JP3900858B2 - 施設案内システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の施設から構成される大型施設において利用者に案内を行う施設案内システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大型施設等では広い施設内に複数存在する各施設の混雑状況を利用者に知らせる手段を持っていなかった。このため、利用者が各施設の混雑状況を確認するためには、直接施設まで行って確認するしかなかった。
これを解決する方法として、特開平10−152074号公報に示された施設案内システムがある。このシステムは、各施設に並ぶ人の量をセンサで取得し、各施設の待ち時間を算出し、待ち時間情報を利用者が携帯する移動情報端末に無線で送信することにより、利用者が移動情報端末のディスプレイで待ち時間情報を確認することができる施設案内システムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、非常に人気の高い施設は常に待ち時間が長く、また、人気の少ない施設やイベントの有無によって待ち時間に違いが生じるが、従来の施設案内システムでは、単純に各施設の待ち時間情報を利用者に配信していたため、他の施設と比べ人気があり比較的待ち時間の長い施設は、通常より短い待ち時間であっても、この待ち時間は他の施設の待ち時間より長いために、利用者に混んでいると判断されてしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、各施設それぞれの標準的な混雑状況に対応して評価された混雑情報を利用者に提供することにより、利用者が各施設の混雑状況を容易に知ることができ、各施設を利用するための待ち時間を短くすることができ、施設利用における利便性を向上することができる施設案内システムを提供することを目的とする。また併せて、各施設の運営を行う事業者は、各施設の変動する混雑状況を容易に把握し、利用者を空いている施設に適切に誘導することができるため、各施設の利用効率を向上させることができる施設案内システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、複数の携帯端末からのメッセージに基づいて生成された携帯端末一覧情報を送信し、上記複数の携帯端末に混雑情報を配信する基地局がそれぞれ設置された複数の施設と、
上記複数の施設の標準的な混雑状況を示す混雑基準値が設定され、この混雑基準値と上記基地局から送信された携帯端末一覧情報とに基づいて上記複数の施設の混雑情報を生成し、この混雑情報を上記複数の施設に送信する施設管理センターとを備えたものである。
【0006】
第2の発明は、上記複数の携帯端末に検索メッセージを送信する携帯端末検索手段と、上記複数の携帯端末から送信された上記検索メッセージに対応した応答メッセージに基づいて生成した携帯端末一覧情報を上記施設管理センターに送信する携帯端末検索手段と、上記施設管理センターから受信した混雑情報を上記複数の携帯端末に送信する情報配信手段とを有する基地局と、
上記混雑基準値を設定する混雑基準値設定手段と、この混雑基準値により構成される施設管理テーブルを管理する基地局管理手段と、上記混雑基準値と上記基地局から送信された携帯端末一覧情報とに基づいて生成した上記複数の施設の混雑情報を上記基地局に送信する混雑評価手段とを有する施設管理センターとを備えたものである。
【0007】
第3の発明は、上記基地局から送信された携帯端末一覧情報を記録、更新する混雑履歴記憶手段を有する施設管理センターと、
上記混雑基準値設定手段は、上記混雑履歴記憶手段により記録、更新された携帯端末一覧情報に基づいて自動的に混雑基準値を設定する混雑基準値設定手段とを備えたものである。
【0008】
第4の発明は、上記複数の施設それぞれに対応付けられた付加情報を管理する配信情報管理手段を有する施設管理センターと、
上記配信情報管理手段により管理された付加情報を上記基地局に送信する混雑評価手段と、
上記付加情報を上記複数の携帯端末に配信する情報配信手段とを備えたものである。
【0009】
第5の発明は、上記基地局の通信範囲に応じて上記混雑情報の配信を行う配信率を管理する配信方法管理手段を有する施設管理センターと、
上記配信方法管理手段により管理された配信率を上記基地局に送信する混雑評価手段と、
上記配信率に基づいて上記混雑情報と上記付加情報を上記複数の携帯端末に配信する情報配信手段とを備えたものである。
【0010】
第6の発明は、予め登録された上記複数の携帯端末の利用者情報を管理する利用者情報管理手段を有する施設管理センターと、
上記利用者情報管理手段により管理された利用者情報を上記基地局に送信する混雑評価手段と、
上記利用者情報に基づいて選択した情報配信先となる携帯端末に上記混雑情報と上記付加情報を配信する情報配信手段とを備えたものである。
【0011】
第7の発明は、上記基地局から送信された携帯端末一覧情報に基づいて上記利用者情報管理手段により管理される上記利用者情報を更新する利用者情報更新手段を有する施設管理センターと、
更新された上記利用者情報に基づいて選択した情報配信先となる携帯端末に上記混雑情報と上記付加情報を送信する情報配信手段とを備えたものである。
【0012】
第8の発明は、上記複数の施設への利用者の施設利用履歴に基づいて上記利用者情報を更新する利用者情報更新手段を備えたものである。
【0013】
第9の発明は、上記複数の施設が取り扱う商品の価格を値引きする割引券情報を管理する割引券管理手段を有する施設管理センターと、
上記基地局を介して配信された上記割引券情報を利用する割引券利用手段を有する複数の携帯端末と、
上記割引券利用手段により上記割引券情報が利用される際に、上記複数の携帯端末から送信された上記割引券情報を受信する割引券回収手段を有する基地局とを備えたものである。
【0014】
第10の発明は、上記基地局に混雑状況照会メッセージを送信する際に利用する混雑状況照会手段を有する複数の携帯端末と、
上記混雑状況照会手段を利用して送信された上記混雑状況照会メッセージを上記施設管理センターに送信する混雑状況応答手段を有する基地局と、
上記基地局より送信された上記混雑状況照会メッセージに基づいて上記混雑情報を生成し、この混雑情報を上記基地局に送信する混雑評価手段と、
上記混雑評価手段により送信された上記混雑情報を上記複数の携帯端末に送信する情報配信手段とを備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、実施の形態1を図1〜図4を参照して説明する。
図1は、実施の形態1の施設案内システムの構成図である。図1において、1(1a、1b)は施設、10(10a、10b)は基地局、11(11a、11b)は携帯端末検索手段、12(12a、12b)は情報配信手段、13(13a、13b)は通信手段、14(14a、14b)は無線通信手段、20(20a、20b、20c、20d、20e)は携帯端末、21(21a、21c)は検索応答手段、22(22a、22c)は情報受信手段、23(23a、23c、)は情報表示手段、24(24a、24c)は無線通信手段、30は施設管理センター、31は基地局管理手段、32は混雑基準値設定手段、33は混雑評価手段、34は通信手段、50はネットワークである。
【0016】
次に、施設管理センター30が施設1bの混雑状況を評価し、この施設1bの混雑状況を、基地局10aが施設1aの近くにいる利用者の携帯端末20aに配信することを例に、動作説明を行う。
施設1aと施設1bには、それぞれ基地局10aと基地局10bが設置されている。各施設1には施設IDが割り当てられ、各基地局10には基地局IDが割り当てられる。
【0017】
施設管理センター30では、混雑基準値設定手段32が各施設1の標準的な混雑状況を示す混雑基準値を設定している。また、基地局管理手段31は、施設1と基地局10の対応付け、および混雑基準値設定手段32によって設定される混雑基準値で構成される施設管理テーブルを管理している。
【0018】
図2は、基地局管理手段31が管理する施設管理テーブルの一例を示した図である。図2では、施設1aに対応する基地局は基地局10aであり、標準的な混雑状況を示す混雑基準値は端末数10であること、および、施設1bに対応する基地局は基地局10bであり、標準的な混雑状況を示す混雑基準値は端末数15であることが示されている。
基地局10b内の携帯端末検索手段11bは、無線通信手段14bを利用して、基地局10b付近の携帯端末20に対して検索メッセージを送信する。この時、検索メッセージには検索メッセージの送信元である基地局10bの基地局IDを格納しておく。
【0019】
携帯端末20c内の検索応答手段21cは、無線通信手段24cを利用して検索メッセージを受信すると、検索メッセージの送信元である基地局10bに対して応答メッセージを送信する。この時、応答メッセージには応答メッセージの送信元である携帯端末20cの携帯端末IDを格納しておく。携帯端末20d、携帯端末20eも同様にして、基地局10bに対して応答メッセージを送信する。
【0020】
基地局10b内の携帯端末検索手段11bは、無線通信手段14bを利用して各携帯端末20から応答メッセージを受信すると、応答メッセージに含まれる携帯端末IDに基づいて、携帯端末一覧情報を生成する。
【0021】
図3は、携帯端末検索手段11bが生成する携帯端末一覧情報の一例を示した図である。図3に示すように、携帯端末一覧情報には基地局IDと携帯端末IDが含まれている。
携帯端末検索手段11bは、通信手段13bを利用して、携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。また、各基地局10は同様にして、自身が取得した携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。
【0022】
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報を受信する。
混雑評価手段33は、基地局管理手段31が管理する施設管理テーブルを利用して、各施設1の混雑基準値と、携帯端末一覧情報から取得される携帯端末数とを比較し、各施設1の混雑状況を評価し、混雑情報を生成する。
【0023】
図4は、混雑評価手段33が各施設1の混雑状況を「空き」、「標準」、「混雑」の3段階で評価した様子を示した図である。
混雑評価手段33は、通信手段34を利用して混雑情報を各基地局10に送信する。
基地局10a内の情報配信手段12aは、通信手段13aを利用して施設管理センター30から混雑情報を受信すると、無線通信手段14aを利用して基地局10a付近の携帯端末20a、携帯端末20bに対して混雑情報を送信する。
携帯端末20a内の情報受信手段22aは、無線通信手段24aを利用して基地局10aから混雑情報を受信すると、情報表示手段23aを利用して混雑情報を画面に表示する。
【0024】
このように、本実施の形態によれば、施設管理センター30が各施設1の混雑状況を評価し、利用者に混雑情報を提供するため、利用者は施設1の混雑状況を熟知した施設管理者の視点から施設1の混雑状況を容易に知ることができ、施設1を利用するための待ち時間を短くすることができ、施設1を利用する時の利便性を向上することができる。
また、施設1の運営を行う事業者は、施設1の変動する混雑状況を容易に把握し、利用者を空いている施設1に適切に誘導することができるため、施設1の利用効率を向上させることができる。
【0025】
なお、本実施の形態では、混雑評価手段33は各施設1の混雑状況を3段階に評価しているが、混雑基準値との倍率で評価する等、他の評価方法を適用してもよい。
【0026】
実施の形態2.
以下、実施の形態2を図5、図6を参照して説明する。
図5は、実施の形態2の施設案内システムの構成図であり、図1と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。
図5において、35は混雑履歴記憶手段であり、本実施の形態2は実施の形態1の構成要素に混雑履歴記憶手段35が追加された構成になっている。
【0027】
次に動作について説明する。
本実施の形態の基本動作は実施の形態1と同じであり、施設管理センター30が各基地局10から携帯端末一覧情報を受信した際に、混雑履歴記憶手段35により携帯端末一覧情報を記録し、混雑基準値設定手段32が混雑履歴記憶手段35によって記録された携帯端末一覧情報の履歴に基づいて、自動的に混雑基準値を更新する点が実施の形態1と異なる。
【0028】
各基地局10は、実施の形態1と同様に、付近の携帯端末20を検索し、携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報を受信すると、混雑履歴記憶手段35により携帯端末一覧情報を記録する。
さらに、混雑基準値設定手段32は、混雑履歴記憶手段35によって記録された携帯端末一覧情報の履歴に基づいて、混雑基準値を更新する。
【0029】
図6は、施設101の混雑基準値が自動的に更新されることを示した図であり、特に、施設1bの携帯端末一覧情報の履歴と、混雑基準値が自動的に更新されることを示した図である。
図6では、基準値の初期値として10が設定され、携帯端末一覧情報から得られる施設1bの時間毎の待ち人数によって混雑状況が評価され、さらに、基準値と待ち人数との平均値により求められた新基準値が、次の時刻の基準値に利用されている様子が示されている。
【0030】
このように、本実施の形態によれば、各施設1に設置された基地局付近の携帯端末20の数、すなわち施設1の待ち人数の変動によって、混雑状況を評価する際に利用される混雑基準値を更新することにより、混雑状況をより適切に評価することができる。
【0031】
実施の形態3.
以下、実施の形態3を図7を参照して説明する。
図7は、実施の形態3の施設案内システムの構成図であり、図1と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。
図7において、36は配信情報管理手段であり、本実施の形態3は実施の形態1の構成要素に配信情報管理手段36が追加された構成になっている。
【0032】
次に動作について説明する。
本実施の形態の基本動作は実施の形態1と同じであり、施設管理センター30内に配信情報管理手段36を備えることにより、施設管理センター30から各基地局10に対して、混雑情報に加えて、配信情報管理手段36が管理する各施設1に対応付けられた付加情報を送信し、利用者の携帯端末に混雑情報と付加情報を提供する点が実施の形態1と異なる。
ここで付加情報とは、例えばこの施設では1時間後に○○ショー等の特別のイベントが行われる等、混雑情報に付加する施設のイベント情報等を示すものであり、これにより利用者は希望する施設に行く時間を決めたり、これまでの間に他の空いている施設を利用すること等を考えることができる。
【0033】
各基地局10は、実施の形態と同様に、付近の携帯端末20を検索し、携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報を受信すると、各施設1の混雑状況を評価し、混雑情報を生成する。
また、配信情報管理手段36は、各施設1に対応して、施設に関連する情報としてイベント情報等の付加情報を管理する。
【0034】
混雑評価手段33は、通信手段34を利用して、各施設の混雑情報と配信情報管理手段36によって管理される付加情報を各基地局10に送信する。
基地局10aでは、情報配信手段12aが通信手段13aを利用して施設管理センター30から混雑情報と付加情報を受信すると、無線通信手段14aを利用して基地局10a付近の携帯端末20a、携帯端末20bに対して混雑情報と付加情報を配信する。
携帯端末20aでは、情報受信手段22aが無線通信手段24aを利用して基地局10aから混雑情報と付加情報を受信すると、情報表示手段23aを利用して、混雑情報と付加情報を画面に表示する。
【0035】
このように、本実施の形態によれば、各施設1の混雑状況に加えて、施設1のイベント情報等の施設に関連する付加情報を利用者に提供するため、利用者は、各施設の付加情報から各施設のイベント情報や各施設の空き情報等を把握することができる。これにより、利用者は希望するイベントが行われる施設施設にあわせて空き施設の利用等を考えることができるため、利用者を空いている施設に適切に誘導する効果を大きくすることができ、施設1の利用効率をさらに向上させることができる。
【0036】
実施の形態4.
以下、実施の形態4を図8、図9を参照して説明する。
図8は、実施の形態4の施設案内システムの構成図であり、図1と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。
図8において、37は配信方法管理手段であり、本実施の形態4は実施の形態1の構成要素に配信方法管理手段37が追加された構成になっている。
【0037】
図9は、複数の基地局が設置されている施設に、利用者が並ぶ様子を示した図である。図9において、1は施設、61(61a、61b、61c、61d)は施設1に設置された各基地局10の無線通信範囲、62は利用者、63は施設の利用者が整列するための整列エリアである。
【0038】
次に動作について説明する。
本実施の形態の基本動作は実施の形態1と同じであり、施設管理センター30内に配信方法管理手段37を備え、各基地局10が全ての携帯端末20に対して情報配信を行うのではなく、配信方法管理手段37によって管理される各基地局10の配信方法に基づいて配信元の基地局10、および配信先の携帯端末20を選択し、情報配信を行う点が実施の形態1と異なる。
【0039】
各基地局101は、実施の形態1と同様に、付近の携帯端末20を検索し、携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報を受信し、混雑評価手段33が各施設の混雑状況を評価し、混雑情報を生成する。
【0040】
また、配信方法管理手段37は、各基地局10が携帯端末20に対して情報配信を行う際に、各基地局10の通信範囲内の携帯端末20の何%の携帯端末20に対して、情報配信を行うかを示す配信率を管理する。即ち、配信方法管理手段37は、各基地局10の通信範囲に応じて各携帯端末20に混雑情報を配信する配信率を管理するのもである。
図9では、施設1の基地局に一番近い通信範囲61aには混雑情報1を、通信範囲61bには混雑情報2を、通信範囲61cには混雑情報3をというように、各基地局10の通信範囲に応じて混雑情報を配信することを示している。
【0041】
混雑評価手段33は、通信手段34を利用して、各施設1の混雑情報と配信方法管理手段37によって管理される配信率を各基地局10に送信する。
基地局10aでは、情報配信手段12aが通信手段13aを利用して施設管理センター30から混雑情報と配信率を受信すると、携帯端末検索手段11aが無線通信手段14aを利用して基地局10a付近の携帯端末20を検索し、情報配信手段12aが施設管理センター30から受信した配信率に基づいて、検索された携帯端末20の中から情報配信先となる携帯端末20を選択し、この選択した携帯端末20に無線通信手段14aを利用して混雑情報を送信する。
【0042】
ここでは、例として、基地局10aでは配信率50%が設定され、検索された携帯端末20aと携帯端末20bの中から携帯端末20aが情報配信先に選択されたものとする。
携帯端末20aでは、情報受信手段22aが無線通信手段24aを利用して基地局10aから混雑情報を受信すると、情報表示手段23aを利用して、混雑情報を画面に表示する。
【0043】
また、図9に示すように、1つの施設に複数の基地局を設置する場合、各基地局10の無線通信範囲61が整列エリアを分割するように基地局を設置することにより、同一の基地局の通信範囲内にいる利用者の待ち時間はほぼ等しくなり、待ち時間が異なる利用者を基地局単位で分類することができるため、基地局によって配信情報を変更することにより、待ち時間の長い利用者だけを他の施設に誘導することができる。
【0044】
このように、本実施の形態によれば、各施設1の混雑状況を全ての携帯端末20に対して配信するのではなく、配信方法管理手段37によって設定された各基地局10の配信率に基づいて、配信先となる利用者の携帯端末20を選択するため、施設1の運営を行う事業者は混雑している施設1の近くにいる利用者の内、一部の利用者だけに他の空いている施設の情報を送ることができるので、他の空いている施設1に利用者を誘導することができるため、より細かく施設1の混雑を調節することができる。
【0045】
なお、本実施の形態では、携帯端末20に配信する情報として混雑情報を配信する例を
示したが、実施の形態3と同様にして、混雑情報に加えて施設1に関する付加情報を配信してもよい。
【0046】
実施の形態5.
以下、実施の形態5を図10、図10を参照して説明する。
図10は、実施の形態5の施設案内システムの構成図であり、図7と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。
図10において、38は利用者情報管理手段であり、本実施の形態5は実施の形態3の構成要素に利用者情報管理手段38が追加された構成になっている。
【0047】
次に動作について説明する。
本実施の形態の基本動作は実施の形態3と同じであり、施設管理センター30内に利用者情報管理手段38を備えることにより、施設管理センター30から各基地局10に対して、実施の形態3で説明した混雑情報と付加情報とに加えて、利用者情報管理手段38が管理する利用者情報を送信し、基地局10が利用者情報に基づいて、利用者によって配信する情報を変化させる点が実施の形態3と異なる。
【0048】
各基地局10は、実施の形態3と同様に、付近の携帯端末20を検索し、携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報を受信すると、各施設1の混雑状況を評価し、混雑情報を生成する。
また、配信情報管理手段36は、各施設1に対応して、施設に関連する情報としてイベント情報等の付加情報を管理する。
さらに、利用者情報管理手段38は、各利用者に対応して、利用者に関連する情報として利用者の趣味・嗜好等の利用者情報を管理する。利用者情報は利用者の会員登録等によって予め取得し、利用者情報管理手段38に登録しておく。
【0049】
図11は、利用者情報管理手段38が管理する利用者情報の一例を示した図である。
混雑評価手段33は、通信手段34を利用して各施設1の混雑情報、配信情報管理手段36によって管理される付加情報、および利用者情報管理手段38によって管理される利用者情報を各基地局10に送信する。
【0050】
基地局10aでは、情報配信手段12aが通信手段13aを利用して施設管理センター30から混雑情報、付加情報、および利用者情報を受信すると、携帯端末検索手段11aが無線通信手段14aを利用して基地局10a付近の携帯端末20を検索し、情報配信手段12aが施設管理センター30から受信した利用者情報に基づいて、検索された携帯端末20の中から情報配信先となる携帯端末20を選択し、この選択した携帯端末20に無線通信手段14aを利用して混雑情報と付加情報を配信する。
例えば、施設1bが「音楽」に関連する施設であり、現在の混雑状況が「空き」であり、施設1bに利用者を誘導したい場合、利用者情報の趣味・嗜好に「音楽」を含む利用者を選択するのが効果的である。
【0051】
図11では、利用者ID001の趣味・嗜好が「音楽」であるため、利用者IDの携帯端末20aに混雑情報と付加情報を配信する。携帯端末20aでは、情報受信手段22aが、無線通信手段24aを利用して基地局10aから混雑情報と付加情報を受信すると、情報表示手段23aを利用して混雑情報と付加情報を画面に表示する。
【0052】
このように、本実施の形態によれば、各施設1の混雑状況や付加情報を全ての利用者の携帯端末20に対して配信するのではなく、趣味・嗜好にあう利用者の携帯端末20だけを選択することにより、施設1の運営を行う事業者は、混雑している施設1の近くにいる利用者の内、一部の利用者を効果的に選択して、他の空いている施設1に誘導することができるため、より柔軟に施設1の混雑を緩和させることができる。
【0053】
なお、本実施の形態では、利用者情報として趣味・嗜好を登録し、趣味・嗜好に適合した利用者に情報を提供する例を示したが、他にも、利用者情報として特別な会員費を支払った特別会員である利用者に優先して情報を配信するような形態に適用してもよい。
【0054】
実施の形態6.
以下、実施の形態6を図12、図13を参照して説明する
図12は、実施の形態6の施設案内システムの構成図であり、図10と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。
図12において、39は利用者情報更新手段であり、本実施の形態6は実施の形態5の構成要素に利用者情報更新手段39が追加された構成になっている。
【0055】
次に動作について説明する。
本実施の形態の基本動作は実施の形態5と同じであり、施設管理センター30内に利用者情報更新手段39を備えることにより、施設管理センター30が各基地局10から携帯端末一覧情報を取得した際に、利用者情報更新手段39が、利用者情報管理手段38によって管理される利用者情報を自動的に更新する点が実施の形態5と異なる。
【0056】
各基地局101は、実施の形態5と同様に、付近の携帯端末20を検索し、携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報を受信すると、各施設1の混雑状況を評価し、混雑情報を生成する。
配信情報管理手段36は、各施設1に対応するイベント情報等の付加情報を管理する。
利用者情報管理手段38は、各利用者に対応する利用者情報を管理する。
利用者情報更新手段39は、各基地局10から受信した携帯端末一覧情報を基にして、各利用者の施設利用履歴を更新し、利用者情報管理手段38によって管理される利用者情報を更新する。
【0057】
図13は、利用者情報管理手段38が管理する利用者情報の一例を示した図である。
図13に示す例では、実施の形態5で示した利用者情報に加えて、各利用者が施設を利用した回数を示す施設利用履歴が記録されている。
混雑評価手段33は、通信手段34を利用して、各施設1の混雑情報、配信情報管理手段36によって管理される付加情報、および利用者情報管理手段38によって管理され、利用者情報更新手段39によって更新される利用者情報を各基地局10に送信する。
【0058】
基地局10aでは、情報配信手段12aが通信手段13aを利用して施設管理センター30から混雑情報、付加情報、および利用者情報を受信すると、携帯端末検索手段11aが無線通信手段14aを利用して基地局10a付近の携帯端末20を検索し、情報配信手段12aが施設管理センター30から受信した利用者情報と施設利用履歴に基づいて、検索された携帯端末20の中から情報配信先となる携帯端末20を選択し、この選択した携帯端末20に無線通信手段14aを利用して混雑情報と付加情報を送信する。
例えば、施設1bの現在の混雑状況が「空き」であり、施設1bに利用者を誘導したい場合、過去に施設1bの利用回数が多く、施設1bを利用する可能性が高いと考えられる利用者を選択するのが効果的である。
【0059】
図13では、利用者ID001と利用者ID002の施設1bの利用回数が多いため、利用者ID001の携帯端末20a、および利用者ID002の携帯端末20bに混雑情報と付加情報を配信する。
携帯端末20aでは、情報受信手段22aが、無線通信手段24aを利用して基地局10aから混雑情報と付加情報を受信すると、情報表示手段23aを利用して混雑情報と付加情報を画面に表示する。同様にして、携帯端末20bでも混雑情報と付加情報を受信し、画面に表示する。
【0060】
このように、本実施の形態によれば、各施設1の混雑状況や付加情報を全ての利用者の携帯端末20に対して配信するのではなく、利用者の施設の利用履歴に基づいて配信先となる利用者を選択することにより、施設1の運営を行う事業者は、混雑している施設1の近くにいる利用者の内、一部の利用者を効果的に選択して、他の空いている施設1に誘導することができるため、より柔軟に施設1の混雑を緩和させることができる。
【0061】
なお、本実施の形態では、施設1の利用回数を利用者情報として更新し、利用回数の多い利用者に情報を提供する例を示したが、他にも、利用者の過去に購入した商品の金額等を積算し、過去の購入金額の多い利用者に優先して情報を配信するような形態に適用してもよい。
【0062】
実施の形態7.
以下、実施の形態7を図13を参照して説明する。
図14は、実施の形態7の施設案内システムの構成図であり、図7と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。
図14において、40は割引券管理手段、15(15a、15b)は割引券回収手段、25(25a、25c)は割引券利用手段であり、本実施の形態7は実施の形態3の構成要素に割引券管理手段40、割引券回収手段15(15a、15b)、割引券利用手段25(25a、25c)が追加された構成になっている。
【0063】
次に動作について説明する。
本実施の形態の基本動作は実施の形態3と同じであり、施設管理センター30内に割引券管理手段40を、基地局10内に割引券回収手段15を、携帯端末20内に割引券利用手段25を、それぞれ備えることにより、施設管理センター30から各基地局10を介して携帯端末20に対して割引券を配信し、携帯端末20が基地局10を介して割引券を利用できる点が実施の形態3と異なる。
【0064】
次に動作について説明する。
実施の形態3と同様にして、各基地局10は付近の携帯端末20を検索し、携帯端末一覧情報を施設管理センター30に送信する。
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報を受信し、混雑評価手段33が各施設1の混雑状況を評価し、混雑情報を生成する。
【0065】
また、割引券管理手段40は、各施設1が取り扱う商品の売買の際に価格を値引きする割引券をデータ化した割引券情報を管理する。
ここで、割引券情報には、施設名、施設ID、商品ID、割引額の情報が含まれる。
混雑評価手段33は、通信手段34を利用して、各施設の混雑情報と割引券管理手段40によって管理される割引券情報を各基地局10に送信する。
【0066】
基地局10aでは、情報配信手段12aが通信手段13aを利用して施設管理センター30から混雑情報と割引券情報を受信すると、携帯端末検索手段11aが無線通信手段14aを利用して基地局10a付近の携帯端末を検索し、検索された携帯端末20の中から情報配信先となる携帯端末20a、20bを選択し、無線通信手段14aを利用して、携帯端末20a、携帯端末20bに対して混雑情報と割引券情報を送信する。
携帯端末20aでは、情報受信手段22aが無線通信手段24aを利用して基地局10aから混雑情報と割引券情報を受信すると、情報表示手段23aを利用して混雑情報と割引券情報を画面に表示する。
【0067】
携帯端末20aの利用者は、施設1bで取り扱う商品の割引券が画面に表示されるため、施設1bに場所を移動する。
施設1bには基地局10bが設置されており、携帯端末20aの利用者は、割引券利用手段25aを利用して、割引券情報を基地局10bに送信する。
基地局10bでは、割引券回収手段15bが携帯端末20aから割引券情報を受信すると、利用者が割引券情報に関連付けられた商品を購入する際に割引を適用する。
【0068】
このように、本実施の形態によれば、各施設1の混雑状況に加えて、施設が取り扱う割引券情報を利用者に提供することにより、利用者を空いている施設に適切に誘導する効果を大きくすることができるため、施設1の利用効率をさらに向上させることができる。
【0069】
実施の形態8.
以下、実施の形態8を図15を参照して説明する
図15は、実施の形態8の施設案内システムの構成図であり、図1と同一符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。
図14において、16(16a、16b)は混雑状況応答手段、26(26a、26c)は混雑状況照会手段であり、本実施の形態8は実施の形態1の構成要素に混雑状況応答手段16(16a、16b)、混雑状況照会手段(26a、26c)が追加された構成になっている。
【0070】
次に動作について説明する。
本実施の形態の基本動作は第1の実施の形態と同じであり、基地局10内に混雑状況応答手段16を、携帯端末20内に混雑状況照会手段26を、それぞれ備えることにより、基地局10から携帯端末20に一方的に情報配信するだけでなく、携帯端末20が基地局10に対して各施設1の混雑状況の問い合わせを行い、基地局10が携帯端末20に混雑状況の情報を応答する点が実施の形態1と異なる。
【0071】
携帯端末20aの利用者は、混雑状況照会手段26aを利用して、携帯端末20aから基地局10aに混雑状況照会メッセージを送信する。混雑状況照会メッセージには、携帯端末IDが含まれる。
基地局10a内の混雑状況応答手段16aは、携帯端末20aから混雑状況照会メッセージを受信すると、施設管理センター30に対して混雑状況照会メッセージを送信する。
施設管理センター30では、各基地局10に対して混雑状況照会メッセージを送信する。
各基地局10では、実施の形態1と同様にして、付近の携帯端末20を検索し、施設管理センター30に対して携帯端末一覧情報を送信する。
【0072】
施設管理センター30では、混雑評価手段33が通信手段34を利用して各基地局10から携帯端末一覧情報と混雑状況照会メッセージを受信すると、各施設1の混雑状況を評価し、混雑情報を生成し、基地局10aに送信する。
基地局10aでは、混雑状況応答手段16aが通信手段13aを利用して、施設管理センター30から混雑情報を受信すると、無線通信手段14aを利用して携帯端末20aに対して混雑情報を送信する。
携帯端末20aでは、混雑状況照会手段26aが無線通信手段24aを利用して基地局10aから混雑情報を受信すると、情報表示手段23aを利用して、混雑情報を画面に表示する。
【0073】
このように、本実施の形態によれば、利用者が要求する各施設1の混雑状況の照会に対応して、各施設1の混雑情報を提供するため、利用者は要求する施設の混雑状況を知ることができ、利便性を向上させることができる。
【0074】
なお、本実施の形態では、携帯端末20から送信された混雑状況照会メッセージが基地局10を介して施設管理センター30に到達した後、さらに各基地局1に混雑状況照会メッセージを転送し、各基地局1から携帯端末一覧情報を取得する例を示したが、実施の形態1と同様にして、施設管理センター30が各基地局1から定期的に受信する携帯端末一覧情報を基にして生成した混雑情報を保存し、施設管理センター30が基地局10から混雑状況照会メッセージを受信した場合に、ただちに基地局10に対して混雑情報を返すように応用してもよい。
【0075】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0076】
第1、第2の発明では、複数の施設の標準的な混雑状況と複数の携帯端末からのメッセージに基づいて生成された携帯端末一覧情報とにより複数の施設の混雑情報が生成され、この混雑情報を複数の携帯端末に配信することにより、携帯端末を利用する利用者は各施設の混雑状況を容易に知ることができるので、各施設を利用するための待ち時間を短くすることができ、施設利用における利便性を向上することができる。また、各施設の事業者は、施設の変動する混雑状況を容易に把握し、利用者を空いている施設に適切に誘導することができるため、各施設の利用効率を向上させることができる。
【0077】
第3の発明では、混雑履歴記憶手段により記録、更新された携帯端末一覧情報に基づいて、混雑基準値設定手段が自動的に混雑基準値を設定することにより、混雑状況を評価する際に利用される混雑基準値を更新することができるので、混雑状況をより適切に評価することができる。
【0078】
第4の発明では、複数の施設それぞれに対応付けられた付加情報を複数の携帯端末に配信することにより、利用者は各施設の付加情報から各施設のイベント情報や各施設の空き情報等を把握することができので、利用者を空いている施設に適切に誘導することができ、施設の利用効率を向上させることができる。
【0079】
第5の発明では、基地局の通信範囲に応じて混雑情報の配信を行うことにより、混雑している施設の近くにいる利用者の内、一部の利用者だけに他の空いている施設の情報を送ることができるので、他の空いている施設に利用者を誘導することができ、より細かく施設の混雑を調節することができる。
【0080】
第6の発明では、予め登録された複数の携帯端末の利用者情報に基づいて選択した携帯端末に上記混雑情報と上記付加情報を配信することにより、利用者の要求に合った施設の情報を、選択した携帯端末に送信することができるので、他の空いている施設1に利用者を誘導することができるため、より柔軟に施設の混雑を緩和させることができる。
【0081】
第7、第8の発明では、基地局から送信された携帯端末一覧情報に基づいて上記利用者情報管理手段により管理される上記利用者情報を更新し、更新された上記利用者情報に基づいて選択した携帯端末に上記混雑情報と上記付加情報を送信することにより、混雑している施設の近くにいる利用者の内、一部の利用者を効果的に選択して、他の空いている施設に利用者を誘導することができるので、より柔軟に施設の混雑を緩和させることができる。
【0082】
第9の発明では、複数の施設が取り扱う商品の価格を値引きする割引券情報を入手した利用者が、この割引券情報を施設に送信することにより、利用者はが割引券情報に関連付けられた商品を購入する際に割引を適用することができるので、利用者をこのような割引券情報を利用でき、かつ空いている施設に適切に誘導する効果を大きくすることができるため、施設の利用効率をさらに向上させることができる。
【0083】
第10の発明では、利用者が要求する各施設の混雑状況の照会に対応した各施設の混雑情報を提供することにより、利用者は要求する施設の混雑状況を知ることができ、利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の施設案内システムの構成図。
【図2】 実施の形態1において基地局管理手段31が管理する施設管理テーブルの一例を示した図。
【図3】 実施の形態1において携帯端末検索手段11bが生成する携帯端末一覧情報の一例を示した図。
【図4】 実施の形態1において混雑評価手段33が各施設1の混雑状況を評価した様子を示した図。
【図5】 実施の形態2の施設案内システムの構成図。
【図6】 実施の形態1において施設101の混雑基準値が自動的に更新されることを示した図。
【図7】 実施の形態3の施設案内システムの構成図。
【図8】 実施の形態4の施設案内システムの構成図。
【図9】 実施の形態4において複数の基地局が設置されている施設に利用者が並ぶ様子を示した図。
【図10】 実施の形態5の施設案内システムの構成図。
【図11】 実施の形態5において利用者情報管理手段38が管理する利用者情報の一例を示した図。
【図12】 実施の形態6の施設案内システムの構成図。
【図13】 実施の形態6において利用者情報管理手段38が管理する利用者情報の一例を示した図。
【図14】 実施の形態7の施設案内システムの構成図。
【図15】 実施の形態8の施設案内システムの構成図。
【符号の説明】
1(1a、1b) 施設、10(10a、10b) 基地局、11(11a、11b) 携帯端末検索手段、12(12a、12b) 情報配信手段、13(13a、13b) 通信手段、14(14a、14b) 無線通信手段、20(20a、20b、20c、20d、20e) 携帯端末、21(21a、21c) 検索応答手段、22(22a、22c) 情報受信手段、23(23a、23c、) 情報表示手段、24(24a、24c) 無線通信手段、30 施設管理センター、31 基地局管理手段、32 混雑基準値設定手段、33 混雑評価手段、34 通信手段、50 ネットワーク。
Claims (2)
- 携帯端末を保持する複数の利用者の整列エリアを分割するようにそれぞれ設置され、上記複数の利用者が保持する複数の携帯端末からのメッセージに基づいて基地局と基地局に接続された携帯端末とにより構成された携帯端末一覧情報を生成し、この携帯端末一覧情報をネットワークを介して送信し、又上記複数の携帯端末に混雑情報を配信する複数の基地局を有する施設と、
上記ネットワークを介して上記施設と接続され、上記施設の標準的な混雑状況を示す混雑基準値を設定し、この混雑基準値と上記複数の基地局から送信された上記携帯端末一覧情報とに基づいて上記施設の混雑情報を生成し、この混雑情報を上記複数の基地局のそれぞれに合わせた混雑情報に変更して上記複数の基地局に送信する施設管理センターと、を備えたことを特徴とする施設案内システム。 - 上記複数の基地局は、上記複数の携帯端末に検索メッセージを送信し、又上記複数の携帯端末から送信された上記検索メッセージに対応した応答メッセージに基づいて上記携帯端末一覧情報を生成し、この携帯端末一覧情報をネットワークを介して上記施設管理センターに送信する携帯端末検索手段と、上記施設管理センターから送信された上記混雑情報を上記複数の携帯端末に送信する情報配信手段と、を備え、
上記施設管理センターは、上記混雑基準値を設定する混雑基準値設定手段と、この混雑基準値により構成された施設管理テーブルを管理する基地局管理手段と、上記基地局管理手段により管理された上記混雑基準値と上記複数の基地局から送信された上記携帯端末一覧情報とに基づいて上記施設の混雑情報を生成し、この混雑情報を上記複数の基地局のそれぞれに合わせた混雑情報に変更する配信方法管理手段と、上記配信方法管理手段により変更された混雑情報を上記複数の基地局に送信する混雑評価手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の施設案内システム。
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