JP3854524B2 - 油溶性成分安定化組成物及びその組成物を配合した化粧料、並びに油溶性成分の安定化方法 - Google Patents
油溶性成分安定化組成物及びその組成物を配合した化粧料、並びに油溶性成分の安定化方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油溶性成分安定化組成物及びその組成物を配合した化粧料、並びに油溶性成分の安定化方法に関する。更に詳しくは、経時安定性に劣る油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分が安定化された油溶性成分安定化組成物及びその組成物を配合した化粧料、並びに油溶性成分の安定化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
油溶性ビタミン類や油溶性植物成分(以下、油溶性成分ともいう)は、種々の生理機能を有するため、化粧料を始めとする種々の製剤に含有されている。
しかし、油溶性ビタミン類は重金属により徐々に分解されるため、製剤中に存在する重金属によって変質していき、あるいは製剤中の酸素によって酸化され、時間が経つにつれ油溶性ビタミン類の量は減っていく(経時安定性に劣る)という問題がある。又、油溶性植物成分は、二重結合を有するものが多く、従って、これも経時安定性に劣る場合が多いという問題がある。
【0003】
そこで従来より、例えば、ビタミンA類の一つであるレチノールや、ビタミンF類の一つであり高度不飽和脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)に、油溶性化合物の安定化剤であるBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)やBHA(ブチルヒドロキシアニソール)等を加えることによって、レチノールやDHAの経時安定化を図っている。
又、前記油溶性成分を製剤中に分散させるために、分子量1000以下の低分子量の界面活性剤、例えば、ポリオキシエチレン鎖含有化合物を含むTween−80等の低分子量ノニオン性界面活性剤等も用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記BHAやBHTを使用して、油溶性ビタミン類に十分満足のいく安定化効果を与えようとすると、0.2重量%以上という多量のBHA、BHTを必要とするため、得られた製剤の安全性、特にこれらの化合物に対するアレルギー性に関して問題が生じる場合がある。
又、低分子量のポリオキシエチレン系界面活性剤は、含有されているポリオキシエチレンが土壌中で分解され、環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)様作用を有することが疑われているため、環境適応性の点でも問題がある。
特に近年、化粧料を始めとする種々の製剤には高い安全性と環境適合性とを持つことが求められるようになり、従ってBHA、BHT及び低分子量の界面活性剤の使用量が減らされた、或いは使用していない、油溶性成分安定化組成物が求められている。
【0005】
そこで本発明は、上記要望に鑑み、優れた経時安定性を有する油溶性成分を含み且つ高い安全性及び環境適合性のある油溶性成分安定化組成物、及び油溶性成分に対し優れた経時安定性を与えると同時に高い安全性及び環境適合性のある製剤を与えることのできる油溶性成分の安定化方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
斯かる実情において、本発明者らが鋭意研究をした結果、銅や鉄等の金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分を内包させることにより、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分に優れた経時安定性を与えうることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
即ち、本発明の油溶性成分安定化組成物は、金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分を内包した油溶性成分内包粒子を含有することを特徴とする。
【0008】
本発明の油溶性成分安定化組成物においては、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分は、金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に内包されているので、組成物内に存在する鉄や銅等の金属イオンと接触する可能性が少なくなる。従って、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分は金属イオンによって変質する可能性が少なくなり、優れた経時安定性を有することになる。且つ該金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体は、安全性及び環境適合性の点でも問題がない。
従って、本発明の油溶性成分安定化組成物は、優れた経時安定性を有するとともに、安全性及び環境適合性の点でも問題がない。
【0009】
本発明の油溶性成分安定化組成物において、前記油溶性成分内包粒子には、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分とともに、シリコン油又はフッ素系油と、疎水性抗酸化剤とが内包される。
【0010】
シリコン油又はフッ素系油によって、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分と水との接触を抑えることができ、かつ疎水性抗酸化剤によって、組成物中の酸素による油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分の酸化の可能性を少なくすることができるので、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分の経時安定性は相乗的に向上する。
【0011】
本発明の油溶性成分安定化組成物には、前記油溶性成分内包粒子とともに亜硫酸塩を含有するのが好ましい。
【0012】
亜硫酸塩の存在によって、水相中に存在する酸素による油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分の酸化の可能性も少なくすることができるので、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分の経時安定性が更に高まるという利点がある。
【0013】
本発明の油溶性成分安定化組成物においては、前記油溶性成分内包粒子の表面を、前記イオン性両親媒性キトサン誘導体の電荷とは反対の電荷をもつイオン性高分子により複合化するのが好ましい。
【0014】
複合化によって油溶性成分内包粒子の強度を高めることができるので、該粒子内に内包されている油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分が、水と接触する可能性がさらに抑えられ、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分の経時安定性が更に高まる。
【0015】
本発明の油溶性成分安定化組成物においては、前記油溶性ビタミン類が、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンD及びその誘導体、ビタミンF及びその誘導体、ビタミンK及びその誘導体、ビタミンA及びその誘導体、及びビタミンB誘導体から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
【0016】
本発明の化粧料は、上述のような油溶性成分安定化組成物を含有することを特徴とする。
【0017】
本発明の油溶性成分の安定化方法は、油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分と、金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体とを混合し、前記油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分を、前記金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に内包させることを特徴とする。
【0018】
本発明の油溶性成分の安定化方法によれば、優れた経時安定性を有するとともに安全性及び環境適合性の点でも問題がない油溶性成分安定化組成物が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の油溶性成分安定化組成物において、油溶性ビタミン類及びその誘導体としては、例えば、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンD及びその誘導体、ビタミンF及びその誘導体、ビタミンK及びその誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンB誘導体等が挙げられる。これらは、単独あるいは混合物として使用される。
【0020】
具体的には、γ−トコフェロール、アスコルビン酸ステアリル、ジパルミチン酸アスコビル、ニコチン酸トコフェロール、メナジオン、デヒドロコレステロール、エルゴカルシフェロール、ジカプリル酸ピリドキシン、テトラ−ヘキシルデカン酸アスコビル(VCIP)、レチノール、パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等のレチノール誘導体、ドコサヘキサエン酸、リノール酸、パンテノール、リノール酸トコフェロール、リノール酸イソプロピル、リノレン酸、パルミチン酸ピリドキシン、ビタミンA油、β−カロチン、ジパルミチン酸ピリドキシン、フィロキノン等が挙げられる。
【0021】
油溶性植物成分としては、例えば、ローズマリー油、カミツレ油、ユーカリ油、米胚芽油、小麦胚芽油、γ−オリザノール、油溶性甘草エキス、植物性セラミド(グリコシルセラミド)、カロット油、油溶性ニンジンエキス、油溶性ヨクイニンエキス、油溶性スギナエキス、オリーブ油、油溶性ビワエキス、ボラージ油、ツバキ油、月見草油等が挙げられる。
【0022】
本発明の油溶性成分安定化組成物において、キトサン誘導体は、金属イオン(銅、鉄等)に対する封鎖作用を有すること、イオン性であること、及び分子中に疎水基と親水基とを有することが条件のキトサン誘導体(以下、イオン性両親媒性キトサン誘導体という)である。該イオン性両親媒性キトサン誘導体は、天然多糖であるキチンの脱アセチル化物であり、脱アセチル化度が40〜100%を示すキトサンや、それを出発物質としたイオン性キトサン誘導体を合成し(Int.J.Biol.Macromol,9,233−237(1987)等)、さらにアシル基やアルキル基等の疎水基を導入することにより調製される。
【0023】
なかでも、キトサン塩、四級化キトサン、四級塩化キトサン、カルボキシメチルキトサン及びリン酸化キトサン等のイオン性キトサン誘導体に、炭素数4〜20のアシル基を、導入率0.1〜70.0%導入したものが好ましい。
【0024】
ここで、アシル基の導入率(%)とは、キトサンの構成単糖であるヘキソサミン1残基当りの導入率を示し、例えばアシル基導入率15.0%のアシル化キトサン・グリコール酸塩とは、構成単糖であるグルコサミン・グリコール酸塩100残基にアシル基が15個導入されていることを示している。
【0025】
イオン性両親媒性キトサン誘導体として、具体的には、部分ミリストイル化カルボキシメチルキトサン、部分ラウロイル化リン酸化キトサン、部分ミリストイル化キトサン及びその塩、部分カプロイル化グリコールキトサン及びその塩、部分カプロイル化四級化キトサン、部分ラウロイル化硫酸化キトサン、部分ラウロイル化キトサン乳酸塩、部分カプロイル化リン酸キトサン、部分ラウロイル化四級塩化キトサン、部分ミリストイル化グリコールキトサン及びその塩等が挙げられる。これらは単独であるいは混合物として使用される。
【0026】
油溶性成分を、イオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に内包させる方法は特に限定されず、公知の分散方法が用いて行うことができる。例えば、油溶性成分を含む油相を、イオン性両親媒性キトサン誘導体を含む水相と混合し、超音波乳化処理等公知の分散手段を用いることによって、前記油溶性成分を前記金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に内包させることができる。
【0027】
イオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子に内包された油溶性成分の粒径は特に限定されないが、0.1〜50μmが好ましい。
【0028】
組成物中の油溶性成分の量は特に限定されないが、0.01〜50.0重量%が好ましい。
又、イオン性両親媒性キトサン誘導体の量も特に限定されないが、組成物中0.05〜1.0重量%が好ましい。
【0029】
イオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子に内包された油溶性成分の粒子は、その表面をグルタルアルデヒドによって架橋したり、コンドロイチン硫酸やカルボキシメチルセルロース等のアニオン性高分子化合物によって複合化することによって、粒子強度を高め、安定性を効果的に高めることが可能となる。
ここで複合化とは、油溶性成分内包粒子の表面を、イオン性両親媒性キトサン誘導体のもつ電荷とは反対の電荷をもつイオン性高分子で処理することをいう。例えば、カチオン性両親媒性キトサン誘導体を使用する場合は、上記のようなコンドロイチン硫酸やカルボキシメチルセルロース等のアニオン性高分子化合物を、アニオン性両親媒性キトサン誘導体を使用する場合はカチオン化セルロース等のカチオン性高分子化合物を使用する。
【0030】
本発明の油溶性成分安定化組成物においては、前記油溶性成分内包粒子内に、油溶性成分とともにシリコン油又はフッ素系油と、疎水性抗酸化剤とを内包させる。シリコン油又はフッ素系油によって、油溶性成分が水と接触する可能性を少なくすることができる。また、疎水性抗酸化剤によって、組成物中の酸素や温度等による油溶性成分の酸化の可能性も少なくすることができる。
【0031】
シリコン油として、例えば、ポリメチルポリシロキサン共重合体、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸等が挙げられる。又、フッ素系油として、例えば、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。これらは単独で、或いは混合物として使用される。
【0032】
シリコン油又はフッ素系油の使用量は特に限定されないが、油相中0.1重量%以上が好ましく、更に好ましくは1.0〜95.0重量%である。
【0033】
疎水性抗酸化剤としては、BHT及びBHA以外のフェノール系抗酸化剤であるテトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸ペンタエリスリチル(商品名チノガードTT)や、天然系抗酸化剤であるルパインオイル(商品名α−ルパイン)が用いられる。これらは単独で、或いは混合物として使用される。
【0034】
疎水性抗酸化剤の使用量は特に限定されないが、油相中0.01〜1.0重量%が好ましい。
【0035】
本発明の油溶性成分安定化組成物においては、亜硫酸塩を含有するのが好ましい。亜硫酸塩の存在によって、水相中に存在する酸素による油溶性成分の酸化の可能性も少なくすることができる。
該亜硫酸塩として、例えば、ピロ亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸のアルカリ金属塩等が挙げられる。これらは単独で或いは混合物として使用される。
【0036】
前記亜硫酸塩の使用量は特に限定されないが、水相中0.001〜2.00重量%に設定することが油溶性成分の安定性向上の点から好ましい。
【0037】
本発明の油溶性成分安定化組成物は、乳液、親水軟膏、クリーム、ローション、ジェル、エッセンス、パック等の剤型とすることができる。
これらの剤型には、目的に応じて、保湿剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、色素、香料、顔料等が含まれていてもよい。又、BHA、BHTを安全性に問題がない範囲内、例えば0.1重量%未満で使用することもできる。
【0038】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳しく説明する。ただし本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0039】
(実施例1)
本実施例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 20.0
レチノール 0.03
γ−トコフェロール 0.03
部分ラウロイル化カルボキシメチルキトサン 0.25
BHT 0.03
ヒドロキシエチルセルロース 0.4
精製水 残量
【0040】
本実施例の組成物は、次のように調製した。
油溶性ビタミン類(レチノール、γ−トコフェロール)と液状油剤を含む油相を、イオン性両親媒性キトサン誘導体である部分ラウロイル化カルボキシメチルキトサンに混合し、超音波乳化処理(BRANSON社製のSONIFIER450を使用)により油溶性ビタミン類を内包した粒子を含有する組成物を得た。
電子顕微鏡による観察により、平均粒子径が1.2μmの球状の粒子が形成されていることが確認された。
なお、平均粒子径は、レーザー式粒度分布測定器(LA−920、HORIBA製)で測定した。
又、イオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に内包されている油溶性ビタミン類の量は全油溶性ビタミン類に対して95重量%以上(内包率)と、殆どの油溶性ビタミン類がイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に包含されることが分かった。粒子はミセルと推定される。
【0041】
(実施例2)
本実施例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 17.0
メチルポリシロキサン 3.0
α−ルパイン 0.2
レチノール 0.03
γ−トコフェロール 0.03
部分ラウロイル化カルボキシメチルキトサン 0.25
BHT 0.03
ヒドロキシエチルセルロース 0.4
精製水 残量
本実施例の組成物は実施例1と同様にして調製した。
【0042】
(実施例3)
本実施例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 17.0
メチルポリシロキサン 3.0
α−ルパイン 0.2
レチノール 0.03
γ−トコフェロール 0.03
部分ラウロイル化カルボキシメチルキトサン 0.25
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.02
BHT 0.03
ヒドロキシエチルセルロース 0.4
精製水 残量
本実施例の組成物は実施例1と同様にして調製した。
【0043】
(比較例1)
本比較例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 20.0
セタノール 2.0
レチノール 0.03
γ−トコフェロール 0.03
Tween−80 3.0
オレイン酸ソルビタン 1.0
BHT 0.03
ヒドロキシエチルセルロース 0.4
精製水 残量
本比較例1の組成物は実施例1と同様にして調製した。
【0044】
(試験例1)
経時安定性
実施例1〜3及び比較例1で得られた各組成物を45℃で15日間保管した後、メタノール抽出し、HPLC分析により分散体中のレチノールとγ−トコフェロールの含有量を測定した。調製直後の含有量を100重量%として、残存率を求めた。
結果を表1に示す。
【0045】
毒性試験
毒性試験は、三次元ヒト皮膚細胞モデルに各組成物を添加し、37℃で24時間処理した後、細胞生存率及び刺激初期の指標のサイトカインであるIL−1α産生量から判定した。
結果を表1に示す。
【0046】
なお、表1中の評価は以下の通りである。
○:細胞刺激は見られない。
△:細胞刺激がやや見られる。
×:明らかに細胞刺激が見られる。
【0047】
【表1】
【0048】
表1から明らかなように、比較例1で得られた組成物については、レチノールとγ−トコフェロールは経時安定性が劣り、組成物は安全性に問題があったのに対して、実施例1〜3で得られた組成物については、レチノールとγ−トコフェロールは優れた経時安定性を示し、組成物は毒性を示さず、安全性も問題がなかった。
【0049】
(実施例4)
本実施例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 17.0
メチルポリシロキサン 3.0
テトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸
ペンタエリスリチル 0.1
レチノールパルミテート 0.3
植物性セラミド(グリコシルセラミド) 0.2
部分ミリストル化キトサン乳酸塩 0.25
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.02
BHT 0.01
ヒドロキシエチルセルロース 0.3
水酸化カルシウム 0.02
精製水 残量
本実施例の組成物は実施例1と同様にして調製した。
【0050】
(比較例2)
本比較例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 17.0
メチルポリシロキサン 3.0
テトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸
ペンタエリスリチル 0.1
レチノールパルミテート 0.3
セタノール 2.0
植物性セラミド(グリコシルセラミド) 0.2
ヒアルロン酸 0.25
Tween−80 3.0
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.02
BHT 0.01
ヒドロキシエチルセルロース 0.3
水酸化カルシウム 0.02
精製水 残量
本比較例の組成物は実施例1と同様にして調製した。
【0051】
(比較例3)
本比較例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 17.0
メチルポリシロキサン 3.0
テトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸
ペンタエリスリチル 0.1
レチノールパルミテート 0.3
セタノール 2.0
植物性セラミド(グリコシルセラミド) 0.2
キトサン乳酸塩 0.25
Tween−80 3.0
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.02
BHT 0.01
ヒドロキシエチルセルロース 0.3
水酸化カルシウム 0.02
精製水 残量
本比較例の組成物は実施例1と同様にして調製した。
【0052】
(比較例4)
本比較例の組成物の組成は次の通りである。
成分 配合量(組成物中の重量%)
ミリスチン酸プロピル 17.0
メチルポリシロキサン 3.0
テトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸
ペンタエリスリチル 0.1
レチノールパルミテート 0.3
セタノール 2.0
植物性セラミド(グリコシルセラミド) 0.2
アクリル酸アルキル共重合体 0.25
(製品名Pemulen(ペムレン)、グッドリッチ社製)
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.02
BHT 0.01
ヒドロキシエチルセルロース 0.3
水酸化カルシウム 0.02
精製水 残量
本比較例の組成物は実施例1と同様にして調製した。
【0053】
(試験例2)
経時安定性
実施例4及び比較例2〜4で得た組成物に関して、試験例1の安定性と同様にして、レチノールパルミテート及び植物性セラミド(グリコシルセラミド)の含有量の残存率を求めた。
結果を表2に示す。
また、平均粒子径もあわせて、表2に示す。
【0054】
【表2】
【0055】
表2から明らかなように、部分ラウロイル化キトサン乳酸塩を使用した実施例4では、レチノールパルミテートとグリコシルセラミドは優れた経時安定性を持ていた。
一方、金属イオンに対して封鎖作用を持たず且つ両親媒性でないヒアルロン酸を使用した場合(比較例2)はもちろん、金属イオンに対して封鎖作用を有するが、両親媒性でないキトサン乳酸塩を使用した場合(比較例3)、両親媒性ではあるが金属イオンに対して封鎖作用を持たない高分子乳化剤であるアクリル酸アルキル共重合体(ペムレン)を用いた場合(比較例4)においても、レチノールパルミテート及びグリコシルセラミドの経時安定性は劣っていた。
【0056】
実施例4及び比較例2〜4で用いた部分ラウロイル化キトサン乳酸塩、ヒアルロン酸、キトサン乳酸塩、アクリル酸アルキル共重合体(ペムレン)及び部分ミリストイル化グリコールキトサンの金属イオン封鎖性及び両親媒性の有無について表3に示す。
【0057】
金属イオン封鎖性及び両親媒性の有無については以下のようにして判断した。150ppmの金属イオン(銅、鉄)を含む、0.1重量%の各イオン性両親媒性キトサン誘導体を含有する水溶液を調製した。25℃で24時間放置後、限外ろ過により遊離の金属イオンを除去し、精製水で100mlにメスアップした後、原子吸光光度法にて金属イオン濃度を求め、金属イオンに対する封鎖率(25℃24時間放置後、原子吸光光度法にて求めた金属イオン濃度/150)×100(%)を求めた。該封鎖率が50%以上であれば金属イオン封鎖性が有ると評価し、表3中○で表した。一方該封鎖率が50%未満であれば金属イオン封鎖性がないと評価し、表3中×で表した。
【0058】
両親媒性効果は、50%グリセリン水溶液とミリスチン酸プロピルに対する分散性とその安定性から判断した。
上記2種類の液の両方に対して安定な分散物を形成する場合、両親媒性が有ると評価し、表3中○で表した。一方そうでない場合、両親媒性がないと評価し、表3中×で表した。
【0059】
【表3】
【0060】
(処方例1)
本処方例は、白濁エッセンスとして使用する場合の処方例である。該白濁エッセンスの組成は次の通りである。
油相 配合量(白濁エッセンス中の重量%)
γ−リノレン酸 0.3
パルミチン酸ピリドキシン 0.2
ポリメチルポリシロキサン共重合体 3.0
α−ルパイン 0.1
油溶性甘草エキス 0.5
月見草油 2.0
BHT 0.02
水相▲1▼
部分ラウロイル化カルボキシメチルキトサン 0.2
グリセリン 10.0
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.05
精製水 30.0
水相▲2▼
ヒドロキシエチルセルロース 0.5
メチルパラベン 0.1
精製水 残量
【0061】
本処方例の白濁エッセンスは、次のように調製した。
水相▲1▼に油相を徐々に配合し、超音波乳化機(BRANSON社製のSONIFIER450)を用い、平均粒子径1.6μmの粒子を含む組成物を得た。これをゲル状の水相▲2▼に均一分散させた。
得られた白濁エッセンスは、有用成分であるγ−リノレン酸、油溶性甘草エキス、パルミチン酸ピリドキシンが安定化した、低分子量の界面活性剤を含まない分散体である白濁エッセンスである。
【0062】
(処方例2)
本処方例は、クリームとして使用する場合の処方例である。該クリームの組成は次の通りである。
油相 配合量(クリーム中の重量%)
ベヘニルアルコール 2.5
セチルアルコール 1.5
イソ流動パラフィン 7.5
テトラ−ヘキシルデカン酸アスコビル 0.5
パルミチン酸レチノール 0.3
メチルポリシロキサン 2.5
テトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸
ペンタエリスリチル(商品名:チノガードTT) 0.1
トリメチルシロキシケイ酸 0.5
BHT 0.02
水相▲1▼
部分カプロイル化リン酸キトサン 0.1
部分ラウロイル化キトサン乳酸塩 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.05
精製水 30.0
水相▲2▼
ヒドロキシメチルセルロース 0.6
ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 残量
【0063】
本処方例のクリームは、次のように調製した。
水相▲1▼に油相を徐々に配合し、超音波乳化機により、平均粒子径1.0μmの粒子を含む組成物を得た。これを水相▲2▼に均一分散させた。
得られたクリームは、有用成分であるテトラ−ヘキシルデカン酸アスコビル及びパルミチン酸レチノールが安定化した、低分子量の界面活性剤を含まない分散体であるクリームである。
【0064】
(処方例3)
本処方例は、白濁ジェルとして使用する場合の処方例である。該白濁ジェルの組成は次の通りである。
油相 配合量(白濁ジェル中の重量%)
エルゴカルシフェロール 0.02
レチノール 0.07
植物性セラミド(グリコシルセラミド) 0.2
ボラージ油 2.0
オクタメチルシクロテトラシロキサン 3.0
α−ルパイン 0.1
ミリスチン酸プロピル 6.0
スクワラン 1.5
水相▲1▼
部分カプロイル化グリコールキトサン 0.2
部分ミリストイル化キトサン
ピロリドンカルボン酸塩 0.2
亜硫酸ナトリウム 0.05
精製水 20.0
水相▲2▼
コンドロイチン酸硫酸ナトリウム 0.1
精製水 25.0
水相▲3▼
ヒドロキシエチルセルロース 1.0
プロピレングリコール 5.0
グリセリン 10.0
精製水 残量
【0065】
本処方例の白濁ジェルは、次のように調製した。
水相▲1▼に油相を徐々に配合し、超音波乳化機により、平均粒子径1.2μmの粒子を含む組成物を得た。これを水相▲2▼に徐々に添加して粒子表面を複合化させた後、高圧分散処理を行った。これを水相▲3▼に均一分散させた。
得られた白濁ジェルは、有用成分であるエルゴカルシフェロール、レチノール、グリコシルセラミドが安定化した、低分子量の界面活性剤を含まない分散体である白濁ジェルである。
【0066】
【発明の効果】
本発明の油溶性成分安定化組成物は、優れた経時安定性を有する油溶性成分を含み、且つ高い安全性及び環境適合性のあるものであり、又、本発明の油溶性成分の安定化方法によれば、油溶性成分に対し優れた経時安定性を与えると同時に、高い安全性及び環境適合性のある製剤を提供することできる。
また、前記油溶性成分内包粒子にシリコン油又はフッ素系油が内包されるので、油溶性成分と水との接触が抑えられ、かつ疎水性抗酸化剤が内包されるので、製剤中の酸素による油溶性成分の酸化の可能性を少なくすることができ、油溶性成分の経時安定性は相乗的に向上する。
さらに、本発明の油溶性成分安定化組成物に、前記油溶性成分内包粒子とともに亜硫酸塩が含有されていると、水相中に存在する酸素による油溶性分の酸化の可能性も少なくすることができるので、油溶性成分の経時安定性が更に高まるという利点がある。
さらに、前記油溶性成分内包粒子の表面を、前記イオン性両親媒性キトサン誘導体の電荷とは反対の電荷をもつイオン性高分子により複合化することにより粒子強度を高めることができ、従って、油溶性成分内包粒子内に内包されている油溶性成分が水と接触する可能性が更に抑えられ、油溶性成分の経時安定性が更に高まる。
Claims (6)
- 部分ミリストイル化カルボキシメチルキトサン、部分ラウロイル化リン酸化キトサン、部分ミリストイル化キトサン及びその塩、部分カプロイル化グリコールキトサン及びその塩、部分カプロイル化四級化キトサン、部分ラウロイル化硫酸化キトサン、部分ラウロイル化キトサン乳酸塩、部分カプロイル化リン酸キトサン、部分ラウロイル化四級塩化キトサン、部分ミリストイル化グリコールキトサン及びその塩、及びそれらの混合物からなる群より選ばれた金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に、
油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分と、シリコン油又はフッ素系油と、テトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸ペンタエリスリチル又はルパインオイルからなる疎水性抗酸化剤とを内包した油溶性成分内包粒子を含有することを特徴とする、化粧料用油溶性成分安定化組成物。 - 前記油溶成分内包粒子とともに亜硫酸塩を含有することを特徴とする請求項1記載の化粧料用油溶性成分安定化組成物。
- 前記油溶性成分内包粒子の表面を、前記イオン性両親媒性キトサン誘導体の電荷とは反対の電荷をもつイオン性高分子により複合化することを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料用油溶性成分安定化組成物。
- 前記油溶性ビタミン類が、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンD及びその誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンF及びその誘導体、ビタミンK及びその誘導体、ビタミンA及びその誘導体、及びビタミンB誘導体から選ばれる少なくとも1種である請求項1乃至3のいずれかに記載の化粧料用油溶性成分安定化組成物。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の化粧料用油溶性成分安定化組成物を含有することを特徴とする化粧料。
- 油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分、シリコン油又はフッ素系油、並びにテトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸ペンタエリスリチル又はルパインオイルからなる疎水性抗酸化剤と、部分ミリストイル化カルボキシメチルキトサン、部分ラウロイル化リン酸化キトサン、部分ミリストイル化キトサン及びその塩、部分カプロイル化グリコールキトサン及びその塩、部分カプロイル化四級化キトサン、部分ラウロイル化硫酸化キトサン、部分ラウロイル化キトサン乳酸塩、部分カプロイル化リン酸キトサン、部分ラウロイル化四級塩化キトサン、部分ミリストイル化グリコールキトサン及びその塩、及びそれらの混合物からなる群より選ばれた金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体イオン性両親媒性キトサン誘導体とを混合し、前記油溶性ビタミン類及び/又は油溶性植物成分、シリコン油又はフッ素系油、並びにテトラジブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸ペンタエリスリチル又はルパインオイルからなる疎水性抗酸化剤を、前記金属イオンに対する封鎖作用を有するイオン性両親媒性キトサン誘導体が形成する粒子内に内包させることを特徴とする油溶性成分の安定化方法。
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