JP3835019B2 - 塩素生成用電解制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食塩水を電解することで塩素を生成する装置における塩素生成用電解制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、食塩水を電気分解する構造を有するものとして例えば特開平7−155764号公報に示された酸性イオン水生成装置等が知られている。このものは図9に示すように、電解槽31と塩水タンク32と塩水を電解槽31に給水する給水ポンプ33とを備え、電流一定のもとで電極間の電圧を測定し、基準値との比較に基づいて給水ポンプ33を制御することにより、電解槽31内の塩分濃度を一定に保持するものである。図中35は混合室、38は入水管、36は酸性イオン水タンクである。
【0003】
また、塩水を電気分解する構造を有するものとして、特開平8−267072号公報には浴用水の循環浄化装置が示されている。このものは、図10に示すように、電解殺菌装置41とそれに塩分を添加するための塩分添加部42と塩分添加制御のための調節弁43とを備えており、電解殺菌の開始にあたって調節弁43が開放され食塩もしくは食塩水が電解殺菌装置41に添加される仕組みになっている。図中22は浴用水1を濾過槽23を介して電解殺菌装置41に送るポンプ、24は保温(加温)用のヒータ、20は吸い込み口、21は吐出口である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開平7−155764号公報で提供されているような従来の装置においては、定電流回路を用いているためコストがかかる。仮に、定電圧回路を用いる場合では、電解槽内を所定の食塩濃度にするための電流値制御と、所望塩素量を生成させるための電流値制御と、電解時間制御が必要であり、温度が一定でなければ温度補正制御を加えなければならず、制御が複雑になってしまう可能性がある。
【0005】
また、前記特開平8−267072号公報に示されているような構成においては、塩分添加部の塩濃度が常に一定でない限り電解槽内の塩濃度の調整は困難である。また、塩分添加部の塩濃度を一定にするためには、一定濃度の溶液をあらかじめ調製しそれを補充するといった煩雑なメンテナンスが必要となる。仮に塩分添加部内に固形の食塩を貯蔵していたとしても、食塩は固着するため調節弁の開放のみで電解槽内の食塩濃度を調整することはやはり困難である。電解槽内の食塩濃度が一定でないと一定量の塩素を生成させることができない。塩素生成量が少ないときは殺菌力が不十分となり、浴用水の殺菌を十分に行うことができず、さらには配管系や浴槽壁にレジオネラ菌の巣窟となり得るヌメリを発生させることとなる。逆に塩素生成量が多過ぎるときは殺菌は十分にできても塩素臭や肌への刺激という面で入浴に不快な水質となってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、電解槽で食塩水を効率よく電解する際、定電圧回路で電流制御を行うことにより、食塩濃度の調整を精度よく行うことができて一定量の塩素を生成させることができ、制御も簡単ですむ塩素生成用電解制御方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、電解槽へ食塩水を添加しバッチ式電解により塩素を生成するにあたり、電極間に一定電圧を印加したときの電流値を測定しながら所定電流値に等しくなるまで電解槽へ食塩水を徐々に供給するとともに、その所定電流値に基づいて、所望塩素量を生成させるために必要な食塩濃度と電解時間を決定することに特徴を有している。
【0008】
バッチ式電解を行う際に、まず食塩水供給槽より食塩水を電解槽へ移送させるが、このとき電解槽内の電極に一定電圧を印加することにより流れた電流を測定し、所定値と比較し、ずれが生じている場合には食塩水を電解槽へ供給する。さらに、再度電流を測定し、なお所定値とずれが生じている場合にはさらに食塩水を供給する。この動作を所定値とのずれがなくなるまで続けることにより、電解槽内の食塩濃度は上昇し、一定電圧のもとでは電流値が上昇していき、ついには所定値と等しくなる。このときに食塩水投入操作は終了する。その後、その電流値で一定時間電解することにより所望の塩素量を生成するのである。
【0009】
この時、温度センサと、電解前に測定した温度に対して所定電流値を決定する制御テーブルを備え、各温度に対してそれぞれ対応した所定電流値が決定する電解時間をすべて一定としておくのが好ましい。
【0010】
また、選択可能な複数の所望塩素量に対してそれぞれ対応した所定電流値を決定する制御テーブルを備え、その設定した複数の所定電流値が決定する電解時間をすべて一定とするのも好ましい。
【0011】
電解中に常時または定期的に電流値を測定し、所定電流値に対して測定した電流値がずれたとき、電解時間の増減で塩素生成量を調整するのも好ましい。
【0012】
所定電流値に対して測定した電流値がずれて、電解時間の増減で塩素生成量を調整するとき、
電解時間=基準電解時間×(所定電流値/測定電流値)2
により電解時間を補正するとよい。
【0013】
さらに、電極間に印加する電圧の極性を反転するとき、極性反転頻度を電解複数回に1回の割にするのがよい。
【0014】
そして、循環水路と、浴用水を循環水路に循環させる循環ポンプと、浴用水中の汚れを濾過する濾過槽と、循環水路をバイパスするバイパス路中に設けた食塩水供給槽と、その下流側に一対の電極を内蔵した無隔膜電解槽とを設けた浴用水の循環浄化装置における塩素生成用として好適に用いることができる。
【0015】
この場合、電解槽への食塩水の供給を、食塩水供給槽に連結し上流側から正圧のかかった弁の開閉により制御したり、電解槽への食塩水の供給を、循環ポンプのオンオフの繰り返しにより制御したり、浴槽内塩素濃度を1ppm以下とするのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2は浴用水の循環浄化装置を示しており、図3はその電解塩素生成ブロックの構成図である。循環浄化装置から説明すると、図中2は一端が吸い込み口20、他端が吐出口21となっている循環水路であり、この循環水路2の吸い込み口20側寄りの位置に循環ポンプ22を、吐出口21側よりの位置にヒータ24を設けてある。このヒータ24は浴用水1の温度低下を防ぐためのものであり、小熱量のものでよい。ヒータ24の上流側に濾過槽23を設けてある。この濾過槽23は精密濾過を行う中空糸膜を内蔵している。中空糸膜は定期的に取り外されて機械的な洗浄または化学的な洗浄が行われ、洗浄後再び濾過槽23に設置できるように取り外し可能に構成されている。尚、濾過槽23内の濾材は中空糸膜に限るものではない。
【0017】
図中3は上記循環水路2における循環ポンプ22と濾過槽23との間をバイパスするバイパス路であり、バイパス路3の途中には食塩水供給槽4とその下流側に位置する無隔膜電解槽5とを設けてあり、食塩水供給槽4の上流側には電動三方弁6を設けている。この三方弁6は上記電解槽5にも接続している。バイパス路3は循環水路2に合流せず電解槽4から直接浴槽へ戻るように構成してもよい。
【0018】
食塩水供給槽4は二重円筒構造のもので、内筒に食塩を収納するようになっている。内筒はその上面が開放され、側面が格子状に開口して開口部がメッシュで覆われている。一方、外筒は蓋が開くようになっており、その蓋を開けた後、内筒を設置し再び蓋を閉めて密閉する構造を有する。また、外筒は流入口を下部に、流出口を上部に備えている。上記食塩水供給槽4は必ずしも円筒構造である必要はない。
【0019】
電解槽5は、一対の不溶性電極板を隔膜を介することなく対向配置した無隔膜タイプのもので、2枚の電極板には定電圧電源25を接続しており、その電源(定電圧電源)25が電流計も兼ねている。
【0020】
食塩水には塩素イオン(Cl-)が含まれているが、電解槽5で塩素イオン(Cl-)の一部を電気分解すると、塩素イオン(Cl-)は塩素(Cl2)や次亜塩素酸イオン(ClO - )に変換され、浴用水1に殺菌力を持たせることができる。
【0021】
食塩水供給槽4及び電解槽5上流側の電動三方弁6は、制御回路26によって開閉が制御されている。なお、三方弁6は電動弁であっても電磁弁であってもよい。
【0022】
制御回路26は温度及び選択されたモードそれぞれに対応した電流値のテーブルを備え、三方弁6の他に定電圧電源25及び循環ポンプ22をも制御している。
【0023】
ここで、選択可能なモードとは、所望塩素量が複数存在するということであり、例えば、強、中、弱と3モード設定したり、5モード設定したりできるということである。これにより入浴人数が多い家庭等の負荷の多い水質に対しては強モードで、入浴人数の少ない家庭等の負荷の少ない水質に対しては弱モードで対応することができる。強モード時は所望塩素量が多いため、所定電流値を高く設定し、弱モード時は所望塩素量が少ないため、所定電流値を低く設定すればよい。
【0024】
上記のように形成される循環浄化装置は、循環水路2の吸い込み口20と吐出口21を浴用水1に浸漬した状態で浴槽に設置され、通常の運転時はポンプ22を駆動することによって吸い込み口20から循環水路2へ浴用水1が吸い込まれ、濾過槽23で濾過された後、ヒータ24が作動しているときにはここで温度低下が防がれ、吐出口21から浴槽内に戻る。
【0025】
次に電解塩素生成時の動作を図1のフローチャートに基づいて説明する。電解をスタートさせる指令を受けた制御回路26は、まず温度を測定してその温度に対応し且つ選択したモードに対応した所定電流値を制御テーブルにより決定する。その後、一旦、ポンプ22を停止させて、電動三方弁6に信号を送って食塩水供給槽4側を開ける。電解槽5の電極への電圧印加を開始するとともにポンプ22を微少時間駆動すると、三方弁6を通って浴用水1が食塩水供給槽4に少量流入し、その量と同じ量の食塩水が電解槽5へ流入する。
【0026】
電解槽5内では食塩水の流入により電気伝導度が上がり、定電圧電解では流れる電流が大きくなる。電流計25で測定した電流値を制御回路26はあらかじめ設定しておいた所定値と比較し、測定された電流値の方が所定値より小さいときもう1回ポンプ22を駆動させる。これを数回繰り返せば図6に示すように電流値が徐々に上がっていき、ついには測定電流値が所定値と同じに、もしくは上回るが、これは電解槽5内の食塩濃度が所定の濃度に達したことを意味する。この時点で制御回路26は三方弁6を閉じ、ポンプ22を通常運転で作動させる。そのまま電解を続け、所定時間経過後、電圧印加を停止し、制御回路26は三方弁6に信号を送り流路を電解槽5側へ切り換えることにより、浴用水1をバイパス路3から分岐して電解槽5へ流入させ、電解槽5内に貯留している電解により生成した塩素を循環水路2へ押し出す。
【0027】
生成された塩素は、浴用水1の殺菌、循環されることにより浴槽壁や配管内の殺菌、及び濾過槽23内の中空糸膜の殺菌を十分に行うことができ、その結果浴用水1の水質を長期的に清澄に維持することができる。
【0028】
ここで電解時間は、所望塩素量を生成するのに必要な所定電流値が決定した時点で自動的に決まるように、電極面積、電解槽容積等他の電解条件を設定している。またモードを数段階設けることにより複数の所望塩素量が存在し、それぞれに異なる電流値が対応するが、どの電流値であろうと電解時間は一定であるように電解条件を設定しているため、電解時間の制御は必要ない。また温度に対しても同様に、所定電流値は異なるが、電解時間は全て一定であり電解時間の制御は不要である。
【0029】
次に、この制御テーブル上の電流値の設定時における温度補正についての留意点を述べる。図7に示すように、食塩濃度と電流値の関係は温度に影響を受け、定電圧印加のとき、任意の食塩濃度では温度が高いほど流れる電流は大きい。このために温度が基準値より高いときは電流が流れやすいので任意の電流値に相当する食塩濃度は、基準温度における必要食塩濃度より低くなってしまう。したがって、所定電流値を前もって高く設定しておく必要がある。
【0030】
同様に温度が低いときは電流が流れにくいので、任意の電流値に相当する食塩濃度は基準温度における必要食塩濃度より高くなってしまうため、所定電流値は低く設定しておかなければならない。例えば電流値1Aに対して、基準温度が40℃のとき必要食塩濃度は4000ppmであるが、測定温度が43℃であれば食塩濃度は3600ppmであり、測定温度が36℃であれば食塩濃度は4600ppmであった。したがって43℃のときは所定電流値を1.12Aに、36℃のときは0.86Aに設定すると、ともに電解槽内食塩濃度が4000ppmとなる。
【0031】
さらに塩素生成時においても、図8に示すように塩素生成量は温度に影響を受け、生成中における塩素の熱分解によると推測されるが、温度が高いほど塩素量は少なくなる。このために温度が基準値より高いときは塩素生成効率が悪いので任意の電流値に相当する塩素生成量は、基準温度における塩素生成量より少なくなってしまう。したがって、電解電流値を前もって高く設定する必要がある。
【0032】
同様に、温度が低いときは塩素生成効率がよいので、任意の電流値に相当する塩素生成量は基準温度における塩素生成量より多くなってしまうため、電解電流値は低く設定しなければならない。例えば電流値1Aに対して、基準温度が40℃のとき所望塩素量は220mgであるが、測定温度が43℃であれば塩素生成量は189mgであり、測定温度が36℃であれば食塩濃度は263mgであった。したがって43℃のときは設定電流値を1.12Aに、36℃のときは0.86Aにすると、ともに塩素生成量が222mgとなる。
【0033】
このように、食塩水投入のための電流値と塩素生成のための電流値ともに温度補正が必要であるが、両者が等しくなるように他の電解条件を設定しているため、各温度における制御テーブル上の所定電流値は1つでよい。
【0034】
なお、電解を続けると陰極側の電極表面に水道水中に含まれるカルシウム、マグネシウム等によるスケールが付着するため、極性を反転させてその防止を行うことはよく知られている。しかし極性反転は電極寿命に影響をおよぼすため、電解1回毎に極性反転していると寿命が短くなって電極交換というメンテナンスが必要となり、コスト及び交換の手間という面で好ましくない。逆に極性反転を全く行わなかった場合は電極表面上にスケール付着が起こり、電極面積が減少することとなり、電極面上の部分劣化が起こることとなる。
【0035】
したがって、極性反転を電解複数回毎に1回とすることによりスケール付着なく電極を長寿命化させることができる。この実施例においては電解10回に1回の割合で極性反転することにより、毎回反転したとき寿命が2.5年である電極の寿命を20年とすることができた。もちろん使用する電極の性能によるため、10回に1回と規定するものではない。
【0036】
さらに、塩素を生成しすぎた場合、入浴に耐えられない量の塩素が浴用水1中に混入することとなり、入浴が不快であるだけでなく、人体に影響を及ぼしかねない。そこで、浴用水1中の塩素濃度が1ppmを越えないように設定した。このとき入浴人数が多い等の負荷が高い場合は強モードで対応させるが、負荷により消費される塩素量も多くなるので、入浴負荷による塩素消費を考慮して塩素生成量を設定し、それに相当する電流値を設定しなければならない。例えば中モードで所望塩素量220mgのとき(浴水中の塩素濃度0.98ppm)、設定電流値は1Aであるが、強モードのときは所望塩素量が330mgで(浴水中の塩素濃度0.96ppm)そのための電流値は1.25Aに設定した。
【0037】
図4に他例を示す。ここでは電解時間の補正を組み込んでいる。すなわち、制御回路26が電解をスタートさせる指令を受けた後、電解槽5内の食塩濃度が所定の濃度に達するまでは前述の場合と同じであるが、その後、制御回路26は所定電流値と測定電流値を比較し、電解時間を演算する。その後は再び前述の場合と同じ動作となる。
【0038】
所定電流値に対して測定電流値が上回ったときは電解槽5内の食塩濃度が所定濃度を上回ったことであり、また電解電流値も所定値を上回っているのであるから、生成塩素は所望塩素量を上回ることとなる。したがって、生成塩素が所望量を上回らないように電解時間を短くして生成量を調整する。
【0039】
逆に測定センサの誤差等により所定電流値に対して測定電流値が下回ったときは電解槽5内の食塩濃度が所定濃度に足りなかったことであり、また電解電流値も所定値より低いので、生成塩素は所望塩素量に足りないこととなる。したがって、生成塩素が所望量に届くように電解時間を長くして生成量を調整する。
【0040】
ここで電解時間は、基準電解時間に補正を加えるのであるが、基準電解時間は所望塩素量を生成するのに必要な所定電流値が決定した時点で自動的に決まり、モードを数段階設けることにより複数の所望塩素量が存在し、それぞれに異なる電流値が対応するが、どの電流値であろうと基準電解時間は一定である。また温度に対しても同様に、所定電流値は異なるが、基準電解時間は全て一定である。
【0041】
加える補正については、以下の計算式をもって決定する。
【0042】
電解時間=基準電解時間×(所定電流値/測定電流値)2
例えば、所定電流値が1Aのとき測定電流値が1.1Aであれば、電解時間を短くしなければ塩素生成量が多くなるので上記計算式により、基準電解時間が90分であれば補正した電解時間は74分となる。所望塩素量220mgのとき実際に測定した塩素生成量は、電解時間を補正しなかったときの261mgに対して、補正したときは221mgであった。
【0043】
図5にさらに他例を示す。ここでは上記2例に比べて、食塩水供給を弁の開放のみで行っている。
【0044】
つまり、電解をスタートさせる指令を受けた制御回路26はまず温度を測定し、その温度に対応し且つ選択したモードに対応した所定電流値を制御テーブルにより決定する。その後、ポンプ22を停止することなく、電解槽5の電極への電圧印加を開始し、三方弁6に信号を送り食塩水供給槽側を微少時間開ける。するとポンプによる圧がかかっているため、三方弁6を通って浴用水lが食塩水供給槽4に少量流入し、その量と同じ量の食塩水が電解槽5へ流入することになる。
【0045】
電解槽5内では食塩水の流入により電気伝導度が上がり、流れる電流は大きくなる。電流計25で電流値を測定し、制御回路26があらかじめ設定しておいた所定値と比較し、測定された電流値の方が所定値より小さいときもう1回三方弁6を開閉させる。これを数回繰り返すと図6(図中ioは、ある温度、選択モードでの塩素量を生成するのに必要な食塩濃度と電解時間を与える所定電流値、noは、ある温度、選択モードでの塩素量を生成するのに必要な食塩濃度)に示すように、電流値は徐々に上がっていき、ついには測定された電流値が所定値と同じになるもしくは上回るが、このとき、電解槽5内の食塩濃度が所定の濃度に達したことを意味し、その後は第一実施例と同じである。この三方弁の開く微少時間が短ければ短いほど、電流値をより精度よく所定値に達せさせることができる。
【0046】
この例においては、弁の開回数で制御しているが、弁の開時間で制御してもよい。そのとき、三方弁6は食塩水供給槽側に開いた後は測定電流値が所定電流値と同じになるまで開き続けることとなる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、電解槽内の食塩濃度を、電流値を測定してフィードバック制御することで所定濃度にすることができ、その所定濃度に相当する所定電流値で電解することになるので、その所定電流値を1つ設定するだけでよく、設定値が食塩投入のためと塩素生成のためと別々に設定しなければいけないようなことはない。塩素生成量は電気量に比例し、その電気量は電流と通じた時間の積で与えられる。したがって通常は電流値の制御と電解時間の制御が必要であるが、電流値の制御のために、コストのかかる定電流回路を用いることなく、定電圧回路で電解槽内の食塩濃度を制御することにより電流値を制御できる。電流値が制御できると、生成する塩素量を制御できる。また、電流値が決まると自動的に電解時間が決定するように電解条件を設定しているため、電解時間を制御する必要もない。
【0048】
請求項2の発明では、食塩濃度と電流値の関係は温度に影響を受け、定電圧印加のとき、任意の食塩濃度では、温度が高いほど流れる電流は大きい。したがって温度が基準値より高いときはく電流が流れやすいので任意の電流値に相当する食塩濃度は基準温度における必要食塩濃度より低くなってしまう。さらに温度が高いとき塩素生成効率は低下する。したがって、温度が基準値より高いときは所定電流値は前もって高く設定し、同様に、温度が低いときは、電流が流れにくいので任意の電流値に相当する食塩濃度は基準温度における必要食塩濃度より高くなり、さらに塩素生成効率が高くなるため、所定電流値は低く設定している。そのため、水温が基準温度とずれていても、所望塩素量を得ることができる。また、温度によって電流値が異なっても電解時間はすべて一定であるように電解条件を設定しているため、電解時間を制御する必要もない。
【0049】
請求項3の発明では、選択可能な複数の所望塩素量に対してそれぞれ対応した所定電流値を決定する制御テーブルを備えているため、強モード時は所望塩素量を多くするため所定電流値を高く設定し、弱モード時は所望塩素量を少なくするため、所定電流値を低く設定すれば、塩素生成量にユーザーによる選択の幅があり、それにもかかわらず制御は複雑ではない。また、モードによって電流値が異なっても電解時間がすべて同じであるように電解条件を設定しているため、電解時間を制御する必要もない。
【0050】
請求項4の発明では、所定電流値に対して測定電流値が上回ったときは電解槽内の食塩濃度が所定濃度を上回つたことであり、また電解電流値も所定値を上回っているのであるから、生成塩素は所望塩素量を上回ることとなる。したがって、生成塩素が所望量を上回らないように電解時間を短くしている。逆に所定電流値に対して測定電流値が下回ったときは電解槽内の食塩濃度が所定濃度に足りなかったことであり、また電解電流値も所定値より低いので、生成塩素は所望塩素量に足りないこととなる。したがって、生成塩素が所望量に届くように電解時間を長くしている。この電解時間の調整のため、塩素生成量は所望値に対して、常に多すぎず、少なすぎず、一定である。
【0051】
請求項5の発明では、電解時間の増減で塩素生成量を調整するとき、計算式[電解時間=基準電解時間×(所定電流値/測定電流値)2]により電解時間を補正するため、塩素生成量は所望値に対してほとんどずれることなく制御できる。
【0052】
請求項6の発明では、極性反転をしているためスケール付着がなく、スケール付着した場合の電極面上部分劣化ということがなく、また極性反転回数を電解複数回毎に1回としているため、電極を長寿命化させることができる。
【0053】
請求項7の発明では、浴用水の循環浄化装置においては、電解により一定の塩素生成量を得ることができ、浴用水の殺菌を十分に行うことができ、さらには配管系や浴槽壁にレジオネラ菌の巣窟となり得るヌメリを発生させることもない。また、塩素臭や肌への刺激という面で入浴に不快な水質となってしまうということもない。また塩素生成量にユーザーによる選択の幅があるときは、これにより入浴人数が多い家庭等負荷の多い水質に対しては強モードで、入浴人数の少ない家庭等負荷の少ない水質に対しては弱モードで対応できる。
【0054】
請求項8の発明では、食塩水供給槽より食塩水を電解槽へ供給する場合には弁を開ける。すると開閉弁の上流側には正圧がかかっているため、弁が開くことにより食塩水供給槽から食塩水を電解槽へ供給することになる。このように弁の開閉で制御する場合、食塩水を食塩水供給槽から電解槽へ供給するために専用のポンプを設置する必要がなく循環ポンプの駆動力をそのまま利用するだけでよいため、装置のサイズを大きくすることもなくコンパクトにすることができる。
【0055】
請求項9の発明では、食塩水供給槽より食塩水を電解槽へ供給する場合には循環ポンプを微少時間駆動させる。このようにポンプのオンオフで制御する場合、弁の開閉動作間の開時間よりポンプの駆動時間の方がより短い時間を設定できるため、より精度の高い食塩濃度の制御が可能である。また、食塩水を食塩水供給槽から電解槽へ供給するために専用のポンプを設置する必要がなく循環ポンプの駆動力をそのまま利用するだけでよいため、装置のサイズを大きくすることもない。さらに、弁の開閉回数も少なくて済み、弁の寿命からみて有利である。
【0056】
請求項10の発明では、浴用水の塩素濃度最大値を規定しているため、入浴時における塩素臭や肌への刺激という弊害をなくし、入浴に不快な水質となってしまうということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電解方法の一例のフローチャートである。
【図2】全体構成の一例を示すブロック図である。
【図3】同情の塩素生成ブロックの構成図である。
【図4】他例のフローチャート図である。
【図5】さらに他例のフローチャート図である。
【図6】制御の一部を示す動作タイムチャートである。
【図7】温度と電流値との特性図である。
【図8】温度と塩素量との特性図である。
【図9】従来例のブロック図である。
【図10】他の従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 浴用水
2 循環水路
3 バイパス路
4 食塩水供給槽
5 無隔膜電解槽
6 電動三方弁
20 吸い込み口
21 吐出口
22 循環ポンプ
23 濾過槽
24 ヒータ
25 定電圧電源/電流計
26 制御回路
31 電解槽
32 塩水タンク
33 給水ポンプ
41 電解殺菌装置
42 塩分添加部
43 調節弁
Claims (10)
- 電解槽へ食塩水を添加しバッチ式電解により塩素を生成するにあたり、電極間に一定電圧を印加したときの電流値を測定しながら所定電流値に等しくなるまで電解槽へ食塩水を徐々に供給するとともに、その所定電流値に基づいて、所望塩素量を生成させるために必要な食塩濃度と電解時間を決定することを特徴とする塩素生成用電解制御方法。
- 温度センサと、電解前に測定した温度に対して所定電流値を決定する制御テーブルを備え、各温度に対してそれぞれ対応した所定電流値が決定する電解時間がすべて一定であることを特徴とする請求項1記載の塩素生成用電解制御方法。
- 選択可能な複数の所望塩素量に対してそれぞれ対応した所定電流値を決定する制御テーブルを備え、その設定した複数の所定電流値が決定する電解時間がすべて一定であることを特徴とする請求項1または2記載の塩素生成用電解制御方法。
- 電解中に常時または定期的に電流値を測定し、所定電流値に対して測定した電流値がずれたとき、電解時間の増減で塩素生成量を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の塩素生成用電解制御方法。
- 所定電流値に対して測定した電流値がずれて、電解時間の増減で塩素生成量を調整するとき、
電解時間=基準電解時間×(所定電流値/測定電流値)2
により電解時間を補正することを特徴とする請求項4記載の塩素生成用電解制御方法。 - 電極間に印加する電圧の極性を反転するとき、極性反転頻度を電解複数回に1回の割にすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の塩素生成用電解制御方法。
- 循環水路と、浴用水を循環水路に循環させる循環ポンプと、浴用水中の汚れを濾過する濾過槽と、循環水路をバイパスするバイパス路中に設けた食塩水供給槽と、その下流側に一対の電極を内蔵した無隔膜電解槽とを設けた浴用水の循環浄化装置における塩素生成用であることを特徴とする請求項l〜6のいずれかの項に記載の塩素生成用電解制御方法。
- 電解槽への食塩水の供給を、食塩水供給槽に連結し上流側から正圧のかかった弁の開閉により制御することを特徴とする請求項7記載の塩素生成用電解制御方法。
- 電解槽への食塩水の供給を、循環ポンプのオンオフの繰り返しにより制御することを特徴とする請求項7記載の塩素生成用電解制御方法。
- 浴槽内塩素濃度が1ppm以下であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかの項に記載の塩素生成用電解制御方法。
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