JP3895018B2 - 固体状重金属固定剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属含有廃棄物、例えば、ごみ焼却場からの焼却灰、飛灰、汚染土壌中の金属の固定化に使用する重金属固定剤に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、金属含有廃棄物、例えば、廃水、ごみ焼却場からの焼却灰、飛灰、汚染土壌中の重金属の固定化に使用する重金属固定剤としては、硫酸鉄、硫化物やジチオカルバミン酸塩に代表されるジチオカルバミン酸塩等の水溶液が用いられている(特開昭49−9978、特開昭49−122476、特開昭51−140360、特開昭52−70979、特開昭52−152657、特開昭58−67389、特開昭63−205192、特開昭63−305978、特開平5−20817、特開平7−328648号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまでの重金属固定化剤、特にジチオカルバミン酸塩類は水溶液で供給されているが、その性状に由来する液漏れ、有効成分の低含有量から派生する使用体積及び重量の増大、包装及び輸送コストの増大、固形分の析出、他成分との混合における制約、高pHに由来する皮膚や眼の腐食の可能性、有毒ガスである二硫化炭素や硫化水素の発生、使用後の容器洗浄の必要性、経時的な有効成分の分解等種々の欠点を有している。
【0004】
これらを改良するものとして、低温安定性を高めるためカウンターイオンである金属を変えたり(特開平8−332475)、他成分を添加(特開平8−41017)等が提案されているが、まだ十分なものとはいえなかった。
従って、上述したような欠点のない重金属固定剤の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記した課題を解決すべく鋭意研究した結果、これまで水溶液で供給されてきた重金属固定剤の水分を除去し、有効成分を固体化することにより、重量の軽量化、包装及び輸送コストの削減、皮膚や眼への危険性の低下、二硫化炭素や硫化水素等の有毒ガスを含む各種ガスの発生の防止、他固形成分との混合剤調製の容易化、容器洗浄の不要化等の多くの長所をもつ重金属固定剤の提供が可能となった。
【0006】
すなわち、本発明は、ジチオカルバミン酸系キレート剤の一種以上を含有することを特徴とする固体状重金属固定剤である。本発明の重金属固定剤は、好ましくは、ジチオカルバミン酸系キレート剤の一種以上と中性からアルカリ性の固体の賦形剤とを含有している。
【0007】
また、本発明は、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液と、中性からアルカリ性の固体の賦形剤とを混合することを特徴とする固体状重金属固定剤の製造方法である。本発明の固体状重金属固定剤の製造方法は、好ましくは、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液と、炭酸ナトリム粉末を混合するものである。
【0008】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いることができるジチオカルバミン酸系キレート剤としては、化1
【0009】
【化1】
【0010】
で表される官能基を分子内に一つ以上もった化合物を例示することができる。この官能基をもった化合物としては、例えば、ジチオカルバミン酸がある。
【0011】
このジチオカルバミン酸は、アミンと二硫化炭素を反応させることによって容易に得ることができる。この反応は溶媒中で行うことができる。ジチオカルバミン酸は通常不安定であり、アンモニウム塩、カリウムやナトリウムなどのアルカリ塩、カルシウムやバリウム等のアルカリ土類塩にして安定化させている。
【0012】
本発明の重金属固定剤として使用することができるジチオカルボキシル基を有する他の化合物としては、例えば、以下のものを挙げることができる。
【0013】
【化2】
【0014】
(式中、R1 ,R2 は、水素原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表す。但し、R1 ,R2 の内、少なくとも一つは置換基を有していてもよいアルキル基を表す。また、R1 とR2 とは結合して環を形成してもよい。MはNa,K,Ba,Ca等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属を表し、nは価数である。さらに、Mn+はアンモニウム(NH4+)やアルキルアミン基(R3 NH)であってもよい。R3 は水素原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表す。)
【0015】
【化3】
【0016】
(式中、X,Zは水素原子または置換基を有してもよいアルキル基を表し、Yは置換基を有してもよいアルキレン基を表す。l,mは、0以上の整数を表し、m=l+2である。M,nは前記と同じ意味を表す。)
【0017】
前記ジチオカルバミン酸系キレート剤としては、例えば、ジエチルジチオカルバミン酸カリウム、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム、N,N’,N”−トリス(ジチオカルボキシ)ジエチレントリアミンナトリウム、ジエチルジチオカルバモイルカリウム、N,N’,N”−トリス(ジチオカルボキシ)ジエチレントリアミンナトリウム、およびジエチルジチオカルバモイルナトリウムからなる群から選ばれる1種以上を挙げることができる。
【0018】
これらの内、特に代表的な化合物としては、トリス(ジチオカルボキシ)ジエテレントリアミン、N’,N’−ビス(ジチオカルボキシ)ジエチレントリアミンまたはそれらの塩等のジチオカルボキシル基またはその塩をN−置換基として有するアミン化合物を挙げることができる。
【0019】
また、前記アミン化合物としては、例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等の低分子一級アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミン等の低分子2級アミン、エチレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、イミノビスプロピルアミン等の多価アミン、ポリエチレンイミン、ポリアリルアミン等のポリアミン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、ヘキサメチレンイミンなどの環状アミン等を挙げることができる。
【0020】
さらに、その他として、以下のイミン系、ピロリジン系等の高分子化合物も使用することができる。
【0021】
【化4】
【0022】
(式中、R1 ,M,nは、前記と同じ意味を表し、k,p,qは0以上の整数を表し、k,pは同時には0ではない。また、qは、q=k+pを満たす。)
【0023】
【化5】
【0024】
(式中、M,nは前記と同じであり、rは1以上の整数を表す。)
【0025】
【化6】
【0026】
(式中、M,nは前記と同じであり、tは1以上の整数を表す。)
【0027】
これらはその1種または2種以上を混合して用いることができる。
前記中性からアルカリ性の固体の賦形剤としては、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属水酸化物、粘土鉱物、セメント等がある。これらの内、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物が好ましい。
【0028】
前記アルカリ金属炭酸塩としては、例えば、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムを挙げることができ、前記アルカリ金属水酸化物としては、例えば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを挙げることができる。
これらの内、飛灰処理における取り扱い性、流動性、混合性等の粉末特性等の観点から炭酸ナトリウムの使用が特に好ましい。
【0029】
本発明において、前記ジチオカルバミン酸系キレート剤と前記賦形剤との混合比は、100:1〜1:100(重量部)であり、好ましくは、100:100〜1:100、特に好ましくは、30:100〜3:100である。
【0030】
本発明においては、前記ジチオカルバミン酸キレート剤が結晶である場合には、賦形剤を使用しなくとも、所期の目的を達成することができる。この場合、特にジエチルジチオカルバミン酸カリウム等のジアルキルジチオカルバミン酸塩の結晶の使用が特に好ましい。
【0031】
また、本発明は、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液と、中性からアルカリ性の固体の賦形剤とを混合することを特徴とする固体状重金属固定剤の製造方法である。
本発明の製造方法は、好ましくは、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液と、炭酸ナトリム粉末を混合する固体状重金属固定剤の製造方法である。
【0032】
本発明の固体状重金属固定剤の製造方法は、より好ましくは、中性からアルカリ性の固体の賦形剤に、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液を3〜30重量%添加、混合するものである。
【0033】
また、本発明は、好ましくは、無水炭酸ナトリウム粉末に、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液を3〜30重量%添加、混合することを特徴とする固体状重金属固定剤の製造方法である。
【0034】
前記中性からアルカリ性の固体の賦形剤として、好ましくは炭酸ナトリム粉末であり、より好ましくは、無水炭酸ナトリウムである。ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液の添加量は、中性からアルカリ性の固体の賦形剤に対して3〜30重量%が好ましい。
【0035】
本発明の固体状重金属固定剤の製造方法においては、前記ジチオカルバミン酸系キレート剤としては、前述したものをすべて用いることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の固体状重金属固定剤は、より具体的には、次のようにして製造することができる。
先ず、例えば、合成されたジチオカルバミン酸ナトリウム水溶液にエタノール等の有機溶剤を添加する方法、前記水溶液を濃縮・冷却等によりジチオカルバミン酸ナトリウム塩を析出させ、濾過、乾燥することによりジチオカルバミン酸塩の粉末や結晶状の固体を得る。
次いで、得られた固体状のジチオカルバミン酸塩と粉末状の炭酸ナトリウム等の賦形剤とを混合することにより、固体状の重金固定剤を得ることができる。
【0037】
また、ジチオカルバミン酸塩の水溶液と賦形剤とを混合するか、混合物を常圧または減圧下で液分を除去してもよい。この場合、固定剤の含水率は50%以下、好ましくは30%以下が好ましい。また、賦形剤が水溶性の場合は、ジチオカルバミン酸塩と賦形剤との水溶液を調製したのち、液分を除去してもよい。
このようにして得られた物は、他のジチオカルバミン酸塩類や活性成分及び不活性成分と混合することができる。
【0038】
次に、このようにして得られた物を粉砕して粉末状にしたり、好ましくは、粉だちを防止するために、顆粒状、粒状、板状、円柱状に成形することにより、本発明の固体状重金属固定剤を製造することができる。
【0039】
本発明の固体状重金属固定剤を使用する方法としては、使用前に水に溶解した後、従来通り使用する方法、被処理物質に添加、混合する方法等がある。
例えば、飛灰100gに対し、20〜50gの水を加え、そこへ本発明の固体状重金属固定剤の0.3〜50gを均一に分散混練することにより行うことができる。なお、混練の際に、40〜200℃に加温することにより、より十分な固定化効果を得ることができる。
更には液状品では不可能であった溶液又はガスの流系に成形物を担持させた網状組織物として設置する方法がある。
【0040】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
参考例 ジエチルジチオカルバミン酸カリウム塩水溶液の製造
300mlの二口フラスコに、攪拌子を入れ、純度99.5%のジエチルアミンの50%水溶液を22.0g(0.30mol),48%KOH水溶液を40.8g(0.30mol)及び水19.7gを入れた。次いで、純度98%の二硫化炭素23.3g(0.30mol)と封入水10gを入れた50mlの等圧滴下漏斗と温度計を前記フラスコに取り付けた。
次に、フラスコ内が25℃以上40℃以下の温度範囲になるようにウォーターバスの温度を制御しつつ、フラスコの内容物を攪拌しながら、二硫化炭素を滴下した。滴下終了後、さらに30分間攪拌することにより、淡黄色のジエチルジチオカルバミン酸カリウム塩水溶液を得た。
【0041】
実施例1
参考例で得た水溶液を濃縮し、析出したカリウム塩をろ取し、乾燥することによりジエチルカルバミン酸カリウムの無水結晶を得た。
このものを1リットルの容器中に2週間密閉保存して、保存安定性を調べた。結果を表1に示す。
【0042】
実施例2
参考例で得た水溶液を濃縮し、析出したカリウム塩をろ取し、乾燥することによりジエチルカルバミン酸カリウムの無水結晶を得た。
この無水結晶10gとフレーク状の水酸化ナトリウム90gとを1リットル容器に入れ、混合して、粉末状の重金属固定剤を製造した。得られた製剤を1リットル容器中に入れ、2週間密閉保存して、保存安定性を調べた。結果を表1に示す。
【0043】
実施例3〜5
実施例2で、水酸化ナトリウムを炭酸ナトリウム、水酸化カルシウム、およびセメントに変えた以外は、実施例2と同様にして粉末状の重金属固定剤を製造し、実施例2と同様の保存安定性試験を行った。結果を表1に示す。
【0044】
実施例6
参考例で得た水溶液10gとフレーク状水酸化ナトリウム90gとを1リットル容器に入れ、混合した。この固体を乾燥し、粉砕して粉末状の重金属固定剤を製造した。得られた製剤を1リットル容器中に入れ、2週間密閉保存して、保存安定性を調べた。結果を表1に示す。
【0045】
実施例7
参考例で得た水溶液10gと粉末状炭酸ナトリウム90gとを1リットル容器に入れ、混合して、含水率5%の粉末状の重金属固定剤を製造した。得られた製剤を1リットル容器中に入れ、2週間密閉保存して、保存安定性を調べた。結果を表1に示す。
【0046】
比較例1
参考例で製造した水溶液を1リットル容器中に入れ、2週間密閉保存して、保存安定性を調べた。結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は固体状の重金属固定剤およびその製造方法である、本発明の固定状重金属固定剤は、固体状であるため、取扱性、保存安定性に優れ、種々の性状の飛灰を、簡便に安定して固定化、無害化することができる。
Claims (9)
- ジチオカルバミン酸系キレート剤の一種以上と中性からアルカリ性の固体の賦形剤とを含有し、前記ジチオカルバミン酸系キレート剤の含有量が、前記賦形剤100重量部に対して、3〜30重量部であることを特徴とする固体状重金属固定剤。
- 含水率が30%以下である請求項1に記載の固体状重金属固定剤。
- 前記賦形剤が、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、粘土鉱物、セメントからなる群から選ばれる一種以上である請求項1または2に記載の固体状重金属固定剤。
- 前記賦形剤が、アルカリ金属炭酸塩またはアルカリ金属水酸化物である請求項1または2に記載の固体状重金属固定剤。
- 前記ジチオカルバミン酸系キレート剤が、ジエチルジチオカルバミン酸カリウム、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム、N,N’,N”−トリス(ジチオカルボキシ)ジエチレントリアミンナトリウム、ジエチルジチオカルバモイルカリウム、N,N’,N”−トリス(ジチオカルボキシ)ジエチレントリアミンナトリウム、およびジエチルジチオカルバモイルナトリウムからなる群から選ばれる一種以上である請求項1〜4のいずれかに記載の固体状重金属固定剤。
- ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液と、中性からアルカリ性の固体の賦形剤とを混合することを特徴とする固体状重金属固定剤の製造方法。
- ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液と、炭酸ナトリウム粉末を混合することを特徴とする固体状重金属固定剤の製造方法。
- 中性からアルカリ性の固体の賦形剤に、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液を3〜30重量%添加、混合することを特徴とする固体状重金属固定剤の製造方法。
- 無水炭酸ナトリウム粉末に、ジチオカルバミン酸系キレート剤水溶液を3〜30重量%添加、混合することを特徴とする固体状重金属固定剤の製造方法。
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