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JP3868265B2 - 空気調和機 - Google Patents

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JP3868265B2
JP3868265B2 JP2001333954A JP2001333954A JP3868265B2 JP 3868265 B2 JP3868265 B2 JP 3868265B2 JP 2001333954 A JP2001333954 A JP 2001333954A JP 2001333954 A JP2001333954 A JP 2001333954A JP 3868265 B2 JP3868265 B2 JP 3868265B2
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輝夫 藤社
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Daikin Industries Ltd
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圧縮機を保護する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧縮機から吐出された冷媒が冷媒回路を循環するヒートポンプ方式の空気調和機において、運転中に冷媒回路の配管内部が析出物やアイスチョーク(氷結)などにより閉塞されて冷媒が流れにくい状態が続くと、圧縮機の内部温度が上昇し、圧縮機内のモータ巻線が高熱により破損したり絶縁性が劣化したりして、運転不能,信頼性低下の原因になるという問題がある。そこで、従来の空気調和機では、圧縮機内部に巻線温度を検出するための温度センサを設けて、その温度センサにより検出された巻線温度が所定温度以上になると、圧縮機の運転を停止して、圧縮機を保護するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記空気調和機では、温度センサにより検出された巻線温度が所定温度のときに圧縮機を停止するだけでは、温度センサを設けるコストが多大になるだけでなく、上記所定温度の設定値によっては実使用運転領域で圧縮機を確実に保護することができず、正常運転時に誤って圧縮機を停止させてしまうという欠点がある。
【0004】
そこで、この発明の目的は、圧縮機内部に温度センサを設けることなく、低コストで圧縮機を確実に保護できる空気調和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の空気調和機は、圧縮機,室内熱交換器,減圧手段および室外熱交換器が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置とを備えた空気調和機において、上記室内熱交換器の温度を検出する室内熱交換器温度センサと、室内空気の温度を検出する室内温度センサとを備え、上記制御装置は、暖房運転時、上記室内熱交換器温度センサにより検出された上記室内熱交換器の温度と上記室内温度センサにより検出された上記室内空気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機の運転周波数が下限周波数以上で、かつ、上記圧縮機に入力される入力電流が、上記圧縮機の保護が必要な所定電流以上の運転領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして上記圧縮機を保護するための運転停止処理を行うことにより、上記圧縮機の巻線温度が上昇しない上記所定電流未満の小入力電流領域で運転停止しないようにすることを特徴としている。
【0006】
上記請求項1の空気調和機によれば、上記圧縮機,室内熱交換器,減圧手段および室外熱交換器が環状に接続された冷媒回路により暖房運転を行うとき、析出物やアイスチョークなどにより冷媒回路が閉塞されて冷媒流が流れにくい状態が続くと、圧縮機の巻線温度が上昇すると共に、凝縮器として働く室内熱交換器の温度も上昇するが、閉塞率が高くなると、冷媒流量が少なくなるため、室内熱交換器の温度は室内空気の温度に近づく。また、上記圧縮機の運転周波数が例えば30Hz未満の低い周波数の運転領域では、冷媒回路が閉塞しても圧縮機の巻線温度が破損,絶縁劣化を引き起こすような高温にならないので、冷媒回路閉塞時に圧縮機を保護する範囲の下限周波数は上記30Hz以上となる。そこで、上記制御装置により、上記室内熱交換器温度センサにより検出された室内熱交換器の温度と上記室内温度センサにより検出された室内空気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機の運転周波数が下限周波数(例えば30Hz)以上で、かつ、圧縮機に入力される入力電流が、圧縮機の保護が必要な所定電流以上の運転領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機の運転を停止することによって、圧縮機内部に温度センサを設けることなく、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇による破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護できる。また、上記入力電流が小さい場合は、上記圧縮機の巻線温度が上昇しないので、圧縮機に入力される入力電流が保護の必要がある所定電流以上のときのみ、運転停止処理を行うようにすることによって、圧縮機を確実に保護でき、圧縮機の巻線温度が上昇しない小入力電流領域で停止することがないようにできる。
【0007】
また、請求項2の空気調和機は、圧縮機,室外熱交換器,減圧手段および室内熱交換器が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置とを備えた空気調和機において、上記室外熱交換器の温度を検出する室外熱交換器温度センサと、室外空気の温度を検出する室外温度センサとを備え、上記制御装置は、冷房運転時または除湿運転時、上記室外熱交換器温度センサにより検出された上記室外熱交換器の温度と上記室外温度センサにより検出された上記室外空気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機の運転周波数が下限周波数以上で、かつ、上記圧縮機に入力される入力電流が、上記圧縮機の保護が必要な所定電流以上の領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして上記圧縮機を保護するための運転停止処理を行うことにより、上 記圧縮機の巻線温度が上昇しない上記所定電流未満の小入力電流領域で運転停止しないようにすることを特徴としている。
【0008】
上記請求項2の空気調和機によれば、上記圧縮機,室外熱交換器,減圧手段および室内熱交換器が環状に接続された冷媒回路により冷房運転または除湿運転を行うとき、析出物やアイスチョークなどにより冷媒回路が閉塞されて冷媒流が流れにくい状態が続くと、圧縮機の巻線温度が上昇すると共に、凝縮器として働く室外熱交換器の温度も上昇するが、閉塞率が高くなると、冷媒流量が少なくなるため、室外熱交換器の温度は室外空気の温度に近づく。また、上記圧縮機の運転周波数が例えば20Hz未満の低い周波数の運転領域では、冷媒回路が閉塞しても圧縮機の巻線温度が破損,絶縁劣化を引き起こすような高温にならないので、冷媒回路閉塞時に圧縮機を保護する範囲の下限周波数は上記20Hz以上となる。そこで、上記制御装置により、上記室外熱交換器温度センサにより検出された室外熱交換器の温度と上記室外温度センサにより検出された室外空気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機の運転周波数が下限周波数(例えば20Hz)以上で、かつ、圧縮機に入力される入力電流が、圧縮機の保護が必要な所定電流以上の領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機の運転を停止することによって、圧縮機内部に温度センサを設けることなく、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇による破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護できる。また、上記入力電流が小さい場合は、上記圧縮機の巻線温度が上昇しないので、圧縮機に入力される入力電流が保護の必要がある所定電流以上のときのみ、運転停止処理を行うようにすることによって、圧縮機を確実に保護でき、圧縮機の巻線温度が上昇しない小入力電流領域で停止することがないようにできる。
【0009】
【0010】
【0011】
また、請求項3の空気調和機は、請求項1または2の空気調和機において、上記制御装置は、上記運転停止条件を満足したときの上記圧縮機の運転周波数が上記下限周波数よりも高い所定周波数未満であるとき、上記運転停止処理を行う前に上記圧縮機の運転周波数を強制的に上記所定周波数に上げても、上記温度差が上記所定温度未満であるときは、上記圧縮機を保護するための運転停止処理を行う一方、上記温度差が上記所定温度以上であるときは、上記圧縮機を保護するための運転停止処理を行わないことを特徴としている。
【0012】
上記請求項3の空気調和機によれば、上記圧縮機の運転周波数が上記下限周波数以上でかつ所定周波数未満であるときは、圧縮機の運転周波数を強制的に所定周波数に上げて、もう一度、上記制御装置により上記温度差が上記所定温度未満であるか否かを判定することによって、圧縮機の運転停止の判断をより正確に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の空気調和機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0014】
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機の構成図を示している。この空気調和機は、図1に示すように、圧縮機1と、上記圧縮機1の吐出側に一端が接続された四方弁2と、上記四方弁2の他端に一端が接続された室外熱交換器3と、上記室外熱交換器3の他端に一端が接続されたフィルタ4と、上記フィルタ4の他端に一端が接続された電動膨張弁5と、上記電動膨張弁5の他端に一端が接続されたドライヤ6と、上記ドライヤ6の他端に一端が接続された閉鎖弁7と、上記閉鎖弁7の他端に一端が接続された室内熱交換器8と、上記室内熱交換器8の他端に一端が接続された閉鎖弁9と、上記閉鎖弁9の他端に四方弁2を介して一端が接続され、他端が上記圧縮機1の吸込側に接続されたフィルタ10とを備えている。上記圧縮機1,四方弁2,室外熱交換器3,フィルタ4,電動膨張弁5,ドライヤ6,閉鎖弁7,室内熱交換器8,閉鎖弁9およびフィルタ10で冷媒回路を構成している。
【0015】
また、上記空気調和機は、上記室外熱交換器3の温度を検出する室外熱交換器温度センサ11と、室外空気の温度を検出する室外温度センサ12と、室内熱交換器8の温度を検出する室内熱交換器温度センサ13と、室内空気の温度を検出する室内温度センサ14とを備えると共に、室外熱交換器3近傍に配置された室外ファン(プロペラファン)15と、室内熱交換器8近傍に配置された室内ファン(クロスフローファン)16とを備えている。
【0016】
また、図2は上記空気調和機の要部の構成を示している。図2に示すように、交流電源51が室内制御部50に接続され、その室内制御部50を介して交流電源51が室外制御部60に接続されている。また、上記室内制御部50は、室内熱交換器温度センサ13からの室内熱交換器8の温度を表す信号および室内温度センサ14からの室内空気の温度を表す信号が入力されると共に、室外制御部60は、室外温度センサ12により検出された室外空気の温度を表す信号および室外熱交換器温度センサ11により検出された室外熱交換器3の温度を表す信号が入力される。上記室内制御部50と室外制御部60とは互いに制御信号をやり取りし、室内制御部50と室外制御部60で制御装置を構成している。
【0017】
上記室内制御部50は、リモートコントローラ(図2ではリモコン)54の指令信号に従って、室内ファンモータ56を駆動する速度制御回路55を制御すると共に、異常運転情報を異常運転表示部57に表示する。また、上記室外制御部60は、室内制御部50からの制御信号に従って、室外ファンモータ67を駆動する速度制御回路66を制御すると共に、四方弁2と電動膨張弁5を制御し、圧縮機1を駆動するインバータ回路64を制御する。上記室外制御部60は、電流センサ63により検出された圧縮機1の入力電流を表す信号が入力される。
【0018】
また、図3は冷凍サイクルの閉塞状態を表す閉塞率と運転周波数について、保護すべき領域を説明するための図であり、閉塞率は、
閉塞率 = 閉塞断面積/冷媒配管断面積×100 [%]
で表される。図3において、“全開”が閉塞率0%を表し、“全閉”が閉塞率100%を表している。
【0019】
図3に示すように、閉塞率80%ラインの左側すなわち閉塞率が80%未満のエリアAでは、運転周波数の全領域で正常に運転される。一方、閉塞率80%ラインの右側すなわち閉塞率が80%以上かつ運転周波数が20Hz未満のエリアBでは、運転周波数が低速であるので、圧縮機1の温度は、破損,絶縁劣化するほどの高温には上昇しない。そして、閉塞率が80%以上かつ運転周波数が20Hz以上のエリアCでは、圧縮機1の温度上昇による破損,絶縁不良などを防ぐために保護制御が必要となる。
【0020】
なお、上記エリアCの境界条件である閉塞率が80%は、所定の暖房負荷運転条件および所定の冷房負荷運転条件において閉塞率に対する圧縮機の巻線温度は、図9に示すように、閉塞率が80%近傍になると巻線温度限界(圧縮機の仕様により異なる)に達することによる。また、上記エリアCの境界条件である運転周波数20Hzは、所定の暖房運転条件において閉塞率に対する圧縮機の巻線温度は、図10に示すように、運転周波数が20Hz近傍になると巻線温度限界(圧縮機の仕様により異なる)に達することによる。
【0021】
上記構成の空気調和機において、暖房運転時は、四方弁2を点線の切換位置に切り換えて、圧縮機1を駆動すると、圧縮機1から吐出された高温冷媒は、凝縮器としての室内熱交換器8で凝縮した後、電動膨張弁5により減圧され、減圧された冷媒は、蒸発器としての室外熱交換器3で蒸発した後、圧縮機1の吸込側に戻る。一方、冷房運転時は、四方弁2を実線の切換位置に切り換えて、圧縮機1を駆動すると、圧縮機1から吐出された高温冷媒は、凝縮器としての室外熱交換器3で凝縮した後、電動膨張弁5により減圧され、減圧された冷媒は、蒸発器としての室内熱交換器8で蒸発した後、圧縮機1の吸込側に戻る。
【0022】
図4は暖房運転時の閉塞率に対する圧縮機温度,吐出温度,入力電流,室内熱交換器の温度,室外熱交換器の温度および圧力の変化を示している。図4において、Pdは吐出圧力を表し、Psは吸込側圧力を表している。
【0023】
図4に示すように、閉塞率が高くなるほど圧縮機1の温度は上昇する。また、吐出温度は閉塞率が高くなるほど上昇するが、閉塞率が80%近くになると、冷媒量が少なくなるために吐出温度は下がり始める。同様に、入力電流も閉塞率が高くなるほど上昇するが、閉塞率80%よりもさらに手前で、冷媒量が少なくなり負荷が小さくなるために入力電流は下がり始める。また、凝縮器としての室内熱交換器の温度は、閉塞率が高くなるほど上昇するが、閉塞率80%よりもさらに手前で、ピーク温度となった後、徐々に室内空気の温度に近づいていく。一方、室外熱交換器の温度は、閉塞率が高くなるほど下がり、閉塞率が80%以上になると上昇して、室内空気の温度に近づいていく。なお、吐出圧力Pdは、室内熱交換器の温度と同様の変化を示し、吐出圧力Pdと室内熱交換器の温度とは等価とみなせる。一方、吸込側圧力Psは、閉塞率が高くなるほど、徐々に下がる。
【0024】
図4から明らかなように、凝縮器としての室内熱交換器の温度と室内空気の温度との温度差の絶対値を判定することによって、冷媒回路の閉塞状態による異常運転を判断することが可能となる。なお、冷房運転または除湿運転においても、同様に、凝縮器としての室外熱交換器の温度と室外空気の温度との温度差の絶対値を判定することによって、冷媒回路の閉塞状態による異常運転を判断することが可能となる。
【0025】
次に、上記空気調和機の室内制御部50と室外制御部60による圧縮機1を高熱から保護する保護制御処理について、図5〜図8に示すフローチャートにしたがって説明する。
【0026】
まず、保護制御処理がスタートすると、図5に示すステップS1で運転モードが暖房運転かまたは冷房運転(または除湿運転)であるかを判定して、ステップS1で暖房運転であると判定すると、ステップS2に進む。
【0027】
次に、ステップS2で圧縮機1の運転周波数が、下限周波数よりも高い所定周波数としての第1所定値以上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第1所定値以上であると判定すると、ステップS6に進む一方、圧縮機1の運転周波数が第1所定値未満であると判定すると、ステップS3に進む。ここで第1所定値は、図3に示すエリアCのうちの運転周波数が比較的低い低周波数領域の上限値として設定する。
【0028】
次に、ステップS3で圧縮機1の運転周波数が上記下限周波数としての第2所定値(<第1所定値)以上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第2所定値以上であると判定すると、ステップS4に進む一方、圧縮機1の運転周波数が第2所定値未満であると判定すると、ステップS1に戻る。ここで、第2所定値は、冷媒回路が閉塞しても圧縮機1の巻線温度が破損,絶縁劣化等を引き起こすような高温にならない図3に示すエリアBの上側であって、エリアCの下限値(下限周波数)を設定する。
【0029】
そして、ステップS4で圧縮機1の入力電流が所定電流C未満で、かつ、△T1が4deg未満である状態が20分連続したか否かを判定して、条件を満足したときは、ステップS5に進む一方、条件を満足しないときは、ステップS1に戻る。ここで、所定電流Cは、
C = A×運転周波数+B (A,Bは定数)
また、△T1は、
【数1】
Figure 0003868265
である。
【0030】
次に、ステップS5で圧縮機1の運転周波数を第1所定値に強制的に上げる。
【0031】
次に、ステップS6に進み、タイマT1をスタートして、図6に示すステップS7に進む。
【0032】
そして、ステップS7で圧縮機1の入力電流が所定電流C未満で、かつ、△T1が4deg未満である状態が10分連続したか否かを判定し、条件を満足したときは、ステップS10に進み、冷凍サイクルの閉塞状態による異常運転と判断し、圧縮機1の運転を停止して、この処理を終了する。
【0033】
一方、ステップS7で条件を満足しないときは、ステップS8に進み、タイマT1が120分未満か否かを判定し、タイマT1が120分未満であると判定すると、ステップS7に戻る一方、タイマT1が120分以上であると判定すると、ステップS9に進み、圧縮機1の運転周波数が第1所定値の強制運転を解除した後、ステップS1に戻り、通常の運転周波数で暖房運転を行いこの処理を続ける。
【0034】
一方、図1のステップS1で運転モードが冷房運転(または除湿運転)であると判定すると、図7に示すステップS11に進み、圧縮機1の運転周波数が、下限周波数よりも高い所定周波数としての第3所定値以上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第3所定値以上であると判定すると、ステップS15に進む一方、圧縮機1の運転周波数が第3所定値未満であると判定すると、ステップS12に進む。ここで第3所定値は、図3に示すエリアCのうちの運転周波数が比較的低い低周波数領域の上限値として設定する。
【0035】
次に、ステップS12で圧縮機1の運転周波数が上記下限周波数としての第4所定値(<第3所定値)以上か否かを判定して、圧縮機1の運転周波数が第4所定値以上であると判定すると、ステップS13に進む一方、圧縮機1の運転周波数が第4所定値未満であると判定すると、ステップS11に戻る。ここで、第4所定値は、冷媒回路が閉塞しても圧縮機1の巻線温度が破損,絶縁劣化等を引き起こすような高温にならない図3に示すエリアBの上側であって、エリアCの下限値(下限周波数)を設定する。
【0036】
そして、ステップS13で圧縮機1の入力電流が所定電流C未満で、かつ、△T2が4deg未満である状態が20分連続したか否かを判定して、条件を満足したときは、ステップS14に進む一方、条件を満足しないときは、ステップS11に戻る。ここで、△T2は、
【数2】
Figure 0003868265
である。
【0037】
次に、ステップS14で圧縮機1の運転周波数を第3所定値に上げる。
【0038】
次に、ステップS15に進み、タイマT2をスタートして、図8に示すステップS16に進む。
【0039】
そして、ステップS16で圧縮機1の入力電流が所定電流C未満で、かつ、△T2が4deg未満である状態が10分連続したか否かを判定し、条件を満足したときは、ステップS19に進み、冷凍サイクルの閉塞状態による異常運転と判断し、圧縮機1の運転を停止して、この処理を終了する。
【0040】
一方、ステップS16で条件を満足しないときは、ステップS17に進み、タイマT2が120分未満か否かを判定し、タイマT2が120分未満であると判定すると、ステップS16に戻る一方、タイマT2が120分以上であると判定すると、ステップS18に進み、圧縮機1の運転周波数が第3所定値の強制運転を解除した後、ステップS11に戻り、通常の運転周波数で冷房運転(または除湿運転)を行い、この処理を続ける。
【0041】
このように、暖房運転時、室内制御部50と室外制御部60により、室内熱交換器温度センサ13により検出された室内熱交換器8の温度と室内温度センサ14により検出された室内空気の温度との温度差△T1の絶対値が所定温度(4deg)未満であって、かつ、圧縮機1の運転周波数が下限周波数(第2所定値)以上のとき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機1の運転を停止することによって、圧縮機1内部に温度センサを設けることなく、低コストで暖房運転時の冷媒回路閉塞時の温度上昇による破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護することができる。
【0042】
また、冷房運転(または除湿運転)時、室内制御部50と室外制御部60により、室外熱交換器温度センサ11により検出された室外熱交換器3の温度と室外温度センサ12により検出された室外空気の温度との温度差△T2の絶対値が所定温度(4deg)未満であって、かつ、圧縮機1の運転周波数が下限周波数(第4所定値)以上のとき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機1の運転を停止することによって、圧縮機1内部に温度センサを設けることなく、低コストで冷房運転(または除湿運転)時の冷媒回路閉塞時の温度上昇による破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護することができる。
【0043】
また、上記圧縮機1に入力される入力電流が保護の必要がある所定電流C以上のときのみ、運転停止処理を行うようにすることによって、圧縮機1を確実に保護できると共に、圧縮機の巻線温度が上昇しない小入力電流領域で停止することを防止することができる。
【0044】
また、上記保護制御処理では、運転周波数が第2所定値以上かつ第1所定値未満(または第4所定値以上かつ第3所定値未満)のときは、1段目の判定を行った後、その判定条件を満足した場合に運転周波数を第1所定値(または第3所定値未満)に上げて強制運転して、2段目の判定を行うことによって、誤った判定をすることなく、確実に圧縮機の運転を停止して保護することができる。
【0045】
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、室内熱交換器を1つ備えた空気調和機について説明したが、この第2実施形態では、第1室内熱交換器と第2室内熱交換器を備え、冷房サイクルにおいて第1室内熱交換器を凝縮器とし、第2室内熱交換器を蒸発器として働かせて除湿を行う再熱ドライ運転を行う空気調和機について説明する。
【0046】
図11はこの発明の第2実施形態の空気調和機の構成図を示している。なお、制御装置は、上記第1実施形態の図2と同様の構成をしている。
【0047】
上記空気調和機は、図11に示すように、圧縮機21と、上記圧縮機21の吐出側に一端が接続された四方弁22と、上記四方弁22の他端に一端が接続された室外熱交換器23と、上記室外熱交換器23の他端に一端が接続されたフィルタ24と、上記フィルタ24の他端に一端が接続された電動膨張弁25と、上記電動膨張弁25の他端に一端が接続されたドライヤ26と、上記ドライヤ26の他端に一端が接続された閉鎖弁27と、上記閉鎖弁7の他端に一端が接続された第1室内熱交換器28と、上記第1室内熱交換器28の他端に一端が接続された分岐部29と、上記分岐部29の一方の分岐端に一端が接続された電磁弁30と、上記分岐部29の他方の分岐端に一端が接続されたキャピラリ31と、上記キャピラリ31の他端に一端が接続され、一端が電動弁30の他端に接続されたフィルタ32と、上記電磁弁30の他端に一端が接続された第2室内熱交換器33と、上記第2室内熱交換器33の他端に一端が接続された閉鎖弁34と、上記閉鎖弁34の他端に四方弁22を介して一端が接続され、他端が上記圧縮機1の吸込側に接続されたフィルタ35とを備えている。上記圧縮機21,四方弁22,室外熱交換器23,フィルタ24,電動膨張弁25,ドライヤ26,閉鎖弁27,第1室内熱交換器28,分岐部29,電磁弁30,キャピラリ31,フィルタ32,第2室内熱交換器33,閉鎖弁34およびフィルタ35で冷媒回路を構成している。
【0048】
また、上記空気調和機は、上記室外熱交換器23の温度を検出する室外熱交換器温度センサ41と、室外空気の温度を検出する室外温度センサ42と、第2室内熱交換器33の温度を検出する室内熱交換器温度センサ43と、室内空気の温度を検出する室内温度センサ44とを備えると共に、室外熱交換器23近傍に配置された室外ファン(プロペラファン)45と、第1,第2室内熱交換器28,33近傍に配置された室内ファン(クロスフローファン)46とを備えている。
【0049】
上記構成の空気調和機において、暖房運転時は、四方弁22を点線の切換位置に切り換えて、電磁弁30を開いた状態で圧縮機21を駆動すると、圧縮機21から吐出された高温冷媒は、凝縮器としての第2室内熱交換器33,第1室内熱交換器28で凝縮した後、電動膨張弁25により減圧され、減圧された冷媒は、蒸発器としての室外熱交換器23で蒸発した後、圧縮機21の吸込側に戻る。一方、冷房運転時は、四方弁22を実線の切換位置に切り換えて、電磁弁30を開いた状態で圧縮機21を駆動すると、圧縮機21から吐出された高温冷媒は、凝縮器としての室外熱交換器23で凝縮した後、電動膨張弁25により減圧され、減圧された冷媒は、蒸発器としての第1室内熱交換器28,第2室内熱交換器33で蒸発した後、圧縮機21の吸込側に戻る。
【0050】
一方、再熱ドライ運転時は、四方弁22を実線の切換位置に切り換えて、電動膨張弁25を全開にし、電磁弁30を閉じた状態で圧縮機21を駆動すると、圧縮機21から吐出された高温冷媒は、凝縮器としての室外熱交換器23,第1室内熱交換器28で凝縮した後、キャピラリ31により減圧され、減圧された冷媒は、蒸発器としての第2室内熱交換器33で蒸発した後、圧縮機21の吸込側に戻る。
【0051】
この第2実施形態の空気調和機は、第1実施形態の空気調和機と同じ保護制御処理を行い、同様の効果を有する。
【0052】
上記第1,第2実施形態では、室内熱交換器8の温度と室内空気の温度との温度差の絶対値△T1および室外熱交換器3の温度と室外空気の温度との温度差の絶対値△T2の判定に用いる所定温度を4degとしたが、上記所定温度はこれに限らず、空気調和機の能力等に応じて適宜設定すればよい。
【0053】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1の発明の空気調和機は、圧縮機,室内熱交換器,減圧手段および室外熱交換器が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置とを備えた空気調和機において、暖房運転時、上記制御装置によって、室内熱交換器温度センサにより検出された室内熱交換器の温度と室内温度センサにより検出された室内空気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、圧縮機の運転周波数が下限周波数以上で、かつ、圧縮機に入力される入力電流が、圧縮機の保護が必要な所定電流以上の運転領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機を保護するための運転停止処理を行うので、圧縮機内部に温度センサを設けることなく、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇による破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護することができる。また、上記制御装置によって、圧縮機に入力される入力電流が保護の必要がある所定電流以上のときのみ、運転停止処理を行うことにより、圧縮機の巻線温度が上昇しない上記所定電流未満の小入力電流領域で運転停止しないようにすることによって、圧縮機を確実に保護できると共に、圧縮機の巻線温度が上昇しない小入力電流領域で停止することがないようにできる。
【0054】
また、請求項2の発明の空気調和機によれば、圧縮機,室外熱交換器,減圧手段および室内熱交換器が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置とを備えた空気調和機において、冷房運転時または除湿運転時、上記制御装置によって、室外温度センサにより検出された室外空気の温度と室外熱交換器温度センサにより検出された室外熱交換器の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、圧縮機の運転周波数が下限周波数以上で、かつ、圧縮機に入力される入力電流が、圧縮機の保護が必要な所定電流以上の領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして圧縮機を保護するための運転停止処理を行うので、圧縮機内部に温度センサを設けることなく、低コストで冷媒回路閉塞時の温度上昇による破損,絶縁劣化等から圧縮機を保護することができる。また、上記制御装置によって、圧縮機に入力される入力電流が保護の必要がある所定電流以上のときのみ、運転停止処理を行うことにより、圧縮機の巻線温度が上昇しない上記所定電流未満の小入力電流領域で運転停止しないようにすることによって、圧縮機を確実に保護できると共に、圧縮機の巻線温度が上昇しない小入力電流領域で停止することがないようにできる。
【0055】
【0056】
また、請求項3の発明の空気調和機によれば、請求項1または2の空気調和機において、上記制御装置は、上記運転停止条件を満足したときの圧縮機の運転周波数が下限周波数よりも高い所定周波数未満であるとき、上記運転停止処理を行う前に圧縮機の運転周波数を強制的に所定周波数に上げて、上記温度差が所定温度未満であるとき、圧縮機を保護するための運転停止処理を行う一方、上記温度差が所定温度以上であるとき、圧縮機を保護するための運転停止処理を行わないので、圧縮機の運転を停止する判断をより正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機の構成図である。
【図2】 図2は上記空気調和機の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】 図3は上記空気調和機の冷凍サイクルの閉塞状態と運転周波数について保護すべき領域について説明するための図である。
【図4】 図4は上記空気調和機の暖房運転時の閉塞率に対する圧縮機温度,吐出温度,入力電流,室内熱交換器の温度,室外熱交換器の温度および圧力の変化を示す図である。
【図5】 図5は上記空気調和機の保護制御処理を説明するフローチャートである。
【図6】 図6は図5に続くフローチャートである。
【図7】 図7は図5に続くフローチャートである。
【図8】 図8は図7に続くフローチャートである。
【図9】 図9は閉塞率と圧縮機の巻線温度との関係を示す図である。
【図10】 図10は運転周波数と圧縮機の巻線温度との関係を示す図である。
【図11】 図11はこの発明の第2実施形態の空気調和機の構成図である。
【符号の説明】
1,21…圧縮機、
2,22…四方弁、
3,23…室外熱交換器、
4,10,24,32,35…フィルタ、
5,25…電動膨張弁、
6,26…ドライヤ、
7,9,27,34…閉鎖弁、
8…室内熱交換器、
11,41…室外熱交換器温度センサ、
12,42…室外温度センサ、
13,43…室内熱交換器温度センサ、
14,44…室内温度センサ
15,45…室外ファン、
16,46…室内ファン、
28…第1室内熱交換器、
29…分岐部、
30…電磁弁、
31…キャピラリ、
33…第2室内熱交換器、
50…室内制御部、
51…交流電源、
54…リモコン、
55…速度制御回路、
56…室内ファンモータ、
57…異常運転表示部、
60…室外制御部、
63…電流センサ、
64…インバータ回路、
66…速度制御回路、
67…室外ファンモータ。

Claims (3)

  1. 圧縮機(1),室内熱交換器(8),減圧手段(5)および室外熱交換器(3)が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機(1)の運転周波数を制御する制御装置(50,60)とを備えた空気調和機において、
    上記室内熱交換器(8)の温度を検出する室内熱交換器温度センサ(13)と、
    室内空気の温度を検出する室内温度センサ(14)とを備え、
    上記制御装置(50,60)は、暖房運転時、上記室内熱交換器温度センサ(13)により検出された上記室内熱交換器(8)の温度と上記室内温度センサ(14)により検出された上記室内空気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機(1)の運転周波数が下限周波数以上で、かつ、上記圧縮機(1)に入力される入力電流が、上記圧縮機(1)の保護が必要な所定電流以上の運転領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして上記圧縮機(1)を保護するための運転停止処理を行うことにより、上記圧縮機 ( ) の巻線温度が上昇しない上記所定電流未満の小入力電流領域で運転停止しないようにすることを特徴とする空気調和機。
  2. 圧縮機(1),室外熱交換器(3),減圧手段(5)および室内熱交換器(8)が環状に接続された冷媒回路と、上記圧縮機(1)の運転周波数を制御する制御装置(50,60)とを備えた空気調和機において、
    上記室外熱交換器(3)の温度を検出する室外熱交換器温度センサ(11)と、
    室外空気の温度を検出する室外温度センサ(12)とを備え、
    上記制御装置(50,60)は、冷房運転時または除湿運転時、上記室外熱交換器温度センサ(11)により検出された上記室外熱交換器(3)の温度と上記室外温度センサ(12)により検出された上記室外空気の温度との温度差の絶対値が所定温度未満であって、かつ、上記圧縮機(1)の運転周波数が下限周波数以上で、かつ、上記圧縮機(1)に入力される入力電流が、上記圧縮機(1)の保護が必要な所定電流以上の領域にあるとき、運転停止条件を満足したものとして上記圧縮機(1)を保護するための運転停止処理を行うことにより、上記圧縮機 ( ) の巻線温度が上昇しない上記所定電流未満の小入力電流領域で運転停止しないようにすることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または2に記載の空気調和機において、
    上記制御装置(50,60)は、上記運転停止条件を満足したときの上記圧縮機(1)の運転周波数が上記下限周波数よりも高い所定周波数未満であるとき、上記運転停止処理を行う前に上記圧縮機(1)の運転周波数を強制的に上記所定周波数に上げても、上記温度差が上記所定温度未満であるときは、上記圧縮機(1)を保護するための運転停止処理を行う一方、上記温度差が上記所定温度以上であるときは、上記圧縮機(1)を保護するための運転停止処理を行わないことを特徴とする空気調和機。
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