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JP3837936B2 - 表示駆動制御装置 - Google Patents

表示駆動制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルのような表示装置の画面に表示される画像の表示位置を調整する手段を改良した表示駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶表示装置において、表示画像の水平表示位置を設定調整するために、外付け回路により画像位置調整信号の出力波形を鈍ら(遅延)せてその信号の遅れ量を調整し、映像信号の水平位置調整用のサンプリングスタート信号の出力タイミングを、調整された遅れ量に基づいて調整して画像表示開始位置を定めていた。
【0003】
図7は従来の液晶表示装置の一例を示す。液晶表示装置1において、2はコンポジットビデオ信号の入力端子、3はRGBデコーダ、4は反転アンプ、5はコントローラ、6はアンプ、7は走査ドライバ、8は信号ドライバ、9は液晶表示パネルである。
【0004】
液晶表示パネル9は、基板上に234本の走査ライン(ゲートライン)Xnと信号ライン(ドレインライン)Ymがマトリックス状に配置されて成り、そして、走査ラインXnと信号ラインYmの各交点にはnチャンネルMOS型のTFT(Thin film transistor)素子からなるスイッチング素子と、そのスイッチング素子のソース側に画素電極が接続されて液晶容量が構成された画素を有している。
【0005】
図8は上記コントローラ5の詳細な回路構成を例示するもので、コントローラ5は、PLL回路51、VCO(発振回路)回路52、遅延制御回路55、水平デコーダ56、水平カウンタ57、ドットCK発生回路58、同期制御回路59、垂直デコーダ60、垂直カウンタ61、及びFRP発生回路62等から構成されている。
まず、RGBデコーダ3からの水平同期信号HはPLL回路51に、垂直同期信号Vは同期制御回路57に夫々入力される。
【0006】
上記水平カウンタ57は、VCO回路52から出力される基本CKをカウントして、入力される映像信号の1水平走査期間内におけるドット位置をカウントする。
【0007】
上記水平デコーダ56は、入力される映像信号の1水平走査期間内におけるドット位置をカウントする水平カウンタ57のカウント値に基づいて、サンプリングスタートパルス信号SRT、出力イネーブル信号OE及びクリア信号CLRを水平制御信号の一部として信号側ドライバ8に出力し、また、ゲートリセット信号GRES及びゲートパルスクロックGPCKを垂直制御信号の一部として走査側ドライバ7に出力する。
【0008】
また、水平デコーダ56は、走査線クロックとなる内部水平同期信号(内部H)を垂直カウンタ61及びFRP発生回路62に出力すると共に、当該内部水平同期信号をリセット信号Rとして上記水平カウンタ57へ夫々出力する。
そして、水平デコーダ56は、水平カウンタ57のカウント値に基づいて、画像位置調整信号PHを生成して遅延制御回路55に出力する。
【0009】
遅延制御回路55は、水平デコーダ56から出力される画像位置調整信号PHを遅延させた画像位置調整遅延信号PH1を生成して、PLL回路51に出力する。
【0010】
PLL回路51は、遅延制御回路55から供給される画像位置調整遅延信号PH1とRGBデコーダ3から供給される水平同期信号Hとの位相が一致するように、VCO(電圧発振制御回路)52の発振制御信号の電圧を制御する。
【0011】
VCO回路52は、発振制御信号の電圧に対応する周波数で発振して、基本クロックCKを出力する。
【0012】
コントローラ5では、映像信号を液晶表示パネル9の中央位置に表示すべく、映像信号の水平表示位置の制御を行う。即ち、遅延制御回路55での遅延量に基づいて、映像信号の水平位置を調整すべく、信号ドライバ8に信号ラインの駆動の開始を指示する上記サンプリングスタートパルス信号SRTの出力タイミングを調整する。
【0013】
ドットクロック発生回路58は、VCO回路52から出力される基本クロックCKを適宜分周して得られるドットクロックDCKを水平同期信号の一部として信号側ドライバ8に出力する。
【0014】
走査ドライバ7は、入力するゲートスタート信号GSRT、ゲートパルスクロックGPCK及びゲートリセット信号GRESに基づいて、走査ラインX1〜X234に、水平走査期間毎に、ゲート電圧(走査電圧)VDを印加する。そして、ゲート電圧VDが印加された走査ラインX1〜X234に接続されたTFTはオンし、導通状態となる。
【0015】
信号ドライバ8は、反転アンプ4から供給される反転信号R,G,B、並びに及びコントローラ5から供給されるタイミング調整されたスタートパルスSRT、クリア信号CRL、及び出力イネーブル信号OEに基づいて、ドレイン電圧(信号電圧)VDを生成して、液晶表示パネル9の信号ラインYmに順次印加する。
その結果、液晶表示パネル9には、水平位置調整された映像信号が表示されることになる。
【0016】
さて、上述した所から明らかなように、液晶表示パネル9に表示される画像の水平表示位置を調整設定するには、コントローラ5の水平デコーダ56から出力されるサンプリングスタートパルス信号SRTの出力タイミングを調整する必要がある。このためコントローラ5において遅延制御回路55が用いられている。遅延制御回路55は水平デコーダ56からの画像位置調整信号PHの波形を鈍らせて(遅延させて)得られた画像位置調整遅延信号PH1の遅れ量を調整する回路であり、この点を詳細に示すと、図9のようになる。同図において、遅延制御回路55は波形鈍り発生部551、位相比較部552で構成され、図10にその動作説明用タイムチャートを示す。図10(a)に示す画像位置調整信号PHは波形鈍り発生部551で遅延させられ図10に示すようにしきい値に対しその鈍り特性を変えることにより遅れ量を変えることができる。波形鈍り発生部551から出力された図10(b)に示す画像位置調整遅延信号PH1は位相比較部552に入力され、図10(d)に示す画像位置同期信号CSYNCの中央で変化する図10(c)に示す同期信号PDが生成されてPLL回路51に出力され、VCO部52の発振制御電圧を制御し、この電圧に対応する内部クロック信号を出力してドットクロック発生部58、水平カウンタ57に供給する。水平デコーダ56は水平カウンタ57のカウント値に基づいて画像位置調整信号PH及び図10(e)に示すサンプリングスタート信号SRTを出力する。
【0017】
画像の画面センター位置を決める図10(e)に示すサンプリングスタート信号SRTは図10(b)に示す画像位置調整遅延信号PH1の遅れ量に影響されず画像位置調整信号PHからの時間Toは常に一定である。これに対して、画像信号の図10(d)に示す画像位置同期信号CSYNCは図10(c)に示す同期信号PDと同期しているため、画像位置調整遅延信号PH1の遅れ量に従って画像信号のタイミングtdが変わり、それによってサンプリングスタート信号SRTに対する映像信号のタイミングが変化する。これによって画像の表示開始位置、即ち、画像のセンター位置を調整することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上述した従来の画像表示開始位置調整方法によれば、温度変化や、各回路のばらつきにより、前記信号の遅れ量が変動してしまい、設定してあった画像表示位置が変動してしまうという問題があった。
【0019】
本発明の目的は、前記信号の遅延量が所定の許容範囲内にあるか否かを検知して設定値から変動しないように制御することにより、温度変化や回路のばらつき等により画像表示位置が変動しないようにした表示駆動制御装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の表示駆動制御装置は、画像位置調整信号を、所望遅延量だけ遅延させて画像位置調整遅延信号を出力する遅延手段と上記遅延量の許容範囲を設定する許容範囲設定手段と、上記画像位置調整遅延信号の遅延量と、上記許容範囲とを比較判定し、該遅延量が許容範囲内にある間は、映像信号のタイミングを設定する同期信号を生成出力するタイミングを固定する同期信号制御手段と、上記同期信号に対応して映像信号と、映像信号のサンプリングスタート信号の出力タイミングと、を調整する画像位置調整手段と、を備えたことを要旨とする。
【0021】
本発明において、前記同期信号制御手段は、前記遅延量が前記許容範囲外になると、上記同期信号の生成タイミングを変更するようにしてもよい。
【0022】
また前記同期信号制御手段は、上記画像調整信号の遅延量と、上記許容範囲との比較判定をフィールド周期毎に行うようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の表示駆動制御装置の一実施形態の主要部(コントローラ5)の構成を示し、図2はその動作説明用のタイムーチャートである。図1において、51はPLL部、52はVCO部、55は波形鈍り発生部551及び位相比較部から成る遅延制御回路、56は水平デコーダ、57は水平カウンタ、58はドットクロック発生部であり、553〜556は本発明において新たに付加された手段であり、553はTRG信号作成部、554はウインドウ範囲比較・制御部、555はMASK信号作成部、556は同期信号PD発生部である。
【0024】
水平デコーダ56からの図2(a)に示す画像位置調整信号PHは波形鈍り発生部551で図2(b)に示す遅延特性に応じて遅延をされ、位相比較部552に画像位置調整遅延信号PH1を与える。
TRG信号作成部553は、位相比較部552の位相比較出力に応じて図2に示すように、フィールド同期毎に所望の設定遅れ量に対応したタイミングで図2(c)に示すTRG信号を生成し、ウインドウ範囲比較・制御部554に出力する。
【0025】
MASK信号作成部555は遅れ許容範囲を表す図2(d)に示すMASK信号を作成し、ウインドウ範囲比較・制御部554に与え、ウインドウ範囲比較・制御部554は図2(c)に示すTRG信号を図2(d)に示すMASK信号と比較して図2(c)に示すTRG信号が図2(d)に示すMASK信号で規定される許容範囲内にあるか否かをチェックし、許容範囲内にあればそのTRG信号により同期信号PD発生部556に図2(e)に示す同期信号PDの変化点(初期設定値)を指示する。この図2(e)に示す同期信号PDはPLL部51に加えられ、VCO部52の発振制御電圧を制御し、この電圧に対応する内部クロック信号を出力して、ドットクロック発生部58、MASK信号作成部555及び水平カウンタ57に供給する。水平デコーダ56は水平カウンタ57のカウント値に基づいて画像位置調整信号PH及び図2(g)に示すサンプリングスタート信号SRT等を出力する。
【0026】
図3は本発明の表示駆動制御装置における画像位置調整のフローチャートを示す。同図において、ステップS1で画像位置可変モードに設定し、ステップS2で画像位置調整遅延信号の遅延量を調整設定する。ステップS3では、上記設定された遅延量が最適か否かを判定し、最適でなければステップS2に戻って遅延量を設定し直すが、最適であれば、ステップS4に入る。ステップS4では、画像位置固定モードであり、MASK信号のMASK幅(遅れ許容範囲)を設定し、前述したようにしてTRG信号の比較を行って同期信号PDの位置(変化点)を設定する。次いでステップS5においてTRG信号とMASK幅とを常に比較判定し、TRG変化量<MASK幅である間は同期信号PDの位置を変化させず、TRG変化量>MASK幅と判定されると、ステップS1に戻る。
【0027】
上述したように画像位置調整信号の立ち上がりから同期信号PDの変化点までの遅らせ量を常に検知し、許容範囲内にある間は固定するので、一度画像位置を最適に調整設定すれば、温度変動等があっても許容範囲内であれば、画像位置の変動はなくなる。
【0028】
以下、上述した本発明の実施形態に基づく具体的実施例を説明する。
マイクロコンピュータ等による外部制御手段を用いない場合の実施例を図4に示す。同図において、51はPLL部、52はVCO部、56は水平デコーダ、57は水平カウンタ、58はドットクロック発生部、59は同期制御回路、60は垂直デコーダ、61は垂直カウンタ、62はFRP発生部、63はMODE信号発生部、64は遅延量検出部、65はMASK信号発生部、66は同期信号PD発生部、67は波形鈍り発生部である。
【0029】
図5は上記実施例の動作説明用のタイムチャートである。遅延量検出部64は、前記位相比較部、TRG信号作成部553及びウインドウ範囲比較・制御部554に対応する機能を有している。
【0030】
フィールド毎にある一定期間オンとなるMODE信号を、MODE信号発生部63で生成する。このMODE信号がオンのときに波形鈍り部551からの図5(c)に示す画像位置調整遅延信号PH1のタイミングを遅延量検出部64で検出する。
【0031】
水平デコーダ56からはMASK幅(固定値)を示すMASK幅信号が出力され、TRG信号と合わせて、MASK信号発生部65で、TRG信号の前後均等位置に設定された図5(e)に示すMASK信号が生成され遅延量検出部64に与えられる。
【0032】
遅延量検出部64では、図5(c)に示す画像位置調整遅延信号PH1の立ち上がりが図5(e)に示すMASK信号の示す範囲(MASK幅)内にあるかを判定し、画像位置調整信号出力の立ち上がりからの遅延量を検出する。その結果、MASK範囲内でMODE信号オンのとき、図5(d)に示すTRG信号のタイミングを検出したタイミングにする。そして、そのタイミングを記憶する。
【0033】
或いは、MASK幅の範囲内でMODE信号オフのとき、図5(e)に示すTRG信号のタイミングは、直前に設定されていたタイミングのままとする。
MASK幅の範囲外でMODE信号オンの場合には、図5(c)に示す画像位置調整遅延信号PH1の立ち上がりタイミングに合わせてTRG信号を生成される。そして、それに合わせた図5(e)に示すMASK信号がMASK信号発生部65により生成される。
【0034】
図5(d)に示すTRG信号は同期信号PD発生部66に与えられ、図5(f)に示す同期信号PDの変化点を設定する。この図5(f)に示す同期信号PDはPLL部51に加えられ、VCO部52の発振電圧を制御し、この電圧に対応する内部クロック信号を出力してドットクロック発生部58及び水平カウンタ57に供給する。水平デコーダ56は水平カウンタ57のカウント値に基づいて画像センター調整信号、図5(h)に示すサンプリングスタート信号SRT等を出力する。
【0035】
画像信号のサンプリング開始タイミングとなる図5(h)に示すサンプリングスタート信号SRTの、図5(a)に示す画像位置調整信号PHからの時間Toは一定である。これに対して、図5(g)に示す画像同期信号CSYNCは図5(f)に示す同期信号PDと同期しており、また、同期信号PDは図5(d)に示すTRG信号と同期しているため、画像信号のタイミングはTRG信号と同期している。画像表示位置は画像信号に対するサンプリングスタート信号SRTのタイミングtdによって決まるため、それはTRG信号のタイミングによって決まることとなる。図5(c)に示す画像位置調整遅延信号PH1の遅延量が前記MASK範囲内であればTRG信号のタイミングを初期値から変えないとしているため、遅延量の変動があっても画像表示位置が変化しないこととなる。
【0036】
この場合、画像の位置調整は上述したようにMODE信号がオンのときのみ可能なので、リアルタイムには実行できないが、特に問題ない。またMASK幅、即ち、遅れ許容範囲は固定となる。但し、MASK幅を外部から設定できるような構成、例えば、水平デコーダ56にそのような設定回路を設けておけば、MASK幅を可変となし得る。
【0037】
マイクロコンピュータ等による外部制御手段を用いる場合の実施例を図6に示す。同図において、51はPLL部、52はVCO部、56は水平デコーダ、57は水平カウンタ、58はドットクロック発生部、59は同期制御回路、60は垂直デコーダ、61は垂直カウンタ、62はFRP発生部、64は遅延量検出部、65はMASK信号発生部、66は同期信号PD発生部、551は波形鈍り発生部である。
【0038】
遅延量検出部64は前記位相比較部、TRG信号発生部及びウインドウ範囲比較・制御部に対応する機能を有している。
また外部のマイクロコンピュータ等のコントローラよりMODE信号、MASK幅設定信号及びリセット信号が供給される。
上記MODE信号は遅延量検出部64に与えられ、このMODE信号がオンのときに波形鈍り発生部551からの画像位置調整遅延信号PH1のタイミングを検出する。
上記MASK幅設定信号は水平デコーダ56に与えられ、この信号に基づくMASK幅のMASK幅信号が出力され、TRG信号と合わせて、MASK信号発生部65で、TRG信号の前後均等位置に設定されたMASK信号が遅延量検出部64に与えられる。
【0039】
遅延量検出部64では、画像位置調整遅延信号PH1の立ち上がりがMASK信号の示する範囲内にあるかを判定し、画像位置調整信号PHの立ち上がりからの遅延量を検出する。その結果、MASK範囲内でMODE信号オンのとき、TRG信号のタイミングを検出したタイミングにする。そして、そのタイミングを記憶する。
或いはMASK幅の範囲内でMODE信号のオフのとき、TRG信号のタイミングは、直前に設定されていたタイミングのままとする。
MASK幅で範囲外がMODE信号オンの場合には、画像位置調整遅延信号の立ち上がりタイミングに合わせてTRG信号を生成される。そして、それに合わせたMASK信号がMASK信号発生部65により生成される。
【0040】
TRG信号は同期信号PD発生部に与えられ、同期信号PDの変化点を設定する。この同期信号PDはPLL部51に加えられ、VCO部52の発振電圧を制御し、この電圧に対応する内部クロック信号を出力してドットクロック発生部58及び水平カウンタ57に供給する。水平デコーダ56は水平カウンタ57のカウント値に基づいて画像位置調整信号、サンプリングスタート信号等を出力する。
【0041】
この実施例では、MODE信号、MASK幅設定信号及びリセット信号を、外部のマイクロコンピュータ等のコントローラから入力し、また前記TRG信号の設定値を記憶しておく等のことにより、いつでも遅れ許容範囲を実状に合わせて調整可能で、しかもリセットして初期状態に戻すことも容易である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一度画像位置を最適に調整すれば、その後の温度変動等があっても常に画像を画面の所定位置に表示することができる。なお、本発明は液晶表示駆動制御装置に限定されるものではなく、広く一般の表示駆動制御装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作説明用タイミングチャートである。
【図3】本発明の表示駆動制御装置における画像位置調整のフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図5】図3の実施例の動作説明用タイムチャートである。
【図6】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図7】従来の液晶表示装置の一例を示すブロック図である。
【図8】図7の装置のコントローラの構成例を示すブロック図である。
【図9】従来の表示駆動制御装置を示すブロック図である。
【図10】図9の装置の動作説明用タイミングチャートである。
【符号の説明】
51 PLL回路
52 VCO
55 遅延制御回路
56 水平デコーダ
57 水平カウンタ
551 波形鈍り発生部
552 位相比較部
553 TRG信号作成部
554 ウインドウ範囲比較・制御部
555 MASK信号作成部
556 同期信号PD発生部

Claims (3)

  1. 画像位置調整信号を、所望遅延量だけ遅延させて画像位置調整遅延信号を出力する遅延手段と、
    上記遅延量の許容範囲を設定する許容範囲設定手段と、
    上記画像位置調整遅延信号の遅延量と、上記許容範囲とを比較判定し、該遅延量が許容範囲内にある間は、映像信号のタイミングを設定する同期信号を生成出力するタイミングを固定する同期信号制御手段と、
    上記同期信号に対応して映像信号と映像信号のサンプリングスタート信号の出力タイミングとを調整する画像位置調整手段と、
    を備えたことを特徴とする表示駆動制御装置。
  2. 前記同期信号制御手段は、前記遅延量が前記許容範囲外になると、上記同期信号の生成タイミングを変更するようにしたことを特徴とする請求項1記載の表示駆動制御装置。
  3. 前記同期信号制御手段は、上記画像調整信号の遅延量と、上記許容範囲との比較判定をフィールド周期毎に行うことを特徴とする請求項1記載の表示駆動制御装置。
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