JP3847501B2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、荷物の保管、運搬の際に使用するフォークリフト用合成樹脂製パレットに係り、特にデッキボードの支柱部に接続する部分を補強した軽量で、堅牢な合成樹脂製パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
荷物の保管、運搬用に使用されるパレットは、ほとんどが合成樹脂製のパレットが使用されている。合成樹脂製パレットは、耐腐食性、耐汚染性に優れているものの、木製パレットと比較すると曲げ強度、耐衝撃強度が劣るという問題がある。合成樹脂製パレットは、上部デッキボードと下部デッキボードとをその両端部及び中間部に配設した中空構造の支柱部で連結し、支柱部と上下デッキボードで囲まれた空間部をフォークリフトのフォーク差込口としている。
【0003】
そして、製造方法は、一体に射出成型する方法と複数に分割成形した部品を一体に溶着成型する方法とがある。一体に溶着成形する1つの製造方法においては、パレットを予め支柱部のほぼ中間で上下の部品に分割成形し、これらの部品の支柱部を突き合わせ溶着することによって一体に成型される。この突き合わせ溶着によるパレットは、デッキボードの下面に補強リブが設けられ、支柱部は上下面及び側面を閉じた中空構造とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
パレットは、荷物を載置して保管する際に、パレットの両端部に台座をおいて支持する、いわゆるラック積みが行われる。このようなラック積みにおいて、載置した荷物によってパレットに荷重がかかると、両端部は台座で支えられているが中央部が浮いた状体となっているために、パレット全体としては中央部が下がり弓状に変形する。また、チェーンコンベアによって移送される際にも、下部デッキボードに応力がかかるとデッキボードが変形するという問題がある。
【0005】
特に、上部デッキボードは天板の下面に縦横に補強リブを設けて形成されているが、荷重が大きくなると支柱壁と天板との連結部分において直角を保ち得なくなり、撓み量を一層大きくすることになる。合成樹脂製パレットは木製パレットに比して滑りやすいために、デッキボードが撓むと荷物を安定した状態で載置できないばかりでなく、荷崩れの原因となる。また、合成樹脂製であることから、変形状態が長時間に続くと永久ゆがみが生じ、元の状態に復元しなくなるという問題がある。
【0006】
また、ハンドリフト(手動による小型のフォークリフト)やパレットトラックの使用を可能にするために、パレットの下面には大きな開口が設けられる。即ち、各支柱部を連結する部分の下部デッキボードを残し、前記下部デッキボードで囲まれた部分を切り欠いて比較的大きな開口とする。パレットの下面に大きな開孔を設けることは、パレット全体としての強度を低下させることになる。
【0007】
また、ハンドリフトを使用する場合、下部デッキボードの高さを低くすれば、ハンドリフトの差し込みが容易になり、ハンドリフトによる運搬作業を能率的に行うことができる。従って、ハンドリフトの差し込みを容易にするために、下部デッキボードの高さはできるだけ低いことが望ましい。しかしながら、下部デッキボードの高さを単純に低くするだけでは、下部デッキボードの強度が低下し、ひいてはパレット全体の強度を低下させることになる。
【0008】
そこで、合成樹脂製パレットにおいては、軽量化とともに、曲げ強度の大きいパレットの開発が望まれている。この発明では、デッキボード下面の補強リブを効率的に補強することによって、支柱壁と天板との連結部分の変形を少なくしてパレット全体の強度を向上させた合成樹脂製パレットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、この発明に係る合成樹脂製パレットは、上部デッキボードと下部デッキボードとを支柱部で連結し、デッキボードの下面に側面とほぼ平行な補強リブとフォークの差し込み方向とほぼ同一方向の補強リブを設けてなるパレットであって、少なくとも上部デッキボードにおいて、側面とほぼ平行な補強リブのうち、支柱部と連結する補強リブの支柱部から一定範囲の側面に肉盛り部を設け、前記肉盛り部の下面を支柱部に向かって下方に傾斜させるとともに、支柱部に連結する部分は補強リブの下面よりも下方において支柱部に連結していることを特徴とする。支柱部間を連結する複数の補強リブの両側面に前記肉盛り部を設けることが好ましい。そして、肉盛り部の厚さは特に限定されるものではないが、例えば、厚さを0.3〜2.0mmとすることができる。また、下部デッキボードにおいて、側面とほぼ平行な補強リブのうち、支柱部と連結する補強リブの支柱部から一定範囲の側面に肉盛り部を設け、前記肉盛り部の下面を支柱部に向かって下方に傾斜させてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明を図示する実施形態について基づいて詳細に説明する。図示するパレットは、上部デッキボード及び下部デッキボードを四隅の支柱部とその中間に設けた支柱部で連結してなる四方差しパレットである。パレット10は、上部デッキボード11と下部デッキボード13を四隅の支柱部15とその中間に設けた中間支柱部17及び中央部の中央支柱部19で連結してなり、上下デッキボード11、13と支柱部15及び支柱部17で囲まれた空隙をフォーク差込口20とした四方差しパレットである。
【0011】
上記パレット10は、予め各支柱部の略中央部で水平方向に分割して上部デッキボードを有する上部品21と、下部デッキボードを有する下部品23とに成形され、その後、上部品21と下部品23とを支柱部において突き合わせ溶着することにより一体に成形される。上部デッキボード11の下面(内側面)と下部デッキボード13の下面(外側面)には、それぞれ縦横に補強リブが設けられ、各支柱部は中空構造とされている。
【0012】
上部デッキボード11には、天板25と前記天板25の下面に縦横に設けた補強リブ27とからなる。前記補強リブ27は、パレットの側面に対してほぼ平行に設けた補強リブ27aとフォークの差し込み方向に対してほぼ平行に設けた補強リブ27bによって縦横に形成されている。さらに、デッキボードの変形量を小さくするために、側面に平行な補強リブ27aのうち各支柱部15,17,19に連結する部分の側面に肉盛り部29を設けてなる。
【0013】
前記肉盛り部29は、図2及び図4に示すように、下面がテーパ面又はアール面とされ、支柱の壁面に向かって下方に傾斜しており、下面がテーパ面の場合でも支柱壁との連結部分では下面をアール面29aとして接続されている。さらに、前記肉盛り部29の厚さは0.3〜2.0mm、好ましくは0.8〜1.2mmとし、補強リブ27aの片側面または両側面に設けられている。
【0014】
デッキボードの変形を防止するためには、天板及び/又は補強リブの全体を厚肉に形成すればよいが、パレット自体の重量が重くなるとともに、コストアップとなる。そこで、上部デッキボード11の変形を効果的に防止するために、集中応力を受けやすいデッキボードと支柱部との連結部を補強し、しかもパレットの側面にほぼ平行な補強リブ27aのうち、支柱部に連結する部分に下面が支柱部に向かって下方に傾斜する肉盛り部29を設ける構成とした。
【0015】
このように、支柱部に連結する部分に肉盛り部29を形成することによって上部デッキボード11の変形が防止されるとともに、支柱との直角を保つことによってパレット全体の変形も防止される。尚、肉盛り部29の大きさは、パレットの大きさ、用途、材質等によって決定すればよい。
【0016】
また、前記肉盛り部29は、上記実施形態のように略三角形状に形成する他、図5(a)に示すように、上方の先端部がフォークの差込方向と同一方向の補強リブ27bに突き当たり、略台形状に形成してもよい。また、図5(b)に示すように、前記肉盛り部29は、支柱部と支柱部に隣接する補強リブ27bによって区切られた範囲に限定することなく、支柱部に隣接する補強リブ27bを挟んで連続的に形成してもよい。
【0017】
下部品23は、各支柱部を連結するように下部デッキボード13を梁状に設け、各下部デッキボードで囲まれた部分を大きな開口30としている。このように、開口30を設けることによってハンドリフトの使用が可能になる。下部デッキボード13は、ハンドリフトの差し込みを容易にするために、上面(内側面)をフォークの差し込み方向に向かってほぼ平滑な湾曲面とする。下部デッキボード13には、下板31と前記下板31の下面に縦横に設けた補強リブ33とからなる。
【0018】
前記補強リブ33は、パレットの側面に対してほぼ平行に設けた補強リブ33aとフォークの差し込み方向に対してほぼ平行に設けた補強リブ33bによって縦横に形成されている。さらに、デッキボードの変形量を小さくするために、側面に平行な補強リブ33aのうち各支柱部15,17,19に連結する部分の側面に肉盛り部35を設けてなる。
【0019】
肉盛り部35の構成は、肉盛り部29と同様に形成することができる。従って、重複を避けるためにその説明は省略する。上記のように、下部デッキボードにおいても、支柱部に接する部分の補強リブに肉盛り部35を形成した場合には、下部デッキボードの変形も小さく押さえられるから、上部デッキボードの変形防止と相まって、パレット全体としての変形量を一層小さく押さえることができる。
【0020】
下部デッキボード13の変形が防止されれば、それだけ下部デッキボードの高さを低くすることができるとともに、下部デッキボードを低くした分だけフォーク差込口の高さを大きくすることができる。従って、ハンドリフトの差込が容易になるという効果も得られる。
【0021】
尚、上記実施形態では、四方差しパレットについて説明したが、二方差しパレットであってもよく、また両面使用のパレットにも適用することができる。また、下部デッキボードを省略した、いわゆるスキッドパレットにも適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
この発明に係る合成樹脂製パレットは、デッキボードの補強リブにおいて、パレットの側面に平行な補強リブのうち、支柱部に連結する部分に肉盛り部を形成したから、デッキボードの撓みが少なく、曲げ強度の大きいパレットを得ることができる。また、肉盛り部の下面は、支柱部に向かって下方に傾斜する傾斜面としたから、支柱部との連結部分を効率的に補強することができ、全体として軽量なパレットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットの半分を示し、左半分が平面図、右半分は上部デッキボードの下面図である。
【図2】パレットの右半分を断面した正面図である。
【図3】隅部を示す下部デッキボードの底面図である。
【図4】補強リブにおける肉盛り部を示す説明用拡大斜視図である。
【図5】肉盛り部の他の実施形態を示す正面図である。
【符号の説明】
10:パレット
11:上部デッキボード
13:下部デッキボード
15:四隅の支柱部
17:中間支柱部
19:中央支柱部
20:フォーク差込口
21:上部品
23:下部品
25:天板
27:補強リブ
27a:側面に平行な補強リブ
27b:フォーク差し込み方向の補強リブ
29:肉盛り部
29a:アール面
30:開口
31:下板
33:補強リブ
33a:側面に平行な補強リブ
33b:フォーク差し込み方向の補強リブ
35:肉盛り部
Claims (4)
- 上部デッキボードと下部デッキボードとを支柱部で連結し、デッキボードの下面に側面とほぼ平行な補強リブとフォークの差し込み方向とほぼ同一方向の補強リブを設けてなるパレットであって、少なくとも上部デッキボードにおいて、側面とほぼ平行な補強リブのうち、支柱部と連結する補強リブの支柱部から一定範囲の側面に肉盛り部を設け、前記肉盛り部の下面を支柱部に向かって下方に傾斜させるとともに、支柱部に連結する部分は補強リブの下面よりも下方において支柱部に連結していることを特徴とする合成樹脂製パレット。
- 支柱部間を連結する複数の補強リブの両側面に前記肉盛り部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の合成樹脂製パレット。
- 前記肉盛り部の厚さを0.3〜2.0mmとしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の合成樹脂製パレット。
- 下部デッキボードにおいて、側面とほぼ平行な補強リブのうち、支柱部と連結する補強リブの支柱部から一定範囲の側面に肉盛り部を設け、前記肉盛り部の下面を支柱部に向かって下方に傾斜させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の合成樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
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JP30193999A JP3847501B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 合成樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30193999A JP3847501B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 合成樹脂製パレット |
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JP2001122263A JP2001122263A (ja) | 2001-05-08 |
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Family
ID=17902940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30193999A Expired - Lifetime JP3847501B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 合成樹脂製パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3847501B2 (ja) |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP30193999A patent/JP3847501B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2001122263A (ja) | 2001-05-08 |
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