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JP3846265B2 - 光ディスク - Google Patents

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JP3846265B2
JP3846265B2 JP2001333408A JP2001333408A JP3846265B2 JP 3846265 B2 JP3846265 B2 JP 3846265B2 JP 2001333408 A JP2001333408 A JP 2001333408A JP 2001333408 A JP2001333408 A JP 2001333408A JP 3846265 B2 JP3846265 B2 JP 3846265B2
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ディスクに関し、光ディスク装置のレーザ光を利用してレーベル面に画像形成を行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
記録可能型光ディスクにおいては、光ディスクに記録した内容を目視で確認できるように、記録内容に関する情報(タイトル等)が、ユーザにより、光ディスクに添えて記入される。この場合、CD系光ディスク{CD−R(CDレコーダブル)、CD−RW(CDリライタブル)等}等のカートリッジに収容することなくディスク単体で扱われる片面光ディスクでは、光ディスクのレーベル面に直接ペンにて書き込むことが一般的に行われている。また、別の方法として、パソコン上で記録内容に関する情報を編集し、それをプリンタでラベルに印刷してレーベル面に貼り付けることも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ディスクのレーベル面に直接ペンにて書き込む方法では、堅いペンなどを使って強い力で書くと、記録層を傷めることがあった。また、プリンタでラベルに印刷する方法では、プリンタが別途必要であった。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、光ディスク装置のレーザ光を利用してレーベル面に画像形成を行えるようにして、ペンによる書き込みやプリンタによる印刷を不要にした光ディスクを提供しようとするものである。
0004
【課題を解決するための手段】
この発明の光ディスクは、レーベル面側から見える箇所に、該レーベル面側からのレーザ光の照射によって該レーベル面側からの可視光特性が変化する可視光特性変化層を形成してなるものである。この場合、可視光特性変化層光ディスクに一体に形成すれば、ラベル貼付方式に比べて、偏重心による高速回転時の振動発生を防止でき、また、ドライブ内でのラベル剥離による故障発生を防止できる。
0005
この発明の光ディスクは、例えば、前記可視光特性変化層を、前記レーザ光の照射によって色相、明度、彩度のうちの少なくともいずれかが変化する色変化層とすることができる。また、前記色変化層を感光層または感熱層とすることができる。また、色変化層(感光層、感熱層等)を2層構成にし、この2層がレーザ光の照射により融合または混合して可視光特性が変化するようにすることもできる。また、前記光ディスクが基板上に少なくとも記録層、反射層、保護層を順次成膜したものとし、前記可視光特性変化層が該反射層と該保護層の間に形成されたものとすることができる
この発明の光ディスクは、前記反射層と前記保護層の間に、前記可視光特性変化層が存在する部分と、該可視光特性変化層が無く該反射層と該保護層どうしが直接接合されている部分が微細に入り交じって形成されたものである。これによれば、反射層と保護層どうしが直接接合されている部分を有するので、密着性を良好にすることができる。また、可視光特性変化層が不透明であっても、該可視光特性変化層が無く該反射層と該保護層どうしが直接接合されている部分を通して、レーベル面側から反射層を部分的に望むことができるので、レーベル面の画像形成時に該反射層に容易にフォーカスを合わせることができる。可視光特性変化層が存在する部分と、該可視光特性変化層が無く該反射層と該保護層どうしが直接接合されている部分が微細に入り交じって形成された構造は、例えば、該可視光特性変化層が該反射層と該保護層の間に多数の点状または多数の孔空き状に形成され、該点の外側または該孔の内側で該反射層と該保護層が直接接合されたものとして実現することができる。点状、孔空き状のほか、同心円または直線の縞状等に構成することもできる
また、この発明の光ディスクは、例えば、CD−R、CD−RW等のCD系光ディスク、あるいは、DVD−R、DVD−RW等のDVD系光ディスク等の2枚基板貼り合わせ光ディスク等の反射型記録可能型片面光ディスク、あるいは、その他の規格の光ディスクとすることができる。
0006
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を以下説明する。光ディスクの参考例を図に部分断面図で示す(各層の厚さは実際とは異なる。また、案内溝の図示は省略する。)。これは、CD−Rディスクのレーベル面に画像形成を行えるようにしたものである。この光ディスク10は、ポリカーボネート等の透明基板12の片面に色素層(記録層)14、反射層16、可視光特性変化層18、保護層20を順次成膜して、全体を一体に構成したものである。可視光特性変化層18があること以外は通常のCD−Rディスクと同じである。レーベル面22側からは透明な保護層20を通して可視光特性変化層18を望むことができる。可視光特性変化層18は、レーベル面22側からの所定パワー以上のレーザ光の照射によって、該照射された箇所の、レーベル面22側からの可視光特性{色(色相、明度、彩度)、スペクトラム、反射率、透過率、光散乱等}が変化するもので、例えば、感光材や感熱材等の色が変化する{例えば、白から有色(黒等)、透明から有色(黒等)等に変化する}材料の層(感光層、感熱層等による色変化層)で構成することができる。可視光特性変化層18を感光層で構成する場合は、例えば、レーベル面22側から入射される波長780nmのレーザ光に対して、該レーザ光のパワーが1mW未満では感光せず、1mW以上で感光して変色するような感光材を使用することができる。また、可視光特性変化層18を感熱層で構成する場合は、例えば、セ氏100度未満では感熱せず、セ氏100度以上で感熱して変色するような感熱材を使用することができる。なお、光ディスク10のデータ記録または再生時はレーザ光が基板12側から入射され、反射層16でほとんど遮断されるので、可視光特性変化層18は可視光特性の変化が生じない。また、図に示すように、可視光特性変化層18を2層構造18−1,18−2とし、この2層18−1,18−2がレーザ光の照射により融合または混合して可視光特性が変化するように構成することもできる。
0007
反射層16と可視光特性変化層18との間に、図に示すように、中間層24を設けることができる。中間層24は、例えば、反射層16と可視光特性変化層18との密着性、断熱性等を向上させる材料で構成することができる。密着性を向上させる目的では、中間層24は反射層16、可視光特性変化層18のいずれに対しても密着性のよい材料が用いられる。中間層24を断熱性の材料で構成すれば、データ記録時の熱、レーベル面の画像形成時の熱が、互いに反対側に伝導されるのが抑制されるので、データ記録時の熱が可視光特性変化層に与える影響、レーベル面の画像形成時の熱が記録層に与える影響を抑えることができる。また、反射層16と可視光特性変化層18が直接接している場合には、レーベル面の画像形成時の熱が反射層16(金属で構成されることが多い)を通して面方向に拡がり、可視光特性変化層18の可視光特性の変化効率が低下したり、画像が滲んで形成されるおそれがあるが、中間層24を断熱性の材料で構成すれば、レーベル面の画像形成時の熱が反射層16を通して面方向に拡がるのが抑制され、可視光特性の変化効率の低下や画像の滲みを防止することができる。中間層24を半透明の光散乱特性を持つ光散乱層で構成することにより、形成された画像を見やすくすることもできる。
反射層16と可視光特性変化層18との密着性を向上させる手法として、中間層を設けるのに代えて、この発明により、可視光特性変化層18を図に示すように多数の微細な点状(例えば1つの点の直径が数10μm程度の円形または同程度の大きさの非円形)に形成する(例えば、膜転写などの技法を用いて形成する。)ことができる。また、多数の微細な点状に代えて、図5に示すように多数の微細な孔26を有する孔空き状に形成することができる。図の点状に形成した場合は点の外側で、また図5の孔空き状に形成した場合は孔の内側で、反射層16と保護層20どうしが直接接合されているので、密着性を良好にすることができる。また、可視光特性変化層18が不透明であっても、可視光特性変化層18が無く反射層16と保護層20どうしが直接接合されている部分を通して、レーベル面22側から反射層16を部分的に望むことができるので、レーベル面22の画像形成時に反射層16に容易にフォーカスを合わせることができる。点状、孔空き状のほか、同心円または直線の縞状等に構成することもできる。
0008
ディスクの他の参考例を図6に部分断面図で示す(各層の厚さは実際とは異なる。また案内溝の図示は省略する。)。これは、CD−RWディスクのレーベル面に画像形成を行えるようにしたものである。この光ディスク28は、ポリカーボネート等の透明基板30の片面に、誘電層32、記録層34、誘電層36、反射層38、可視光特性変化層40、保護層42を順次成膜して、全体を一体に構成したものである。可視光特性変化層40があること以外は通常のCD−RWディスクと同じである。レーベル面44側からは、透明な保護層42を通して可視光特性変化層40を望むことができる。可視光特性変化層40は図2の可視光特性変化層18と同じに構成することができる。また、図と同様に反射層38と保護層42との間に密着性を高める中間層を配置することができる。また、この発明により、可視光特性変化層40を図と同様に多数の微細な点状に形成したり、図5と同様に多数の微細な孔を有する孔空き状に形成したり、同心円または直線の縞状等に形成することができる。
ディスクの他の参考例を図7に部分断面図で示す(各層の厚さは実際とは異なる。また案内溝の図示は省略する。)。これは、図6のCD−RWディスク28において、反射層38と可視光特性変化層40との間に、分離層35、第2の反射層37、中間層39を積層配置したものである。第2の反射層37は金属層、誘電体反射層等で構成することができる。これによれば、反射層37、38が、レーベル面の画像形成用とデータ記録用に独立に設けられ、両反射層37、38の間に介在している樹脂等で構成される分離層35が熱伝導に対するバッファ層として機能するので、データ記録時の熱が可視光特性変化層に与える影響およびレーベル面の画像形成時の熱が記録層に与える影響をより確実に抑えることができる。中間層39は、例えば、反射層37と可視光特性変化層40との密着性を向上させる材料(反射層37、可視光特性変化層40のいずれに対しても密着性のよい材料)で構成することができる。また、中間層39を断熱性の材料で構成すれば、レーベル面の画像形成時の熱が反射層37を通して面方向に拡がるのが抑制され、可視光特性の変化効率の低下や画像の滲みを防止することができる。また、中間層39を半透明の光散乱特性を持つ光散乱層で構成することにより、形成された画像を見やすくすることもできる。
ディスクの他の参考例を図8に部分断面図で示す(各層の厚さは実際とは異なる。また案内溝の図示は省略する。)。これは、片面1層記録のDVD−RWディスクのレーベル面に画像形成を行えるようにしたものである。この光ディスク41は、ポリカーボネート等の0.6mm厚の透明な第1の基板43の片面に、誘電層45、記録層47、誘電層49、反射層51を順次成膜し、さらに、反射層51の上に貼り合わせ接着層53によってポリカーボネート等の0.6mm厚の第2の基板55(通常透明基板)を貼り合わせている。第2の基板55の表面には、第2の反射層57、中間層59、可視光特性変化層61、保護層63が順次積層されている。保護層63側の面がレーベル面65を構成する。データの記録は、第1の基板43の表面側からレーザ光を記録層47に照射することにより行われる。レーベル面65の画像形成は、レーベル面65側からレーザ光を可視光特性変化層61に照射することにより行われる。
第2の反射層57は金属層、誘電体反射層等で構成することができる。中間層59は、例えば、第2の反射層57と可視光特性変化層61との密着性を向上させる材料(反射層57、可視光特性変化層61のいずれに対しても密着性のよい材料)で構成することができる。また、中間層59を断熱性の材料で構成すれば、レーベル面の画像形成時の熱が反射層57を通して面方向に拡がるのが抑制され、可視光特性の変化効率の低下や画像の滲みを防止することができる。また、中間層59を半透明の光散乱特性を持つ光散乱層で構成することにより、形成された画像を見やすくすることもできる。
0009
この発明の光ディスクのレーベル面に画像形成を行う、光ディスク装置の実施の形態を図9に示す(レーベル面の画像形成に関与する部分のみ示す。)。これは、パソコン等のホストコンピュータ46に接続して使用されるCD−R/RWドライブ(CD−RディスクおよびCD−RWディスクのデータ記録およびデータ再生が可能な光ディスク記録装置)として構成したものである。CD−R/RWドライブ48において、光ディスク50(図1〜図5のCD−Rディスク10、図6のCD−RWディスク28等)は、表裏を逆にして(レーベル面52を下向きにして)ターンテーブル54に載置され、スピンドルモータ56で回転駆動される。スピンドルモータ56の回転軸には、周波数発生器58(FG)が直結され、周波数発生器58からはスピンドルモータ56の1回転を所定の整数分割した回転角度ごとにパルス信号(FGパルス)が発生される。FGパルスは、PLL回路等で構成される逓倍器60で所定の倍数に逓倍されてシステム制御回路(CPU)62に入力され、ディスク周方向位置の検出に利用される。スピンドルサーボ回路64は、レーベル面の画像形成を行うときに、FGパルスに基づき、スピンドルモータ56を、システム制御回路62から指示される回転数で回転数一定に制御する。
0010
光ディスク50の下方には、データ記録、データ再生およびレーベル面への画像形成を行う光ピックアップ66が配置されている。光ピックアップ66は送りねじ68により、光ディスク50の径方向に移動自在に支持されている。システム制御回路62の指令により、送りモータ72をモータドライバ70を介して駆動して、送りねじ68を回転させることにより、光ピックアップ66は光ディスク50の径方向に移送される。光ピックアップ66の光ディスク径方向位置はリニアスケール等の送り位置検出器74で検出される。フォーカスサーボ回路76は、システム制御回路62の指令により、フォーカスエラー信号に基づき、光ピックアップ66のフォーカスアクチュエータを駆動して、フォーカス制御を行う。レーベル面の画像形成を行うときは、フォーカスサーボ回路76はオンされる。トラッキングサーボ回路78は、データの記録または再生時は、システム制御回路62の指令により、トラッキングエラー信号に基づき、光ピックアップ66のトラッキングアクチュエータを駆動して、トラッキング制御を行う。レーベル面の画像形成を行うときは、トラッキングサーボ回路78はオフされる。振動信号発生回路80は、レーベル面の画像形成を行うときに、システム制御回路62の指令により所定の振動信号を発生させて、トラッキングアクチュエータに供給する。これにより、光ピックアップ66の対物レンズは光ディスク50の半径方向に振動し、周回ごとのレーザ光の走査間隔が埋められて、すき間のない画像が得られる。
0011
レーザドライバ82は、システム制御回路62の指令により、光ピックアップ66のレーザダイオードを駆動し、レーザ光を光ディスク50に照射して、データ記録、データ再生、レーベル面の画像形成を行う。すなわち、レーザダイオードは、データ記録時は記録信号で変調された記録パワーのレーザ光を出射し、データ再生時は一定の再生パワーのレーザ光を出射し、レーベル面の画像形成時は画像形成しようとする文字、絵等の画像データで変調されたレーザ光(画像形成する部分で可視光特性変化層の可視光特性に変化を生じさせる高いパワーとなり、画像形成しない部分で可視光特性変化層の可視光特性に変化を生じさせない低いパワーとなるレーザ光)を出射する。レーベル面の画像形成を行うときは、ホストコンピュータ46から、ユーザによって編集された画像形成しようとする文字、絵等の画像データがCD−R/RWドライブ48に送られる。この画像データは、例えば光ディスクの径方向位置r(回転中心からの距離)と周方向位置θ(適宜の基準位置に対する周方向の角度)の組み合わせによる座標(r,θ)で表されるデータ(例えば、所定ピッチΔrの半径位置rごとに、角度θで表される画像形成区間を規定したデータ)で構成される。
0012
図9のCD−R/RWドライブ48による光ディスク50のレーベル面の画像形成工程は、例えば次のようにして行われる。
(1) 光ディスク50をデータ記録または再生時と表裏逆にしてターンテーブル54に装着する。
(2) ユーザがホストコンピュータ46のディスプレイ上で、画像形成する文字、絵等の画像を編集する。ホストコンピュータ46は編集された画像を画像データに変換する。
(3) ユーザがホストコンピュータ46上で画像形成動作の開始を指示する。
(4) 周波数発生器58から発生されるパルスがシステム制御回路62で指令される一定の周波数となるように、スピンドルサーボ回路64がスピンドルモータ56をCAV(回転数一定)制御する。
(5) 光ピックアップ66を光ディスク50の内周側の所定の径方向の基準位置に位置決めする。
(6) 光ピックアップ66のレーザダイオードのレーザパワーが、システム制御回路62で指令される所定の低出力(可視光特性変化層の可視光特性が変化せずかつフォーカス制御が可能な値で、例えば1mW以下の値)となるように、レーザドライバ82が該レーザダイオードを駆動する。
(7) システム制御回路62の指示により、フォーカスサーボ回路76をオンする。これにより、フォーカスサーボ回路76は、反射層でレーザ光67が最小スポットとなるように、フォーカスサーボをかける。なお、トラッキングサーボ回路78はオフのままとし、トラッキングサーボはかけない。
(8) 以上で画像形成の準備が整い、システム制御回路62の指示により画像形成を開始する。すなわち、システム制御回路62はホストコンピュータ46から画像データを入力し、送りモータ72を駆動して光ピックアップ66を光ディスク50の内周側で最初の画像形成箇所がある半径位置に位置決めし、FGパルスに基づく適宜のタイミング(あるいは、周方向の基準位置を検出するために別途設けられた検出器の検出タイミング)を周方向の基準位置として、逓倍器60の出力パルスをカウントして周方向位置θを検出し、該半径位置について画像データにより指示される周方向の各画像形成位置でレーザパワーを所定の高出力(可視光特性変化層の可視光特性が変化する値で、例えば1mW以上の値)に切り換える。これにより、該高出力のレーザ光が照射された箇所で可視光特性変化層の可視光特性が変化(変色等)して、画像形成が行われる。光ディスク50が1回転して周方向の基準位置に戻ったら、送りモータ62を駆動して光ピックアップ66を所定ピッチΔr分外周方向へ移送し、その半径位置について画像データにより指示される周方向の各画像形成位置でレーザパワーを所定の高出力に切り換えて画像形成を行う。以後、この動作を繰り返して、1周ごとに所定ピッチΔrで順次外周方向に移動して画像形成を行う。図10は、この画像形成動作による光ディスク50のレーベル面52上でのレーザ光の軌跡を示す。太線で描いた部分でレーザパワーが高出力に切り換えられて画像形成が行われる。図11は図10の画像形成を行うときのレーザパワーの変化を示す。
0013
なお、画像形成箇所がない半径位置については走査せずに、次の画像形成箇所がある半径位置まで一度に移動して画像形成を行う。また、ピッチΔrが大きいと、図12に示すように、本来は径方向につながって形成されるべき画像であっても、すき間が生じて画像形成されてしまう。ピッチΔrを小さくすればすき間を目立たなくすることができるが、レーベル面全体を画像形成するのに要する周回数が増え、画像形成に時間がかかってしまう。そこで、図9のCD−R/RWドライブ48では、画像形成時に振動信号発生回路80から発生される振動信号(正弦波、三角波等)でトラッキングアクチュエータを駆動して、対物レンズをディスク径方向に振動させるようにしている。これにより、図13に示すように、レーザ光がディスク径方向に振動して、ピッチΔrが比較的大きくてもすき間のない(または、すき間が小さい)画像形成を行うことができる。振動信号の周波数は、例えば数kHz程度に設定することができる。また、ピッチΔrは、例えば50〜100μm程度に設定することができる。
0014
図9のCD−R/RWドライブ48によるレーベル面52の実際の画像形成例を図14に(a)で示す。同図(b)はこれを画像形成するときのレーザ光の軌跡の部分拡大図を示すもので、半径r1の位置を走査する際に、角度がθ1〜θ2の区間で、レーザパワーを高出力にする状態を示している。図15(a),(b),(c)は、CD−R/RWドライブ48によるレーベル面52の他の画像形成例をそれぞれ示す。ディスクタイトル、曲名、アーチスト名等任意の文字情報や絵等を画像形成することができる。
0015
この発明の光ディスクのレーベル面に画像形成を行う、光ディスク装置の他の実施の形態を図16に示す(レーベル面の画像形成に関与する部分のみ示す。)。CD−R/RWドライブ84において、光ディスク50(図1〜図5のCD−Rディスク10、図6のCD−RWディスク28等)は、表裏を逆にして(レーベル面52を下向きにして)ターンテーブル86に載置されている。画像形成を行うときはスピンドルモータ88は駆動されない。光ディスク50の下方には、データ記録およびデータ再生を行う光ピックアップ90が配置されている。光ピックアップ90は送りねじ92により、光ディスク50の径方向に移動自在に支持されている。システム制御回路62の指令により、送りモータ94をモータドライバ96を介して駆動して、送りねじ92を回転させることにより、光ピックアップ90は光ディスク50の径方向に移送される。光ピックアップ90の光ディスク径方向位置はリニアスケール等の送り位置検出器98で検出される。
0016
送りねじ92と送りモータ94を有するディスク径方向送り機構は、送りねじ92に直交しディスク50の面に平行に配された送りねじ101により、全体がトラック接線方向(ディスク径方向の送り方向に直交する方向)に移動自在に支持されている。システム制御回路105の指令により、送りモータ103をモータドライバ107を介して駆動して、送りねじ101を回転させることにより、光ピックアップ90はトラック接線方向に移送される。光ピックアップ90のトラック接線方向の位置は、リニアスケール等の送り位置検出器109で検出される。
0017
送り機構の配置例を図17に示す(送りモータおよび送りねじは図示せず)。CD−R/RWドライブ84のメカベースには、スライドバー111が光ディスク50の面に平行に固定配設されている。スライドバー111には光ピックアップユニット113がスライド可能に支持されている。光ピックアップユニット113は送りモータ103と送りねじ101(図16)によりスライドバー111に沿って移送される。光ピックアップユニット113には、光ディスク50の面に平行でスライドバー111に直交してスライドバー115が固定配設されている。スライドバー115には光ピックアップ90がスライド可能に支持されている。光ピックアップ90は送りモータ94と送りねじ92(図16)によりスライドバー115に沿って移送される。画像形成時は、両方向の送り機構が駆動される。データの記録または再生時は、トラック径方向の送り機構のみ駆動され、トラック接線方向の送り機構はその中立位置(トラック径方向の送り機構の駆動により光ピックアップ90の対物レンズ90aがディスク径方向に移送される位置)で停止される。
0018
なお、トラック接線方向の送り機構は、光ピックアップ90を移送するのに代えて、スピンドルモータ88を移送するものにすることもできる。その場合は、図16において、光ピックアップ90をトラック接線方向に移送する送りねじ101および送りモータ103に代えて、スピンドルモータ88を同方向に移送する送りねじ117および送りモータ119を設ける。その場合の送り機構の配置例を図18に示す(送りモータおよび送りねじは図示せず)。CD−R/RWドライブ84のメカベースには、スライドバー121が光ディスク50の面に平行に固定配設されている。スライドバー121には、スピンドルモータ88がスライド可能に支持されている。スピンドルモータ88は送りモータ119と送りねじ117(図16)によりスライドバー121に沿って移送される。CD−R/RWドライブ84のメカベースには、スライドバー123が固定配設されている。スライドバー123には光ピックアップ90がスライド可能に支持されている。光ピックアップ90は送りモータ94と送りねじ92(図16)によりスライドバー123に沿って移送される。画像形成時は、両方向の送り機構が駆動される。データの記録または再生時は、トラック径方向の送り機構のみ駆動され、トラック接線方向の送り機構はその中立位置(トラック径方向の送り機構の駆動により光ピックアップ90の対物レンズ90aがディスク径方向に移送される位置)で停止される。
0019
図16において、フォーカスサーボ回路125は、システム制御回路105の指令により、フォーカスエラー信号に基づき、光ピックアップ90のフォーカスアクチュエータを駆動して、フォーカス制御を行う。レーベル面の画像形成を行うときは、フォーカスサーボ回路125はオンされる。トラッキングサーボ回路127は、データの記録または再生時は、システム制御回路105の指令により、トラッキングエラー信号に基づき、光ピックアップ90のトラッキングアクチュエータを駆動して、トラッキング制御を行う。レーベル面の画像形成を行うときは、トラッキングサーボ回路127はオフされる。振動信号発生回路129は、レーベル面の画像形成を行うときに、システム制御回路105の指令により所定の振動信号を発生させて、トラッキングアクチュエータに供給する。これにより、光ピックアップ90の対物レンズは光ディスクの半径方向に振動し、周回ごとのレーザ光の走査間隔が埋められて、すき間のない画像が得られる。
0020
レーザドライバ131は、システム制御回路105の指令により、光ピックアップ90のレーザダイオードを駆動し、レーザ光を光ディスク50に照射して、データ記録、データ再生、レーベル面の画像形成を行う。すなわち、レーザダイオードはレーザドライバ131の駆動により、データ記録時は記録信号で変調された記録パワーのレーザ光を出射し、データ再生時は再生パワーで一定のレーザ光を出射し、レーベル面の画像形成時は、画像形成しようとする文字、絵等の画像データで変調されたレーザ光(画像形成する部分で可視光特性変化層の可視光特性に変化を生じさせる高いパワーとなり、画像形成しない部分で可視光特性変化層の可視光特性に変化を生じさせない低いパワーとなるレーザ光)を出射する。レーベル面の画像形成を行うときは、ホストコンピュータ133から、ユーザによって編集された画像形成しようとする文字、絵等の画像データがCD−R/RWドライブ84に送られる。この画像データは、例えば光ディスクの径方向位置r{ディスク径方向の適宜の基準位置(例えば回転中心)からの距離}とトラック接線方向位置t(トラック接線方向の適宜の基準位置からの距離)の組み合わせによる座標(r,t)で表されるドットマトリクスデータ(例えば、所定ピッチΔrの半径位置rごとに、tで表されるトラック接線方向の画像形成区間を規定したデータ)で構成される。
0021
図16のCD−R/RWドライブ84による光ディスク50のレーベル面の画像形成工程は、例えば次のようにして行われる。
(1) 光ディスク50をデータ記録または再生時と表裏逆にしてターンテーブル86に装着する。
(2) ユーザがホストコンピュータ133のディスプレイ上で、画像形成する文字、絵等の画像を編集する。ホストコンピュータ133は編集された画像を画像データに変換する。
(3) ユーザがホストコンピュータ133上で画像形成動作の開始を指示する。
(4) スピンドルモータ88は、システム制御回路105の指示により、画像形成動作中停止される。
(5) 光ピックアップ90を所定の基準位置に位置決めする。
(6) 光ピックアップ90のレーザダイオードのレーザパワーが、システム制御回路105で指令される所定の低出力(可視光特性変化層の可視光特性が変化せずかつフォーカス制御が可能な値で、例えば1mW以下の値)となるように、レーザドライバ131が該レーザダイオードを駆動する。
(7) システム制御回路105の指示により、フォーカスサーボ回路125をオンする。これにより、フォーカスサーボ回路125は、反射層でレーザ光が最小スポット91となるように、フォーカスサーボをかける。なお、トラッキングサーボ回路127はオフのままとし、トラッキングサーボはかけない。
(8) 以上で画像形成の準備が整い、システム制御回路105の指示により画像形成を開始する。すなわち、システム制御回路105はホストコンピュータ133から画像データを入力し、送りモータ94を駆動して光ピックアップ90を光ディスク50の内周側で最初の画像形成箇所があるディスク径方向位置に位置決めし、そのディスク径方向位置でモータ103(または119)を駆動してレーザ光をトラック接線方向に移動させ、そのディスク径方向位置について画像データにより指示されるトラック接線方向の画像形成区間にわたりレーザパワーを所定の高出力(可視光特性変化層の可視光特性が変化する値で、例えば1mW以上の値)に切り換える。これにより、該高出力のレーザ光が照射された箇所で可視光特性変化層の可視光特性が変化(変色等)して、画像形成が行われる。続いて、送りモータ94を駆動して光ピックアップ90を所定ピッチΔr分外周方向へ移送し、その位置でトラック接線方向に移送しながら、そのディスク径方向位置について画像データにより指示されるトラック接線方向の画像形成区間にわたりレーザパワーを所定の高出力に切り換えて画像形成を行う。以後、この動作を繰り返して、所定ピッチΔrで順次外周方向に移動して画像形成を行う。図19は、この画像形成動作による光ディスク50のレーベル面52上でのレーザ光の軌跡およびでき上がった画像を示す。レーザ光は振動信号により振動しながら移動するので、すき間のない(またはすき間が小さい)画像が得られる。
0022
なお、前記実施の形態では、可視光特性変化層を反射層と保護層の間に配置したが、この発明の光ディスクはこれに限るものでなく、光ディスクのレーベル面側から見えるいずれかの箇所(例えば保護層の上)に可視光特性変化層を配置することができる。また、前記実施の形態では、可視光特性変化層が一体に構成された光ディスクに画像形成を行う場合について説明したが、可視光特性変化層が構成されたラベルをレーベル面に貼り付けた光ディスクについて、画像形成を行うこともできる。また、前記実施の形態では、フォーカスサーボをかけながらレーベル面に画像形成を行うようにしたが、画像の解像度を要求しない場合には、フォーカスサーボをかけないで画像形成を行うこともできる。その場合、フォーカスサーボに必要な反射光が得られなくてもよいので、可視光特性変化層は、反射層を透かして見ることができない不透明な状態に形成することができる。また、前記実施の形態では、画像データに応じてレーザ光のパワーを変調して画像形成を行うようにしたが、パワー以外のレーザ光のパラメータで画像データに応じて変調することにより可視光特性変化層の可視光特性に変化を与えることができるパラメータがあれば、該パラメータを変調して画像形成を行うこともできる。また、可視光特性変化層の可視光特性の変化形態は、前述したものに限らず、視覚的に認識できる変化であればよい。また、前記実施の形態では、ディスク内周側から外周側に順次画像形成していくようにしたが、これに限るものでなく、外周側から内周側に順次画像形成したり、その他適宜の順序で画像形成を行うことができる。また、前記実施の形態ではCD−RディスクあるいはCD−RWディスクに画像形成を行う場合について説明したが、この発明はその他の光ディスクに画像形成を行う場合にも適用することができる
【図面の簡単な説明】
【図】 図の光ディスクの変形例を示す部分断面図で、この発明の光ディスクの実施の形態を示す図である。
【図ディスクの参考例を示す部分断面図である。
【図】 図の光ディスクの変形例を示す部分断面図である。
【図】 図の光ディスクの変形例を示す部分断面図である。
【図5】 図の光ディスクの変形例を示す部分断面図で、この発明の光ディスクの実施の形態を示す図である。
【図6】 ディスクの他の参考例を示す部分断面図である。
【図7】 ディスクの他の参考例を示す部分断面図である。
【図8】 ディスクの他の参考例を示す部分断面図である。
【図9】 この発明の光ディスクのレーベル面に画像形成を行う、光ディスク装置の実施の形態を示すシステム構成ブロック図である。
【図10】 図9のCD−R/RWドライブを用いたレーベル面の画像形成動作によるレーベル面上でのレーザ光の軌跡を示す平面図である。
【図11】 図10の画像形成を行うときのレーザパワーの変化を示す線図である。
【図12】 レーザ光をディスク径方向に振動させないで画像形成を行ったときのレーベル面上でのレーザ光の軌跡を示す平面図である。
【図13】 レーザ光をディスク径方向に振動させて画像形成を行ったときのレーベル面上でのレーザ光の軌跡を示す平面図である。
【図14】 図9のCD−R/RWドライブによるレーベル面の画像形成例を示す平面図である。
【図15】 図9のCD−R/RWドライブによるレーベル面の他の画像形成例を示す平面図である。
【図16】 この発明の光ディスクのレーベル面に画像形成を行う、光ディスク装置の他の実施の形態を示すシステム構成ブロック図である。
【図17】 図16のCD−R/RWドライブ送り機構の配置例を示す平面図および正面図である。
【図18】 図16のCD−R/RWドライブ送り機構の配置例を示す平面図および正面図である。
【図19】 図16のCD−R/RWドライブによるレーベル面の画像形成例を示す平面図である。
【符号の説明】
10,28,41,50…光ディスク、12,30,43,55…基板、14,34,47…記録層、16,38,51…反射層、18,40,61…可視光特性変化層、20,42…保護層、22,44,52…レーベル面、24,39,59…中間層、26…孔、35…分離層、37,57…第2の反射層、48,84…CD−R/RWドライブ(光ディスク装置)、54,86…ターンテーブル、56…スピンドルモータ、58…周波数発生器、60…逓倍器、62,105…システム制御回路、66,90…光ピックアップ、67,91…レーザ光、68,72,92,94,101,103,111,11,115,117,119,121,123…相対移動機構、72,94…送りモータ、74,98…送り位置検出器、76,125…フォーカスサーボ回路、78,127…トラッキングサーボ回路、80,129…振動信号発生回路、82,131…レーザドライバ、103,119…送りモータ、109…送り位置検出

Claims (5)

  1. レーベル面側から見える箇所に、該レーベル面側からのレーザ光の照射によって該レーベル面側からの可視光特性が変化する可視光特性変化層を形成してなる光ディスクであって、
    前記光ディスクが基板上に少なくとも記録層、反射層、保護層を順次成膜したものであり、前記可視光特性変化層が該反射層と該保護層の間に形成されており、
    前記反射層と前記保護層の間に、前記可視光特性変化層が存在する部分と、該可視光特性変化層が無く該反射層と該保護層が直接接合されている部分が微細に入り交じって形成されている光ディスク。
  2. 前記可視光特性変化層が該反射層と該保護層の間に多数の点状または多数の孔空き状に形成され、該点の外側または該孔の内側で該反射層と該保護層どうしが直接接合されている請求項記載の光ディスク。
  3. 前記可視光特性変化層が、前記レーザ光の照射によって色相、明度、彩度のうちの少なくともいずれかが変化する色変化層である請求項1または2記載の光ディスク。
  4. 前記色変化層が感光層または感熱層である請求項記載の光ディスク。
  5. 前記感光層または感熱層が2層あり、この2層が前記レーザ光の照射により融合または混合して可視光特性が変化する請求項記載の光ディスク。
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