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JP3813509B2 - レンズ一体型発光素子及び航空障害灯 - Google Patents

レンズ一体型発光素子及び航空障害灯 Download PDF

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JP3813509B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集光レンズ、レンズ一体型発光素子及び灯火装置に関し、特に航空障害灯や信号灯等に用いられるのに適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
航空機等に対し高層ビルの位置・高さを示すための航空障害灯が従来より用いられている。現在用いられている航空障害灯は電球型ランプを中心に大型レンズにより配光制御を行なうものが主流である。航空障害灯は高層ビルの屋上等、人の近づきにくい場所に設置されるのが通常であり、電球交換等メンテナンスの頻度低下が望まれていた。
【0003】
一方、近年LED(発光ダイオード)の高輝度化が急速に進み、大光量のパワーLEDが市販化されつつある。LEDは一般に電球よりも長寿命であるので、メンテナンス間隔を例えば5倍にできる等、非常にメリットが大きいと期待されてきた。
【0004】
しかしながら、光源を電球からLEDに切り替えると、航空障害灯の設計・構成は大幅に変更しなくてはならなくなる。すなわち、1〜2個の電球の周りに大型の配光レンズを配置する電球タイプに対して、LEDでははるかに多数(1000個近く)のLEDを集積しなければ同等の光量を発生することは難しい。
【0005】
このため、灯体中の発光点の分布領域は電球の場合に比べてはるかに大きくならざるをえない。よって、単体の大型レンズでの配光制御は不可能であり、個々あるいは少数のLED毎に小さな配光レンズを取り付けて配光制御しなければならないことから、全体として配光制御は困難になると言える。
【0006】
従来、より低い光度しか要求されない用途の航空障害灯においては、小型の砲弾型レンズ付LEDを多数集積して、ある程度の光度を実現していた。この種の航空障害灯としては、例えば実用新案登録第2553515号あるいは特開平09−069304に開示されているような構成が知られている。
【0007】
図20はこのようなLEDを用いた航空障害灯10を一部切欠して示す側面図である。航空障害灯10は、基体11と、この基体11に支持された発光部12とを備えている。発光部12は後述する砲弾型レンズ付LED15を支持する錐体状の支持部13と、この支持部13を覆うカバー14とを備えている。支持部13の外周には約1000個の砲弾型レンズ付LED15が密集して配置されている。
【0008】
各々の砲弾型レンズ付LED15は、例えば図21に示すように構成されており、砲弾型レンズ15aと、その内部に収容された発光素子15bとを備えている。これら単体の砲弾型レンズ付LED15は軸対称な形状をもち、軸方向を中心に30°程度の円錐形状の範囲に光を発散する。これらを支持部13の周りに密集して配置することにより、水平方向または水平よりもやや上方を中心に30°程度の範囲に集中するような配光を実現していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した航空障害灯であると次のような問題があった。すなわち、より高光度な用途の航空障害灯においては、所定の方向に対しては高い光度が必要とされるとともに、他の方向については高い光度の光が漏れて環境公害を起こさないための配慮が必要となる。
【0010】
航空障害灯の光度分布配光特性は、例えば、国土交通省航空局管制保安部保安企画課航行視覚援助業務室発行の航空障害灯仕様書第243号改6により規定されている。この規則は、近年の生活環境保護の動きにしたがい、かなり技術的に厳しい内容となっている。特に、図22に示すように、鉛直角度−1°から0°の間は、光度の上限と下限が非常に狭く、かつ、急激に立ち上がっている。
【0011】
このため、30°の配光広がりを有している従来の砲弾型レンズ付LED15を使用することができない。また、遠方で必要とされる急峻な光度変化を実現しようとすると、光の利用効率をある程度以上高く設定することが難しくなる等の問題があった。
【0012】
そこで本発明は、光源から発生する光を所定の方向に効率的に出射させることで、厳しく規制された配光特性を実現することが可能な集光レンズ、レンズ一体型発光素子及び灯火装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の航空障害灯は次のように構成されている。
【0018】
柱状に形成された発光素子保持具と、この発光素子保持具の外周壁に配列されたレンズ一体型発光素子とを備え、前記レンズ一体型発光素子は、微小発光部と、使用波長域において透明な部材からなり、前記微小発光部から出射された光を集光する集光レンズとを有し、前記集光レンズは、前記微小発光部から出射される光を導入する入射面と、この入射面より入射した光を偏向してその出射方向が少なくとも所定方向において所定の角度範囲内に規制され、偏平な光度分布を有する光を出射し、前記所定方向に平行な切断面の外周が楕円に形成された出射面とを有し、前記微小発光部は、少なくとも前記楕円の短軸方向に沿って所定の長さを有し、前記楕円の長軸上にその端部が位置するものであることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子100を示す斜視図、図2は同レンズ一体型発光素子100を示す縦断面図である。レンズ一体型発光素子100は、これを後述する図15及び図16に示すような筒状の発光素子保持具の外壁面に多数貼りつけ、高層ビル屋上等に配置される航空障害灯等として用いるものである。航空障害灯として用いる場合には、水平方向近傍には全方位に光を発するが、斜め下方または斜め上方等にはほとんど光を発しないような、光を必要な方向にのみ高効率で発し、不要な方向には光を発しない性質が必要とされる。所定面は、鉛直方向(Z軸)と光軸方向(X軸)を含む平面とする。
【0027】
レンズ一体型発光素子100は、発光デバイス110と、この発光デバイス110に取り付けられた集光レンズ120とを備えている。
【0028】
発光デバイス110は、素子基体111と、この素子基体111に設けられた凹部112と、凹部112の底面に設けられた例えばLEDチップ等の微小発光部113とを備えている。凹部112は、微小発光部113を保護するために例えばシリコン樹脂等の透明物質114で満たされている。この透明物質114は、集光レンズ120と同じ材料を用いるか、あるいは、集光レンズ120の材料の屈折率と同じか、大きく変わらない屈折率をもつ材料のものを用いるのが好ましい。
【0029】
集光レンズ120は柱状レンズであり、出射面(楕円柱面)121及び入射面122を有する。出射面121の断面形状は、微小発光部113を焦点Qf付近に位置するようにした楕円Qの半分と長方形を組み合わせた形状である。集光レンズ120の材料としては、例えばアクリルやポリカーネイト等の光透過性の高い樹脂、あるいは光透過性の高い光学ガラス等が好ましい。
【0030】
図2に基づいて、楕円Qの具体的な形状について説明をする。楕円Qの長軸半長をL、レンズ材料の屈折率をnとした場合に、楕円Qの中心点Qcと焦点Qfとの距離fは、
f=L/n…(1)
と表すことができる。このような楕円Qの焦点Qfに点光源を置いた場合、出射面121から出射する光線Kは、楕円Qの長軸と平行になる。したがって、微小発光部113を焦点Qf付近に配置することにより、出射面121から出射するほとんどの光線Kについて、光線Kの伝搬方向と長軸とがなす角度を微小角度以内に偏向するような効果が得られる。
【0031】
また、図2に示した以外の断面、すなわち微小発光部113を含まない断面上においても、前記と同等あるいは類似した効果を得ることが出来る。したがって、微小発光部113を含む発光デバイス110と集光レンズ120により、扁平な光度分布を得ることができる。
【0032】
上述したように本発明の第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子100によれば、光源から発生する光を水平方向に効率的に出射させるとともに、それ以外の方向についてはほとんど光を出射することがなく、厳しく規制された配光特性を実現することが可能である。
【0033】
図3は本第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子の第1の変形例に係るレンズ一体型発光素子100Aを示す縦断面図である。なお、図3において上述した図1及び図2と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0034】
レンズ一体型発光素子100Aの集光レンズ120は、上述したレンズ一体型発光素子100に比べて微小発光部113に対する楕円Q′の相対的な大きさが小さく形成されている。遠方における扁平な光度分布の幅は、微小発光部113の大きさに対すると楕円Q′との相対的な大きさによって変化することから、本第1の変形例の場合には、光度分布の幅は広くなる。
【0035】
図4は本第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子の第2の変形例に係るレンズ一体型発光素子100Bを示す縦断面図である。なお、図4において上述した図1及び図2と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0036】
レンズ一体型発光素子100Bの集光レンズ120は、上述したレンズ一体型発光素子100に比べて微小発光部113に対する楕円Q″の相対的な大きさが大きく形成されている。遠方における扁平な光度分布の幅は、微小発光部113の大きさに対すると楕円Q″との相対的な大きさによって変化することから、本第2の変形例の場合には、光度分布の幅は狭くなる。
【0037】
レンズ一体型発光素子100A,100Bに示すように、楕円Qの形状(離心率)を変えずに大きさだけを変えることにより、光度分布の広がりの大きさを所望の角度となるように自在に制御することが可能となる。
【0038】
図5は本第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子の第3の変形例に係るレンズ一体型発光素子100Cを示す縦断面図である。なお、図5において上述した図1及び図2と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0039】
レンズ一体型発光素子100Cは、楕円Qの長軸上に、微小発光部113の端113aが位置するように、出射面121を配置している。このように配置すると、楕円Qの長軸方向より上と下で光度分布が非常に急峻に変化する効果も得られ、水平方向(長軸方向)より下側にはほとんど光を出さずに、水平方向よりわずかに上方には強い光を発することが可能になる。
【0040】
図6は本第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子の第4の変形例に係るレンズ一体型発光素子100Dを示す縦断面図である。なお、図6において上述した図1及び図2と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0041】
レンズ一体型発光素子100Dは、発光デバイス110の法線方向から楕円Qを傾けて配置し、かつ、楕円Qの長軸上に微小発光部113の端が位置するように出射面121を配置している。これにより、所望の仰角方向よりも下方には光をほとんど発しないが、水平方向よりわずかに上方には強い光を発するような、急峻な光度分布が実現可能である。
【0042】
図7は本第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子の第5の変形例に係るレンズ一体型発光素子100Eを示す縦断面図である。なお、図7において上述した図1及び図2と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0043】
レンズ一体型発光素子100Eにあっては、1つの集光レンズ120に対して発光デバイス110が2個装着されている。なお、2個に限らず発光デバイス110が複数個装着されてもよい。本変形例においても同様の効果を得ることができる。
【0044】
図8は本第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子の第6の変形例に係るレンズ一体型発光素子100Fを示す縦断面図である。なお、図8において上述した図1及び図2と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0045】
レンズ一体型発光素子100Fにあっては、集光レンズ120をリング状に連続して設け、多数の発光デバイス110をリングの内側に装着した構成になっている。
【0046】
このような構成においては、1個あたりの発光デバイス110に対して、集光レンズ120は、図1に示したレンズ一体型発光素子100と同様の楕円柱状レンズとみなすことができる。これらのようにすれば、レンズ一体型発光素子を複数個組み合わせて信号灯等を製造するときに、製造工程数を減らしたり、LED素子の集積度を高めたりすることが可能となる。
【0047】
なお、上述したレンズ一体型発光素子100,100A〜100Fを適宜組み合わせることにより、所望の方向と所望の幅を持つ、扁平な光度分布を得ることが可能となる。
【0048】
図9は本発明の第2の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子200をY軸方向から見た側面図、図10はz軸方向から見た平面図である。図9及び図10に示すように、発光ダイオードチップ212の発光面上に座標系の原点Σをとり、発光ダイオードチップ212の発光面と垂直な方向にX軸を、平行な方向にY軸とZ軸をとる。なお、X軸、Y軸、Z軸は互いに直交する関係にある。航空障害灯への適用を念頭におくと、Z軸は鉛直方向、X軸は光軸方向、XY面は水平面と言える。
【0049】
レンズ一体型発光素子200は、これを後述する図15及び図16に示すような筒状の発光素子保持具の外壁面に多数貼りつけ、高層ビル屋上等に配置される航空障害灯等として用いるものである。このレンズ一体型発光素子200についても上述したレンズ一体型発光素子100と同様の性能が要求されている。
【0050】
レンズ一体型発光素子200は、発光デバイス210と、この発光デバイス210に取り付けられた屈折率1.49のアクリル材製の集光レンズ220とを備えている。発光デバイス210は、一辺が6.8mmの正方形状の受け皿部211と、この受け皿部211の中心部に取り付けられた一辺が550μmの微小な正方形の形状の発光ダイオードチップ212とを備えている。
【0051】
集光レンズ220は、Z軸に対して回転対称な面の一部となっており、そのX−Z面における断面形状は図9に示すような楕円Tの一部となっている。このX−Z面内における楕円Tは、発光ダイオードチップ212の発光面上に位置する原点上に一方の第1焦点Tf1をもち、他方の第2焦点Tf2はほぼX軸方向に位置する。この楕円の第1焦点Tf1と第2焦点Tf2との間の距離δは、この楕円Tの長軸全長を集光レンズ220の屈折率1.49で除した値に等しくなっている。また、集光レンズ220は、ここに述べたようなX−Z面内の楕円Tをz軸を回転軸230として回転させて生成されるような面となっている。但し、x<0の部分や、その他の不要な部分は取り除いてある。
【0052】
発光ダイオードチップ212を発した光線Kは、アクリル媒質中を進行し、集光レンズ220の出射面において屈折作用を受け、レンズ外部に出射する。
【0053】
次に、レンズ一体型発光素子200の機能について説明する。前述した発光ダイオードチップ212及び集光レンズ220により、光線Kは水平方向にのみ発散されることになる。
【0054】
図9に示すx−z平面内において、第2焦点Tf2がx軸上にある場合、第1焦点Tf1を発した光線Kは集光レンズ220の屈折作用によりx軸と平行な光線Kとなる。すなわち、楕円の焦点距離が長軸半長をレンズ媒体の屈折率nで割った値になっている場合、楕円の式は、
【数1】
Figure 0003813509
と表される。このとき、第1焦点Tf1(x=0,z=0)から楕円上の任意の1点(x,z)までの距離√(x+z)は、この楕円の式を変形することにより
【数2】
Figure 0003813509
であることがわかる。光路長はnを掛けて、na−(a/n)+xである。この屈折点(x,z)からx軸に平行に面x=a+(a/n)までの距離を測ると、a+(a/n)−xとなり、両者を足すと、x=a+(a/n)の面は屈折点の位置(x,z)に依存せず、光路長na+aの等位相面となる。つまり、第1焦点Tf1を発した光線Kは、楕円型の集光レンズ220で屈折された後、x軸に平行な平行光となることがわかる。
【0055】
以上のことは、z軸を通る任意の平面による断面内において成り立つことである。したがって、光線Kはレンズ面が存在する全方位について、光線方向を水平方向近傍に集中させられる。
【0056】
なお、本発明は本第2の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子200に限定されるものではない。例えば、レンズ一体型発光素子200においては、X−Y平面内の楕円の第2焦点Tf2をX軸上においたが、X軸よりも上方または下方においたものであってもよい。
【0057】
例えば、図11に示すように第2焦点Tf2をx軸よりも5°上方に置いた場合には、出射する光線Kの方向は水平方向よりも5°上方を向く。このように、第2焦点Tf2の位置を調整することで、水平方向から何度上または下に向けて光を発するかを、容易に調整することが可能である。
【0058】
また、レンズ一体型発光素子200においては、航空障害灯を念頭に置いて回転軸は垂直上方に向けて設置することとして説明したが、本発明はレンズ一体型発光素子という部品に関するものであり、設置方向はいかなる向きであってもよく、また固定されている必要もない。
【0059】
さらに、楕円Tの第1焦点Tf1は発光ダイオードチップ212の中心に位置していても、端部に位置していても、どこに位置していてもかまわない。発光ダイオードチップ212の中心付近に第1焦点Tf1が位置する場合には、出射光の分布は上下ほぼ対称な安定した分布となる。また、発光ダイオードチップ212の端部に楕円の第1焦点Tf1が位置していた場合には、出射光の分布は第2焦点Tf2により設定される出射方向を境に急激に増大または減少し、シャープなカットオフ角度を実現することが可能である。
【0060】
また、図12に示すように発光ダイオードチップ212を楕円の第1焦点Tf1から外れた位置に置くと、第2焦点Tf2がX軸上にある場合においても、第2焦点Tf2をX軸上から上方または下方においた場合と同様に、出射光が水平方向から何度下または上向きに向くかを容易に調整することが可能である。この場合、発光ダイオードチップ212の端部を楕円の第1焦点Tf1上に位置させ、楕円の第2焦点をX軸上から上方または下方においた場合と比較して、出射光の分布の急激な増大あるいは減少は見られないか、または緩和される。
【0061】
図13は第2の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子200の変形例に係るレンズ一体型発光素子200Aを示す図、図12の(a)は正面図、図12の(b)は平面図、(c)は側面図である。なお、図13及び図14において、上述した図9及び図10と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0062】
本変形例における集光レンズ220は、楕円と長方形を組み合わせた面を対称軸Mを中心に180度回転させて形成している。なお、図中221は平坦面、222は削除した部分を示している。本変形例においても上述したレンズ一体型発光素子200と同様の効果を得ることができる。
【0063】
図15及び図16の(a)は、本発明の第3の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子300の構成を示す模式図である。レンズ一体型発光素子300は、光源となるLED等の発光素子310と、この発光素子310が取り付けられた集光レンズ320とを備えている。
【0064】
集光レンズ320には取付け位置精度を確保できるよう、適当な深さの凹型状の光源取付位置321が形成されており、光源取付位置321に発光素子310を接着材等で取付けることで、プリアセンブル部品としてのレンズ一体型発光素子300が構成される。また、量産時のコストを低下させる場合には、例えば集光レンズ320を樹脂で形成する際に、予め発光素子310をレンズ型の所定位置に置き、集光レンズ320を形成する際に樹脂と一体となるように構成することも可能である。このように、集光レンズ320を単体として作製し、後に一体化するか、最初から一体型素子として作製するかは、作製数量その他の条件により選択することができる。
【0065】
発光素子310が発光すると、光源取付け位置321では、集光レンズ320と発光素子310との接触面を介して集光レンズ320内部に光が取り込まれ、レンズ内部を伝搬した後、集光レンズ320の出射面322を通過してレンズ外部に光が出射される。
【0066】
図15中には、レンズ内部での光の伝搬を示す代表的な光線Jと、これが集光レンズの出射面322により偏向されてレンズ外部で遠方に向かう伝搬を示す光線Eとを図示した。また、これらの光線J,Eの伝搬方向を表わすための角度ψ,ψ,θ,θを図示した。
【0067】
出射面322は、遠方に所定の偏平な光度分布を実現する具体的な形状を有している。次にこのような具体的な形状を定める方法の例を示す。具体的例を示すため、特定の形状の例を示すが、本発明は本実施例で示される形状に限定されるものではない。
【0068】
まず、出射面322を自由曲面とし、集光レンズ300の裏面、側面は図のように互いに直交する平面とする。発光素子310の接触面は裏面中央付近に設置されるものとする。図15に示すように、発光素子310の接触面面内で水平方向にX軸、鉛直上方向にY軸、両者に垂直で発光素子310のの正面に相当する方向にZ軸をとる。遠方での光度の仕様は、水平方向の方位角になるべく依存せず一様となるように、また、鉛直方向の仰角に対して急峻なピークをもつようなものである。そうした特性を評価しやすいよう、方位角と仰角で光線の方向を記述することにする。
【0069】
具体的には図15で示すように、発光素子310から出射し、出射面322に入射する光線Jの方向を(ψ,ψ)で、また、出射面322で屈折して出射する光線Eの方向を(θ,θ)で表わす。
【0070】
発光素子310中心点から発する何本かのサンプルの光線Jに対して、屈折後の出射光Kの伝搬方向の目標値を設定する。但し、多数のサンプルの光線Jに対して個別に目標値を設定することは、設計手続きとして煩雑であり、設計の改善等を見通しよく進めることが難しい。そこで、マッピングを用いて自動的に目標方向を設定するものとした。
【0071】
発光素子310からの発光光度分布を、I(ψ,ψ)とする。また、目標とする光度分布をI(θ,θ)とする。まず、(ψ,ψ)空間内の領域I:−wxS<ψ<wxS,−wyS<ψ<wySを考え、領域I内の方向(ψ,ψ)に対して、出射後の伝搬方向(θ,θ)を対応させるマッピングを次の様に定義する。
【0072】
マッピングの第1ステップとして、媒介パラメータfrx,fryを定義する。このfrx及びfryの値は、(ψ,ψ)の値、及び光源の光度分布IS(ψ,ψ)から求まり、
【数3】
Figure 0003813509
で定義されるものとする。ここで、cosψ,dψ,dψは微小立体角要素に相当する。
【0073】
マッピングの第2ステップとしては、この媒介パラメータfrx,fryにしたがって、対応するθ,θyを決定する。まず、ψ=constのとき、対応する(θ,θ)は、hを定数として、
θ=f(θ,η)…(6)
のように、ある関数fで与えられる関係になるものとする。但し、ψxが増加するとともに対応するhの値も増加し、一般性を失わなずに、ψ=0のときh=0、ψ=wxSのとき、h=1であるものとする。まず、媒介パラメータfrxの値に対して、
【数4】
Figure 0003813509
によりhを求める。さらに、求まったhを用いて、
【数5】
Figure 0003813509
からθを求める。また、式(6)を用いてθも定まる。
【0074】
関数fとしては、前記の性質が満たされればよく、特定の関数形に限定されるものではない。今回の実施例では、簡単で扱い易い関数形を採用して、
f(θ,η)=ηwxs…(9)
とした。設計されたものの特性によっては、θに依存する関数にする方がよいということもありうるので、必要に応じてより複雑な関数形を用いればよい。
【0075】
関数I(ψ,ψ)としては、簡単のため恒等的に1とする等してもよいが、微小な完全拡散光源と仮定するなら、
(ψ,ψ)=cosψcosψ…(10)
として、法線方向からの角度の余弦に比例させればよい。
【0076】
関数I(θ,θ)については、物理的に実現可能な形に近いものを設定しないと最適化計算の収束性が悪くなると予想されるが、今回は扁平な形状を単純に表現するように、
【数6】
Figure 0003813509
のように一様な光度の関数を仮定した。
【0077】
光度分布の幅が光源の大きさで定まる場合は、極力狭くるすように目標を設定する必要があるが、光源の大きさがレンズより十分小さく、配光制御で光度分布の幅が決まる場合は関数I(θ,θ)を調整する必要がある。
【0078】
マッピングを定義した領域Iの範囲の中で、適当な本数のサンプルの光線Jを設定する。但し、何回か試行したところ、領域の周辺で発光素子310からの出射角度の大きな領域については、出射面322への入射角度が大きく、最適化計算の収束性が悪くなる。そこで、出射角度の小さな領域でサンプルの光線Jを設定した。具体的には、
【数7】
Figure 0003813509
の範囲からサンプルの光線Jを設定した。
【0079】
出射面322は、自由曲面と呼んだが、数学的には有限個の曲面パラメータで記述される曲面とする。適切な関数形を用いて充分な自由度を付与すれば、実質的には自由曲面とした場合の性能に近い機能を実現し得ると考えられる。曲面は、z=g(x,y)の形で与えるものとする。関数gは、関数値とx,yによる偏微分係数を計算しやすい関数形とすることで、計算負荷を抑制できる。x,yの多項式等はその観点からは好ましいが、高次項が周辺で急激に増大するため、やや扱い難く、収束性が悪くなる傾向がある。そこで、今回は、次のような関数形を採用した。
【0080】
【数8】
Figure 0003813509
【0081】
【数9】
Figure 0003813509
【0082】
但し、ps1はレンズの中心厚とし、g(x,y)は原点で0となる関数とする。なわち、三角関数を基本とするものの、原点での値は0になるように余弦関数にオフセットを付与した。その点を除けば、周期(p,p)の領域の中でフーリエ級数で定義したような形式になっている。なお、x方向については正負で対称な形とするため、xについて反対称となる成分は省略した。
【0083】
次の条件のもとで、曲面が収束することが確認された。
【0084】
レンズ中心厚 :ps1=35(mm)
レンズ屈折率 :n =1.49
関数パラメータ:p=40.0(mm)
関数パラメータ:p=40.0(mm)
領域I水平幅 :wxS=29.0(度)
領域I垂直幅 :wyS=29.0(度)
目標水平角 :w=24.0(度)
目標上側仰角 :wxU=0.8(度)
目標下側仰角 :wxL=0.2(度)
こうして、理論的に所定の特性を有する出射面形状を決定できる場合は、以上の例に示したような最適化計算により面形状を決定する必要はない。しかしながらそのように決定できる場合は比較的限定される。前記のような最適化計算により面形状を決める方法は、所望の特性に厳密に一致するとは限らないものの、自由度の範囲内でなるべく所望の特性に近い特性を実現するものであり、多くの用途に対して柔軟に対応でき、多くの場合に十分な精度で特性を実現できる実用的な方法である。いずれにしろ、用途と必要精度その他の条件に鑑みて設計手法を選択すればよく、曲面を決定する具体的な手法を限定するものではない。
【0085】
以上の説明では、光源である発光素子310は集光レンズ320に直接接触した場合について詳述したが、発光素子310が集光レンズ320外部の所定位置に設置される構成であっても、同様に設計できる。
【0086】
図16の(b)はレンズ一体型発光素子300の変形例に係るレンズ一体型発光素子300Aを示す図である。レンズ一体型発光素子300Aは、発光部330と、この発光部330が取り付けられた集光レンズ340とを備えている。発光部330は、光源保持具331と、この光源保持具331に支持された発光素子332とを備えている。また、集光レンズ340は、発光素子332に向かって凸形状の入射面341と、上述した集光レンズ320の出射面322と同一形状の出射面342とを備えている。入射面341が発光素子332に向かって凸形状としているため、レンズパワーを大きくすることが可能であるが、周辺の光が反射による損失を被る度合いは増加する場合が多い。
【0087】
逆に発光素子332に向かって凹形状としても構わない。発光素子332は集光レンズ340外部の所定位置に保持する必要がある。このための手段は特に限定されるものではなく、発光素子332と集光レンズ340とが別々の独立した部品として装置に設置されてもよい。したがって、図16の(b)の例では光源保持具331を介して所定位置に光源を設置できるようにしている。
【0088】
(第4の実施形態)
図17は本発明の第4の実施の形態に係る灯火装置400を示す横断面図、図18は同灯火装置400を一部切欠して示す側面図である。このような灯火装置400の具体的用途としては、高層ビル屋上等に配置される航空障害灯がある。
【0089】
灯火装置400は、台座401と、後述する複数のレンズ一体型発光素子404を保持する発光素子保持具402と、これを覆うカバー403と、発光素子保持具40に多数取り付けられたレンズ一体型発光素子404とを備えている。
【0090】
台座401は、円盤状あるいは円錐形状をしており、図17に示した実施例においては、内部には回路基板や配線コード等を収納可能な空間部401aが設けられている。なお、回路基板や配線コード等を発光素子保持具402内部に収める構成の場合は、空間部401aを設ける必要はない。また、台座の材料としては、レンズ一体型発光素子404から発生し、発光素子保持具402より伝導する熱を放熱する放熱器として機能するために、熱伝導性のある材料を用いるのが好ましい。
【0091】
発光素子保持具402は、台座401上に設置されるものであり、形状は円筒形をしており、レンズ一体型発光素子404の駆動用回路基盤や配線コード等が収めることができる。形状は、図17のように円筒形に限る必要はなく、六角形や八角形等の多角形あるいは楕円を断面形状にもつ筒形でもよい。また、発光素子保持具402の材料としては、レンズ一体型発光素子404からの発生熱を放熱する放熱器として機能するために、熱伝導性のある材料を用いるのが好ましい。
【0092】
カバー403は、ドーム上のキャップ部分と筒状部分からなり、全体がガラスやプラスチック等の透明な部材によって構成されている。カバー403により、レンズ一体型発光素子404、発光素子保持具402、台座401の上部が保護される。
【0093】
レンズ一体型発光素子404としては上述した第1乃至第3の実施の形態に記述された集光レンズと発光素子とが組み合わされたものである。レンズ一体型発光素子404は、発光素子保持具40の側面に複数個配置され、周方向に所定の間隔をもって並列される。
【0094】
このレンズ一体型発光素子404の一個につき、鉛直角方向は狭く、水平方向に広がりをもつ扁平な光度分布が得られるため、周方向にレンズ一体型発光素子を配列することで、鉛直角方向は狭く、水平方向の全方向に対しては均一な、光度分布を得ることができる。また、レンズ一体型発光素子404の縦方向の配列は、図17及び図18に示す実施例においては、鉛直方向に直列に並んでいる。
【0095】
以上のように構成された灯火装置400を用いれば、鉛直方向は狭く、水平方向の全方向に対しては一様な、光度分布を得ることができる。例えば、航空障害灯は高層ビルの屋上に設置され、航空機に障害物の存在を、知らせるためのものであり、下方向や上方向に多くの光を発する必要はない。よって本発明の灯火装置400によって、不必要な方向に光を発せず、必要な方向だけに光を発する高効率な、航空障害灯を構成することが有効である。
【0096】
図19は灯火装置400の変形例に係る灯火装置400Aを一部切欠して示す側面図である。図19において、図17及び図18と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0097】
灯火装置400A直列の配列方向は鉛直方向に限ることはなく、図17のように、鉛直方向から傾いた斜め方向に配列してもよい。本変形例においては上述した灯火装置400と同様の効果が得られるとともに、光度分布の水平方向の均一性を高めることができる。
【0098】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0099】
【発明の効果】
本発明によれば、光源で発生した光は有効に所定方向に導かれ、簡便な構成で高効率の配光が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子を示す斜視図。
【図2】同レンズ一体型発光素子を示す縦断面図。
【図3】同レンズ一体型発光素子の第1変形例を示す縦断面図。
【図4】同レンズ一体型発光素子の第2変形例を示す縦断面図。
【図5】同レンズ一体型発光素子の第3変形例を示す縦断面図。
【図6】同レンズ一体型発光素子の第4変形例を示す縦断面図。
【図7】同レンズ一体型発光素子の第5変形例を示す縦断面図。
【図8】同レンズ一体型発光素子の第6変形例を示す縦断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子を示す縦断面図。
【図10】同レンズ一体型発光素子を示す横断面図。
【図11】同レンズ一体型発光素子を示す縦断面図。
【図12】同レンズ一体型発光素子の変形例を示す縦断面図。
【図13】同レンズ一体型発光素子の変形例を示す斜視図。
【図14】同変形例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係るレンズ一体型発光素子を示す斜視図。
【図16】(a)は同レンズ一体型発光素子を示す縦断面図、(b)は同レンズ一体型発光素子の変形例を示す縦断面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態に係る灯火装置を示す横断面図。
【図18】同灯火装置を一部切欠して示す側面図。
【図19】同灯火装置の変形例を一部切欠して示す側面図。
【図20】従来の灯火装置を一部切欠して示す側面図。
【図21】同灯火装置に取り付けられた発光素子を示す側面図。
【図22】航空障害灯の光度分布配光特性の一例を示す図。
【符号の説明】
100,100A〜100F,200,200A,300…レンズ一体型発光素子
110,210,310,330…発光デバイス
120,220,320,340…集光レンズ
400,400A…灯火装置

Claims (3)

  1. 柱状に形成された発光素子保持具と、
    この発光素子保持具の外周壁に配列されたレンズ一体型発光素子とを備え、
    前記レンズ一体型発光素子は、
    微小発光部と、
    使用波長域において透明な部材からなり、前記微小発光部から出射された光を集光する集光レンズとを有し、
    前記集光レンズは、前記微小発光部から出射される光を導入する入射面と、この入射面より入射した光を偏向してその出射方向が少なくとも所定方向において所定の角度範囲内に規制され、偏平な光度分布を有する光を出射し、前記所定方向に平行な切断面の外周が楕円に形成された出射面とを有し、
    前記微小発光部は、少なくとも前記楕円の短軸方向に沿って所定の長さを有し、前記楕円の長軸上にその端部が位置するものであることを特徴とする航空障害灯。
  2. 前記楕円は、前記微小発光部の法線方向に対し傾けて配置されるものであることを特徴とする請求項に記載の航空障害灯。
  3. 前記端部に前記楕円の第1焦点が位置するとともに、前記楕円の第2焦点は、前記微小発光部の法線上から離間して配置されていることを特徴とする請求項に記載の航空障害灯。
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