JP3831251B2 - 送信電力増幅ユニット - Google Patents
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Description
本発明は送信電力増幅ユニットに係り、特に、送信電力増幅器を備え、フィードフォワード制御により該送信電力増幅器の非線形歪を補償する基地局装置の送信電力増幅ユニットに関する。
背景技術
近年周波数資源が逼迫し、無線通信に於いてディジタル化による高能率伝送が多く用いられるようになってきた。無線通信に多値振幅変調方式を適用する場合、送信側、特に電力増幅器の増幅特性を直線化して非線型歪を抑え、隣接チャネル漏洩電力を低減する技術が重要であり、また線型性に劣る増幅器を使用し電力効率の向上を図る場合はそれによる歪発生を補償する技術が必須である。
図12は制御チャネル及びユーザチャネルの送信データを符号多重して伝送する基地局制御装置におけるCDMA送信機の構成図である。各チャンネル(制御チャネル/ユーザチャネル)の拡散変調部11〜1nは直列/並列変換部(S/P変換部)1a、拡散回路1b,1c、拡散コード発生部1dを備えている。S/P変換部1aは、送信データを1ビットづつ交互に振り分けて同相成分(I成分:In−Phase compornent)データと直交成分(Q成分:Quadrature compornent)データの2系列DI,DQに変換する。拡散コード発生部1dは基地局並びにチャンネルに応じた固有の拡散符号を発生し、拡散回路1b,1cはそれぞれデータDI,DQに拡散符号を乗算して拡散変調する。
合成部21は各拡散変調部11〜1nから出力されるI成分の拡散変調信号Viを合成してI成分の符号多重信号ΣViを出力し、合成部22は各拡散変調部11〜1nから出力されるQ成分の拡散変調信号VQを合成してQ成分の符号多重信号ΣVQを出力する。DAコンバータ31,32は各合成部出力をDA変換し、直交変調器4はI,Q成分の符号多重信号ΣVI,ΣVQにQPSK直交変調を施して出力する。IF回路5は直交変調信号を増幅すると共に所定の中間周波帯域の信号成分を通過する。周波数変換器6はIF回路から出力する中間周波信号と局部発振信号をミキシングして高周波信号に周波数変換(IF→RF変換)する。RF回路7は周波数変換により得られたRF信号を増幅すると共に所定の高周波帯域の信号成分を通過し、可変減衰器(ATT)8を介して送信電力増幅部9に入力する。送信電力増幅部9は可変減衰器8から出力されたRF信号を電力増幅して空中線(アンテナ)10より空中に放射する。
送信電力増幅部9は、各セクタ毎に1つの分岐部9a、2〜3個の送信電力増幅盤(high power amplifier HPA)9b1,9b2,9b3、各送信電力増幅盤の出力を合成する合成部9cを備え、所要半径のセルをカバーするようになっている。セクタとは、基地局の回り360°を複数に分割したときの分割領域であり、例えば、120°づつ分割すれば3セクタ存在することになる。
送信電力制御部11は、基地局を新設あるいは増設して開局する際、監視制御盤12からの指示にしたがって送信電力を図13に示すように徐々に規定値まで漸増し、これによりセルを一定の割合で拡大するものである。すなわち、送信電力制御部11は、開局時、可変減衰器8の減衰度を予め設定されている時間TSをかけてMAXからMINまで漸減し、セル半径を一定の割合で大きくする。開局時に送信電力を制御してセル半径を一定の割合で大きくする制御をブロッサミング(blossoming)制御といい、ブロッサミング制御完了後の通常運用時の制御をブリージング(breezing)制御という。ブロッサミング制御で、セルを一定の率で広げる目的は、
(1)呼処理の負荷集中を避けるため、
(2)送受装置(基地局、端末)それぞれの出力制御を円滑に行うため、
(3)開局時、セル内の端末や他の基地局に与える影響を少なくするためである。すなわち、開局時に、いきなり大電力を出力してセルを大きくすると、一度に多くの端末からの呼が集中し、呼処理が追いつかず、種々の問題が生じる。このため、セルを一定の率で広げ徐々にセル径を大きくする。
この場合、送信可能エリアと受信可能エリアを等しくする必要がある。さもないと、送信可能であっても受信不可能になったり、受信可能であっても送信不可能になったりするからである。このため、ブロッサミング制御では送信電力を漸増してセル(送信可能エリア)を拡大する割合で受信可能エリアを漸増する。受信可能エリアを漸増するには、はじめに基地局の受信ポートにノイズを入れておき、遠くからの電波を受信できないようにし、送信可能エリア拡大の割合でノイズを減少して次第に受信可能エリアを拡大することより行われる。
ところで、送信電力増幅盤9b1〜9b3を構成する送信電力増幅器(メインアンプ)の入出力特性は図14(a)の点線で示すように非直線性になる。この非直線特性により非線形歪が発生し、送信周波数f0周辺の周波数スペクトラムが図14(b)の点線に示すようにサイドローブが持ち上がり、隣接チャネルに漏洩し、隣接妨害を生じる。かかる送信電力増幅器の非線形歪を補償する技術としてフィードフォワード制御が知られている。
図15はフィードフォワード制御により送信電力増幅器の非線形歪みを補償する送信電力増幅盤(HPA)の構成図、図16は2つのキャリア信号SC1,SC2(まとめてSCと表記する)を周波数多重して送信する場合の送信電力増幅盤各部の周波数スペクトルである。
制御部(CPU)20は送信電力増幅器(メインアンプ)の非線形歪を補償するようにフィードフォワード制御を実行する。可変減衰器21は、送信電力増幅盤の立ち上げ時(電源投入時)、制御部20の制御で減衰度をMAXからMINまで漸減(すなわち利得を漸増)して歪を速やかにキャンセルできるようにし、かつ、後述する補助増幅器(サブアンプ)に過電力が入力して破損するのを防止する。
分岐部22はキャリア信号SC(図16のA)を信号経路a,bに分岐し、合成部23は該キャリア信号SCに所定周波数のパイロット信号SPを合成する(図16のB)。可変減衰器24、可変移相器25はそれぞれ制御部20の制御で信号経路aと信号経路bの利得が等しくなるよう、かつ、位相が逆相となるように減衰度、位相を調整する。
メインアンプ26は可変移相器25の出力信号を増幅する。増幅出力にはメインアンプの非直線歪によりノイズ信号SN1,SN2が乗る(図16のC)。分岐部27はメインアンプから出力するノイズ信号、パイロット信号を含むキャリア信号を信号経路c,dに分岐する。
合成部28は分岐部27で分岐された信号と遅延線29で遅延された信号を合成する。信号経路aと信号経路bの利得が等しく、かつ、位相が逆相となるように制御されているから、合成部28は信号経路aと信号経路bを介して到来する信号の差分を出力する。ここで信号経路bは無歪の遅延線29を含むのみであるため、フィードフォワード制御の定常状態において、合成部28は信号経路aで発生したノイズ成分SN1,SN2とパイロット信号SPを出力する(図16のD)。
可変減衰器30、可変移相器31はそれぞれ制御部20の制御で信号経路cと信号経路dの利得が等しくなるよう、かつ、位相が逆相となるように減衰度、位相を調整し、サブアンプ32は可変移相器31の出力信号を増幅する。合成部33は分岐部27で分岐され、遅延線34で遅延された信号とサブアンプ出力信号を合成する。信号経路cと信号経路dの利得が等しく、かつ、位相が逆相となるように制御されているため、合成部33は信号経路cと信号経路dを介して到来する信号の差分を出力する。信号経路cは無歪の遅延線34を含むのみであり、ノイズSN1,SN2とパイロット信号SPを含んだキャリア信号SC(図16のC)をそのまま合成部33に入力する。一方、信号経路dはノイズ成分SN1,SN2とパイロット信号SPを合成部33に入力する(図16のD)。この結果、フィードフォワード制御の定常状態において、合成部33はキャリア信号SC1,SC2のみ(図16のE)を出力する。
以上は定常状態における理想的な場合である。フィードフォワード制御の非安定状態では、合成部28の出力にキャリア信号SCは除去されずに残存し、又、合成部33の出力にパイロット信号SPが除去されずに残存する。検波器35はサブアンプ32の出力に含まれキャリア信号成分を検出して制御部20に入力し、検波器36は合成部33の出力に含まれるパイロット信号成分を検出して制御部20に入力する。制御部20は検波器35により検出されるキャリア信号成分が最小となるように可変減衰器24、可変移相器25の減衰度、位相シフト量を制御し、又、検波器36により検出されるパイロット信号成分が零となるように可変減衰器30、可変移相器31の減衰度、位相シフト量を制御する。以後、かかるフィードフォワード制御を実行することにより、合成部33から非線形歪に起因するノイズ信号を除去した増幅信号を出力できる。
上記のフィードフォワード制御機能を備えた送信電力増幅盤(HPA)は、運用中における盤交換時やメインテナンス時に電源を投入して立ち上げる必要がある。かかる立ち上げ時、定格に近いレベルの入力信号(キャリア信号)が入ってくる。又、フィードフォワード制御では、合成部28の出力に含まれるキャリア信号が減少するまでに相当の時間を要する。以上より、電源投入時に定格に近い大きなレベルの信号がサブアンプ32に入力し、該サブアンプを破損する場合がある。又、フィードフォワード制御では、いきなり大きな信号が入力すると定常状態に整定するまでに比較的長い時間を必要とする。
したがって、従来の送信電力増幅盤(HPA)ではサブアンプの破損を防止し、かつ、歪キャンセル制御を速やかに行うため、電源投入時、可変減衰器21の減衰度をMAXにしておく。そして、電源投入後、入力信号レベルが定格に近い設定レベル(=VFCC)以上になった時点から制御部20の制御で徐々に可変減衰器21の減衰度をMAXからMIN(=0)まで漸減する。
ところで、開局時に送信電力増幅盤は電源が投入されて立ち上がる。このため、開局時のブロッサミング制御と並行して制御部20による上記減衰度制御が行われ、ブロッサミング制御によりリニアに変化する入力電力SIN(図17参照)に対して、送信電力増幅盤HPAの出力電力SOUTは、入力電力が設定レベルVFCCより大きくなった時点tdから線形性を保てなくなる。基地局の送信電力SOUTが時間に対してリニアに変化しなくなると、時間に比例して徐々にセル(送信エリア)を拡大しようとする本来の制御ができなくなる。尚、理想的には基地局の送信電力は点線SIDLに示すように制御する必要がある。
以上のように、本来の電力制御ができなくなると、開局時のブロッサミング制御の前記目的を達成できなくなる。特に、移動端末は受信電力により、リンクを張る基地局を切り替えるため、開局時の基地局の送信電力制御が円滑でないと、リンクを張るべき基地局が頻繁に切り替わる問題がある。又、送信可能エリアと受信可能エリアに差が生じ、地域によっては送信可能であっても受信不可能になったり、受信可能であっても送信不可能になったりする問題がある。
以上より本発明の目的は、開局時に送信電力増幅盤の送信電力を時間と共にリニアに増大することである。
本発明の別の目的は、送信電力増幅盤への電源投入時(立ち上げ時)に、過電力がサブアンプに入力して該サブアンプが破壊しないようにでき、しかも、メインアンプの非線形歪の補償を速やかに行えるようにすることである。
発明の開示
フィードフォワード制御により送信電力増幅器の非線形歪を補償する基地局装置の送信電力増幅ユニットに、(1)該送信電力増幅ユニットのゲインを可変するゲイン可変部と(2)該ゲイン可変部を制御する制御部を設ける。制御部は、送信電力増幅ユニットの立ち上げ時(電源投入時)、基地局装置がブロッサミングモードであるかブリージングモードであるか判定し、ブロッサミングモードであれば送信電力増幅ユニットのゲインを最大にし、ブリージングモードであれば送信電力増幅ユニットのゲインを漸増する。
ゲイン可変部は減衰度が可変のアッテネータである。制御部は該アッテネータの減衰度を漸減することにより送信電力増幅ユニットのゲインを漸増する。又、制御部は、送信電力増幅ユニットの入力電力あるいは出力電力を検出し、検出値がスレショールドレベル以上であるか否かに基づいてブロッサミングモードであるかブリージングモードであるか判定する。
以上のようにすれば、開局時、基地局はブロッサミングモードであるから送信電力増幅ユニットはゲインを一定にする。このため、開局時に送信電力増幅ユニットの出力電力(送信電力)を時間と共にリニアに増大することができる。又、試験、保守のために交換した送信電力増幅ユニットに電源を投入する際、基地局はブリージングモードであるから送信電力増幅ユニットはゲインを漸増する、このため、過電力がサブアンプに入力して該サブアンプが破壊しないようにでき、しかも、メインアンプの非線形歪の補償を速やかに行うことができる。
発明を実施するための最良の形態
(A)本発明の概略
本発明は、(1)開局(ブロッサミング)時、送信電力増幅盤のゲインを一定(フルゲイン)にして出力電力を時間経過に比例して増大し、かつ、(2)運用(ブリージング)中の送信電力増幅盤の交換時、送信電力増幅盤のゲインを漸増してサブアンプに過電圧が入力しないようにしてその保護を行う。
図1は本発明の送信電力増幅盤のゲイン制御説明図である。
開局(ブロッサミング)時、送信電力増幅盤への入力電力SINは図1(a)に示すように、入力定格レベルの下限から上限までリニアに増加する。この入力電力の漸増は送信電力増幅盤のゲインを漸増することと等価である。したがって、開局(ブロッサミング)時、送信電力増幅盤のゲインをローゲインからフルゲインまで漸増する必要がなく、直ちにフルゲインとすることができる。この結果、送信電力増幅盤の出力電力SOUTも入力電力と同様に時間経過に比例して増大する。尚、最初、送信電力増幅盤はフィードフォワード制御をかけずに増幅し、歪保証が必要なポイントから制御を開始する。例えば、入力電力SINのレベルが設定レベルVFCCより大きくなった時点tdからフィードフォワード制御を実行する。
運用(ブリージング)時、送信電力増幅盤への入力電力SINは図1(b)に示すように相当大きくなっている。従って、運用(ブリージング)中における送信電力増幅盤の交換時、サブアンプの保護のために送信電力増幅盤のゲインをローゲインにし、以後、該ローゲインからフルゲインまで漸増する。又、入力電力SINが設定レベルVFCCより大きいから、最初からフィードフォワード制御を実行する。このようにすれば、フィードフォワード制御の非安定状態においてサブアンプに過電力が入力せず、その保護が可能になる。尚、送信電力増幅盤の出力電力SOUTは時間経過に応じて増大する。
以上より、送信電力増幅盤の立ち上げ時、基地局装置がブロッサミングモードであるかブリージングモードであるか判定し、ブロッサミングモードであれば送信電力増幅盤のゲインをフルゲイン一定にし、ブリージングモードであれば送信電力増幅盤のゲインを漸増する。ブロッサミング時であるかブリージング時であるかは、図1の(a),(b)より、立ち上げ時(時刻0)における入力電力が設定レベル以下であればブロッサミングモード、以上であればブリージングモードである。
(B)第1実施例
図2は本発明の第1実施例の送信電力増幅盤(HPA)の構成図である。
入力電力検出部51は送信電力増幅盤の入力側に設けられ、入力電力SINを検出して制御部52に入力する。図3はレベル検出部51の構成図である。方向結合器等のカップラ51aにより入力信号SINを分岐し、一方の分岐信号を可変減衰器53に入力する。又、他方の分岐信号をアイソレータ51bを介してRSSI(Receive Signal Strength Indicator)回路51cに入力する。RSSI回路51cは入力信号の電力を電圧に変換して増幅器51dに入力し、ここで必要な増幅を行ってAD変換器51eに入力する。AD変換機51eは入力電圧をディジタルに変換して制御部52に入力する。
制御部(CPU)52はフィードフォワード制御を実行すると共に、立ち上げ時にブロッサミングモードであるかブリージングモードであるか判定し、判定したモードに応じて送信電力増幅盤のゲイン制御を実行する。
可変減衰器(アッテネータ)53は、ブロッサミングモードであるかブリージングモードであるかに応じて制御部52の制御で減衰度をMAXからMINまで漸減し、すなわち、利得をMINからMAXまで漸増し、あるいは、減衰度をMIN一定に制御する(ゲインをMAX一定に制御する)。
分岐部54はキャリア信号を信号経路a,bに分岐し、合成部55は該キャリア信号に所定周波数のパイロット信号を合成する。可変減衰器56、可変移相器57はそれぞれ制御部52の制御で信号経路aと信号経路bの利得が等しくなるよう、かつ、位相が逆相となるように減衰度、位相を調整する。
メインアンプ58は可変移相器57の出力信号を増幅する。増幅出力にはメインアンプの非直線歪によりノイズ信号が乗る。分岐部59はメインアンプから出力するノイズ信号、パイロット信号を含むキャリア信号を信号経路c,dに分岐する。
合成部60は分岐部59で分岐された信号と遅延線61で遅延された信号を合成する。信号経路aと信号経路bの利得が等しく、かつ、位相が逆相となるように制御されているから、合成部60は信号経路aと信号経路bを介して到来する信号の差分を出力する。ここで信号経路bは無歪の遅延線61を含むのみであるため、フィードフォワード制御の定常状態において、合成部60は信号経路aで発生したノイズ成分とパイロット信号を出力する。
可変減衰器62、可変移相器63はそれぞれ制御部52の制御で信号経路cと信号経路dの歪成分の利得が等しくなるよう、かつ、位相が逆相となるように減衰度、位相を調整し、サブアンプ64は可変移相器63の出力信号を増幅する。
合成部65は分岐部59で分岐され、遅延線66で遅延された信号とサブアンプ出力信号を合成する。信号経路cと信号経路dの歪成分の利得が等しく、かつ、位相が逆相となるように制御されているため、合成部65は信号経路cと信号経路dを介して到来する信号の差分を出力する。信号経路cは無歪の遅延線66を含むのみであり、ノイズとパイロット信号を含んだキャリア信号をそのまま合成部65に入力する。一方、信号経路dはノイズ成分とパイロット信号を合成部65に入力する。この結果、フィードフォワード制御の定常状態において、合成部65はキャリア信号のみを出力する。
フィードフォワード制御の非安定状態において、合成部60の出力にキャリア信号が除去されずに残存し、又、合成部65の出力にパイロット信号が除去されずに残存する。検波器67はサブアンプ64の出力に含まれるキャリア信号成分を検出して制御部52に入力し、検波器68は合成部65の出力に含まれるパイロット信号成分を検出して制御部52に入力する。
制御部52は検波器67により検出されるキャリア信号成分が最小となるように可変減衰器56、可変移相器57の減衰度、位相シフト量を制御し、又、検波器68により検出されるパイロット信号成分が零となるように可変減衰器62、可変移相器63の減衰度、位相シフト量を制御する。以後、かかるフィードフォワード制御を実行することにより、合成部65から非線形歪に起因するノイズ信号を除去した増幅信号を出力できる。
ところで、開局時あるいは運用中の盤交換時、送信電力増幅盤に電源を投入して立ち上げる必要がある。この立ち上げ時、入力電力検出部51は入力電力を検出して制御部52に入力する。制御部52は入力電力に基づいて基地局装置がブロッサミングモードであるかブリージングモードであるか判定し、ブロッサミングモードであれば可変減衰器53の減衰度をMIN(最小)にし、送信電力増幅盤のゲインをMAX(最大)にする。これにより、図1(a)に示すように送信電力増幅盤の出力電力SOUTは時間の経過と共に線形に増大する。又、制御部52は入力電力が設定レベルVFCC以上になったときフィードフォワード制御を開始し、メインアンプの非線形歪を補償する。
一方、基地局装置がブリージングモードであれば、制御部52は可変減衰器53の減衰度を所定時間毎にΔづつMAXからMINまで漸減し、すなわち、利得をMINからMAXまで漸増する。この結果、フィードフォワード制御ループへ入力する信号は漸増し、フィードフォワード制御の非安定時に過電力がサブアンプ64に入力することがない。又、制御部52は立ち上げ時に入力電力が設定レベルVFCC以上になっているため最初からフィードフォワード制御を開始する。送信電力増幅盤の出力電力SOUTは図1(b)に示すように時間の経過と共に直線的に増大する。
図4は第1実施例における送信電力増幅盤の立ち上げ時におけるモード判定及び減衰度制御の処理フローである。
立ち上げ時、制御部52は入力電力検出部51が検出した入力電力SINを所定サンプリング間隔で取り込み、n回連続して設定レベル(=VMRL)以上であるか(入力信号有りか)、あるいはn回連続して設定レベルVMRL以下であるか(入力信号無しか)チェックする(ステップ101、102)。n回連続して同じ判定結果が得られるまでステップ101、102の処理を継続する。
n回連続して同じ判定結果が得られれば、設定レベル以上(入力信号有り)がn回連続して検出されたかどうかをチェックし(ステップ103)、「NO」であればブロッサミングモードフラグをセットし(ステップ104)、「YES」であればブリージングモードフラグをセットする(ステップ108)。
以上のようにn回連続して同じ結果が得られたことによりモードを判定するため、信頼性の高いモード判定結果を得ることができる。又、設定レベルVMRLを図5に示すようにブロッサミングモードにおける入力電力SINのレベル変化範囲(Vmin〜Vmax)外のレベルとする。このように設定レベルVMRLを決めれば電力制御動作中であっても確実にモードの判定を行うことができる。
ステップ103のチェックの結果、基地局がブロッサミングモードであれば、可変減衰器53の減衰度をMINにし、送信電力増幅盤のゲインをMAXにする(ステップ105)。ついで、入力電力レベルVinが設定レベルVFCC以上になったかチェックし(ステップ106)、ブロッサミング制御で入力信号レベルが上昇し(図1(a)参照)、Vin>VFCCとなれば、フィードフォワード制御を開始する(ステップ107)。
一方、基地局がブリージングモードであれば、制御部52は可変減衰器53の減衰度をMAXからMINまで漸減する。これにより、送信電力増幅盤のゲインはMINからMAXまで時間経過に指令して漸増する。又、ブリージングモードであれば、入力信号レベルVinが設定レベルVFCC以上になっているからゲイン制御と同時にフィードフォワード制御を開始する(ステップ109)。
以上第1実施例によれば、開局(ブロッサミング)時、送信電力増幅盤の出力電力(送信電力)SOUTを時間経過に比例して増大することができる。又、運用(ブリージング)時、送信電力増幅盤のゲインをローゲインからフルゲインまで漸増するから、フィードフォワード制御の非安定状態においてサブアンプに過電力が入力せず、その保護が可能になる。
(C)第2実施例
図6は本発明の第2実施例の送信電力増幅盤(HPA)の構成図であり、図2の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。第1実施例と異なる点は、
(1)入力電力検出部51の代りに出力電力検出部71を設けている点、
(2)制御部52は送信電力増幅盤のゲインに基づい出力電力検出部71の検出値を入力電力に換算する点、
(3)換算した入力電力に基づいて図4のフローによりモード判定、減衰度制御(ゲイン制御)を行う点、
である。
出力電力検出部71は図7に示すように第1実施例の入力電力検出部51と同一の構成を備えている。方向結合器等のカップラ71aにより出力信号SOUTを分岐し、一方の分岐信号をアンテナ側に出力する。又、他方の分岐信号をアイソレータ71bを介してRSSI回路71cに入力する。RSSI回路71cは出力信号を電圧に変換して増幅器71dに入力し、ここで必要な増幅を行ってAD変換器71eに入力する。AD変換機71eは入力電圧をディジタルに変換して制御部52に入力する。
(D)第3実施例
ブロッサミングモード時、送信電力増幅盤への入力電力SINが何らかの原因で図8に示すように揺動することがある。かかる場合、送信電力増幅盤の出力電力SOUTも図示するように揺動し、基地局の送信電力が時間に対してリニアに変化しなくなり、時間に比例して徐々にセル(送信エリア)を拡大しようとする本来の電力制御ができなくなる。そこで、基地局の送信電力を点線SIDLに示すように制御する必要がある。
図9は非線形入力に対して直線的に送信電力を制御する本発明の第3実施例の送信電力増幅盤の構成図であり、図6の第2実施例と同一部分には同一符号を付している。異なる点は、
(1)ブロッサミング制御開始後の経過時間を監視するタイマ81を設けた点、
(2)理想的な送信電力特性(図8の点線)における経過時間と送信電力の理想値との対応(図10参照)を記憶するメモリ82を設けた点、
(3)ブロッサミングモードにおいて、制御部52が送信電力を時間の経過に比例して増大するように制御する点である。
図11は第3実施例の送信電力制御の処理フローである。
ブロッサミング制御開始後の時刻tにおいて、制御部52は出力電力検出部71より出力信号レベルXを読み取ると共に(ステップ201)、該時刻における出力信号レベルの理想値Aをメモリから読み取り、検出値と理想値を比較する(ステップ202)。ついで、検出レベルが許容範囲内に有るかチェックし、すなわち、次式
A−α<X<A+α (1)
を満足するかチェックし(ステップ203)、満足すれば、制御部52は可変減衰器53の減衰度IATTを補正しない(ステップ204)。
一方、ステップ203において、(1)式が満たされなければ、理想値A>検出値Xであるかチェックし(ステップ205)、A>Xであれば、減衰度を小さくする(IATT=IATT−A)。すなわち、検出値Xが大きくなるようにゲインを大きくする(ステップ206)。一方、A<Xであれば(ステップ207)、減衰度を大きくする(IATT=IATT+A)。すなわち、検出値Xが小さくなるようにゲインを小さくする(ステップ208)。以上により、補正処理が完了し、以後、ステップ201以降の処理を繰り返す。
以上では、電源投入時に送信電力増幅盤へ入力する信号のレベル(入力電力)に基づいてモードを検出し、該モードに基づいて送信電力増幅盤のゲインを制御したが(フルゲイン制御、ゲイン漸増制御)、試験時などにおいては外部よりの指示に基づいてモードを設定し、該設定モードに基づいてフルゲイン制御、ゲイン漸増制御を行うようにすることもできる。
以上本発明によれば、基地局開局時において、送信電力を時間に対して直線的に制御することができ、セル半径を徐々に一定量で変化させることができる。この結果、(1)呼処理の負荷集中を避けることができる、(2)送受装置(基地局、端末)それぞれの出力制御を円滑に行うことができる、(3)開局時、セル内の端末や他の基地局に与える影響を少なくできる。又、送信可能エリアと受信可能エリアを共に直線的に拡大して両エリアを等しくできる。
又、本発明によれば、運用中に送信電力増幅盤(HPA)の交換が必要になったとき、入力レベルが定格の最大値近辺でも、HPA自身の入力アッテネータT制御によりサブアンプに過電力を入力せず、最適なフィードフォワード制御で送信電力増幅盤を立ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の送信電力増幅盤のゲイン制御説明図である。
図2は第1実施例の送信電力増幅盤の構成図である。
図3はレベル検出部の構成図である。
図4はモード判定及び可変減衰器の減衰度制御処理フローである。
図5はモード判定のためのレベル設定説明図である。
図6は第2実施例の送信電力増幅盤の構成図である。
図7は出力側に設けたレベル検出部の構成図である。
図8は非線形な入力に対する問題点説明図である。
図9は第3実施例の送信電力増幅盤の構成図である。
図10は経過時間と送信電力の理想値の対応表である。
図11は第3実施例の送信電力制御処理フローである。
図12は基地局装置におけるCDMA送信機の構成図である。
図13は開局時の送信電力制御説明図である。
図14は送信電力増幅器の入出力特性図である。
図15はフィードフォワード制御構成図である。
図16は図15の各部スペクトル説明図である。
図17は入力信号及び出力信号の説明図である。
Claims (7)
- 送信電力増幅器を備え、フィードフォワード制御により該送信電力増幅器の非線形歪を補償する基地局装置の送信電力増幅ユニットにおいて、
送信電力増幅ユニットのゲインを可変するゲイン可変部、
送信電力増幅ユニットの立ち上げ時において基地局装置が、送信電力を制御してセル半径を一定の割合で大きくする制御を行うブロッサミングモードであるかブロッサミング制御完了後の通常運用時の制御を行なうブリージングモードであるか判定し、ブロッサミングモードであれば送信電力増幅ユニットのゲインを最大にし、ブリージングモードであれば送信電力増幅ユニットのゲインを漸増する制御部、
を備えたことを特徴とする送信電力増幅ユニット。 - 前記ゲイン可変部は減衰度が可変のアッテネータであり、前記制御部は該アッテネータの減衰度を漸減することにより送信電力増幅ユニットのゲインを漸増する、
ことを特徴とする請求項1記載の送信電力増幅ユニット。 - 前記制御部は、
送信電力増幅ユニットの入力部に設けられ、入力電力を検出する検波回路、
該入力電力がスレショールドレベル以上であるか否かに基づいてモードを判定する手段、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の送信電力増幅ユニット。 - 前記制御部は、
送信電力増幅ユニットの出力部に設けられ、出力電力を検出する検波回路、
該出力電力値に基づいてモードを判定する手段、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の送信電力増幅ユニット。 - 前記制御部は、複数回連続して同一モードと判定したことを条件にモードを確定することを特徴とする請求項1記載の送信電力増幅ユニット。
- ブロッサミングモードにおける入力電力の変化範囲内の所定レベルを前記スレショールドレベルとすることを特徴とする請求項3記載の送信電力増幅ユニット。
- ブロッサミングモード時における制御開始からの時刻と送信電力増幅ユニットの理想出力値の対応を記憶する記憶部、
送信電力増幅ユニットの出力電力を検出する検波回路、
ブロッサミング制御開始からの時刻を監視するタイマ、
を備え、前記制御部は現時刻の理想出力値と検出値の差が零なるように前記ゲイン可変部を制御する、
ことを特徴とする請求項1記載の送信電力制御ユニット。
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