JP3866698B2 - 信号記録再生装置 - Google Patents
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Description
従来の信号記録再生装置100は、レイアウトの工夫やEMIフィルタを組み込む等の輻射対策を施した回路を、アルミニウムベース等の金属製の筐体101で覆う構成になっている。この筐体101は、CD−ROM等のディスクを挿入するための開口部111が形成されているフロントパネル110を正面に備える。また、筐体101は、装置内の熱を放熱するための最小限の放熱用孔102を側面や上面等に備え、装置外へ磁束が漏出することを防いでいる。
図15に示すように、ディスク120が装置内に挿入される(図15に示す矢印X方向)際には、シャッター114のスリット114aが装置内側へ押し広げられて、ディスク120が装置内に取り込まれるようになっている。また、ディスク120の抜出時には、装置内からディスク120がX方向の反対に向けて移動し、スリット114aが装置外側へ押し広げられて、ディスク120が装置外に出されるようになっている。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る信号記録再生装置の正面部分を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る信号記録再生装置の正面部分は、装置内側において、一体化されたフロントパネル10とフロントサブパネル15に、インナーガイド16とガイドアングル17とが取り付けられることで構成されている。
図2は、信号記録再生装置の正面部分の構成部品を示す図である。
フロントパネル10は、信号記録再生装置の正面となるパネル部材であり、操作ボタン等の他に、開口部11とフロントパネル凹部12とを備える。
ディスクガイド13は、ディスクの挿入口となる部材であり、フロントパネル凹部12に位置決めして、フロントパネル10の開口部11に嵌め合わされる。
フロントサブパネル15は、フロントパネル10とネジ止めにより一体化される部材であり、信号記録再生装置の正面部分を構成する各部品を有機的に連結させる。
ガイドアングル17は、フロントサブパネル15に取り付けられることによって、インナーガイド16を固定する部材である。
なお、導電シート18の構成については、後に詳しく説明する。
止め具20は、導電シート18を押さえ付けた状態でプレート19を固定するためのワッシャーやナット等である。
この導電シート18は、メッシュシート18aと、支持シート18bと、補強シート18cとを両面接着テープ18dによって貼り合わせることによって形成される。
支持シート18bは、メッシュシート18aを一定の形状に維持するための薄いポリエチレンシート(例えば、厚さ0.05mm)であり、図に示すように井桁状に形成されている。
補強シート18cは、ガイドアングル17に押さえ付けられる箇所を補強するための薄いポリエチレンシートである。
図4は、正面部分の組み立て第1工程を説明するための図である。
まず、ディスクガイド13とシャッター14とインナーガイド16とを一体化する際に、インナーガイド16のディスク通り道に導電シート18を挿入する。
次に、このようにして一体化したディスクガイド13、シャッター14、インナーガイド16および導電シート18を、ネジ止めにより一体化したフロントパネル10およびフロントサブパネル15に取り付ける。
続いて、一体化したディスクガイド13、シャッター14、インナーガイド16および導電シート18をガイドアングル17とフロントサブパネル15とで挟持させた状態で、導電シート18の上端側を、上方へ、すなわち図中の矢印方向へ湾曲させて、導電シート18の上端部に設けられた孔をフロントサブパネル15の凸部に嵌め合わせる。
最後に、導電シート18の上端部にプレート19を押し付けて止め具20を締め付けることにより、導電シート18をプレート19とガイドアングル17とで挟持させた状態で固定する。また、このとき、ガイドアングル17の下部も止め具20を締め付けることによってフロントサブパネル15に固定する。
まず、ディスク30がA方向に挿入されると、シャッター14に入れられたスリットがディスク30によって装置内側に押し広げられ、ディスク30が装置内に取り込まれる。そして、二重破線で示す導電シート18が、ディスク30に押されて、B方向に向かって柔軟に実線で示す形状に変形するので、ディスク30は、インナーガイド16を通って装置内部に誘導される。このとき、導電シート18は、ディスク30の上面のみ、すなわち、ディスク30の信号記録面でないラベル面のみに面接触することとなるので、導電シート18の端部が接触してディスク30を傷つけることがない。
逆にディスク30が装置内部からC方向に排出される時には、二重破線で示す導電シート18は、ディスク30によってD方向に押されてD方向へ僅かに変形するものの、支持シート18bの弾性により円筒形状を維持した状態で、E方向に向かって柔軟に実線で示す形状に変形するので、ディスク30を抜出する際に負荷がかからない。
さらに、この信号記録再生装置は、従来の信号記録再生装置を大幅に仕様変更することなく導入することができるので、コスト的にも有用である。
本発明の効果を確認するために、本発明に係る信号記録再生装置と、従来における信号記録再生装置とを用いて、電磁輻射妨害基準の測定試験を行なった。
図11(a)に示すように、従来における信号記録再生装置によれば、1GHz付近で、基準値を超える電磁輻射の発生が確認された。特に、1.053GHzにおいて、大きく基準値を超える電磁輻射の発生が確認された。これは、1.053GHzの半波長(v=fλから142mm)が、信号記録再生装置のディスク挿入口の横幅(例えば144mm)と略一致しており、これによって共振が発生し、大きな磁流が流れて電磁波が放射され、ディスク挿入口がスロットアンテナとして働くことになるからと考えられる。
11、111 開口部
12、112 フロントパネル凹部
13、113 ディスクガイド
14、114 シャッター
15、115 フロントサブパネル
16、116 インナーガイド
17、117 ガイドアングル
18 導電シート
18a メッシュシート
18b 支持シート
18c 補強シート
18d 両面接着テープ
19 プレート
20 止め具
30、120 ディスク
100 信号記録再生装置
101 筐体
102 放熱用孔
113a ディスクガイド凸部
114a スリット
115a フロントサブパネル凸部
117a 第1ガイドアングル孔
117b 第2ガイドアングル孔
Claims (9)
- ディスク状の記録媒体を記録再生する信号記録再生装置であって、
前記記録媒体を挿入するためのディスク挿入口と、
前記記録媒体の通り道を形成する上辺と下辺とを有し、前記ディスク挿入口から挿入された前記記録媒体を装置内部に誘導するガイドと、
前記通り道の少なくとも一部を、前記記録媒体を通過自在に遮蔽するとともに、導電性を有し、前記通り道を形成する上辺と下辺とを電気的に導通させる導電シートとを備え、
前記導電シートは、U字状に曲折され、当該曲折部分が垂れ下がって前記ガイドの下辺に接触する円筒形状を成しており、前記記録媒体の通過時における押圧によって変形し、変形後に再び元の前記円筒形状に復元する柔軟性を有する
ことを特徴とする信号記録再生装置。 - 前記ガイドは、その表面にニッケルまたは銅メッキ加工が施されている
ことを特徴とする請求項1記載の信号記録再生装置。 - 前記導電シートは、少なくとも、導電性を有する第1シートと、前記第1シートの形状を所定の形状に保持する第2シートとから構成される
ことを特徴とする請求項1または2記載の信号記録再生装置。 - 前記第1シートと前記第2シートは、それぞれの両端部のみ一体に貼り合わされ、中央部は張り合わされていない
ことを特徴とする請求項3記載の信号記録再生装置。 - 前記第1シートは、柔軟性を有する
ことを特徴とする請求項3または4記載の信号記録再生装置。 - 前記第1シートは、ナイロンに銀メッキを施した繊維で編まれたメッシュ状のシートである
ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の信号記録再生装置。 - 前記第2シートは、井桁状に形成されたポリエチレンのシートである
ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の信号記録再生装置。 - 前記導電シートは、少なくとも前記ディスク挿入口の幅方向中心を塞ぐものである
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の信号記録再生装置。 - 前記導電シートは、前記記録媒体の通過時に押圧によって変形し、前記記録媒体の片面にのみ接触する
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の信号記録再生装置。
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JP2003287018A JP3866698B2 (ja) | 2003-08-05 | 2003-08-05 | 信号記録再生装置 |
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