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JP3888105B2 - バッテリーパック - Google Patents

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JP3888105B2
JP3888105B2 JP2001263672A JP2001263672A JP3888105B2 JP 3888105 B2 JP3888105 B2 JP 3888105B2 JP 2001263672 A JP2001263672 A JP 2001263672A JP 2001263672 A JP2001263672 A JP 2001263672A JP 3888105 B2 JP3888105 B2 JP 3888105B2
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嘉之 勝野
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に対してバッテリーパックを誤装着しないようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
バッテリーパックのバッテリー端子は、少なくとも正極側端子及び負極側端子を備え、また、近年にあっては、バッテリーパックの残量などを電子機器側と通信するための通信用端子を備えたものもある。
【0003】
そして、バッテリーパックの上記バッテリー端子は、通常バッテリーパックの一端部に寄った側に設けられるため、一般に、負極側タブをバッテリーセルの電池缶の缶底から正極側端子近傍(電池蓋側)までバッテリーセルの周りを引き回すようになっている。
【0004】
ところで、バッテリーセルは、一般に、円柱状か四角柱状を呈するものがほとんどであり、たとえば、バッテリーセルが四角柱状をしたものにあっては、そのバッテリーケースも四角柱状にすることで、バッテリーケース内のスペース的効率を高くすることができる。また、四角柱状のバッテリーセルを用いたバッテリーパックにあっては、複数のバッテリーセルを用いても、バッテリーケース内にデッドスペースになる部分が少なく、全体の大きさの割に容量の大きなバッテリーパックを提供することができるというメリットがある。
【0005】
そして、このような四角柱状をしたバッテリーパックは電子機器のバッテリー装着部に対してスライドさせて装着するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、四角柱状をしたバッテリーパックの場合、挿入する向きを誤ったり、挿入方向に対して上下左右方向を逆にしてしまっても、スライド方向から見た形状が点対称であるため、誤装着されてしまう虞がある。
【0007】
そして、バッテリーパックが誤装着された場合、バッテリー端子の正極と負極とが反対になってしまい、電子機器に対してバッテリーパックから電力の供給が為されないとともに、このような状態で装着されて電子機器側の端子と接触した場合、端子の損傷を起こしたり、電気的な不具合が生ずる場合もある。
【0008】
そこで、本発明はこのような四角柱状をしたバッテリーパックの電子機器に対する誤装着を防止することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明バッテリーパックは、上記した課題を解決するために、バッテリー装着部を有した電子機器に対してスライドさせることにより電子機器に装着するバッテリーパックであって、断面が長方形状の四角柱状をしたバッテリーケースと、スライド方向における一端面に設けられたバッテリー端子とを有し、バッテリーケースのスライド方向の両端面以外の側面の一部にスライド方向に延びる誤装着防止溝を形成したバッテリーパックにおいて、バッテリーケース内に四角柱状のバッテリーセルが収納され、誤装着防止溝はバッテリーケースの一の角部が断面L字状に切り欠かれることによって形成され、バッテリーセルの電池缶の缶底から電池蓋まで引き回された負極側タブを、バッテリーケース内の誤装着防止溝が形成された長方形状の短辺側の側面側であって、誤装着防止溝を避けた位置に配設したものである。
【0010】
したがって、本発明バッテリーパックによれば、スライド方向から見た形状他点対称でないため、これを利用して、電子機器側のバッテリー装着部に対して一義的な向きを特定することができ、これにより、正規な向きと異なる向きでは、バッテリー装着部に挿入することができず、よって、バッテリーパックの誤装着を防止することができる。
【0011】
また、これにより、バッテリー端子の向きも正規な向きでバッテリー装着部に装着されるため、電子機器側の端子と誤った端子同士が接触するという事故も防止することができる。また、バッテリーケース内に収納するバッテリーセルが四角柱状になっているので、断面が長方形状の四角柱状のバッテリーケースに対して、スペース的な無駄をなくし、全体の大きさの割に容量の大きなバッテリーパックを提供することができる。また、誤装着防止溝をバッテリーケースの一の角部を断面L字状に切り欠くことによって形成したので、バッテリーケースとバッテリーセルとの間に所定の空間を形成することができ、該空間をバッテリーセルの周りに引き回す負極側タブなどの配置空間をすることができ、スペースの効率化を図ることができる。また、バッテリーセルの電池缶の缶底から電池蓋まで引き回された負極側タブを、バッテリーケース内の誤装着防止溝が形成された側面側であって、該誤装着防止溝を避けた位置に配設したので、バッテリーケース内に無駄な空間が無く、全体の大きさの割に容量の大きなバッテリーパックを提供することができる。また、バッテリーセルの缶底から電池蓋側に引き回された負極側タブを缶底側タブと電池蓋側タブとに分割し、これら缶底側タブと電池蓋側タブとの間にPTCを介在させたので、PTCをスペース的に無理なくバッテリーケース内に納めることができ、バッテリーパックの安全性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明バッテリーパックの詳細を添付図面に示した実施の形態に従って説明する。
【0013】
バッテリーパック1は、直方体状のバッテリーケース2と、該バッテリーケース2に収納されたバッテリーセル3と、当該バッテリーパック1の残量などを計算し記憶するICチップ4などがマウントされた基板5と、該基板5に取着されバッテリーケース2の長手方向の一端面(前端面)に露出されるバッテリー端子6とを有する(図4参照)。
【0014】
なお、各図において矢印で示す、U方向、D方向、L方向、R方向、F方向、B方向は、それぞれ、上方、下方、左方、右方、前方、後方を意味するものとする。また、本明細書において示す上記方向性は便宜上のものであり、当該バッテリーパック1が使用される状況において、その方向性は適宜変更される。
【0015】
バッテリーケース2は上面ケース7と下面ケース8とから成り、該下面ケース8の前端面であってその左右方向の中央部より左側寄り位置および該位置と連続した下面の前端部に開口する矩形切欠9が形成され、該矩形切欠9に上記バッテリー端子6が上方からスライドされて取着されるようになっており、該矩形切欠9に取着されたバッテリー端子6の前面は下面ケース8とほぼ面一になるようになっている(図5参照)。
【0016】
また、下面ケース8の右側面下角部は断面L字状に切り欠かれて、長手方向に延びる誤装着防止溝10がその全長に渡って形成されており、これにより、下面ケース8の内部空間は誤装着防止溝10に対応した部位に段差部が形成されて、下側半分より上側半分の左右幅寸法の方がやや広くなっており、上記上面ケース7は下面ケースの上側半分の左右幅と同じに形成されている(図8参照)。
【0017】
バッテリーセル3は、上記バッテリーケース2よりも一回り小さく長手方向の一端面が開口した電池缶11と該電池缶11の開口を覆うように取着された電池蓋12と図示は省略したが電池缶11内に収納された電池素子などから成る(図3参照)。
【0018】
また、バッテリーセル3の左右幅寸法は、上記下面ケース8の下側半分の左右幅よりやや小さく、したがって、バッテリーセル3がバッテリーケース2内に収納されたときに、バッテリーケース2内の右側面の上側には空間(以下、「負極側タブ配置空間」という。)13が形成されている(図8参照)。
【0019】
電池蓋12には正極側タブ14が設けられ、該正極側タブ14は上記基板5の左側のランド孔5aに貫通された後、半田付けされる(図3参照)。
【0020】
電池缶11の缶底11aには負極側タブ15の一端が溶接され、該負極側タブ15の他端は上記電池蓋12の前面側まで引き回されて、基板5の右側のランド孔5bに貫通された後、半田付けされる(図3、図4参照)。
【0021】
具体的には、負極側タブ15は缶底側タブ16と電池蓋側タブ17との2つに分割され、これら缶底側タブ16と電池蓋側タブ17との間にPTC(positive temperature coefficient)18が介在されている(図3参照)。これにより、当該バッテリーセル3が所定の温度に達したときに、缶底側タブ16と電池蓋側タブ17との電気的接続が遮断されるようになっている。
【0022】
また、このような負極側タブ15の引き回された部分と電池缶11との間には絶縁シート19が介在され、電池缶11と負極側タブ15、特に電池蓋側タブ17との絶縁が図られている(図3、図4参照)。
【0023】
また、負極側タブ15の基板5までの引き回しされた部分(缶底側タブ16、PTC18、電池蓋側タブ17)はバッテリーセル3の右側面のうち上側半分に位置しており、これにより、これら缶底側タブ16、PTC18、電池蓋側タブ17は、前述した負極側タブ配置空間13に位置される(図8参照)。
【0024】
なお、図示は省略したが、バッテリーセル3を覆うように上面ケース7を下面ケース8に合わせたときの結合は、両者の開口周縁を合わせた状態で、超音波溶着することにより行う。なお、超音波溶着に限らず、接着剤による接着などであっても良い。
【0025】
しかして、前端面にバッテリー端子6が配置され、右側面下角部に断面L字状の誤装着防止溝10が形成されたバッテリーケース2内に1つのバッテリーセル3が収納されたバッテリーパック1が組み立てられる(図1参照)。
【0026】
つぎに、上記バッテリーパック1が装着されるバッテリー装着部を有する電子機器について説明する。なお、電子機器はどのようなものであっても良く、たとえば、ディジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータなどであり、モバイル機器、ハンディ機器と称されるバッテリー駆動で使用に供されるものに一般に適用される。
【0027】
電子機器100には、上記バッテリーパック1とほぼ同じ大きさの空間を有し後方に開口したケーシング101と、該ケーシング101の後面開口縁に配設され、装着されたバッテリーパック1の抜け止めを行うロック部材110とが備えられており、上記ケーシング101内がバッテリー装着部102となっている(図1参照)。
【0028】
ケーシング101のバッテリー装着部102の奥端面(前端面)にバッテリーパック1の上記バッテリー端子6に対応した本体側端子103が設けられている(図1参照)。
【0029】
ケーシング101の後面開口の右下部には阻止突部104が設けられ、該阻止突部104は上記バッテリーパック1の誤装着防止溝10の断面形状とほぼ同じか又はやや小さい形状に形成されている(図6、図7、図8参照)。
【0030】
これにより、バッテリーパック1を正規の向きでバッテリー装着部102に装着するときは、上記阻止突部104がバッテリーパック1の誤装着防止溝10内に位置して、これにより、バッテリーパック1のバッテリー装着部102へのスライド挿入が許容される(図8、図9(a)参照)。
【0031】
ロック部材110は、平面から見てL字状をしたロックレバー111と該ロックレバー111をロック方向に付勢する付勢手段112とから成る(図6、図7参照)。
【0032】
具体的には、ロックレバー111は、ケーシング101の右側面の開口側の一部を為す長腕片111aと、その後端縁から左方へ突設された短腕片111bとから成り、長腕片111aの前端部が上下方向に延びる回転軸によりケーシング101に回動自在に支持されている(図6、図7参照)。
【0033】
上記付勢手段112は、板金部材をU字状に折り曲げて形成され、該付勢手段112は、上記ケーシング101側の部材に一方の片が固着され、他方の片が上記ロックレバー111の長腕片111aの右側面に弾接されており、これにより、ロックレバー111は図6および図7において時計回り方向と反対方向に回動付勢される。
【0034】
なお、回動付勢されたロックレバー111は、図示しない回動阻止手段により回動が阻止され、阻止された状態でロックレバー111の短腕片111bがケーシング101の後面開口の一部を覆うようになっている(図7参照)。
【0035】
しかして、バッテリーパック1を電子機器100のバッテリー装着部102に装着するには、上記ロックレバー111を付勢手段112に抗して時計回り方向に回動させ、短腕片111bをバッテリー装着部102の後面開口から待避させて(図6参照)、バッテリーパック1をバッテリー装着部102にスライド挿入する。
【0036】
このとき、上述のように、バッテリーパック1が正規の向きの場合(図9(a)参照)、すなわち、誤装着防止溝10が右下角部に位置した向きの場合は、該誤装着防止溝10に上記阻止突部104が位置してそのスライド挿入が許容される。そして、バッテリーパック1がバッテリー装着部102の奥端部までスライドさせていくと、バッテリー端子6が本体側端子103に接続されるとともに、ロックレバー111が時計回り方向と反対方向に回動されてその短腕片111bがバッテリーパック1の後端面に係止し、これにより、バッテリーパック1のバッテリー装着部102からの抜け止めが為されるようになっている(図7参照)。
【0037】
また、装着しようとするバッテリーパック1が正規の向きでない場合には、上記バッテリー装着部102の阻止突部104がバッテリーパック1と干渉してその挿入を阻止するようになっている(図9(b)(c)(d)参照)。
【0038】
すなわち、たとえば、バッテリーパック1の向きが、前後方向は正しいが上下が反対の場合(図9(b)参照)は、バッテリーパック1の右下角部には誤装着防止溝10がなく、よって、バッテリー装着部102の阻止突部104がその右下角部に干渉してしまい、バッテリーパック1をバッテリー装着部102に挿入することはできない。
【0039】
また、バッテリーパック1の向きが、上下方向は正しいが前後が反対の場合(図9(c)参照)、或いは上下方向も前後方向も反対の場合(図9(d)参照)も、同様に、バッテリーパック1の右下角部には誤装着防止溝10がなく、よって、バッテリー装着部102の阻止突部104がその右下角部に干渉してしまい、バッテリーパック1をバッテリー装着部102に挿入することはできない。
【0040】
このように、バッテリーパック1の向きが正規でない場合には、バッテリー装着部102の後面開口の一部を覆う阻止突部104で阻止されてしまうため、バッテリーパック1を僅かでもバッテリー装着部104内に挿入させることができず、操作者は装着しようとしたバッテリーパック1の向きが誤っていることを直ちに認識することができる。これは、バッテリー装着部104にバッテリーパック1を多少なりとも挿入することができるとすると、その向きが正しいかと思い込み無理に装着しようとしてしまうことを防止することができる。
【0041】
なお、上記実施の形態にかかるバッテリーパック1にあっては、四角柱状のバッテリーケース2内に、四角柱状のバッテリーセル3を収納したものについて説明したが、本発明はこれに限らず、四角柱状のバッテリーケース1に円柱状のバッテリーセルを収納したものであっても良い。要はバッテリーケースがほぼ四角柱状のものであれば本発明を適用することができる。
【0042】
また、上記実施の形態にかかるバッテリーパック1にあっては、バッテリーケース2のスライド方向の全長に渡って誤装着防止溝10を形成したものについて説明したが、本発明はこれに限らず、バッテリーケース1の挿入側端面に達する誤装着防止溝が形成されていればよく、そのスライド方向の長さは全長である必要はない。この場合、誤装着されたときにこれを阻止する電子機器側の阻止突部をバッテリー装着部102の奥端部寄り位置に形成するようにすればよい。
【0043】
さらに、上記実施の形態にかかるバッテリーパック1にあっては、誤装着防止溝10をバッテリーケース1の角部に形成したものについて説明したが、本発明はこれに限らず、バッテリーケース1の側面に形成するようにしても良い。この場合、誤装着防止溝を形成した側面の幅方向の中央部より一端側に偏倚した位置に形成することにより、バッテリーパックの向きが、上下方向も前後方向も反対の向きで装着されようとしたときでも、誤装着を防止することができる。
【0044】
この他、上記実施の形態において示した各部の具体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0045】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明バッテリーパックは、バッテリー装着部を有した電子機器に対してスライドさせることにより電子機器に装着するバッテリーパックであって、断面が長方形状の四角柱状をしたバッテリーケースと、スライド方向における一端面に設けられたバッテリー端子とを有し、バッテリーケースのスライド方向の両端面以外の側面の一部にスライド方向に延びる誤装着防止溝を形成したバッテリーパックにおいて、バッテリーケース内に四角柱状のバッテリーセルが収納され、誤装着防止溝はバッテリーケースの一の角部が断面L字状に切り欠かれることによって形成され、バッテリーセルの電池缶の缶底から電池蓋まで引き回された負極側タブを、バッテリーケース内の誤装着防止溝が形成された長方形状の短辺側の側面側であって、誤装着防止溝を避けた位置に配設したことを特徴とする。
【0046】
したがって、本発明バッテリーパックによれば、スライド方向から見た形状他点対称でないため、これを利用して、電子機器側のバッテリー装着部に対して一義的な向きを特定することができ、これにより、正規な向きと異なる向きでは、バッテリー装着部に挿入することができず、よって、バッテリーパックの誤装着を防止することができる。
【0047】
また、これにより、バッテリー端子の向きも正規な向きでバッテリー装着部に装着されるため、電子機器側の端子と誤った端子同士が接触するという事故も防止することができる。また、バッテリーケース内に収納するバッテリーセルが四角柱状になっているので、断面が長方形状の四角柱状のバッテリーケースに対して、スペース的な無駄をなくし、全体の大きさの割に容量の大きなバッテリーパックを提供することができる。また、誤装着防止溝をバッテリーケースの一の角部を断面L字状に切り欠くことによって形成したので、バッテリーケースとバッテリーセルとの間に所定の空間を形成することができ、該空間をバッテリーセルの周りに引き回す負極側タブなどの配置空間をすることができ、スペースの効率化を図ることができる。また、バッテリーセルの電池缶の缶底から電池蓋まで引き回された負極側タブを、バッテリーケース内の誤装着防止溝が形成された側面側であって、該誤装着防止溝を避けた位置に配設したので、バッテリーケース内に無駄な空間が無く、全体の大きさの割に容量の大きなバッテリーパックを提供することができる。また、バッテリーセルの缶底から電池蓋側に引き回された負極側タブを缶底側タブと電池蓋側タブとに分割し、これら缶底側タブと電池蓋側タブとの間にPTCを介在させたので、PTCをスペース的に無理なくバッテリーケース内に納めることができ、バッテリーパックの安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバッテリーパックを電子機器のバッテリー装着部に装着する直前の状態を示す斜視図である。
【図2】図3乃至図5とともにバッテリパックの組み立てを順に説明するための斜視図であり、本図は基板にバッテリー側端子を取着する様子を示すものである。
【図3】基板をバッテリーセルに半田付けする様子を示す。
【図4】バッテリーセルを下面ケースに収納する様子を示す。
【図5】背面ケースに上面ケースを合わせる様子を示す。
【図6】図7とともに、電子機器の装着する様子を示す水平断面図であり、本図は装着前の状態を示す。
【図7】装着した状態を示す。
【図8】バッテリーパックの縦断面図である。
【図9】装着又は装着しようとするバッテリーパックとバッテリー装着部との関係を説明するための正面図である。
【符号の説明】
1…バッテリーパック、2…バッテリーケース、3…バッテリーセル、6…バッテリー端子、10…誤装着防止溝、11…電池缶、11a…缶底、12…電池蓋、15…負極側タブ、16…缶底側タブ、17…電池蓋側タブ、18…PTC、100…電子機器、102…バッテリー装着部

Claims (2)

  1. バッテリー装着部を有した電子機器に対してスライドさせることにより電子機器に装着するバッテリーパックであって、
    断面が長方形状の四角柱状をしたバッテリーケースと、
    スライド方向における一端面に設けられたバッテリー端子とを有し、
    バッテリーケースのスライド方向の両端面以外の側面の一部にスライド方向に延びる誤装着防止溝を形成したバッテリーパックにおいて、
    上記バッテリーケース内に四角柱状のバッテリーセルが収納され、
    上記誤装着防止溝は上記バッテリーケースの一の角部が断面L字状に切り欠かれることによって形成され、
    上記バッテリーセルの電池缶の缶底から電池蓋まで引き回された負極側タブを、上記バッテリーケース内の誤装着防止溝が形成された上記長方形状の短辺側の側面側であって、上記誤装着防止溝を避けた位置に配設した
    ことを特徴とするバッテリーパック。
  2. 請求項1に記載したバッテリーパックであって、
    バッテリーセルの缶底から電池蓋側に引き回された負極側タブを缶底側タブと電池蓋側タブとに分割し、これら缶底側タブと電池蓋側タブとの間にPTC( positive temperature coefficient )を介在し、該PTCを上記誤装着防止溝を避けた位置に配設した
    ことを特徴とするバッテリーパック。
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