JP3876767B2 - 報知音発生方法および装置、並びに報知音発生プログラム - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、対称的な操作が行われる車載装置の作動を報知する報知音を発生する報知音発生方法、報知音発生装置および報知音発生プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車やオートバイ等の既存の車両における方向指示器の作動報知音は、リレーの動作するカチカチ音、あるいは「右に曲がります」および「左に曲がります」との音声とされているのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リレーの動作音は運転者に「現在方向指示器が作動中である」ことを報知することはできるものの、歩行者等には車両が右折するのか左折するのかを報知することができなかった。また、音声による報知は、歩行者等に車両が右折するのか左折するのかを報知することができるが、音声による報知は、状況によってはうるさがられたり、周囲雑音等により言葉が認識しにくい状況では音声による報知は意味をなさないものであった。さらに、音声による報知音の意味するところを理解するためには、ある程度その報知音に注意を払う必要があり、直感的に誤解無く車両の挙動を報知することが困難であるという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は報知音から運転者の意志や車両の進行方向を直感的でわかりやすく報知することのできる報知音発生方法および装置、並びに報知音発生プログラムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、対称的な操作が行われる車載装置を作動した際に発生される時間的に変化する報知音の特性が、対称的に変化するようにされている。これにより、報知音により運転者の意志や車両の進行方向を直感的にわかりやすく報知することができるようになる。この場合、本発明においては右折する際に報知音のピッチを次第に上昇させ、左折する際に報知音のピッチを次第に下降させるようにしたので、より運転者の意志や車両の進行方向を直感的にわかりやすくすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の報知音発生方法を具現化した報知音発生装置を適用した車両システムのハードウェア構成を図1に示す。
図1に示す車両システムにおいて、制御手段1は、発動機制御プログラムを実行することにより発動機5を駆動制御し、操作手段3からの作動方向情報に基づいて本発明にかかる報知音発生プログラムを実行することにより音源手段4が作動方向に対応する報知音を発生するよう制御する中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)からなる制御手段である。記憶手段2は、図2に示すように制御手段1が実行する発動機制御プログラムや報知音発生プログラムや、報知音の複数のプリセット音色データおよび音色組み合わせパターンデータ等が格納されているROM(Read Only Memory)2aと、制御手段1のワーキングエリア等が設定されるRAM(Random Access Memory)2bとからなる記憶手段である。
【0007】
また、操作手段3は、車両に備えられているウィンカースイッチ、ハンドルの回転方向検出スイッチ、アクセル等のペダル作動方向スイッチ等の対称的な操作が行われる車載装置の作動方向を検出するスイッチ手段とされている。音源手段4は、CPU4aを備え制御手段1から供給された音源パラメータに基づいて報知音を発生するPCM音源やFM音源からなる音源手段である。D/A変換器6は、音源手段4により生成された報知音データをアナログ報知音信号に変換してアンプ内蔵スピーカ等の発音手段7に供給しており、発音手段7は供給されたアナログ信号の報知音をスピーカから放音している。また、発動機5は車両の駆動手段である電動モータや内燃機関であり、発動機5が電動モータとされた際には、制御手段1は供給電力制御を行うことにより駆動力を制御し、発動機5が内燃機関とされた際には、制御手段1は着火タイミング制御や燃料噴射制御を行うことにより駆動力を制御している。
【0008】
次に、報知音発生装置10における制御手段1が実行する報知音の発生制御処理を、図3に示すメインフローを参照しながら説明する。ただし、このメインフローは右折および左折の際に実行される報知音の発生制御処理のフローチャートとされている。
図3に示すメインフローは、車両のメインスイッチがオンされるとスタートされ、ステップS1にて記憶手段2のRAM2bに設定されたワーキングエリアが初期化されて発音フラグが初期状態とされる。次いで、ステップS2にてウィンカー解除とされているか、ウィンカー右ONとされているか、ウィンカー左ONとされているか否かが判断される。このステップS2では、操作手段3におけるウィンカースイッチの状態を検出していることになる。この場合、ウィンカースイッチが右ONあるいは左ONとなった後にオフとなった際にウィンカー解除と判断している。
【0009】
このステップS2において、ウィンカー右ONと判断されるとステップS4に進み右折の報知音発生指示を音源手段4に送出する。これにより、音源手段4は右折の報知音を右折が解除されるまで繰り返し発生して放音する。また、ステップS2において、ウィンカー左ONと判断されるとステップS5に進み左折の報知音発生指示を音源手段4に送出する。これにより、音源手段4は左折の報知音を左折が解除されるまで繰り返し発生して放音する。さらに、ステップS2において、ウィンカー解除と判断されるとステップS3に進み報知音発生の解除指示を音源手段4に送出する。これにより、音源手段4はそれまで発生していた報知音のダンプ処理を行い消音させると共に、解除音を一度だけ発生させて放音する。さらにまた、ステップS2にてウィンカースイッチのオフが維持されている場合は、NOと判断されてステップS2の処理が繰り返し行われる。なお、ステップS3,ステップS4,ステップS5の処理が終了した際には、ステップS2に戻りステップS2ないしステップS5の処理が繰り返し行われる。
【0010】
ここで、制御手段1からの報知音発生指示により音源手段4が発生する右折の報知音および左折の報知音について図4を参照しながら説明する。
報知音の最低ピッチと最高ピッチはあらかじめ定められており、図4に示すようにその内の最低ピッチがピッチPitchLとされ、最高ピッチがピッチPitchRとされている。そして、右折の報知音は、ピッチPitchLがスタートピッチ、ピッチPitchRがターゲットピッチとされており、左折の報知音は、ピッチPitchRがスタートピッチ、ピッチPitchLがターゲットピッチとされている。したがって、右折の報知音発生指示が開始されると図4に示すようにピッチPitchLからスタートし、ターゲットピッチPitchRに向かって次第にピッチが高くなる報知音が発生されるようになる。このように、次第にピッチが高くなる報知音を聞いた歩行者等は直感的にその車両が右折することがわかる。これは、ピアノをはじめとする楽器においては右に行くにしたがってピッチが高くなっているからである。
【0011】
また、左折の報知音発生指示が開始されると図4に示すようにピッチPitchRからスタートし、ターゲットピッチPitchLに向かって次第にピッチが低くなる報知音が発生されるようになる。このように、次第にピッチが低くなる報知音を聞いた歩行者等は直感的にその車両が左折することがわかる。このように、本発明にかかる報知音発生装置においては、報知音の特性の一つであるピッチが、右折と左折とでは対称的に変化するようにされている。
なお、右折の報知音および左折の報知音は図4に示すように解除指示があるまで繰り返し発生され、制御手段1から解除指示が送出された際に報知音のダンプ処理が行われて消音される。同時に、解除音が一度だけ発生されて放音される。
【0012】
次に、音源手段4の実行する報知音発生制御処理のフローチャートを図5に示し、このフローチャートに沿って報知音発生制御処理を以下に説明する。
音源手段4は、制御手段1から送出される指示信号を監視しており、制御手段1から指示信号が送出された際に、報知音発生制御処理がスタートしている。具体的には、制御手段1から受けた報知音の発生指示や解除指示はレジスタに保存され、このレジスタを所定タイミング毎に監視して発生指示あるいは解除指示が保存されていた際に、図5に示す報知音発生制御処理がスタートする。スタートすると、ステップS10にて制御手段1からの指示が解除指示か否かが判断される。ここで解除指示と判断されると、ステップS11に進んで今まで発生されていた報知音のダンプ処理が行われて消音される。次いで、ステップS12にて解除音が形成されてD/A変換器6を介して発音手段7から放音される。これにより、車両の近傍の歩行者等は解除音を聞いて右折あるいは左折が終了したことがわかるようになる。この解除音の発生は一度だけ行われて放音される。
【0013】
また、ステップS10にて解除指示ではないと判断された場合は、ステップS13に分岐して音源手段4において報知音を現在発生中か否かが判断される。ここで、報知音を発生中で作動中と判断されるとステップS14に進んでピッチ情報PITCHが更新される。この更新では、今までのピッチ情報PITCHに正または負のピッチ変化量Dを加算することにより新たなピッチ情報PITCHに更新される。次いで、ステップS15にてピッチ情報PITCHが目標ピッチTARGETに達しているか否かが判断される。ここで、未だ目標ピッチTARGETに達していないと判断された場合は、ステップS16に進んで更新されたピッチ情報PITCHに対応するピッチの報知音が発生される。また、ステップS15にてピッチ情報PITCHが目標ピッチTARGETに達していると判断された場合は、ステップS21へ分岐して報知音のピッチ情報PITCHがスタートピッチに戻される。
【0014】
ところで、報知音を発生しておらずステップS13において作動中と判断されなかった場合は、これから報知音の発生を開始する場合であるから、ステップS17に分岐して作動中フラグがTRUEとされる。次いで、ステップS18にてウィンカースイッチの右ONか否かが判断される。ここで、右ONと判断された場合は右折用の報知音を発生することになり、ステップS19に進みあらかじめ定められているピッチPitchLがスタートピッチ、ピッチPitchRがターゲットピッチ、正の変化値Diffがピッチ変化量Dとされる。この変化値Diffは任意の値とすることができるが、例えばターゲットピッチからスタートピッチを減算した値を整数で除算した値とされる。続いてステップS21にて、スタートピッチPitchLをピッチ情報PITCHとしてステップS16へ進み、ピッチPitchLの音高の右折に対応する報知音が発生される。この場合、ステップS16のステップが終了すると報知音発生制御処理は終了するが、右折のウィンカースイッチが作動されている間はレジスタに右折の報知音発生指示が保存されていることから、次のタイミング時にも報知音発生制御処理がスタートされる。
【0015】
そして、この場合にはステップS13において作動中と判断されて、ステップS14ないしステップS16においてピッチ変化量Dだけピッチが上昇した右折に対応する報知音が発生される。このような処理が解除指示がされるまで繰り返し行われることにより、ピッチPitchLからスタートし、ターゲットピッチPitchRに向かって次第にピッチが高くなる右折の報知音が発生されるようになる。また、報知音のピッチがターゲットピッチPitchRに達すると、このことがステップS15において検出され、ステップS15からステップS21へ分岐することにより、報知音のピッチ情報PITCHがスタートピッチPitchLに戻されるようになる。これにより、図4に示すようにスタートピッチPitchLからターゲットピッチPitchRまで変化する右折の報知音が解除指示があるまで繰り返し発生されるようになる。
【0016】
ところで、ステップS18においてウィンカースイッチの左ONと判断された場合は左折用の報知音を発生することになり、ステップS20に分岐する。そして、ステップS20にてあらかじめ定められているピッチPitchRがスタートピッチ、ピッチPitchLがターゲットピッチ、負の変化値(−Diff)がピッチ変化量Dとされる。続いてステップS21にて、スタートピッチPitchRをピッチ情報PITCHとしてステップS16へ進み、ピッチPitchRの音高とされた左折に対応する報知音が発生される。この場合、ステップS16の処理が終了すると報知音発生制御処理は終了するが、左折のウィンカースイッチが作動している間はレジスタに左折の報知音発生指示が保存されていることから、次のタイミング時にも報知音発生制御処理がスタートされる。
【0017】
そして、この場合にはステップS13において作動中と判断されて、ステップS14ないしステップS16においてピッチ変化量Dだけピッチが下降した左折の報知音が発生される。このような処理が解除指示がされるまで繰り返し行われることにより、ピッチPitchRからスタートし、ターゲットピッチPitchLに向かって次第にピッチが低くなる左折の報知音が発生されるようになる。また、報知音のピッチがターゲットピッチPitchLに達すると、このことがステップS15において検出され、ステップS15からステップS21へ分岐することにより、報知音のピッチ情報PITCHがスタートピッチPitchRに戻されるようになる。これにより、図4に示すようにスタートピッチPitchRからターゲットピッチPitchLまで変化する左折の報知音が解除指示があるまで繰り返し発生されるようになる。
【0018】
また、スタートピッチからターゲットピッチまで変化する右折あるいは左折の報知音において、図7に右折の報知音の場合を示すようにターゲットピッチに達した際にはインターバル期間tを経過した後に、次のスタートピッチからターゲットピッチまで変化させる報知音を発生させるようにしてもよい。このように、インターバル期間を設ける場合の報知音発生制御処理を説明する。この報知音発生制御処理は音源手段4が実行するが、図5に示すフローチャートにおけるフローAの部分が異なるだけであるので、インターバル期間を設けるフローAを図6に示し、その説明を以下に行う。
【0019】
図5に示すステップS13において作動中と判断された場合に、図6に示すフローAのステップS30に進む。これは、インターバル期間は報知音の発音中、すなわち作動中に設けられるからである。ステップS30では、現タイミングがインターバル期間か否かが判断され、インターバル期間である場合はそのまま報知音発生制御処理を終了する。そして、報知音発生制御処理がスタートしたタイミングがインターバル期間でないタイミングであった場合は、ステップS30においてNOと判断されて、ステップS14に分岐する。ステップS14ないしステップS16においては上述した処理が行われてスタートピッチPitchLからターゲットピッチPitchRまで変化する右折の報知音、あるいは、スタートピッチPitchRからターゲットピッチPitchLまで変化する左折の報知音が発生される。
【0020】
そして、報知音のピッチがターゲットピッチに達すると、このことがステップS15において検出され、ステップS15からステップS31へ分岐する。ステップS31では、発生されていた報知音のダンプ処理が行われて消音されると共に、報知音のピッチ情報PITCHがスタートピッチに戻される。そして、ステップS32においてインターバルが開始されるようになる。これにより、図7に示すようにターゲットピッチに達した際に、インターバル期間tを設けることができるようになる。また、ステップS32の処理が終了すると報知音発生制御処理は終了する。
【0021】
なお、インターバル期間はループ回数あるいはクロック数等で規定され、ステップS32でインターバル時間の計測を開始するとともに、インターバルフラグを立てる。そして、図示しないタイマ割込ルーチンやループカウント処理等によりインターバル期間が経過したものと判断された場合にフラグをリセットする。すなわち、ステップS30ではこのフラグをみることにより、インターバル期間か否かを判断している。このインターバル期間tは任意の期間とすることができ、報知音が繰り返される毎に次第に長く/短くなるインターバル期間tとすることができる。この場合、右折と左折の報知音では逆のパターンで変化するインターバル期間tとしてもよい。
【0022】
ところで、右折や左折の報知音は音楽的に音が変化するようになるのが好適である。この場合、音高・音程変化、音長等の変化規則を規定しておき、音高・音程変化や音長について右折の報知音と左折の報知音とでは対称的に変化するように制御すればよい。この一例が図8に示されており、図8(a)に右折の報知音を五線譜上に記譜した一例が示されている。この場合、報知音のピッチは固定幅ピッチで変化するのではなく音楽的に変化するようになる。この場合の右折音は、E−G−B−D−Fと次第にピッチが高くなるパターンとされている。また、図8(b)に左折の報知音を五線譜上に記譜した一例が示されており、音楽的にピッチが変化するようになる。この場合の左折音は、F−D−B−G−Eと次第にピッチが低くなる音楽的なパターンとされており、右折の報知音のパターンとは対称的に変化する音楽的なパターンとなっている。さらに、右折あるいは左折解除の報知音の一例を五線譜上に音符で示すと図8(c)に示すように音楽的な音とされる。
本発明の報知音発生装置においては、図8に示す報知音のピッチのパターンに限らず任意のピッチパターンとすることができる。この場合においても、右折と左折との報知音における時間的な変化のパターンは対称的に変化するパターンとされる。
【0023】
また、本発明の報知音発生装置においては、右折の報知音と左折の報知音とにおいて対称的に変化する音高・音程に替えて、右折の報知音と左折の報知音とで音色を変更するようにしてもよい。この場合の一例を図9に示す。図9に示す例では、右折の報知音は音色Bから音色Aへ次第に変化するようにされており、左折の報知音は音色Aから音色Bへ次第に変化するようにされている。このような音色の変化は、音源手段4におけるフィルタ係数やFMのパラメータ等の音色パラメータを次第に変更するようにすればよい。すなわち、音色A/Bから音色B/Aへの変化は、音色A/Bの音色波形データから音色B/Aの音色波形データへクロスフェードすることにより行われている。この場合、音色A/Bの最大音量がゲインGainMAXとされ、音色A/Bの最小音量がゲインGainMINとされている。
【0024】
ここで、右折の報知音発生指示が開始されると図9に示すように音色BのスタートゲインはゲインGainMAXとされると共にターゲットゲインはゲインGainMINとされ、音色AのスタートゲインはゲインGainMINとされると共にターゲットゲインはゲインGainMAXとされる。したがって、音色Bの音量はゲインGainMAXの大音量からゲインGainMINの小音量に向かって次第に絞られていき、音色Aの音量はゲインGainMINの小音量からゲインGainMAXの大音量に向かって次第に大きくなっていくようになる。また、左折の報知音発生指示が開始されると図9に示すように音色AのスタートゲインはゲインGainMAXとされると共にターゲットゲインはゲインGainMINとされ、音色BのスタートゲインはゲインGainMINとされると共にターゲットゲインはゲインGainMAXとされる。したがって、音色Aの音量はゲインGainMAXの大音量からゲインGainMINの小音量に向かって次第に絞られていき、音色Bの音量はGainMINゲインの小音量からゲインGainMAXの大音量に向かって次第に大きくなっていくようになる。このように、次第に音色が右折と左折とでは対称的に変化していく報知音を聞いた歩行者等は直感的にその車両の進行方向がわかるようになる。なお、この場合の報知音発生制御処理は、ピッチをゲインに置き換えることにより図5に示すフローチャートとほぼ同様のフローチャートとすることができる。また、解除音の音色を、右折の報知音および左折の報知音と異なる音色とする。
【0025】
さらに、本発明の報知音発生装置においては右折と左折とで対称的に変化する報知音の特性はピッチ、インターバル期間や音色に限るものではなく、音量や音長としてもよいものである。また、その組み合わせであってもよい。ここで、音長を変化させる場合は、たとえば右折の報知音は1発音の長さが徐々に長くなるようにし、左折の報知音は1発音の長さが徐々に短くなるようにして、右折と左折との報知音では音長を対称的に変化するようにする。また、音量を変える場合は上述した図9に示すようにすればよい。この場合、単音色であれば音色Aあるいは音色Bのみ発音するようにすればよい。
さらにまた、報知音の特性の変化は非線形でもよく、クロスフェードにより音色を変化させる場合であれば、発生する音の音圧(パワー)を一定であるように制御したり、所定の音圧変化を付加するようにしてもよい。
【0026】
さらにまた、報知音の特性の変化制御は、特性の変化を規定したテーブルを参照したり、所定の関数による演算結果を用いるようにしてもよい。
さらにまた、報知音の音色や変化規則を選択できるようにしてもよく、外部から報知音の音色や変化規則を入力可能なように報知音発生装置を構成するようにしてもよい。この場合、報知音発生装置に記憶媒体を用意しておいて、通信ネットワークを介して記憶媒体に報知音の音色や変化規則をダウンロードするようにしてもよい。記憶媒体としては、メモリーカードなどの半導体記憶素子、光ディスクやバーコード等の光学変化パターンとして情報を記憶する記憶媒体、フレキシブルディスクやハードディスクのような磁気記憶媒体とされる。また、通信ネットワークとしてはUSB(Universal Serial Bus),IEEE1394等のバス、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)あるいはブルーツース(登録商標)や無線LAN等とされる。
さらにまた、報知音をMIDI等の楽曲データとして記憶してもよい。
【0027】
以上の説明では、音源手段4における制御により報知音の特性を変化させるようにしたが、あらかじめ対称的に変化する少なくとも1組のPCM波形等の報知音データを記憶しておき、これを操作手段3の作動方向に対応して読出再生することにより、報知音を発生するようにしてもよい。
また、方向指示器を作動した際の報知音について説明したが、本発明は方向指示器を作動した際の報知音に限るものではない。たとえば、ハンドル(右回転、左回転)、アクセルペダル,ブレーキペダル,クラッチペダル(ペダルを踏む、離す)、変速装置(シフトアップ、シフトダウン、あるいは、前進、後進)などの対称的な操作が行われる車載装置を作動した際の報知音に適用することができる。
【0028】
以上の説明においては、報知音の発生制御処理を音源手段4が備えるCPU4aが行うものとして説明したが、主に車両の動作制御を行う制御手段1において報知音の発生制御処理を行うようにしてもよい。この場合、制御手段1が報知音の発生/消音指示を含む音制御信号を音源手段4に出力し、音源手段4は制御手段1が出力した音制御信号に基づいて報知音の発生/消音ないし報知音の特性の制御を行うようにすればよい。
また、報知音の発生制御処理を、制御手段1あるいはCPU4aにおいて実行されるソフトウェアプログラムであるものとして説明したが、同等の処理を行うロジック回路としてもよい。
さらに、本発明は、実際に一般道路を走行可能な各種車両に限らず、例えば、車両玩具、ゲームセンター等に設置される遊技機、ビデオゲームプログラム、トラクター等、現実的/仮想的に限らず、走行状態をとるものであれば本発明を適用することができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、対称的な操作が行われる車載装置を作動した際に発生される時間的に変化する報知音の特性が、対称的に変化するようにされている。これにより、報知音により運転者の意志や車両の進行方向を直感的にわかりやすく報知することができるようになる。さらに、本発明において右折する際に報知音のピッチを次第に上昇させ、左折する際に報知音のピッチを次第に下降させることにより、より運転者の意志や車両の進行方向を直感的にわかりやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の報知音発生方法を具現化した報知音発生装置を適用した車両システムのハードウェア構成を示す図である。
【図2】 本発明の報知音発生装置にかかる記憶手段の構成を示す図である。
【図3】 本発明の報知音発生装置にかかる制御手段が実行する報知音の発生制御処理のメインフローである。
【図4】 本発明にかかる報知音発生装置において発生される報知音の発生態様を示す図である。
【図5】 本発明にかかる報知音発生装置における音源手段の実行する報知音発生制御処理のフローチャートである。
【図6】 本発明にかかる報知音発生装置における音源手段の実行するインターバル期間を設ける報知音発生制御処理のフローチャートである。
【図7】 本発明にかかる報知音発生装置においてインターバル期間を設けた報知音の発生態様を示す図である。
【図8】 本発明にかかる報知音発生装置における報知音を五線譜上に記譜した一例を示す図である。
【図9】 本発明にかかる報知音発生装置において発生される報知音の発生態様の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御手段、2 記憶手段、3 操作手段、4 音源手段、4a CPU、5
発動機、6 D/A変換器、7 発音手段、10 報知音発生装置
Claims (4)
- 対称的な操作が行われる車載装置を作動した際に、その作動を報知する報知音を発生する報知音発生装置であって、
前記車載装置の一方の作動と他方の作動とを検知する検知手段と、
該検知手段において検知された一方の作動に対応して記憶手段から読み出された報知音情報に基づいて報知音を発生すると共に、前記検知手段において検知された他方の作動に対応して記憶手段から読み出された報知音情報に基づいて報知音を発生する発生手段とを備え、
前記検知手段において右折の作動を検知した際に、ピッチが次第に高くなる報知音が前記発生手段において発生され、前記検知手段において左折の作動を検知した際に、ピッチが次第に低くなる報知音が前記発生手段において発生されることを特徴とする報知音発生装置。 - 報知音を発生する際に初期ピッチ情報と終端ピッチ情報を前記発生手段に設定することにより、前記初期ピッチから前記終端ピッチに向かって時間的にピッチが変化する報知音が前記発生手段において発生されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の報知音発生装置。
- 前記報知音は、解除指示があるまで前記発生手段において繰り返し発生されることを特徴とする請求項1記載の報知音発生装置。
- 対称的な操作が行われる車載装置を作動した際に、その作動を報知する報知音を発生する処理をコンピュータに行わせる報知音発生プログラムであって、
前記車載装置の一方の作動と他方の作動とを検知する処理を行う検知ステップと、
該検知ステップにおいて検知された一方の作動に対応する報知音情報を記憶手段から読み出して報知音を発生すると共に、前記検知ステップにおいて検知された他方の作動に対応する報知音情報を前記記憶手段から読み出して報知音を発生する処理を行う発生ステップとを備え、
前記検知ステップにおいて右折の作動を検知した際に、ピッチが次第に高くなる報知音を前記発生ステップにおいて発生する処理と、前記検知ステップにおいて左折の作動を検知した際に、ピッチが次第に低くなる報知音を前記発生ステップにおいて発生する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする報知音発生プログラム。
Priority Applications (5)
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