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JP3838087B2 - 光通信システム及び光通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主局と子局との間の光通信システム及び局に使用される光通信装置に関し、より具体的には、子局に光源を配備しない光通信システム及び光通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、主局と子局といった2つの局間で信号を送受信する場合、両局に光源と光電変換素子を配置する。1本の光ファイバ線路を双方向で使用する場合と、1対の光ファイバの一方を主局から子局への信号伝送用とと、他方を子局から主局への信号伝送用とする場合の2つがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
光通信、特にWDM光通信では、光源波長を厳密に管理する必要がある。従って、子局にレーザ光源を配置する場合、光源の温度を周囲の温度環境に左右されないように厳密に管理する必要がある。これは、子局のコストを大幅に増大させる。
【0004】
本発明は、子局に光源を配置する必要の無い光通信システム及び、主局に使用される光通信装置を提示することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光通信システムは、主局、子局、並びに主局と子局を接続する第1及び第2の光ファイバからなる光通信システムである。主局は、当該子局に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路と、当該マンチェスタ符号化回路の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバに出力する光送信器と、当該第2の光ファイバから入力する光信号を電気信号に変換する第1の光受信器と、当該第1の光受信器の出力から、当該子局からの上り信号を復調する復調回路とを具備する。当該子局は、当該第1の光ファイバから入力する信号光を2つに分割する光分波器と、当該光分波器の一方の出力光を電気信号に変換する第2の光受信器と、当該第2の光受信器の出力から、当該下り信号を復元すると共にクロック成分を抽出するマンチェスタ復号化回路と、当該マンチェスタ復号化回路により抽出される当該クロックに従い、主局に向けた上り信号のタイミングを調整するタイミング調整回路と、当該タイミング調整回路の出力に従い、当該光分波器の他方の出力光を強度変調し、当該第2の光ファイバに出力する光変調器とを具備する。当該光変調器が、当該タイミング調整回路の出力に従い、当該光分波器の他方の出力光をオン/オフ変調する。当該復調回路が、当該第1の光受信器の出力からクロックを抽出し、0゜及び180゜の2つのクロックを出力するクロック抽出回路と、当該第1の光受信器の出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号を生成する2進信号生成回路と、当該クロック抽出回路からの0゜のクロックに従い、当該2進信号生成回路の出力をラッチする第1のラッチ回路と、当該クロック抽出回路からの180゜のクロックに従い、当該2進信号生成回路の出力をラッチする第2のラッチ回路と、当該上り信号のプリアンブルに対する当該第1及び第2のラッチ回路の出力から正しいクロック位相を判別するプリアンブル検出回路と、当該プリアンブル検出回路の検出結果に従い、当該第1及び第2のラッチ回路の出力の一方を選択する選択回路とを具備することを特徴とする。
【0009】
上記構成により、子局には、上り信号のためのレーザ光源が不要になり、主局では、上り信号の復調が容易になり、クロックの不確定性を考慮した上で、上り信号を正しく復調できる。
【0010】
本発明に係る光通信システムは、主局、子局、並びに主局と子局を接続する第1及び第2の光ファイバからなる光通信システムである。主局は、当該子局に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路と、当該マンチェスタ符号化回路の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバに出力する光送信器と、当該第2の光ファイバから入力する光信号を電気信号に変換する第1の光受信器と、当該第1の光受信器の出力から、当該子局からの上り信号を復調する復調回路とを具備する。当該子局は、当該第1の光ファイバから入力する信号光を2つに分割する光分波器と、当該光分波器の一方の出力光を電気信号に変換する第2の光受信器と、当該第2の光受信器の出力から、当該下り信号を復元すると共にクロック成分を抽出するマンチェスタ復号化回路と、当該マンチェスタ復号化回路により抽出される当該クロックに従い、主局に向けた上り信号のタイミングを調整するタイミング調整回路と、当該タイミング調整回路の出力に従い、当該光分波器の他方の出力光を強度変調し、当該第2の光ファイバに出力する光変調器とを具備する。当該復調回路が、当該第1の光受信器出力から0゜及び180゜の一方のクロックを抽出し、出力するクロック抽出回路、当該第1の光受信器出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号を生成する2進信号生成回路、当該クロック抽出回路出力クロックに従い、当該2進信号生成回路出力をラッチするラッチ回路、 当該上り信号のプリアンブルに対する当該ラッチ回路の出力から当該プリアンブルを検出し、当該クロック抽出回路の出力するクロックの位相が適正でない場合に、当該クロック抽出回路クロック位相の切換えを指示するプリアンブル検出回路を具備する。
【0011】
上記構成により、子局には、上り信号のためのレーザ光源が不要になり、主局では、上り信号の復調が容易になり、クロックの不確定性を考慮した上で、上り信号を正しく復調できる。上り信号の復調に要するラッチ回路を削減でき、選択回路を省略できる。
【0012】
本発明に係る光通信装置は、主局、子局、並びに主局と子局を接続する第1及び第2の光ファイバ(12,14)からなり、当該主局が下り信号を搬送する信号光を当該第1の光ファイバを介して当該子局に送信し、当該子局が、当該第1の光ファイバからの信号光をオン/オフ変調して当該第2の光ファイバに出力することにより当該主局に上り信号を送信する光通信システムにおいて、当該主局として使用される光通信装置であって、当該子局に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路と、当該マンチェスタ符号化回路の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバに出力する光送信器と、当該第2の光ファイバから入力する光信号を電気信号に変換する光受信器と、当該光受信器の出力から、当該子局からの上り信号を復調する復調回路とを具備し、当該復調回路が、当該光受信器の出力からクロックを抽出し、0゜及び180゜の2つのクロックを出力するクロック抽出回路と、当該光受信器の出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号を生成する2進信号生成回路と、当該クロック抽出回路からの0゜のクロックに従い、当該2進信号生成回路の出力をラッチする第1のラッチ回路と、当該クロック抽出回路からの180゜のクロックに従い、当該2進信号生成回路の出力をラッチする第2のラッチ回路と、当該上り信号のプリアンブルに対する当該第1及び第2のラッチ回路の出力から正しいクロック位相を判別するプリアンブル検出回路と、当該プリアンブル検出回路の検出結果に従い、当該第1及び第2のラッチ回路の出力の一方を選択する選択回路とを具備することを特徴とする。
【0013】
この構成により、上り信号と下り信号で変調された信号光の主局での復調が容易になり、クロックの不確定性を考慮した上で、上り信号を正しく復調できる。
【0014】
本発明に係る光通信装置は、主局、子局、並びに主局と子局を接続する第1及び第2の光ファイバからなり、当該主局が下り信号を搬送する信号光を当該第1の光ファイバを介して当該子局に送信し、当該子局が、当該第1の光ファイバからの信号光をオン/オフ変調して当該第2の光ファイバに出力することにより当該主局に上り信号を送信する光通信システムにおいて、当該主局として使用される光通信装置であって、当該子局に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路と、当該マンチェスタ符号化回路の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバに出力する光送信器と、当該第2の光ファイバから入力する光信号を電気信号に変換する光受信器と、当該光受信器の出力から、当該子局からの上り信号を復調する復調回路とを具備し、当該復調回路が、当該光受信器の出力から0゜及び180゜の一方のクロックを抽出し、出力するクロック抽出回路と、当該光受信器の出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号を生成する2進信号生成回路と、当該クロック抽出回路の出力クロックに従い、当該2進信号生成回路の出力をラッチするラッチ回路と、 当該上り信号のプリアンブルに対する当該ラッチ回路の出力から当該プリアンブルを検出し、当該クロック抽出回路の出力するクロックの位相が適正でない場合に、当該クロック抽出回路にクロック位相の切換えを指示するプリアンブル検出回路とを具備することを特徴とする。
【0015】
この構成により、上り信号と下り信号で変調された信号光の主局での復調が容易になり、クロックの不確定性を考慮した上で、上り信号を正しく復調できる。上り信号の復調に要するラッチ回路を削減でき、選択回路を省略できる。
【0018】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。主局10は、光ファイバ12,14を介して子局16と接続する。主局10から子局16への下り信号光は、光ファイバ12を伝搬し、子局16から主局10への上り信号光は、光ファイバ14を伝搬する。
【0020】
主局10のマンチェスタ符号化回路20は、NRZの下りデータをマンチェスタ符号で符号化する。光送信器22は、マンチェスタ符号化回路20の出力データを光信号に変換し、光ファイバ12に出力する。
【0021】
マンチェスタ符号はダイパレス符号とも呼ばれ、2進値の「1」に対して、1ビットのタイムスロットの前半で高レベル、後半で低レベルになり、2進値の「0」に対して、タイムスロットの前半で低レベル、後半で高レベルになるような符号である。換言すると、マンチェスタ符号は、2進値の「1」に対して、1ビットのタイムスロットの中央で高レベルから低レベルに遷移し、2進値の「0」に対して、1ビットのタイムスロットの中央で低レベルから高レベルに遷移する符号である。光ファイバ12を伝搬する下り信号光の波形例を図2に示す。
【0022】
マンチェスタ符号は、伝送信号の2倍(10Mビット/秒を伝送する場合20MHzの周波数)の伝送帯域を使用するが、比較的簡単な回路構成で平衡信号を得られるので、IEEE802.3LAN、及びDIX仕様のイーサネット(登録商標)などに使用されている。
【0023】
子局16の光分波器30は、光ファイバ12から入力する信号光を2分割し、一方を光受信器32に、他方を光変調器38に印加する。詳細は後述するが、光変調器38は、実質的には、制御信号に従って光分波器30からの信号光をゲートする光ゲート回路である。
【0024】
光受信器32は光分波器30からの信号光を電気信号に変換し、マンチェスタ復号化回路34に印加する。マンチェスタ復号化回路34は、光受信器32の出力からクロックを抽出し、下りデータを復元する。このようにして、主局10から子局16に下り信号が伝送される。
【0025】
マンチェスタ符号による信号伝送自体は、周知であるので、下り信号に関するこれ以上の説明を省略する。
【0026】
マンチェスタ復号化回路34はまた、光受信器32の出力信号から再生したクロックをタイミング調整回路36に印加する。タイミング調整回路36は、マンチェスタ復号化回路34からのクロック信号に従い、NRZ形式の上りデータ信号のタイミングを、光分波器30から光変調器38に印加される信号光のマンチェスタ符号のスロットと一致するように調整する。光変調器38は、タイミング調整回路36でタイミング調整された上りデータ信号が”0”のときには、光分波器30からの信号光を遮蔽し、タイミング調整回路36からの上りデータ信号が”1”のときには、光分波器30からの信号光を透過して光ファイバ14に出力する。上りデータ信号の”0”及び”1”と光変調器38の遮蔽及び透過との対応を逆にしても良いことは明らかである。
【0027】
図3は、光変調器38の動作を説明する波形例である。図2に示す波形と同じ波形の上り信号光が、光ファイバ12から子局16に入力しているとする。40は光分波器30から光変調器38に印加される光信号を示す。この光信号40は、上りデータのキャリアとなる。42は、タイミング調整回路36から光変調器38に印加される上りデータ信号を示す。44は、光変調器38から光ファイバ14に出力される上り信号光を示す。上りデータが”1”であるときには、上り信号光44は、1ビットのタイムスロットの前半又は後半が高レベルになり、上りデータが”0”であるときには、上り信号光44は、1ビットのタイムスロット内が全て低レベルになる。従って、主局10では、1ビットのタイムスロット内に高レベルの部分があるかどうかで、上り信号の”0”と”1”を判別できることになる。
【0028】
光ファイバ14を伝搬した上り信号光は、主局10の光受信器24に入力する。光受信器24は、光ファイバ14からの光信号を電気信号に変換し、復調回路26に印加する。復調回路26は、光受信器24の出力に同期するクロックを内部で生成し、そのクロックにより1ビットのタイムスロットを判別し、高レベルの部分を有するタイムスロットに対し”1”を、高レベル部分を有しない1ビットのタイムスロットに”0”を設定する。このようにして、復調回路26は、上り信号を復元する。
【0029】
図4は、復調回路26の回路構成例を示す。図5は、復調回路26の動作タイミング図を示す。図5で、70は上りデータ信号を示し、72は、光受信器24の出力を示す。
【0030】
光受信器24の出力72は、クロック抽出回路50、排他的オア回路52及び遅延回路54に入力する。クロック抽出回路50は、光受信器24の出力72からクロックを抽出し、0゜と180゜の2つのクロック78,82を出力する。クロック抽出回路50の動作の詳細は、後述する。
【0031】
遅延回路54は、下り信号の伝送に使用されるマンチェスタ符号の1ビットのタイムスロットの1/2の遅延時間を具備し、遅延信号74を排他的オア回路52の別の入力端子に印加する。排他的オア回路52は、受信信号72と遅延信号74の排他的オアを演算し、その演算結果76をDフリップフロップ56,58のD端子に印加する。本実施例では、マンチェスタ符号を搬送する信号を、上り信号でオン/オフ変調しているので、上り信号がオンであるときには、タイムスロットの前半又は後半にランダムに高レベル期間が存在する。遅延回路54及び排他的オア回路52からなる構成により、排他的オア回路52の出力76では、タイムスロットの後半に現われる”1”がそのまま後半に現われるが、前半に現われる”1”は後半部分に現われるようになる。これにより、タイムスロットの後半に高レベルが存在するか否かを調べればよいことになる。論理的には、排他的オア回路の代わりにオア回路を用いても、同様の結果が得られる。
【0032】
Dフリップフロップ56は、クロック抽出回路50からの0゜のクロック78に応じて、排他的オア回路52の出力データ76を取り込む。Dフリップフロップ58は、クロック抽出回路50からの180゜のクロック82に応じて、排他的オア回路52の出力データ76を取り込む。図5に示す例では、Dフリップフロップ56は、排他的オア回路52の出力76をタイムスロットの後半期間でサンプリングし、Dフリップフロップ58は、排他的オア回路52の出力76をタイムスロットの前半期間でサンプリングする。Dフリップフロップ56,58は、サンプルした結果を次のクロックまで保持するので、NRZ信号を出力する。Dフリップフロップ56,58の出力80,84は、プリアンブル検出回路60とセレクタ62に印加される。
【0033】
プリアンブル検出回路60はデータに先行して子局16から主局10に送信されるプリアンブルを検出し、その検出結果により、セレクタ62,64を連動して切り換える。即ち、プリアンブル検出回路60は、セレクタ62がDフリップフロップ56の出力を選択するとき、セレクタ64はクロック抽出回路50の0゜のクロックを選択し、セレクタ62がDフリップフロップ58の出力を選択するとき、セレクタ64はクロック抽出回路50の180゜のクロックを選択するように、セレクタ62,64を制御する。
【0034】
上りデータ信号はタイムスロットの後半に含まれ、前半とは無関係である。但し、クロック抽出回路50による抽出クロックの位相の不確定性を考慮する必要がある。クロックは、反転と非反転の二つの位相が信号受信の初期状態に応じて変化する可能性があるので、予め反転と非反転の二つのクロック78,82でDフリップフロップ56,58に排他的オア回路52の出力76をサンプリングさせている。この結果、Dフリップフロップ56,58の一方が、タイムスロットの前半部分をサンプリングし、他方が後半部分をサンプリングすることが保証される。
【0035】
本実施例では、Dフリップフロップ56,58のどちらかがタイムスロットの後半部分をサンプリングするかを確定するために、上りデータの先頭部分に特定の符号列からなるプリアンブルを配置し、プリアンブル検出回路60が、Dフリップフロップ56,58の出力80,84のどちらが正しいプリアンブルを示しているかを検出し、その検出結果により、タイムスロットの後半部分をサンプリングするDフリップフロップ56又は58を選択するようにセレクタ62を制御する。プリアンブルは、多くの場合、”1”と”0”が交互に連続的に続く符号列からなる。ビット列を長く取ることで、データ信号と区分できる。
【0036】
図5に示す例では、始めの6ビットの「010101」が、プリアンブルである。Dフリップフロップ56の出力80に”010101”が現われているが、Dフリップフロップ58の出力84には、プリアンブルが正常に現われていない。従って、図5に示す例では、Dフリップフロップ56が、正常に上り信号を復元していることになり、プリアンブル検出回路60は、Dフリップフロップ56の出力を選択するようにセレクタ60を制御する。同様の理由で、プリアンブル検出回路60は、クロック抽出回路50から出力される0゜のクロックと180゜のクロックの内、0゜のクロックを選択するように、セレクタ64を制御する。
【0037】
図6は、クロック抽出回路50の回路例を示す。図6に示す回路では、遅延微分法を用いてクロックを抽出する。図7は、図6に示す回路の各部の波形例を示す。
【0038】
光受信器24の出力100は、排他的オア回路90及び遅延回路92に入力する。遅延回路92は、下り信号の伝送に使用されるマンチェスタ符号の1ビットのタイムスロットの1/4の遅延時間を具備し、遅延信号102を排他的オア回路52の別の入力端子に印加する。排他的オア回路90は、両入力100,102の排他的オアを演算し、演算結果104をバンドパスフィルタ94に印加する。
【0039】
マンチェスタ符号は、1ビットを表現するのに2つのレベルを要するので、見かけ上、ビットレートが2倍のNRZ信号と同様に扱えばよい。即ち、上り信号は、マンチェスタ符号で変調された信号に、更にNRZで強度変調されているので、上りデータ信号の2倍のデータレートのNRZ信号からクロックを抽出すると考えればよい。具体的には、データレートが1Gbit/sの場合、2Gbit/sのNRZのクロック抽出を行えばいいことになる。
【0040】
バンドパスフィルタ94はNRZ伝送の場合の2倍の中心周波数を具備し、排他的オア回路90の出力から中心周波数成分を抽出して、抽出した周波数成分106をカウンタ96に印加する。BPF94が、目的の2倍の周波数成分を抽出しているので、カウンタ96により1/2周波数に下げる。即ち、カウンタ96は1/2分周回路として機能する。カウンタ96はTフリップフロップからなり、その構成及び作用は周知である。パルスが入力する度に、Q出力及び反転Q出力が、互いに逆方向に反転する。先に説明した理由から、カウンタ96は、0゜のクロック108と180゜のクロック110を出力する。
【0041】
図8は、復調回路26の別の回路構成例を示す。光受信器24の出力は、クロック抽出回路120、排他的オア回路122及び遅延回路124に入力する。クロック抽出回路120は、光受信器24の出力72から0゜と180゜のクロックを抽出し、初期的にはその何れか一方、例えば、0゜のクロックを出力する。
【0042】
遅延回路124は、下り信号の伝送に使用されるマンチェスタ符号の1ビットのタイムスロットの1/2の遅延時間を具備し、遅延信号を排他的オア回路122の別の入力端子に印加する。排他的オア回路122は、光受信器24からの信号と遅延回路124により遅延した信号の排他的オアを演算し、その演算結果をDフリップフロップ56のD端子に印加する。Dフリップフロップ126は、クロック抽出回路120の出力クロックに従い、排他的オア回路122の出力をラッチする。
【0043】
排他的オア回路122、遅延回路124及びDフリップフロップ126の作用は、図4に示す回路構成の、排他的オア回路52、遅延回路54及びDフリップフロップ56又は58の作用と同じである。
【0044】
プリアンブル検出回路128は、Dフリップフロップ126のQ出力をモニタし、プリアンブルを検出する。所定期間にプリアンブルを検出できないとき、プリアンブル検出回路128は、クロック抽出回路120に別の位相のクロック、即ち、180゜のクロックに切り換えるように指示するクロック位相切換え信号を出力する。クロック抽出回路120は、このクロック位相切換え信号に従って、出力クロックの位相を0°から180°に切り換える。即ち、クロック抽出回路120は、180゜のクロックを出力する。
【0045】
図8に示す回路構成では、Dフリップフロップ126の出力から正しいプリアンブルを検出できるかどうかを検出し、その検出結果により、正しい位相のクロックを決定でき、上りデータ信号を正しく復調することができる。図4に示す回路構成に比べて、Dフリップフロップを1つにでき、セレクタを不要にできる。但し、図8に示す回路構成では、図4に示す構成と比較して、長い期間のプリアンブルを必要とする。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれば、子局に上りデータ信号送信用の光源を配置する必要がなくなる。例えば、高密度波長配置された波長分割多重(WDM)を用いて、一つの光伝送リンクを複数の子局で共有する光伝送システムに適用した場合、高精度に波長安定化された光源を子局に配置しなくても済むため、光伝送システムの低コスト化が図れる。
【0047】
また、屋外のような温度変動が大きな環境でも、子局には温度に依存する波長変動をもたらす素子が配置されないので、容易に高密度なWDM光伝送システムを構築できる。
【0048】
下りデータ信号の伝送には、広く普及しているマンチェスタ符号を用いるので、通信回路コストを抑えることができる。また、上り下りの通信容量は対称とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。
【図2】 マンチェスタ符号の波形例である。
【図3】 光変調器38の入出力信号の波形例である。
【図4】 復調回路26の回路例である。
【図5】 図4に示す復調回路26の各部の波形例である。
【図6】 クロック抽出回路50の回路例である。
【図7】 図6に示すクロック抽出回路50の各部の波形例である。
【図8】 復調回路26の別の回路例である。
【符号の説明】
10:主局
12,14:光ファイバ
16:子局
20:マンチェスタ符号化回路
22:光送信器
24:光受信器
26:復調回路
30:光分波器
32:光受信器
34:マンチェスタ復号化回路
36:タイミング調整回路
38:光変調器
40:上りデータの光キャリア
42:上りデータ信号
44:光変調器38から出力される上り信号光
50:クロック抽出回路
52:排他的オア回路
54:遅延回路
56,58:Dフリップフロップ
60:プリアンブル検出回路
62,64:セレクタ
70:上りデータ信号
72:光受信器24の出力
74:遅延回路54の出力
76:排他的オア回路52の出力
78,82:クロック抽出回路50の出力
80:Dフリップフロップ56の出力
84:Dフリップフロップの出力
90:排他的オア回路
92:遅延回路
94:バンドパスフィルタ
96:カウンタ
100:光受信器24の出力
102:遅延回路92の出力
104:排他的オア回路90の出力
106:BPF94の出力
108,110:カウンタの出力
120:クロック抽出回路
122:排他的オア回路
124:遅延回路
126:Dフリップフロップ
128:プリアンブル検出回路

Claims (4)

  1. 主局(10)、子局(16)、並びに主局(10)と子局(16)を接続する第1及び第2の光ファイバ(12,14)からなる光通信システムであって、
    当該主局(10)が、当該子局(16)に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路(20)と、当該マンチェスタ符号化回路(20)の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバ(12)に出力する光送信器(22)と、当該第2の光ファイバ(14)から入力する光信号を電気信号に変換する第1の光受信器(24)と、当該第1の光受信器(24)の出力から、当該子局(16)からの上り信号を復調する復調回路(26)とを具備し、
    当該子局(16)が、当該第1の光ファイバ(12)から入力する信号光を2つに分割する光分波器(30)と、当該光分波器(30)の一方の出力光を電気信号に変換する第2の光受信器(32)と、当該第2の光受信器(32)の出力から、当該下り信号を復元すると共にクロック成分を抽出するマンチェスタ復号化回路(34)と、当該マンチェスタ復号化回路(34)により抽出される当該クロックに従い、主局に向けた上り信号のタイミングを調整するタイミング調整回路(36)と、当該タイミング調整回路(36)の出力(42)に従い、当該光分波器(30)の他方の出力光(40)を強度変調し、当該第2の光ファイバに出力する光変調器(38)とを具備し、
    当該光変調器(38)が、当該タイミング調整回路(36)の出力に従い、当該光分波器の他方の出力光をオン/オフ変調し、
    当該復調回路(26)が、
    当該第1の光受信器(24)の出力からクロックを抽出し、0゜及び180゜の2つのクロック(78,82)を出力するクロック抽出回路(50)と、
    当該第1の光受信器(24)の出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号(76)を生成する2進信号生成回路(52,54)と、
    当該クロック抽出回路(50)からの0゜のクロック(78)に従い、当該2進信号生成回路(52,54)の出力をラッチする第1のラッチ回路(56)と、
    当該クロック抽出回路(50)からの180゜のクロック(82)に従い、当該2進信号生成回路(52,54)の出力をラッチする第2のラッチ回路(58)と、
    当該上り信号のプリアンブルに対する当該第1及び第2のラッチ回路の出力から正しいクロック位相を判別するプリアンブル検出回路(60)と、
    当該プリアンブル検出回路の検出結果に従い、当該第1及び第2のラッチ回路(56,58)の出力の一方を選択する選択回路
    とを具備することを特徴とする光通信システム。
  2. 主局(10)、子局(16)、並びに主局(10)と子局(16)を接続する第1及び第2の光ファイバ(12,14)からなる光通信システムであって、
    当該主局(10)が、当該子局(16)に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路(20)と、当該マンチェスタ符号化回路(20)の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバ(12)に出力する光送信器(22)と、当該第2の光ファイバ(14)から入力する光信号を電気信号に変換する第1の光受信器(24)と、当該第1の光受信器(24)の出力から、当該子局(16)からの上り信号を復調する復調回路(26)とを具備し、
    当該子局(16)が、当該第1の光ファイバ(12)から入力する信号光を2つに分割する光分波器(30)と、当該光分波器(30)の一方の出力光を電気信号に変換する第2の光受信器(32)と、当該第2の光受信器(32)の出力から、当該下り信号を復元すると共にクロック成分を抽出するマンチェスタ復号化回路(34)と、当該マンチェスタ復号化回路(34)により抽出される当該クロックに従い、主局に向けた上り信号のタ イミングを調整するタイミング調整回路(36)と、当該タイミング調整回路(36)の出力(42)に従い、当該光分波器(30)の他方の出力光(40)を強度変調し、当該第2の光ファイバに出力する光変調器(38)とを具備し、
    当該光変調器(38)が、当該タイミング調整回路(36)の出力に従い、当該光分波器の他方の出力光をオン/オフ変調し、
    当該復調回路(26)が、
    当該第1の光受信器(24)の出力から0゜及び180゜の一方のクロックを抽出し、出力するクロック抽出回路(120)と、
    当該第1の光受信器(24)の出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号を生成する2進信号生成回路(122,124)と、
    当該クロック抽出回路(120)の出力クロックに従い、当該2進信号生成回路(122,124)の出力をラッチするラッチ回路(126)と、
    当該上り信号のプリアンブルに対する当該ラッチ回路の出力から当該プリアンブルを検出し、当該クロック抽出回路の出力するクロックの位相が適正でない場合に、当該クロック抽出回路(120)にクロック位相の切換えを指示するプリアンブル検出回路(128)
    とを具備することを特徴とする光通信システム。
  3. 主局(10)、子局(16)、並びに主局(10)と子局(16)を接続する第1及び第2の光ファイバ(12,14)からなり、当該主局が下り信号を搬送する信号光を当該第1の光ファイバを介して当該子局に送信し、当該子局が、当該第1の光ファイバからの信号光をオン/オフ変調して当該第2の光ファイバに出力することにより当該主局に上り信号を送信する光通信システムにおいて、当該主局として使用される光通信装置であって、
    当該子局(16)に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路(20)と、
    当該マンチェスタ符号化回路(20)の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバ(12)に出力する光送信器(22)と、
    当該第2の光ファイバ(14)から入力する光信号を電気信号に変換する光受信器(24)と、
    当該光受信器(24)の出力から、当該子局(16)からの上り信号を復調する復調回路(26)
    とを具備し、
    当該復調回路(26)が、
    当該光受信器(24)の出力からクロックを抽出し、0゜及び180゜の2つのクロック(78,82)を出力するクロック抽出回路(50)と、
    当該光受信器(24)の出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号(76)を生成する2進信号生成回路(52,54)と、
    当該クロック抽出回路(50)からの0゜のクロック(78)に従い、当該2進信号生成回路(52,54)の出力をラッチする第1のラッチ回路(56)と、
    当該クロック抽出回路(50)からの180゜のクロック(82)に従い、当該2進信号生成回路(52,54)の出力をラッチする第2のラッチ回路(58)と、
    当該上り信号のプリアンブルに対する当該第1及び第2のラッチ回路の出力から正しいクロック位相を判別するプリアンブル検出回路(60)と、
    当該プリアンブル検出回路の検出結果に従い、当該第1及び第2のラッチ回路(56,58)の出力の一方を選択する選択回路
    とを具備することを特徴とする光通信装置。
  4. 主局(10)、子局(16)、並びに主局(10)と子局(16)を接続する第1及び第2の光ファイバ(12,14)からなり、当該主局が下り信号を搬送する信号光を当該第1の光ファイバを介して当該子局に送信し、当該子局が、当該第1の光ファイバからの信号光をオン/オフ変調して当該第2の光ファイバに出力することにより当該主局に上り信号を送信する光通信システムにおいて、当該主局として使用される光通信装置であって、
    当該子局(16)に向ける下り信号をマンチェスタ符号で符号化するマンチェスタ符号化回路(20)と、
    当該マンチェスタ符号化回路(20)の出力を光信号に変換して当該第1の光ファイバ(12)に出力する光送信器(22)と、
    当該第2の光ファイバ(14)から入力する光信号を電気信号に変換する光受信器(24)と、
    当該光受信器(24)の出力から、当該子局(16)からの上り信号を復調する復調回路(26)
    とを具備し、
    当該復調回路(26)が、
    当該光受信器(24)の出力から0゜及び180゜の一方のクロックを抽出し、出力するクロック抽出回路(120)と、
    当該光受信器(24)の出力から、1ビットのタイムスロットの前半及び後半の何れか一方に当該上り信号の2進値の一方の値を具備し、当該1ビットのタイムスロット内に当該上り信号の2進値の他方の値を有する2進信号を生成する2進信号生成回路(122,124)と、
    当該クロック抽出回路(120)の出力クロックに従い、当該2進信号生成回路(122,124)の出力をラッチするラッチ回路(126)と、
    当該上り信号のプリアンブルに対する当該ラッチ回路の出力から当該プリアンブルを検出し、当該クロック抽出回路の出力するクロックの位相が適正でない場合に、当該クロック抽出回路(120)にクロック位相の切換えを指示するプリアンブル検出回路(128)
    とを具備することを特徴とする光通信装置。
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