JP3854706B2 - 画像処理装置、方法および記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラーバランス調整に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラー画像、又は、カラー入出力機器のずれたカラーバランスを調整する方法には、大きく分け2つの方法が存在する。一つは、カラー画像がRGB、もしくはCMYK色空間で表現されている場合に、そのRGB、もしくはCMYK色空間で調整する方法である。もう一つは、RGB、もしくは、CMYK色空間から何らかの明度と色度を表現する色空間に一度変換してから、明度と色度のカラーバランス別々の空間で調整する。そして、調整された明度と色度をもう一度元の色空間に逆変換する方法である。以下、RGB画像データに関する第1、及び、第2の方法を説明する。
【0003】
第1の方法は、例えば、以下のような式でその調整方法を表現することが出来る。
【0004】
R′=R+α…(1)
G′=G+β…(2)
B′=B+γ…(3)
ただし、α、β、γは、正、又は、負の任意の数。
【0005】
このα、β、γ、の値を変えることによって、対象画像のカラーバランスを調整することが出来る。
【0006】
また、第2の方法は、例えば、RGBをCIEで規定されているL* a* b* 色空間に変換
RGB→L* a* b*
してから調整する方法である。ここで、L* は明度を、a* b* は色度を示す。そして、L* a* b* 空間上で以下のような変換処理を行う。
【0007】
L*′=L* +α…(4)
a*′=a* +β…(5)
b*′=b* +γ…(6)
ただし、α、β、γは、正、又は、負の任意の数。
そして、L*′a*′b*′からR′G′B′に逆変換することに
L*′a*′b*′→R′G′B′
カラーバランスの調整処理を実現することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例1では、RGB各色にそれぞれ適当な値の調整量を、加算もしくは引算して行なうため、明度と色度の調整が同時に行なわれてしまう。従って、オペレータが色みだけを調整したい場合でも、明度も調整されてしまうという欠点が存在した。さらに、均等色の色空間でない、RGB空間において、対象となる画素データの明度の値に関係なく、一定のRGBのカラーバランス調整を行なうため、見ための調整量が明度によって異なるという問題点が存在する。
【0009】
一方、上記従来例2では、RGB色空間から明度/色度を表す別の空間に色変換してからカラーバランス調整するため、明度と色度を別々に調整することが可能である。従って、オペレータの調整意図をダイレクトに反映できるが、RGBから明度/色度を表す色空間への変換に多くの時間を要するという欠点が存在した。
【0010】
そこで、本発明は、以上2つの従来例における長所を兼ね備えた色バランス調整を実現することにある。つまり、色調整処理を高速にし、しかも、処理画像データの明度を変えることなく色バランス調整を実現することを第1の目的とする。
【0011】
また、色バランス調整方法において、対象となる画像データの明度の大きさによって、色度のバランス調整の調整量を制御することを可能とし、人間の視覚特性に応じた色バランス調整を簡単な構成で行えるようにすることを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために第1の発明は、赤、緑、青色成分で構成されるRGB画像データを入力する入力手段と、
前記赤、緑、青色成分の値の合計値を算出する算出手段と、
赤色成分と緑色成分とで示される2次元上の三角形で示される領域を各頂点が基本色に対応する四角形で示される領域に対応付け、前記四角形で示される領域を複数のセルに分割し、各セルに目標値と移動係数を予め設定しておき、ユーザの指示に基づきセルを選択することにより目標値と移動係数を選択させる選択手段、
前記選択された目標値と移動係数から前記RGB画像データの赤色成分と緑色成分に対して色バランス調整処理を行う色バランス調整処理手段と、
前記合計値から前記色バランス調整処理が行われた赤色成分と緑色成分を減算した結果を青色成分として求める手段とを有することを特徴とする。
【0013】
また、第2の発明では赤、緑、青色成分で構成されるRGB画像データを入力する入力工程と、
前記赤、緑、青色成分の値の合計値を算出する算出工程と、
赤色成分と緑色成分とで示される2次元上の三角形で示される領域を各頂点が基本色に対応する四角形で示される領域に対応付け、前記四角形で示される領域を複数のセルに分割し、各セルに目標値と移動係数を予め設定しておき、ユーザの指示に基づきセルを選択することにより目標値と移動係数を選択させる選択工程、
前記選択された目標値と移動係数から前記RGB画像データの赤色成分と緑色成分に対して色バランス調整処理を行う色バランス調整処理工程と、
前記合計値から前記色バランス調整処理が行われた赤色成分と緑色成分を減算した結果を青色成分として求める工程とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1は、本発明が適用されるシステムの概念を示す図である。図1において、101は、画像処理装置をコントロールするためのグラフィカルユーザーインターフェース(以下、GUIと呼ぶ)である。102は、明度/色度調整マップ部であり、101のGUIにより指定されたセルに応じて、カラーバランス調整処理を行なうための調整量を画像処理部104に送る。103は、画像入力部であり、対象となる画像データを画像処理部104に転送する。104は、画像処理部であり、画像入力部103からの画像データを明度/色度調整マップ部102からの調整量に基づきカラーバランス調整を行なうための画像処理を実行し、その結果を画像出力部105に転送する。画像出力部105では、画像処理部104にて処理された画像データの出力処理を行う。このように、本実施形態は、オペレーターがGUI101を用いて、カラーバランス調整処理のための調整量(明度/色度調整マップ102)を指定し、その指定結果に基づき画像入力部103からの画像データを画像処理104し、画像出力部105に転送するものである。
【0015】
図2は、図1を具体的に実施するシステム例である。本実施形態は、ソフトウエア/ハードウエアの2つの実施形態と画像入力/画像出力時の2つのケースの計4つの組合せ実施形態が存在する。201は、コンピュータであり、GUI101等のソフトウエアが実装される。スキャナ202、デジタルカメラ203は処理される画像データをとり込むための入力装置である。ディスプレイ204、プリンター205は、カラーバランス処理された画像データを表示、又は、プリンタアウトするための出力装置である。
【0016】
以下に、4通りの具体的な実施形態に関して述べる。
【0017】
〔ソフトウエアとして実施される場合〕
(入力時)
スキャナ202、又は、デジタルカメラ203から入力された画像データは、コンピュータ201に転送される。コンピュータ201において、GUI101により指定された明度/色度調整マップ部102の調整量に基づき、ソフトウエアによって、カラーバランス調整処理される。処理結果の画像データは、ディスプレイ204にて表示、プリンター205にてプリントアウト、又は、ファイルとしてコンピュータ201内に保存される。
【0018】
(出力時)
コンピュータ201内に既に入力された画像データは、コンピュータ201内において、GUI101により指定された明度/色度調整マップ部102の調整量に基づき、ソフトウエアによってカラーバランス調整処理される。処理結果の画像データは、ディスプレイ204にて表示、プリンター205にてプリントアウト、又はファイルとしてコンピュータ201内に保存される。
【0019】
〔ハードウエアとして実施される場合〕
(入力時)
コンピュータ201内のGUI101により指定された明度/色度調整マップ部102の調整量が、スキャナ201、デジタルカメラ203に転送される。スキャナ202やデジタルカメラ203では、その調整量に基づきハードウエアによってカラーバランス調整処理され、その結果がコンピュータ201に転送される。
【0020】
(出力時)
コンピュータ201内のGUI101により指定された明度/色度調整マップ部102の調整量が、ディスプレイ204、プリンター205に転送される。そして、各デバイスでは、その調整量の基づき、内部のハードウエアによって、カラーバランス調整処理されたものが表示、又は、プリントアウトされる。
【0021】
ハードウエアで実施される場合について、以下に詳しく述べる。
【0022】
図3は、明度調整マップで、GUI101により、この明度調整マップいずれかのセルを選択することによって、明度調整時に実行する明るさ(L)とコントラスト(C)を指定するものである。マップサイズは、2xn+1(n:整数)である。本実施形態では、n=6であるため、マップサイズは、13×13である。縦軸は、明るさの強弱を示し、−6〜−1,0,+1〜+6の13段階の暗〜明の指定をすることが出来る。0の時は、明るさの調整は行なわれない。同様に、横軸は、コントラストの強弱を示し、−6〜−1,0,+1〜+6の13段階のローコントラスト〜ハイコントラストまでの指定をすることが出来る。0の時は、コントラストの調整は、行なわれない。例えば、GUI101により、明度調整マップのセル(+3,−6)が指定されたならば、コントラストがC=+3で、明るさがL=−6のの組合せ明度バランス調整を行なう指定がされたことになる。
【0023】
図4は、色度調整マップであり、GUI101により、この色度調整マップのいずれかのセルを選択することによって、色度調整処理時に実行する色の方向〔Destination Color Point(Dr,Dg)〕とその調整量〔移動係数(m)〕を指定するものである。マップサイズは、図3と同様に13×13である。色度調整マップは、(0,0)のセルを中心にして、D1〜D8までの8つDestination基本色を設定し、その間は、色の補間により設定される。本実施形態では、D1〜D8の基本色をそれぞれ、red,magenta,purple,blue,cyan,green,yellowgreen,yellowに設定されている。つまり、セル(+1,0),(+2,0),…,(+6,0)は、全て、カラーバランスを調整する方向は、redであり、(+1,0) ,(+2,0),…,(+6,0)と中心から離れるに従って、その調整する調整量〔調整係数(m)〕が大きくなる。そして、D1〔(+1,0),(+2,0),…,(+6,0)〕とD2〔(+1,−1),(+2,−2),…,(+6,−6)〕の間のセルは、D1(red)とD2(magenta)の補間によってDestination Color Point(Dr,Dg)が設定される。
【0024】
このように、明度/色度のカラーバランス調整を行うに当たり、その調整範囲を示す2次元の明度/色度の調整マップを設け、調整マップ上のセルに対して1対1の関係で明度/色度のカラーバランスの調整量を制御できるため、オペレータは、指定した調整の調整結果を容易に推定することができる。
【0025】
次に、上記各色の設定方法を図5を用いて説明する。本発明では、RGBで表現された画像データを次式で示されるrgb空間に変換してからカラーバランス調整処理を実行している。
【0026】
r=R/(R+G+B)…(7)
g=G/(R+G+B)…(8)
b=B/(R+G+B)…(9)
ここで、
r+g+b=1…(10)
のため、bは、r,gが一意に定まれば、求めることが出来る。
【0027】
そこで、本発明では、図5で示されているrg空間のみを用いて色度のカラーバランス調整を実現している。図5において、rg空間は、網点の三角形の範囲内で表現される。三角形の中心はwhiteであり、三角形の辺に近づくにしたがい彩度が大きくなる。以下に、図4で示した8つの基本色のDestination Color Pointを示す。
【0028】
〔Dr,Dg〕
D1:red=〔1.0,0.0〕
D2:magenta=〔0.5,0.0〕
D3:purple=〔0.25,0.0〕
D4:blue=〔0.0,0.0〕
D5:cyan=〔0.0,0.5〕
D6:green=〔0.0,1.0〕
D7:yellowgreen=〔0.25,0.75〕
D8:yellow=〔0.5,0.5〕
【0029】
図6は、D8(yellow)のセル(+1,+1)(+2,+2),…,(+6,+6)〕が選択された時のカラーバランス調整を実行する処理の様子を示したものである。カラーバランス調整前のred−green−blueで囲まれた三角形から網点の小さい三角形にrg空間が全体的に移動し、rg空間がD8(yellow)の方向へ移動係数(m)だけ移動する。(r,g)が(r′,g′)への移動を式で表すと、
r′=r+(r−Dr)* m…(10)
g′=g+(g−Dg)* m…(11)
となる。選択されたセルの座標が中心から外側〔(+1,+1)(+2,+2),…,(+6,+6)〕に行くに従って、移動係数(m)の値が大きくなるように設定されている。従って、(10)、(11)式よりもわかるように、選択されたセルの座標が中心から離れるに従って、カラーバランスの調整量が大きくなる。
【0030】
図7は、画像処理部104を説明する図であり、図3〜6までの説明で処理した内容を実現するブロック図である。図7において、GPU701は、画像処理部104を制御するコントローラである。ROM702は、CPU701の処理内容が記述されているROMである。RAM703は、CPU701のワーク領域として利用される。色度調整処理部704、明度調整処理部705は、各々カラーバランス調整の色度、明度の調整を行う。CPU701は、ROM702に格納された処理内容に基づき、明度/色度調整マップ部102と通信し、GUI101で指定された明度セルに対応する明るさ(L)とコントラスト(C)の値が明度調整処理部705にセットされ、色度セルに対応するDestination ColorPoint(Dr,Dg)と移動係数(m)の値が色度調整処理部704にセットされる。そして、色度調整処理部704と明度調整処理部705では、そのセットされた値にしたがって、順次入力されてくるRGBの画像データを色度調整処理、そして、明度調整処理が実行される。
【0031】
図4、5、6では、RGB空間の画像データを(7),(8),(9)式を用いてrgb空間に変換して、色度のカラーバランス調整を行なうことを説明した。しかしながら、実際にrgbに変換してから調整処理を行なうのはでは、(7),(8),(9)式で示されているように、割算を含むため、変換のためのハードウエア規模が大きくなり、コストか高くなってしまう。そこで、本実施形態は、理論的には、図4、5、6のアルゴリズムを満たしながら、ハードウエア規模を小くできる実施形態を以下に説明する。
【0032】
図8は、図7の色度調整処理704処理内容を詳しく説明する図である。図8において、801は、合計値算出部であり、以下の式に示されるような入力画素R、G、Bからその合計値Sを算出する。
【0033】
S=R+G+B…(12)
802は、合計値保存型色変換処理部である。合計値算出部801で算出された合計値Sを保存した状態で、色度のカラーバランス調整処理のためのR、G、Bの画素値の変換処理を行なう。本実施形態では、合計値保存型色変換処理部802を適用することにより、入力画素値の明度を非常に簡単な式を用いて保存することができる。803は、B′生成部であり、合計値算出部801からの合計値Sと合計値保存型色変換処理部802からのR′、G′により、以下の式により、
B′ =S−R′−G′…(13)
B′を求めることができる。
【0034】
図9は、図8における合計値保存型色変換処理部802の詳しい構成を示す図である。図9のおいて、901は、画素バッファ部であり、入力画素R、Gの値を一時保存する。902は、DCPバッファ部である。図7で説明したように、明度/色度調整マップ部102からのDestination Color Point(Dr,Dg)が、CPU701により、DCPバッファ部902に書き込まれ、その値が保存される。また、903は、移動係数バッファ部であり、DCPバッファ部902と同様に、明度/色度調整マップ部102からの移動係数mが一時保存される。904は、DCP正規化部であり、DCPバッファ部902のDr、Dgと合計値算出部801からの合計値Sから入力画素値RGBに対応したDestination Color Pointを以下の式を用いて算出する。
【0035】
(S* Dr,S* Dg)…(14)
905は、移動係数正規化部であり、移動係数バッファ部903に保存されている移動係数mと合計値産出部801からの合計値Sから、入力画素R、G、Bに応じた
正規化された移動係数:m* S…(15)
が算出される。906は、移動ベクトル算出部であり、画素バッファ部901からのR、GとDCP正規化部904からの(S* Dr,S* Dg)から、次式で示される移動ベクトルを算出する。
【0036】
(R−S* Dr,G−S* Dg)…(16)
907は、移動量算出部であり、移動ベクトル算出部906からの移動ベクトル(R−S* Dr,G−S* Dg)と移動係数正規化部905からのm* Sとから、次式で示される移動量を算出する。
【0037】
(m* S* (R−S* Dr),m* S* (G−S* Dg))…(17)
908は、画素移動処理部であり、画素バッファ部901からの画素値R、Gと移動量算出部907からの移動量(m* S* (R−S* Dr),m* S* (G−S* Dg))から次式で示されるような画素移動処理が演算され、R′、G′が導き出される。
【0038】
R′=R+m* S* (R−S* Dr)…(18)
G′=G+m* S* (G−S* Dg)…(19)
以上説明したように、図8、9に示す処理方法を用いることにより、(7),(8),(9)式で示される割算を含むような、変換を行なうことなしに色度のカラーバランス調整を実現できるためハードウエア規模を小さくして、コストを下げた装置を実現することができる。
【0039】
また、図8で用いられている画素の合計値Sは、入力画素の明度値として定義した時、NTSCで規定されている以下の式で示される輝度Yとは、
Y=0.30* R+0.59* G+0.11* B…(20)
異なる。従って、合計値Sは、その明度としての精度は若干落ちるが、明度保存のためのパラメータとしては、十分な精度を保つことができ、かつ、シンプルな演算で実現できるため、明度保存のための小規模なハードウエアで実現できるという本実施例特有の効果を有する。
【0040】
(実施形態2)
実施形態1では、図9で説明したように、色度のカラーバランス調整は、対象画素の明度の値とは関係なく、調整処理を行なっている。そこで、実施形態2では、図10、11を用いて、明度によってその画素の色度調整量の制御を可能とする装置の実施形態を示す。
【0041】
図10において、合計値算出部801は、図8と同様なものであり(12)式で示される合計値Sを算出する。明度算出部1001は、入力画素の明度を算出するものであり、以下の式で示されるものを用いている。
【0042】
L=0.30* R+0.59* G+0.11* B…(21)
実施形態2では、その明度として上記(21)式で示されるものを用いているが、明度を表す式はこれに限らず、第1実施形態で用いた(12)式で示される合計値Sを用いても良い。そして、1002は、明度に応じた合計値保存型色変換処理部である。1002では、(21)式で示される明度に応じて、色度の調整量が制御可能な合計値保存型の色変換処理が行なわれる。この1002の構成に関しては、図11で詳細に説明する。803は、B′生成部であり、明度に応じた合計値保存型変換処理部1002からのR′、G′と、合計値算出部801からの合計値Sを用いて、(13)式で示される変換式によりB′を生成する。
【0043】
図11は、明度に応じた色変換処理部1001の構成を説明する図である。図11において、画素バッファ部901、DCPバッファ部902、移動係数バッファ部903、DCP正規化部904、移動係数正規化部905、移動ベクトル906、そして、移動量算出部907は、第1実施例の図9のものと全く同じであり、その詳細説明は省略する。1101は、移動量制御テーブル部であり、図15で示されているような、人間の視覚特性の逆特性を示すテーブルが設定されている。移動量制御テーブル部1101では、明度算出部1001からの明度Lによってテーブルのアドレスが指定され、そのアドレスに応じた値K(L)が出力され、明度に応じた移動量制御部1102に転送される。1102は、明度応じた移動量制御部であり、1102では、(17)式で示される移動量算出部907からの(m* S* (R−S* Dr),m* S* (G−S* Dg))と移動量制御テーブル部1101からのK(L)から、次の式で示されるような、
(K(L)* m* S* (R−S* Dr),(K(L)* m* S* (G−S* Dg))…(22)
処理がなされ、その結果が画素移動処理部908に転送される。画素移動処理部906では、次式で示される処理、
R′ =R+K(L)* m* S* (R−S* Dr)…(23)
G′=G+K(L)* m* S* (G−S* Dg)…(24)
が実行され、R′ ,G′ が得られる。
【0044】
このようにして、色度のカラーバランス調整処理を行なうことにより、明度が異なる画素間でも見ための調整量が異なることの無い、調整処理を実現することが出来る。また、図15で示した移動量制御テーブル部を、図2の入出力デバイスに合わせた特性を加味することにより、ずれた入出力機器のカラーバランスの調整を精度良く実現することが出来るという特徴を有する。
【0045】
(実施形態3)
実施形態1では、ハートウエアによる実施例を詳しく述べたが、実施形態3では、ソフトウエアで実施する場合の実施形態について、詳細に説明する。図12は、図1の構成がソフトウエアで実施された場合のフローチャートを示す図である。ステップ1202、1203は、図1のGUI101と明度/色度調整マップ部102で行なわれる処理に対応するステップであり、ステップ1204、1205、1206は、画像入力部103、画像処理部104、画像出力部105に対応するステップである。ステップ1201は、スタートステップであり、ソフトウエアの処理を開始する。ステップ1202は、明度調整量セルの選択ステップであり、GUI101を用いて、明度/色度調整マップ部102の明度調整量セルを選択する。ステップ1203は、色度調整量セルの選択ステップであり、GUI101を用いて、明度/色度調整マップ部102の色度調整量セルを選択する。ステップ1204は、色度調整ステップであり、色度調整量セルの選択ステップ1203にて選択されたセルに対応するDestination Color Point(Dr,Dg)と移動係数(m)の値を用いて、画像入力部103からの画素データを色度調整処理する(処理内容の詳細は、図13を用いて、後に説明する)。ステップ1205は、明度調整処理ステップであり、明度調整量セルの選択ステップ1202にて選択されたセルに対応する明るさ(L)とコントラスト(C)の値を用いて、色度調整処理された画素データを明度調整処理する。明度調整処理された画素データは、画像出力部105に送られる。ステップ1206は、対象画像が終了したかどうかを判定するステップであり、終了していなければ、ステップ1204に進み、処理を継続し、終了していればステップ1207へ進み、全ての処理が終了する。
【0046】
図13は、色度調整ステップ1204の処理内容を詳しく説明するフローチャートであり、実施形態1の図8、9における処理と同様の内容をソフトウエアで実現する実施例を説明するものである。図13において、ステップ1301は、RGB合計値の算出ステップであり、入力画素が(12)式を用いて、合計値を算出を行なう。ステップ1302は、DCPの正規化ステップであり、RGB合計値の算出1301ステップで求められた合計値Sと色度調整セルの選択1203ステップで選択されたセルに応じた(Dr、Dg)から(14)式で示されるようなDCPの正規化が行なわれる。ステップ1303は、移動係数の正規化ステップであり、RGB合計値の算出1301ステップで求められた合計値Sと色度調整セルの選択1203ステップで選択されたセルに応じた移動係数mから(15)式で示されるような移動係数の正規化が行なわれる。ステップ1304は、移動ベクトルの算出ステップであり、入力画素のR、GとDCPの正規化1302ステップからの(S* Dr,S* Dg)より、(16)式で示されるような移動ベクトルの算出処理が行なわれる。ステップ1305は、移動量の算出ステップであり、移動係数の正規化1303ステップからのm* Sと、移動ベクトルの算出1304ステップからの(R−S* Dr,G−S* Dg)から(17)式で示される移動量の算出が行なわれる。1306は、画素移動処理ステップであり、入力画素のR,Gと移動量の算出1305からの移動量(m* S(R−S* Dr),m* S(G−S* Dg))を用いて、(18)、(19)式で示されるような画素の移動処理が行なわれる。1307は、B′ の算出ステップであり、RGB合計値の算出1301ステップからの合計値Sと画素移動処理1306ステップから処理結果R′、G′を用いて(13)式で示されるようなB′の算出処理が行なわれる。
【0047】
以上説明したように、図12、13のフローチャートを用いることにより、実施形態1と同様にカラーバランス調整処理をソフトウエアで実現することが出来る。実施形態1の図4、5、6では、理論的には、RGB色空間で表現される画素をrg空間に変換してから、色度のカラーバランス調整を行なうことが説明されているが、実際には、図8、9で示されているようにRGB空間で調整処理を実現している。実施形態2においても、実施形態1と同様にRGB空間で実現しており、それにより、(7),(8),(9)式で示されているような割算を実行しなくても実現できるため、大幅にカラーバランス調整のための処理速度を高速にすることができる。
【0048】
(実施形態4)
実施形態2は、画素の明度値によって、色度のカラーバランスの調整量を制御可能とするハードウエア実施例であるが、実施形態4は、それをソフトウエアで実施する場合に関するものである。
【0049】
図14は、図13の色度調整ステップ1204に、明度に応じた移動量調整ステップ1401が加わったものである。ステップ1301〜1305は、実施形態3の図13と全く同じであるため、その説明を省略する。ステップ1401は、明度の算出ステップであり、実施形態2の(21)式で示されるような明度Lが算出される。ステップ1402は、明度に応じた移動量調整ステップである。ステップ1402では、移動量の算出1305ステップからの移動量(m* S(R−S* Dr),m* S(G−S* Dg))と、明度の算出1401ステップからのLから、(22)式で示されるような明度に応じた移動量の調整が行なわれる。そして、ステップ1306は、画素移動処理ステップであり、明度に応じた移動量の調整ステップ1402からの(K(L)* m* S(R−S* Dr),K(L)* m* S(G−S* Dg))と入力画素値R,Gから(23),(24)式で示されるような演算がなされて、R′ 、G′が導き出される。1307は、図13と同様に、B′の算出を行なうステップである。
【0050】
以上説明したように、図14のフローチャートを用いることにより、実施形態2と同様の明度に応じた制御を可能とするカラーバランスの調整処理をソフトウエアで実現することが出来るという効果を有する。
【0051】
(他の実施形態)
また前述した実施形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、実施形態3及び4の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0052】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0053】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0054】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0055】
更に供給されたプログラムーコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、色バランス調整を高速に実現し、しかも、処理画像データの明度を変えることなく色バランス調整を実現することができる。
【0057】
また、人間の視覚特性に応じた色バランス調整を簡単な構成で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成を示す図である。
【図2】システム構成例を示す図である。
【図3】明度調整マップを示す図である。
【図4】色度調整マップを示す図である。
【図5】rg色度図であり、図4の調整する方向の色の8つの基本色のrg色度座標を示している。
【図6】Destination Color Point(Dr,Dg)と移動係数(m)が与えられた時のrg色空間の調整の様子を示す図である。
【図7】図1の画像処理部104の構成を示す図であり、明度/色度のカラーバランス調整を行なう。
【図8】図7の明度調整処理部705の構成を示す図である。
【図9】図8の合計値保存型色変換処理部802の構成を示す図である。
【図10】図8と同様に、合計値保存型色変換処理部802の構成を示す図であるが、明度の応じた合計値保存型の色変換処理を実現することが出来る。
【図11】図10における明度に応じた合計値保存型色変換処理部1002の構成を示す図である。
【図12】本発明をソフトウエアで実施する場合のフローチャートを示す図である。
【図13】図12の色度調整1204のフローチャートを示す図である。
【図14】図13と同様に、図12の色度調整1204のフローチャートを示す図であるが、明度に応じた移動量調整を実現することが出来る。
【図15】図11の移動量制御テーブル部1101のテーブル内容を示す図であり、人間の視覚特性の逆特性を示す図である。
Claims (10)
- 赤、緑、青色成分で構成されるRGB画像データを入力する入力手段と、
前記赤、緑、青色成分の値の合計値を算出する算出手段と、
赤色成分と緑色成分とで示される2次元上の三角形で示される領域を各頂点が基本色に対応する四角形で示される領域に対応付け、前記四角形で示される領域を複数のセルに分割し、各セルに目標値と移動係数を予め設定しておき、ユーザの指示に基づきセルを選択することにより目標値と移動係数を選択させる選択手段、
前記選択された目標値と移動係数から前記RGB画像データの赤色成分と緑色成分に対して色バランス調整処理を行う色バランス調整処理手段と、
前記合計値から前記色バランス調整処理が行われた赤色成分と緑色成分を減算した結果を青色成分として求める手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記選択された目標値と移動係数から前記RGB画像データの赤色成分と緑色成分に対して色バランス調整処理を行う手段とは、前記R画像データをR、前記Gの画像データをG、前記RGB画像データの合計値をS、目標値の赤色成分をDr、目標値の緑色成分をDg、移動係数をm、色バランス調整処理後の赤色成分をR’、色バランス調整処理後の緑色成分をG’としたとき、
R′=R+m*S*(R−S*Dr)
G′=G+m*S*(G−S*Dg)
で示されることを特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。 - 前記赤成分と緑成分とで示される2次元上の三角形で示される領域を四角形で示される領域に対応付けるとは、Red,Green,Blueにより構成される三角形の頂点Green、頂点Green−頂点Red辺の中点にあるYellow、頂点Blue、そして、頂点Blue−頂点Red辺の中点にあるMagentaの4点により四角形で構成される領域に対応付けることを特徴とする請求項1項記載の画像処理装置。
- さらに、ユーザの指示に基づき明度調整を行う明度調整手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記四角形の頂点間の中点に前記基本色以外の目標基本色が割り当てられていることを特徴とする請求項1項記載の画像処理装置
- 赤、緑、青色成分で構成されるRGB画像データを入力する入力工程と、
前記赤、緑、青色成分の値の合計値を算出する算出工程と、
赤色成分と緑色成分とで示される2次元上の三角形で示される領域を各頂点が基本色に対応する四角形で示される領域に対応付け、前記四角形で示される領域を複数のセルに分割し、各セルに目標値と移動係数を予め設定しておき、ユーザの指示に基づきセルを選択することにより目標値と移動係数を選択させる選択工程、
前記選択された目標値と移動係数から前記RGB画像データの赤色成分と緑色成分に対して色バランス調整処理を行う色バランス調整処理工程と、
前記合計値から前記色バランス調整処理が行われた赤色成分と緑色成分を減算した結果を青色成分として求める工程とを有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記選択された目標値と移動係数から前記RGB画像データの赤色成分と緑色成分に対して色バランス調整処理を行う手段とは、前記R画像データをR、前記Gの画像データをG、前記RGB画像データの合計値をS、目標値の赤色成分をDr、目標値の緑色成分をDg、移動係数をm、色バランス調整処理後の赤色成分をR’、色バランス調整処理後の緑色成分をG’としたとき、
R′=R+m*S*(R−S*Dr)
G′=G+m*S*(G−S*Dg)
で示されることを特徴とする請求項5項記載の画像処理方法。 - 前記赤成分と緑成分とで示される2次元上の三角形で示される領域を 四角形で示される領域に対応付けるとは、Red,Green,Blueにより構成される三角形の頂点Green、頂点Green−頂点Red辺の中点にあるYellow、頂点Blue、そして、頂点Blue−頂点Red辺の中点にあるMagentaの4点により四角形で構成される領域に対応付けることを特徴とする請求項6項記載の画像処理方法。
- さらに、ユーザの指示に基づき明度調整を行う明度調整工程とを有することを特徴とする請求項5項記載の画像処理方法。
- 前記四角形の頂点間の中点に前記基本色以外の目標基本色が割り当てられていることを特徴とする請求項6項記載の画像処理方法。
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