JP3820979B2 - パッチ形成装置およびプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、色材の出力特性を調べるためのパッチを形成するパッチ形成装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的高品質な多階調印刷を実行可能な画像形成装置は、当該装置が印刷した印刷物から実測される濃淡レベルを、上位プログラム側から受け取った印刷データ中に含まれる濃淡レベルと一致させるために、カラーキャリブレーションと呼ばれる作業が行われている。
【0003】
例えば、256階調の濃淡レベルを持つ多階調印刷が可能な画像形成装置の場合、0〜255の階調値をテストデータとして画像形成装置に入力して、各濃淡レベル(階調値)に対応した複数のパッチ(=内側が均一な濃度で塗りつぶされた任意形状のパターンをいう)を形成する。
【0004】
続いて、上記各パッチの光学濃度、即ち各濃度レベルに対する出力濃度を測色計等で実測し、テストデータと出力濃度との対応関係(出力特性)Aを求める(図5参照)。
一方、入力データと出力濃度との理想特性Bも作成しておき、AおよびBから、入力データと補正データとの対応関係Cを求め、図6に示すようなLUT(ルックアップテーブル)を作成する。
【0005】
以後、印刷を行う際には、LUTを読み出し、上位プログラム側から受け取った印刷データ中に含まれる濃淡レベル(入力データ)を、プリンタに与えるべき濃淡レベル(補正データ)に変換し、その変換された濃淡レベルをプリンタに与える。これにより、プリンタが印刷した印刷物から実測される濃淡レベルが、上位プログラム側から受け取った印刷データ中に含まれる濃淡レベルと一致するようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、出力特性Aの作成は、測色計でパッチの濃度を計測することにより行うことができるが、測色計が高価であるため、一般のユーザにとっては容易でなかった。
【0007】
そこで、以下の様なビジュアルキャリブレーションが提案されている。
まず、画像形成装置の出力特性を、図7に示す様に、WP、BPおよびγの3つの変数で記述するカーブで近似するものとする。
【0008】
【数1】
ここでWPは、出力濃度の立ち上がり点におけるテストデータの値を示している。また、BPは、出力濃度の飽和点におけるテストデータの値を示している。更にγは、濃度の立ち上がり点から飽和点に至るカーブを決める指数である。
【0009】
”Level”は、テストデータの値であり、”O.D”は、出力濃度となる変数である。また、最低濃度Dminは、印刷媒体(例えば紙)の光学濃度であり、最高濃度Dmaxは、色材(トナー)自体の光学濃度であるため、ともに既知の値である。
【0010】
よって、ユーザは、WP,BP,γの値を指定すれば、出力特性を特定できることになる。
続いて、この特性値WP,BP,γの設定方法について説明する。
WPは、図8に示すテストチャートのD部を目視することによって決められる。テストデータを0から増加させていっても、最初は小さな点を打とうとするため、所定の値までは色材が出力されない場合がある。WPは、この色材が出力され始める点を示すものである。
【0011】
D部においては、紙白(光学濃度Dmin)が背景となっている。そして、D部のパッチ(円で示す)は、テストデータとして入力された各濃淡レベル01%〜50%(網点%)までに対応する濃度で出力された色材により、グラデーションとなるように形成されている。また、各パッチの傍らには、対応する濃淡レベルを網点%で示した数値が表示されている。
【0012】
そして、ユーザが背景とパッチとを肉眼で比較することにより、両者に差異が認められる最低の濃淡レベルが特定される。この特定された濃淡レベル(Level)は、低白との濃度差が認められるレベルであるため、色材が出力され始めたレベルと解釈でき、WPに設定できる。
【0013】
一方、BPは、図8に示すE部を目視することによって決められる。出力された色材は、印刷媒体の上で若干のにじみを生じるため、入力されるデータが最大となる前に、出力濃度が飽和する場合がある。BPは、この出力濃度が飽和する点を示すものである。
【0014】
E部においては、色材が濃淡レベル100%で出力されたベタ(光学濃度Dmax)が背景となっている(ベタ部をハッチングで示す)。そしてE部のパッチは、テストデータとして入力された濃淡レベル51%〜99%に対応する濃度で出力された色材により、グラデーションとなるように形成されている。背景を形成するためにベタ出力される色材は、濃淡レベル51%〜99%に対応するパッチを形成する色材と同じものが用いられる。また、各パッチの傍らには、対応する濃淡レベルの数値(網点%)が表示されている。そして、ユーザが濃度Dmaxのベタとパッチとを肉眼で比較することにより、両者の光学濃度に差異が認められる最高の濃淡レベルが特定される。この特定された濃淡レベル(Level)が、BPとなる。
【0015】
一方、γの値は、図9に示すテストチャートを用いて、以下の様に求められる。このテストチャートにおいては、所定の模様を背景として、濃淡レベル1%〜99%に対応したグラデーションとなるようにパッチが形成されている。
この背景は、図9の下部にその一部を拡大して示す様に、ベタの領域(ベタ部)と紙白の領域(空白部)とが所定の面積率で交互に形成された模様であり、パッチを形成する色材と同じ色材により形成されている。そして、ベタの領域と紙白の領域との面積率は、色材のにじみを考慮して、当該背景の光学濃度がほぼ”(Dmax+Dmin)/2”(即ち出力濃度50%)となるように決められている。また、色材のにじみの影響を極力抑えるため、ベタ部および空白部の各領域は、各々が1インチ辺り25個以下となるように粗く形成されている。なお、図9において、背景の拡大図を網目で示す。
【0016】
この様な背景の中に、濃淡レベル1%〜99%に対応するグラデーションのパッチが形成され、各パッチの傍らには、対応する濃淡レベルの数値(%)が表示されている。そして、ユーザが、背景とパッチとを肉眼で比較し、両者の光学濃度の違いを識別し難い濃淡レベルを特定する。
【0017】
この特定した濃淡レベル(Level)を”MP”と表すものとすれば、濃淡レベルMPが入力された場合の出力濃度O.Dは、”(Dmax+Dmin)/2”となる。すなわち、Level=MP、O.D=(Dmax+Dmin)/2を、式1に代入して、式(2)が得られる。
【0018】
【数2】
そして式(2)をγについて解くと、次の式(3)の様に、その値が求められる。
【0019】
【数3】
以上の様にして、所定のパッチを目視することにより、WP、BP及びγが求められ、図5における画像形成装置の出力特性Aに相当する特性を得ることができる。その結果、前述した手順に従い、図6に示した様なLUTを得ることができる。
【0020】
以上に説明した方法がビジュアルキャリブレーションであり、これによれば、測色計を使わずに、簡易にカラーキャリブレーションを行うことができる。ただし、上記の方法においては、出力特性を一色ずつ調べる行う必要があり、例えばシアン(C),イエロー(Y),マゼンタ(M)およびブラック(K)の4色の色材を用いてカラー印刷を実行可能な画像形成装置においては、各4色について、上記の一連の作業を行うことにより出力特性を調べる必要がある。
【0021】
ところが、視感度の低い色(例えばイエロー)の色材を単色で印刷しても、その濃度の相違等を肉眼では弁別し難いため、図8、9の様なパッチを目視することによりWP、BおよびMPを決め、出力特性を調べることは容易でなかった。
単色では調整し難い色材があることに鑑み、特開2000−184220号公報においては、シアン、イエローおよびマゼンタを混色させた場合のグレーバランスが合うように濃度調整を行う技術が開示されている。より詳しくは、以下の様なものである。
【0022】
まず、基準色(具体的にはマゼンタ)の濃度を段階的に変化させたパッチを印刷してテストチャートを作成する。次に、テストチャートと比較するために予め準備したリファレンスチャートとテストチャートとを比較することにより、当該マゼンタの色材の濃度調整を行う。そして、マゼンタ、イエローおよびシアンの色材からなるパッチであって、横軸方向にシアンの濃度を変化させ、縦軸方向にイエローの濃度を変化させたものを形成し、このうち、最適なグレーバランスとなるパッチ(即ち、シアン、イエロー及びマゼンタの3色の色材のバランスがとれているパッチ)を選択することにより、イエロー及びシアンの濃度調整を行う、というものである。
【0023】
当該技術によると、濃度調整を行った色材(マゼンタの色材)に対してグレーバランスが合うように他の色材の濃度調整を行うから、シアン、マゼンタ、イエローのそれぞれのバランスを考慮した調整を行うことができ、常に安定した色合いの画像を出力できると、特開2000−184220号公報には記載されている。また、イエローについては、グレーによって濃度調整を行うようにしているため、調整を容易かつ精度良く行うことができるとも記載されている。
【0024】
しかし、この方法では、シアンとイエローを同時に変化させており自由度が2であるため、グレーバランスが最適なパッチを選択することは困難であり、結局、シアンおよびイエローの濃度調整を行うことは容易でないと考えられる。
また特開2000−184220号公報には、シアンおよびマゼンタを基準色として各々一色ずつ濃度調整を行った後にグレーバランスを調整することにより、イエローの色材の濃度調整を行うという方法も記載されている(段落[0035]参照)。
【0025】
しかし、その方法では、シアンおよびマゼンタの濃度調整が完全に行われていなければ、イエローの濃度をどの様に変化させようとグレーバランスを合わせることができず、イエローの色材の濃度調整は不可能となる。
本発明は、こうした問題を背景としてなされたものであり、その目的は、視感度の低い色の色材であっても、容易にビジュアルキャリブレーションを行うことができるようにすることにある。
【0026】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するためになされた本発明(請求項1記載)のパッチ形成装置は、少なくとも、イエローの色材である一の色材およびシアンの色材である他の色材を含む複数色の色材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、互いに異なる複数通りの濃淡レベルを入力することにより、該入力した各濃淡レベルに対応する複数のパッチを有したテストチャートを形成させるものである。
【0027】
そして、特に本発明のパッチ形成装置においては、少なくとも、前記各濃淡レベルに対応する複数通りの濃度の一の色材と濃淡レベルが均一な他の色材とを重ね合わせて出力させた複数のパッチと、濃淡レベルが均一な他の色材を、複数のパッチの周辺に出力させることにより形成された背景と、を有したテストチャート、を形成させる。
【0028】
ここで、イエローの色材とシアンの色材とを混合すると、イエローよりも視感度の高い色の一つであるグリーンが得られる。
つまり、本発明のパッチ形成装置においては、所定の濃度で出力する”他の色材”と重なるように”一の色材”を出力することによって、各濃淡レベルに対応する複数のパッチを、”一の色材”の色よりも視感度の高い色で形成するのである。従って、各濃淡レベルに対応する複数のパッチを”一の色材”の色一色で形成する場合よりも、パッチの色を弁別しやすくすることができる。
【0029】
また、”他の色材”は一定の濃度で出力することから、複数のパッチの色は、”一の色材”の濃度変化に対応して変化するものとなる。したがって、それらのパッチの色を目視することにより、”一の色材”の出力特性を調べることができる。なお、一定の濃度とは、肉眼で観察したときに一定の濃度に見える場合を含む。
【0030】
また、”他の色材”を中間濃度(中間調)で出力しようとすると、出力濃度を一定にすることが容易でない。そこで、本発明のパッチ形成装置では、”他の色材”を、最大の濃度で出力するように構成されている。出力濃度を最大とすれば変動が少ないため、当該”他の色材”の出力濃度を比較的容易に安定させることができ、常に同一条件のキャリブレーションが行えることにつながる。
また、請求項2に記載のパッチ形成装置のように、少なくともイエローの色材およびマゼンタの色材を含む複数の色材を用いて画像形成するものである場合、イエローの色材を一の色材とし、マゼンタの色材を他の色材とすることが望ましい。イエローの色材とマゼンタの色材とを混合すると、イエローよりも視感度の高い色の一つであるレッドを得ることができる。
さらに、請求項3に記載のパッチ形成装置のように、少なくともオレンジの色材およびシアンの色材を含む複数の色材を用いて画像形成するものである場合、イエローの色材を一の色材とし、マゼンタの色材を他の色材とすることが望ましい。オレンジの色材とシアンの色材とを混合すると、オレンジよりも視感度の高い色の一つであるイエローグリーンを得ることができる。
【0031】
”他の色材”としては、請求項4に記載の様に、画像形成装置が出力可能な複数色の色材のうち、”一の色材”の色の反対色に最も色相が近いものであることが好ましい。”他の色材”がその様なものであれば、”一の色材”と重ねた場合に、複数の色材のうちで最も視感度の高い色を得ることができ、パッチの色を弁別し易くなる。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
なお、請求項5から請求項7のパッチ形成プログラムによれば、コンピュータを、請求項1から請求項3のパッチ形成装置として機能させることができ、この装置と同様の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施例を図面と共に説明する。
図1は、一実施例としての印刷システムの構成を示している。この印刷システムは、本発明のパッチ形成装置を含むものである。
【0037】
この印刷システムは、パーソナルコンピュータ1(以下、PCと略す)、プリンタ2を備えてなり、PC1とプリンタ2との間は、インターフェースケーブル4を介してデータ通信可能に接続されている。
PC1は、請求項の「パッチ形成装置」を構成するものであり、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスク装置(HDD)14、プリンタ用インターフェース装置15および表示装置17などを備え、これらがバス18を介してデータ通信可能に接続されている。
【0038】
CPU11は、ROM12に記憶された各種プログラム、またはハードディスク装置14から読み出されてRAM13に格納された各種プログラムに従って、各種演算および制御対象に対する制御を実行するものである。ROM12は、読み出し専用の記憶素子で、上記各種プログラムの他、書き換えを要しないデータ類なども記憶している。RAM13は、任意に読み書き可能な記憶素子で、ハードディスク装置14から読み出された上記各種プログラムの他、CPU11の各種演算等により得られるデータ類を記憶可能なものである。
【0039】
ハードディスク装置14は、ROM12やRAM13などの主記憶装置内に定常的に格納されることのないプログラムやデータ類をファイルとして記憶する補助記憶装置である。プリンタ用インターフェース装置15は、プリンタ2との間で取り決められた特定の通信プロトコルに従ってプリンタ2との間で双方向のデータ通信を行うものである。表示装置17は、本システムの利用者が各種データ類を視認できるような形態で表示するためのものである。
【0040】
プリンタ2は、インクジェット式の印字装置21、およびPC用インターフェース装置22を備えている。印字装置21は、請求項の「画像形成装置」に相当するものであり、与えられた印刷データに基づいて、シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4色のインクを使ってカラー印刷を実行可能で、各色ともそれぞれ256階調の濃淡レベルを持つ多階調印刷を実行可能に構成されている。PC用インターフェース装置22は、上記プリンタ用インターフェース装置15との間でデータ通信を行うものである。
【0041】
ハードディスク装置14内には、シアン,マゼンタ、イエローおよびブラックの各色の色材に対応するLUTが格納されている。それらLUTには、図6に示した如く、いずれも256個の数値データが記憶されている。これら256個の数値データは、上位プログラム側において指定された濃淡レベルに一致する濃淡レベルで実際に印刷を行いたい場合にプリンタ2に与えるべき濃淡レベルに該当する数値データであり、指定され得る濃淡レベル(0〜255)の順に、印刷の際に実際にプリンタ2に与えられることになる濃淡レベルを並べてある。したがって、例えば、上位プログラム側において濃淡レベル「200」が指定された場合であれば、LUTの中から、先頭を0番目とする200番目の数値データを読み出すことにより、印刷物から実測される濃淡レベルが「200」となるような印刷を行いたい場合にプリンタ2に与えるべき濃淡レベルを得ることができる。
【0042】
PC1のCPU11は、ROM12に記憶されたプログラムに従って、所定のLUT作成処理およびパッチ形成処理を実行する。なお、パッチ形成処理を実行するためのプログラムが、パッチ形成プログラムである。
LUT作成処理では、後述のようにしてユーザの目視により特定されたWP,BP,MPを取得し、これに基づいて、各色の色材の出力特性を求めて、LUTを作成する。
【0043】
パッチ形成処理では、シアン,マゼンタ、イエローおよびブラックの各色材の出力特性を調べるために必要なパッチをプリンタ2において印刷出力する(S102)。具体的には、CPU11が印刷データを作成してプリンタ2へと伝送する。
【0044】
これにより、シアン、マゼンタおよびブラックの各色材の出力特性を目視により調べるための各テストチャートについては、それぞれ個別の色材により形成される。つまり、図8および図9に示した様なテストチャートが、シアン、マゼンタ、ブラックの各色毎に形成される。
【0045】
ユーザは、シアン、マゼンタ、ブラックについて個別に形成された図8および図9のテストチャートを目視することにより、シアン、マゼンタ、ブラックの各色材の出力特性に関するWP,BPおよびMPを求めることができる。
一方、イエローの色材の出力特性を目視により調べるためのテストチャートについては、イエローの色材(請求項の「一の色材」に相当する)およびシアンの色材(請求項の「他の色材」に対応する)の出力を重ね合わせて形成される。図2及び図3は、両色材の重ね合わせにより形成されたテストチャートを示す図である。
【0046】
このうち図2は、イエローの色材の出力特性に関し、BPおよびWPを特定するためのテストチャートを示している。図2のテストチャートは、図8に示した模様をイエロー単色で形成したものと、テストチャート全体にシアンの色材を濃淡レベル100%で均一(一定)に形成したもの(図2において、一点鎖線のハッチングで示す)とを重ねることにより出力されたものである。
【0047】
従って、D部においては、濃淡レベル100%で出力されたシアンの色材(ベタ)が背景(光学濃度Dmin)となっている。そして、D部のパッチは、テストデータとして入力された各濃淡レベル1%〜50%までに対応する濃度で形成されたイエローの色材と濃淡レベル100%で均一に形成されたシアンの色材の重ね合わせにより、シアンから青緑に移行するグラデーションとなるように出力されている。
【0048】
また、各パッチの傍らには、イエローの色材を出力するために入力された濃淡レベルの数値(網点%)が表示されている。
そして、ユーザが背景とパッチとを肉眼で比較することにより、両者に差異が認められる最低の濃淡レベルが特定される。ユーザが濃淡レベルの数値(網点%)をPC1に入力すると、その数値に対応する階調値(Level)が、イエローの色材の出力特性に関するWPとなる。
【0049】
また、E部においては、濃淡レベル100%で形成されたシアンの色材(一点鎖線のハッチングで示す)および濃淡レベル100%で均一形成されたイエローの色材が背景(光学濃度Dmax)となっている。そして、E部のパッチは、テストデータとして入力された濃淡レベル51%〜99%に対応する濃度で形成されたイエローの色材と濃淡レベル100%で均一形成されたシアンの色材との重ね合わせにより、青緑からグリーンに移行するグラデーションとなるように出力されている。また、各パッチの傍らには、イエローの色材を形成するために入力された濃淡レベルの数値(%)が表示されている。なお、イエローの色材が濃淡レベル100%で出力された領域を、実線のハッチングで示す。
【0050】
そして、ユーザが背景とパッチとを肉眼で比較することにより、両者の光学濃度に差異が認められる最高の濃淡レベルが特定される。ユーザが、その濃淡レベルの数値(網点%)をPC1に入力すると、その数値に対応する階調値(Level)が、イエローの色材の出力特性に関するBPとなる。
【0051】
一方、図3は、MPを特定するためのテストチャートである。このテストチャートにおいて、パッチの背景は、濃淡レベル100%で均一(一定)に出力されたシアンの色材(図3において、一点鎖線のハッチングで示す)と、図9の背景と同様の模様を形成するように出力されたイエローの色材(図3において、網目で示す)との重ね合わせにより形成されている。この場合においても、イエローの色材のにじみ等が考慮され、当該背景の光学濃度が、ほぼ”(Dmax+Dmin)/2”(即ち出力濃度50%)となるように、イエローの色材により描かれる模様の空白部とベタ部との面積比が決められている。
【0052】
図3のパッチは、この様な背景の中に、濃淡レベル1%〜99%に対応する濃度で形成されたイエローの色材と濃度100%で均一形成されたシアンとの重ね合わせにより、シアンからグリーンに移行するグラデーションとなるように出力されている。そして、各パッチの傍らには、イエローの色材を出力するために入力された濃淡レベルの数値(%)が表示されている。
【0053】
ユーザは、背景とパッチとを肉眼で比較し、両者の光学濃度の違いを識別し難い濃淡レベルを特定する。ユーザがこの濃淡レベルの数値(網点%)をPC1に入力すると、その数値に対応する階調値(Level)が、イエローの色材の出力特性に関するMPとなる。そして、MPが定められたことにより、[数3]に従い、γが求められ、前述した手順によって、補正用のLUTが求められる。
【0054】
以上に説明したように、本実施例の印刷システムにおいては、イエローの色材に関する出力特性を調べるためのテストチャートを出力する際、プリンタ2に、イエローの色材を各濃淡レベルに対応した複数通りの濃度で形成させるとともに、シアンの色材を一定の濃度で形成させることにより、イエローおよびシアンの色材を重ね合わせ、シアンからグリーンに移行するグラデーションとなるようにパッチを出力させる。従って、各濃淡レベルに対応する複数のパッチをイエロー一色で形成する場合よりも、パッチの色を弁別しやすくすることができる。
【0055】
また、シアンの色材を最大の濃度(100%)で出力するように構成されていることから、ドットゲインの影響を受けにくくなり、出力濃度を比較的容易に安定させることができ、常に同一条件のキャリブレーションが行えることにつながる。
【0056】
なお、シアンは、プリンタ2が出力する色材のうちで、イエローの反対色に最も色相が近いものであり、最も視感度の高い色を得ることができるため、更にパッチの色を弁別し易くなる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
【0057】
例えば、上記実施例では、他の一の色材としてのシアンの色材を、最大かつ一定の濃度で形成するものとして説明したが、必ずしも”最大の濃度”である必要はない。他の色材を”一定の濃度”で出力させれば、”一の色材”のみの場合よりも、視感度の高い色に移行させることが可能であるとともに、混ぜるべき”他の色材”の混入量が一定であるため、”一の色材”の濃淡レベルの視認に悪影響を与えることがないためである。
【0058】
また、上記実施例では、一の色材がイエローの色材であるものとし、他の色材としてシアンを例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。一の色材がイエローの色材である場合に、他の色材として、マゼンタの色材を用いることができる。この場合、イエローの色材とマゼンタの色材とを混合することで、イエローよりも視感度の高い色の一つであるレッドが得られる。
【0059】
また、プリンタ2が出力する複数色の色材の中に、(オレンジ色)の色材およびシアンの色材が含まれている場合は、オレンジの色材を”一の色材”とし、シアンの色材を”他の色材”とすることが考えられる。オレンジの色材とシアンの色材とを混合すると、オレンジよりも視感度の高い色の一つであるイエローグリーンを得ることができる。
【0060】
また、テストチャートを目視する際、印刷ドットの影響によりパッチと背景とを比較しにくくなる可能性があるため、テストチャートの印刷面の裏側から透かして目視するとよい。そこで、裏側から透かして観察した場合に読みやすくなるよう、例えば図4に示す様に、パッチを特定する文字(本実施例では、濃淡レベルを示す値(網点%))を水平方向に反転させて印刷しておくとよい。
【0061】
また、上記実施例においては、画像形成装置をインクジェット方式のものとして説明を行ったが、記録方式はこれに限られるものではなく、例えばレーザ方式など、複数色の色材を用いる画像形成装置であれば、本発明のパッチ形成装置によりパッチを形成させることができる。
【0062】
また、上記実施例では、画像形成装置とパッチ形成装置とを別々のコンピュータで構成し、インターフェースケーブルで接続するものとして説明したが、この構成に限られるものではない。例えば、プリンタ2などにパッチ形成装置としての機能部分を組み込んでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例のパッチ形成装置の構成を示す図である。
【図2】 イエローの色材についての出力特性に関し、BPおよびWPを目視で調べるためのテストチャートを示す図である。
【図3】 イエローの色材についての出力特性に関し、MPを目視で調べるためのテストチャートを示す図である。
【図4】 テストチャートの変形例を示す図である。
【図5】 キャリブレーションについての説明図である。
【図6】 ルックアップテーブルを示す図である。
【図7】 出力特性の近似曲線を示すグラフである。
【図8】 イエロー以外の色材についての出力特性に関し、BPおよびWPを目視で調べるためのテストチャートを示す図である。
【図9】 イエローの色材についての出力特性に関し、MPを目視で調べるためのテストチャートを示す図である。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ
2…プリンタ
11…CPU
12…ROM
13…RAM
21…印字装置
Claims (7)
- 少なくとも、イエローの色材である一の色材およびシアンの色材である他の色材を含む複数色の色材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、互いに異なる複数通りの濃淡レベルを入力することにより、該入力した各濃淡レベルに対応する複数のパッチを有したテストチャートを形成させるパッチ形成装置であって、
前記画像形成装置に、
少なくとも、前記各濃淡レベルに対応する複数通りの濃度の前記一の色材と濃淡レベルが均一な他の色材とを重ね合わせて出力させた前記複数のパッチと、濃淡レベルが均一な前記他の色材を、前記複数のパッチの周辺に出力させることにより形成された背景と、を有したテストチャート、
を形成させることを特徴とするパッチ形成装置。 - 少なくとも、イエローの色材である一の色材およびマゼンタの色材である他の色材を含む複数色の色材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、互いに異なる複数通りの濃淡レベルを入力することにより、該入力した各濃淡レベルに対応する複数のパッチを有したテストチャートを形成させるパッチ形成装置であって、
前記画像形成装置に、
少なくとも、前記各濃淡レベルに対応する複数通りの濃度の前記一の色材と濃淡レベルが均一な他の色材とを重ね合わせて出力させた前記複数のパッチと、濃淡レベルが均一な前記他の色材を、前記複数のパッチの周辺に出力させることにより形成された背景と、を有したテストチャート、
を形成させることを特徴とするパッチ形成装置。 - 少なくとも、オレンジの色材である一の色材およびシアンの色材である他の色材を含む複数色の色材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、互いに異なる複数通りの濃淡レベルを入力することにより、該入力した各濃淡レベルに対応する複数のパッチを有したテストチャートを形成させるパッチ形成装置であって、
前記画像形成装置に、
少なくとも、前記各濃淡レベルに対応する複数通りの濃度の前記一の色材と濃淡レベルが均一な他の色材とを重ね合わせて出力させた前記複数のパッチと、濃淡レベルが均一な前記他の色材を、前記複数のパッチの周辺に出力させることにより形成された背景と、を有したテストチャート、
を形成させることを特徴とするパッチ形成装置。 - 前記他の色材は、前記複数色の色材のうち、前記一の色材の色の反対色に最も色相が近いものであること
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のパッチ形成装置。 - 少なくとも、イエローの色材である一の色材およびシアンの色材である他の色材を含む複数色の色材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、互いに異なる複数通りの濃淡レベルを入力することにより、該入力した各濃淡レベルに対応する複数のパッチを有したテストチャートを形成させるパッチ形成装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記画像形成装置に、
少なくとも、前記各濃淡レベルに対応する複数通りの濃度の前記一の色材と濃淡レベルがで均一な他の色材とを重ね合わせて出力させた前記複数のパッチと、濃淡レベルが均一な前記他の色材を、前記複数のパッチの周辺に出力させることにより形成された背景と、を有したテストチャート、
を形成させることを特徴とするパッチ形成プログラム。 - 少なくとも、イエローの色材である一の色材およびマゼンタの色材である他の色材を含む複数色の色材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、互いに異なる複数通りの濃淡レベルを入力することにより、該入力した各濃淡レベルに対応する複数のパ ッチを有したテストチャートを形成させるパッチ形成装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記画像形成装置に、
少なくとも、前記各濃淡レベルに対応する複数通りの濃度の前記一の色材と濃淡レベルが均一な他の色材とを重ね合わせて出力させた前記複数のパッチと、濃淡レベルが均一な前記他の色材を、前記複数のパッチの周辺に出力させることにより形成された背景と、を有したテストチャート、
を形成させることを特徴とするパッチ形成プログラム。 - 少なくとも、イエローの色材である一の色材およびシアンの色材である他の色材を含む複数色の色材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、互いに異なる複数通りの濃淡レベルを入力することにより、該入力した各濃淡レベルに対応する複数のパッチを有したテストチャートを形成するパッチ形成装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記画像形成装置に、
少なくとも、前記各濃淡レベルに対応する複数通りの濃度の前記一の色材と濃淡レベルが均一な他の色材とを重ね合わせて出力させた前記複数のパッチと、濃淡レベルが均一な前記他の色材を、前記複数のパッチの周辺に出力させることにより形成された背景と、を有したテストチャート、
を形成させることを特徴とするパッチ形成プログラム。
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