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JP3895003B2 - ケーブル架渉方法及びカーブ金車取付装置 - Google Patents

ケーブル架渉方法及びカーブ金車取付装置 Download PDF

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JP3895003B2
JP3895003B2 JP12986197A JP12986197A JP3895003B2 JP 3895003 B2 JP3895003 B2 JP 3895003B2 JP 12986197 A JP12986197 A JP 12986197A JP 12986197 A JP12986197 A JP 12986197A JP 3895003 B2 JP3895003 B2 JP 3895003B2
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直樹 川部
誠 大嶋
信夫 大塚
重臣 松波
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日本電話施設株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブル架渉方法及びカーブ金車取付装置に関し、特に、カーブ金車を使用したときにケーブルを安定して架渉することができるケーブル架渉方法及びカーブ金車取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から通信用光ケーブルを電柱等に架渉する方法が使用されている。図6は、従来の該ケーブル架渉方法を示している。なお、図6(a)は正面を示し、図6(b)は側面を示している。図6に示すように、水平方向にカーブした方向にケーブル72を架渉するときに、電柱75に水平にアーム76が固定され、カーブ金車73がアーム76に吊り下げられている。更に、つり線71によりカーブ用でない金車74を吊り下げ、カーブ金車73によりケーブル72の架渉方向を水平方向にカーブさせ、更に、金車74によりケーブル72を直線方向に架渉していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
仮に、カーブ金車73の位置とカーブ用でない金車74の位置を同じ高さとすると、ケーブル72の張力が増加した時に、ケーブル72がカーブ金車73のホイールから外れるおそれがある。このため、カーブ金車73のホイールに確実にケーブル72を接触させるために、カーブ金車73の位置がカーブ用でない金車74の位置より高く配設されているので、ケーブル72をカーブ金車73で上方に引っ張ることになるため、ケーブル72を牽引する場合に、ケーブル72によりカーブ金車73の前後のカーブ用でない金車74が持ち上げられて移動する場合があった。
また、不規則な牽引張力の増減によりカーブ金車73の方向が定まらず、カーブ金車73のホイールにケーブル72(又はケーブル72の牽引ロープ)を接触した状態を完全に維持できないため、カーブ金車73の取付位置の決定が困難であり、ケーブル72の牽引途中で牽引作業を中断してカーブ金車73の取付位置の修正作業が必要であった。
したがって、本願発明の課題は、上述の従来例の欠点をなくし、カーブ金車を使用して安定にケーブルを架渉することができるケーブル架渉方法及びカーブ金車取付装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の第1の発明の構成は、カーブ用でない金車及びカーブ金車により導かれるケーブルを架渉するケーブル架渉方法において、前記カーブ金車の位置を前記カーブ用でない金車の位置より低く配設し、前記カーブ金車が仰角を持つようにすることである。
【0005】
上記第1の発明の構成により、カーブ金車が仰角を持つようにし、カーブ金車の位置をカーブ用でない金車の位置より低く配設しているので、ケーブルを牽引するときに、カーブ金車によりケーブルが下方に引っ張られ、更に、カーブ用でない金車によりケーブルが下方から支えられているので、ケーブル架渉作業が安定する。
【0006】
更に、第2の発明の構成は、ベルトと、金車腕と、金車固定金具とを具備し、前記ベルトが前記金車腕を電柱に水平に固定し、前記金車固定金具がカーブ金車を前記電柱に水平に固定された金車腕に固定し、その際、前記金車固定金具が前記カーブ金車の仰角を所定の値にすることを特徴とするカーブ金車取付装置である。
【0007】
更に、第2の発明の構成により、前記ベルトが前記金車腕を電柱に水平に固定し、
前記金車固定金具がカーブ金車を前記電柱に水平に固定された金車腕に固定し、その際、前記金車固定金具が前記カーブ金車の仰角を所定の値にするので、カーブ金車を仰角を有するように配設することができる。このため、第1の発明の構成に係わるケーブル架渉方法を実施することが容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本願発明の実施の形態を説明する。図1は本願発明の第1の実施の形態を説明し、図2は図1の要部を拡大して示し、図3は、図2に示すものを分解して示している。
【0009】
図1は(a)及び(b)からなる。図1(a)は該第1の実施の形態の正面を示している。図1(a)において、電柱11〜17が配設され、この電柱11〜17に架設されたつり線22に多数の2号金車24及び4号金車25が吊り下げられている。更に、カーブ金車26が電柱13に固定されている。なお、カーブ金車26の取付位置はカーブ金車26の前後の2号金車24の位置より低い位置である。
地面31上にケーブル自動繰出装置23が設置され、該ケーブル自動繰出装置23はケーブル(例えば光通信用ケーブル、以下同様)21を繰り出す。繰り出されたケーブル21は4号金車25、2号金車24及びカーブ金車26により導かれて作業員32により牽引される。なお矢印21aはケーブル21の牽引方向を示している。
図1(b)は図1に示すものの要部の平面を示している。図1(b)において、電柱11〜17の配列方向は電柱13において曲がっている。このため上述のように電柱13にカーブ金車26が固定されている。
【0010】
図2は(a)及び(b)からなる。図2(a)は図1の電柱13付近を詳細に示している。図2(a)において、電線33が電柱13に架設されている。その他は、上記図1の説明と同じである。なお、図1における各金車24、25、26の形状は模式的なものであるが、図1における各金車24、26の形状は実際の形状である。
図2(b)は、図2(a)の要部を拡大して詳細に示している。図2(b)において、カーブ金車26は、金車固定金具45により金車腕41に固定されている。金車腕41はベルト42により電柱13の長手方向に垂直に(水平に)電柱13に固定されている。なお43はベルト留金具である。
【0011】
図3は、図2(b)に示すものを分解して示している。図3において、カーブ金車26では、上側フレーム26aと下側フレーム26bとが支柱26c、26dにより結合されている。11個のホイール26eが上側フレーム26aと下側フレーム26との間に回転可能に弧を描くように列をなして配設されている。支持部26fの基部はピン26gにより上側フレーム26aと下側フレーム26bとの間に回転自在に連結されている。
支持部26fの先端は金型固定金具45の孔45b(図5(a)参照)に連結され、コイルばね26hは金車固定金具45と支持部26fの基部との間に配設されている。なお、コイルばね26hはケーブル21の張力増減時のケーブル21の牽引ロープの揺れ、牽引方向変化又は不平衡荷重に対応するためのものである。
【0012】
金車腕41が枠状金車固定金具45を挿通した状態で、金車固定金具45の孔45aと金車腕41の内廻り用固定孔41bとを挿通するようにセットピン45cが配置されることにより、金車固定金具45が金車腕41の内廻り用金車取付位置に固定される。
なお、41cは金車腕41の外廻り用固定孔である。
ベルト42の一端は、ベルトラッシング44により金車腕41の基部41aに連結され、ベルト42の他端は、ベルト留金具43に連結されている。べルト留金具43を基部41aに係止させることにより、金車腕41は電柱13の長手方向に垂直に電柱13に固定される。
【0013】
図4は本願発明の第2の実施の形態を説明している。図4において、内廻り用カーブ金車56が金車腕57により電柱51に取り付けられ、外廻り用カーブ金車58が金車腕59により電柱52に取り付けられている。つり線53が周知の方法で電柱51、52等に配設され、多数の2号金車55がつり線53に吊り下げられている。なお、カーブ金車56、58の取付位置は、2号金車55の取付位置より低くなっている。ケーブル54が2号金車55、内廻り用カーブ金車56及び外廻り用カーブ金車58により図示右方向(又は左方向)に導かれて牽引されている。
このとき、ケーブル54にはカーブ金車56、58により矢印54aで示す方向(下方)に力が加わり、更に、ケーブル54は2号金車55により下から支えられるので、ケーブル54を安定して牽引することができる。
【0014】
図5は(a)及び(b)からなる。図5(a)は上記図3の要部の縦断面構造を示している。図5(a)において、カーブ金車26は斜め上向きであり、カーブ金車26のホイール26eの回転方向26yと水平な方向26xとの間の角度即ち仰角はαである。なお、図3におけるカーブ金車26の各部分の形状と図5におけるカーブ金車26の各部分の形状は多少異なっている。
図5(b)は図4に対応し、内廻り用カーブ金車61と外廻り用カーブ金車64との取り付け位置を示している。なお、便宜上同一電柱60に内廻り用カーブ金車61と外廻り用カーブ金車64とを取り付けたとして図示している。
内廻り用カーブ金車61は金車腕62により電柱60に固定され、外廻り用カーブ金車64は金車腕65により電柱60に固定されている。この状態で、内廻り用カーブ金車61の仰角αと外廻り用カーブ金車64の仰角βとは同じである。なお63はケーブルである。
【0015】
以上の構成により、カーブ金車(26等)が仰角(α等)を持つようにし、カーブ金車(26等)の位置をカーブ用でない金車(24等)の位置より低く配設しているので、ケーブル(21等)を牽引するときに、カーブ金車(26等)によりケーブル(21等)が下方に引っ張られ、更に、カーブ用でない金車(24等)によりケーブル(21等)が下方から支えられているので、ケーブル(21等)の架渉作業が安定する。
更に、金車腕(41等)がカーブ金車(26等)を所定の仰角(α等)を有するように固定し、ベルト42が該金車腕(41等)を水平に電柱(13等)に固定したときは、カーブ金車(26等)を仰角(α等)を有するように配設することができる。このため、上記第1の発明の構成に係わるケーブル架渉方法を実施することが容易になる。
【0016】
【発明の効果】
本願の第1の発明に係わるケーブル架渉方法によれば、ケーブルを牽引するときに、カーブ金車によりケーブルが下方に引っ張られ、更に、カーブ用でない金車によりケーブルが下方から支えられているので、ケーブル架渉作業が安定する。このため、カーブ金車を使用して水平方向に曲がった方向にケーブルを架渉することが容易になる。
【0017】
更に、本願の第2の発明に係わるカーブ金車取付装置によれば、カーブ金車を仰角を有するように配設することができる。このため、該カーブ金車とカーブ用でない金車とを組み合わせて第1の発明の構成に係わるケーブル架渉方法を実施することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】図1の要部を拡大して詳細に示す斜視図である。
【図3】図2の要部を分解して示す斜視図である。
【図4】第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】上記各実施の形態の要部を説明する断面図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
11〜17、51、52、60 電柱
21、54 ケーブル
24 2号金車
26 カーブ金車
α、β カーブ金車の仰角
41、57、59、62、65 金車腕
42 ベルト

Claims (2)

  1. カーブ用でない金車及びカーブ金車により導かれるケーブルを架渉するケーブル架渉方法において、
    前記カーブ金車の位置を前記カーブ用でない金車の位置より低く配設し、前記カーブ金車が仰角を持つようにすることを特徴とするケーブル架渉方法。
  2. ベルトと、金車腕と、金車固定金具とを具備し
    前記ベルトが前記金車腕を電柱に水平に固定し、
    前記金車固定金具がカーブ金車を前記電柱に水平に固定された金車腕に固定し、その際、前記金車固定金具が前記カーブ金車の仰角を所定の値にすることを特徴とするカーブ金車取付装置。
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