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JP3813279B2 - 自動車用フロア敷設内装材およびその製造方法 - Google Patents

自動車用フロア敷設内装材およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車のフロアパネル上に装飾、防音用途に敷設する自動車用フロア敷設内装材およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より自動車のフロアパネル上に内装材を敷設し車内を装飾するとともに、防音性を高めていた。その基本的な構成は表層のカーペットと裏層の緩衝材を積層したものであった。特に防音特性は各種の緩衝材の選択によって大きく影響されることが知られている。
【0003】
例えばウレタン樹脂発泡体やフェルトなどの多孔質吸音材を緩衝材として用いることが多かったが、この場合、400Hz以上の高い周波数では良好な防音性能を示すものの、100〜400Hzの低周波数成分、特にエンジンノイズの2〜3次成分や、ロードノイズに対しては十分な防音性能が得られず改良が求められていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の実情に鑑み、100〜5kHzの広範囲の防音性に優れた自動車用フロア敷設内装材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、自動車のフロアパネル上に装飾、防音用途に敷設する自動車用フロア敷設内装材であって、
カーペットの裏面側に、非通気性の樹脂フィルム間に気体を閉じ込めてなる空洞層を、少なくとも所望の領域全体にわたって形成し、前記空洞層の前記カーペットと反対側に、密度0.04〜0.18g/cm 3 のウレタン樹脂発泡体からなる緩衝材層を注入発泡成形によって一体的に形成してなることを特徴とする。そして、前記カーペットと前記空洞層の間に補強シートが形成されているものが好ましい。
【0006】
また、この発明は、上記の自動車用フロア敷設内装材の製造方法であって、カーペットの裏面に熱可塑性樹脂のバッキングを施す工程と、前記バッキングを施したカーペットを、裏面から加熱して前記バッキングを軟化させる工程と、前記バッキングが軟化した状態のカーペットを所望の形状にプレス成形する工程と、成形したカーペットの裏面に、非通気性の樹脂フィルム間に気体を閉じ込めてなる空洞層を付与する工程と、所望の形状のキャビティを有する成形型に、前記空洞層を付与したカーペットの裏面を前記キャビティに向けて配し、型締めした後、前記キャビティ内にウレタン樹脂発泡体となる原料を投入して、前記空洞層の前記カーペットと反対側に、前記ウレタン樹脂発泡体からなる緩衝材層を注入発泡成形によって一体的に形成する工程と、を有することを特徴とする。
【0007】
上記のとおりの発明では、カーペットの裏面側に、非通気性の樹脂フィルム間に気体を閉じ込めてなる空洞層を付与し、空洞層のカーペットと反対側に特定密度のウレタン樹脂発泡体からなる緩衝材層を一体的に形成することにより、広範の周波数域で防音性が向上する。その理由は以下による。
【0008】
第1に、上記構成のとおりに空洞層を形成したことにより、背後空気層を付加したモデルとなり、図5に示すように周波数の低い側からの吸音率が良好である。特に、単一の材料あるいは複数の異なる材料からなる緩衝材層をカーペット層の裏面に付与したものと比べて、吸音率が200〜800Hzの周波数において優れる。
【0009】
第2に、上記構成のとおりに空洞層を形成したことにより、中空二重壁構造となるので、図6に示すように単一の材料あるいは複数の異なる材料からなる緩衝材層をカーペット層の裏面に付与したものと比べて、ある周波数域、特に700Hz〜4kHzで透過損失の量が向上する、つまり遮音性能が高くなる。
【0010】
第3に、上記構成のとおりに空洞層を形成することにより、空気ばねを付加させた構造となり、介在させる物質の固有振動数が小さい程、低周波数側からの振動遮断が良好になることから、フェルトの固有振動数40〜260Hzやウレタンの固有振動数150〜350Hzより小さい、4〜20Hzの固有振動数の空気ばねによれば、振動伝達特性の減衰量が大きくなる為である。
【0011】
以上の事を総合的に評価すると、上記のような空洞層をカーペットと緩衝材層の間に介在させたことにより、広範な周波数域において、防音性能が向上する。
【0012】
また、この自動車用フロア敷設内装材の製造方法では、カーペットの裏面に緩衝材層を一体化する工程と緩衝材の成形工程を統合することにより、カーペット、空洞層、緩衝材をより少ない工程で積層一体化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明による自動車用フロア敷設内装材の一実施形態を示す断面図である。
【0015】
この実施形態の自動車用フロア敷設内装材は図1に示すように、自動車の凹凸のあるフロアパネル1上に緩衝材層2、所望の領域全体にわたって存在する実質からっぽの空洞層3、カーペット4を順に積層し一体化させてなる。また、この内装材はカーペット4の裏面にバッキング(裏打ち)5を施したものでも良い。
【0016】
緩衝材層2として本発明に最も適するのは、ウレタン樹脂発泡体である。このウレタン樹脂発泡体は、好ましい密度が0.04〜0.18g/cm3で、かつ高弾性で柔軟性のある軟質〜やや硬質のもので、注入発泡成形によってカーペットの裏面側に一体的に形成されるものである。
【0017】
その緩衝材層2の形状は下面を敷設位置のフロアパネル1に沿った形状にし、上面を平坦にする。緩衝材層2の厚さは2〜20mmが適するが、最低でも5mm以上あることが好ましい。
【0019】
また、空洞層3として好ましいのは、2枚の非通気性の樹脂フィルムの間に気体(例えば空気)を閉じ込めたものであり、空洞層は複数の小部屋に区切られていても良い。空洞層3の形成は、2枚の樹脂フィルム間をその端縁で相互に接着し、あるいは複数の小部屋に区切る場合はフィルム面の内方の一部を相互に接着して、間に気体を閉じ込める。または、ブロー成形等によって内部を中空にした樹脂成形体による空洞層も好ましい(図2参照)。
【0020】
その樹脂フィルムの素材はポリエチレンや、ポリエチレン/接着層/ナイロン/接着層/ポリエチレンの積層体など、厚さ10〜100μmが好ましい。空洞層3の厚さは4mm以上あれば良い。また空洞層3はカーペット4と緩衝材層2との間の接面全体にわたって介在させても、あるいは特定の防音性の向上に有利な部位にのみ介在させても良い。
【0021】
空洞層は、カーペット上からの圧縮に対して、破裂または破損しない耐荷重が20kgf以上(φ10mm円圧縮)、ないし100kgf以上(φ100mm円圧縮)あるものが本発明に適する。これはカーペット上をハイヒールで踏みつけるような局所的な高荷重を想定した試験である。なお、耐荷重がこれ未満である空洞層は、内部を実質空っぽにすることができず、充填材、補強材を含んだり、または、空洞層を耐荷重のでるまで小型化し、分割配置する必要がある。
【0022】
本発明の場合、ブロー成形等によって内部を中空に成形した樹脂成形体による空洞層では、この耐荷重の条件を満たすが、非通気性の樹脂フィルムによる空洞層では、この耐荷重の条件を満たせない場合もある。その際は後述する補強シートを用いて荷重の集中を避ける。
【0023】
また、カーペット4はこの用途に公知の各種のカーペットを用いることが可能である。すなわち、基布に対してパイル糸をタフティングして立毛を形成したタフトカーペット(例えばループパイルカーペット、カットパイルカーペットなど)や、繊維ウェブをニードリングにより突き固めてなるニードルパンチカーペットである(目付量250〜1000g/cm2)。
【0024】
バッキング5は、熱可塑性樹脂(例えば低密度ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂など)から成って、パイル糸を固定するとともに、カーペットに加熱成形性を付与する。
【0025】
また、カーペット4と空洞層3の間に、必要に応じて、補強シートを配してもよい。これは、カーペット4の表側から局所的な高荷重が作用した場合に空洞層3がその荷重を支えきれずに変形するのを防止するものである。この補強シートは厚さ0.5〜4mm、素材はPVC(塩化ビニル樹脂の薄い板)、ハードボード、ハードシート等が好ましい。
【0026】
次に、図1乃至4を参照し、本実施形態の自動車用フロア敷設内装材の製造方法を説明する。図3は本発明による自動車用フロア敷設内装材の製造方法の一実施形態を表した工程図、図4は図1に示した緩衝材層の成形の様子を表した断面図である。
【0027】
まず、カーペット4は裏面に熱可塑性樹脂のバッキング5を施す(ステップS1)。このバッキングの施工は、例えばシート押出機によって熱可塑性樹脂(例えば低密度ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂など)を厚さ0.1〜5mmのシート状に押し出し、カーペットの裏面に重ね、熱可塑性樹脂の可塑性を利用して、押圧積層する。
【0028】
次に、バッキング5を施したカーペット4を、裏面から加熱してバッキング5を軟化させ、再び可塑性のある状態におく(ステップS2)。
【0029】
この状態でカーペット4を、対のプレス成形型間に配してプレス成形し、バッキング5を固化して、所要の形状とする(ステップS3)。
【0030】
成形したカーペット4をプレス成形型から脱型して、裏面に空洞層3を付与する(ステップS4)。この空洞層の付与は、接着材や粘着材などによるのが好ましい。また、補強シートを用いる場合は、この段階でカーペット4と空洞層3の間に付与する。
【0031】
次いで、空洞層3を付与したカーペット4を、緩衝材層2の成形型6内に配する(図4参照)。その後、所要のキャビティをもって型締めされる型間に、キャビティ6a内方にカーペット4の裏面を向けて配し、型締めする。
【0032】
型締めに先だってもしくは型締め後に、キャビティ6a内に緩衝材層2の原料を投入して、カーペット4の裏面側に、カーペット4及び空気層3に一体的な緩衝材層2を形成する。
【0033】
緩衝材層2として最も本発明に適するのはウレタン樹脂発泡体であり、この場合は反応性の2液原料を混合して直ちにキャビティ6a内に投入し、キャビティ6a内で発泡反応を進めて緩衝材層を形成する。
【0034】
また緩衝材層2が繊維素材を原料とするものである場合は、低融点繊維やバインダーを混合して加熱成形する。
【0035】
なお、図2に示したようにブロー成形により空洞層3aを形成する場合は、あらかじめ別工程で成形したブロー成形体を接着剤や粘着剤で付与する方法の他に、上記と同様のステップS1〜S3までの工程を終了した後、成形したカーペット4をプレス成形型から脱型し、そのカーペット4を、緩衝材層2の成形型(不図示)内に配する。その後、所要のキャビティをもって型締めされる型間に、キャビティ内方にカーペット4の裏面を向けて配し、型締めする。
【0036】
型締めに先だってもしくは型締め後に、キャビティ6a内に緩衝材層2の原料を投入する。そして、カーペット4の裏面側と緩衝材層2の界面へガスを高圧で送り込み、カーペット4の裏側に面する緩衝材層2中に空気層3aを形成する。
【0037】
【実施例】
以下、本発明の一実施例の効果を、2つの比較例について、▲1▼吸音性、▲2▼遮音性、▲3▼振動遮断性の3点から比較評価した。
【0038】
本実施例のフロア敷設内装材の構成は、カーペット(バッキングを付与してあっても良い)、空洞層、緩衝材層より成り、実施例および、比較例の構成はそれぞれ表1に示すとおりである。
【0039】
【表1】
Figure 0003813279
各例は内装材の構成からカーペットを除いた層の厚さを20mmに統一し、実施例では上部の10mmを空洞層に、下部の10mmをウレタン樹脂発泡体(25%圧縮荷重22kgf「ASTM−D3574B法」、密度0.07g/cm3の高弾性発泡体)による緩衝材層に形成した。
【0040】
比較例1では、20mm全部を、前記の高弾性ウレタン樹脂発泡体のみからなる緩衝材層に形成した。
【0041】
比較例2では、20mm全部を2層の異なる材料からなる緩衝材層に形成した。すなわち、緩衝材層の上部の10mmを前記の高弾性ウレタン樹脂発泡体で、下部の10mmをポリエステル繊維フェルト(25%圧縮荷重8.7kgf「ASTM−D3574B法」、密度0.015g/cm3)で形成した。
【0042】
「評価方法」
▲1▼吸音性:JIS−A−1405による垂直入射吸音率測定によって評価する(音の入射方向はフロア敷設内装材の緩衝材層側)。
▲2▼遮音性:2つの無響室を向き合わせ、その隔壁に試料を取り付け、一方の無響室の音源での出力を、他方の無響室で集音し、出力と入力の比で評価する無響室−無響室形の透過損失測定によって評価する。
▲3▼振動遮断性:パネル加振法によって評価する。すなわち、400×500mmの鋼板上に試料を載置し、種々の周波数の振動入力を与えた場合の、入力振動の加速度X0と試料上での加速度X2の比で評価する。この場合、値が小さいほど振動遮断性が優れる。
【0043】
「評価結果」
本実施例のフロア敷設内装材の吸音性の評価結果について図5のグラフに示した。この図に示すように実施例は、比較例1や比較例2に比して、より低い周波数から吸音性が向上し、防音性に有利である。
【0044】
本実施例のフロア敷設内装材の遮音性の評価結果について、図6のグラフに示した。この図に示すように実施例は、比較例1や比較例2に比して、共振周波数がより低周波数側にシフトしている。その結果、700Hz〜4.5kHzの周波数域において、実施例は遮音性能がまさる結果となった。
【0045】
さらに、本実施例のフロア敷設内装材の振動遮断性の評価結果について図7のグラフに示した。この図において、50〜250Hzの領域では実施例と比較例2が比較例1にまさり、250〜450Hzの領域では比較例2、実施例、比較例1の順で振動遮断性がまさった。
【0046】
以上の評価結果を上記に示した表1にまとめた。各評価項目を通じて評価がすぐれるのは実施例のみである。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、カーペットの裏面側に、非通気性の樹脂フィルム間に気体を閉じ込めてなる空洞層を付与し、空洞層のカーペットと反対側に特定密度のウレタン樹脂発泡体からなる緩衝材層を一体的に形成したことにより、空洞層を用いずに単一の材料あるいは複数の異なる材料からなる緩衝材層をカーペット層の裏面に付与したものと比べて、広範な周波数域において、防音性能を向上させることができる。
【0048】
また、この自動車用フロア敷設内装材の製造方法によれば、カーペットの裏面に緩衝材層を一体化する工程と緩衝材の成形工程が統合されるので、カーペット、空洞層、緩衝材をより少ない工程で積層一体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用フロア敷設内装材の一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の空洞層をブロー成形で形成したものを示す断面図である。
【図3】本発明による自動車用フロア敷設内装材の製造方法の一実施形態を表した工程図である。
【図4】図1に示した緩衝材層の成形の様子を表した断面図である。
【図5】本発明のフロア敷設内装材の一実施例における吸音性の評価結果を示すグラフである。
【図6】本発明のフロア敷設内装材の一実施例における遮音性の評価結果を示すグラフである。
【図7】本発明のフロア敷設内装材の一実施例における振動遮断性の評価結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 フロアパネル
2 緩衝材層
3,3a 空洞層
4 カーペット
5 バッキング
6 成形型
6a キャビティ
S1 バッキング工程
S2 加熱工程
S3 プレス成形工程
S4 空洞層付与工程
S5 緩衝材層成形工程
S6 脱型工程

Claims (3)

  1. 自動車のフロアパネル上に装飾、防音用途に敷設する自動車用フロア敷設内装材であって、
    カーペットの裏面側に、非通気性の樹脂フィルム間に気体を閉じ込めてなる空洞層を、少なくとも所望の領域全体にわたって形成し、前記空洞層の前記カーペットと反対側に、密度0.04〜0.18g/cm 3 のウレタン樹脂発泡体からなる緩衝材層を注入発泡成形によって一体的に形成してなることを特徴とする自動車用フロア敷設内装材。
  2. 前記カーペットと前記空洞層の間に補強シートが形成された請求項に記載の自動車用フロア敷設内装材。
  3. 請求項1又は2に記載の自動車用フロア敷設内装材の製造方法であって、
    カーペットの裏面に熱可塑性樹脂のバッキングを施す工程と、
    前記バッキングを施したカーペットを、裏面から加熱して前記バッキングを軟化させる工程と、
    前記バッキングが軟化した状態のカーペットを所望の形状にプレス成形する工程と、
    成形したカーペットの裏面に、非通気性の樹脂フィルム間に気体を閉じ込めてなる空洞層を付与する工程と、
    所望の形状のキャビティを有する成形型に、前記空洞層を付与したカーペットの裏面を前記キャビティに向けて配し、型締めした後、前記キャビティ内にウレタン樹脂発泡体となる原料を投入して、前記空洞層の前記カーペットと反対側に、前記ウレタン樹脂発泡体からなる緩衝材層を注入発泡成形によって一体的に形成する工程と、を有することを特徴とする自動車用フロア敷設内装材の製造方法。
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