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JP3858435B2 - 水平偏向回路 - Google Patents

水平偏向回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は陰極線管(CRT)を用いたテレビジョンディスプレイ装置に用いられる水平偏向回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般のテレビジョン受像機に使用されている水平偏向回路は、図に示すように、ダイオード変調回路でピンクッション歪みを補正しながら水平偏向ヨークに鋸歯状波電流を供給すると共に、CRTに供給する高電圧を発生するフライバックトランスを負荷とする回路構成をとっている。
また一般に、水平出力用のスッチング素子としてはトランジスタを使用しているので、図6に示すようなトランジスタを用いた水平偏向回路で水平偏向の基本動作説明をする。
【0003】
図6において、ベースに正極性の水平ドライブパルスが加わり水平出力トランジスタ31がオンすると、フライバックトランス36の1次巻線を介してコレクター電流が直線的に増加しながら流れ、水平偏向ヨーク34に正の偏向電流が流れる。つぎに、水平出力トランジスタ31がオフされると、コレクター電流は0となるが、フライバックトランス36の1次巻線と水平偏向ヨーク34の合成インダクタンスと共振コンデンサ33,53が共振しながら、水平偏向ヨーク34から共振コンデンサ33,53に充電電流が流れ込み、つぎにはそれを放電する放電電流が水平偏向ヨーク34に流れ込む。しかし、ダンパーダイオード32,52が水平偏向ヨーク34に接続されているために、この共振現象はこの段階で停止して、水平偏向ヨーク34からの逆方向電流は共振コンデンサ33,53には流れず、ダンパーダイオード32,52を流れる。
【0004】
上述の動作を数式的に下記に示す。ここで、水平偏向ヨーク34に流れる水平偏向電流Iの最大振幅(peak to peak値、以下PP値と記す)をIpp、水平偏向ヨーク34の両端にかかる電圧Vの最大電圧をVp、水平偏向ヨーク34のインダクタンスをL、水平帰線(以下、リトレースと記す)期間をTreとすると、
V=L(dI/dt)‥‥(1)
リトレースパルスが正弦波曲線で近似できる場合は
Vp=(π/2)LIpp/Tre‥‥(2)
となる。
【0005】
一方、使用するCRTと水平偏向ヨーク34が決定されると、その水平偏向ヨーク34で電子ビームを走査するために必要となる偏向磁界のエネルギーはCRTの形状や高圧条件等で一義的に決まってしまう。インダクタンスLに流れる電流Iの有する磁気的エネルギーは(1/2)LI2 であるから、LIpp2 はこの水平偏向ヨーク34の偏向能率を表すものとなる。この偏向能率をWとすると、
LIpp2 =W‥‥(3)
(2)、(3)式より
IppVp=(π/2)W/Tre‥‥(4)
(4)式において、W,Treを一定とすると、水平偏向電流Ippは水平偏向ヨーク34両端のリトレースパルス電圧Vpに反比例する。
【0006】
図6に示すような従来から使用されている水平偏向回路では、リトレース期間のVpはスイッチング素子の両端電圧より必ず小さくなるので、Vpはスイッチング素子の制約を受ける。従って、たとえばフリッカーフリーのテレビジョン受像機のように水平偏向周波数が通常の2倍となる場合、Treが1/2となるので、スイッチング素子の耐圧性能からみてVpを変えないとすれば、Ippは2倍になり、これによる回路の各素子における電力ロスが増加する。この対策により、各素子をはじめ、回路コストの上昇を余儀なくされる。
【0007】
また、従来の図6に示す如き水平偏向回路では高圧負荷が急激に変動した場合、たとえば、クロスハッチと呼ばれる黒い画面に縦横の白い線が等間隔で表示されたような画面において、水平の白い線が表示されている間は高圧の負荷が非常に高く、その後の白の縦線のみが表示されている部分では高圧の負荷が非常に軽くなるような画面が表示されている場合、フライバックトランス36の1次巻線の一端が水平偏向ヨーク34を通じてS字補正コンデンサ55,35につながっているために、高圧負荷の変動によるフライバックトランス36の1次側の負荷電流変動が水平偏向ヨーク34の電流の変動となって現れるため、画面上で白い水平線直後の垂直線が左右に振動をおこすいわゆる「バー後振動」が生じるため、S字補正コンデンサ55の両端に並列にバー後振動を軽減するためのダンピング回路56を接続していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のような問題を解決するためになされたもので、水平偏向ヨークにかかるリトレースパルス電圧を大きくとり、偏向電流を小さくすると共に、水平方向の画サイズ調整、及び歪み補正を容易に行うことができ、かつ、上述バー後振動を発生しにくくする水平偏向回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明水平偏向回路は、水平ドライブ信号が供給されることによりオン・オフ制御される第1のスイッチング素子と第1のダンパーダイオードと第1の共振コンデンサとをそれぞれ並列に接続する第1の並列回路であって、その一端が所定電位とされる第1の並列回路と、第2のスイッチング素子と第2のダンパーダイオードと第2の共振コンデンサとをそれぞれ並列に接続する第2の並列回路であって、この第1の並列回路の他端に一端が接続されることでこの第1の並列回路に直列接続される第2の並列回路と、水平偏向ヨークS字補正コンデンサを直列接続すると共に、この第1の並列回路の一端とこの第2の並列回路の他端との間に接続される直列回路と、この第1の並列回路の他端またはこの第2の並列回路の他端に対して接続され、この所定電位より高電位とされる直流電圧が供給されるコイルと、この第1のスイッチング素子がオンすると同時に第2のスイッチング素子をオン制御するスイッチング素子制御手段であって、この第1のスイッチング素子がオフすることで開始するリトレース期間中にこの第2のスイッチング素子をオフさせると共に、これら第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子がオフしている期間におけるこの第1のスイッチング素子の両端電圧とこの第2のスイッチング素子の両端電圧との比較、またはこの第1のスイッチング素子の両端電圧と、この第1のスイッチング素子及びこの第2のスイッチング素子の両方にかかる和の両端電圧との比較に基づきこの第2のスイッチング素子のオフ開始時期を制御するスイッチング素子制御手段を具備し、このスイッチング素子制御手段によりこの第2のスイッチング素子のオフ開始時期の制御によりこの水平偏向ヨークにかかるリトレスパルス電圧を制御することでこの水平偏向ヨークの偏向電流を調整するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る水平偏向回路の基本的な回路構成図である。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態例の水平偏向回路は、水平出力のスイッチング素子11とダンパーダイオード12と共振コンデンサ13との並列回路と、スイッチング素子21とダンパーダイオード22と共振コンデンサ23との並列回路とを直列接続して、その接続点にフライバックトランス6の1次巻線を介して電源供給を行う。スイッチング素子11の他の一端は接地され、スイッチング素子21の他の一端には水平偏向ヨーク4を接続し、さらにこの水平偏向ヨーク4に直列にS字補正コンデンサ5を接続し、S字補正コンデンサ5の他端は接地する。
【0015】
また、水平偏向ヨーク4とS字補正コンデンサ5の直列接続の両端に共振コンデンサ3を並列接続する。このような水平偏向回路にスイッチング素子11,21の両端電圧を読みとるパルス読みとり回路17,27と、その電圧に基づき演算してスイッチング素子21のオン、オフを制御するスイッチング素子制御回路40を備えている。
【0016】
つぎに、この回路動作を図1、図2、図3を参照して説明する。
図1において、水平ドライブ信号が水平出力のスイッチング素子11に入力し、水平出力のスイッチング素子11をオンさせると同時に、スイッチング素子制御回路40も動作して、スイッチング素子21もオンさせ、両者とも導通状態となり、水平偏向ヨーク4に偏向電流が流れる。一方、スイッチング素子11はスイッチング素子21より先にオフするが、これによってリトレース期間(水平帰線期間)がはじまる。このリトレース区間中にスイッチング素子21をスイッチング素子制御回路40によりオンオフ制御させる。これら一連の動作を水平偏向期間を区切り、等価回路を用いて説明する。
【0017】
〈トレース区間a〉
トレース区間aはスイッチング素子11,21の両方が導通している状態で、等価回路は図3Aのようになり、従来から用いられているスイッチング素子1段の水平偏向回路と同じ形となる(この動作状態では図6の水平偏向回路の等価回路も図3Aと同じである)。この時は偏向電流、フライバックトランス電流は共に、それぞれS字補正コンデンサ5の両端電圧、電源電圧に応じた傾きで増加する。この時の偏向電流の波形を図2Dに示す。
【0018】
〈リトレース区間の初期〉
リトレース期間に入るには、水平ドライブ信号により、まずスイッチング素子11をオフする。この時、まだスイッチング素子21が導通しているので等価回路は図3Bのようになり、共振コンデンサが2つあるだけでこれも通常の水平偏向回路と同様である。この時フライバックトランス6や水平偏向ヨーク4に流れていた電流は共振コンデンサ3,13に流れ込み、共振コンデンサ3,13の両端に電圧を生じ、それによって電流は反転動作を開始する。すなわち、共振動作をはじめ、その電圧、電流波形が図2の区間bとなる。
【0019】
〈リトレース区間におけるスイッチング素子21のオフ期間〉
リトレース区間の後半、偏向電流が0に達した後、スイッチング素子21をオフしてもダンパーダイオード22があるために等価回路は図3Bのままでなんら変化も起きないが、リトレースの前半まだ偏向電流が0に達する前にスイッチング素子21をオフしたときの等価回路は図3Cのようになり、水平偏向ヨーク4に直列にもう一つの共振コンデンサ23が接続されたことになる。
【0020】
そして偏向電流が共振コンデンサ23にも流れ込むので共振コンデンサ23の両端にも電圧を生じるようになり、水平偏向ヨーク4の両端には、スイッチング素子11の両端のパルスより大きなパルス電圧をかけることができる(図2A参照)。
【0021】
ここで、スイッチング素子11の両端のリトレースパルス電圧のピーク値は電源電圧、リトレース時間及びトレース時間の比で一義的に決まり、一定となるので、このパルス(図2B参照)をフライバックトランス6で昇圧して、CRTの電子銃に用いる高電圧とすることができる。
【0022】
〈リトレース区間後半〉
リトレース区間は共振コンデンサ3,13,23に流れ込んでいた電荷が全て流れ出て両端電圧が0となったときダンパーダイオードが自動的に導通して終了する(ダイオードは簡単のため理想的ダイオードとする)。
ここで、共振コンデンサ23に流れ込む電流は共振コンデンサ13に流れ込む電流より常に少ないので、共振コンデンサ23の方が早く電荷がなくなり、ダンパーダイオード22がダンパーダイオード12より先に導通する。このために、スイッチング素子21の両端に生じるパルスの方がスイッチング素子11の両端に生じるパルスよりパルス幅が細くなる(図2B,Cの区間c参照)。
【0023】
さらに、スイッチング素子21のオフタイミングを遅らせると、共振コンデンサ23に流れ込む電流はさらに少なくなるので、この時スイッチング素子21の両端のパルスは、パルス幅がさらに細くなり、パルス高も低いものとなる。つまりスイッチング素子21のオフタイミングの位相をコントロールすることにより、水平偏向ヨーク4の両端にかかるリトレースパルス電圧をコントロールすることができ、結果的に偏向電流の振幅を可変することができる。
なお、図2の区間dは等価回路は区間bと同じものとなるので、説明は略す。
【0024】
〈トレース区間e〉
さて、こうしてダンパーダイオード22が導通してしまうと回路は図3Bの等価回路の形にもどり共振コンデンサ3,13の両端電圧が0となるまで通常の偏向回路と同様にリトレース動作を続け、リトレース終了と共に図3Aの等価回路の形にもどり、トレース区間eに入る。このトレース区間eにおいては、水平偏向ヨーク4からダンパーダイオード12,22の順方向に水平偏向電流が流れる(図2D参照)。そしてこの間に、スイッチング素子11,21を導通状態にしておき、つぎのトレース区間aに備える。
【0025】
以上、水平偏向電流は上述の偏向区間a,b,c,d,eを繰り返すことで、水平偏向ヨーク4は水平偏向磁界を形成する。
【0026】
つぎに、スイッチング素子のオフタイミングを制御することにより、水平偏向電流の振幅を可変して、ピンクッション歪みや水平の画サイズ調整を行う方法について、詳細な説明を行う。
【0027】
水平偏向電流の最大振幅(PP値)Ippはリトレース期間の水平偏向ヨークの両端にかかるリトレースパルス電圧の積分値に比例する。ところが、このリトレースパルス電圧は1200〜2200ボルト位あるので、これを処理可能な低電圧に分圧して、この電圧と水平偏向の振幅を表す基準電圧とを比較し、その差分を積分した上で、この積分値が0となるように、スイッチング素子のドライブ信号にフィードバックをかけて、精度高く、水平偏向電流のIppを制御しようとするものである。この実施の形態の一例が図1に示すスイッチング素子制御回路40である。
【0028】
図1において、パルス読みとり回路17,27でスイッチング素子11,21両端にかかるリトレースパルス電圧をそれぞれ検出する。なお、この検出電圧は、コンデンサ分割等を用いて、リトレースパルス電圧を分圧したものである。この検出電圧をスイッチング素子制御回路40に入力し、演算増幅器等の引き算器41を用いて、スイッチング素子11のリトレースパルス電圧(分圧値)からスイッチング素子21のリトレースパルス電圧(分圧値)を引き算する。この差電圧と所定の水平振幅に対応する振幅コントロール電圧とを比較器42で比較する。この振幅コントロール電圧は通常、ピンクッション歪みを補正するためのパラボラ状の電圧が加算されている。
【0029】
そして、比較された電圧は積分器43で積分されて直流電圧となり、スイッチング素子21のドライブ信号の位相(オフのタイミング)調整の信号として位相調整器44に入力される。そして位相調整器44で形成されたタイミングパルスはドライブ波形発生器45において、スイッチング素子21をドライブするのに十分なドライブ信号を形成する。このようなフィードバックループにより、スイッチング素子21はオフタイミングを制御しつつ、偏向電流を出力する。
【0030】
以上は、オフタイミングの閉ループ制御系が安定動作の状態にある場合の動作であるが、回路構成によっては、電源投入時の立ち上がり時等の過渡期には、異なる動作をすることがあるので、注意を要する。
【0031】
図1に示す制御系において、スイッチング素子11のリトレースパルスの電圧波形(分圧値)からスイッチング素子21のリトレースパルスの電圧波形(分圧値)を差し引いた面積は、偏向電流の振幅に対して、線形に変化する。そして、電源の立ち上がり時は、その差し引きの面積がある大きさに達するまでスイッチング素子21の両端にリトレースパルスが生じないようにフィードバックループが動作する。すなわち、スイッチング素子11の両端のリトレースパルスがある所定の波高値に達するまではスイッチング素子21の両端にリトレースパルスは発生しないので、安定した立ち上がりとなる。
【0032】
また、水平偏向回路として、図1と類似した回路構成であるが、図4に示すように、電源の供給点と接地点を変えた回路でも同様の効果が得られる。この水平偏向回路は、スイッチング素子11とダンパーダイオード12と共振コンデンサ13との並列回路と、スイッチング素子21とダンパーダイオード22と共振コンデンサ23との並列回路とを直列接続して、その接続点を接地している。そして、電源供給はスイッチング素子21の他の一端へフライバックトランス6の1次巻線を介して行う。このフライバックトランス6に接続されたスイッチング素子21を水平ドライブ信号で駆動する。
【0033】
水平偏向ヨーク4とS字補正コンデンサ5の直列接続されたものと、共振コンデンサ3と、スイッチング素子11,21の直列接続したものとを並列接続する。
【0034】
リトレース期間において、スイッチング素子のオフタイミングを制御して、水平の画サイズやピンクッション歪みを調整するのは、上述の図1と同様に、スイッチング素子21,11のリトレースパルス電圧の差電圧をフィードバックして行う。ただし、制御信号となるドライブ波形発生器出力はフライバックトランス6に接続されていない方のスイッチング素子11に入力する。以上がこの回路の回路構成であるが、その動作説明は図1の回路動作とほぼ同じであるので省略する。
【0035】
なお、このスイッチング素子のタイミング制御方法は、上述の方法に限ることなく、たとえば、図5A,B(図5A及びBにおいては、夫々図1及び図4と同様でありその対応する部分には同一符号を付し、その説明は省略する。)に示す如くスイッチング素子11の両端電圧と、スイッチング素子21及びスイッチング素子11の両端にかかる電圧の和の電圧との比較電圧をスイッチング素子制御回路40に入力し、上述と同じような制御動作をさせる、あるいは、スイッチング素子21のリトレースパルス電圧だけを検出して、図1に示すようなスイッチング素子制御回路40に入力し、上述と同じような制御動作をさせて、スイッチング素子21のオフタイミングを制御することもできる。ただし、この時は電源立ち上がり時はスイッチング素子制御回路40の動作を一時停止させるなどして、立ち上がり時を別途制御する必要がある。
【0036】
なお、図1、図5Aに示した回路構成の場合、クロスハッチ等の信号が表示された時の高圧の負荷変動が急激に起こった場合も、フライバックトランス6の1次巻線と水平偏向ヨーク4が直接つながっておらず、その負荷変動の1次側への影響が水平偏向ヨーク4やS字補正コンデンサ5に直接伝わらないため、管面上のいわゆるバー後振動といわれる現象が非常に起こりにくい。
【0037】
また、本発明は上述例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、水平出力用のスイッチング素子の耐圧を低くとることができる一方、水平偏向ヨークにかかるリトレースパルス電圧を大きくとり、偏向電流を小さくして偏向系の電力ロスを低減できると共に、水平方向の画サイズ調整や歪み補正を容易に行うことができる。
【0039】
また、本発明によれば従来の水平偏向回路に比べ、水平偏向ヨークの両端のリトレースパルス電圧を大きくできることを利用して、水平のリトレース期間を従来より短くできる。さらに、水平偏向ヨークに直列接続されたS字補正コンデンサを接地する回路構成をとることができるので、このS字補正コンデンサと接地間に部品または回路を付加して容易に各種の偏向系補正を行うことができる。
【0040】
またこの請求項1の発明によればバー後振動の発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明水平偏向回路の実施の形態の例を示す回路構成図である。
【図2】実施の形態例の水平偏向回路の各部の電圧、電流波形図である。
【図3】実施の形態例の水平偏向回路の動作を説明する等価回路図である。
【図4】本発明の実施の形態の他の例を示す回路構成図である。
【図5】A及びBは夫々本発明の実施の形態の他の例を示す回路構成図である。
【図6】従来の水平偏向回路の例を示す回路図である。
【符号の説明】
3,13,23,33,53‥‥共振コンデンサ、4,34‥‥水平偏向ヨーク、5,35,55‥‥S字補正コンデンサ、6,36‥‥フライバックトランス、11,21‥‥スイッチング素子、12,22,32,52‥‥ダンパーダイオード、17,27‥‥パルス読みとり回路、31‥‥水平出力トランジスタ、40‥‥スイッチング素子制御回路、41‥‥引き算器、42‥‥比較器、43‥‥積分器、44‥‥位相調整器、45‥‥ドライブ波形発生器

Claims (4)

  1. 水平ドライブ信号が供給されることによりオン・オフ制御される第1のスイッチング素子と第1のダンパーダイオードと第1の共振コンデンサとをそれぞれ並列に接続する第1の並列回路であって、その一端が所定電位とされる第1の並列回路と、
    第2のスイッチング素子と第2のダンパーダイオードと第2の共振コンデンサとをそれぞれ並列に接続する第2の並列回路であって、前記第1の並列回路の他端に一端が接続されることで前記第1の並列回路に直列接続される第2の並列回路と、
    水平偏向ヨークS字補正コンデンサを直列接続すると共に、前記第1の並列回路の一端と前記第2の並列回路の他端との間に接続される直列回路と、
    前記第1の並列回路の他端または前記第2の並列回路の他端に対して接続され、前記所定電位より高電位とされる直流電圧が供給されるコイルと、
    前記第1のスイッチング素子がオンすると同時に第2のスイッチング素子をオン制御するスイッチング素子制御手段であって、前記第1のスイッチング素子がオフすることで開始するリトレース期間中に前記第2のスイッチング素子をオフさせると共に、これら第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子がオフしている期間における前記第1のスイッチング素子の両端電圧と前記第2のスイッチング素子の両端電圧との比較、または前記第1のスイッチング素子の両端電圧と、前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子の両方にかかる和の両端電圧との比較に基づき前記第2のスイッチング素子のオフ開始時期を制御するスイッチング素子制御手段
    を具備し、
    前記スイッチング素子制御手段により前記第2のスイッチング素子のオフ開始時期の制御により前記水平偏向ヨークにかかるリトレスパルス電圧を制御することで前記水平偏向ヨークの偏向電流を調整することを特徴とする水平偏向回路。
  2. 請求項1記載の水平偏向回路において、
    前記コイルは、フライバックトランスの1次巻線とされることを特徴とする水平偏向回路。
  3. 請求項1記載の水平偏向回路において、
    前記第1のスイッチング素子がオフしている期間における前記第1のスイッチング素子の両端電圧を分圧により検出する第 1 の検出手段と、
    前記第2のスイッチング素子がオフしている期間における前記第2のスイッチング素子の両端電圧または前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子の両方にかかる和の両端電圧を検出する第 2 の検出手段と
    をさらに具備することを特徴とする水平偏向回路。
  4. 請求項 3 記載の水平偏向回路において、
    前記第 1 の検出手段による検出電圧と前記第 2 の検出手段による検出電圧との差電圧を求める引き算器と、
    該引き算器からの差電圧と所定の水平振幅に対応した振幅コントロール電圧とを比較する比較器と、
    該比較器からの出力電圧を積分する積分器と、
    該積分器から出力される直流電圧に基づき前記第2のスイッチング素子に対してオフさせるタイミングを調整する位相調整器と
    をさらに具備することを特徴とする水平偏向回路。
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