JP3835595B2 - 無線通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信システムの基地局などとして用いられる無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話などの移動体通信システムにおいては、多数の基地局および交換局がネットワークを介して接続され、基地局は、無線通信回線を介して移動局(携帯電話)との間で信号を送信および受信する。
このような基地局は、例えば「特開2000−36982号公報」、「特開2000−22626号公報」および「特開2001−16159号公報」に開示されているように、それぞれ無線回線を介して信号を送信・受信する多数の送受信装置と、送受信装置とネットワークとの間で信号を処理する多数の信号処理装置とが、ノンブロックな状態で相互に接続されて構成される。
【0003】
例えば、8つの送受信装置と8つの信号処理装置とを、伝送路としてメタリック・ペアケーブルを用いて相互に直接、接続しようとすると、8つの送受信装置それぞれと8つの信号処理装置それぞれとの間で双方向に信号を伝送する必要があるので、合計、128組(8×8×2)のペアケーブルが必要になる。
さらに、送受信装置と信号処理装置との間に複数の伝送路を用いて高速に信号を伝送しようとすると、さらに多くのペアケーブルが必要になる。
【0004】
このように送受信装置と信号処理装置との間の接続には多くの配線が必要であり、配線量に従って、送受信装置・信号処理装置の基板を筐体に接続するためのコネクタのピン数が増加してしまう。
これは、基板のピンネックの問題だけではなく、基板を挿抜する際に、非常に大きな力(数十kg)が必要になるという問題を生じさせる。
また、送受信装置と信号処理基板とを、バックパネルを介して接続しようとすると、バックパネルの配線が非常に複雑になり、しかも、非常に多くの層(十数層)を重ねなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、移動体通信システムの基地局において、信号処理を行う装置と無線信号の送信・受信を行う装置との間の配線の数を少なくすることができる無線通信装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、動体通信システムの基地局において、信号処理装置と無線送信・受信装置との間を接続するバックパネルの配線の数と厚さを減らした無線通信装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、動体通信システムの基地局において、信号処理装置および無線信号送信・受信装置をバックパネルに固定するコネクタのピンネックを解消し、挿抜に要する力を減らした無線通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
[第1の無線通信装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる第1の無線通信装置は、それぞれ無線通信回線から信号を受信する複数の無線信号受信手段と、それぞれ前記受信された信号を処理する複数の受信信号処理手段と、前記複数の無線信号受信手段それぞれから、前記複数の受信信号処理手段それぞれに対して、前記受信された信号を光学的に伝送する光学伝送手段とを有する。
【0007】
好適には、前記複数の無線信号受信手段それぞれは、前記受信された信号を、1つ以上の光学的な信号に変換する第1の信号変換手段を有し、前記光学伝送手段は、それぞれ、前記複数の無線信号受信手段と前記複数の受信信号処理手段とをバス結合し、前記複数の無線信号受信手段それぞれから、前記複数の受信信号処理手段それぞれに対して前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導く1つ以上の光バスと、それぞれ、前記複数の無線信号受信手段それぞれから、前記1つ以上の光学的な信号それぞれを前記1つ以上の光バスそれぞれに導く1つ以上の第1の導光手段と、それぞれ、前記1つ以上の光バスそれぞれから、前記複数の受信信号処理手段それぞれに対して、前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導く1つ以上の第2の導光手段とを有し、前記複数の受信信号処理手段それぞれは、前記導かれた1つ以上の光学的な信号を、前記受信された信号に変換する第2の信号変換手段を有する。
【0008】
好適には、前記光バスは、1つ以上の第1の導光手段それぞれからの光学的な信号それぞれを拡散して、1つ以上の第2の導光手段それぞれに導く光学信号拡散手段を有する。
【0009】
好適には、前記1つ以上の第1の導光手段それぞれは、前記複数の無線信号受信手段それぞれからの前記1つ以上の光学的な信号それぞれを反射して前記光バスに導く。
【0010】
好適には、前記1つ以上の第2の導光手段それぞれは、前記1つ以上の光バスそれぞれにより導かれた前記1つ以上の光学的な信号それぞれを反射して、前記複数の受信信号処理手段それぞれに導く。
【0011】
好適には、前記1つ以上の第1の導光手段それぞれは、前記複数の無線信号受信手段それぞれからの前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導く光ファイバである。
【0012】
前記1つ以上の第2の導光手段それぞれは、前記1つ以上の光バスそれぞれにより導かれた前記1つ以上の光学的な信号を、前記複数の受信信号処理手段それぞれに導く光ファイバである。
【0013】
[第2の無線通信装置]
また、本発明にかかる第2の無線通信装置は、それぞれ送信しようとする信号を処理する複数の送信信号処理手段と、それぞれ無線通信回線に対して前記処理された信号を送信する複数の無線信号送信手段と、前記複数の送信信号処理手段それぞれから、前記複数の無線信号送信手段それぞれに対して、前記処理された信号を光学的に伝送する光学伝送手段とを有する。
【0014】
好適には、前記複数の送信信号処理手段それぞれは、前記処理された信号を、1つ以上の光学的な信号に変換する第3の信号変換手段を有し、前記光学伝送手段は、それぞれ、前記複数の送信信号処理手段と前記複数の無線信号送信手段とをバス結合し、前記複数の送信信号処理手段それぞれから、前記複数の無線信号送信手段それぞれに対して前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導く1つ以上の光バスと、それぞれ、前記複数の送信信号処理手段それぞれから、前記1つ以上の光学的な信号それぞれを前記1つ以上の光バスそれぞれに導く1つ以上の第3の導光手段と、それぞれ、前記1つ以上の光バスそれぞれから、前記複数の無線信号送信手段それぞれに対して、前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導く1つ以上の第4の導光手段とを有し、前記複数の無線信号送信手段それぞれは、前記1つ以上の光学的な信号を、前記処理された信号に変換する第4の信号変換手段を有する。
【0015】
好適には、前記光バスは、1つ以上の第3の導光手段それぞれからの光学的な信号それぞれを拡散して、1つ以上の第4の導光手段それぞれに導く光学信号拡散手段を有する。
【0016】
好適には、前記1つ以上の第3の導光手段それぞれは、前記複数の送信信号処理手段それぞれからの前記1つ以上の光学的な信号を反射して、前記1つ以上の光バスそれぞれに導く。
【0017】
好適には、前記1つ以上の第4の導光手段それぞれは、前記1つ以上の光バスそれぞれにより導かれた前記1つ以上の光学的な信号それぞれを反射して、前記複数の無線信号送信手段それぞれに導く。
【0018】
好適には、前記1つ以上の第3の導光手段それぞれは、前記複数の送信信号処理手段それぞれからの前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導く光ファイバである。
【0019】
好適には、前記1つ以上の第4の導光手段それぞれは、前記1つ以上の光バスにより導かれた前記1つ以上の光学的な信号それぞれを前記複数の無線信号送信手段それぞれに導く光ファイバである。
【0020】
[第3の無線通信装置]
また、本発明にかかる第3の無線通信装置は、それぞれ無線通信回線から信号を受信する複数の無線信号受信手段と、それぞれ前記受信された信号を処理する複数の受信信号処理手段と、それぞれ送信しようとする信号を処理する送信信号処理手段と、それぞれ無線通信回線に対して前記処理された信号を送信する複数の無線信号送信手段と、前記複数の無線信号受信手段それぞれから、前記複数の受信信号処理手段それぞれに対して、前記受信された信号を光学的に伝送し、前記複数の送信信号処理手段それぞれから、前記複数の無線信号送信手段それぞれに対して、前記処理された信号を光学的に伝送する光学伝送手段とを有する。
【0021】
好適には、前記複数の無線信号受信手段それぞれは、前記受信された信号を、1つ以上の光学的な信号に変換する1つ以上の第1の信号変換手段を有し、前記複数の送信信号処理手段それぞれは、前記処理された信号を、1つ以上の光学的な信号に変換する第3の信号変換手段を有し、前記光学伝送手段は、それぞれ、前記複数の無線信号受信手段と、前記複数の受信信号処理手段と、前記複数の送信信号処理手段と、前記複数の無線信号送信手段とをバス結合し、前記複数の無線信号受信手段それぞれから、前記複数の受信信号処理手段それぞれに対して前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導き、前記複数の送信信号処理手段それぞれから、前記複数の無線信号送信信号それぞれに対して、前記1つ以上の光学的な信号それぞれを導く1つ以上の光バスと、それぞれ、前記複数の無線信号受信手段それぞれから、前記1つ以上の光学的な信号それぞれを前記1つ以上の光バスそれぞれに導く1つ以上の第1の導光手段と、それぞれ、前記複数の送信信号処理手段それぞれから、前記1つ以上の光学的な信号を前記1つ以上の光バスそれぞれに導く1つ以上の第3の導光手段と、それぞれ、前記1つ以上の光バスそれぞれから、前記複数の受信信号処理手段それぞれに対して、前記1つ以上の光学的な信号を導く1つ以上の第2の導光手段とそれぞれ、前記1つ以上の光バスそれぞれから、前記複数の無線信号送信手段それぞれに対して、前記1つ以上の光学的な信号を導く1つ以上の第4の導光手段とを有し、前記複数の受信信号処理手段それぞれは、前記1つ以上の光学的な信号を、前記受信された信号に変換する第2の信号変換手段を有し、前記複数の無線信号送信手段それぞれは、前記1つ以上の光学的な信号を、前記処理された信号に変換する第4の信号変換手段を有する。
【0022】
好適には、前記複数の受信信号処理手段それぞれと、前記複数の送信信号処理手段それぞれとは一体に構成され、前記1つ以上の第1の導光手段それぞれと前記1つ以上の第3の導光手段それぞれとは一体に構成され、前記1つ以上の光バスそれぞれにより導かれた前記1つ以上の光学的な信号それぞれを前記受信信号処理手段に導き、前記送信信号処理手段からの前記1つ以上の光学的な信号それぞれを前記1つ以上の光バスそれぞれに導く。
【0023】
好適には、前記光バスは、1つ以上の第1の導光手段および1つ以上の第3の導光手段それぞれからの光学的な信号それぞれを拡散して、1つ以上の第2の導光手段および1つ以上の第4の導光手段それぞれに導く光学信号拡散手段を有する。
【0024】
好適には、前記複数の無線信号受信処理手段それぞれと、前記複数の無線信号送信手段それぞれとは一体に構成され、前記1つ以上の第2の導光手段それぞれと前記1つ以上の第4の導光手段それぞれとは一体に構成され、前記無線信号受信信号それぞれからの1つ以上の光学的信号それぞれを前記1つ以上の光バスそれぞれに導き、前記1つ以上の光バスそれぞれにより導かれた前記1つ以上の光学的な信号それぞれを前記無線信号送信手段に導く。
【0025】
[信号処理装置]
また、本発明にかかる信号処理装置は、信号を処理する複数の第1の信号処理手段と、信号を処理する複数の第2の信号処理手段と、前記複数の第1の装置それぞれと前記複数の第2の装置それぞれとの間で信号をノンブロックで光学的に伝送する光学伝送手段とを有する。
【0026】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる基地局2−1〜2−3が用いられる移動体通信システム1の構成を例示する図である。
なお、以下の各図においては、本発明の説明に直接的に関係ない構成部分は、適宜、省略されている。
図1に示すように、移動体通信システム1は、複数の基地局2がネットワーク10を介して相互に接続された構成を採り、基地局2−1〜2−3は、複数の移動局12−1〜12−3との間で無線通信回線を介して通信を行う。
なお、以下、「基地局2−1〜2−3」など、複数、存在する構成要素のいずれかを特定せずに示す場合には単に「基地局2」などとも記す。
【0027】
図2は、図1に示した基地局2の構成を示す図である。
図2に示すように、基地局2は、ネットワークインターフェース(ネットワークIF)20、信号処理部22、光バス30、送受信部40、アンテナIF50およびアンテナ系52から構成される。
基地局2は、これらの構成部分により、ネットワーク10を介して他の基地局2から入力される送信データを処理し、処理した送信データを無線通信回線を介して移動局12に対して送信する。
また、逆に、基地局2は、移動局12から無線通信回線を介して受信した受信データを処理し、ネットワーク10を介して他の基地局2に対して出力する
【0028】
[ネットワークIF20]
ネットワークIF20は、例えば、ネットワーク10から66Mbps・8ビット・パラレル形式の送信データを複数、受け、信号処理部22の信号処理回路24−1〜24−8それぞれに分配する。
また、ネットワークIF20は、信号処理部22の信号処理回路24−1〜24−8それぞれから、66Mbps・8ビット・パラレル形式の受信データを複数、受け、ネットワーク10に対して出力する。
【0029】
[信号処理部22・信号処理回路24]
図3は、図2に示した信号処理回路24−1〜24−8、光バス30および送受信回路42−1〜42−8の接続関係を示す図である。
信号処理部22は、図2および図3に示すように、例えば、それぞれ1枚の基板に収容されたn個の信号処理回路24−1〜24−n(図2にはn=8の場合を例示)から構成される。
図4は、図2および図3に示した信号処理回路24の構成を示す図である。
図4に示すように、信号処理回路24それぞれは、送信系240および受信系260から構成される。
送信系240は、符号化回路242、パラレル/シリアル変換回路(P/S変換回路)244および電気/光学信号変換回路(EO変換回路)246から構成される。
受信系260は、光学/電気信号変換回路(OE変換回路)262、シリアル/パラレル変換回路(S/P変換回路)264から構成される。
【0030】
信号処理回路24は、これらの構成部分により、図3および図4に示すように、ネットワークIF20(図2)から入力された66Mbps・8ビット・パラレル形式の送信データを符号化し、さらに660Mbps・1ビット・シリアル形式に変換して、光バス30に対して出力する。
また、信号処理回路24は、光バス30から入力された66Mbps・1ビット・シリアル形式の受信データを復号し、さらに66Mbps・8ビット・パラレル形式に変換して、ネットワークIF20に対して出力する。
【0031】
[送信系240]
送信系240において、符号化回路242は、ネットワークIF20から入力される66Mbps・8ビット・パラレル形式の送信データを、例えば、"A DC-Balanced, Partitioned-Block, 8B/10B Transmission Code, A. X. Widmer et. al., IMB J.RES DEVELOP., Vol. 27, No. 5, September 1983"に開示された方法に従って、DCバランスのための2つのビットを付加することにより符号化し、66Mbps・10ビット・パラレル形式の送信データとしてP/S変換回路244に対して出力する。
P/S変換回路244は、送信系240から入力された66Mbps・10ビット・パラレル形式の送信データを、660Mbps・1ビット・シリアル形式の送信データに変換し、EO変換回路246に対して出力する。
【0032】
EO変換回路246は、レーザーダイオードなどの電気/光学信号変換素子から構成され、P/S変換回路244から入力された660Mbps・1ビット・シリアル形式の電気的な送信データを、光学的な送信信号に変換し、図3に示したように、光バス30に対して出力する。
【0033】
[受信系260]
受信系260において、OE変換回路262は、例えばフォトダイオードなどの光学/電気信号変換素子から構成され、光バス30から入力される光学的な受信信号を、660Mbps・1ビット・シリアル形式の電気的な受信データに変換し、S/P変換回路264に対して出力する。
【0034】
S/P変換回路264は、OE変換回路262から、図3に示したように入力された660Mbps・1ビット・シリアル形式の電気的な受信データを、66Mbps・10ビット・パラレル形式の受信データに変換し、復号回路266に対して出力する。
【0035】
OE変換回路262は、符号化回路242と逆の処理を行い、66Mbps・10ビット・パラレル形式の受信データから、DCバランスを取るために付加された2ビットを取り除き、66Mbps・8ビット・パラレル形式の受信データとし、ネットワークIF20に対して出力する。
【0036】
[光バス30]
図5は、図2などに示した信号処理部22および送受信部40が実装された光バス30の正面図である。
図6は、図2などに示した信号処理部22および送受信部40が実装された光バス30の背面図である。
図5および図6に示すように、光バス30は、実際には基地局2の筐体においてバックパネル(図示せず)の中に配設され、バックパネルには、信号処理部22(信号処理回路24)および送受信部40(送受信回路42)が、光バスとの間で、光学的信号を入力および出力することができるように配設される。
【0037】
図7は、反射部304により導光路300に導かれ、拡散反射板302により反射・拡散されて伝送される光信号を示す図である。
図8は、図2などに示した光バス30の断面図である。
図9は、図7に示した光バス30の反射部304により反射されて導光路300内に導かれる光学信号を示す図である。
光バス30は、図6〜図9に示すように、導光路300、拡散反射板302および反射部304から構成される。
【0038】
導光路300は、図6および図7に示すように、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などが階段状に形成されて構成される。
図7に示すように、導光路300の階段状の部分には、信号処理回路24および送受信回路42の基板それぞれに対応し、これらとの間で光学的信号を入力および出力することが可能な位置に設けられた反射部304−1〜304−16が設けられる。
図8に示す反射部304は、導光路300の階段状の部分それぞれに、図9に矢印を付して示すように、信号処理部22(信号処理回路24;図2)および送受信部40(送受信回路42)の基板それぞれから、導光路300の垂直方向に入射した光学信号が、導光路300の水平方向に反射され、拡散反射板302の方向に導かれるような角度(例えば45°)を付すことにより形成される。
【0039】
図7および図8に示すように、導光路300の反射部304に対向する辺には、反射部304から導かれた光学信号を、図7に示すように拡散し、反射する拡散反射板302が設けられる。
拡散反射板302は、信号処理回路24(送受信回路42)のEO変換回路246それぞれに対向する反射部304から入射し、図7に矢印を付したように導光路300を導かれた光学信号を、図7に斜線を付して示すように拡散および反射する。
拡散反射板302により拡散・反射された光学信号は、図9に示した矢印と反対の経路をたどり、送受信回路42(信号処理回路24)のOE変換回路262に導かれる。
なお、光バス30による光学信号の伝送には、例えば、波長多重および強度多重といった、光学信号の多重伝送技術の応用が可能である。
また、装置の構成によっては、拡散反射板302のように光学信号を反射させて拡散するのではなく、光学信号を透過させて拡散する拡散透過膜が用いられる場合がある。
【0040】
光バス30は、以上説明した構成により、信号処理回路24−1〜24−8および送受信回路42−1〜42−8を光学的にバス接続し、信号処理回路24−1〜24−8それぞれが光バス30に対して出力した光学的な送信信号(送信データ)を、ノンブロックで送受信回路42−1〜42−8の全てに対して伝送する。
また、光バス30は、反対に、送受信回路42−1〜42−8それぞれが光バス30に対して出力した受信信号(受信データ)を、ノンブロックに信号処理回路24−1〜24−8の全てに対して伝送する。
【0041】
[送受信部40・送受信回路42]
図10は、図2および図3に示した送受信回路42の構成を示す図である。
なお、図10においては、図4に示した信号処理回路24と同じ構成部分には同じ符号を付してある。
送受信部40は、図2および図3に示すように、例えば、それぞれ1枚の基板に収容されたn個の送受信回路42−1〜42−n(図2にはn=8の場合を例示)から構成される。
【0042】
図10に示すように、送受信回路42は、送信系420および受信系440から構成される。
送信系420は、OE変換回路262、変調回路422および送信装置424から構成される。
受信系440は、受信装置442、復調装置444およびEO変換回路246から構成される。
【0043】
送受信回路42は、これらの構成部分により、図3および図4に示すように、光バス30(図2)から660Mbps・1ビット・シリアル形式の送信データを受け、受けた送信データで搬送波信号を変調し、基地局2と移動局12(図1)との間の無線通信回線に適合した無線送信信号を生成してアンテナIF50に対して出力する。
また、信号処理回路24は、アンテナIF50から無線受信信号を受け、受けた無線受信信号から660Mbps・1ビット・シリアル形式の受信データを復調し、復調した受信データを光バス30に対して出力する。
【0044】
[送信系420]
送信系420において、OE変換回路262は、光バス30から入力された光学的な送信信号を電気的な信号に変換し、660Mbps・1ビット・シリアル形式の送信データとして、変調回路422に対して出力する。
【0045】
変調回路422は、送信系420から入力される送信データで搬送波信号を変調して変調信号を生成し、送信装置424に対して出力する。
【0046】
送信装置424は、変調回路422から入力される変調信号に対して増幅・周波数変調などを行い、基地局2と移動局12(図1)との間の無線通信回線に適合した無線送信信号を生成し、アンテナIF50に対して出力する。
【0047】
[受信系440]
受信系440において、受信装置442は、アンテナIF50から入力される無線受信信号に対して増幅・周波数変換などを行い、復調装置444に適合する変調信号を生成する。
【0048】
復調装置444は、受信装置442から入力された変調信号を復調し、660Mbps・1ビット・シリアル形式の受信データとしてEO変換回路246に対して出力する。
【0049】
EO変換回路246は、復調装置444から入力された電気的な受信データを光学的な受信信号に変換し、光バス30に対して出力する。
【0050】
[アンテナ系52]
アンテナ系52は、複数のアンテナ(図2においては1本のみ図示)を含み、移動局12との間で無線送信信号および無線受信信号を伝送する。
【0051】
[アンテナIF50]
アンテナIF50は、アンテナ系52に含まれる複数のアンテナから入力される無線受信信号を、送受信部40の送受信回路42それぞれに分配する。
また、アンテナIF50は、信号処理部22の信号処理回路24それぞれから入力される無線送信信号を、アンテナ系52の複数のアンテナそれぞれに分配する。
【0052】
[基地局2の動作(送信動作)]
以下、基地局2の全体的な動作を説明する。
まず、基地局2の送信動作を説明する。
ネットワークIF20(図2)は、ネットワーク10から送信データを受け、信号処理部22の信号処理回路24−1〜24−8それぞれに分配する。
信号処理回路24の送信系240(図4)は、ネットワークIF20から入力された送信データを符号化し、光学的な送信信号として光バス30の反射部304に対して出力する。
【0053】
光バス30の反射部304(図7〜図9)は、信号処理回路24(図2)それぞれ垂直方向に入射した光学的な送信信号を、導光路300の水平方向に反射し、拡散反射板302の方向に導く。
拡散反射板302(図7〜9)は、導光路300により導かれた送信信号を、図7に斜線を付して示したように拡散および反射する。
導光路300は、拡散反射板302により拡散・反射された送信信号を、送受信回路42に導く。
【0054】
送受信回路42は、光バス30により導かれた光学的な送信信号を電気的な送信データに変換し、この送信データで搬送波信号を変調し、基地局2と移動局12(図1)との間の無線通信回線に適合した無線送信信号を生成してアンテナIF50に対して出力する。
アンテナIF50は、信号処理回路24それぞれから入力される無線送信信号を、アンテナ系52の複数のアンテナそれぞれに分配し、アンテナ系52のアンテナは、分配された無線送信信号を、無線通信回線を介して移動局12に対して伝送する。
【0055】
[受信動作]
次に、基地局2の受信動作を説明する。
移動局12は、基地局2に対して無線受信信号を無線通信回線を介して伝送する。
アンテナ系52のアンテナは、移動局12(図1)からの無線受信信号を受け、アンテナIF50に対して出力する。
アンテナIF50は、アンテナ系52からの無線受信信号を、送受信回路42−1〜42−8それぞれに分配する。
【0056】
送受信回路42の受信系440(図10)は、アンテナIF50から入力された無線受信信号を復調して電気的な受信データとし、この受信データを光学的な受信信号に変換して光バス30に対して出力する。
光バス30は、送受信回路42からの光学的な受信信号を、送受信回路42に伝送する。
【0057】
送受信回路42は、光バス30から入力された光学的な受信信号を、電気的な受信データに変換し、復号してネットワークIF20に対して出力する。
ネットワークIF20(図3)は、送受信回路42から入力された受信データを、ネットワーク10(図1)を介して他の基地局2に対して送信する。
【0058】
[基地局2の効果]
図11は、4台の信号処理回路それぞれと4台の送受信回路それぞれとを、光バスを用いずに、ポイント・ツー・ポイントで接続した場合の構成を例示する図である。
図11に例示するように、信号処理回路それぞれと送受信回路それぞれとを、ノンブロックに接続するために、各信号処理回路と各送受信回路との間に2本ずつメタリック・ケーブルあるいは光ケーブルを引くと、配線量が非常に多くなる。
【0059】
また、図示の簡略化のために省略したが、図11に示した信号処理回路および送受信回路それぞれには、OE変換回路およびEO変換回路がそれぞれ4個ずつ必要である。
これに比べ、本発明にかかるように、各信号処理回路24および各送受信回路42を光バス30によりバス接続すると、図4に示したように、配線量、EO変換回路およびOE変換回路を大きく減ずることができる。
【0060】
図12は、信号処理回路24と送受信回路42とを、バックパネル上の配線により接続する様子を例示する図である。
また、図12に例示するように、信号処理回路と送受信回路との間をバックパネル上の配線を介して接続すると、バックパネル上の配線が非常に複雑になり、しかも、バックパネルを非常に多層にする必要がある。
これに比べ、図5および図6に示したように、光バス30を用いると、信号処理回路24および送受信回路42の間の配線を簡単にすることができ、しかも、バックパネルの層を少なくすることができる。
【0061】
[第1変形例]
図13および図14は、図2に示した基地局2の第1の変形例を示す第1および第2の図である。
図13および図14に示すように、図7に示した光バス30のように、階段状の導光路300の代わりに、バックパネル54に長方形の導光路56を配設し、導光路56と信号処理部22(信号処理回路24)および送受信部40(送受信回路42)との間を光ファイバ58−1〜58−16で接続しても、図2に示した基地局2と同様な効果を得ることができる。
【0062】
この際、信号処理回路24および送受信回路42のEO変換回路246(図4,図10)の基板それぞれから信号を導光路56に導く光ファイバ58と、導光路56との間に、光学信号を拡散する透過性の光拡散フィルム(図示せず)を設けると、光ファイバ58から入射した光学信号を広く拡散し、能率よく他の基板に伝送することができる。
【0063】
図15および図16は、図13および図14に示した基地局2を、導光路56を用いずに構成した様子を示す第1および第2の図である。
図13および図14に示した基地局を、図13および図14に示すように、導光路52を用いずに構成すると、図14に示すように、送受信回路それぞれから信号処理回路の全てに対して光ファイバを引く必要が生じる。
従って、図13および図14に示した場合に比べ、図15および図16に示したように基地局2を構成すると、配線の量が非常に多くなり、しかも、図11に示した場合と同様に、信号処理回路および送受信回路の各基板に備えるべきOE変換回路およびEO変換回路の数が多くなる。
【0064】
[第2変形例]
図17は、図2に示した基地局2の第2の変形例を示す図である。
図7〜図9には、EO変換回路246とOE変換回路262(図4,図10)とで1つの反射部304を共用する場合を例示したが、図17に示すように、EO変換回路246およびOE変換回路262それぞれに対して1つずつ反射部304を設けるように光バス30を構成してもよい。
このように光バス30を構成すると、同じ基板に設けられたEO変換回路246からOE変換回路262への光学信号の回り込みを大きく減少させることができ、光バス30の伝送性能を向上させることができる。
【0065】
[第3変形例]
図18は、図2に示した基地局2の第3の変形例を示す図である。
図18に示すように、信号処理部22(信号処理回路24)および送受信部40(送受信回路42)を、複数の光学信号をパラレルに伝送することができる信号処理部60および送受信部62に置換し、信号処理部60および送受信部62が伝送する信号の数に対応する数の光バス30−1〜30−16を用いると、基地局2において、複数の光学信号をパラレルに伝送することができる。
このように基地局2を構成すると、信号処理回路と送受信回路との間のデータ伝送速度を上げることができる。
【0066】
[第4変形例]
図19は、図2に示した基地局2の第4の変形例を示す図である。
図19に示すように、信号処理部22(信号処理回路24)および送受信部40(送受信回路42)を、図18においてと同様に、複数の光学信号をパラレルに伝送することができる信号処理部60および送受信部62に置換し、信号処理部60および送受信部62が伝送する信号の数に対応する数の長方形の導光路56−1〜56−8を用い、これらの間を光ファイバ64−1〜64−256(256=信号処理回路および送受信回路の数(16)×パラレル信号数(8)×2)を接続すると、基地局2において、複数の光学信号をパラレルに伝送することができる。
このように基地局2を構成すると、図18に示した場合と同様に、信号処理回路と送受信回路との間のデータ伝送速度を上げることができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる無線通信装置によれば、移動体通信システムの基地局において、信号処理を行う装置と無線信号の送信・受信を行う装置との間の配線の数を少なくすることができる。
また、本発明にかかる無線通信装置によれば、動体通信システムの基地局において、信号処理装置と無線送信・受信装置との間を接続するバックパネルの配線の数と厚さを減らすことができる。
また、本発明にかかる無線通信装置によれば、動体通信システムの基地局において、信号処理装置および無線信号送信・受信装置をバックパネルに固定するコネクタのピンネックを解消し、基板の挿抜に要する力を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる基地局が用いられる移動体通信システムの構成を例示する図である。
【図2】図1に示した基地局の構成を示す図である。
【図3】図2に示した信号処理回路、光バスおよび送受信回路の接続関係を示す図である。
【図4】図2および図3に示した信号処理回路の構成を示す図である。
【図5】図2などに示した信号処理部および送受信部が実装された光バスの正面図である。
【図6】図2などに示した信号処理部および送受信部が実装された光バスの背面図である。
【図7】反射部により導光路に導かれ、拡散反射板により反射・拡散されて伝送される光信号を示す図である。
【図8】図2などに示した光バスの断面図である。
【図9】図7に示した光バスの反射部により反射されて導光路内に導かれる光学信号を示す図である。
【図10】図2および図3に示した送受信回路の構成を示す図である。
【図11】4台の信号処理回路それぞれと4台の送受信回路それぞれとを、光バスを用いずに、ポイント・ツー・ポイントで接続した場合の構成を例示する図である。
【図12】信号処理回路と送受信回路とを、バックパネル上の配線により接続する様子を例示する図である。
【図13】図2に示した基地局の第1の変形例を示す第1の図である。
【図14】図2に示した基地局の第1の変形例を示す第2の図である。
【図15】図13および図14に示した基地局を、導光路を用いずに構成した様子を示す第1の図である。
【図16】図13および図14に示した基地局を、導光路を用いずに構成した様子を示す第2の図である。
【図17】図2に示した基地局の第2の変形例を示す図である。
【図18】図2に示した基地局の第3の変形例を示す図である。
【図19】図2に示した基地局の第4の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・移動体通信システム
10・・・ネットワーク
12・・・移動局
2,2−1〜2−3・・・基地局
20・・・ネットワークIF
22,60・・・信号処理部
24,24−1〜24−8・・・信号処理回路(CH#1〜#8)
240・・・送信系
242・・・符号化回路
244・・・P/S変換回路
246・・・EO変換回路
260・・・受信系
262・・・OE変換回路
264・・・S/P変換回路
266・・・復号回路
30,30−1〜30−16・・・光バス
300,56・・・導光路
58−1〜58−16・・・光ファイバ
302・・・拡散反射板
304・・・反射部
40,62・・・送受信部
42,42−1〜42−8・・・送受信回路(TRX#1〜#8)
420・・・送信系
422・・・変調回路
424・・・送信装置
440・・・受信系
442・・・受信装置
444・・・復調装置
50・・・アンテナIF
52・・・アンテナ系
Claims (7)
- それぞれ、回路基板上に構成され、無線通信回線から受信された電気的な信号を、光学的な信号に変換し、前記回路基板に設けられた1つ以上の出力部を介して、前記回路基板の外部に対して出力する複数の無線信号受信手段と、
それぞれ、回路基板上に構成され、光学的な信号を、前記回路基板に設けられた1つ以上の入力部を介して、前記回路基板の外部から受け入れて、電気的な信号に変換して処理する複数の受信信号処理手段と、
前記無線信号受信手段それぞれから出力された光学的な信号を、前記受信信号処理手段それぞれに対して伝送する1つ以上の光学伝送手段と
を有する無線通信装置であって、
前記光学伝送手段それぞれには、前記出力部および前記入力部が対向して配置され、
それぞれ、前記出力部それぞれから出力された光学的な信号を受け入れて反射し、前記光学伝送手段の内部に導く複数の第1の反射手段と、
それぞれ、前記光学伝送手段の内部に導かれた光学的な信号を、前記光学伝送手段の内部に反射して拡散させる1つ以上の第2の反射手段と、
それぞれ、前記拡散された光学的な信号を反射し、前記入力部それぞれに対して出力する複数の第3の反射手段と
を有する無線通信装置。 - 前記無線信号受信手段それぞれは、前記電気的な信号を、1つ以上の光学的な信号に変換して、前記出力部を介して出力し、
前記受信信号処理手段それぞれは、前記入力部からの1つ以上の光学的な信号を、前記電気的な信号に変換する
請求項1に記載の無線通信装置。 - それぞれ、回路基板上に構成され、無線通信回線に送信しようとする電気的な信号を処理して、光学的な信号に変換し、前記回路基板に設けられた1つ以上の出力部を介して、前記回路基板の外部に対して出力する複数の送信信号処理手段と、
それぞれ、回路基板上に構成され、光学的な信号を、前記回路基板に設けられた1つ以上の入力部を介して、前記回路基板の外部から受け入れて、電気的な信号に変換して、無線通信回線に対して送信する複数の無線信号送信手段と、
をさらに有する無線通信装置であって、
前記光学伝送手段それぞれには、前記送信信号処理手段が設けられた回路基板の出力部および前記無線信号送信手段が設けられた回路基板の入力部が、対向して配置され、
それぞれ、前記送信信号処理手段の出力部それぞれから出力された光学的な信号を受け入れて反射し、前記光学的伝送手段の内部に導く複数の第4の反射手段と、
それぞれ、前記拡散された光学的な信号を反射し、前記無線信号送信手段の入力部それぞれに対して出力する複数の第5の反射手段と
をさらに有する
請求項1または2に記載の無線通信装置。 - 前記送信信号処理手段それぞれは、前記電気的な信号を、1つ以上の光学的な信号に変換して、前記出力部を介して出力し、
前記無線信号送信手段それぞれは、前記入力部からの1つ以上の光学的な信号を、前記電気的な信号に変換する
請求項3に記載の無線通信装置。 - 前記複数の受信信号処理手段それぞれと、前記複数の送信信号処理手段それぞれとは、一体に構成され、
前記複数の第3の反射手段それぞれと、前記複数の第4の反射手段それぞれとは、一体に構成され、前記第2の反射手段からの光学的な信号を、前記受信信号処理手段が設けられた回路基板の入力部それぞれに導き、前記送信信号処理手段が設けられた回路基板の出力部それぞれからの光学的な信号を、前記第2の反射手段に導く
請求項3または4に記載の無線通信装置。 - 前記複数の無線信号受信手段それぞれと、前記複数の無線信号送信手段それぞれとは、一体に構成され、
前記複数の第1の反射手段それぞれと、前記複数の第5の反射手段それぞれとは、一体に構成され、前記無線信号受信手段が設けられた回路基板の出力部それぞれからの光学的信号を、前記第2の反射手段に導き、前記第2の反射手段からの前記光学的な信号を、前記無線信号送信手段が設けられた回路基板の入力部それぞれに導く
請求項3〜5のいずれかに記載の無線通信装置。 - それぞれ、回路基板上に構成され、信号を処理して光学的な信号に変換し、前記回路基板に設けられた1つ以上の出力部を介して、前記回路基板の外部に対して出力する複数の第1の信号処理手段と、
それぞれ、回路基板上に構成され、光学的な信号を、前記回路基板に設けられた1つ以上の入力部を介して、前記回路基板の外部から受け入れて、電気的な信号に変換して処理する第2の信号処理手段と、
前記複数の第1の信号処理手段それぞれと、前記複数の第2の信号処理手段それぞれとの間で、光学的な信号を、ノンブロックで伝送する1つ以上の光学伝送手段と
を有する信号処理装置であって、
前記光学伝送手段それぞれには、前記第1の信号処理手段が設けられた出力部および前記第2の信号処理手段が設けられた回路基板の入力部が、対向して配置され、
それぞれ、前記複数の第1の信号処理手段それぞれの出力部から出力された光学的な信号を受け入れて反射し、前記光学伝送手段の内部に導く複数の第1の反射手段と、
それぞれ、前記光学伝送手段の内部に導かれた光学的な信号を、前記光学伝送手段の内部に反射して拡散させる1つ以上の第2の反射手段と、
それぞれ、前記拡散された光学的な信号を反射し、前記複数の第2の信号処理手段それぞれの入力部に対して出力する複数の第3の反射手段と
を有する無線通信装置。
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