JP3892188B2 - 内燃機関の燃料制御異常判定禁止方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、機関回転数と吸気系の圧力とに基づいて燃料量を制御するものにおいて、大気圧を誤学習した場合に燃料制御における異常判定を禁止する内燃機関の燃料制御異常判定禁止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子制御装置により燃料噴射量を制御される内燃機関では、燃料噴射量を制御するのに吸気管圧力を検出する圧力センサを用いているものが知られている。すなわち、圧力センサにより大気圧と吸気管圧力とを検出し、検出した大気圧により補正した吸気管圧力と機関回転数とに基づいて燃料噴射量を決定している。この場合、イグニッションスイッチがオンした場合の吸気管圧力及び走行中にスロットルバルブが全開になった時の吸気管圧力をその時点のエンジン回転数により回転補正した吸気管圧力を、大気圧として学習するものである。
【0003】
したがって、例えば平地でイグニッションスイッチをオンした場合は、圧力センサからの出力信号に基づいて平地での大気圧を検出して記憶(学習)し、その後高地まで走行してスロットルバルブを全開にすることがあった場合は、その全開時の圧力センサの出力信号に基づいてその走行場所つまり高地での大気圧を検出して、それまでに記憶してあった大気圧を新たに検出した大気圧により更新するものである。
【0004】
このような高地と平地とにおける大気圧の変化を検出し、検出した大気圧に基づいて吸気管圧力を補正し、補正した吸気管圧力と機関回転数とに基づいて燃料噴射量を制御するものが、特開平6−129307号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、高地で始動してその始動時に高地での大気圧を学習し、その後スロットルバルブを全開にすることなく平地に下った場合は、平地における走行において、高地で学習した大気圧により吸気管圧力を補正することになる。しかしながら、高地で学習した大気圧で平地での大気圧ではないので、吸気管圧力を補正した場合、正しく補正できないことになる。このため、大気圧補正した吸気管圧力で燃料量を演算し、空燃比を理論空燃比近傍になるようにフィードバック制御を行うと、演算の際の補正係数例えば回転フィードバック補正係数が上限あるいは下限に保持されたままの状態が生じることがある。このように、演算の際の補正係数が異常な値になる場合、そのような補正係数の変化により燃料を制御するための機能が異常であることを判定する可能性が生じてくる。つまり、燃料制御のためのシステム自体は正常であるのに、異常があると誤判定を行うことがある。
【0006】
本発明は、このような不具合を解消することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係る内燃機関の燃料制御異常判定禁止方法は、大気圧を学習し、学習した大気圧により吸気系の圧力を補正し、少なくとも大気圧補正したその圧力と機関回転数とにより燃料量を制御するものにおいて、スロットルバルブの開度と機関回転数とに基づいて吸気系の圧力を予測し、予測した圧力を大気圧補正し、大気圧補正した予測圧力と吸気系の実際の圧力との差が所定値を上回る場合に学習した大気圧の異常を判定して燃料制御する際の異常判定を禁止する構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、内燃機関の吸気系に設けられるスロットルバルブの開度と、吸気系の圧力と、機関回転数とを検出し、少なくともスロットルバルブが全開である場合に検出した圧力に基づいて大気圧を学習し、少なくとも学習した大気圧により補正した吸気系の圧力と機関回転数とに基づいて燃料量を制御するものであって、検出した機関回転数とスロットルバルブの開度とに基づいて吸気管圧力基本予測値を予測し、予測した吸気管圧力基本予測値を学習した大気圧により補正し、大気圧により補正した吸気管圧力予測値に基づく値と吸気系の実際の圧力との差があらかじめ設定した所定値を上回る場合に大気圧の学習が異常であると判定して燃料量を制御する際の異常判定を禁止することを特徴とする内燃機関の燃料制御異常判定禁止方法である。
【0009】
このような構成のものであれば、燃料量の制御において生じる異常は、大気圧の学習が正常である場合に判定することになる。すなわち、実際の吸気系の圧力と、機関回転数とスロットルバルブの開度とに基づいて予測し、かつ学習した大気圧で補正した吸気管圧力基本予測値に基づく値との差は、吸気管圧力基本予測値を学習した大気圧で補正することにより生じる。この時、学習した大気圧が正常であれば、差は小さく、逆に異常であれば差は大きくなる。そして、差があらかじめ設定した所定値を上回る場合に、学習した大気圧が異常であり、その学習した大気圧の異常により燃料量の制御が異常になるので、燃料量を制御する際の異常判定を禁止する。したがって、燃料量の制御が正常な場合に誤って異常と判定することを確実に防止することが可能になる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
図1に1気筒の構成を概略的に示したエンジンは自動車用の4気筒のもので、エンジンの吸気系1には図示しないアクセルペダルに応動して開閉するスロットルバルブ2が配設され、その下流側にはサージタンク3が設けられ、サージタンク3からの吸入空気は吸気弁37を介してシリンダ内に吸入される。この吸気系1には、スロットルバルブ2を迂回する迂回路であるバイパス通路1aが設けてあり、そのバイパス通路1aにはバイパス通路1aを通過する空気量を制御するための流量制御弁(以下、「ISCバルブ」と略称する。)1bが設けてある。このISCバルブ1bは、少なくともアイドル運転状態におけるエンジン回転数NEがアイドル目標回転数となるように吸入空気量を補正するアイドル回転制御(以下、「ISC」と略称する。)を実行する際に制御され、またエアコンディショナや前照灯等のエンジンに負荷となるものが作動した場合に開成制御される。サージタンク3に連通する吸気系1の吸気マニホルド4のシリンダヘッド側の端部近傍には、さらに燃料噴射弁5が設けてあり、この燃料噴射弁5を、電子制御装置6により制御するようにしている。また、排気系20には、燃焼室から排気弁36を介して排出された排気ガス中の酸素濃度を測定するためのO2 センサ21が、図示しないマフラに至るまで管路に配設された三元触媒22の上流の位置に取り付けられている。
【0011】
電子制御装置6は、中央演算装置7と、記憶装置8と、入力インターフェース9と、出力インターフェース11とを具備してなるマイクロコンピュータシステムを主体に構成されている。その入力インターフェース9には、サージタンク3内の圧力(吸気管圧力)を検出するための吸気圧センサ13から出力される吸気圧信号a、エンジン回転数NEを検出するための回転数センサ14から出力される回転数信号b、カムポジションセンサ25から出力されるクランク角度信号m及び気筒判別信号n、スロットルバルブ2の開度に対応してスロットルセンサ16aから出力されるスロットル開度信号、スロットルバルブ2の開閉状態を検出するためのアイドルスイッチ16から出力されるIDL信号d、エンジンの冷却水温を検出するための水温センサ17から出力される水温信号e、上記したO2 センサ21から出力される電圧信号h等が入力される。一方、出力インターフェース11からは、燃料噴射弁5に対して燃料噴射信号fたる駆動パルスINJが、またスパークプラグ18に対して点火信号gが出力されるようになっている。
【0012】
電子制御装置6には、吸気圧センサ13から出力される吸気圧信号aと回転数センサ14から出力される回転数信号bとを主な情報とし、エンジンの運転状態に応じて決まる各種の補正係数で基本噴射時間すなわち基本噴射量TAUBを補正して燃料噴射弁開成時間である最終噴射時間すなわち燃料噴射量TAUを決定し、その決定された時間により燃料噴射弁5を制御して、エンジンの運転状態に応じた燃料燃料量TAUを燃料噴射弁5から吸気系1に噴射するためのプログラムが内蔵してある。また、このプログラムでは、始動に先立ってイグニッションスイッチ(図示しない)がオンした際に、その時点で吸気圧センサ13が出力する吸気圧信号aに基づいて大気圧を検出し、検出した大気圧を記憶装置8に保存するものである。また、走行中にスロットルバルブ2が全開になった際に、その時点の吸気管圧力PMTPをエンジン回転数NEに基づいて補正して、記憶装置8に保存するものである。この保存された大気圧すなわち学習された大気圧読み込み値は、走行中にスロットルバルブ2が全開になった場合は、その時点で保存されている大気圧読み込み値に代えて全開時のものを新たに大気圧読み込み値として保存する。
【0013】
また、電子制御装置6には、スロットルバルブ2の開度と、吸気系1の圧力と、エンジン回転数NEとを検出し、少なくともスロットルバルブ2が全開である場合に検出した圧力に基づいて大気圧を学習し、少なくとも学習した大気圧により補正した吸気系1の圧力とエンジン回転数NEとに基づいて燃料量を制御するものであって、検出したエンジン回転数NEとスロットルバルブ2の開度とに基づいて吸気管圧力基本予測値を予測し、予測した吸気管圧力基本予測値を学習した大気圧により補正し、大気圧により補正した吸気管圧力予測値に基づく値と吸気系1の実際の圧力との差があらかじめ設定した所定値を上回る場合に大気圧の学習が異常であると判定して燃料量を制御する際の異常判定を禁止する
【0014】
次に、この燃料系異常判定禁止制御プログラムの概略手順を図2及び図3を参照して説明する。
大気圧の検出すなわち学習が正常に行われているかどうかを判定するために、スロットル開度TAとエンジン回転数NEとに基づいて吸気管圧力を予測する。この吸気管圧力予測ルーチンは、例えば8m秒毎に行うものである。この吸気管圧力の予測は、基本的にはスロットル開度TAとエンジン回転数NEとにより行うものであるが、ISCバルブ1bが開成することにより吸気管圧力が微妙に変化することを考慮して、ISCバルブ1bの開度に基づいて、スロットル開度TAとエンジン回転数NEとから予測した吸気管圧力を補正して、より正確に予測するように構成してある。
【0015】
まず、ステップS1では、スロットル開度TAとエンジン回転数NEとによりスロットル開度2次元マップを検索し、スロットル開度TAによる吸気管圧力基本予測値TAPMBを求める。このスロットル開度2次元マップは、スロットル開度TAとエンジン回転数NEとの代表値により吸気管圧力基本予測値TAPMBが設定してあるもので、代表値以外の場合は、補間計算を行って求めるものである。
【0016】
ステップS2では、ISCバルブ1bの開度の学習値DLRNをISCバルブ1bの開度50%に加算した値の時のスロットル開度TAとエンジン回転数NEとにより、開度補正2次元マップを検索して吸気管圧力ISC開基本予測値ISCPMBを求める。学習値DLRNは、ISCにおける学習値で、ISCバルブ1b毎の特性のバラツキや経時変化を吸収するために更新されるものである。ステップS3では、吸気圧センサ13が異常である場合の実際のISCバルブ開度によりISCバルブ開度補正の補間係数マップを検索し、補間係数KISCPMを求める。これらのそれぞれのマップにおいても、代表値が設定してあるものであるので、それ以外の値については補間計算を行って求めるものである。次に、ステップS4では、ステップS2において得られた吸気管圧力ISC開基本予測値ISCPMBとステップS3において得られた補間係数KISCPMとを乗算して、吸気管圧力ISC開予測値ISCPMを演算する。
【0017】
ステップS5では、吸気管圧力基本予測値TAPMBと吸気管圧力ISC開予測値ISCPMとを加算し、その加算結果に大気圧補正係数KPAを乗じて大気圧補正した吸気管圧力予測値TAPMを演算する。大気圧補正係数KPAは、例えば平地における標準的な大気圧に対する学習により保存されている大気圧の割合で示される。ステップS6では、今回の8m秒後吸気管圧力予測値PMFSn を次式より演算する。
PMFSn =PMFSn-1 +TCONn ×(TAPMn −PMFSn-1 )
ここで、TCONn は、吸気系1のチャージ遅れ時定数であり、エンジン回転数NEとスロットル開度TAとで設定されるマップを検索して求めるもので、添字nは今回のものを、またn−1は前回演算(検索)されたものを示す。
この8m秒後吸気管圧力予測値PMFSは、前回演算した8m秒後吸気管圧力予測値PMFSn-1 が今回演算した吸気管圧力予測値TAPMと同じ値であれば、前回の8m秒後吸気管圧力予測値PMFSn-1 を今回の8m秒後吸気管圧力予測値PMFSn とするものである。
【0018】
ステップS7では、エンジン回転数NEより次回の吸気時までの時間を計算し、8ms後吸気管圧力予測値PMFSより吸気管圧力最終予測値PMFFSを演算する。
次に学習された大気圧が正常であるかどうかの検証を行う手順を説明する。この4気筒エンジンの場合では、例えば2回転に4回、つまり1気筒につき1回、このルーチンを行うものである。
【0019】
図3において、まず、ステップS11では、吸気管圧力最終予測値PMFFSと吸気圧センサ13の出力する吸気圧信号aに基づいて検出した実際の吸気管圧力PMTPとの差の絶対値を演算して圧力偏差DPMPAとする。ステップS12では、圧力偏差DPMPAが異常判定レベルKDPMPAを下回っているか否かを判定する。ステップS13では、学習された大気圧すなわち大気圧読み込み値が異常であるとして、燃料制御における異常判定を禁止する。ステップS14では、大気圧読み込み値は正常であるとして、燃料制御における異常判定を実行する。
【0020】
このような構成において、大気圧を高地で学習し、その後大気圧を学習することなく平地まで移動した場合を説明する。この場合には、高地での学習を反映して、大気圧補正係数KPAは平地における大気圧補正係数KPAより小さくなっている。まず、大気圧読み込み値の異常を判定するために、吸気管圧力最終予測値PMFFSを演算する。この吸気管圧力最終予測値PMFFSは、ステップS1〜ステップS7を実行することにより、スロットル開度TAとエンジン回転数NEと大気圧補正係数KPAとに基づいて予測するものである。演算された吸気管圧力最終予測値PMFFSは、ステップS5において大気圧補正係数KPAにより補正されたものであるので、大気圧読み込み値を反映したものである。
【0021】
次に、演算した吸気管圧力最終予測値PMFFSとこの時点で実際に吸気圧センサ13により検出した吸気管圧力PMTPとを比較することによって、大気圧読み取り値が正常か異常かを検証するものである。この検証では、まずステップS11を実行し、ステップS12において圧力偏差DPMPAが異常判定レベルKDPMPAを下回っているか否かを判定する。大気圧読み取り値は高地において学習されたものであるので、この場合大気圧補正された吸気管圧力最終予測値PMFFSは実測された吸気管圧力PMTPにより大幅に小さくなっている。このため、圧力偏差DPMPAは異常判定レベルKDPMPAを大きく上回るものとなる。したがって、プログラムはステップS12→S13と進み、大気圧読み取り値が異常であるとして、燃料制御における異常判定を禁止する。
【0022】
このように、記憶された大気圧読み取り値による大気圧補正が正常に機能していないことにより、演算した燃料噴射量TAUが正常でなくなっている場合に、その燃料噴射量TAUの異常に基づいて燃料制御に異常が生じたと誤判定することを確実に防止することができる。
一方、大気圧読み取り値が正常である場合は、大気圧補正係数KPAが1に近い値となる。したがって、吸気管圧力最終予測値PMFFSと実測された吸気管圧力PMTPとは近似した値となり、圧力偏差DPMPAは小さな値となり、異常判定レベルKDPMPAを下回ることになる。これにより、大気圧読み取り値が正常であると判定し、この場合に例えば回転フィードバック補正係数が上限あるいは下限に保持されていると、燃料量の制御に異常があるとして燃料制御の異常を検出するものである。このように、大気圧読み取り値が正常であると判定した際にのみ燃料制御の異常検出を行うので、正確に燃料制御の異常を検出することができ、誤った燃料制御を実行することを防止することができる。
【0023】
なお、本発明は以上に説明した実施例に限定されるものではない。
その他、各部の構成は図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、実際の吸気系の圧力と、機関回転数とスロットルバルブの開度とに基づいて予測し、かつ学習した大気圧で補正した吸気管圧力基本予測値に基づく値との差は、吸気管圧力基本予測値を学習した大気圧で補正することにより生じるので、差が小さいと学習した大気圧が正常であると判定できる。逆に差が大きければ異常であると判定できる。そして、差があらかじめ設定した所定値を上回る場合に、学習した大気圧が異常であり、その学習した大気圧の異常により燃料量の制御が異常になるので、燃料量を制御する際の異常判定を禁止し、燃料量の制御が正常な場合に、誤って異常と判定することを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成説明図。
【図2】同実施例の制御手順の概略を示すフローチャート。
【図3】同実施例の制御手順の概略を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…吸気系
1b…流量制御弁
2…スロットルバルブ
6…電子制御装置
7…中央演算装置
8…記憶装置
9…入力インターフェース
11…出力インターフェース
13…吸気圧センサ
16a…スロットルセンサ
Claims (1)
- 内燃機関の吸気系に設けられるスロットルバルブの開度と、吸気系の圧力と、機関回転数とを検出し、少なくともスロットルバルブが全開である場合に検出した圧力に基づいて大気圧を学習し、少なくとも学習した大気圧により補正した吸気系の圧力と機関回転数とに基づいて燃料量を制御するものであって、検出した機関回転数とスロットルバルブの開度とに基づいて吸気管圧力基本予測値を予測し、
予測した吸気管圧力基本予測値を学習した大気圧により補正し、
大気圧により補正した吸気管圧力予測値に基づく値と吸気系の実際の圧力との差があらかじめ設定した所定値を上回る場合に大気圧の学習が異常であると判定して燃料量を制御する際の異常判定を禁止することを特徴とする内燃機関の燃料制御異常判定禁止方法。
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