[go: up one dir, main page]

JP3851303B2 - 多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器 - Google Patents

多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3851303B2
JP3851303B2 JP2003314985A JP2003314985A JP3851303B2 JP 3851303 B2 JP3851303 B2 JP 3851303B2 JP 2003314985 A JP2003314985 A JP 2003314985A JP 2003314985 A JP2003314985 A JP 2003314985A JP 3851303 B2 JP3851303 B2 JP 3851303B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regulators
power supply
output
voltage
regulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003314985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005084849A (ja
Inventor
昌志 堀本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2003314985A priority Critical patent/JP3851303B2/ja
Priority to US10/929,545 priority patent/US7208923B2/en
Priority to KR1020040070433A priority patent/KR100668907B1/ko
Priority to CNB2004100742718A priority patent/CN100423425C/zh
Priority to TW93127117A priority patent/TWI271919B/zh
Publication of JP2005084849A publication Critical patent/JP2005084849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3851303B2 publication Critical patent/JP3851303B2/ja
Priority to US11/717,731 priority patent/US20070152505A1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current 
    • G05F1/46Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is DC
    • G05F1/56Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is DC using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

本発明は、複数の調整された電圧を出力する多出力型電源装置及びその電源装置を用いた携帯機器に関する。
携帯機器などでは、複数の構成要素に対してそれぞれ個別に制御された電圧を供給することが行われている。従来、これら複数の電圧を出力するための複数のレギュレータを半導体集積回路本体(以下、ICチップ本体)に作り込み、これをパッケージングして半導体装置とし、これを多出力型電源装置として使用している。
図4は、そのような従来の多出力型電源装置400の構成を示す図である。この図4において、ICチップ本体300に、例えば第1出力電圧Vo1を出力するための第1レギュレータ301、第2出力電圧Vo2を出力するための第2レギュレータ302、乃至第n出力電圧Vonを出力するための第nレギュレータ30nとが設けられている。
これらレギュレータ301〜30nへは、電源ピン312に供給された電源電圧Vccが、ボンディングワイヤ313、電源パッド314、内部配線311を介して共通に入力される。即ち、これらレギュレータ301〜30nの入力側は、ボンディングワイヤ313や内部配線311にて共通に接続されている。
レギュレータ301〜30nは、例えばシリーズレギュレータで構成されており、基準電圧に基づいてそれぞれ所定の出力電圧Vo1〜Vonを発生するように制御される。それらの出力電圧Vo1〜Vonは、出力パッド321〜32n、ボンディングワイヤ331〜33n、出力ピン341〜34nから、それぞれの負荷装置へ供給される。
なお、図4では、電源電圧Vccをレギュレータ301〜30nへの入力電圧としているが、レギュレータ301〜30nへの入力電圧として電源電圧Vccを昇圧回路で昇圧した電圧を供給する場合もある(特許文献1参照)。
特開平8−234851号公報
従来の多出力型電源装置400では、電源ピン312、ボンディングワイヤ313、電源パッド314、内部配線311が複数のレギュレータ301〜30nで共有されている。各レギュレータ301〜30nがオン/オフしたり、それらの負荷装置の状態が変化すると、ボンディングワイヤ313や内部配線311などの抵抗による降下電圧が変動し、各レギュレータ301〜30nへの入力電圧が変動してしまう。特に、電池電源で動作する携帯機器では、電池の動作可能時間を極力長くするために、各レギュレータ301〜30nは電力供給の必要に応じてきめ細かくオン/オフされる。したがって、各レギュレータ301〜30nが、互いに他のレギュレータに影響されて、電圧制御特性が劣化してしまうことがあった。
また、内部配線311を共通に接続しているから、レギュレータによってはICチップ本体300内部での電源ラインが長くなり配線抵抗が増大してしまうことがあり、このレギュレータでは入出力電圧差等の特性が劣化するという問題もあった。
また、各レギュレータ301〜30nの出力電圧Vo1〜Vonは、それぞれの負荷装置の仕様に応じて所定電圧に制御される。一方、各レギュレータ301〜30nの入力電圧は電源電圧Vccで共通である。したがって、入力される電源電圧Vccと出力電圧Vo1〜Vonとの差電圧分は、各レギュレータ301〜30nでの損失になる。出力電圧Vo1〜Vonが異なる場合に、出力電圧の低いレギュレータでの損失が大きくなってしまうという問題もあった。
そこで、本発明は、複数のレギュレータを1つの半導体集積回路に集積し、複数の調整された電圧を出力する多出力型電源装置において、他のレギュレータの動作による各レギュレータの電圧制御特性の劣化を少なくすることを目的とする。また、レギュレータへの配線抵抗の増大による入出力電圧差の特性劣化を少なくすることを目的とする。また、各レギュレータの出力電圧に応じた入力電圧を供給可能とし、レギュレータでの損失を小さくすることを目的とする。また、多出力型電源装置を用いた携帯機器の動作可能時間を長くすることを目的とする。
請求項の多出力型電源装置は、複数のレギュレータを1つの半導体集積回路に集積し、複数の調整された出力電圧を出力するための多出力型電源装置において、
出力電圧に応じた検出電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて入力された入力電圧を制御して調整された出力電圧を出力するための前記複数のレギュレータと、
前記複数のレギュレータを1以上のレギュレータを含むレギュレータ群にグループ化し、そのグループ毎に対応して設けられ、グループ内のレギュレータ群に共通の入力電圧をそれぞれ供給するための複数の電源端子と、
前記複数のレギュレータからの調整された出力電圧を外部へ出力するための複数の出力端子とを有し、
前記グループ化されたレギュレータ群の少なくとも1つは、同時に動作状態に制御されることのない2以上のレギュレータを含んでいることを特徴とする。
請求項の多出力型電源装置は、請求項1に記載の多出力型電源装置において、前記複数のレギュレータを個別に動作状態あるいは休止状態に制御するためのコントローラを有することを特徴とする。
請求項の多出力型電源装置は、請求項1または2に記載の多出力型電源装置において、前記複数のレギュレータへ前記基準電圧を供給するための基準電圧発生回路を有することを特徴とする。
請求項の多出力型電源装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の多出力型電源装置において、前記複数のレギュレータへは、レギュレータに応じて異なった値の入力電圧が供給されることを特徴とする。
請求項の携帯機器は、請求項1乃至4のいずれかに記載の多出力型電源装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、電源端子がレギュレータあるいはレギュレータ群に対応して設けられているから、他のレギュレータあるいはレギュレータ群の動作状態・休止状態やそれらの負荷装置の状態の影響を受けにくい。したがって、各レギュレータの電圧制御特性の劣化を少なくすることができる。
また、レギュレータあるいはレギュレータ群の出力電圧に応じて入出力電圧差が所定値になるような最適な入力電圧を供給することが可能になる。したがって、レギュレータにおける損失を低減することができる。
また、電源端子当たりに流れる電流を少なくできるから、電源端子や配線を小さくできる。
また、レギュレータをグループ化することにより、各レギュレータの電圧制御特性を劣化させることなく、電源端子数をレギュレータ数よりも少なくすることができる。
また、各レギュレータの間近に電源端子を配置することで半導体チップ上の配線抵抗を小さくできるから、損失の低減や、入出力電圧差等の改善ができる。
また、本発明の半導体装置をプリント配線基板などに実装する際に、プリント配線基板に電源ラインを分離して引くことができる。したがって、用途に応じて電源ラインを分離することができる。
また、本発明の携帯機器は、多出力型電源装置の損失が低減されているので、電池電源による動作可能時間を長くすることができる。
以下、本発明の多出力型電源装置の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係る多出力型電源装置200の構成を示す図である。
図1において、ICチップ本体100に、第1出力電圧Vo1を出力するための第1レギュレータ11、第2出力電圧Vo2を出力するための第2レギュレータ12、第3出力電圧Vo3を出力するための第3レギュレータ13、乃至第n出力電圧Vonを出力するための第nレギュレータ1nが設けられている。
第1レギュレータ11の入力側は、内部配線121で第1電源パッド41に接続されている。この電源パッド41は、対応して設けられた第1電源端子(電源ピン)61に例えばボンディングワイヤ111により接続されている。また、第1レギュレータ11の出力側は、内部配線131で第1出力パッド51に接続されている。この出力パッド41は、対応して設けられた第1出力端子(出力ピン)71に例えばボンディングワイヤ141により接続されている。この第1電源ピン61は、第1出力ピン71とともに、第1レギュレータ11に対応して設けられている。
他の第2〜第nレギュレータ12〜1nの入出力側も同様である。即ち、それらの入力側は、内部配線122〜12nで第2〜第n電源パッド42〜4nに接続されている。これら電源パッド42〜4nは、対応して設けられた第2〜第n電源ピン62〜6nに例えばボンディングワイヤ112〜11nにより接続されている。また、それらの出力側は、内部配線132〜13nで第2〜第n出力パッド52〜5nに接続されている。この出力パッド52〜5nは、対応して設けられた第2〜第n出力ピン72〜7nに例えばボンディングワイヤ142〜14nにより接続されている。これらの第2〜第n電源ピン62〜6nは、第2〜第n出力ピン72〜7nとともに、第2〜第nレギュレータ12〜1nに対応して設けられている。
このように、この第1実施例では、複数のレギュレータ11〜1nに対応して複数の電源ピン61〜6nが独立して設けられている。それら電源ピン61〜6nには、レギュレータ11〜1nに供給するための入力電圧Vi1〜Vinがそれぞれ印加される。
複数の出力ピン71〜7nから、レギュレータ11〜1nでそれぞれ調整された出力電圧Vo1〜Vonが出力され、図示省略している負荷装置に供給される。
レギュレータ11〜1nは、シリーズ型レギュレータで構成される。シリーズ型レギュレータは、例えば図2に示されるように、入力端と出力端の間に接続された制御トランジスタ31と、その出力端の出力電圧Voを抵抗32と抵抗33によって抵抗分圧して検出電圧Vdetを得る出力電圧検出回路34と、この検出電圧Vdetと基準電圧Vrefとを入力して比較しその比較結果に応じて制御トランジスタ31を制御する差動増幅回路35を有している。検出電圧Vdetが基準電圧Vrefに等しくなるように制御トランジスタ31を制御することによって、入力電圧Viを調整して所定の出力電圧Voを得る。制御トランジスタとしては、P型もしくはN型MOSトランジスタやPNP型もしくはNPN型バイポーラトランジスタが好適に使用される。図2では、P型MOSトランジスタを使用している。このレギュレータは、コントローラ30からのオン・オフ制御信号ON/OFFによって、動作状態あるいは休止状態におかれる。休止状態では、制御トランジスタ31をオフにするとともに、差動増幅回路35の動作電源もオフにする。即ち消費電力を最小限の状態にする。また、レギュレータ11〜1nとしては、シリーズ型レギュレータの他に、スイッチング型レギュレータも使用することができる。
レギュレータ11〜1nの出力電圧Vo1〜Vonは、出力ピン71〜7nに接続される各負荷装置の要求する電圧に合わせて調整される。レギュレータ11〜1nへの入力電圧は、従来では単一の電源電圧Vccになっていたが、本発明では電源ピン61〜6nが個々に独立して設けられているからそれぞれ所定の入力電圧を供給することが可能である。例えば、第1〜第3出力電圧Vo1,Vo2,Vo3が2.5v,2.0v,1.8vである場合に、従来のように電源電圧Vccが3vであるとすると、第1〜第3レギュレータ11,12,13では入出力電圧差0.5v,1.0v,1.2vと各負荷電流に応じた損失が発生する。しかし、本発明では、この場合に、入力電圧Vi1,Vi2,Vi3を出力電圧より制御動作に必要な電圧、例えば0.3vだけ高い最適な電圧にする。このように、所定の入力電圧をそのレギュレータの出力電圧に合わせて最適値にすることにより、そのレギュレータで発生する損失を少なくすることができる。
基準電圧発生回路20は、基準電圧Vrefを発生し、各レギュレータ11〜1nに供給する。この基準電圧発生回路20は望ましくはバンドギャップ型定電圧回路を用いて温度依存性の少ない安定した定電圧を発生する。この定電圧に基づいて1つあるいは複数の基準電圧を発生する。したがって、1つの定電圧を複数のレギュレータの基準電圧用に共用できる。なお、基準電圧発生回路20を設けずに、各レギュレータ内部で基準電圧を作成しても良いし、また、外部から基準電圧を取り込むようにしても良い。
コントローラ30は、各レギュレータ11〜1nを個別に動作状態あるいは休止状態にオン・オフ制御信号ON/OFFによって制御する。この制御は、多出力型電源装置200の外部からのシリアルデータ等による指令Dinに基づいて行われる。例えば、携帯電話に用いられる場合には、発信、通話、着信、カメラ撮影などの要求に応じて必要とされるレギュレータ11〜1nが動作状態にあるいは休止状態に設定される。なお、指令Dinは、nビットデータ(1ビット以上)でよく、データピン60,ボンディングワイヤ110、データパッド40、内部配線120を介して、コントローラ30に供給される。
この第1実施例によれば、電源ピン61〜6nがレギュレータ11〜1nに対応して設けられている。これらの電源ピン61〜6nには、外部からそれぞれ入力電圧Vi1〜Vinが供給される。電池電源で動作する携帯機器では、電池の動作可能時間を極力長くするために、各レギュレータ11〜1nは電力供給の必要に応じてきめ細かく動作状態/休止状態に切り替えられる。このような場合でも、本発明では、レギュレータは、他のレギュレータの動作状態・休止状態やそれらの負荷装置の状態の影響を受けにくくなる。したがって、各レギュレータ11〜1nの電圧制御特性の劣化が少なくなる。
また、電源ピン61〜6nに外部から供給される入力電圧Vi1〜Vinを、それぞれの出力電圧Vo1〜Vonに対応して、入出力電圧差が所定値になるような最適な入力電圧を供給する。レギュレータにおける損失は入出力電圧差と出力電流とにより決まるから、レギュレータにおける損失が低減される。
また、電源ピン61〜6nがレギュレータ11〜1n毎に設けられる。これにより、電源ピン当たりに流れる電流を少なくできるから、電源ピンを小さくしたり配線を細くできる。また、逆に、レギュレータ11〜1n毎に電源ピン61〜6nがあるから、各レギュレータの電流容量を大きくすることができる。つまり、大電流出力化を図ることができる。
また、各レギュレータ11〜1nの間近に電源ピン61〜6nを配置することで半導体チップ上の配線抵抗を小さくできる。また、出力ピンVo1〜Vonも電源ピン61〜6nとともに各レギュレータ11〜1nの間近に配置することができる。この場合には、図1と異なって、電源ピン61〜6nと出力ピンVo1〜Vonは、半導体装置200の同じ側に配置される。したがって、損失の低減や、入出力電圧差等の改善ができる。
また、本発明の半導体装置200をプリント配線基板(PCB)などに実装する際に、PCBに電源ラインを分離して引くことができる。したがって、PCB上において用途に応じて電源ラインを分離することができる。
また、この多出力型電源装置200を携帯電話などの携帯機器に用いることにより、多出力型電源装置の損失が低減されているので、電池電源による動作可能時間を長くすることができる。
図3は、本発明の第2実施例に係る多出力型電源装置200の構成を示す図である。この第2実施例においては、複数のレギュレータ11〜1nを、それぞれが1以上のレギュレータを含むレギュレータ群を有して、共通の入力電圧に対して複数の出力電圧を出力するように、グループ化している。そのグループ化されたレギュレータ群毎に対応して共通の電源ピンを設け、それらレギュレータ群毎にそれぞれの入力電圧を供給する。この場合でも、各レギュレータからの調整された出力電圧は、それぞれ個別に出力ピンからそれぞれの負荷に供給される。
図3において、図1と異なる点を中心に説明する。図1におけるものと同じものには、同じ符号を付している。それらについては、再度の説明を省略する。
図3では、レギュレータ11が単独でグループG1を形成し、レギュレータ12,13がグループG2を形成し、レギュレータ14〜16がグループG3を形成し、・・・そして、レギュレータ1nが単独でグループGkを形成している。
このようにレギュレータ11〜1nをグループ化した場合でも、各レギュレータ11〜1nからの調整された出力電圧は、内部配線131〜13n、出力パッド51〜5n、ボンディングワイヤ141〜14nを介して、それぞれ個別に出力ピン71〜7nから出力電圧Vo1〜Vonとして、それぞれの負荷に供給される。
一方、各レギュレータ11〜1nへの入力電圧の供給は、各グループG1〜Gk毎に行われる。
図3で、グループG1及びグループGkは、そのグループに含まれるレギュレータ11及びレギュレータ1nが1つであるので、図1の構成と同様になる。
グループG2に属するレギュレータ12,13は、その入力側が共通に接続され、内部配線122で電源パッド42に接続される。この電源パッド42は、ボンディングワイヤ112によって電源ピン62に接続される。即ち、電源ピン62には、レギュレータ12,13への電源が供給される。
グループG3に属するレギュレータ14,15,16は、その入力側が共通に接続され、内部配線123で電源パッド43に接続される。この電源パッド43は、ボンディングワイヤ113によって電源ピン63に接続される。即ち、電源ピン63には、レギュレータ14,15,16への電源が供給される。
このグループ化は、電源ピンを共通にしても従来のような問題が生じないようにレギュレータを組み合わせることにより実現する。
グループG2に属するレギュレータ12,13は、同時に動作状態に制御されることのないレギュレータである。図3の例では2つのレギュレータであるが、条件が整えば、3つ以上の場合でも良い。具体的な例を挙げると、携帯機器における、ヘッドホンアンプ用のレギュレータとスピーカアンプ用のレギュレータが挙げられる。また、CD等における、回転させるためのスピンドルモータ用レギュレータとトレイを挿入・引出させるためのローディングモータ用レギュレータが挙げられる。これらの例は、いずれか一方のみのレギュレータが動作状態となる。即ち、排他的に使用される。
グループG3に属するレギュレータ14,15,16は、それぞれのレギュレータに流れる電流が小さい場合に、適用できる。これらレギュレータ14,15,16の電流が小さい場合には、そのいずれかのレギュレータが動作状態・復帰状態になったとしても、そのグループの他のレギュレータに悪影響を与えることが少ない。したがって、これら電流の小さいレギュレータ14,15,16を1つのグループにまとめても、各レギュレータ14,15,16の電圧制御特性は問題になるほどは劣化しない。
この第2実施例によれば、第1実施例と同様の効果を得ることができるとともに、レギュレータをグループ化しているから、電源ピン数をレギュレータ数よりも少なくすることができる。したがって、全体のピン数を少なくできるから、半導体装置200の小型化に寄与できる。
本発明の第1実施例に係る多出力型電源装置の構成を示す図 本発明に用いられるレギュレータの構成例を示す図 本発明の第2実施例に係る多出力型電源装置の構成を示す図 従来の多出力型電源装置の構成を示す図
符号の説明
100 半導体チップ
200 多出力型電源装置(半導体装置)
11〜1n レギュレータ
20 基準電圧発生回路
30 コントローラ
41〜4n 電源パッド
51〜5n 出力パッド
61〜6n 電源ピン
71〜7n 出力ピン
111〜11n ボンディングワイヤ
121〜12n 内部配線
131〜13n 内部配線
141〜14n ボンディングワイヤ
Vi1〜Vin 入力電圧
Vo1〜Von 出力電圧
G1〜Gk レギュレータグループ

Claims (5)

  1. 複数のレギュレータを1つの半導体集積回路に集積し、複数の調整された出力電圧を出力するための多出力型電源装置において、
    出力電圧に応じた検出電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて入力された入力電圧を制御して調整された出力電圧を出力するための前記複数のレギュレータと、
    前記複数のレギュレータを1以上のレギュレータを含むレギュレータ群にグループ化し、そのグループ毎に対応して設けられ、グループ内のレギュレータ群に共通の入力電圧をそれぞれ供給するための複数の電源端子と、
    前記複数のレギュレータからの調整された出力電圧を外部へ出力するための複数の出力端子とを有し、
    前記グループ化されたレギュレータ群の少なくとも1つは、同時に動作状態に制御されることのない2以上のレギュレータを含んでいることを特徴とする多出力型電源装置。
  2. 前記複数のレギュレータを個別に動作状態あるいは休止状態に制御するためのコントローラを有することを特徴とする、請求項1に記載の多出力型電源装置。
  3. 前記複数のレギュレータへ前記基準電圧を供給するための基準電圧発生回路を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の多出力型電源装置。
  4. 前記複数のレギュレータへは、レギュレータに応じて異なった値の入力電圧が供給されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の多出力型電源装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の多出力型電源装置を備えていることを特徴とする携帯機器。
JP2003314985A 2003-09-08 2003-09-08 多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器 Expired - Lifetime JP3851303B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314985A JP3851303B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器
US10/929,545 US7208923B2 (en) 2003-09-08 2004-08-31 Multiple-output power device, and mobile device using the same
KR1020040070433A KR100668907B1 (ko) 2003-09-08 2004-09-03 다출력형 전원 장치 및 이를 이용한 휴대 기기
CNB2004100742718A CN100423425C (zh) 2003-09-08 2004-09-08 多输出型电源装置及使用该电源装置的便携设备
TW93127117A TWI271919B (en) 2003-09-08 2004-09-08 Multiple output type power device and portable apparatus using the same
US11/717,731 US20070152505A1 (en) 2003-09-08 2007-03-14 Multiple-output power device, and mobile device using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314985A JP3851303B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005084849A JP2005084849A (ja) 2005-03-31
JP3851303B2 true JP3851303B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=34225189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003314985A Expired - Lifetime JP3851303B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7208923B2 (ja)
JP (1) JP3851303B2 (ja)
KR (1) KR100668907B1 (ja)
CN (1) CN100423425C (ja)
TW (1) TWI271919B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006073955A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Fujitsu Ltd 半導体装置、設計装置、レイアウト設計方法、プログラム及び記録媒体
JP4570507B2 (ja) * 2005-04-21 2010-10-27 株式会社リコー 定電圧回路、定電圧回路を備えた半導体装置及び定電圧回路の制御方法
US7472301B2 (en) * 2005-05-27 2008-12-30 Codman Neuro Sciences Sárl Circuitry for optimization of power consumption in a system employing multiple electronic components, one of which is always powered on
US20100231041A1 (en) * 2007-07-13 2010-09-16 Bill Koehler Efficient dc distribution system, topology, and methods
JP4675411B2 (ja) * 2008-12-17 2011-04-20 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 カメラ機能付き携帯電話端末及びその制御方法
KR101634377B1 (ko) * 2009-10-26 2016-06-28 삼성전자주식회사 내부 전압 생성 회로, 그 방법, 및 이를 이용하는 반도체 장치
US7990196B2 (en) * 2009-12-22 2011-08-02 Toshiba America Electronic Components, Inc. Signal driver with first pulse boost
US8494477B2 (en) * 2011-06-24 2013-07-23 Intel Corporation Power management for an electronic device
JP2013186721A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Toyota Motor Corp 電源回路とそれを用いた電子制御装置
CN104020811B (zh) * 2014-06-11 2016-03-02 深圳市威益德科技有限公司 多路电压调整器电路
US9964986B2 (en) * 2015-12-29 2018-05-08 Silicon Laboratories Inc. Apparatus for power regulator with multiple inputs and associated methods
CN108092349A (zh) * 2016-11-21 2018-05-29 香港中文大学 供电装置及为供电装置充电的充电装置
KR102215287B1 (ko) * 2019-04-19 2021-02-15 윈본드 일렉트로닉스 코포레이션 전압 제너레이터
KR20220039170A (ko) * 2020-09-22 2022-03-29 에스케이하이닉스 주식회사 전압 생성 회로, 전압 생성 회로를 포함하는 반도체 장치 및 전압 오차 보정 시스템
CN112713775B (zh) * 2020-12-21 2022-07-22 京东方科技集团股份有限公司 一种供电系统及供电方法
CN112835407B (zh) * 2021-04-22 2021-07-20 浙江地芯引力科技有限公司 基于单电源的多电压域产生电路

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4194147A (en) * 1977-12-05 1980-03-18 Burr-Brown Research Corporation Parallel connected switching regulator system
JPS57138170A (en) 1981-02-20 1982-08-26 Hitachi Ltd Semiconductor integrated circuit device
JPS61776U (ja) * 1984-06-06 1986-01-07 三菱電機株式会社 陰極線管の高圧アノ−ドキヤツプ取付け構造
JPS6177639A (ja) 1984-09-21 1986-04-21 Agency Of Ind Science & Technol 赤外光学膜材料の製造法
JPH0393261A (ja) 1989-09-06 1991-04-18 Hitachi Ltd 半導体集積回路における電源供給方式
FR2678397B1 (fr) * 1991-06-25 1993-09-03 Cegelec Dispositif limiteur de perturbation, de type redondant, pour equipement de regulation.
JPH0517713A (ja) 1991-07-15 1993-01-26 Fujitsu Ltd インクジエツトインク
JPH0517713U (ja) * 1991-08-19 1993-03-05 三洋電機株式会社 レギユレータ回路
US5377090A (en) * 1993-01-19 1994-12-27 Martin Marietta Corporation Pulsed power converter with multiple output voltages
JPH08234851A (ja) 1995-02-23 1996-09-13 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JPH08328673A (ja) * 1995-03-30 1996-12-13 Sharp Corp マルチ出力電源装置
JP3533842B2 (ja) 1996-09-04 2004-05-31 セイコーエプソン株式会社 定電圧回路
US5959441A (en) * 1997-04-03 1999-09-28 Dell Usa, L.P. Voltage mode control for a multiphase DC power regulator
KR19990073944A (ko) * 1998-03-05 1999-10-05 윤종용 다출력 전원 레귤레이터 회로
US6191499B1 (en) * 1999-10-13 2001-02-20 International Business Machines Corporation System and method for providing voltage regulation to a multiple processor
US6265855B1 (en) * 1999-11-10 2001-07-24 Hewlett-Packard Company Coordinated switching in a multiple switching regulator system to lower peak current load
US6281666B1 (en) * 2000-03-14 2001-08-28 Advanced Micro Devices, Inc. Efficiency of a multiphase switching power supply during low power mode
US6792553B2 (en) * 2000-12-29 2004-09-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. CPU power sequence for large multiprocessor systems
US6700359B2 (en) * 2001-09-12 2004-03-02 Texas Instruments Incorporated Method for simultaneous output ramp up of multiple regulators
JP3686042B2 (ja) * 2002-02-06 2005-08-24 株式会社リコー 直流安定化電源装置
US6841980B2 (en) * 2003-06-10 2005-01-11 Bae Systems, Information And Electronic Systems Integration, Inc. Apparatus for controlling voltage sequencing for a power supply having multiple switching regulators

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005084849A (ja) 2005-03-31
CN100423425C (zh) 2008-10-01
TW200515685A (en) 2005-05-01
US20050052171A1 (en) 2005-03-10
US7208923B2 (en) 2007-04-24
US20070152505A1 (en) 2007-07-05
KR100668907B1 (ko) 2007-01-12
TWI271919B (en) 2007-01-21
CN1595779A (zh) 2005-03-16
KR20050025906A (ko) 2005-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3851303B2 (ja) 多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器
USRE39374E1 (en) Constant voltage power supply with normal and standby modes
US20060285418A1 (en) Semiconductor integrated circuit device, electronic component mounting board and layout designing method for the semiconductor integrated circuit device
US7764797B2 (en) Speaker driving device and audio output system
US20100072961A1 (en) Interposer including voltage regulator and method therefor
US20070001652A1 (en) Multi-power supply circuit and multi-power supply method
US20080018174A1 (en) Power control apparatus and method thereof
US8031888B2 (en) Electronic apparatus having audio output units
JP2005190381A (ja) 定電圧電源
JP2007282437A (ja) 電源回路
JP4271113B2 (ja) 充電装置及び集積回路
US11209846B2 (en) Semiconductor device having plural power source voltage generators, and voltage supplying method
JP2005234739A (ja) シリーズレギュレータ及びそれを用いた電子機器
US6900626B2 (en) Voltage generator arrangement
US20100219691A1 (en) Supply voltage selector
JP2004259879A (ja) レギュレータ内蔵型半導体装置
JP2008048547A (ja) 電源装置
CN112311229A (zh) 电源控制用半导体装置和输出电压可变电源装置
JPH1056071A (ja) 半導体集積回路及びその電源供給回路
TWI833291B (zh) 電壓調整電路
US7612546B2 (en) Configurable internal/external linear voltage regulator
JPH11259152A (ja) シリーズレギュレータ
JP2006204020A (ja) 電源装置および電子装置
JPH0574140A (ja) 半導体メモリ回路
JP2007122156A (ja) ボルテージレギュレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3851303

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term