JP3847527B2 - インターフェイス回路および信号伝送方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電子デバイス間におけるロジック信号の伝送に用いられるインターフェイス回路に関するものであり、特に、電源電圧が異なる複数の電子デバイスに用いて好適なインターフェイス回路および信号伝送方法に関するものである。
【0002】
技術の進歩に伴って、電子装置には、LSI(Large Scale Integrated circuit)、IC(Integrated Circuit)等の電子デバイスが複数、実装されるようになっている。これらの電子デバイス間では、ロジック信号の送受信を行うことにより、所与の動作が実行される。しかしながら、最近では、複数の電子デバイスのそれぞれの電源電圧がメーカ毎に異なる傾向にあることから、ロジック信号のレベルも、複数の電子デバイス間で異なるという事態が頻繁に起こっている。
【0003】
したがって、従来では、複数のデバイス間におけるロジック信号のレベルを調整しなければならないため、この調整に伴って、回路設計時間が長時間化したり、使用可能な電子デバイスが制限されたりといった弊害が看過できない状態にある。そこで、従来より、かかる問題を効果的に解決することができる手段、方法が切望されている。
【0004】
【従来の技術】
はじめに、上述した複数の電子デバイスが実装された電子機器の一例として、図6に示した磁気ディスク装置について説明する。図6は、従来の磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。この図において、HDC(ハードディスクコントローラ)1は、図示しないSCSI(Small Computer System Interface)バスを介してホスト9に接続されており、ホスト9との間でSCSIバスを介して各種コマンド(リードコマンド、ライトコマンド等)、後述する磁気ディスクMに書き込むべきライトデータ、磁気ディスクMから読み出されたリードデータの送受信を行う。また、HDC1は、磁気ディスク装置各部の制御を行う。
【0005】
MPU(Micro Processing Unit)2は、装置各部を制御するものであり、主な制御としては、リード/ライト制御、パワーセーブ制御等が挙げられる。リードチャネル3は、ライトデータを磁気ディスクMに書き込むための変調回路や、パラレルのライトデータをシリアルデータに変換するパラレル/シリアル変換回路や、リードデータを磁気ディスクMから読み出すための復調回路等を備えている。また、リードチャネル3は、シリアルのリードデータをパラレルデータに変換するシリアル/パラレル変換回路や、水晶振動子を用いた発振回路の周波数を逓倍することにより、装置各部のタイミング用のタイミング信号を発生させるシンセサイザ回路等を備えている。
【0006】
ヘッドIC4は、磁気ヘッド5を駆動するものであり、磁気ヘッド5からのリードデータをリードチャネル3へ渡すとともに、リードチャネル3からのライトデータを磁気ヘッド5へ渡す。磁気ヘッド5は、磁気ディスクMに近接配置されており、磁気ディスクMに対して磁気的にライトデータを書き込む機能と、磁気ディスクMから磁気的にリードデータを読み出す機能とを備えている。
【0007】
SPM(スピンドルモータ)6は、磁気ディスクMを回転駆動する。VCM(ボイスコイルモータ)7は、磁気ヘッド5を磁気ディスクMの半径方向に移動させる。サーボコントローラ8は、SPM6およびVCM7を制御することにより、サーボ制御を行う。上述したHDC1、MPU2、リードチャネル3、ヘッドIC4およびサーボコントローラ8のそれぞれは、LSI、IC等の電子デバイスであり、異なる電源電圧で駆動される。
【0008】
従って、これらの電子デバイス間で送受信されるロジック信号のレベルも、電子デバイス毎に異なる。そこで、従来の磁気ディスク装置では、図7に示したインターフェイス回路により、ロジック信号のレベル調整を行っている。この図において、LSI・AおよびLSI・Bは、図6に示したHDC1、MPU2、リードチャネル3等のうち、2つのものに対応している。LSI・Aは、第1電源電圧Vcc1 (=5.0V)により駆動される。このLSI・Aのロジック信号S1 のレベルも、5.0Vとされている。
【0009】
一方、LSI・Bは、第1電源電圧Vcc1 (=5.0V)とは異なる第2電源電圧Vcc2 (=2.5V)により駆動される。このLSI・Bのロジック信号S2 のレベルも、2.5Vとされている。すなわち、LSI・Aのロジック信号S1 のレベルが5.0Vであるのに対して、LSI・Bのロジック信号S2 のレベルが2.5Vとされている。したがって、このままでは、5.0Vのロジック信号S1 がLSI・Bに入力されると、LSI・Bの耐圧を越えてしまい、LSI・Bが破壊される可能性がある。
【0010】
そこで、従来のインターフェイス回路では、LSI・AとLSI・Bとの間にロジック信号のレベル調整を行うレベルコンバータCが設けられている。レベルコンバータCは、5.0Vのロジック信号S1 を、LSI・Bに適合する2.5Vのロジック信号S2 に変換するものである。従って、LSI・AとLSI・Bとは、レベルコンバータCによるレベル調整により、正常に機能する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したように、従来では、異種電圧により駆動される複数の電子デバイスを使用する際、ロジック信号のレベル調整を行うためのレベルコンバータCを使用しなければならないため、レベルコンバータCのレベル変換特性に適合する電子デバイスを選択する必要がある。従って、従来では、単体では高性能な電子デバイスであっても、レベル変換特性に適合しなければ当該電子デバイスを電子機器に使用することができないため、おのずと、使用可能な電子デバイスが制限されることから、回路設計上の制約が大きいという問題があった。
【0012】
また、レベルコンバータCを使用しない場合には、ロジック信号のレベルが等しい複数の電子デバイスを選定しなければならないという制限があるため、選定に要する時間分だけ回路設計時間が長時間化するという問題もあった。
【0013】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、異種電圧により駆動される複数の電子デバイスを用いた回路設計の自由度を高めることができるとともに、回路設計時間を短縮化することができるインターフェイス回路および信号伝送方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、異種電源電圧によりそれぞれ駆動される第1電子デバイスと第2電子デバイスとの間に介挿されるインターフェイス回路において、前記第1電子デバイスに設けられ、ロジック信号に対応する定電流を前記第2電子デバイスへ出力し、また、前記定電流の出力を停止する定電流制御手段と、前記第電子デバイスに設けられ、前記定電流の出力が停止された際に、前記定電流と逆方向にシンク定電流を流させるシンク定電流制御手段と、前記第2電子デバイスに設けられ、前記定電流制御手段からの前記定電流に基づいて、前記第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号を生成するロジック信号生成手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、定電流制御手段から定電流が第2電子デバイスへ出力されると、ロジック信号生成手段により、定電流に基づいて、第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号が生成される。
【0016】
このように、この発明によれば、第1電子デバイスと第2電子デバイスとの間で定電流によるロジック信号の伝送を行い、第2電子デバイス側で定電流に基づいて、第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号を生成するようにしたので、異種電圧により駆動される複数の電子デバイスであっても、ロジック信号のレベルを簡単に適合させることができるため、回路設計の自由度を高めることができるとともに、回路設計時間を短縮化することができる。また、このインターフェイス回路において、前記定電流の出力が停止された際に、該定電流と逆方向にシンク定電流を流させるシンク定電流制御手段を備えたので、シンク定電流に定電流の減衰時間が短くなり、結果として応答特性を向上させることができる。
【0017】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のインターフェイス回路において、前記第1電子デバイスは相互に逆ロジックでオン/オフ制御される第1および第2のスイッチを備え、前記第1および前記第2のスイッチ一方がオフ、他方がオンのときに前記定電流が出力され、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチの前記一方がオン、前記他方がオフのときに前記定電流の出力が停止され、前記定電流と逆方向に前記シンク定電流が流されることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、簡単な構成で定電流の減衰時間を短くして応答特性を向上させることができる。
【0019】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載のインターフェイス回路において、前記ロジック信号生成手段は、前記第2電子デバイスに適合するレベルに対応する抵抗により、前記ロジック信号を生成することを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、抵抗という極めて簡単な素子により、第2電子デバイスに適合するロジック信号が生成されるため、回路設計時間をさらに短縮化することができる。
【0021】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のインターフェイス回路において、前記抵抗は、前記ロジック信号のレベルに応じた抵抗値を得るための可変抵抗であることを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、抵抗を可変抵抗としたので、任意のレベルのロジック信号を生成できることから、異種電源電圧により駆動されるあらゆる電子デバイスを電子装置に実装することが容易になる。
【0023】
また、請求項5にかかる発明は、異種電源電圧によりそれぞれ駆動される第1電子デバイスと第2電子デバイスとの間の信号伝送を行う信号伝送方法において、ロジック信号に対応する定電流を前記第1電子デバイスから前記第2電子デバイスへ出力し、また、前記定電流の出力を停止する定電流制御工程と、前記定電流の出力が停止された際に、前記定電流と逆方向にシンク定電流を流させるシンク定電流制御工程と、前記定電流に基づいて、前記第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号を前記第2電子デバイス側で生成するロジック信号生成工程とを含むことを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、定電流制御工程で定電流が第1電子デバイスから第2電子デバイスへ出力されると、ロジック信号生成工程で、定電流に基づいて、第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号が生成される。
【0025】
このように、この発明によれば、第1電子デバイスと第2電子デバイスとの間で定電流によるロジック信号の伝送を行い、第2電子デバイス側で定電流に基づいて、第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号を生成するようにしたので、異種電圧により駆動される複数の電子デバイスであっても、ロジック信号のレベルを簡単に適合させることができるため、回路設計の自由度を高めることができるとともに、回路設計時間を短縮化することができる。また、このインターフェイス回路において、前記定電流の出力が停止された際に、該定電流と逆方向にシンク定電流を流させるシンク定電流制御手段を備えたので、シンク電流により定電流の減衰時間が短くなり、結果として応答特性を向上させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかるインターフェイス回路および信号伝送方法の実施の形態1〜4について詳細に説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。この図に示したLSI10およびLSI20は、図示しない一つの電子機器に実装されており、異種電源電圧でそれぞれ駆動される。また、LSI10およびLSI20のそれぞれのロジック信号のレベルも異なる。
【0028】
すなわち、LSI10は、第1電源電圧Vcc1 (=5.0V)により駆動される。このLSI10のロジック信号のレベルも、5.0Vとされている。また、LSI10の内部には、定電流I4 をLSI20へ送出するためのインターフェイス回路が内蔵されている。この定電流I4 が流れた場合には、ロジック信号S0 がハイレベルであり、定電流I4 が流れない場合には、ロジック信号S0 がローレベルである。
【0029】
一方、LSI20は、第1電源電圧Vcc1 (=5.0V)とは異なる第2電源電圧Vcc2 (=2.5V)により駆動される。このLSI20のロジック信号のレベルも、2.5Vとされている。このLSI10の内部には、LSI20に適合するレベル(2.5V)のロジック信号を定電流I4 から生成するインターフェイス回路が内蔵されている。このように、LSI10のロジック信号のレベルが5.0Vであるのに対して、LSI・Bのロジック信号のレベルが2.5Vとされている。
【0030】
ここで、図2を参照して実施の形態1の詳細な構成について説明する。この図において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。同図に示したLSI10は、インターフェイス回路15および内部回路16から構成されている。インターフェイス回路15において、トランジスタ11は、定電流I4 の出力をオン/オフ制御するためのpnp型トランジスタである。このトランジスタ11のエミッタには、第1電源電圧Vcc1 が印加されている。抵抗R1 は、トランジスタ11のコレクタとグランドGNDとの間に介挿されている。この抵抗R1 の抵抗値r1 は、定電流I2 ≒定電流I4 となるように、非常に大きい値とされている。
【0031】
ダイオード12は、トランジスタ11のエミッタ−ベース間に並列接続されている。このダイオード12とトランジスタ11とは、カレントミラー回路を構成している。すなわち、ダイオード12に流れる定電流I1 とトランジスタ11のエミッタに流れる定電流I2 とは等しい。定電流源13は、ダイオード12のカソードと内部回路16との間に介挿されており、定電流I1 を流す役目をしている。
【0032】
内部回路16は、LSI10の機能を実現するための回路であり、ロジック信号S10 により動作を実行する。このロジック信号S10 のレベルは、5.0Vとされている。スイッチ14は、ダイオード12に並列接続されており、図示しない制御回路によりオン/オフ制御される。接続線30は、LSI10とLSI20との間を接続しており、定電流I4 (ロジック信号S0 )の伝送路としての役目をしている。
【0033】
一方、LSI20は、インターフェイス回路24および内部回路25から構成されている。インターフェイス回路24において、トランジスタ21は、定電流I4 によりオン/オフ制御されるnpn型トランジスタである。このトランジスタ21のコレクタには、抵抗R3 を介して第2電源電圧Vcc2 (=2.5V)が印加されている。この第2電源電圧Vcc2 (=2.5V)は、LSI10用の第1電源電圧Vcc1 (=5.0V)とは異なる。
【0034】
抵抗R2 は、トランジスタ21のエミッタとグランドGNDとの間に介挿されている。ダイオード22およびダイオード23は、直列回路を構成しており、この直列回路は、トランジスタ21のベースとグランドGNDとの間に介挿されている。内部回路25は、LSI20の機能を実現するための回路であり、ロジック信号S20 により動作を実行する。このロジック信号S20 のレベルは、2.5V(≠ロジック信号S10 のレベル)とされている。
【0035】
上記構成において、スイッチ14がオフにされると、ダイオード12には、定電流源13による定電流I1 が流れるとともに、カレントミラー回路を構成するトランジスタ11のエミッタにも、定電流I1 と同値の定電流I2 が流れる。この定電流I2 は、トランジスタ11のコレクタに流れる電流I3 と、接続線30を流れる定電流I4 とに分流される。ここで、抵抗R1 の抵抗値r1 が非常に大きい値とされており、電流I3 ≒0であるため、定電流I2 ≒定電流I4 となる。
【0036】
そして、定電流I4 がインターフェイス回路24に流入すると、ダイオード22およびダイオード23からなる直列回路にドロップ電圧VD(≒1.4V)が生じるとともに、トランジスタ21のベース−エミッタ間にベース−エミッタ電圧VBE(≒0.7V)が生じる。これにより、抵抗R2 には、約0.7Vのドロップ電圧VR2 (=ドロップ電圧VD−ベース−エミッタ電圧VBE)が生じるとともに、電流I5(=ドロップ電圧VR2 /抵抗R2の抵抗値r2)が流れる。
【0037】
このとき、抵抗R3 にも上記電流I5 が流れるため、抵抗R3 には、ドロップ電圧VR3(=抵抗R3 の抵抗値r3 ×電流I5 )が生じる。従って、内部回路25には、(第2電源電圧Vcc2 −ドロップ電圧VR3 )というローレベルのロジック信号S20 が入力される。
【0038】
すなわち、実施の形態1では、抵抗R2 の抵抗値r2 および抵抗R3 の抵抗値r3 を適当な値に設定することにより、従来のレベルコンバータC(図7参照)を用いることなくロジック信号S20 のレベルをLSI20に適合させることができる。これらの抵抗R2 および抵抗R3 は、可変抵抗であってもよい。この場合には、任意のレベルのロジック信号を生成できることから、異種電源電圧により駆動されるあらゆる電子デバイスを電子装置に実装することが容易になる。
【0039】
一方、スイッチ14がオンにされると、ダイオード12に定電流I1 が流れなくなるため、定電流I2 =0となる。従って、定電流I4 =0となるため、トランジスタ21のベース電圧も0Vとなる。これにより、トランジスタ21がオフとなるため、内部回路25には、第2電源電圧Vcc2 というハイレベルのロジック信号S20 が入力される。
【0040】
以上説明したように、実施の形態1によれば、LSI10とLSI20との間で定電流I4 によるロジック信号の伝送を行い、LSI20側で定電流I4 に基づいて、LSI20に適合するレベルのロジック信号S20 を生成するようにしたので、異種電圧により駆動される複数の電子デバイスであっても、ロジック信号のレベルを簡単に適合させることができるため、回路設計の自由度を高めることができるとともに、回路設計時間を短縮化することができる。
【0041】
(実施の形態2)
図3は、本発明にかかる実施の形態2の構成を示すブロック図である。この図において、図2の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。この図においては、図2に示したLSI20に代えて、LSI40が設けられている。このLSI40は、インターフェイス回路44および内部回路45から構成されている。
【0042】
インターフェイス回路44において、定電流源41は、定電流I6 を流す役目をするものであり、第2電源電圧Vcc2 に接続されている。トランジスタ42およびトランジスタ43は、ECL(Emitter Coupled Logic)回路を構成している。トランジスタ42は、定電流源41とグランドGNDとの間に介挿されたpnp型トランジスタである。すなわち、トランジスタ42のベースは、接続線30に接続されており、トランジスタ42のエミッタは、定電流源41に接続されており、トランジスタ42のコレクタは、グランドGNDに接続されている。抵抗R4 は、トランジスタ42のベースとグランドGNDとの間に介挿されている。
【0043】
トランジスタ43は、トランジスタ42に対して併設されており、定電流源41とグランドGNDとの間に介挿されたpnp型トランジスタである。すなわち、トランジスタ43のエミッタは、定電流源41およびトランジスタ42のエミッタに接続されており、トランジスタ43のコレクタは、抵抗R5 を介してグランドGNDに接続されている。このトランジスタ43のベースには、基準電圧Vref が印加されている。ここで、基準電圧Vref は、抵抗R4 に生じるドロップ電圧VR4 から0.5(V)を減算した値に設定されている。内部回路45は、LSI40の機能を実現するための回路であり、ロジック信号S40 により動作を実行する。このロジック信号S40 のレベルは、2.5V(≠ロジック信号S10 のレベル)とされている。
【0044】
上記構成において、スイッチ14がオフにされると、ダイオード12には、定電流源13による定電流I1 が流れるとともに、カレントミラー回路を構成するトランジスタ11のエミッタにも、定電流I1 と同値の定電流I2 が流れる。これにより、実施の形態1の場合と同様にして、接続線30には、定電流I4 (≒定電流I2 )が流れる。
【0045】
そして、定電流I4 がインターフェイス回路44に流入すると、抵抗R4 には、ドロップ電圧VR4 が生じる。このとき、トランジスタ43のベースに基準電圧Vref が印加されているため、ECL回路の作用により、定電流I6 は、トランジスタ43を介して抵抗R5 を流れる。これにより、内部回路45には、抵抗R5の抵抗値r5 ×定電流I5 というハイレベルのロジック信号S40 が入力される。すなわち、実施の形態2では、抵抗R5 の抵抗値r5 を適当な値に設定することにより、従来のレベルコンバータC(図7参照)を用いることなくロジック信号S40 のレベルをLSI40に適合させることができる。この抵抗R5 は、可変抵抗であってもよい。
【0046】
一方、スイッチ14がオンにされると、ダイオード12に定電流I1 が流れなくなるため、定電流I2 =0となる。従って、定電流I4 =0となるため、トランジスタ21のベース電圧も0Vとなる。これにより、定電流I6 は、全て、トランジスタ42へ流れるため、トランジスタ43(抵抗R5 )に流れない。この場合には、内部回路45には、ローレベル(グランドGNDレベル)のロジック信号S40 が入力される。
【0047】
以上説明したように、実施の形態2によれば、LSI10とLSI40との間で定電流I4 によるロジック信号の伝送を行い、LSI40側で定電流I4 に基づいて、LSI20に適合するレベルのロジック信号S40 を生成するようにしたので、異種電圧により駆動される複数の電子デバイスであっても、ロジック信号のレベルを簡単に適合させることができるため、回路設計の自由度を高めることができるとともに、回路設計時間を短縮化することができる。
【0048】
(実施の形態3)
さて、実施の形態1では、図2に示したスイッチ14がオンにされると、定電流I4 が流れなくなる旨を説明したが、実際には、定電流I4 が0に減衰するまでに、回路定数に応じた減衰時間が生じる。この減衰時間は、応答特性を悪化させる要因となるため、この減衰時間をできるだけ短縮し応答特性を改善するのが望ましい。以下では、この場合を実施の形態3として説明する。
【0049】
図4は、本発明にかかる実施の形態3の構成を示すブロック図である。この図において、図2の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。この図においては、図2に示したLSI10に代えて、LSI50が設けられている。このLSI50は、インターフェイス回路56および内部回路16から構成されている。インターフェイス回路56においては、図2に示した抵抗R1 に代えて、トランジスタ52、定電流源53、ダイオード54およびスイッチ55が設けられている。
【0050】
トランジスタ52は、定電流I4 の減衰時間を短縮化するためのnpn型トランジスタである。このトランジスタ52のコレクタは、トランジスタ11のコレクタに接続されており、トランジスタ52のエミッタは、グランドGNDに接続されている。定電流源53は、定電流I8 を流す役目をしている。ダイオード54は、定電流源53とグランドGNDとの間に介挿されている。このダイオード54とトランジスタ52とはカレントミラー回路を構成している。スイッチ55は、ダイオード54に並列接続されており、図示しない制御部によりオン/オフ制御される。ここで、スイッチ14とスイッチ55とは、逆ロジックでオン/オフ制御される。
【0051】
上記構成において、スイッチ14がオフ、スイッチ55がオンにされると、ダイオード12には、定電流源13による定電流I1 が流れるとともに、カレントミラー回路を構成するトランジスタ11のエミッタにも、定電流I1 と同値の定電流I2 が流れる。これにより、接続線30には、定電流I4(≒定電流I2 )が流れる。一方、スイッチ55がオンにされていることから、定電流I8 は、スイッチ55に流れるが、ダイオード54に流れない。
【0052】
従って、カレントミラー回路を構成するトランジスタ52に電流が流れないため、トランジスタ52は、オフとされる。以降、定電流I4 がLSI20に流入すると、前述した実施の形態1の場合と同様に作用する。
【0053】
そして、スイッチ14がオン、スイッチ55がオフにされると、ダイオード12には、定電流I1 が流れなくなる。一方、スイッチ55がオフにされていることから、定電流I8 がダイオード54に流れ、トランジスタ52がオンとなる。これにより、接続線30には、シンク定電流I7 が定電流I4とは逆方向に流れる。従って、定電流I4 は、シンク定電流I7 と相殺され急激に減衰する。
【0054】
以上説明したように、実施の形態3によれば、トランジスタ52、定電流源53およびスイッチ55を設けて、シンク定電流I7 を定電流I4 とは逆方向に流すようにしたので、定電流I4 の減衰時間を短縮化することができるため、結果として応答特性を向上させることができる。
【0055】
(実施の形態4)
さて、実施の形態3では、図4に示したシンク定電流I7 を流す手段を設けて、LSI50とLSI20との間の応答特性を向上させる例について説明したが、これを実施の形態2に適用してもよい。以下では、この場合を実施の形態4として説明する。
【0056】
図5は、実施の形態4の構成を示すブロック図である。この図において、図4の各部に対応する部分には同一の符号を付ける。同図においては、図4に示したLSI20に代えて、LSI40(図3参照)が設けられている。なお、図5に示したシンク定電流I7 が流れる作用、シンク定電流I7 による効果については、実施の形態3の場合と同様であるためその説明を省略する。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、5にかかる発明によれば、第1電子デバイスと第2電子デバイスとの間で定電流によるロジック信号の伝送を行い、第2電子デバイス側で定電流に基づいて、第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号を生成するようにしたので、異種電圧により駆動される複数の電子デバイスであっても、ロジック信号のレベルを簡単に適合させることができるため、回路設計の自由度を高めることができるとともに、回路設計時間を短縮化することができるという効果を奏する。また、このインターフェイス回路において、前記定電流の出力が停止された際に、該定電流と逆方向にシンク定電流を流させるシンク定電流制御手段を備えたので、シンク電流により定電流の減衰時間が短くなり、結果として応答特性を向上させることができる。
【0058】
また、請求項2にかかる発明によれば、簡単な構成で定電流の減衰時間を短くして応答特性を向上させることができるという効果を奏する。
【0059】
また、請求項3にかかる発明によれば、抵抗という極めて簡単な素子により、第2電子デバイスに適合するロジック信号が生成されるため、回路設計時間をさらに短縮化することができるという効果を奏する。
【0060】
また、請求項4にかかる発明によれば、抵抗を可変抵抗としたので、任意のレベルのロジック信号を生成できることから、異種電源電圧により駆動されるあらゆる電子デバイスを電子装置に実装することが容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかる実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明にかかる実施の形態3の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明にかかる実施の形態4の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来のインターフェイス回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50 LSI
11 トランジスタ
12 ダイオード
13 定電流源
14 スイッチ
15 インターフェイス回路
21 トランジスタ
22 ダイオード
23 ダイオード
24 インターフェイス回路
41 定電流源
42 トランジスタ
43 トランジスタ
44 インターフェイス回路
51 トランジスタ
52 トランジスタ
53 定電流源
54 ダイオード
55 スイッチ
Claims (5)
- 異種電源電圧によりそれぞれ駆動される第1電子デバイスと第2電子デバイスとの間に介挿されるインターフェイス回路において、
前記第1電子デバイスに設けられ、ロジック信号に対応する定電流を前記第2電子デバイスへ出力し、また、前記定電流の出力を停止する定電流制御手段と、
前記第電子デバイスに設けられ、前記定電流の出力が停止された際に、前記定電流と逆方向にシンク定電流を流させるシンク定電流制御手段と、
前記第2電子デバイスに設けられ、前記定電流制御手段からの前記定電流に基づいて、前記第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号を生成するロジック信号生成手段と
を備えることを特徴とするインターフェイス回路。 - 前記第1電子デバイスは相互に逆ロジックでオン/オフ制御される第1および第2のスイッチを備え、前記第1および前記第2のスイッチ一方がオフ、他方がオンのときに前記定電流が出力され、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチの前記一方がオン、前記他方がオフのときに前記定電流の出力が停止され、前記定電流と逆方向に前記シンク定電流が流されることを特徴とする請求項1に記載のインターフェイス回路。
- 前記ロジック信号生成手段は、前記第2電子デバイスに適合するレベルに対応する抵抗により、前記ロジック信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載のインターフェイス回路。
- 前記抵抗は、前記ロジック信号のレベルに応じた抵抗値を得るための可変抵抗であることを特徴とする請求項3に記載のインターフェイス回路。
- 異種電源電圧によりそれぞれ駆動される第1電子デバイスと第2電子デバイスとの間の信号伝送を行う信号伝送方法において、
ロジック信号に対応する定電流を前記第1電子デバイスから前記第2電子デバイスへ出力し、また、前記定電流の出力を停止する定電流制御工程と、
前記定電流の出力が停止された際に、前記定電流と逆方向にシンク定電流を流させるシンク定電流制御工程と、
前記定電流に基づいて、前記第2電子デバイスに適合するレベルのロジック信号を前記第2電子デバイス側で生成するロジック信号生成工程と
を含むことを特徴とする信号伝送方法。
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