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JP3817511B2 - 物品受渡装置 - Google Patents

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JP3817511B2
JP3817511B2 JP2002317362A JP2002317362A JP3817511B2 JP 3817511 B2 JP3817511 B2 JP 3817511B2 JP 2002317362 A JP2002317362 A JP 2002317362A JP 2002317362 A JP2002317362 A JP 2002317362A JP 3817511 B2 JP3817511 B2 JP 3817511B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品の受渡装置に関するもので、例えば、不規則な時間周期で供給される菓子片を、下流側の包装装置に一定時間周期で移し替える装置に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来の物品受渡装置の要部の平面図(特許文献1の図1)である。
このものは、回転円板(1)の周縁部に物品収容部(10)(10)が周方向に連続する円板式分離装置(A)から下流側の搬送装置(D)に、前記物品収容部(10)(10)に収容された菓子等の物品(M)(M)を一定時間周期で移し替えるものである。
【0003】
円板式分離装置(A)と搬送装置(D)の間には、円板式分離装置(A)の受取位置(P1)で受け取った物品(M)(M)を搬送装置(D)の移替え位置(P2)に移し替える中継装置(B)が介在されている。
前記中継装置(B)は、上記受取位置(P1)と移替え位置(P2)を循環する屈曲変形自在なループ部材(2c)と、該ループ部材(2c)に一定ピッチで取付けられた複数の受取具(20)(20)を備えている。
【0004】
又、このものでは、円板式分離装置(A)の外周の受取位置(P1)を通過するループ部材(2c)の走行速度を設定する為の受取側モータ(2a)と、前記移替え位置(P2)でのループ部材(2c)の速度を一定に保つ為の移替え側モータ(2b)とが設けられている。
【0005】
更に、中継装置(B)には、受取側モータ(2a)と移替え側モータ(2b)の速度差で受取位置(P1)と移替え位置(P2)の間に生じるループ部材(2c)の弛みを吸収する為のテンション装置(2d)が設けられていると共に、該テンション装置(2d)は、固定基板(B0)の対角線上に位置する2つのコーナ部に設けられた固定スプロケット(S11)(S12)と、前記固定基板(B0)によって水平方向へ移動自在に支持された一対の可動スプロケット(S2)(S2)と、前記固定基板(B0)に取付けられた受取側モータ(2a)で駆動される駆動スプロケット(S3)及び移替え側モータ(2b)で駆動される駆動スプロケット(S4)を備えている。又、上記一対の可動スプロケット(S2)(S2)は引張りバネ(29)で相互に接近する方向に付勢されている。
【0006】
このものでは、円板式分離装置(A)の外周の受取位置(P1)を通過する物品収容部(10)に物品(M)が収容されている場合は、該物品収容部(10)と同速でループ部材(2c)を走行させ、これにより、上記受取位置(P1)を通過する物品収容部(10)内の物品(M)を、ループ部材(2c)の受取具(20)(20)で適宜受取って搬送装置(D)の移替え位置(P2)まで搬送し、該移替え位置(P2)で搬送装置(D)上に移し替える。
【0007】
一方、回転円板(1)の回転時に、物品(M)が収容されていない物品収容部(10)が受取位置(P1)に接近すると、これを検知する検知センサ(R)の信号に基づいて受取位置(P1)に到達する直前の受取具(20)を停止させる。即ち、移替え位置(P2)側の駆動スプロケット(S4)を駆動させた状態で受取位置(P1)側の駆動スプロケット(S3)を停止状態に維持する。すると、上記受取位置(P1)側の駆動スプロケット(S3)の停止時でも、移替え位置(P2)側の駆動スプロケット(S4)が回転しているから、移替え位置(P2)側の駆動スプロケット(S4)と固定スプロケット(S11)の間に位置する可動スプロケット(S2)が引張りバネ(29)の付勢力によって図12の左側に移動し、これにより、ループ部材(2c)の弛みが防止される。又、受取位置(P1)側の駆動スプロケット(S3)と固定スプロケット(S12)の間に位置する可動スプロケット(S2)が、移替え位置(P2)側の駆動スプロケット(S4)で引張られて図12の左側に移動し、これにより、受取位置(P1)側の駆動スプロケット(S3)と固定スプロケット(S12)の間に於ける物品(M)(M)のプール数が少なくなる。
【0008】
そして、物品(M)(M)の上記プール数が少なくなると、回転円板(1)と駆動スプロケット(S3)の回転速度が速くなり、これにより、該駆動スプロケット(S3)と固定スプロケット(S12)間にプールされる物品(M)(M)の数(プール数)が増加すると共に、前記駆動スプロケット(S3)と固定スプロケット(S12)の間に位置する可動スプロケット(S2)が引張りバネ(29)の付勢力によって図12の右側に移動し、これにより、ループ部材(2c)の弛みが防止される。
【0009】
【特許文献1】
特開平11―268817号公報(図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、中継装置(B)での物品(M)(M)のプール数を増加すべく受取側モータ(2a)の回転速度を大きくすると、ループ部材(2c)中、一対の可動スプロケット(S2)(S2)より円板式分離装置(A)側に位置する領域が全域的に増速される。従って、上記プール数を増加させる時には前記増速領域内の全ての物品(M)(M)や受取具(20)(20)を一括的に加速しなければならないことが原因となって、受取側モータ(2a)に掛かる負荷が大きくなる。このことから、上記従来のものでは、受取側モータ(2a)が大型化し、これにより、受渡装置全体が大型化するという問題があった。
【0011】
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『供給装置によって受取位置(P1)に供給される物品(M)(M)を各別に受け取って下流側処理装置の移替え位置(P2)に移替える複数の受取具(20)(20)を有する物品受渡装置』に於いて、物品(M)(M)のプール数の調整時に受取側モータ(S2)に掛かる負荷を軽減できるようにして該受取側モータ(S2)の大型化を防止し、これにより、受渡装置全体の小型化に貢献できるようにすることをその課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
[1項]
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、
『移動する前記受取具(20)(20)を、前記受取位置(P1)と前記移替え位置(P2)を通る閉ループ経路に沿って案内する環状ガイドレールと、
前記閉ループ経路に沿って前記移替え位置(P2)の上流部まで移動した前記受取具(20)の被係合部に係合する外周歯を有し、且つ、前記閉ループ経路の移替え位置 (P2) 近傍に沿った部分での受取具 (20) 移動に関与し、更に、該受取具 (20) を後記設定速度より遅い速度で移動させる、前記移替え側スプロケットと、
前記閉ループ経路に沿って移動して前記受取位置(P1)まで帰還した前記受取具(20)に設けられた前記被係合部に係合する外周歯を有し、且つ前記閉ループ経路に於ける前記受取位置 (P1) 部分での受取具 (20) の移動に関与する前記受取側スプロケットと、
前記受取具(20)に対して、これの移動方向に垂直な方向から磁気的吸着状態で接触することにより、該受取具(20)を牽引しながら、前記閉ループ経路に於ける前記移替え側スプロケットと前記受取側スプロケットの間を前記設定速度で循環走行させる環状牽引体と、
前記受取側スプロケットを駆動する為の受取側モータと、
前記供給装置によって前記受取位置(P1)に供給される前記物品(M)を検知した場合に物品検知信号を出力する検知センサと、
前記物品検知信号が出力された場合には前記検知された前記物品(M)と前記受取具(20)を前記受取位置(P1)で一致させるように前記受取側モータの動作を制御する一方、前記物品検知信号が出力されない場合には前記受取位置(P1)に前記受取具(20)が移動しないように前記受取側モータを停止又は減速させる制御手段と、
前記移替え側スプロケットの上流側に密に並んだ状態でプールされた受取具(20)(20)の数が設定範囲に保たれるように前記供給装置の物品供給速度を増減させるプール数制御手段が設けられており、
前記環状牽引体と、前記移替え側スプロケットと、更に前記受取側スプロケットは、互いに独立して前記受取具 (20) の走行に関与する』ことである。
【0013】
上記技術的手段は次のように作用する。
受取具(20)(20)は、受取位置(P1)と下流側処理装置への物品(M)の移替え位置(P2)との間を環状ガイドレールに案内されながら閉ループ経路に沿って移動する。
このとき、前記受取具(20)は、これの移動方向に垂直な方向から磁気的吸着状態で接触する環状牽引体で牽引されながら、前記閉ループ経路に於ける移替え側スプロケットと受取側スプロケットの間を設定速度で循環走行する。
【0014】
一方、本発明では、供給装置で受取位置(P1)に供給される物品(M)を検知する検知センサの物品検知信号に基づいて上記受取側スプロケットの回転動作が制御される。具体的には、前記物品検知信号が検知センサから出力されない場合(供給装置から受取位置(P1)への物品供給が一時的に中断した場合)は、受取側モータが減速又は停止され、これにより、受取側スプロケットの外周歯に係合した受取具(20)が受取位置(P1)に移動するのが阻止される。他方、前記物品検知信号が発生すると、該物品検知信号に基づいて動作制御される受取側モータに連動して受取側スプロケットの回転動作が制御され、これにより、受取側スプロケットの外周歯に係合した受取具(20)と前記検知された物品(M)が受取位置(P1)で一致せしめられる。そして、該一致により物品(M)を受け取った受取具(20)は、受取側スプロケットによって閉ループ経路に沿って下流側に送り出される。これにより、移替え位置(P2)に向かう受取具(20)内には必ず物品(M)(M)が収容された状態になる。
【0015】
次に、上記受取側スプロケットで受取位置(P1)から下流側に送り出された受取具(20)(20)は、既述のように環状牽引体で牽引されて移替え側スプロケット側に移動する。そして、これら受取具(20)(20)は、移替え側スプロケットで移替え位置(P2)に移し替えられる順番が到来するまで、該移替え側スプロケットの上流側に密に並んだ状態にプールされる。そして、プールされた先頭の受取具(20)は、これの被係合部に係合する外周歯を備えた移替え側スプロケット(常時回転状態にある)によって、下流側処理装置の移替え位置(P2)に所定速度で供給される。
【0016】
又、上記技術的手段によれば、供給装置による物品供給速度を増減させることにより、移替え側スプロケットの上流側に密に並んでプールされる受取具(20)(20)の数が設定範囲に保たれるようになっている。
従って、前記移替え側スプロケットから下流側処理装置へ物品(M)(M)を一定時間周期で連続的に供給することができる。
【0017】
[2項]
前記1項に於いて、
『前記プール数制御手段は、
前記受取位置(P1)から前記移替え位置(P2)に移動する前記受取具(20)(20)を検知する下限判定センサと、
前記下限判定センサで検知される受取具(20)と前記受取位置(P1)の間に位置する他の受取具(20)を検知する上限判定センサを備えており、
前記プールされた最後尾の受取具(20)が上限判定センサで検知された場合は前記移替え側スプロケットから前記下流側処理装置へ物品(M)(M)を移し替える速度に前記物品供給速度を一致させる一方、前記プールされた最後尾の受取具(20)が前記下限判定センサで検知されない場合は前記移し替える速度よりも前記物品供給速度を大きくする』ものでは、移替え側スプロケットの上流側に密に並んだ状態でプールされる受取具(20)(20)のプール数が下限数より減少すると、前記密に並んだ受取具(20)(20)の最後尾を下限判定センサが検知しなくなる。すると、供給装置による物品供給速度が大きくなり、これにより、上記プール数が次第に増えてゆく。そして、受取具(20)(20)のプール数が次第に増加して、該プールされた受取具(20)(20)の最後尾が上限判定センサで検知されると、上記物品供給速度が前記移替え速度まで減速され、これにより、プールされた受取具(20)(20)の数が設定範囲に保たれる。
【0018】
[3項]
前記1又は2項に於いて、
『前記供給装置は、前記物品(M)を収容した状態で前記受取位置(P1)を通過する物品収容部(10)が外周に一定ピッチで形成された略水平な回転円板(1)を備えており、
前記受取具(20)は、前記受取位置(P1)に到達したときに開放状態となる前記物品収容部(10)の底部から落下する前記物品(M)を受容する』ものとすることができる。
【0019】
[4項]
前記1項〜3項に於いて、
『前記環状牽引体の外周には、前記受取具(20)(20)の走行方向に回転自在な金属ローラが周方向に配設されており、
前記受取具(20)(20)の夫々には、前記金属ローラに接触する永久磁石が配設されている』ものでは、移替え側スプロケットの上流側にプールされた受取具(20)の永久磁石に対して金属ローラが円滑に滑動するから摺動抵抗の低減が図れる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
受取具(20)(20)が互いに独立しており、既述従来のように受取具(20)(20)が閉ループ部材(2c)で連結されていないから、移替え側スプロケットの上流側にプールされた受取具(20)(20)に対して受取側スプロケットの回転力が伝達されない。よって、既述従来のものに比べて、該受取側スプロケトを小さな力で回転させることができる。従って、前記受取側スプロケットの駆動用の受取側モータを小型化することができ、装置全体の小型化を図ることができる。
【0021】
4項のものでは、上記したように、移替え側スプロケットの上流側にプールされた受取具(20)の永久磁石に対して金属ローラが円滑に滑動する。従って、永久磁石の磁力を大きくして受取具(20)(20)が環状牽引体で確実に牽引できるようにしても、前記プールされた受取具(20)(20)に対して環状牽引体が円滑に滑動し、牽引動作の確実性と円滑動作が確保できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、上記した本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。
図1に示すように、本実施の形態に係る物品受渡装置は、回転円板(1)の周縁部に円形孔状の物品収容部(10)(10)が周方向に一定ピッチで形成された供給装置としての円板式分離装置(A)と、該円板式分離装置(A)から包装装置(C)に前記物品収容部(10)(10)内の物品(M)(M)たる菓子片(99)(99)を移し替える中継装置(B)が設けられている。
以下、各部の詳細を説明する。
【0023】
[円板式分離装置(A)について]
円板式分離装置(A)は、略水平に配設された扁平な円錐形の回転円板(1)の周縁部に物品収容部(10)(10)としての円形孔を一定ピッチで形成し、この周縁部を環状枠(12)とその下縁に連設された支持板(11)とで包囲した構成であり、支持板(11)は前記物品収容部(10)(10)の走行域に対して下方から隣接している。又、図2に示すように、上記支持板(11)は、受取位置(P1)に於いて部分的に下方に切り起こされてシュート部(110)が形成されており、該シュート部(110)を介して後述の受取具(20)(20)内に菓子片(99)(99)を滑落させるようになっている。従って、回転円板(1)の外周縁に形成された物品収容部(10)の底部開口は上記受取位置(P1)の上流側では支持板(11)で閉塞された状態に維持される一方、上記受取位置(P1)に到達したときにはシュート部(110)に対向し、これにより、物品収容部(10)の底部が開放状態になる。尚、上記回転円板(1)は図示しないモータで回転駆動されるようになっている。
【0024】
又、図1,図2に示すように、前記回転円板(1)の周縁部に於ける受取位置(P1)の上流近傍の一定範囲では、前記環状枠(12)の高さが低くなっており、この範囲には、物品収容部(10)(10)に納まらず回転円板(1)の上に残った菓子片(99)(99)を円板中央側に掻き出す為の回転ブラシ(13)が設けられている。そして、この回転ブラシ(13)で掻き出された菓子片(99)(99)は、物品収容部(10)(10)の走行域の内側に沿って設けられた円弧状分離板(100)の内周側を通って他方の掻き込みブラシ(130)側に送られるようになっている。そして、この掻き込みブラシ(130)によって、回転円板 (1)上の菓子片(99)(99)を物品収容部 (10)(10)側に移動させるようにし、これにより、後述のホッパ(16)から回転円板(1)に投入される菓子片(99)(99)が物品収容部(10)(10)に入り易いようにしている。
【0025】
図2に示すように、回転円板(1)の外周部に位置する受取位置(P1)の上流側隣接部の上方域には、物品収容部(10)内の菓子片(99)の有無を検知する検知センサたる菓子センサ(14)が配設されている。
【0026】
尚、上記円板式分離装置(A)にはホッパ(16)からバイブレータトラフ(160)を介して菓子片(99)(99)が投入されるようになっていると共に、該ホッパ(16)には変形や欠けのある不良品を手作業で除去する為の作用台(17)から菓子片(99)(99)が供給されるようになっている。
【0027】
[中継装置(B)について]
上記円板式分離装置(A)からの菓子片(99)を受け取る中継装置(B)は、前記円板式分離装置(A)と後述の包装装置(C)との間を循環走行する多数の受取具(20)(20)と、該受取具(20)(20)の走行軌跡たる閉ループ経路を形成する為の環状ガイドレール(5)と、該環状ガイドレール(5)の内側に沿って配設された固定ガイド(8)と、上記受取具(20)(20)を受取位置(P1)から移替え位置(P2)に牽引しながら搬送する環状牽引体(7)と、受取位置(P1)に到達する直前の受取具(20)の速度を増減又は停止させる受取側スプロケット(4)と、移替え位置(P2)に到達した受取具(20)を包装装置(C)の処理動作に同期させて該包装装置(C)に供給する移替え側スプロケット(3)を備えている。
【0028】
<受取具(20)>
受取具(20)は、図3〜図5に示す構造を有している。
受取具(20)を構成するブロック主体(21)には、前軸(22)及び後ろ軸(23)が前後に間隔を置いて貫通していると共に、これら前後軸(22)(23)の一端にはカムフォロー(24)(24)が装着されている。又、前軸(22)の他端には、L型金具(25)がその屈曲点に於いて回動自在に外嵌されていると共に、該L型金具(25)の水平部(250)には前記ブロック主体(21)と反対側に突出する姿勢制御ピン(26)が突設されている。又、ブロック主体(21)に貫通した後ろ軸(23)の他端突出部(230)は、L型金具(25)の鉛直部(251)(菓子片(99)を押す部分)が図4に示す起立姿勢にあるときに前記水平部(250)に対して上方から当接するようになっており、これにより、上記鉛直部(251)が前傾姿勢になるのを防止している。
【0029】
更に、ブロック主体(21)の下面には、永久磁石(27)(27)がビス(28)(28)で固定されている。又、上記L型金具(25)の鉛直部(251)は、図6に示すように、円板式分離装置(A)と包装装置(C)の間に架設された水平板(18)のスリット(19)から上方に突出しており、前記突出部で菓子片(99)をスリット(19)の延びる方向に押し動かすようになっている。
【0030】
<環状ガイドレール(5)>
移動する受取具(20)(20)を閉ループ経路に沿って案内する環状ガイドレール(5)は、図2に示すように、円板式分離装置(A)の受取位置(P1)と包装装置(C)の移替え位置(P2)を循環する閉ループ状に曲成されていると共に、該環状ガイドレール(5)は、図8に示すようなコ字状断面の型材を上記閉ループ状に適宜接続して形成したものである。
そして、環状ガイドレール(5)内に形成されたガイド溝(51)内を受取具(20)の前後軸(22)(23)に装着されたカムフォロー(24)(24)が転動し、これにより、受取具(20)(20)が環状ガイドレール(5)に沿って循環走行するようになっている。
【0031】
<固定ガイド(8)>
受取具(20)を構成する前記L型金具(25)の姿勢を制御する為の固定ガイド(8)は、図2に示すように、既述環状ガイドレール(5)の内側に沿ったループ形状に曲成されており、同図及び図9に現れるように、移替え位置(P2)の近傍では曲率半径が小さくなっている。これにより、移替え位置(P2)を通過し終えた受取具(20)のL型金具(25)から突出する姿勢制御ピン(26)が、曲率半径の小さい領域(80)の始点に位置する段落ち部(81)に落ち込むようになっている。よって、移替え位置(P2)を通過し終えた受取具(20)のL型金具(25)が前傾姿勢になるのが防止され、これにより、該L型金具(25)が菓子片(99)に対して相対的に後方に自然に離反動作する。
【0032】
<環状牽引体(7)>
円板式分離装置(A)側の受取位置(P1)と包装装置(C)側の移替え位置(P2)との間で受取具(20)(20)を牽引走行させる環状牽引体(7)は、図2,6,7及び、図4の想像線で示されるように、駆動側スプロケット(71)と従動側スプロケット(72)との間に掛け回された環状のチェーン(73)を具備している。
【0033】
このチェーン(73)の外周には、磁性体としての金属ローラ(74)(74)が配設されており、該金属ローラ(74)(74)が既述受取具(20)のブロック主体(21)の下面に配設された永久磁石(27)(27)に接触して磁気的に吸着されるようになっている(図4の想像線参照)。即ち、受取具(20)に対してこれの移動方向に垂直な方向から金属ローラ(74)(74)が磁気的吸着状態で接触するように構成されている。
【0034】
図6に示すように、上記従動側スプロケット(72)は軸(76)に対して軸受(77)を介して回転自在に取り付けられている。一方、駆動側スプロケット(71)は、図7に示すように、軸(78)で回転駆動されるようになっていると共に、該軸(78)の一端に取り付けられた入力側スプロケット(79)は、後述する包装装置(C)を駆動させる為の包装機用駆動軸(68)に対してチェーン(69)を介して伝動状態に連結されている。
【0035】
<移替え側スプロケット(3)及びその周辺構造>
移替え位置(P2)に到達した受取具(20)を包装装置(C)に対してこれの処理動作に同期させて供給する移替え側スプロケット(3)は、図9に示すような構造を有しており、外周に形成された係合凹部(30)(30)には、既述受取具(20)を構成するブロック主体(21)に設けられたカムフォロー(24)(24)が係合するようになっている。即ち、環状ガイドレール(5)の湾曲両端部に位置する半円状部の内周には、図7に示すように、ガイド溝(51)内に繋がるスリット(52)が周設されている。そして、該スリット(52)を介して移替え側スプロケット(3)の外周部がガイド溝(51)内まで進入し、該移替え側スプロケット(3)の外周に形成された係合凹部(30)(30)が受取具(20)のカムフォロー(24)(24)に係合するようになっている。従って、受取具(20)は移替え側スプロケット(3)の回転によって移替え位置(P2)から環状ガイドレール(5)の下部まで移送される。
【0036】
上記移替え側スプロケット(3)は、図7に示すように、筒軸(31)に対して回り止め状態に結合されていると共に、該筒軸(31)の一端に取り付けられたスプロケット(32)はチェーン(33)を介して包装機用駆動軸(68)に伝動状態に連結されている。
【0037】
<受取側スプロケット(4)及びその周辺構造>
受取位置(P1)に到達する直前の受取具(20)の速度を増減又は停止させる受取側スプロケット(4)は、上記移替え側スプロケット(3)と同様の構成を有しており、該受取側スプロケット(4)の外周に形成された係合凹部(40)(40)(図2参照)には、上記移替え側スプロケット(3)と同様に、受取具(20)のブロック主体(21)に設けられたカムフォロー(24)(24)が係合するようになっている。このため、図6に示すように、環状ガイドレール(5)の内周に形成されたスリット(52’)からガイド溝(51)内に受取側スプロケット(4)の外周部が進入している。又、上記受取側スプロケット(4)は、軸(76)に回り止め状態に結合されていると共に、該軸(76)の一端に外嵌固定されたスプロケット(42)はチェーン(43)を介してサーボモータ(45)の出力軸に動力伝達状態に結合されている。
【0038】
尚、受取具(20)(20)の走行域には、前記受取位置(P1)と前記移替え位置(P2)の間に密に並んだ状態でプールされた受取具(20)(20)を検知する為の下限判定センサ(35)と、該下限判定センサ(35)で検知される受取具(20)と前記受取位置(P1)の間に位置する他の受取具(20)を検知する為の上限判定センサ(36)が設けられている。そして、前記プールされた最後尾の受取具(20)が前記下限判定センサ(35)と上限判定センサ(36)の間に保たれるように、前記円板式分離装置(A)による物品供給速度が増減されるようになっている。即ち、本実施の形態に係る物品受渡装置では、移替え側スプロケト(3)から上流側に向けて密に並んだ状態にプールされた受取具(20)(20)の最後尾が上記下限判定センサ(35)と上限判定センサ(36)の間に保たれるように円板式分離装置(A)の回転速度(物品供給速度)等が図10に示す手法で制御される。具体的には、後述する包装装置(C)が単位時間当たりに菓子片(99)(99)を包装する数(移替え側スプロケット(3)が受取具(20)(20)を包装装置(C)(C)の移替え位置(P2)に単位時間に送り込む数に一致する)と同数の菓子片(99)(99)を中継装置(B)に供給できる速度で円板式分離装置(A)の回転円板(1)を回転させているとき(ステップ(ST1))に、下限判定センサ(35)から受取具(20)の検知信号が消失すると、移替え側スプロケット(3)の上流側にプールされた受取具(20)(20)の最後尾が下限判定センサ(35)の配設部まで達していないと判断し(ステップ(ST2))、円板式分離装置(A)の物品収容部(10)の回転速度を増加させ、これにより、中継装置(B)への菓子片(99)(99)の物品供給速度を大きくする。即ち、包装装置(C)が単位時間に菓子片(99)(99)を包装する包装数よりも、多くの菓子片(99)(99)が中継装置(B)に供給できるように回転円板(1)の回転速度を増加させる(ステップ(ST3))。そして、上限判定センサ(36)が受取具(20)の検知信号を設定時間(例えば、10秒程度)継続的に出力すると、移替え側スプロケット(3)の上流側にプールされた受取具(20)(20)の最後尾が上限判定センサ(36)の配設位置まで延びたと判断する(ステップ(ST4))。そして、このときは、制御動作が再びステップ(ST1)に戻される。この動作が繰り返されることにより、移替え側スプロケット(3)の上流側に密に並んだ状態でプールされる最後尾の受取具(20)が前記下限判定センサ(35)と上限判定センサ(36)の間に保たれる。尚、本実施の形態では、上記ステップ(ST1)〜ステップ(ST4)の制御動作を実行する制御装置(図示せず)が既述プール数制御手段に対応する。
【0039】
[包装装置(C)について]
図2に示すように、上記中継装置(B)の下流側には、下流側処理装置たる包装装置(C)が配設されている。
この包装装置(C)は、図2,11に示すように、図示しないローラから連続的に繰り出される包装フィルム(91)を筒状に成形する整形筒(92)を備えており、該整形筒(92)の下面には軸方向全域に繋がるスリット(98)が形成されている。又、整形筒(92)の下面には、上記スリット(98)を隔てて対向する一対の垂下片(97)(97)が設けられており、該垂下片(97)(97)により、筒状に整形された包装フィルム(91)の両側縁が重ね合わされるようになっている。又、整形筒(92)の下流側には、重ね合わされた包装フィルム(91)の両側縁を挟圧しながら下流側に引張る為の引出ローラ(96)(96)と、その下流側において包装フィルム(91)の両側縁の上記重ね合わせ部を熱溶着するヒートローラ(95)(95)が配設されている。又、ヒートローラ(95)(95)の下流側には、該ヒートローラ(95)(95)から下流側に繰り出される長尺状の筒を、一定長さに切断しながら送り方向に一定間隔で溶着するロータリーカッタ(94)(94)が設けられている。
【0040】
[動作の実際]
次に、上記装置の動作の実際を説明する。
ホッパ(16)に菓子片(99)(99)を投入した後に図示しない運転を投入すると、菓子片(99)(99)がバイブレータトラフ(160)から円板式分離装置(A)の回転円板(1)に投入されると共に、該回転円板(1)の中央に隆起する円錐面上を滑落する菓子片(99)(99)が、遠心力で回転円板(1)の外周に移動し、掻き込みブラシ(130)で回転円板(1)の物品収容部(10)(10)に押し込まれる。
【0041】
一方、円板式分離装置(A)の回転円板(1)が回転すると共に、包装装置(C)が包装動作を開始し、該包装装置(C)の駆動源(図示せず)で駆動される包装機用駆動軸(68)(図7参照)が回転し始める。すると、該包装機用駆動軸(68)の回転力がチェーン(69)→入力側スプロケット(79)→軸(78)→駆動側スプロケット(71)→チェーン(73)の経路で伝達され、これにより、該チェーン(73)が回転走行する。尚、このチェーン(73)の走行速度は、円板式分離装置(A)の回転円板(1)が最高速度で回転した場合に、受取位置(P1)を単位時間に通過する物品収容部(10)(10)の数、即ち、単位時間当たりに受取位置(P1)に供給できる最大数の菓子片(99)(99)を移替え位置(P2)側に搬送できる程度の速度に設定されている。
【0042】
さて、物品収容部(10)に収容された菓子片(99)が受取位置(P1)の上流側隣接部に位置する菓子センサ(14)の下方に到達すると、菓子片(99)を検知する菓子センサ(14)の物品検知信号によって受取側スプロケット(4)の駆動源たるサーボモータ(45)が回転(又は増速)し、これにより、受取側スプロケット(4)の外周の(40)(40)に係合する被係合部たるカムフォロー(24)(24)を具備する受取具(20)が、上記物品収容部(10)と同速で受取位置(P1)の位置まで搬送される。すると、受取位置(P1)に到達した菓子片(99)がシュート部(110)を滑落して受取具(20)に供給される。
【0043】
一方、菓子センサ(14)の下方の物品収容部(10)に菓子片(99)が収容されていない場合(物品検知信号が菓子センサ(14)から出力されない場合)は、サーボモータ(45)が停止状態又は低速状態に維持される。すると、停止状態等にある受取側スプロケット(4)の係合凹部(40)に係合した受取具(20)は、停止状態又は減速状態に保持され、これにより、受取位置(P1)に移動するのが阻止される。
【0044】
従って、チェーン(73)の金属ローラ(74)(74)に吸着して移替え側スプロケット(3)に搬送される全ての受取具(20)(20)に菓子片(99)(99)がセットされた状態になる。
【0045】
一方、チェーン(73)の走行により、該チェーン(73)の外周に設けられた金属ローラ(74)(74)が受取具(20)のブロック主体(21)の下面に設けられた永久磁石(27)(27)と吸着し、これにより、受取側スプロケット(4)から移替え側スプロケット(3)の間に存在する受取具(20)は、チェーン(73)に吸着した状態で移替え側スプロケット(3)側に搬送されてその上流側に密に並んだ状態にプールされる。又、移替え側スプロケット(3)から受取側スプロケット(4)に帰還する経路に存在する受取具(20)は、上記と同様にしてチェーン(73)に吸着した状態で受取側スプロケット(4)側に搬送されてその上流側にプールされる。
【0046】
又、既述したように、移替え側スプロケット(3)の上流側に密に並んだ状態にプールされる受取具(20)(20)の最後尾が下限判定センサ(35)と上限判定センサ(36)の間の位置に保たれるように、円板式分離装置(A)による物品供給速度が既述手法で調整される。
【0047】
そして、チェーン(73)によって移替え側スプロケット(3)側に搬送された受取具(20)は、既述したように、移替え側スプロケット(3)によって包装装置(C)の処理動作に同期する速度で該包装装置(C)に順次供給される。具体的には、移替え位置(P2)に供給された菓子片(99)は、包装装置(C)の処理速度に適合する速度で、受取具(20)で整形筒(92)内に押し込まれると共に、整形筒(92)に押し込まれた菓子片(99)(99)は筒状に成形される包装フィルム(91)と共に整形筒(92)を通過し、その後、菓子片(99)(99)を抱持した筒状の包装フィルム(91)の両端縁がヒートローラ(95)(95)で挟圧溶着される。その後、長尺筒状の包装フィルム(91)が、ロータリーカッタ(94)(94)によって長手方向に所定寸法毎に溶断されると、菓子片(99)が充填された包装製品(90)が得られる。
【0048】
尚、上記実施の形態では、下流側処理装置として包装装置(C)を例示したが、該包装装置(C)に代えて搬送コンベヤや、その他の処理装置を配設してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部の平面図
【図2】本発明の実施の形態の概略の側断面図
【図3】受取具(20)の横断面図
【図4】受取具(20)の側面図
【図5】受取具(20)の縦断面図
【図6】受取側スプロケット(4)の配設部及びその周辺部の断面図
【図7】移替え側スプロケット(3)の配設部及びその周辺部の断面図
【図8】環状ガイドレール(5)の断面図
【図9】移替え側スプロケット(3)と受取具(20)の配設部の側面図
【図10】円板式分離装置(A)の処理速度の制御説明図
【図11】包装装置(C)の要部の斜視図
【図12】従来例の説明図
【符号の説明】
(2a)・・・受取側モータ
(3)・・・移替え側スプロケット
(4)・・・受取側スプロケット
(5)・・・環状ガイドレール
(7)・・・環状牽引体
(20)・・・受取具
(P1)・・・受取位置
(P2)・・・移替え位置

Claims (4)

  1. 供給装置によって受取位置(P1)に供給される物品(M)(M)を各別に受け取って下流側処理装置の移替え位置(P2)に移替える複数の受取具(20)(20)を有する物品受渡装置に於いて、
    移動する前記受取具(20)(20)を、前記受取位置(P1)と前記移替え位置(P2)を通る閉ループ経路に沿って案内する環状ガイドレールと、
    前記閉ループ経路に沿って前記移替え位置(P2)の上流部まで移動した前記受取具(20)の被係合部に係合する外周歯を有し、且つ、前記閉ループ経路の移替え位置 (P2) 近傍に沿った部分での受取具 (20) 移動に関与し、更に、該受取具 (20) を後記設定速度より遅い速度で移動させる、前記移替え側スプロケットと、
    前記閉ループ経路に沿って移動して前記受取位置(P1)まで帰還した前記受取具(20)に設けられた前記被係合部に係合する外周歯を有し、且つ前記閉ループ経路に於ける前記受取位置 (P1) 部分での受取具 (20) の移動に関与する前記受取側スプロケットと、
    前記受取具(20)に対して、これの移動方向に垂直な方向から磁気的吸着状態で接触することにより、該受取具(20)を牽引しながら、前記閉ループ経路に於ける前記移替え側スプロケットと前記受取側スプロケットの間を前記設定速度で循環走行させる環状牽引体と、
    前記受取側スプロケットを駆動する為の受取側モータと、
    前記供給装置によって前記受取位置(P1)に供給される前記物品(M)を検知した場合に物品検知信号を出力する検知センサと、
    前記物品検知信号が出力された場合には前記検知された前記物品(M)と前記受取具(20)を前記受取位置(P1)で一致させるように前記受取側モータの動作を制御する一方、前記物品検知信号が出力されない場合には前記受取位置(P1)に前記受取具(20)が移動しないように前記受取側モータを停止又は減速させる制御手段と、
    前記移替え側スプロケットの上流側に密に並んだ状態でプールされた受取具(20)(20)の数が設定範囲に保たれるように前記供給装置の物品供給速度を増減させるプール数制御手段が設けられており、
    前記環状牽引体と、前記移替え側スプロケットと、更に前記受取側スプロケットは、互いに独立して前記受取具 (20) の走行に関与する、物品受渡装置。
  2. 請求項1に記載の物品受渡装置に於いて、
    前記プール数制御手段は、
    前記受取位置(P1)から前記移替え位置(P2)に移動する前記受取具(20)(20)を検知する下限判定センサと、
    前記下限判定センサで検知される受取具(20)と前記受取位置(P1)の間に位置する他の受取具(20)を検知する上限判定センサを備えており、
    前記プールされた最後尾の受取具(20)が上限判定センサで検知された場合は前記移替え側スプロケットから前記下流側処理装置へ物品(M)(M)を移し替える速度に前記物品供給速度を一致させる一方、前記プールされた最後尾の受取具(20)が前記下限判定センサで検知されない場合は前記移し替える速度よりも前記物品供給速度を大きくする、物品受渡装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の物品受渡装置に於いて、
    前記供給装置は、前記物品(M)を収容した状態で前記受取位置(P1)を通過する物品収容部(10)が外周に一定ピッチで形成された略水平な回転円板(1)を備えており、
    前記受取具(20)は、前記受取位置(P1)に到達したときに開放状態となる前記物品収容部(10)の底部から落下する前記物品(M)を受容する、物品受渡装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の物品受渡装置に於いて、
    前記環状牽引体の外周には、前記受取具(20)(20)の走行方向に回転自在な金属ローラが周方向に配設されており、
    前記受取具(20)(20)の夫々には、前記金属ローラに接触する永久磁石が配設されている、物品受渡装置。
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