JP3815709B2 - ヒューズ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体としての車両には、ジャンクションブロックやリレーボックス、ヒューズブロックといった電気接続箱中のバスバーや、電気接続用コネクタの端子等、電力そのものや信号を伝送するための電力伝送ラインが数多く配設される。
【0003】
また、前述した電力電送ラインには、各種の電装品の電気回路を保護するために、多数のヒューズを抜き差し可能に配設したヒューズブロックが用いられている(ヒューズブロックは、リレー又はバスバーなどを有することもあることから、リレーボックス若しくはジャンクションブロック、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ)。
【0004】
前記電気接続箱に用いられるヒューズの一例として、例えば図7に示すヒューズ101が用いられてきた。図7に例示されたヒューズ101は、一対のブレード状の端子102と、前記一対の端子102を互いに連結する図示しない可溶体と、絶縁性の合成樹脂などからなりかつ前記一対の端子102の一端部と前記可溶体とを収容するハウジング104と、を備えている。
【0005】
前述した構成のヒューズ101は、前記電気接続箱に装着された際に、前記一対の端子102がそれぞれ前記電気接続箱の受け端子に接続する。これらの受け端子を介して一方の端子102には電源などから電力が供給され、かつ他方の端子102には各種の負荷が電気的に接続する。
【0006】
ヒューズ101は、受け端子などを介して一方の端子102に供給される電力の電流値が、予め定められた所定の電流値を超えると、可溶体が溶断して、前記負荷への電力の供給を停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前述したヒューズ101は、可溶体の溶断後に端子102が相互により確実に短絡しないように、前記一対の端子102間に隔壁を設けることが望まれている。この種の隔壁は、例えば、絶縁性のハウジング104などと一体に形成されて得られる。
【0008】
前述した隔壁を一対の端子間に設けると、端子102の一端部と可溶体とをハウジング104内に収容するために、前記ハウジング104を例えば2分割などの複数の部材に分割して形成する必要が生じる。この場合、分割された部材で前記一対の端子102と可溶体とを互いに挟み込むように組み立てられることとなる。
【0009】
前述したようにハウジング104を複数の部材に分割して形成すると、ハウジング104の組立後に複数の部材間にガタが生じる恐れがある。複数の部材間にガタが生じると、前記電気接続箱が搭載される自動車などの走行中の振動によって、複数の部材それぞれが前記電気接続箱の装着部内で互いにぶつかり合って異音などを生じたり、最悪の場合には前記装着部から脱落することも考えられる。
【0010】
また、複数の部材間にガタが生じて走行中の振動によって、複数の部材それぞれが前記電気接続箱の装着部内で互いにぶつかり合うと、可溶体が変形することも考えられて望ましくない。さらに、前述した従来のヒューズ101は、端子102の一端部及び可溶体がハウジング104内に収容されているので、可溶体が溶断したか否かを確認することが困難であった。
【0011】
したがって、本発明の目的は、ハウジングを構成する複数の部材を互いにがたが無く取り付けることができるとともに可溶体が溶断したか否かを容易に確認できるヒューズを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のヒューズは、互いに並設された一対の端子と、前記一対の端子を互いに接続する可溶体と、互いに取り付けられて前記一対の端子の一端部と該一端部の端面から前記一対の端子と平行に延びた第1延在部を有した前記可溶体とを互いの間に挟み込んで収容する複数のケース部材と、導電性を有しかつ前記一対の端子それぞれと電気的に接続した複数の係止爪と、を備え、前記複数の係止爪それぞれは、一つのケース部材に対応して設けられ、かつ前記ケース部材それぞれは、前記係止爪が一つ対応しているとともに、前記係止爪は、前記可溶体の前記第1延在部から前記ケース部材の外方に突出するとともに、前記複数のケース部材は、それぞれ、前記係止爪が係止可能な係止受け部を備え、前記係止爪は、幅広部と、この幅広部より幅が狭い狭矮部と、を備え、前記ケース部材の外表面に係止した際に前記狭矮部と前記幅広部とは、前記ケース部材が端子と可溶体とを互いに挟み込む方向に沿って連なっているとともに、前記係止受け部は、前記ケース部材それぞれの外表面から凹に形成されかつ前記幅広部と合致する第2幅広部と前記狭矮部と合致する第2狭矮部と、を備え、前記第2狭矮部と前記第2幅広部とは前記ケース部材が端子と可溶体とを互いに挟み込む方向に沿って連なっていることを特徴とするヒューズ。
【0013】
請求項2に記載の本発明のヒューズは、請求項1記載のヒューズにおいて、前記狭矮部が前記幅広部より前記可溶体寄りに配されているとともに、前記第2幅広部が前記第2狭矮部より前記ケース部材の外方向に配されていることを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載した本発明のヒューズによれば、端子と可溶体とのうち一方からケース部材の外方向に向かって突出した複数の係止爪がケース部材それぞれの外表面に係止する。このため、端子と可溶体とのうち一方と、ケース部材それぞれとが確実に固定される。また、係止爪がケース部材の外表面に突出するので、ヒューズの外表面に露出する。
【0015】
ケース部材が係止受け部を備えているので、係止爪がより確実にケース部材それぞれの外表面に係止する。このため、端子と可溶体とのうち一方と、ケース部材それぞれとがより確実に固定される。
【0016】
係止爪が幅広部と狭矮部とを備え、係止受け部が前記幅広部と狭矮部それぞれに合致する第2幅広部及び第2狭矮部を備えている。幅広部と狭矮部とが互いにケース部材が端子の一端部と可溶体とを互いの間に挟み込む方向に沿って連なっている。第2幅広部と第2狭矮部とが互いにケース部材が端子の一端部と可溶体とを互いの間に挟み込む方向に沿って連なっている。
【0017】
このため、係止爪が係止受け部に係止すると、端子と可溶体とのうち一方と、ケース部材それぞれとが互いに固定されることにくわえ、複数のケース部材が、互いの間に端子の一端部と可溶体とを挟み込む方向に沿って、相対的に変位することが規制される。
【0018】
請求項2に記載した本発明のヒューズによれば、狭矮部が幅広部より可溶体寄りに配され、第2幅広部が第2狭矮部よりケース部材の外方に配されている。このため、係止爪が係止受け部に係止すると、複数のケース部材が、互いの間に端子の一端部と可溶体とを挟み込む方向に沿って、相対的に変位することがより確実に規制される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかるヒューズを図1ないし図6を参照して説明する。本発明の一実施形態に係るヒューズ1は、図1ないし図4などに示すように、互いに並設された一対の端子2と、前記端子2を互いに接続する可溶体5と、前記端子2の一端部3aと可溶体5とを収容するハウジング4と、を備えている。
【0020】
端子2は、それぞれ導電性を有する材料から構成されている。端子2は、板状に形成されている。一対の端子2は、互いに平行な状態で配されている。端子2は、一端部3aがハウジング4内に収容されかつ他端部3bがハウジング4外に露出した状態で設けられている。端子2は、図4などに示すように、切欠部6と、内側突出部26と、第1貫通孔としての取付孔7とを備えている。
【0021】
切欠部6は、前記一端部3aに設けられている。切欠部6は、内側突出部26の後述する端面27より、一対の端子2が互いに離れる方向に向かって凹に形成されている。切欠部6は、一対の端子2の相互間の間隔が、前記内側突出部26相互間の間隔より段階的に拡がるように形成されている。
【0022】
切欠部6は端子2の一端部3aに位置する端面8から端子2の長手方向に沿って中央部に向かって延在した平坦面10と、この平坦面10と前記内側突出部26の端面27とを連ねる段差面11と、を備えている。平坦面10は、端子2の長手方向に沿って平坦に形成されている。平坦面10の相互間の間隔は、端子2の他端部3bの位置する内周面9の相互間の間隔より広く形成されている。
【0023】
段差面11は、一対の端子2が互いに接離する方向即ちこれらの端子2が並設される方向に沿って形成されている。切欠部6は、端子2がハウジング4に取付られた状態では、前記ハウジング4内に収容される。
【0024】
内側突出部26は、端子2の一端部3aに設けられている。内側突出部26は、切欠部6より端子2の中央部寄りに設けられている。内側突出部26は、それぞれ、内周面9から一対の端子2が互いに近づく方向に向かって突出している。内側突出部26は、互いに相対向する端面27と、この端部27から凹に形成された凹部28と、を備えている。
【0025】
これらの端面27は、それぞれ、端子2の長手方向に沿って平坦に形成されている。凹部28は、端面27から一対の端子2が互いに離れる方向に向かって凹に形成されている。
【0026】
凹部28は、図示例では、一つの端面27即ち一つの端子2に二つ設けられている。前述した構成の内側突出部26は、端子2の一端部3aがハウジング4内に収容されると、ハウジング4内に収容される。
【0027】
取付孔7は、それぞれの端子2を貫通している。それぞれの取付孔7は、端子2の一端部3aに設けられている。取付孔7は、切欠部6より端子2の中央部寄りに設けられている。取付孔7は、平面形状が丸形に形成されている。取付孔7は、一対の端子2相互の中央に位置しかつ端子2の長手方向に沿って延在した軸線P(図3及び図4などに示す)に関して、互いに対称となる位置に配されている。
【0028】
前述した構成の一対の端子2は、ヒューズ1が電気接続箱に装着されるとこの電気接続箱の受け端子などにそれぞれの他端部3bが電気的に接続する。この受け端子のうち一方には、電源などから電力が供給される。受け端子のうち他方には、各種の負荷が電気的に接続している。このため、前記端子2のうち一方には、前記受け端子などを介して電力が供給され、他方の端子2には負荷が接続している。
【0029】
ハウジング4は、絶縁性を有する合成樹脂などからなる。ハウジング4は、箱状に形成されている。ハウジング4は、図1ないし図3に示すように、互いに取り付けられる一対のケース部材4a,4bを備えている。
【0030】
ケース部材4a,4bは、後述する端壁12a,12b一対の側壁13a,13bの縁部が互いに相対した状態で取り付けられて、一対の端子2の一端部3aと可溶体5とを収容するハウジング4を構成する。ケース部材4a,4bは、後述の胴壁14が互いに接離する方向に沿って、前記一対の端子2の一端部3aと可溶体5とを互いの間に挟み込む。
【0031】
ケース部材4a,4bは、互いに同等の構成であるため、以下一方のケース部材4aを代表して説明する。ケース部材4aは、図4及び図5に示すように、一対の端壁12a,12bと、一対の側壁13a,13bと、胴壁14と、を備えている。
【0032】
一対の端壁12a,12bは、一対の端子2が互いに並設する方向に対し交差する方向に沿って相対向する。一対の端壁12a,12bは、端子2の長手方向に沿って相対する。一対の端壁12a,12bは、前記ハウジング4が端子2を収容すると端面8と平行になる。
【0033】
一対の端壁12a,12bの内一方の端壁12aは、端子2の端面8と相対する。端壁12aと端子2の端面8とは、互いに間隔をおいて相対する。また、図示例では、一対の端壁12a,12bは、一対の端子2が互いに並設する方向に対し直交する方向に沿って相対向する。
【0034】
一対の側壁13a,13bは、一対の端子2が互いに並設する方向に沿って相対向する。一対の側壁13a,13bは、それぞれ、端子2の長手方向に沿って形成されている。
【0035】
胴壁14は、端子2の長手方向に沿って延在している。胴壁14は、それぞれ、前記端壁12a,12bと側壁13a,13bとの双方に連なっている。胴壁14は、ケース部材4a,4bが互いに取り付けられると、他方のケース部材4bの胴壁14と、一対の端子2が互いに並設する方向に対し交差する方向に沿って相対向する。
【0036】
ケース部材4a,4bが互いに取り付けられた状態で、前記端壁12aの内面15aと、端壁12bと、側壁13a,13bそれぞれの内面16a,16bと、胴壁14の内面17と、で囲まれた空間20(図4に示す)は、前記端子2の一端部3aを収容する収容室をなしている。
【0037】
さらに、一対の端壁12a,12bのうち端子2の中央部よりに位置する端壁12bには、端子2それぞれを通すことのできる貫通孔18が一対形成されている。一対の端壁12a,12bのうち端子2の端面8に相対する端壁12aには、可溶体5の後述する係止爪61を外部に露出することのできる貫通孔19が形成されている。
【0038】
また、前記ケース部材4aは、図3ないし図5に示すように、仕切壁21と、第2仕切壁22と、第1突起23と、第2突起46と、第1凹部としての孔62と、第2凹部としての孔63と、係止受け部としての係止受け凹部64と、を備えている。
【0039】
仕切壁21は、前記端面8それぞれと間隔を存して相対向する端壁12aの内面15aから、端壁12bに向かって延在している。仕切壁21は、側壁13a,13b及び端子2の長手方向に沿って延在している。
【0040】
仕切壁21は、前記端子2が互いに並設する方向に沿って、端子2相互間の中央即ち一対の端子2の相互間に設けられている。この仕切壁21によって、ハウジング4内に形成される収容室20は、前記端子2のうち一方の一端部3aを収容する第1室24と、前記他方の一端部3aを収容する第2室25と、に区画される。なお、図示例では、第1室24は図中左側に位置し、第2室25は図中右側に位置する。
【0041】
第2仕切壁22は、基端壁33と、水平壁34と、一対の仕切部35と、を備えている。基端壁33は、端壁12bの貫通孔18の縁から端子2の長手方向に沿って端壁12aの内面15aに向かって延在している。基端壁33は、一対の端子2の内側突出部26の相互間に配される。基端壁33は、前記凹部28と合致する凸部36を複数備えている。基端壁33は、一端部3aが収容室20内に収容された状態の端子2の端面27を覆う。
【0042】
水平壁34は、前記端壁12bより離れた側に位置する基端壁33の端部に連なっている。水平壁34は、一対の端子2が互いに並設する方向に沿って延在している。水平壁34は、基端壁33の内面15a寄りの端部から一対の端子2双方に向かって延在している。水平壁34は、前記段差面11に沿って形成されている。水平壁34は、一端部3aが収容室20内に収容された状態の端子2の段差面11を覆う。
【0043】
一対の仕切部35は、水平壁34の一対の端子2寄りの両端部に連なっている。一対の仕切部35は、前記水平壁34の両端部から内面15aに向かって延在している。一対の仕切部35は、端子2の切欠部6の平坦面10に沿って形成されている。
【0044】
一対の仕切部35は、一対の端子2が互いに並設する方向に沿って互いに並設している。それぞれの仕切部35は、前記端子2が互いに並設する方向に沿って、側壁13a,13bの内面16a,16bそれぞれと、仕切壁21との間に設けられている。一対の仕切部35は、一端部3aが収容室20内に収容された状態の端子2の平坦面10を覆う。
【0045】
第1突起23は、胴壁14の内面17から、他方のケース部材4bの胴壁14に向かって突出している。第1突起23は、取付孔7の内径と略外径が等しい円柱状に形成されている。第1突起23は一方の側壁13bの近傍でかつ端壁12b寄りの位置に配されている。第1突起23は、一方の端子2の取付孔7内に嵌合できるようになっている。
【0046】
第2突起46は、胴壁14の内面17から他方のケース部材4bの胴壁14に向かって突出している。第2突起46は、可溶体5の後述する貫通孔45の内径と略外径が等しい円柱状に形成されている。
【0047】
第2突起46は、他方の側壁13aの近傍でかつ端壁12a寄りの位置に配されている。第2突起46は、可溶体5の一対の貫通孔45内一方の貫通孔45に嵌合できるようになっている。
【0048】
孔62は、胴壁14の内面17から凹に形成されている。孔62は、胴壁14を貫通している。孔62は、平面形状が取付孔7と略内径が等しい丸形に形成されている。孔62は、他方の側壁13aの近傍でかつ端壁12b寄りの位置に配されている。
【0049】
孔62は、ハウジング4内に一対の端子2を収容すると、前述した軸線Pに関して、前記第1突起23と対称な位置に配されている。孔62は、他方の端子2の取付孔7と合致する。
【0050】
孔63は、胴壁14の内面17から凹に形成されている。孔63は、胴壁14を貫通している。孔63は、平面形状が貫通孔45と略内径が等しい丸形に形成されている。孔63は、一方の側壁13bの近傍でかつ端壁12a寄りの位置に配されている。
【0051】
孔63は、ハウジング4内に一対の端子2を収容すると、前述した軸線Pに関して、前記第2突起46と対称な位置に配されている。孔63は、可溶体5の一対の貫通孔45内他方の貫通孔45と合致する。
【0052】
係止受け凹部64は、ハウジング4の外表面を構成するケース部材4aの表面から凹に形成されている。係止受け凹部64は、ケース部材4aの表面のうち端壁12aの外表面12cから凹に形成されている。なお、この外表面12cはハウジング4の外表面をなしている。
【0053】
係止受け凹部64は、一方の貫通孔19と胴壁14とに亘って形成されている。係止受け凹部64は、互いに連なる第2幅広部65と第2狭矮部66とを備えている。第2幅広部65と第2狭矮部66とは、後述する係止爪61が係止受け凹部64に係止した際に、ケース部材4a,4bが互いの間に一対の端子2の一端部3aと可溶体5とを挟み込む方向に沿って、互いに連なっている。第2幅広部65と第2狭矮部66とはそれぞれ矩形状に形成されている。
【0054】
第2幅広部65は胴壁14寄り即ちケース部材4aの外方向に位置し第2狭矮部66は貫通孔19寄りに位置している。第2幅広部65は、胴壁14の外表面にも亘って形成されている。第2幅広部65は第2狭矮部66より端子2の幅方向即ち胴壁17及ハウジング4の幅方向に沿った幅が広く形成されている。
【0055】
第2幅広部65は、係止爪61が後述するように係止受け凹部64の底に向かって折り曲げられた際に、係止爪61の後述する幅広部71が合致する。第2狭矮部66は、係止爪61が後述するように係止受け凹部64の底に向かって折り曲げられた際に、係止爪61の後述する狭矮部72が合致する。ケース部材4a,4bが互いに取り付けられた際に、これらケース4a,4bそれぞれの係止受け凹部64は、前記軸線Pに関して対称な位置に配される。
【0056】
可溶体5は、図3及び図4に示すように、前記端子2を相互に接続している。図示例において、可溶体5と一対の端子2とは、一つの材料に圧延、切削、プレス加工などが施されて得られる。即ち、可溶体5と一対の端子2とは、一体に形成されている。
【0057】
可溶体5は、断面が矩形状の線状に形成されている。可溶体5は、特に後述する中央部40の幅と厚さと長さが、所定の電流値を超えた場合に溶断する寸法に形成されている。
【0058】
可溶体5は、端子2の端面8を相互に接続している。可溶体5は、図3及び図4に示すように、一対の支持部39と、溶断部としての中央部40と、第2貫通孔としての一対の貫通孔45と、一対の係止爪61と、を備えている。
【0059】
それぞれの支持部39は、第1延在部41と、第2延在部42と、を備えている。第1延在部41は、端面8それぞれから前記端壁12aの内面15aに向かって即ち前記一対の端子2から離れる方向に延在している。
【0060】
第1延在部41は、一端が端面8に連結した帯状に形成されている。第1延在部41は、前記端子2が互いに並設する方向に沿って、前記側壁13a,13bの内面16a,16bそれぞれと、仕切部35との中央に設けられている。第1延在部41は、前記側壁13a,13bと基端壁33と仕切部35と仕切壁21と、に沿っている。
【0061】
第2延在部42は、一端が第1延在部41に連結した帯状に形成されている。第2延在部42は、それぞれの第1延在部41の前記端面8より離れた端部41aから、互いに近づく方向に延在している。第2延在部42は、前記仕切部35の端と端壁12aの内面15aとの間に設けられている。第2延在部42は、前記端壁12aの内面15a及び水平壁34に沿って形成されている。
【0062】
中央部40は、一対の端子2が互いに並設する方向に沿って、これら端子2相互の中央に位置している。中央部40は、一対の第3延在部43と、連結部44と、を備えている。第3延在部43は、一端が第2延在部42に連結した帯状に形成されている。第3延在部43は、第2延在部42それぞれの互いに近接する端部から、端子2の長手方向に沿ってこれらの端子2に近づく方向に延在している。
【0063】
第3延在部43は、端子2が互いに並設する方向に沿って、一対の仕切部35それぞれと仕切壁21との中央に設けられている。第3延在部43は、基端壁33と一対の仕切部35と側壁13a,13bの内面16a,16bと仕切壁21とに沿っている。
【0064】
連結部44は、第3延在部43の端子2に最も近づいた端部を相互に連結した帯状に形成されている。連結部44は、仕切壁21と水平壁34との間に設けられている。連結部44は、前記端壁12aの内面15aと端壁12b及び水平壁34に沿って形成されている。連結部44は、一対の端子2が互いに並設する方向に沿ってこれら端子2相互間の中央に位置する。
【0065】
可溶体5は、一対の端子2それぞれとの連結箇所をなす第1延在部41の厚みより端子2相互の中央に位置する連結部44の厚みが薄く形成されている。また、可溶体5は、第1延在部41から連結部44即ち中央部40に向かうにしたがって段階的に厚みが薄くなるように形成されている。
【0066】
前記貫通孔45は、支持部39の第1延在部41それぞれを貫通している。貫通孔45は、第1延在部41の前記端面8から離れた端部41aに設けられている。貫通孔45は、その平面形状が丸形に形成されている。
【0067】
係止爪61は、それぞれの端子2に対応して設けられている。係止爪61は、導電性を有する金属などからなりかつ可溶体5の第1の延在部41と一体に形成されている。このため、係止爪61は、端子2それぞれと電気的に接続している。係止爪61は、第1延在部41から貫通孔19を通ってハウジング4即ちケース部材4aの外方向に向かって突出する。
【0068】
係止爪61は、ケース部材4aの外方向に向かって突出した際に、係止受け凹部64の底に向かって折り曲げられて、係止受け凹部64に係止する。即ち、係止爪61は、ハウジング4即ちケース部材4aの外表面12cに係止する。
【0069】
係止爪61は、それぞれ、幅広部71と狭矮部72とを備えている。幅広部71と狭矮部72とは、係止爪61が係止受け凹部64に係止した際に、ケース部材4a,4bが互いの間に一対の端子2の一端部3aと可溶体5とを挟み込む方向に沿って、互いに連なっている。幅広部71と狭矮部72とはそれぞれ矩形状に形成されている。
【0070】
幅広部71は端面8から離れた側に位置し狭矮部72は端面8寄り即ち可溶体5寄りに位置している。幅広部71は狭矮部72より端子2の幅方向即ち胴壁17及ハウジング4の幅方向に沿った幅が広く形成されている。
【0071】
幅広部71は、係止爪61が係止受け凹部64の底に向かって折り曲げられた際に、係止受け凹部64の第2幅広部65内に侵入する。幅広部71は、第2幅広部65と合致する。狭矮部72は、係止爪61が係止受け凹部64の底に向かって折り曲げられた際に、係止受け凹部64の第2狭矮部66内に侵入する。狭矮部72は、第2狭矮部66と合致する。
【0072】
前述した構成の係止爪61は、係止受け凹部64の底に向かって折り曲げられると、幅広部71と狭矮部72が第2幅広部65と第2狭矮部66内に侵入して、係止受け凹部64に係止する。係止爪61は、幅広部71と狭矮部72がケース部材4aの外表面12cと略面一となる。
【0073】
前述した構成のヒューズ1を組み立てる際には、まず、一方のケース部材4aの第1突起23を一方の端子2の取付孔7に通しかつ第2突起46を一方の貫通孔45内に通して、前記ケース部材4aに端子2及び可溶体5を取り付ける。このとき、他方の端子2の取付孔7は孔62と合致し他方の貫通孔45は孔63と合致している。
【0074】
他方のケース部材4bの第1突起23を孔62と合致した取付孔7内に通しかつ第2突起46を孔63と合致した他方の貫通孔45内に通して、ケース部材4a,4bの端壁12a,12b及び側壁13a,13bの縁部を互いに重ねる。このとき、一方のケース部材4aの突起23,46は、他方のケース部材4bの孔62,63内に侵入する。
【0075】
前記孔62,63内に突起23,46をそれぞれ溶着して、ケース部材4a,4bを互いに固定する。なお、このとき、係止爪61は貫通孔19を通して、ハウジング4即ちケース部材4a,4b外に突出している。
【0076】
そして、一方の係止爪61を一方のケース部材4aの係止受け凹部64の底に向かって折り曲げるとともに、他方の係止爪61を他方のケース部材4bの係止受け凹部64の底に向かって折り曲げる。それぞれの係止爪61を係止受け凹部64に係止させる。係止爪61を係止受け凹部64に係止させて、可溶体5とケース部材4a,4bそれぞれとを互いに固定する。
【0077】
一方の係止爪61を一方のケース部材4aの係止受け凹部64に係止させ、他方の係止爪61を他方のケース部材4bの係止受け凹部64に係止させて、前記突起23,46に沿って、ケース部材4a,4bが相互にがたつくことなく取り付けられる。即ち、ケース部材4a,4bは互いの間に一対の端子2の一端部3aと可溶体5とを挟み込む方向に沿って、相互にがたつくことなく取り付けられる。
【0078】
前述した構成のヒューズ1は、前記電気接続箱などに装着される。ヒューズ1は電気接続箱に装着された際に、前記一方の受け端子などを介して端子2のうち一方に供給される電力の電流値が、前記所定の電流値を超えると、可溶体5特に中央部40が溶断して、前記負荷への電力の供給を停止する。
【0079】
本実施形態のヒューズ1によれば、可溶体5からケース部材4a,4bの外方向に向かって突出した一方の係止爪61が一方のケース部材4aの係止受け部64に係止し、他方の係止爪62が他方のケース部材4bの係止受け部64に係止している。
【0080】
また、係止爪61と係止受け部64とが、互いに合致する幅広部71,65と狭矮部72,66とを備え、これら幅広部71,65と狭矮部72,66とは、ケース部材4a,4bが端子2及び可溶体を互いに挟み込む方向に沿って、連なっている。なお、幅広部71,65は狭矮部72,66よりハウジング4の外方向に配されている。
【0081】
このため、係止爪61が係止受け部64に係止すると、ケース部材4a,4bが、前記突起23,46に沿った方向即ち前述した端子2及び可溶体を互いに挟み込む方向に沿って、相対的に変位することが規制される。したがって、ケース部材4a,4bが、特に前述した端子2及び可溶体を互いに挟み込む方向に沿って、互いにがたつくことなく取り付けられる。
【0082】
また、係止爪61がケース部材4a,4bの外方向に突出しかつ、一方の係止爪61が一方の端子2と電気的に接続し、他方の係止爪61が他方の端子2と電気的に接続している。このため、係止爪61間の導通の有無を確認することによって、可溶体5が溶断したか否かを容易に確認できる。
【0083】
さらに、ケース部材4a,4bが互いに取り付けられると、係止受け凹部64同士と、第1突起23同士と、第2突起46同士と、がそれぞれ軸線Pに関して対称な位置に設けられているので、ケース部材4a,4bを互いに同形状に形成することができる。したがって、ヒューズ1を構成する部品の種類を抑制することができる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の本発明によれば、端子と可溶体とのうち一方から突出した複数の係止爪がケース部材それぞれの外表面に係止する。このため、端子と可溶体とのうち一方と、ケース部材それぞれとが確実に固定される。したがって、これらケース部材を互いにガタつくことなく取り付けることができる。
【0085】
また、係止爪がケース部材の外方向に突出しているので、端子それぞれと電気的に接続しかつ導電性を有する係止爪がヒューズの外表面に露出する。このため、係止爪間の導通の有無を確認することによって、可溶体が溶断したか否かを容易に確認できる。
【0086】
ケース部材が係止受け部を備えているので、係止爪がより確実にケース部材それぞれの外表面に係止する。このため、端子2と可溶体とのうち一方と、ケース部材それぞれとがより確実に固定される。したがって、これらケース部材を確実に互いにがたつくことなく取り付けることができる。
【0087】
係止爪が係止受け部に係止すると、端子2と可溶体とのうち一方とケース部材それぞれとが互いの固定されることにくわえ、複数のケース部材が、互いの間に端子の一端部と可溶体とを挟み込む方向に沿って、相対的に変位することが規制される。したがって、ケース部材が互いにより一層がたつくことなく取り付けることができる。
【0088】
請求項2に記載の本発明によれば、狭矮部が幅広部より可溶体寄りに配され、第2幅広部が第2狭矮部よりケース部材の外方に配されている。このため、係止爪が係止受け部に係止すると、複数のケース部材が、互いの間に端子の一端部と可溶体とを挟み込む方向に沿って、相対的に変位することがより確実に規制される。したがって、ケース部材が互いにより一層がたつくことなく取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るヒューズを示す斜視図である。
【図2】 図1中の矢印II方向からみた図である。
【図3】 図1に示されたヒューズを分解して示す斜視図である。
【図4】 図1中のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 図1に示されたヒューズのケース部材を示す図である。
【図6】 図5中の矢印VI方向からみた図である。
【図7】 従来のヒューズを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ヒューズ
2 端子
3a 一端部
4a,4b ケース部材
5 可溶体
7 取付孔(第1貫通孔)
12c 外表面
23 第1突起
45 貫通孔(第2貫通孔)
46 第2突起
61 係止爪
62 孔(第1凹部)
63 孔(第2凹部)
64 係止受け凹部(係止受け部)
65 第2幅広部
66 第2狭矮部
71 幅広部
72 狭矮部
P 軸線
Claims (2)
- 互いに並設された一対の端子と、
前記一対の端子を互いに接続する可溶体と、
互いに取り付けられて前記一対の端子の一端部と該一端部の端面から前記一対の端子と平行に延びた第1延在部を有した前記可溶体とを互いの間に挟み込んで収容する複数のケース部材と、
導電性を有しかつ前記一対の端子それぞれと電気的に接続した複数の係止爪と、を備え、
前記複数の係止爪それぞれは、一つのケース部材に対応して設けられ、かつ前記ケース部材それぞれは、前記係止爪が一つ対応しているとともに、
前記係止爪は、前記可溶体の前記第1延在部から前記ケース部材の外方に突出するとともに、
前記複数のケース部材は、それぞれ、前記係止爪が係止可能な係止受け部を備え、
前記係止爪は、幅広部と、この幅広部より幅が狭い狭矮部と、を備え、前記ケース部材の外表面に係止した際に前記狭矮部と前記幅広部とは、前記ケース部材が端子と可溶体とを互いに挟み込む方向に沿って連なっているとともに、
前記係止受け部は、前記ケース部材それぞれの外表面から凹に形成されかつ前記幅広部と合致する第2幅広部と前記狭矮部と合致する第2狭矮部と、を備え、前記第2狭矮部と前記第2幅広部とは前記ケース部材が端子と可溶体とを互いに挟み込む方向に沿って連なっていることを特徴とするヒューズ。 - 前記狭矮部が前記幅広部より前記可溶体寄りに配されているとともに、
前記第2幅広部が前記第2狭矮部より前記ケース部材の外方向に配されていることを特徴とする請求項1記載のヒューズ。
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