JP3812000B2 - プッシュナットおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種家電製品や精密機器類等に多用されているシャフト等の端部をフレーム壁等に支承させる際に用いられるプッシュナットの改良に関し、家電製品等の組み立て効率を向上させるとともに生産コストの低減をはかることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
従来公知のプッシュナットは、円形のバネ材により構成され、しかも該バネ材の外周端縁に一定幅の平坦なフランジが形成され、さらに中心にはプッシュ穴が形成されているとともに、該プッシュ穴の周りには、自由端を上記プッシュ穴の中心、すなわち求心穴に向けて放射状に配した複数の羽板が形成されており、フランジを持って上記求心穴をシャフト等に挿通させた場合に、求心穴周辺の各羽板が、その弾性力に抗して放射方向に押し広げられながら、シャフトの軸方向に進入し、目的箇所に達したところで、各羽板の自由端がシャフトの側面に食い込んで係着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のプッシュナットにあっては、これを用いる場合に、これに隣接する回転部品とのスラスト面摩擦を避けるためにワッシャーを介在させる必要がある。 そこでプッシュナットの圧入前に、まずワッシャーをシャフトに挿通させる必要があるところから部品点数が多く、また工程数が増え、しかもワッシャーの入れ忘れによる製品欠陥の発生や、ワッシャー入れ忘れ後のプッシュナットの取り出しに手間取る等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明にあっては、上記した従来技術における種々の課題を解決し、ワッシャーをプッシュナットに一体化させることにより、ワッシャーの入れ忘れや重複装入を無くすとともに、組み立て工程の短縮化と部品点数の減少、ならびにコストの低減をはかるようにしたものであって、具体的には求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材の外周縁端部に一定長さの連結部を介して連設させたワッシャーであって、該ワッシャーにはその外周端縁に、ワッシャーの放射外方に向けて突出させた舌片を少なくとも1箇所形成してなり、上記連結部によりプッシュバネ材とワッシャーとが同芯位置となるように裏側に反転折り返すとともに、前記舌片をプッシュバネ材外周縁方向に向けて起立させてなることを特徴としたプッシュナットに関する。
【0009】
さらに本発明は、求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材の外周縁端部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部を介してそれぞれ放射外方に向けて展開する複数の分割ワッシャー素材を連設し、上記連結部により各分割ワッシャー素材をプッシュバネ材の裏側に反転折り返して、各分割ワッシャー素材の集合体として、前記プッシュバネ材と同芯位置となるようにワッシャーを一体に形成してなることを特徴としたプッシュナットにも関する。
【0010】
さらに本発明は、上記した各分割ワッシャー素材の集合体が、全体として周方向に向けてウエービングさせてなるものであるプッシュナットにも関する。
【0014】
さらに本発明は、求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材の外周縁端部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部を介してそれぞれ放射外方に向けて展開する複数の分割ワッシャー素材を連設してなり、上記連結部により各分割ワッシャー素材をプッシュバネ材の裏側に反転折り返して、各分割ワッシャー素材の集合体として、前記プッシュバネ材と同芯位置となるようにしたプッシュナットの製造方法にも関する。
【0015】
さらに本発明は、弾性鋼板から、自由端を求心穴に向けた複数の羽板を放射状に形成したプッシュバネ材、および該プッシュバネ材におけるフランジの外周縁端部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部を介してそれぞれ放射外方に向けて展開するところの、上記フランジの周方向複数分の1に相当する面積、および形状の分割ワッシャー素材とからなるブランクを打ち抜き形成する工程と、プッシュバネ材の羽板をプッシュバネ材の表側に向けて台形状に突出形成させる工程と、各連結部により、各分割ワッシャー素材をプッシュバネ材の裏側に反転折り返して各分割ワッシャー素材の端部を相互に接近させてワッシャー素材の集合体としてプッシュバネ材のプッシュ穴と同軸状の穴を有するワッシャーを一体形成する工程とからなるプッシュナットの製造方法にも関する。
【0016】
上記した構成において、シャフト等にまずワッシャー側を先頭にし、ワッシャーの中心穴をシャフトに通すとともに、これに続いて同芯位置にあるプッシュナットの求心穴を、その回りの羽板の弾性抵抗に抗して目的位置に達するまで圧入させることによりシャフト等を例えばケース側面板等に固定する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の具体的な内容を図1〜2の第1実施例をもとに説明すると、図において、Aは円形のプッシュバネ材1により構成されるプッシュナット、Bは同じく円形のワッシャーバネ材8により構成されるワッシャーをあらわす。 プッシュナット1は、プッシュバネ材1の外周端縁に一定幅の平坦なフランジ2が形成され、さらに中心にはプッシュ穴3が形成されているとともに、該プッシュ穴3の周りには、起立線5との間に切り込み4が6カ所、それぞれ放射方向に形成されており、これにより自由端を上記プッシュ穴3の中心、すなわち求心穴に向けて放射状に配した複数の羽板6が形成されている。
【0018】
一方ワッシャーBは、円形のワッシャーバネ材8の中心に円形の穴9を有し、しかも外周端縁の一部には、前記したプッシュナットAの外周端縁部との間に連結部7を形成してワッシャーBとプッシュナットAとを連結部7により一体的に連結させており、さらにワッシャーBの外周縁における適当箇所には、プッシュナットAの外周縁方向に向けて直角に起立可能な舌片10が外方に向けて突出形成されている。
【0019】
しかるにこれらのプッシュナットAおよびワッシャーBを成型する場合には、図2に平面的にあらわされているように、弾性力のある鋼板を用いて、中間の連結部7を境として、その一方にはプッシュナットAを、また他方にワッシャーBを、それぞれの外形輪郭のみを有する一個の平面的なブランク部品として型抜きにより形成される。 次いでプッシュナットAを構成するプッシュバネ材1の中心にはプッシュ穴3を、またワッシャーBを構成するワッシャー素材8の中心には穴9を、それぞれ型抜きするとともに、上記プッシュ穴3の周縁部に、起立線5との間に6カ所の切り込み4を、それぞれ放射方向に形成する。
【0020】
次にプレス型を用いて上記切り込み4を入れた部分を、起立線5からプッシュ穴3を中心としてプッシュバネ材1の表側方向に向けて、台形状に突出させることにより、自由端を上記プッシュ穴3の中心、すなわち求心穴に向けて放射状に配した複数の羽板6を形成する。 さらに連結部7の部分をもってワッシャーBをプッシュバネ材1の裏側に反転折り返して、プッシュナットAとワッシャーBとを、相互の軸芯を略一致させるべく接近させ、最後にワッシャーB側の舌片10をプッシュナットの外周縁方向に向けて直角に起立させて完成する(図1参照)。
【0021】
上記したプッシュナットを使用する場合には、まずワッシャーBを先頭にして、その穴9をシャフト等に通すとともに、これに続いて同芯位置にあるプッシュナットAの求心穴を、その回りの羽板3の弾性抵抗に抗して目的位置に達するまで圧入させることによりシャフト等を例えばケース側面板等に固定させるようにする。
【0022】
【実施例】
また図3〜4には本発明の第2実施例が示されている。 この第2実施例のプッシュナットAにおけるプッシュバネ材1の構成については、前記した第1実施例のものと全く同様であり、これに連結部7を介して連結されるワッシャーBについての構成のみが若干異なっている。 すなわちこの場合におけるワッシャーBは、ワッシャーB自体に軸方向の弾性を持たせるために図4にあらわしたように円形のバネ材8の全体を周方向に向けて湾曲(ウェービング)させている。
【0023】
したがってこれを使用する場合には、湾曲したワッシャーBを先頭に、その穴9をシャフト等に通すとともに、これに続いて同芯位置にあるプッシュナットAの求心穴を、その回りの羽板3の弾性抵抗に抗して目的位置に達するまで圧入させることによりシャフト等を例えばケース側面板等に対して、ワッシャーBの湾曲している分の弾性力だけ、より一層強固に固定させることができる。
【0024】
さらに図5〜7には本発明の第3実施例が示されている。 この第3実施例のプッシュナットAにおけるプッシュバネ材11の基本的な構成については、前記した第1および第2実施例のものと略同様であるが、これに連結部を介して連結されるワッシャーBの構成が全く相違している。 すなわちプッシュナットAのプッシュバネ材11は、その外周端縁に一定幅の平坦なフランジ12が形成され、さらに中心にはプッシュ穴13が形成されているとともに、該プッシュ穴13の周りには、起立線15との間に切り込み14が6カ所、それぞれ放射方向に形成され、しかも該部分がプッシュバネ材11の表側に向けて台形状に突出しており、これにより自由端を上記プッシュ穴13の中心、すなわち求心穴に向けて放射状に配した複数の羽板16が形成されている。
【0025】
一方ワッシャーBは、円周方向に三等分された3つの分割ワッシャー素材18により形成され、しかもそのそれぞれがプッシュナットAを構成するプッシュバネ材11の外周端縁の対称位置に形成された連結部17により連結保持されている。 つまりワッシャーBを構成する分割ワッシャー素材18は、プッシュナットAのフランジ12を周方向に略三等分した大きさに略等しい大きさで、内側に穴19形成用の湾曲部19aを有し、該湾曲部19aの反対側面中央部を前記したプッシュナットAの外周端縁部であって、周方向等間隔位置に設けられた一定長さの連結部17を介してそれぞれ放射外方に向けて展開させるべくバネ材11の外周端縁に連結保持させて構成されているとともに、該中央の連結部17により連結させた部分を中心として、その左右湾曲方向両端にかけて次第にプッシュナットAから遠ざかる両端方向にウエーブさせており、しかもその両端部には押さえ部20が形成されている。
【0026】
この第3実施例のプッシュナットの具体的な製造方法の一例をあらわすと、弾性力のある鋼板から、プッシュナットAを構成するプッシュバネ材11におけるフランジ12の外周端縁部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部17を介してそれぞれ放射外方に向けて展開するところの、上記フランジ12の周方向複数分の1に相当する面積、および形状の分割ワッシャー素材18とからなるブランクを打ち抜き形成する(図5参照)。つぎにプッシュ穴13を打ち抜くとともに、その周りに立ち上がり部15との間に複数の切り込み14を形成し、さらにその部分をプレス手段により起立線15からプッシュ穴13の中心方向に向けて、バネ材11の表側に台形状に突出させ、これにより自由端を上記プッシュ穴13の中心、すなわち求心穴に向けて放射状に配した複数の羽板16を形成する。
【0027】
つぎに各連結部17により、分割ワッシャー素材18をプッシュナットA(プッシュバネ材1)の裏側に反転折り返し、これによって各分割ワッシャー素材18の端部の押さえ部20を相互に接近させてワッシャー素材の集合体としてプッシュ穴13と同軸状の穴19を有するワッシャーBを一体に形成する。
【0028】
しかるに、これを使用する場合には、ワッシャーB側を先頭に、その穴19をシャフト等に通すとともに、これに続いて同芯位置にあるプッシュナットAのプッシュ穴13を、その回りの羽板16の弾性抵抗に抗して目的位置に達するまで圧入させることにより、シャフト等を例えばケース側面板等に対して、固定する場合において、ワッシャーB本来の厚み分のみならず、ワッシャーBのウエーブした各バネ材両端の押さえ部20までの、軸方向ウエーブ厚み分の弾性力だけ、より一層強固に固定させることができる。
【0029】
なお上記した第3実施例においては、プッシュナットAを構成するプッシュバネ材11に連結部17を介して保持させる分割ワッシャー素材18を、上記したプッシュバネ材11のフランジ12の外周方向略3分の1に相当する面積、および形状のバネ材18を、上記フランジ12の円周方向とは反対方向に向けて3カ所、等間隔に一体に保持させるようにしたが、必ずしもこのような構成にする必要はない。
【0030】
このほかにも図示はしないが、プッシュバネ材11のフランジ12の外周方向略2分の1に相当する面積、および形状の分割ワッシャー素材18を、上記フランジ12の円周方向とは反対方向に向けて2カ所、対称位置となるように一体に保持させ、あるいはプッシュバネ材11のフランジ12の外周方向略4分の1またはそれ以上に相当する面積、および形状の分割ワッシャー素材18を、上記フランジ12の円周方向とは反対方向に向けて4カ所、またはそれ以上それぞれ対称位置となるように一体に保持させるようにしてもよく、要するにプッシュバネ材におけるフランジの外周端縁の対称位置に、連結部を介して上記フランジの複数分の1に相当する面積、および形状の分割ワッシャー素材を、上記フランジの円周方向の裏側に向けて一体に保持させるようにすればよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明は上記した通り、求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材の外周縁端部に一定長さの連結部を介して連設させたワッシャーであって、該ワッシャーにはその外周端縁に、ワッシャーの放射外方に向けて突出させた舌片を少なくとも1箇所形成してなり、上記連結部によりプッシュバネ材とワッシャーとが同芯位置となるように裏側に反転折り返すとともに、前記舌片をプッシュバネ材外周縁方向に向けて起立させてなるために、各種家電製品類等の組み立てに際し、ワッシャーの入れ忘れや重複装入を無くし、また作業効率を向上させるとともに生産コストの低減をはかることができるのみならず、部品としての多数のプッシュナットを、例えばパーツフィーダー等に入れて順次用いる場合において、プッシュナット相互の噛み合いによるフィーダー出口での目詰まりを防ぎ、作業中断等の障害発生を減少させることができる。
【0033】
さらに、求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材におけるフランジ外周縁端部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部を介してそれぞれ放射外方に向けて展開させるべく分割ワッシャー素材をそれぞれ連設し、各連結部により、各分割ワッシャー素材をプッシュバネ材の裏側に反転折り返して、各分割ワッシャー素材の集合体として、前記プッシュバネ材と同芯位置となるようにワッシャーを一体に形成するようにした場合においては、弾性鋼板素材からのブランク形成に際して、材料の無駄を減少させることができ、しかも分割ワッシャー素材の集合体として形成されたワッシャーの軸芯をプッシュバネ材の軸芯に対して容易に一致させやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるプッシュナットの拡大斜視図。
【図2】図1のプッシュナットを製造するための、弾性鋼板から打ち抜かれた素材ブランクの平面図。
【図3】本発明の第2実施例であるプッシュナットの拡大斜視図。
【図4】図3のプッシュナットの側面図。
【図5】本発明の第3実施例であるプッシュナットを製造するための、弾性鋼板から打ち抜かれた素材ブランクの平面図。
【図6】図5の素材ブランクを用いて製造されたプッシュナットの底面(裏側)図。
【図7】図6のプッシュナットの側面図。
【符号の説明】
A プッシュナット
B ワッシャー
1 プッシュバネ材
2 フランジ
3 プッシュ穴
4 切り込み
5 起立線
6 羽板
7 連結部
8 ワッシャー素材
9 穴
10 舌片
11 プッシュバネ材
12 フランジ
13 プッシュ穴
14 切り込み
15 起立線
16 羽板
17 連結部
18 分割ワッシャー素材
19 穴
19a 湾曲部
20 押さえ部
Claims (6)
- 求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材の外周縁端部に一定長さの連結部を介して連設させたワッシャーであって、該ワッシャーにはその外周端縁に、ワッシャーの放射外方に向けて突出させた舌片を少なくとも1箇所形成してなり、上記連結部によりプッシュバネ材とワッシャーとが同芯位置となるように裏側に反転折り返すとともに、前記舌片をプッシュバネ材外周縁方向に向けて起立させてなることを特徴としたプッシュナット。
- 求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材の外周縁端部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部を介してそれぞれ放射外方に向けて展開する複数の分割ワッシャー素材を連設し、上記連結部により各分割ワッシャー素材をプッシュバネ材の裏側に反転折り返して、各分割ワッシャー素材の集合体として、前記プッシュバネ材と同芯位置となるようにワッシャーを一体に形成してなることを特徴としたプッシュナット。
- 請求項2に記載の各分割ワッシャー素材の集合体が、全体として周方向に向けてウエービングさせてなるものであるプッシュナット。
- 求心穴に向けて複数の羽板を形成したプッシュバネ材の外周縁端部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部を介してそれぞれ放射外方に向けて展開する複数の分割ワッシャー素材を連設してなり、上記連結部により各分割ワッシャー素材をプッシュバネ材の裏側に反転折り返して、各分割ワッシャー素材の集合体として、前記プッシュバネ材と同芯位置となるようにしたプッシュナットの製造方法。
- 弾性鋼板から、自由端を求心穴に向けた複数の羽板を放射状に形成したプッシュバネ材と、該プッシュバネ材におけるフランジ外周縁端部であって、周方向等間隔位置に一定長さの連結部を介してそれぞれ放射外方に向けて展開するところの、上記フランジの周方向複数分の1に相当する面積、および形状の分割ワッシャー素材とからなるブランクを打ち抜き形成する工程と、プッシュバネ材の羽板をプッシュバネ材の表側に向けて台形状に突出形成させる工程と、各連結部により、各分割ワッシャー素材をプッシュバネ材の裏側に反転折り返して各分割ワッシャー素材の端部を相互に接近させてワッシャー素材の集合体としてプッシュバネ材のプッシュ穴と同軸状の穴を有するワッシャーを一体形成する工程とからなるプッシュナットの製造方法。
- 請求項5に記載の各分割ワッシャー素材の集合体が、全体として周方向に向けてウエービングさせてなるものであるプッシュナットの製造方法。
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