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JP3872179B2 - 車両の衝突防止装置 - Google Patents

車両の衝突防止装置 Download PDF

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JP3872179B2
JP3872179B2 JP19280397A JP19280397A JP3872179B2 JP 3872179 B2 JP3872179 B2 JP 3872179B2 JP 19280397 A JP19280397 A JP 19280397A JP 19280397 A JP19280397 A JP 19280397A JP 3872179 B2 JP3872179 B2 JP 3872179B2
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圭二 塙
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自車両の進行路上に存在する先行車両を検出して衝突判断を行う車両の衝突防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では、自動車にTVカメラやレーザ・レーダ等を搭載して前方の車両や障害物を検知し、それらに衝突する危険度を判定してドライバに警報を発したり、自動的にブレーキを作動させて停止させる、あるいは、先行車両との車間距離を安全に保つよう自動的に走行速度を増減する等のASV(Advanced Safety Vehicle;先進安全自動車)に係わる技術の開発が積極的に進められている。
【0003】
先行車両と自車両との衝突可能性を判断して衝突警報を発する技術としては、従来、スキャン式レーザ・レーダ等によって先行車両との車間距離及び相対速度を計測し、車間距離が予め設定した警報距離を下回ったとき、衝突警報を発する技術が提案されている。
【0004】
しかしながら、交通事故で比較的多いパターンとして、先行車の急ブレーキによる追突があり、このような状況に対しては、先行車両の減速度を検出することが重要となる。このため、先行車両との車間距離をレーザ・レーダによって計測し、車間距離の変化のパターンから先行車両の減速の開始を検出して警報を発する技術が提案されている。
【0005】
また、先行車両を検出する技術として、特開平2−190978号公報には、自車両前方の先行車両を含む風景を、赤色光のみを通すフィルタを介してTVカメラで撮像し、この撮像画像から先行車両の赤いテールランプを検出する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自車両と先行車両との車間距離の計測値には、誤差やバラツキが含まれており、現実の複雑な交通状況においては、先行車両の減速度を精度高く検出することは困難である。このため、先行車両の減速度を誤検出し、減速度がそれほど大きくないにも拘わらず衝突警報が発せられる虞があった。
【0007】
従って、先行車の減速状態を確実に検出するため、先行車両のテールランプの点滅状態からブレーキ操作を検出することも考えられるが、前述したテールランプを検出する先行技術では、先行車両が白色である場合、白色光の中に赤色光の成分も含まれているため、フィルタを通しても車両の映像が映ってしまい、赤いテールランプのみを検出することは困難であり、ブレーキ操作に伴うテールランプの点滅を検出することもできない。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、自車両前方の撮像画像から先行車両のブレーキランプ点灯を検出して先行車両の減速状態を的確に検出し、先行車両と自車両との衝突可能性を正確に判断することのできる車両の衝突防止装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、自車両の走行方向に存在する白線を検出し、該白線から道路形状を求めるとともに、該白線の内側に掛かっている立体物を先行車両と認識して先行車両を3次元で検出し、この先行車両と自車両との衝突可能性を判断する車両の衝突防止装置において、自車両前方の撮像画像に、上記道路および先行車両の3次元情報による位置情報から設定した上記先行車両の検出枠に基づいて上記先行車両のテールランプ検出領域を設定し、このテールランプ検出領域の輝度変化あるいは面積変化によって上記先行車両のブレーキランプ点灯を検出する手段と、上記ブレーキランプ点灯の検出結果に応じて上記先行車両の減速状態を判断し、上記先行車両と自車両との衝突可能性を判断する手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記先行車両の減速状態を、上記ブレーキランプの点灯と上記先行車両の減速度の計測値とによって判断することを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記先行車両の減速状態を、上記ブレーキランプの点灯の有無のみによって判断することを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1,2,3のいずれか一に記載の発明において、上記先行車両と自車両との現在の車間距離が、上記先行車両の減速状態に応じて変更される警報距離以下になったとき、衝突の可能性有りと判断して警報を発することを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、自車両前方を撮像した一対の画像からステレオ画像処理によって上記先行車両の位置情報を取得するとともに、上記一対の画像の一方に上記テールランプ検出領域を設定することを特徴とする。
【0015】
すなわち、本発明の車両の衝突防止装置では、道路および先行車両の3次元情報による位置情報から設定した先行車両の検出枠に基づいて自車両前方の撮像画像に先行車両のテールランプ検出領域を設定し、このテールランプ検出領域の輝度変化あるいは面積変化によって先行車両のブレーキランプ点灯を検出する。そして、このブレーキランプの点灯の検出結果に応じて先行車両の減速状態を判断し、先行車両と自車両との衝突可能性を判断する。この際、先行車両の減速状態は、ブレーキランプの点灯と先行車両の減速度の計測値とによって判断しても良く、ブレーキランプの点灯の有無のみによって判断しても良い。
【0016】
また、先行車両と自車両との現在の車間距離が警報距離以下になったとき、衝突の可能性有りと判断して警報を発することが望ましく、この警報距離は、先行車両のブレーキランプの点灯と減速度の計測値とにより、あるいは、ブレーキランプの点灯の有無のみによって変更される。
【0017】
また、先行車両のブレーキランプ点灯を検出する際には、自車両前方を撮像した一対の画像をステレオ画像処理して先行車両の位置情報を取得し、一対の画像の一方にテールランプ検出領域を設定しても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜図9は本発明の実施の第1形態に係わり、図1は衝突防止装置の全体構成図、図2は衝突防止装置の回路ブロック図、図3はブレーキランプ点灯検出及び衝突判断処理に係わる機能ブロック図、図4は車載のカメラで撮像した画像の例を示す説明図、図5は距離画像の例を示す説明図、図6は距離画像の区分を示す説明図、図7は道路・立体物の認識結果を示す説明図、図8は先行車の検出結果を示す説明図、図9はテールランプの検出結果を示す説明図である。
【0019】
図1において、符号1は自動車等の車両であり、この車両1に、進行方向に存在する障害物や先行車両等を認識して衝突の危険性を判断し、衝突の危険性がある場合、衝突回避の警報を発して安全を確保する衝突防止装置2が搭載されている。
【0020】
上記衝突防止装置2は、車外の対象物を異なる位置から撮像するためのステレオ光学系10、このステレオ光学系10で撮像した画像を処理して三次元の距離分布情報を算出するイメージプロセッサ20、及び、このイメージプロセッサ20からの距離情報を入力し、その距離情報から道路形状や複数の立体物の三次元位置を高速で検出し、その検出結果に基づいて先行車や障害物を特定して衝突警報の判断処理等を行うコントローラ30等から構成されている。
【0021】
また、上記コントローラ30には、車速センサ4、舵角センサ5等の現在の車両の走行状態を検出するためのセンサが接続され、認識された物体が自車両1の障害物となる場合、ドライバの前方に設置されたディスプレイ9へ表示してドライバに対する警告を行う他、図示しないアクチュエータ類を制御する外部装置を接続することで車体の自動衝突回避制御等が可能となっている。
【0022】
上記ステレオ光学系10は、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いた左右1組のCCDカメラ10a,10bからなり、例えば、CCDカメラ10aを、上記イメージプロセッサ20でステレオ画像処理する際の基準画像側のカメラ、CCDカメラ10bを比較画像側のカメラとして、所定の間隔を持って配設されている。
【0023】
上記イメージプロセッサ20では、上記CCDカメラ10a,10bで撮像した1対の画像の相関を求め、同一物体に対する視差から三角測量の原理によって距離を算出し、画像全体に渡る3次元の距離分布を出力するとともに、上記コントローラ30での後述する衝突判断処理において先行車両のブレーキランプ点灯を検出するため、基準画像側のCCDカメラ10aの元画像をデジタル化して記憶する。
【0024】
上記コントローラ30では、上記イメージプロセッサ20からの距離分布情報を読み込んで道路形状や複数の立体物(車両や障害物等)の3次元位置を高速で検出して先行車を特定し、上記車速センサ4や上記舵角センサ5等によって検出した自車両の走行状態に基づいて先行車との衝突や接触可能性を判断し、その結果を上記ディスプレイ9に表示してドライバに知らせる。
【0025】
この際、上記コントローラ30では、CCDカメラ10aで撮像した元画像に基づいて先行車のブレーキランプ点灯を検出するようにしており、この先行車のブレーキランプ点灯と先行車の減速度(負の加速度)とから急ブレーキ状態を検出し、衝突可能性を判断するようにしている。
【0026】
上記イメージプロセッサ20及び上記コントローラ30は、詳細には、図2に示すハードウエア構成となっている。
【0027】
上記イメージプロセッサ20には、上記CCDカメラ10a,10bで撮像した1組のステレオ画像対に対して所定の小領域毎に同一の物体が写っている部分を探索し、対応する位置のずれ量を求めて物体までの距離を算出し、三次元の距離分布情報として出力する距離検出回路20a、この距離検出回路20aから出力される距離分布情報を記憶する距離画像メモリ20b、基準画像側のCCDカメラ10aで撮像したアナログ画像を、所定の輝度階調(例えば、256階調)のデジタル画像に変換するA/D変換器21a、このA/D変換器21aで変換したデジタル画像を記憶する元画像メモリ21b等が備えられている。
【0028】
上記距離検出回路20aから出力される距離分布情報は、画像のような形態をしており(距離画像)、左右2台のCCDカメラ11a,11bで撮影した画像、例えば図4に模式的に示すような画像を、上記距離検出回路20aで処理すると、基準となるCCDカメラ10aの画像から図5のような距離画像が生成される。
【0029】
図5に示す距離画像の例では、画像サイズは横600画素×縦200画素であり、距離データを持っているのは黒点の部分で、これは図4の画像の各画素のうち、左右方向に隣合う画素間で明暗変化が大きい部分である。上記距離検出回路20aでは、この距離画像を1ブロックを4×4画素の小領域として横150×縦50のブロックからなる画像として扱い、各ブロック毎に距離(画素ズレ数)の算出を行う。
【0030】
一方、上記コントローラ30は、道路形状等の検出処理を主とするマイクロプロセッサ30aと、検出した道路形状に基づいて個々の立体物を検出する処理を主とするマイクロプロセッサ30bと、検出した立体物の位置情報に基づいて先行車や障害物を特定し、衝突や接触危険性を判断する処理を主とするマイクロプロセッサ30cと、先行車のブレーキランプの点灯を検出する処理を主とするマイクロプロセッサ30dとがシステムバス31を介して並列に接続されたマルチマイクロプロセッサのシステム構成となっている。
【0031】
そして、上記システムバス31には、上記距離画像メモリ20b及び上記元画像メモリ21bに接続されるインターフェース回路32と、制御プログラムを格納するROM33と、計算処理途中の各種パラメータを記憶するRAM34と、処理結果のパラメータを記憶する出力用メモリ35と、上記ディスプレイ(DISP)9を制御するためのディスプレイコントローラ(DISP.CONT.)36と、上記車速センサ4、上記舵角センサ5等からの信号を入力するI/Oインターフェース回路37とが接続されている。
【0032】
上記コントローラ30では、画素を単位とする距離画像上の座標系を、図5に示すように、左下隅を原点として横方向をi座標軸,縦方向をj座標軸として扱い、画素ズレ数をdpとする距離画像上の点(i,j,dp)を実空間の座標系に変換し、道路形状の認識や立体物の位置検出等の処理を行う。
【0033】
すなわち、実空間の三次元の座標系を、自車(車両1)固定の座標系とし、X軸を車両1の進行方向右側側方、Y軸を車両1の上方、Z軸を車両1の前方、原点をCCDカメラ10a,10bの中央の真下の道路面とすると、X−Z平面(Y=0)は、道路が平坦な場合、道路面と一致することになり、以下の(1)〜(3)式により、距離画像上の点(i,j,dp)を、実空間上の点(x,y,z)に座標変換することができる。
x=CD/2+z・PW・(i−IV) …(1)
y=CH+・PW・(j−JV) …(2)
z=KS/dp …(3)
但し、CD :カメラ取り付け間隔
PW :1画素当たりの視野角
CH :カメラ取付け高さ
IV,JV:車両1の真正面の無限遠点の画像上の座標(画素)
KS :距離係数(KS=CD/PW)
尚、実空間上の点(x,y,z)から画像上の点(i,j,dp)を算出する式は、上記(1)〜(3)式を変形し、次のようになる。
i =(x−CD/2)/(z・PW)+IV …(4)
j =(y−CH)/(z・PW)+JV …(5)
dp=KS/z …(6)
【0034】
次に、上記コントローラ30における個々の処理について説明する。まず、上記マイクロプロセッサ30aによる道路検出処理では、距離画像メモリ20bに記憶された距離画像からの3次元的な位置情報を利用して実際の道路上の白線だけを分離して抽出し、内蔵した道路モデルのパラメータを実際の道路形状と合致するよう修正・変更して道路形状を認識する。
【0035】
上記道路モデルは、認識対象範囲までの道路の自車線を、設定した距離によって複数個の区間に分け、各区間毎に左右の白線を3次元の直線式で近似して折れ線状に連結したものであり、実空間の座標系における水平方向の直線式のパラメータa,b、及び、垂直方向の直線式のパラメータc,dを求め、以下の(7)式に示す水平方向の直線式、及び、以下の(8)式に示す垂直方向の直線式を得る。
x=a・z+b …(7)
y=c・z+d …(8)
【0036】
実際には、上記(7),(8)式の直線式により、左右の白線をそれぞれ近似することになり、各区間毎に、進行方向左側の白線に対する直線式のパラメータaL,bL,cL,dLを求めるとともに、進行方向右側の白線に対する直線式のパラメータaR,bR,cR,dRを求め、RAM34にストアする。
【0037】
また、上記マイクロプロセッサ30bによる物体検出処理では、距離画像を、図6に示すように、格子状に所定間隔で区分し、各区分毎に、上記マイクロプロセッサ30aによって算出された道路形状の直線式(7),(8)から距離zに於ける道路表面の高さを求め、この道路表面の高さより上にある距離データを立体物データとして抽出する。そして、各区分毎に、抽出されたデータを用いてヒストグラムを作成し、このヒストグラムから各区分を代表する立体物の存在位置と、その距離を求める。
【0038】
その後、各区分の立体物の検出距離を調べ、隣接する区分において立体物までの検出距離の差異が設定値以下の場合は同一の立体物と見なし、一方、設定値以上の場合は別々の立体物と見なす。そして、検出した立体物を包含する三次元ウィンドウを設定し、さらに、この設定した三次元ウインドウが二次元の画像上でどのように見えるかを計算して二次元ウィンドウを設定する。そして、この二次元ウインドウ内の各データを順次サーベイし、距離データを持っている画素について、前述の(1)〜(3)式を用いて三次元位置(x,y,z)を計算した後、距離や高さの値が三次元ウインドウの範囲内にあるデータのみを抽出し、他は棄却する。
【0039】
このようにして抽出したデータを、二次元の画像上に投影し、これらのデータの外形を線分で連結して立体物の輪郭像を求め、この輪郭像の左右端および上端の画像上での座標(i,j,dp)から、その立体物の検出距離(Z座標)、左右端位置(X座標)、上端の位置(Y座標)を算出し、さらに、左右端位置から立体物の横幅を求め、上端の位置から物体の高さを求め、RAM34にストアする。
【0040】
尚、以上の距離画像を生成する処理、距離画像から道路形状を検出する処理、距離画像の区分毎の立体物の距離データから複数の立体物を検出する処理については、本出願人によって先に提出された特開平5−265547号公報に詳述されている。
【0041】
一方、上記マイクロプロセッサ30cによる衝突判断処理では、検出した道路形状と立体物の位置とを比較して先行車を特定し、この先行車と自車両との相対速度や先行車の減速度を算出する。同時に、上記マイクロプロセッサ30dによって先行車のブレーキランプ点灯が検出されたか否かを調べ、この先行車のブレーキランプ点灯の検出結果と、先行車の相対速度や減速度の算出結果とから衝突の危険性を判断し、その結果を上記ディスプレイ9に表示してドライバに警告を発する等の処理を行う。
【0042】
以下、上記マイクロプロセッサ30cにおける衝突判断処理及び上記マイクロプロセッサ30dによるブレーキランプ点灯検出処理について詳述する。
【0043】
図3は、マイクロプロセッサ30cによる衝突判断部40、マイクロプロセッサ30dによるブレーキランプ点灯検出部50の機能構成を示すものであり、衝突判断部40は、先行車検出部41、急ブレーキ検出部42、衝突危険度判定部43から構成され、ブレーキランプ点灯検出部50は、サーベイ範囲設定部51、テールランプ検出部52、ブレーキランプ点灯判断部53から構成されている。尚、マイクロプロセッサ30aによる道路検出部60、マイクロプロセッサ30bによる立体物検出部70の各機能については前述した通りであり、説明を省略する。
【0044】
以上の機能構成による処理では、衝突判断部40において、まず、先行車検出部41で、検出された立体物の自車からの距離Zi、左端の位置XiL、右端の位置XiRを用い、先行車を特定する。この先行車の特定に際しては、最初に、道路形状のデータから距離Ziにおける左右の白線の位置XL,XR(X座標)を、以下の(9),(10)式で計算する。
左白線:XL=aL・Zi+bL …(9)
右白線:XR=aR・Zi+bR …(10)
【0045】
次いで、上記(9),(10)式で算出した左右の白線の位置XL,XRと、立体物の左右端の位置XiL,XiRとを、それぞれ比較し、白線の内側に掛かっている立体物を先行車の候補として選別すると、選別した先行車の候補の中から、自車両との距離が最も近いものを先行車として特定する。この先行車の位置のデータは、RAM34にストアされ、ブレーキランプ点灯検出部50に伝達される。
【0046】
そして、先行車を特定すると、次に、急ブレーキ検出部42で、上記先行車検出部41で特定した先行車と自車両との間の車間距離の時間変化から、先行車の自車両に対する相対速度を算出し、この相対速度に自車両の走行速度を加算して先行車の走行速度を求める。
【0047】
さらに、先行車の走行速度の時間変化から先行車の加減速度を算出し、先行車の減速度(絶対値)が判定値(例えば、5m/sec2)以上で、且つ、ブレーキランプ点灯検出部50によって先行車のブレーキランプ点灯が検出されている場合、先行車が急ブレーキを掛けた状態であると判断する。
【0048】
ここで、ブレーキランプ点灯検出部50における先行車のブレーキランプ点灯検出処理について説明する。
【0049】
ブレーキランプ検出部50では、まず、サーベイ範囲設定部51で先行車のテールランプ点灯を検出するためのサーベイ範囲を、元画像メモリ21bに記憶されているデジタル画像、すなわち、距離画像を生成する際に基準となる側のCCDカメラ10aで撮像したアナログ画像に対し、各画素の明るさ(輝度)を例えば256階調にデジタル化した画像上に設定する。
【0050】
先行車の検出枠は、図4の元画像上では図7のようになり、左右の枠線及び上下の枠線のデジタル画像上の位置(i,j座標)は、先行車の左右端のX,Z座標から前述の(4)式によってi座標を算出することができ、下側の枠線を道路面上の位置(y=0)、上側の枠線を検出された先行車の高さとして、前述の(5)式によってj座標を算出することができる。
【0051】
このような先行車の検出枠に対し、図8の破線で示すように、検出誤差を考慮して余裕を見込んだ少し広い範囲(例えば、+0.3〜0.6m程度)を、テールランプのサーベイ範囲として設定する。
【0052】
次に、テールランプ検出部52では、上記サーベイ範囲設定部51で設定したサーベイ範囲内の画素の輝度平均値を計算し、平均値より高い輝度(例えば、平均値の1.5倍)を閾値として設定すると、サーベイ範囲内で閾値より明るい画素を抽出し、画像を2値化する。さらに、この2値化画像で明るさの連続する領域毎にラベルを付けるラベリング処理を行って隣接する画素を領域にまとめ、各領域の面積、重心点のi,j座標、領域内の輝度の平均値等を計算して先行車のテールランプが点灯しているか否かを判断する。
【0053】
すなわち、先行車のテールランプが点灯していない場合には、上記サーベイ範囲内に明るい領域が存在しないか、あるいは、先行車の特に明るい部分が不定形な領域として現れるのみであるが、テールランプが点灯している場合には、例えば、図9に示すように、テールランプの部分が大きな明るい領域として抽出される。従って、車両のテールランプの大きさ、形状、位置等を考慮し、以下の3つの条件を全て満足する場合、先行車のテールランプが点灯していると判断することができる。
【0054】
条件1:明るい領域の面積が判定値(例えば、0.02m2程度の面積)より大きい。
【0055】
条件2:サーベイ範囲の左側と右側との両方に同じ面積の領域が存在する。
【0056】
条件3:上記左右2つの領域の画像上の高さ(j座標)が等しい。
【0057】
以上の処理により、先行車のテールランプ点灯の有無、テールランプの2つの領域の面積の合計値、輝度の平均値等のデータがRAM34にストアされ、これらのデータから、ブレーキランプ点灯判断部53で先行車のブレーキランプ点灯を判断する。
【0058】
ここで、テールランプが点灯するのは、夜間等でスモールランプが点灯されている場合と、ブレーキを踏んでブレーキランプが点灯する場合である。この場合、スモールランプよりブレーキランプの方が明るく、カメラの特性に余裕がある場合には、スモールランプが点灯されている状態でブレーキランプが点灯すると、画像上では、テールランプ部分の輝度が高くなる。
【0059】
しかしながら、スモールランプ点灯の時点でカメラの感度が飽和し、テールランプ部分の輝度が飽和値に達しているような状況では、ブレーキランプが点灯して更に明るくなると、画像上では、テールランプ部分の輝度が飽和したまま、明るい部分が周囲に滲んで面積が拡大する。
【0060】
従って、ブレーキランプ点灯判断部53では、上記テールランプ検出部52による今回の検出結果と前回の検出結果と比較し、以下のように、ブレーキランプが点灯しているか否かを判断する。
【0061】
(a)前回の検出結果がテールランプ非点灯の場合、今回の検出結果がテールランプ点灯であれば、ブレーキランプ点灯と判断する。
【0062】
(b)前回の検出結果がテールランプ点灯の場合、次の(i),(ii)のいずれかでブレーキランプ点灯と判断する。
【0063】
(i)今回の検出結果、テールランプの領域の輝度が判定値(例えば、前回の輝 度の1.2倍)以上に高くなった。
【0064】
(ii)今回の検出結果、テールランプの領域の面積が判定値(例えば、前回の面積の1.2倍)以上に拡大した。
【0065】
このブレーキランプ点灯の判断結果は、RAM34にストアされて上記急ブレーキ検出部42に伝達され、前述した処理によって先行車の急ブレーキが検出される。次に、衝突危険度判定部43では、先行車の急ブレーキの有無に応じて警報距離を設定し、現在の車間距離が、この警報距離以下のとき、衝突警報をディスプレイ9に表示する等してドライバに警告を発する。
【0066】
先行車が急ブレーキを掛けていない場合の警報距離Dw1は、自車の走行速度Ve、先行車の走行速度Viから、例えば、以下の(11)式によって算出することができる。但し、以下の(11)式におけるt1,A,Bは、予め設定した定数であり、例えば、t1=0.25、A=0.12、B=0.54程度の値である。
Dw1=t1・Ve+A・Ve・(Ve−Vi)+B・(Ve−Vi) …(11)
【0067】
一方、先行車が急ブレーキを掛けた状態であると判断された場合、上記(11)式による警報距離Dw1を、以下の(12)式に示すように、自車の走行速度Veに応じて延長した警報距離Dw2とする。
Dw2=Dw1+t2・Ve …(12)
【0068】
上記(12)における定数t2は、例えば、0.5〜1.0程度の値であり、この延長によって衝突警報の発生タイミングが概ねt2秒だけ早くなり、ドライバに危険をより早く報知することができる。尚、この衝突危険度判定部43を自動ブレーキ装置等に連動させ、衝突の危険度がより大きい場合、自車両を自動的に減速・停止させることが望ましい。
【0069】
すなわち、従来では、車間距離の計測値に含まれるバラツキや誤差のため、先行車の減速度の計算値が大きくばらつき、衝突判断の際の判断基準が安全側に片寄りすぎて的確性に欠ける嫌いがあったが、本発明では、先行車のブレーキランプ点灯を検出しているため、より正確な衝突判断を行うことができ、信頼性を向上することができる。
【0070】
さらに、先行車のブレーキランプ点灯に対して減速度があまり大きくない場合であっても、先行車のブレーキランプ点灯と減速度とを組み合わせるため、先行車の減速状態を的確に検出することができる。
【0071】
図10は本発明の実施の第2形態に係わり、ブレーキランプ点灯検出及び衝突判断処理に係わる機能ブロック図である。
【0072】
本形態は、混雑した道路で車間距離が十分に取れないような状況に対し、先行車のブレーキ操作をいち早く検出するため、前述の第1形態における急ブレーキ検出部42の処理内容を変更するものである。
【0073】
すなわち、本形態の衝突判断部40Aは、図10に示すように、第1形態の急ブレーキ検出部42をブレーキ検出部42Aに変更し、このブレーキ検出部42Aにおいて、ブレーキランプ検出部50で先行車のブレーキランプ点灯を検出したとき、先行車の減速度を計算することなく、直ちに、先行車が減速を開始したと判断する。
【0074】
そして、第1形態と同様、衝突危険度判定部43で、先行車の減速の有無に応じた警報距離を設定し、現在の車間距離が、この警報距離以下のとき、衝突警報をディスプレイ9に表示する等してドライバに警告を発する。
【0075】
本形態では、先行車の減速度を計算することなく、ブレーキランプ点灯のみで先行車の減速を判断するため、直ちに先行車の減速開始を検出することができ、衝突警報の発生タイミングが早まり、特に、渋滞時等に有効である。
【0076】
図11は本発明の実施の第3形態に係わり、ブレーキランプ点灯検出及び衝突判断処理に係わる機能ブロック図である。
【0077】
本形態は、前述の第1形態の衝突判断処理に第2形態の処理を組み込み、互いの長所を取り入れたものである。このため、本形態の衝突判断部40Bは、図11に示すように、第1形態に対し、急ブレーキ検出部42、衝突危険度判定部43を変更し、ブレーキ検出部42B、衝突危険度判断部43Bとする。
【0078】
ブレーキ検出部42Bでは、ブレーキランプ検出部50で先行車のブレーキランプ点灯を検出した場合に先行車がブレーキ操作をしたと判断し、先行車の減速度を算出する。そして、先行車の減速度を判定値(例えば、5m/sec2)と比較し、先行車の減速度が判定値より小さい場合には、先行車のブレーキ操作による警戒状態、先行車の減速度が判定値以上の場合、先行車が急ブレーキを掛けた状態と判断する。
【0079】
衝突危険度判断部43Bでは、先行車のブレーキランプが非点灯の場合、通常の警報距離Dw1を、第1形態と同様、前述の(11)式によって算出し、現在の車間距離が、この警報距離Dw1以下のとき、衝突警報をディスプレイ9に表示する等してドライバに警告を発する。
【0080】
一方、先行車のブレーキランプ点灯が検出された場合には、ブレーキ操作による警戒状態と急ブレーキ状態とで警報距離を2つの段階に分けて設定する。すなわち、先行車のブレーキ操作による警戒状態では、以下の(13)式によって通常の警報距離Dw1を延長した警報距離Dw3とし、先行車の急ブレーキ状態では、以下の(14)式によって通常の警報距離Dw1を延長した警報距離Dw4とする。
Dw3=Dw1+t3・Ve …(13)
Dw4=Dw1+t4・Ve …(14)
【0081】
上記(13),(14)式におけるt3,t4は、定数であり、t3>t4となるよう設定する。例えば、t3=0.5、t4=1.0とすると、自車両の走行速度Veが50km/h(14.9m/sec)の場合には、通常の警報距離Dw1が先行車のブレーキランプ点灯で7.5m延長され、さらに、急ブレーキ検出時には14.9m延長される。
【0082】
すなわち、車間距離が警報距離に対してぎりぎりで余裕が無い状態での走行中には、先行車のブレーキランプ点灯のみで衝突警報が発せられ、ドライバの注意が喚起される。一方、車間距離に多少の余裕がある状態での走行中には、先行車の急ブレーキが検出された場合にのみ、衝突警報が発せられる。
【0083】
本形態では、衝突距離が先行車のブレーキ操作による警戒状態と急ブレーキ状態との2つの段階に分けて延長されるため、実際の交通状況やドライバの運転感覚に適合した衝突警報を発することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、道路および先行車両の3次元情報による位置情報から設定した先行車両の検出枠に基づいて自車両前方の撮像画像に先行車両のテールランプ検出領域を設定し、このテールランプ検出領域の輝度変化あるいは面積変化によって先行車両のブレーキランプ点灯を検出しているため、先行車両の減速状態を的確に検出することができ、先行車両と自車両との衝突可能性をより正確に判断することができ、信頼性を向上することができる。
【0090】
また、先行車のブレーキランプ点灯と減速度とを考慮することにより、減速度の計測値に誤差があっても先行車の急ブレーキ状態等を確実に検出することができるばかりでなく、先行車のブレーキランプ点灯に対して減速度があまり大きくない場合であっても、先行車の減速状態を的確に検出することができる。
【0091】
一方、渋滞時等には、先行車の減速度を計測することなくブレーキランプ点灯のみで先行車の減速を判断することで、迅速に先行車の減速開始を検出することができる。
【0092】
さらに、先行車と自車両との現在の車間距離が警報距離以下になったときの衝突警報の発生に際し、先行車のブレーキランプの点灯と減速度の計測値とによって、あるいは、ブレーキランプの点灯の有無のみによって、警報距離を変更することで、実際の交通状況やドライバの運転感覚に適合した警報とすることができる等優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係わり、衝突防止装置の全体構成図
【図2】同上、衝突防止装置の回路ブロック図
【図3】同上、ブレーキランプ点灯検出及び衝突判断処理に係わる機能ブロック図
【図4】同上、車載のカメラで撮像した画像の例を示す説明図
【図5】同上、距離画像の例を示す説明図
【図6】同上、距離画像の区分を示す説明図
【図7】同上、道路・立体物の認識結果を示す説明図
【図8】同上、先行車の検出結果を示す説明図
【図9】同上、テールランプの検出結果を示す説明図
【図10】本発明の実施の第2形態に係わり、ブレーキランプ点灯検出及び衝突判断処理に係わる機能ブロック図
【図11】本発明の実施の第3形態に係わり、ブレーキランプ点灯検出及び衝突判断処理に係わる機能ブロック図
【符号の説明】
1 …自車両
2 …衝突防止装置
40…衝突判断部
41…先行車検出部
42…急ブレーキ検出部
43…衝突危険度判定部
50…ブレーキランプ点灯検出部
51…サーベイ範囲設定部
52…テールランプ検出部
53…ブレーキランプ点灯判断部

Claims (5)

  1. 自車両の走行方向に存在する白線を検出し、該白線から道路形状を求めるとともに、該白線の内側に掛かっている立体物を先行車両と認識して先行車両を3次元で検出し、この先行車両と自車両との衝突可能性を判断する車両の衝突防止装置において、
    自車両前方の撮像画像に、上記道路および先行車両の3次元情報による位置情報から設定した上記先行車両の検出枠に基づいて上記先行車両のテールランプ検出領域を設定し、このテールランプ検出領域の輝度変化あるいは面積変化によって上記先行車両のブレーキランプ点灯を検出する手段と、
    上記ブレーキランプ点灯の検出結果に応じて上記先行車両の減速状態を判断し、上記先行車両と自車両との衝突可能性を判断する手段とを備えたことを特徴とする車両の衝突防止装置。
  2. 上記先行車両の減速状態を、上記ブレーキランプの点灯と上記先行車両の減速度の計測値とによって判断することを特徴とする請求項1記載の車両の衝突防止装置。
  3. 上記先行車両の減速状態を、上記ブレーキランプの点灯の有無のみによって判断することを特徴とする請求項1記載の車両の衝突防止装置。
  4. 上記先行車両と自車両との現在の車間距離が、上記先行車両の減速状態に応じて変更される警報距離以下になったとき、衝突の可能性有りと判断して警報を発することを特徴とする請求項1,2,3のいずれか一に記載の車両の衝突防止装置。
  5. 自車両前方を撮像した一対の画像からステレオ画像処理によって上記先行車両の位置情報を取得するとともに、上記一対の画像の一方に上記テールランプ検出領域を設定することを特徴とする請求項1記載の車両の衝突防止装置。
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