JP3863675B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚外用剤に関し、更に詳細には金属キレート剤と、紫外線防御剤と、活性酸素除去剤及び/又は抗酸化剤とを配合することにより、慢性的な紫外線曝露により生じる肌荒れ、皮膚のしわ、たるみ、皮膚の黄色化等の様々な皮膚障害を防止することができる、優れた光加齢防止効果を有する化粧料、外用医薬品等の皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料、ファンデーション、軟膏、分散液等の皮膚外用剤には、慢性的な紫外線曝露により生じる肌荒れや皮膚のしわ、たるみ、皮膚の黄色化等の皮膚の様々な障害、いわゆる光加齢を防止することを目的として、これらに種々の薬効成分が加えられている。近年では、皮膚老化の原因の一つとして、生体内に発生する活性酸素の悪影響が論じられており、生体内に存在するの鉄などの金属を介して発生するヒドロキシラジカルが、過酸化脂質の生成やタンパク質等にダメージを与える恐れがあるという報告もなされている。そのため、金属キレート剤を配合して皮膚老化を防止する試みがなされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金属キレート剤を単に配合した場合、慢性的な紫外線曝露により生じる様々な皮膚障害を防止する効果は十分でなく、また、同様の効果を得るために、紫外線防御剤、活性酸素除去剤、抗酸化剤等の配合もなされているが、それら薬効剤も単に配合しただけでは十分な効果は得られず、製剤中で変質する等、所期の薬効が得られない場合もあり、その改善が望まれていた。更に、単にその効果のみならず、生体系への適用という観点から、安全性の面でも十分満足できるものが必要とされていた。すなわち、優れた光加齢防止効果を有し、なおかつ生体系への適用に際しても好適な皮膚外用剤の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、慢性的な紫外線曝露により生じる肌荒れ、皮膚のしわ、たるみ、皮膚の黄色化等の様々な皮膚障害、いわゆる光加齢を防止することを目的として鋭意検討を行った結果、金属キレート剤、紫外線防御剤、活性酸素除去剤及び/又は抗酸化剤とを組み合わせれば、各薬効剤の本来有する作用が十分発揮されることを見出し、本発明を完成した。
【0005】
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C);
(A)金属キレート剤
(B)紫外線防御剤
(C)活性酸素除去剤、抗酸化剤から選ばれる一種又は二種以上
を含有する皮膚外用剤を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の(A)成分である金属キレート剤は、例えば、 金属キレート剤が、クエン酸、サリチル酸、酒石酸、グルコン酸、フィチン酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、デスフェリオキサミン、エチレンジアミン四酢酸及びその塩、ジエチレントリアミンペンタアセチックアシッド及びその塩、o−フェナントロリン、トランスフェリン、フェリチン、ラクトフェリン、カフェイックアシッド、マルトール、プルプロガリン、ピロガロール等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を組み合わせて用いても良い。
【0008】
上記金属キレート剤のうち、特に好ましいものとしては、クエン酸、サリチル酸、酒石酸、フィチン酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、エチレンジアミン四酢酸及びその塩、ジエチレントリアミンペンタアセチックアシッド及びその塩、o−フェナントロリン、ラクトフェリンが挙げられる。
【0009】
本発明の皮膚外用剤における金属キレート剤の含有量は、0.0001〜5重量%(以下、単に「%」で示す)の範囲であり、より好ましくは0.001〜3%の範囲である。この範囲であれば、成分(B)の紫外線防御剤及び成分(C)の活性酸素除去剤、抗酸化剤の効果を高めることができる。
【0010】
本発明の成分(B)である紫外線防御剤は、紫外線吸収剤及び紫外線散乱剤が挙げられる。紫外線吸収剤としては、市販の紫外線吸収剤の他、320〜400nmのUV−A領域、290〜320nmのUV−B領域に吸収を持つ化合物であれば特に限定はないが、皮膚外用剤に配合する場合は、皮膚刺激等の安全性を考慮して選択すれば、より望ましい。
【0011】
すなわち、紫外線吸収剤としては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、ジパラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、メトキシケイ皮酸オクチル、ジイソプロピルケイ皮酸メチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸ナトリウム、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸ブチル、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸アミル等の安息香酸系紫外線吸収剤、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸メチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸フェニル、サリチル酸アミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸イソプロピルベンジル、サリチル酸カリウム等のサリチル酸系紫外線吸収剤、4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−メトキシジベンゾイルメタン、4−t−ブチル−4’−ヒドロキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収剤、メンチル−o−アミノベンゾエート、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2−エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メンチル等が挙げられ、また紫外線散乱剤としては、例えば、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化亜鉛等が挙げられ、粒径の細かい微粒子酸化チタンや微細亜鉛華でも良く、更にこれらの粉体を一般の油剤や金属石鹸をはじめ、シリコーン系やフッ素系等の油剤、或いは樹脂などにより表面処理を行ったものでも良く、これらの一種又は二種以上を組み合わせて用いても良い。
【0012】
上記紫外線防御剤のうち、特に好ましいものとしては、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸ナトリウム、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸ホモメンチル、4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、ウロカニン酸エチル、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、アントラニル酸メンチル、酸化チタン、酸化セリウム、酸化亜鉛が挙げられる。
【0013】
本発明の皮膚外用剤における紫外線防御剤の含有量は、好ましくは0.05〜30%であり、より好ましくは0.1〜20%の範囲である。この範囲であれば、皮膚への刺激もなく、成分(A)の金属キレート剤、成分(C)の活性酸素除去剤、抗酸化剤の効果を高めることができる。
【0014】
更に、本発明の成分(C)は、活性酸素除去剤、抗酸化剤から選ばれるものであるが、具体的な薬効剤としては、それぞれ以下に示すものが挙げられる。
【0015】
活性酸素除去剤としては、例えば、スーパーオキシドディスムターゼ、マンニトール、ベータカロチン、アスタキサンチン等のカロテノイド類、ルチン及びその誘導体、ビリルビン、コレステロール、トリプトファン、ヒスチジン、クエルセチン、クエルシトリン、カテキン、カテキン誘導体、没食子酸及びその誘導体、グルタチオン及びその誘導体並びにそれらの塩、オウゴン抽出物、イチョウ抽出物、ケイケットウ抽出物、サンザシ抽出物、マイカイカ抽出物、ユキノシタ抽出物、メリッサ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ボタンピ抽出物、パセリ抽出物、トルメンチラ抽出物、羅漢果抽出物、ヤシャジツ抽出物及びジコッピ抽出物等のフラボノイドを含む植物抽出物等が挙げられる。
【0016】
また抗酸化剤としては、例えば、パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール及びその誘導体、レチナール及びその誘導体、デヒドロレチナール等のビタミンA類;チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩等のチアミン類、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート等のピリドキシン類、フラビンアデニンヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、コリン、イノシトール類等のビタミンB類;L−アスコルビン酸、パルミチン酸L−アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、イソパルミチン酸L−アスコルビル、ジイソパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル、ステアリン酸L−アスコルビル、ジステアリン酸L−アスコルビル、イソステアリン酸L−アスコルビル、ジイソステアリン酸L−アスコルビル、ミリスチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−アスコルビル、イソミリスチン酸L−アスコルビル、ジイソミリスチン酸L−アスコルビル、オレイン酸L−アスコルビル、ジオレイン酸L−アスコルビル、2−エチルヘキサン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコルビン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸カルシウム、L−アスコルビン酸アルミニウム等のアスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩等のビタミンC類;エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシスタナール等のビタミンD類; dl−α(β、γ)−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等トコフェロール及びその誘導体並びにそれらの塩、ユビキノン類等のビタミンE類、ジブチルヒドロキシトルエン(以下、BHTと略す)及びブチルヒドロキシアニソール(以下、BHAと略す)等が挙げられる。
【0017】
上記活性酸素除去剤、抗酸化剤のうち、特に好ましいものとしては、マンニトール、ベータカロチン、アスタキサンチン、ルチン及びその誘導体、イチョウ抽出物、オウゴン抽出物、ケイケットウ抽出物、ユキノシタ抽出物、メリッサ抽出物、ゲンノショウコ抽出物、エイジツ抽出物、ビタミンC類及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、ビタミンE及びその誘導体並びにそれらの塩が挙げられる。
【0018】
上記の(C)成分である活性酸素除去剤及び/又は抗酸化剤の配合量は、好ましくは0.00001〜5%であり、より好ましくは0.0001〜3%である。この範囲内であれば、成分(A)の金属キレート剤及び成分(B)の紫外線防御剤の効果を高め、紫外線曝露により生じる肌荒れ、皮膚のしわ、たるみ、皮膚の黄色化等の光加齢を防止することができる。これらの活性酸素除去剤、抗酸化剤は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。また、植物抽出物を用いる場合には、乾燥固形分が上記の範囲内であれば問題ない。
【0019】
本発明の皮膚外用剤は、常法に従い、成分(A)、成分(B)及び成分(C)とを通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に配合して調製することができる。
【0020】
本発明の皮膚外用剤には、(A)、(B)、(C)成分の他、本発明の効果を妨げない範囲で通常の化粧料に使用される成分、すなわち、油剤(天然動植物油脂、半合成油脂、炭化水素油、高級脂肪酸、エステル油、シリコーン油、フッソ系油剤等)、ゲル化剤、金属セッケン、界面活性剤(アニオン性、カチオン性、両性、粉体(無機粉体、有機粉体、顔料等)、アルコール類(高級アルコール、多価アルコール、ステロール等)、水溶性高分子(動植物系、微生物系、合成系)、皮膜形成剤、樹脂、防腐剤、抗菌剤、香料、精油、塩類、水(精製水、温泉水及び深層水)、PH調整剤、清涼剤、保湿剤、抗炎症剤、美白剤、細胞賦活剤、肌あれ改善剤、血行促進剤、皮膚収斂剤、抗脂漏剤、アミノ酸類、核酸関連物質、酵素、ホルモン類、包接化合物、植物抽出物、動物及び微生物由来の抽出物等を添加することができる。
【0021】
本発明の皮膚外用剤の形態の例としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、オイル等の基礎化粧料、洗顔料や全身洗浄料、シャンプー、リンス、ヘアトリートメント、ヘアクリーム、ヘアトニック、育毛・養毛料等の頭髪化粧料、ファンデーション、白粉、口紅、アイシャドウ等のメーキャップ化粧料、軟膏、分散液等の外用医薬品などとすることができる。剤型についても液状、乳液状、多層状、固形状、粉末状、顆粒状、ペースト状、ゲル状等種々のものを選択することができる。
【0022】
【実施例】
次に試験例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制約されるものではない。
【0023】
試験例1 光加齢防止効果試験
表1記載の金属キレート剤、紫外線防御剤、活性酸素除去剤及び/又は抗酸化剤を、それぞれ単独または混合して試料とし、エタノール:精製水:プロピレングリコール(2:2:1)混液にて希釈後、下記測定方法により、光加齢防止効果を調べた。
【0024】
【表1】
【0025】
6週齢のヘアレスマウスに紫外線を照射して作製する光加齢モデルマウスに対する効果を測定した。すなわち、0.105J/cm2の紫外線を週3回、のべ20週間照射し、試料の塗布はマウス背部に0.1ml、毎日(照射の場合は照射2時間前に)行なった。1群は6匹とした。塗布による光加齢防止効果を下の基準により評価した。
【0026】
1)加齢スコア
きめスコアとしわスコアを加算してスコアとした。加齢スコアはマウスの光加齢が進行するほど、その値は大きくなる。
【0027】
【0028】
【0029】
2)皮膚の黄色化
皮膚色はマウス加齢に伴い、黄味が増す(b値の増加)傾向にある。マウス皮膚を色差計で測色し、b値の試験前に対する試験終了時の値の変化をΔbとして、皮膚色を評価した。
【0030】
(結果)
【表2】
【0031】
表2に示されるように金属キレート剤、紫外線防御剤、活性酸素除去剤及び/又は抗酸化剤との組み合わせは、それぞれ単独または二種を用いた場合と比較して、光加齢モデルマウスの加齢スコアや皮膚色の黄色化を抑制しする効果が高く、皮膚老化防止にきわめて有効であることが明らかとなった。
【0032】
実施例1:クリーム
表3に示す組成及び下記製法でクリーム(本発明品1及び2、比較品1〜10)を調製し、その美肌効果及び皮膚老化防止効果を調べた。この結果を表4に示す。
【0033】
(組成)
【表3】
【0034】
(製法)
A.成分(1)〜(7)、(9)、(10)及び(13)を混合し、加熱して70℃に保つ。
B.成分(8)、(11)及び(12)を混合し、加熱して70℃に保つ。
C.AにBを加え、混合した後、冷却して(14)を加えて均一に混合してクリームを得た。
【0035】
(試験方法)
被験クリーム1品につき25〜55才の女性15名を一群とし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を顔面に塗布した。塗布による美肌及び皮膚老化防止効果を以下の基準によって評価した。
【0036】
(評価基準)
美肌効果:
<評価> <内 容>
有 効 肌のくすみが目立たなくなった。
やや有効 肌のくすみがあまり目立たなくなった。
無 効 使用前と変化なし。
【0037】
皮膚老化防止効果:
<評価> <内 容>
有 効 肌のはり、つやが改善された。
やや有効 肌のはり、つやがやや改善された。
無 効 使用前と変化なし。
【0038】
(結果)
【表4】
【0039】
表4の結果に示す如く、本発明品の金属キレート剤と紫外線防御剤と活性酸素除去剤及び/又は抗酸化剤を配合したクリームを皮膚に適用することにより、肌のくすみを抑え、美しい肌とするとともに、肌のはり、つやが改善され、皮膚の老化を防止することが明らかとなった。
【0040】
実施例2:化粧水
次に示す処方及び下記製法で化粧水を調製した。
【0041】
(製法)
A.成分(3)、(4)、(9)及び(10)を混合溶解する。
B.成分(1)、(2)、(5)〜(8)及び(11)を混合溶解する。
C.AとBを混合して均一にし、化粧水を得た。
【0042】
実施例3:乳液
次に示す処方及び下記製法で乳液を調製した。
【0043】
(製法)
A.成分(8)、(9)、(11)及び(13)〜(16)を加熱混合し、70℃に保つ。
B.成分(1)〜(7)及び(12)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.BにAを加えて混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後(10)及び(17)を加え、均一に混合して乳液を得た。
【0044】
実施例4:軟膏
次に示す処方及び下記製法で軟膏を調製した。
(処方) (%)
(1)ステアリン酸 18.0
(2)セタノール 4.0
(3)トリエタノールアミン 2.0
(4)グリセリン 5.0
(5)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム*1 0.02
(6)サリチル酸ホモメンチル*2 1.0
(7)α−グルコシルルチン*3 0.001
(8)精製水 残量
*1 シグマ社製
*2 シグマ社製
*3 東洋製糖社製
【0045】
(製法)
A.成分(3)、(4)、(6)及び(8)の一部を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(1)及び(2)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.AをBに徐々に加える。
D.Cを冷却しながら成分(8)の残部で溶解した(5)及び(7)を加え、軟膏を得た。
【0046】
実施例5:日焼け止め乳液
次に示す処方及び下記製法で日焼け止め乳液を調製した。
【0047】
(製法)
A.成分(1)〜(8)及び(15)〜(17)を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(9)〜(11)及び(14)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.AをBに徐々に加える。
D.Cを冷却しながら成分(12)、(13)及び(18)を加え、日焼け止め用乳液を得た。
【0048】
実施例2の化粧水、実施例3の乳液、実施例4の軟膏及び実施例5の日やけ止め乳液はいずれも経時安定性に優れ、皮膚に適用することにより、肌のはり、つやが改善され、肌のくすみや皮膚の老化を防止するものであった。
【0049】
実施例6:洗浄料
次に示す処方及び下記製法で洗浄料を調製した。
【0050】
(製法)
A.成分(9)〜(11)及び(14)を加熱混合し、70℃に保つ。
B.成分(1)〜(6)及び(8)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.BにAを加えてしばらく70℃に保ち、けん化反応が終了後、50℃まで冷却し、成分(7)、(12)及び(13)を加え、冷却して洗浄料を得た。
【0051】
実施例6の洗浄剤は、経時安定性に優れ、皮膚に適用することによって、洗いあがりがしっとりとして保湿性に優れ、肌のキメを整え、はり、つやを与えるものであった。
【0052】
実施例7:パック
次に示す処方及び下記製法でパックを調製した。
【0053】
(製法)
A.成分(1)、(3)〜(6)、(10)及び(13)を混合し、70℃に加熱し、撹拌する。
B.成分(2)、(9)及び(11)を混合する。
C.BをAに加え、混合した後、成分(7)、(8)及び(12)を加えて冷却してパックを得た。
【0054】
実施例7のパックは、経時安定性に優れ、皮膚に適用することによって、肌のはり、つやが改善され、肌のくすみや皮膚の老化を防止するものであった。
【0055】
実施例8:リップクリーム
次に示す処方及び下記製法でリップクリームを調製した。
(処方) (%)
(1)マイクロクリスタリンワックス 9.0
(2)固形パラフィン 8.0
(3)ワセリン 15.0
(4)エチルヘキサン酸セチル 15.0
(5)流動パラフィン 8.0
(6)トリオクタン酸グリセリル 残量
(7)ポリリン酸ナトリウム*1 0.02
(8)アスタキサンチン*2 0.01
(9)BHT*3 0.002
(10)酸化セリウム 2.0
(11)香料 適量
*1 和光純薬社製
*2 シグマ社製
*3 シグマ社製
【0056】
(製法)
A.成分(1)〜(6)を100〜110℃にて加熱溶解する。
B.Aに成分(7)〜(11)を90℃にて撹拌混合する。
C.Bを冷却・成型してリップクリームを得た。
【0057】
実施例8のリップクリームは、経時安定性、使用感及び仕上がりに優れ、唇に適用することにより、唇を滑らかに保ち、荒れを防止するものであった。
【0058】
実施例9:パウダーファンデーション
次に示す処方及び下記製法でパウダーファンデーションを調製した。
(処方) (%)
(1)マイカ 50.0
(2)酸化チタン 10.0
(3)ナイロンパウダー 5.0
(4)カオリン 残量
(5)着色顔料 3.0
(6)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル*1 5.0
(7)ジメチルポリシロキサン 2.0
(8)スクワラン 3.0
(9)トリオクタン酸グリセリル 2.0
(10)ワセリン 1.0
(11)フィチン酸ナトリウム*2 0.02
(12)メリッサ抽出物*3 0.01
(13)L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム*4 0.01
(14)コレステロール*5 0.2
(15)ニコチン酸アミド*6 0.02
(16)香料 適量
*1 BASF社製
*2 シグマ社製
*3 丸善製薬社製
*4 日光ケミカルズ社製
*5 吉川製油社製
*6 和光純薬社製
【0059】
(製法)
A.成分(1)〜(5)を混合する。
B.成分(6)〜(16)を加熱溶解したものを添加混合して粉砕する。
C.Bを金皿に充填しプレス成型して、パウダーファンデーションを得た。
【0060】
実施例10:リキッドファンデーション
次に示す処方及び下記製法でリキッドファンデーションを調製した。
(処方) (%)
(1)ラノリン 5.0
(2)流動パラフィン 8.0
(3)ステアリン酸 2.0
(4)セタノール 2.0
(5)グリセリン 5.0
(6)トリエタノールアミン 1.0
(7)カルボキシメチルセルロース 0.7
(8)精製水 残量
(9)マイカ 15.0
(10)タルク 5.0
(11)酸化チタン 3.0
(12)着色顔料 8.0
(13)パラジメチル安息香酸−2−エチルヘキシル*1 2.0
(14)サリチル酸*2 0.001
(15)ベータカロチン*3 0.0001
(16)パントテニルエチルエーテル*4 0.1
(17)サンザシ抽出物*5 0.1
(18)香料 適量
(19)防腐剤 適量
*1 ISPヴァンダイク社製
*2 和光純薬社製
*3 シグマ社製
*4 シグマ社製
*5 丸善製薬社製
【0061】
(製法)
A.成分(1)〜(4)、(13)、(15)及び(19)を加熱混合する。
B.Aに成分(9)〜(12)を加え、均一に混合し、70℃に保つ。
C.成分(5)〜(8)及び(14)を均一に溶解し、70℃に保つ。
D.BにCを添加して、均一に乳化する。
E.Dを冷却後、成分(16)〜(18)を添加してリキッドファンデーションを得た。
【0062】
実施例9のパウダーファンデーション及び実施例10のリキッドファンデーションは、経時安定性、使用感及び仕上がりに優れ、皮膚に適用することにより、肌のくすみ、荒れ等を抑え、皮膚の老化を防止するものであった。
【0063】
【発明の効果】
以上、記述したように、金属キレート剤と紫外線防御剤と、活性酸素除去剤及び/又は抗酸化剤とを組み合わせることにより、本来それぞれの薬効剤が有する効能を十分に発揮させることができる。すなわち、慢性的な紫外線曝露により生じる肌荒れ、しわ、たるみ、皮膚の黄色化等の様々な皮膚障害を防止することができ、優れた光加齢防止効果を発揮する。
従って、本発明の組成物は美容や医療において極めて有用なものである。
Claims (4)
- 次の成分(A)、(B)及び(C);
(A)サリチル酸、酒石酸、グルコン酸、フィチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、デスフェリオキサミン、ジエチレントリアミンペンタアセチックアシッド及びその塩、o−フェナントロリン、トランスフェリン、フェリチン、ラクトフェリン、カフェイックアシッド、マルトール、プルプロガリン及びピロガロールからなる金属キレート剤から選ばれる一種又は二種以上、
(B)紫外線防御剤、
(C)マンニトールまたはアスタキサンチンから選ばれる活性酸素除去剤の一種又は二種以上、
を含有する光加齢防止用皮膚外用剤。 - 成分(A)が、サリチル酸、フィチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、及びジエチレントリアミンペンタアセチックアシッド及びその塩からなる金属キレート剤から選ばれる一種又は二種以上である請求項1記載の皮膚外用剤。
- 紫外線防御剤が、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、ジパラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、メトキシケイ皮酸オクチル、ジイソプロピルケイ皮酸メチル、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸ブチル、パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラアミノ安息香酸アミル、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸トリエタノールアミン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸メチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸フェニル、サリチル酸アミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸イソプロピルベンジル、サリチル酸カリウム、4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−メトキシジベンゾイルメタン、4−t−ブチル−4’−ヒドロキシジベンゾイルメタン、ウロカニン酸エチル、メンチル−o−アミノベンゾエート、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2−エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メンチル、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、及び酸化亜鉛から選ばれる一種又は二種以上である請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
- (A)と(C)との組み合わせが、フィチン酸もしくはその塩と、マンニトールとの組み合わせ;及びジエチレントリアミンペンタアセチックアシッド及びその塩と、アスタキサンチンとの組み合わせのいずれかである請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
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