。
【0053】
絶縁基板19は、特に図16に示すように、絶縁基板15とほぼ同一外形サイズの矩形状をなし、この絶縁基板19の一面には、検出素子20が形成されている。
この検出素子20は、絶縁基板19の両端部に設けられたコ字状の導電体20a(ハッチング部分)で構成され、この検出素子20は、X、Y方向の移動範囲の末端を検出するために使用される。
なお、検出素子20は、X、Y方向の座標位置検出時の信号が末端位置においても途切れることがないよう、検出素子16の両端位置と並設して重なるように対応させて配置されている。
【0054】
そして、この絶縁基板19は、第2,第4保持部材12,14に掛け止めする等の適宜手段により取り付けられ、第2保持部材12に取り付けられた絶縁基板19上の検出素子20には、第2摺動子5の摺動部5aが摺動可能となって、X方向の末端検出部材21が構成され、また、第4保持部材14に取り付けられた絶縁基板19上の検出素子20には、第4摺動子7の摺動部7aが摺動可能となって、Y方向の末端検出部材22が構成される。
【0055】
即ち、導電体20aのそれぞれには、3本の摺動部5a、7aの内の2本が接触して、信号が検出され、X方向の末端検出部材21は、第2摺動子5の端子部5bから取り出されると共に、Y方向の末端検出部材22は、第4摺動子7の端子部7bから取り出される。
また、X、Y方向の末端検出部材21,22は、摺動方向がX方向、Y方向検出部材17,18に平行になるように配置されると共に、互いに直角状態で配置されている。
なお、この検出素子20は、導電体以外に、抵抗体等を使用しても良い。
【0056】
なお、X方向、Y方向検出部材17,18,及び末端検出部材21,22は、摺動子を固定側とし、絶縁基板を可動側にしたもので説明したが、両者を反対にして、摺動子を可動側とし、絶縁基板を固定側にしても良い。
【0057】
操作部材23は、絶縁樹脂の成型品からなる保持体24と、この保持体24に取り付けられる取付部25と、保持体24と取付部25とで移動可能に保持された操作部26とで構成されている。
【0058】
保持体24は、特に図12〜図14に示すように、四角状の鍔状部24aと、この鍔状部24aから上方に延びる4つの筒状部24bと、中心部に設けられた収納部24cと、鍔状部24aの四方に設けられた4個の弾性腕部からなるダンパー部材27とで構成されおり、この保持体24は、鍔状部24aが底壁1a上に載置された状態で配置されている。
【0059】
板状の取付部25は、保持体24の筒状部24b上に位置した状態で、保持体24に設けた突起を熱カシメする等の手段により、取付部25が保持体24に取り付けられる。
この時、取付部25と保持体24は、X方向、Y方向スライド部材9,10を上下から挟むように配置された状態となっている。
そして、X方向、Y方向スライド部材9,10は、それぞれの長手方向が対向する筒状部24bの壁面間にスライド可能に位置規制されている。
【0060】
また、絶縁樹脂の成型品からなる操作部26は、特に図5〜図7に示すように、十字状に延びる係合部26aと、この係合部26aの中心から上方に延びる摘み部26bと、係合部26aの中心から下方に延び、下面に半円球状の凸部を設けた押圧部26cとを有する。
【0061】
そして、この操作部26は、保持体24と取付部25との間に係合部26aを位置した状態で、軸線方向に移動可能に取り付けられる。
この時、十字状の係合部26aは、X方向、Y方向スライド部材9,10の長孔9a、10a内に係合すると共に、押圧部26cは、長孔9a、10aの交差部を貫通した状態となっている。
【0062】
そして、このような操作部材23は、摘み部26bがカバー8の孔8bを通って外部に突出すると共に、ハウジング1に対して平面的にスライド移動可能となり、この操作部材23の移動時、筒状部24bによってX方向、Y方向スライド部材9,10を案内して、これを移動すると共に、絶縁基板15,19も共に移動し、その結果、絶縁基板15の移動によって、X方向、Y方向検出部材17,18が操作されるようになる。
【0063】
また、操作部材23の移動範囲の末端近傍においては、ダンパー部材27がハウジング1の側壁1bに当接して、弾性腕部の撓みにより操作荷重が増して、操作者の手指を介して末端位置であることを知覚させると共に、絶縁基板19の移動によって、X、Y方向の末端検出部材21,22が操作されて、操作部材23の移動範囲の末端での信号が検出される。
【0064】
図19のグラフを基にして、末端検出動作を説明すると、操作部材23に設けられたダンパー部材27が側壁1bに当接した位置Aから、操作力が徐々に増加して、位置Bで末端検出部材21,22が動作し、そして、保持体24の鍔状部24aが側壁1bにぶつかった位置Cで、操作部材23の移動が停止されるようになっている。
【0065】
なお、末端検出部材21,22が動作は、位置Aから位置Cの範囲中に行うようにしても良い。
【0066】
プッシュ型のスイッチ28は、特に図2、図12〜図14に示すように、一対の摺動接点29,30と、この一対の摺動接点29,30間をON、OFFするドーム状の可動接点31とで構成されている。
【0067】
この一対の摺動接点29,30は、それぞれ接触部29a、30aと、この接触部29a、30aを支持する板状の支持部29b、30bと、この支持部29b、30bに繋がれた接点部29c、30cとを有する。
そして、一対の摺動接点29,30は、保持体24に埋設して取り付けられ、接触部29a、30aが下方に突出した状態で、板状の支持部29b、30bが保持体24内に埋設されると共に、接点部29c、30cが筒状部24bの底面に露出した状態となっている。
【0068】
この時、保持体24の下面には、接触部29a、30aのみが露出し、支持部29b、30bは、保持体24内に位置して、支持部29b、30bと保持体24の下面との間には、保持体24の一部で構成される絶縁部材32が介在した状態となっている。
【0069】
また、可動接点31は、操作部26によって押圧可能に収納部24c内に収納されて、周辺部が接点部30cに常時接触すると共に、中央部が接点部29cに接離可能に配置されており、操作部26が押圧された際、可動接点31が変形して、中央部が接点部29cに接触して、一対の摺動接点29,30間をON状態とし、また、操作部26の押圧を解除すると、可動接点31は自己のバネ性により元の状態に戻って、一対の摺動接点29,30間がOFFの状態となる。
【0070】
このような構成を有するスイッチ28は、操作部材23が筺体に取り付けられた際、板状の支持部29b、30bがそれぞれ固定接点パターン2,3と対向し、且つ、絶縁部材32を介して絶縁された状態で配置されると共に、接触部29a、30aがそれぞれ固定接点パターン2,3に接触した状態となる。
【0071】
そして、一方の接触部29aは、操作部材23の移動範囲内において、一方の固定接点パターン2との接触が離れることが無く、また、他方の接触部30aは、操作部材23の移動範囲内において、他方の固定接点パターン3との接触が離れることが無いようになっており、このため、操作部材23の移動範囲内においては、スイッチ28のON、OFFの信号が端子部2b、3bから引き出せるようになっている。
【0072】
なお、この実施例では、一対の摺動接点29,30の支持部29b、30bが保持体24に埋設され、保持体24の一部からなる絶縁部材32によって、支持部29b、30bは、固定接点パターン2,3との間が絶縁されたもので説明したが、保持体24の下面に絶縁シートを設け、この絶縁シートの孔から接触部29a、30aを突出させ、接触部29a、30a以外の箇所を絶縁シートで覆って、固定接点パターン2,3との絶縁を図っても良い。
【0073】
また、保持体24の下面に絶縁膜を設け、この絶縁膜の孔から接触部29a、30aを突出させ、接触部29a、30a以外の箇所を絶縁膜で覆って、固定接点パターン2,3との絶縁を図っても良い。
【0074】
中央に開口を有する板材からなる押さえ部材33は、ハウジング1に取り付けられ、X方向、Y方向スライド部材9,10の浮き上がりを防止している。
また、板材からなる板状部材34は、第1,第2、第3板部35,36,37で構成され、第1板部35は、カバー8の孔8bより大きな外形を有し、中央部のY方向に長孔35aが設けられ、また、第2板部36は、カバー8の孔8bより大きな外形を有し、中央部に摘み部26bと同等の大きさの孔36aが設けられ、更に、第3板部37は、カバー8の孔8bより大きな外形を有し、中央部のX方向に長孔37aが設けられている。
【0075】
そして、第1板部35は押さえ部33上に配置されると共に、第2板部36は、第1板部35上に配置され、更に、第3板部37は、カバー8と第2板部36との間に配置され、これ等の第1,第2、第3板部35,36,37によって、カバー8の孔8bの目隠し用としての機能を果たしており、操作部26の摘み部26bが長孔35a、37a、及び孔36aを通って外方に突出している。
【0076】
また、操作部材23をスライド移動した際、Y方向の移動に際しては、第1、第2板部35,36が操作部材23の移動に追従して可動し、また、X方向移動に際しては、第2、第3板部36、37が操作部材23の移動に追従して可動するようになる。
【0077】
次に、本発明の多方向入力装置の動作を説明すると、操作部26の摘み部26bを摘んで操作部材23をスライド移動すると、これに追従して、X方向、Y方向スライド部材9,10、及び絶縁基板15,19が移動し、その結果、X方向、Y方向検出部材17,18が操作されて、X、Y方向の座標が検出されるようになる。
【0078】
そして、操作部材23が移動範囲の末端近傍になると、図17に示すように、ダンパー部材27が側壁1bに当接し、また、ダンパー部材27の弾性に抗して更に移動を続けると、図18に示すように、保持体24が側壁1bにぶつかって、操作部材23の移動が停止する。
【0079】
その間において、X方向の移動に際しては、X方向の末端検出部材21が操作れて、X方向の末端の検出が行われ、また、Y方向の移動に際しては、Y方向の末端検出部材22が操作されて、Y方向の末端の検出が行われるようになる。
なお、この末端検出時においても、X方向、Y方向の検出部材の座標検出の信号が途切れることがない。
更に、操作部材23の移動範囲において、一対の摺動接点29,30の接触部29a、30aは、それぞれ固定接点パターン2,3との接触が維持された状態となる。
また、本実施例おいては、X、Y方向の検出部材と、末端検出部材をスライド部材の両端側に振り分けて設けたので、バランスが良く、スライド方向への移動をスムーズに行うことができる。
また、絶縁基板を可動する操作部材側に対して、ハウジング側に固定された摺動子を上向きに設けたので、塵埃や水滴が侵入したとしても、絶縁基板上に堆積することがなく、信頼性の高い検出を行える。
【0080】
次に、操作部26を押圧すると、可動接点31が変形して、中央部が接点部29cに接触して、一対の摺動接点29,30間がON状態となり、その結果、固定接点パターン2,3間が導通した状態となる。
また、操作部26の押圧を解除すると、可動接点31は自己のバネ性により元の状態に戻って、一対の摺動接点29,30間がOFFの状態となり、その結果、固定接点パターン2,3間が非導通の状態となる。
このスイッチ28によって、例えば、座標位置の決定等を行うものである。
【0081】
また、図20は本発明の第2実施例を示し、この第2実施例は、X,Y方向の座標を検出するための検出素子16と、末端位置を検出するための検出素子20が一枚の絶縁基板40に設けられたものである。
この場合、X方向、Y方向スライド部材9,10の一端側には、この絶縁基板40が直角状態で取り付けられて、それぞれX、Y方向の検出を行うと共に、X、Y方向の末端の検出を行うものである。
この第2実施例においても、検出素子16と検出素子20の配置関係は第1実施例と同様であり、両者はスライド方向に互いに平行に、且つ、末端検出時に座標検出が途切れないよう、対応づけて配置している。
【0082】
また、図21は本発明の第3実施例を示し、この第3実施例は、ダンパー部材27a,27bが固定側であるハウジング1に設けられたものである。
そして、弾性腕部からなるダンパー部材27aは、操作部材23とぶつかるようになり、また、コイルバネ等からなるダンパー部材27bは、X方向、Y方向スライド部材9,10側にぶつかるようになっている。
なお、このダンパー部材27a、27bは、何れか一方でも良い。
【0083】
また、図22は本発明の第4実施例を示し、この第4実施例は、第1実施例の弾性腕部からなるダンパー部材27に代えて、バネ性ある金属板を操作部材23に取り付けて、ダンパー部材27を構成したものである。
【0084】
また、図23は本発明の第5実施例を示し、この第5実施例は、板状からなる防塵部材41に環状の凸条部41aを設け、この防塵部材41が板状部材34の後面に配置され、凸条部41aが板状部材34に当接した状態で、この凸条部41aが操作部26の摘み部26bの外周を囲むようにしたものである。
【0085】
このような構成にすると、カバー8の孔8bと板状部材34の間から侵入した埃等は、防塵部材41上に落ち、この埃等が凸条部41aで遮られて、固定接点パターン2,3上に侵入することがない。
【0086】
また、図24,図25は本発明の第6実施例を示し、この第6実施例は、カバー8の孔8bを塞ぐ板状部材42と、この板状部材42の後面に配置され、環状の凸条部43aを有する防塵部材43とで構成されたものである。
そして、防塵部材43の凸条部43aが板状部材42に当接した状態で、この凸条部43aが操作部26の摘み部26bの外周を囲むようにしたものである。
【0087】
このような構成にすると、カバー8の孔8bと板状部材42の間から侵入した埃等は、防塵部材43上に落ち、この埃等が凸条部43aで遮られて、固定接点パターン2,3上に侵入することがない。
【0088】
【発明の効果】
本発明の多方向入力装置は、ハウジングと、このハウジングに対して平面的にX,Y方向にスライド移動可能な操作部材と、この操作部材のX方向の移動によって操作されるX方向検出部材と、操作部材のY方向の移動によって操作されるY方向検出部材と、操作部材の移動範囲の末端、或いは末端近傍の位置で操作される末端検出部材とを備え、操作部材の操作時には、X方向、Y方向検出部材が操作されると共に、移動範囲の末端、或いは末端近傍に操作部材が移動した時には、末端検出部材が操作されるようにした構成とした。
この構成によって、操作部材の移動範囲の末端、或いは末端近傍の位置で、信号を検出できて、この検出を種々の機能に利用できる。
【0089】
また、X方向にスライド可能なX方向スライド部材と、このX方向スライド部材に直交した状態で交差し、Y方向にスライド可能なY方向スライド部材とを備え、X方向、Y方向スライド部材は、操作部材の移動に追従して可動し、X方向、Y方向スライド部材の移動によって、X方向検出部材とY方向検出部材、及び末端検出部材が操作されるようにしたため、その構成が簡単で、操作の確実なものが得られる。
【0090】
また、末端検出部材は、第1,第2検出部材を有し、第1検出部材は、操作部材のX方向の移動による検出を行うと共に、第2検出部材は、操作部材のY方向の移動による検出を行い、第1,第2検出部材は、互いに直角状態で配置されると共に、X方向、Y方向検出部材が互いに直角状態に配置されて、第1,第2検出部材、及びX方向、Y方向検出部材は、操作部材の移動によって操作されるようにしたため、X、Y方向と操作部材の末端での検出を確実に行うことができる。
【0091】
また、X方向スライド部材の一端側にはX方向検出部材が配設されると共に、X方向スライド部材の他端側には第1検出部材が配設され、また、Y方向スライド部材の一端側にはY方向検出部材が配設されると共に、Y方向スライド部材の他端側には第2検出部材が配設されたため、その構成が簡単で、操作の確実なものが得られると共に、摺動子の押圧がバランス良くなって、操作性の良好なものが得られる。
【0092】
また、X方向、Y方向検出部材は、それぞれ検出素子を設けた絶縁基板と、検出素子上を摺動する摺動子とで構成され、絶縁基板と摺動子の何れか一方がハウジングに取り付けられ、他方がX方向、Y方向スライド部材側に取り付けられたため、その構成が簡単で、操作の確実なものが得られる。
【0093】
また、X方向、Y方向スライド部材側には、絶縁基板が取り付けられて、絶縁基板がX方向、Y方向スライド部材と共に移動し、ハウジングには、検出素子上を摺動する摺動子が取り付けられたため、検出の取り出しが簡単で、生産性の良いものが得られる。
【0094】
また、末端検出部材は、検出素子を設けた絶縁基板と、検出素子上を摺動する摺動子とで構成され、絶縁基板と摺動子の何れか一方がハウジングに取り付けられ、他方がX方向、Y方向スライド部材側に取り付けられたため、その構成が簡単で、操作の確実なものが得られる。
【0095】
また、X方向、Y方向スライド部材側には、絶縁基板が取り付けられて、絶縁基板がX方向、Y方向スライド部材と共に移動し、ハウジングには、検出素子上を摺動する摺動子が取り付けられたため、検出の取り出しが簡単で、生産性の良いものが得られる。
【0096】
また、操作部材は、ダンパー部材を介して移動が停止するようにしたため、操作感触の変化によって操作者に操作部材の末端位置への近接を知覚させることができる。
【0097】
また、ダンパー部材は、操作部材に設けられたバネ部材で構成され、バネ部材は、操作部材の移動範囲の末端近傍の位置でハウジングに当接してから操作部材が停止するまでの間において変位するようにしたため、その構成が簡単で、末端検出部材の操作の確実なものが得られる。
【0098】
また、ダンパー部材は、ハウジングに設けられたバネ部材で構成され、バネ部材は、操作部材の移動範囲の末端近傍の位置で操作部材、或いはX方向、Y方向スライド部材側に当接してから操作部材が停止するまでの間において変位するようにしたため、その構成が簡単で、末端検出部材の操作の確実なものが得られる。
【0099】
また、操作部材には、軸線方向に移動可能な操作部を設けると共に、この操作部の軸線方向の移動によって操作される押圧検出部材を備えたため、末端検出部材の他に信号の検出を行うことができて好適である。
【0100】
また、X方向、Y方向スライド部材の上方を覆うカバーを有し、このカバーに設けた孔から操作部材の操作部が外方に突出すると共に、カバーとX方向、Y方向スライド部材との間には、孔を塞ぐ板状部材と、この板状部材の後方に位置する板状の防塵部材とを配置し、防塵部材には、操作部の周囲を囲んだ状態で、板状部材の後面に当接する環状の凸条部を設けたため、固定接点パターンへの埃等の侵入が無く、確実な操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係る分解斜視図。
【図2】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向スライド部材の状態を示す要部断面図。
【図3】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、Y方向スライド部材の状態を示す要部断面図。
【図4】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ハウジングの平面図。
【図5】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部との関係を示す平面図。
【図6】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部との関係を示す裏面図。
【図7】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部との関係を示す斜視図。
【図8】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部材との関係を示す平面図。
【図9】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部材との関係を示す裏面図。
【図10】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向スライド部材と操作部材との関係を示す斜視図。
【図11】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ハウジングにX方向、Y方向スライド部材が組み込まれた状態を示す平面図。
【図12】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、保持体の平面図。
【図13】図12の13−13線における断面図。
【図14】図12の14−14線における断面図。
【図15】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、X方向、Y方向検出部材を示す平面図。
【図16】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、末端検出部材を示す平面図。
【図17】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ダンパー部材がハウジングに当接した状態を示す平面図。
【図18】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ダンパー部材が変位して、操作部材の移動が停止した状態を示す平面図。
【図19】本発明の多方向入力装置の第1実施例に係り、ダンパー部材の押し込み量と荷重との関係を示すグラフ。
【図20】本発明の多方向入力装置の第2実施例に係り、X方向、Y方向検出部材と末端検出部材を示す平面図。
【図21】本発明の多方向入力装置の第3実施例に係り、ダンパー部材の構成を示す平面図。
【図22】本発明の多方向入力装置の第4実施例に係り、ダンパー部材の構成を示す平面図。
【図23】本発明の多方向入力装置の第5実施例に係り、防塵構造を示す要部断面図。
【図24】本発明の多方向入力装置の第6実施例に係り、防塵構造を示す要部の分解斜視図。
【図25】本発明の多方向入力装置の第6実施例に係り、防塵構造を示す要部の断面図。
【図26】従来の多方向入力装置の分解斜視図。
【図27】従来の多方向入力装置に係り、操作部材の構成を示す断面図。
【図28】従来の多方向入力装置に係り、操作部材が中央部に位置した状態における操作部材と固定接点パターンとの関係を示す要部平面図。
【図29】従来の多方向入力装置に係り、操作部材が中央部から移動した状態における操作部材と固定接点パターンとの関係を示す要部平面図。
【図30】従来の多方向入力装置に係り、絶縁基板の裏面図。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 底壁
1b 側壁
1c 突起
1d 突起
1e 孔
1f 係止突部
1g 凸部
2 固定接点パターン
2a 摺動部
2b 端子部
3 固定接点パターン
3a 摺動部
3b 端子部
4 第1摺動子
4a 摺動部
4b 端子部
5 第2摺動子
5a 摺動部
5b 端子部
6 第3摺動子
6a 摺動部
6b 端子部
7 第4摺動子
7a 摺動部
7b 端子部
8 カバー
8a 上面板
8b 孔
8c 孔
8d 側面板
8e 係止孔
8f 取付脚
9 X方向スライド部材
9a 長孔
10 Y方向スライド部材
10a 長孔
11 第1保持部材
12 第2保持部材
13 第3保持部材
14 第4保持部材
15 絶縁基板
16 検出素子
16a 抵抗体
16b 導電体
17 X方向検出部材
18 Y方向検出部材
19 絶縁基板
20 検出素子
20a 導電体
21 X方向の末端検出部材
22 Y方向の末端検出部材
23 操作部材
24 保持体
24a 鍔状部
24b 筒状部
24c 収納部
25 取付部
26 操作部
26a 係合部
26b 摘み部
26c 押圧部
27 ダンパー部材
28 スイッチ
29 摺動接点
29a 接触部
29b 支持部
29c 接点部
30 摺動接点
30a 接触部
30b 支持部
30c 接点部
31 可動接点
32 絶縁部材
33 押さえ部材
34 板状部材
35 第1板部
35a 長孔
36 第2板部
36a 孔
37 第3板部
37a 長孔
40 絶縁基板
41 防塵部材
41a 凸条部
42 板状部材
43 防塵部材
43a 凸条部

Claims (10)

  1. ハウジングと、このハウジングに対して平面的にX,Y方向にスライド移動可能な操作部材と、この操作部材のX方向の移動によってX方向にスライド可能なX方向スライド部材と、このX方向スライド部材に直交した状態で交差し、前記操作部材のY方向の移動によってY方向にスライド可能なY方向スライド部材と、前記X方向、Y方向スライド部材の移動によって操作されるX方向、Y方向検出部材と、前記操作部材のX方向の移動による移動範囲の末端、或いは末端近傍の位置の検出を行う第1検出部材と、前記操作部材のY方向の移動による移動範囲の末端、或いは末端近傍の位置の検出を行う第2検出部材を有する末端検出部材とを備え、前記X方向スライド部材の一端側には前記X方向検出部材が配設されると共に、前記X方向スライド部材の他端側には前記第1検出部材が配設され、また、前記Y方向スライド部材の一端側には前記Y方向検出部材が配設されると共に、前記Y方向スライド部材の他端側には前記第2検出部材が配設されて、前記第1、第2検出部材は、互いに直角状態で配置されると共に、前記X方向、Y方向検出部材が互いに直角状態で配置されて、前記第1,第2検出部材、及び前記X方向、Y方向検出部材は、前記操作部材の移動によって操作されるようにしたことを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記X方向、Y方向検出部材は、それぞれ検出素子を設けた絶縁基板と、前記検出素子上を摺動する摺動子とで構成され、前記絶縁基板と前記摺動子の何れか一方が前記ハウジングに取り付けられ、他方が前記X方向、Y方向スライド部材側に取り付けられたことを特徴とする請求項記載の多方向入力装置。
  3. 前記X方向、Y方向スライド部材側には、前記絶縁基板が取り付けられて、前記絶縁基板が前記X方向、Y方向スライド部材と共に移動し、前記ハウジングには、前記検出素子上を摺動する前記摺動子が取り付けられたことを特徴とする請求項記載の多方向入力装置。
  4. 前記末端検出部材は、検出素子を設けた絶縁基板と、前記検出素子上を摺動する摺動子とで構成され、前記絶縁基板と前記摺動子の何れか一方が前記ハウジングに取り付けられ、他方が前記X方向、Y方向スライド部材側に取り付けられたことを特徴とする請求項からの何れかに記載の多方向入力装置。
  5. 前記X方向、Y方向スライド部材側には、前記絶縁基板が取り付けられて、前記絶縁基板が前記X方向、Y方向スライド部材と共に移動し、前記ハウジングには、前記検出素子上を摺動する前記摺動子が取り付けられたことを特徴とする請求項記載の多方向入力装置。
  6. 前記操作部材は、ダンパー部材を介して移動が停止するようにしたことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の多方向入力装置。
  7. 前記ダンパー部材は、前記操作部材に設けられたバネ部材で構成され、前記バネ部材は、前記操作部材の移動範囲の末端近傍の位置で前記ハウジングに当接してから前記操作部材が停止するまでの間において変位するようにしたことを特徴とする請求項記載の多方向入力装置。
  8. 前記ダンパー部材は、前記ハウジングに設けられたバネ部材で構成され、前記バネ部材は、前記操作部材の移動範囲の末端近傍の位置で前記操作部材、或いは前記X方向、Y方向スライド部材側に当接してから前記操作部材が停止するまでの間において変位するようにしたことを特徴とする請求項記載の多方向入力装置。
  9. 前記操作部材には、軸線方向に移動可能な操作部を設けると共に、この操作部の軸線方向の移動によって操作される押圧検出部材を備えたことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の多方向入力装置。
  10. 前記X方向、Y方向スライド部材の上方を覆うカバーを有し、このカバーに設けた孔から前記操作部材の操作部が外方に突出すると共に、前記カバーと前記X方向、Y方向スライド部材との間には、前記孔を塞ぐ板状部材と、この板状部材の後方に位置する板状の防塵部材とを配置し、前記防塵部材には、前記操作部の周囲を囲んだ状態で、前記板状部材の後面に当接する環状の凸条部を設けたことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の多方向入力装置。
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