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JP3860410B2 - ラバースイッチ - Google Patents

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JP3860410B2
JP3860410B2 JP2000377993A JP2000377993A JP3860410B2 JP 3860410 B2 JP3860410 B2 JP 3860410B2 JP 2000377993 A JP2000377993 A JP 2000377993A JP 2000377993 A JP2000377993 A JP 2000377993A JP 3860410 B2 JP3860410 B2 JP 3860410B2
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功一 斉藤
愼吉 佐々木
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はラバースイッチに係わり、特に、1枚のフィルム部材に固定接点と可動接点とを形成したラバースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のラバースイッチ21を図6に従って説明すると、ゴム等の弾性部材からなるドーム状のラバースプリング22が配設されている。このラバースプリング22は、外周部に形成した鍔部22aと、この鍔部22aの内側に形成したドーム状で内部が空洞の周壁22bと、この周壁22b頂部の中央部には、周壁22bの上方に突出する押圧部22cと、空洞内部の天井部から下方に突出するステム部22dとが形成されている。
また、鍔部22aの下面には、周壁22bの空洞内部と外部とを結ぶ通気溝22eが4方向に所定の深さで形成され、押圧部22cを押圧してラバースプリング22を弾性変形させると、空洞内部の空気が通気溝22eから排出されて、ラバースプリング22の変形に支障がないようになっている。
【0003】
また、ステム部22dの下端部にはカーボン等からなり導電性を有する可動接点23が取り付けられている。この可動接点3は、ステム部22dに円盤状に印刷、又はラバースプリング22を成形加工するときに、同時にステム部22dの下端部に密着させて取り付けられている。
そして、可動接点23と対向する下方に固定電極(図示せず)を有するメンブレンシート24が配設されている。
このメンブレンシート24は、金属板等からなる板状の基台25に載置され、ラバースプリング22は、鍔部22aがメンブレンシート24に接着剤等で取り付けられている。
【0004】
前記ラバースイッチ21のスイッチング操作は、図7に示すように、矢印A方向の下方に押圧部22cを押圧すると、周壁22bが弾性変形して、空洞内部のステム部22dが下方のメンブレンシート24側に降下する。
そして、可動接点23がメンブレンシート24に形成している固定接点(図示せず)に接触して、スイッチONされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のラバースイッチ21は、可動接点23をラバースプリング22のステム部22dに印刷、あるいは成形加工等により取り付けていたので、可動接点23の形成に時間が掛かりコストアップになっていた。
本発明は、前述のような課題を解決するために、ラバースプリング下方の1枚のフィルム部材に可動接点と固定接点とを設けることにより、可動接点の形成が容易でコストダウン可能なラバースイッチを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1解決手段として本発明のラバースイッチは、下方が解放されドーム状に形成されたラバースプリングと、このラバースプリング内部の天井部から下方に突出形成したステム部と、前記ラバースプリングの下方に配設した可撓性のあるフィルム部材と、前記フィルム部材は、表面に前記ステム部と対向する位置に形成した固定接点とを備え、前記固定接点から所定寸法離れた前記フィルム部材の前記表面に可動接点を形成し、この可動接点が形成された部分のフィルム部材を切り起こし形成して変位部を設け、この変位部は、前記固定接点側に折り返された前記ステム部に弾圧され、この状態で前記ラバースプリング上部を押圧して前記ステム部を降下させると、前記変位部が前記固定接点上に折り重ねられて前記接点部が前記固定接点に接触して導通するような構成とした。
【0007】
また、前記課題を解決するための第2解決手段として、前記固定接点は、所定寸法の隙間を挟んで互いに対向して形成した第1と第2の固定接点からなり、前記ステム部を降下させると、前記可動接点が前記固定接点に接触し、前記第1と第2の固定接点が前記可動接点を介して導通するような構成とした。
【0008】
また、前記課題を解決するための第3解決手段として、前記フィルム部材は、前記変位部を切り起こしした跡に抜き孔が形成され、この抜き孔をまたいで前記ラバースプリングを取り付け、前記ラバースプリングの内部と外部が前記抜き孔を介してつながっている構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のラバースイッチを図面を基に説明する。まず、図1は本発明のラバースイッチの上面図と要部断面図であり、図2はその動作を説明する概略図であり、図3、図4は可動接点の製造を説明する概略図であり、図5は本発明に係わる固定接点のその他の実施の形態を説明する概略図である。
【0010】
まず、本発明の形態のラバースイッチ1は、図1に示すように、下方が解放されて内部が空洞のドーム状に形成されたラバースプリング2が配設されている。
このラバースプリング2は、シリコンゴム等の部材からなり、外周部にリング状で厚肉の鍔部2aが形成され、この鍔部2aの下面は平坦状に形成されて、後述するフィルム部材3の表面に密着して取付可能になっている。
また、鍔部2aに囲まれた内周部側には、薄肉で弾性変形可能な周壁2bがドーム状に形成されている。
【0011】
また、ドーム状の周壁2b頂部には、上方に突出する押圧部2cが形成され、この押圧部2cが形成された部分のラバースプリング2内部の天井部には、図示下方に突出するステム部2dが形成されている。
そして、押圧部2cを押圧すると、周壁2bが弾性変形してステム部2dが下方に降下するようになっている。また、ラバースプリング2の下方には、可撓性を有するフィルム部材3が配設されている。このフィルム部材3は、図3、図4に示すように、表面の所定位置に円形状の可動接点4が形成され、この可動接点4から所定寸法離れた図示左側の位置に半円形状の第1と第2の固定接点5a、5bからなる固定接点5が形成されている。
前記可動接点4と固定接点5とは、カーボン等の導電部材からなり、印刷等により形成されている。
【0012】
前記第1と第2の固定接点5a、5bは、所定寸法の隙間を挟んで互いに対向して形成され、第1固定接点5aには第1配線パターン5cが、第2固定接点5bには第2配線パターン5dがそれぞれ接続して形成されている。
また、フィルム部材3は、可動接点4が形成された部分を切り起こし形成して切り起こし基部3bを有する変位部3aが設けられている。そして、切り起こし基部3bを支点として変位部3aを矢印Bの固定接点5側に折り返して固定接点5上に折り重ねると、可動接点4が固定接点5に接触可能になっている。
また、変位部3aを切り起こしした跡には、変位部3aと同形状の抜き孔3cが形成されている。
【0013】
そして、切り起こし基部3bを支点として矢印B方向に折り返した状態の変位部3aの上方からラバースプリング2をかぶせると、図1Bに示すように、片部3aがステム部2dの下端部で下方向に弾圧される。この時の変位部3aは、自身の復元力でステム部2dの下端部に弾接されている。
また、フィルム部材3は、例えば金属板等からなる基台6に載置されて取り付けされている。そして、ラバースプリング2は、フィルム部材3の表面に鍔部2aが接着剤等により固着され、フィルム部材3を介して基台6に取り付けられている。
【0014】
前記ラバースプリング2は、図1Aに示すように、抜き孔3cをまたいでフィルム部材3に取り付けられており、ラバースプリング2の内部と外部が抜き孔3cを介してつながっている。
そのために、フィルム部材3に取り付けたラバースプリング2の押圧部2cを押圧して周壁2bを弾性変形させたときに、ドーム状の空洞内部の空気が抜き孔3cから外部に排出可能になっている。
このようなラバースイッチ1は、図1Bに示すように、押圧部2cに加重を加えない初期状態においては、ステム部2dの下端に変位部3aが弾接して、ステム部2dが上方に位置し、可動接点4が固定接点5から離間してスイッチOFFの状態になっている。
【0015】
そして、本発明のラバースイッチ1をスイッチON/OFFさせるスイッチング操作を、図2に基づいて説明すると、まず、押圧部材2cに矢印Cの荷重を加えて下方に押圧する。すると、ステム部2dの降下により、変位部3aが切り起こし基部3bを支点として固定接点5上に折り重ねられて、可動接点4が固定接点5に弾接される。
すると、第1と第2の固定接点5a、5bが可動接点4を介して電気的に導通することによりスイッチONの状態になる。
また、押圧部2cの押圧を加除すると、図1Bに示すように、スイッチOFFの状態となって初期状態に復帰する。
このような本発明のラバースイッチ1は、従来のように、円盤状の可動接点をステム部の端部に一体形成する必要がない。
【0016】
また、本発明の実施の形態では、固定接点5の形状を、互いに対向する第1と第2の固定接点5a、5bで説明したが、図5に示すように、固定接点15は可動接点14と同形状の円形状に形成したものでも良い。
この場合のフィルム部材13の変位部13aに形成した可動接点14には、配線パターン14aが接続され、変位部13aを切り起こしして固定接点15上に折り重ねすると、可動接点14が固定接点15に接触して可動接点14と固定接点15とが導通することによりスイッチONの状態にすることができる。
【0017】
また、本発明の実施の形態では、可動接点4を円形状、及び固定接点5を半円形状または円形状のもので説明したが、可動接点4及び固定接点5は、このような形状に限定されず、互いに電気的に導通可能な形状であれば良い。
例えば、第1と第2の固定接点5a、5bは、図示は省略するが、細長状の配線パター5c、5dを延長形成したものでも良い。
【0018】
【発明の効果】
本発明のラバースイッチは、フィルム部材を切り起こし形成して変位部を設け、この変位部は、固定接点側に折り返したときの復元力でステム部に弾接され、この状態でラバースプリング上部を押圧してステム部を降下させると、変位部が固定接点上に折り重ねられて可動接点が固定接点に接触して導通するようにしたので、可動接点と固定接点とを1枚のフィルム部材の表面に同時に形成することができ、従来のようにラバースプリング内部のステム部に可動接点を形成する必要がなく、可動接点の形成が容易となり、コストダウンが可能なラバースイッチを提供できる。
【0019】
また、前記固定接点は、所定寸法の隙間を挟んで互いに対向して形成した第1と第2の固定接点からなり、前記ステム部を降下させると、前記可動接点が前記固定接点に接触し、前記第1と第2の固定接点が前記可動接点を介して導通するようにしたので、可動接点から配線パターを引き出ししなくてよく、可動接点を印刷等により容易に製造することができる。
【0020】
また、前記フィルム部材は、前記変位部を切り起こしした跡に抜き孔が形成され、この抜き孔をまたいで前記ラバースプリングを取り付けられ、ラバースプリング2の内部と外部が抜き孔を介してつながっているので、フィルム部材に取り付けたラバースプリングの押圧部を押圧したときに、ドーム状の空洞内部の空気を抜き孔から外部にスムーズに排出することができる。
そのために、スイッチング操作時に、押圧部を違和感なくスムーズに押圧操作することができ、操作性の良いラバースイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラバースイッチの上面図と要部断面図である。
【図2】図1に示すラバースイッチの動作を説明する要部断面図である。
【図3】本発明に係わる可動接点の製造を説明する概略図である。
【図4】本発明に係わる可動接点の製造を説明する概略図である。
【図5】本発明に係わる固定接点のその他の実施の形態を説明する概略図である。
【図6】従来のラバースイッチの上面図と要部断面図である。
【図7】従来のラバースイッチの動作を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
1 ラバースイッチ
2 ラバースプリング
2a 鍔部
2b 周壁
2c 押圧部
2d ステム部
3 フィルム部材
3a 変位部
3b 切り起こし基部
3c 抜き孔
4 可動接点
5 固定接点
5a 第1の固定接点
5b 第2の固定接点
6 基台

Claims (3)

  1. 下方が解放されドーム状に形成されたラバースプリングと、このラバースプリング内部の天井部から下方に突出形成したステム部と、前記ラバースプリングの下方に配設した可撓性のあるフィルム部材と、前記フィルム部材は、表面に前記ステム部と対向する位置に形成した固定接点とを備え、前記固定接点から所定寸法離れた前記フィルム部材の前記表面に可動接点を形成し、この可動接点が形成された部分のフィルム部材を切り起こし形成して変位部を設け、この変位部は、前記固定接点側に折り返えされて前記ステム部に弾圧され、この状態で前記ラバースプリング上部を押圧して前記ステム部を降下させると、前記変位部が前記固定接点上に折り重ねられて前記可動接点が前記固定接点に接触して導通するようにしたことを特徴とするラバースイッチ。
  2. 前記固定接点は、所定寸法の隙間を挟んで互いに対向して形成した第1と第2の固定接点からなり、前記ステム部を降下させると、前記可動接点が前記固定接点に接触し、前記第1と第2の固定接点が前記可動接点を介して導通するようにしたことを特徴とする請求項1記載のラバースイッチ。
  3. 前記フィルム部材は、前記変位部を切り起こしした跡に抜き孔が形成され、この抜き孔をまたいで前記ラバースプリングを取り付け、前記ラバースプリングの内部と外部が前記抜き孔を介してつながっていることを特徴とする請求項1、又は2記載のラバースイッチ。
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