JP3811591B2 - 金属製造用電解装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば金属ハロゲン化物溶融塩を電気分解して金属を製造する金属製造用電解装置ににおける電解槽シール構造に係り、特に、電解槽内への大気の侵入を抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえばマグネシウムハロゲン化物から金属マグネシウムを製造する場合には、マグネシウムハロゲン化物を金属マグネシウムの融点である670℃よりも高い700℃前後の温度に溶解し、これを電解槽に注入してその内部に設けた陽極および陰極間に直流電流を通電することにより、陽極にハロゲンガス、陰極に金属マグネシウムを生成する。そして、ハロゲンガスが電解浴中を上昇することにより電解浴に対流が生じ、生成した金属マグネシウムはその対流に伴って電解槽の隔壁で仕切られた収集室に移動する。収集室に移動した金属マグネシウムは電解浴よりも比重が小さいために表面に浮揚し、一方上昇したハロゲンガスは電解槽の上部に接続したダクトから他工程へ向けて吸引される。また、電解浴の上面に浮揚した金属マグネシウムは、電解槽の天井部に取り付けられた蓋を外して取り出され回収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、陽極は、大型のものを作製するのが困難なため複数のカーボン板を互いに密着させた構造とされているが、それらの密着面どうしの間からも大気が侵入する。このようにして電解槽内に侵入した大気により、生成した金属マグネシウムなどの金属が酸化され汚染されるという問題があった。特に、クロール法によるチタンの製造において、より高純度のチタンを得るためには、より高純度のマグネシウムを用いる必要がある。さらに、一般に陽極にはグラファイトなどの材料が用いられるため、大気あるいは大気中の水分により酸化されてしまい、断面積が減少して抵抗損失が増大するばかりでなく、場合によっては陽極の落下事故につながる危険性もあった。このため、陽極を頻繁に交換しなければならず、上記のような大気の侵入を防止し、効率の良い金属製造用電解装置の開発が望まれていた。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、電解槽への大気の侵入を簡単かつ有効に防止することができ、製造する金属の酸化による汚染や電極の酸化による劣化を抑制することができる金属製造用電解装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の金属製造用電解装置は、溶融塩浴を貯留する電解槽に、この電解槽の天井部を貫通して内部に突出させられた電極を備えた金属製造用電解装置において、電極を水平方向に互いに密着して並設された複数の板材で構成し、板材どうしの密着部の上端部から下方へ向けて延在する切欠部を設け、この切欠部に粉末を充填したことを特徴としている。このような金属製造用電解装置にあっては、電極の板材どうしの間隙から大気が侵入しようとした際に、粉末が抵抗となって侵入を抑制ないし防止する。
【0007】
本発明で用いられる粉末としては、溶融塩浴の少なくとも一部を構成するものを用いることができる。たとえば、金属マグネシウムを製造する場合には、溶融塩浴としての塩化マグネシウムやフッ化マグネシウム、あるいは添加剤としてのフッ化カルシウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウムなどの粉末を用いることができる。このような粉末を用いることにより、粉末が電解槽に落下したときの溶融塩浴の汚染を防止することができ、結果として製造する金属の汚染を防止することができる。なお、TiO2、SiO2、Al2O3などのセラミックス粉末も使用することができる。
【0008】
粉末を間隙に設けるには任意の手段を採用することができ、たとえば、間隙の入口である蓋の周囲の電解槽との隅部に、粉末を隅肉溶接のように盛り付けても良い。粉末の平均粒径は、0.1〜1.0mmであることが望ましい。粉末の平均粒径が1.0mmを超えると、粉末粒子どうしの間隙が大きいためにシール効果が得られなくなり、粉末の平均粒径が0.1mm未満であると取扱い性が悪くなる。なお、取扱い性を改善するために、粉末を水などの溶剤と混合してスラリー状あるいは粘土状にすることもできる。また、例えば、粒径の異なる同種あるいは異種の粉末を混合して用いることも粉末の充填密度を高めシール性を向上させる上で好ましい態様である。具体的には、CaF2とNaClを1:1〜1:3の割合で用いることにより、気密性の高い粉体シールを行うことができる。
【0011】
ここで、上記構成の金属製造用電解装置では、切欠部の下端部は電解槽の天井部の内部まで延在していることが望ましい。このように構成することにより、粉末は切欠部と天井部とで囲われた空間に充填された状態となるから、粉末の電解浴への落下を防止することができるとともに、粉末を突き固めるなど充填密度を上げてシール性を向上させることもできる。
【0012】
切欠部の形状は任意であり、側面視でV字状、U字状、矩形状などやこれらの形状を組み合わせたものを採用することができる。切欠部の側面視形状をV字状とする場合には、V字面どうしのなす角度は30〜45゜が望ましい。また、切欠部の側面視形状をU字状や矩形状とする場合には、その幅は10〜30mmにすることが望ましい。切欠部の幅が10mm未満では、切欠部に粉末を充填するのが困難となり、30mmを超えると粉末が落下し易くなる。また、切欠部の幅に対する深さの比は、5〜10が好ましい。その比が小さすぎると粉末充填部が浅くなってシール効果が低下してしまい、逆に、大きすぎると粉末の充填率が切欠部の下端部で低下してシール効果が働かなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
A.実施形態の構成
次に、図1〜図3を参照して本発明の実施の形態を説明する。まず、実施形態の金属製造用電解装置の全体構成について説明し、次いで本実施形態の特徴部分である電解槽シール構造について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る密閉型の電解槽の縦断面図、図2は図1のII−II線矢視図である。これら図中、符合Mは例えばマグネシウムハロゲン化物を主体とする電解浴(溶融塩浴)、1は電解浴が貯留される槽本体(電解槽)である。槽本体1は、鉄製の外板2と、外板2にライニングされた断熱レンガ層3および耐火レンガ層4とによって直方体状に形成されたもので、天井部5を備えている。図1に示すように、槽本体1の内部は、対面する1組の側壁(図2の符合6)にわたって設けられた第1の隔壁7と第2の隔壁8とにより、電解室9、金属収集室(収集室)10および中間室11に仕切られている。なお、天井部5は槽本体1の上側全面を覆ってはおらず、金属収集室10に対応する部分に開口12が形成されている。
【0014】
第1の隔壁7の上端は電解浴Mの表面を越え、かつ、その上端と天井部5との間には間隙が形成されている。第1の隔壁7の上部であって電解浴M表面よりも下方には、両室9,11を連通させる複数の上側循環口14が、横方向に間隔をおいて形成されている。また、第1の隔壁7の下端7aは槽本体1の底には達しておらず、両室9,11間では、第1の隔壁7と底との間が下側循環口15とされている。第1の隔壁7と槽本体1によって画成される電解室9内の電解浴Mには、複数の陽極16および陰極17が挿入されている。陽極16はグラファイト製、陰極17は鉄製であり、この場合、複数の陽極16が天井部5から等間隔かつ互いに平行に挿入され、これら陽極16間に、槽本体1の側壁6から陰極17が挿入されている。
【0015】
一方、第2の隔壁8は、第1の隔壁7との間に中間室11を隔てて金属収集室10側に設けられている。第2の隔壁8は、天井部5の金属収集室10に臨む端部から垂下しており、その下端は、第1の隔壁7の上側循環口14を所定長さ下回った位置に留められている。金属収集室10の上方の開口12は、着脱可能な断熱レンガ製の蓋13により密閉される。電解浴M表面から天井部5の間であって、電解室9上部より隙間を経て中間室11上部にわたる連続した空間がガス収集室18とされている。このガス収集室18には図示しないダクトが接続され、ガスは、ポンプなどの強制排気手段によってダクトを通して別工程へ送られるようになっている。
【0016】
次に本実施形態の特徴部分について説明する。まず、蓋13の周囲の全周には、粉末Pが盛りつけられている。粉末Pには、電解浴Mの原料の一部と同じ粉末が用いられている。たとえば、フッ化カルシウムと精製食塩とを重量比で1:2とした粒径が0.5〜0.9mmの混合粉末が用いられる。また、陽極16は、図3に示すように、複数の板材16a,16b,16cを幅方向に密着させ、それらの両面上端部をアーム20に取り付けて構成されている。なお、図中符号21は隣接する板材16a,16b,16cを連結するホゾ部材である。
【0017】
図3(A)に示すように、互いに隣接する板材16a,16b,16cどうしの密着部には、その上端縁から天井部5の中程まで延在する切欠22が形成されている。切欠22は矩形状をなし、板材16a,16b,16cどうしを組み付ける前に予め形成されている。そして、切欠22の内部には、上記と同じ粉末Pが充填されている。また、陽極16の周囲にも粉末Pが盛りつけられている。なお、切欠22への粉末Pの充填は、陽極16を天井部5に取り付けた後に切欠22の上端開口部から粉末Pを落下させて行われる。
【0018】
B.実施形態の作用
次に、上記構成の金属製造用電解装置の作用について説明する。まず、例えばMgCl2、CaCl2、NaCl2、MgF2をそれぞれ重量比で20%、30%、49%、1%づつ含有する電解浴Mを第1の隔壁7の上側循環口14の上部まで注入し、陽極16と陰極17との間に直流電流を通電する。これにより、陽極16面にはCl2ガスが発生し、陰極17面にはMgが生成する。陽極16面に発生したCl2ガスは電解浴M中を上昇し、電解浴Mの循環流を生じさせる。陰極17面に生成した溶融Mgも電解浴Mの循環流に乗って上昇し、上部循環口14を通って中間室11に流入する。循環流が電解浴Mの表面に達するとそれに内包されたCl2ガスの大部分はガス収集室18に放出され、そこに接続されたダクトによって別工程に強制的に移送される。
【0019】
中間室11に流入した循環流は、そこで残りのCl2ガスを放出し、第2の隔壁8の下端部をくぐって金属収集室10に達する。ここで循環流の流れは減速され、電解浴Mよりも比重の小さい溶融Mg粒(比重:1.55)は、電解浴M(比重1.75)中を浮上して電解浴M表面に溶融Mg層を形成する。一方、溶融Mg粒子を分離した電解浴Mは金属収集室10を下降し、第1の隔壁7の下端部7aをくぐって電解質9に戻って上記のような循環を繰り返す。
【0020】
ここで、ガス収集室18ではCl2ガスが強制排気されるから、ガス収集室11の内部は負圧となる。このため、外部の大気が陽極16と天井部5との間の間隙、陽極16の板材16a,16b,16cどうしの間隙、および蓋13と天井部5との間の間隙から内部に侵入しようとする。しかしながら、それらの間隙の入り口には粉末Pが設けられているため、大気の侵入が抑制ないし阻止され、溶融Mgや陽極16の酸化が抑制ないし防止される。
【0021】
特に、上記実施の形態では、切欠22が天井部5の中程で止まっているため、粉末Pが電解浴Mに落下せず、また、粉末Pを適宜突き固めることでシール性を高めることができるという利点がある。さらに、粉末Pが電解浴Mと同じ組成であるため、粉末Pが電解浴M中に落下しても汚染にはならないという利点もある。
【0022】
【実施例】
上記金属製造用電解装置に粉末PとしてCaF2とNaClを重量比1:2で混合した粉末を用い、溶融塩浴からMgを製造したところ、その際の電流効率は75%であった。比較のために、粉末Pを一切設けない状態でMgを製造したところ、その際の電流効率は70%であった。これは、本発明では陽極16の酸化消耗が抑制され、陽極16の抵抗の増加が抑えられたためと考えられる。また、陽極16の寿命は10ヶ月から14ヶ月まで延長された。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の金属製造用電解装置によれば、大気が侵入する可能性のある間隙に粉末を設けているから、内部への大気の侵入を簡単かつ有効に抑制ないし防止することができ、したがって、金属や電極の酸化を抑制することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の金属製造用電解装置を示す断面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 (A)は陽極の詳細を示す拡大図であり、(B)は陽極の上面図を示す(A)における矢印B方向矢視である。
【符号の説明】
1…層本体(電解槽)、5…天井部、9…電解室、
10…金属収集室(収集室)、13…蓋、16…陽極(電極)、
16a,16b,16c…板材、22…切欠、
M…電解浴(溶融塩浴)、P…粉末。
Claims (3)
- 溶融塩浴を貯留する電解槽に、この電解槽の天井部を貫通して内部に突出させられた電極を備えた金属製造用電解装置において、上記電極を水平方向に互いに密着して並設された複数の板材で構成し、板材どうしの密着部の上端部から下方へ向けて延在する切欠部を設け、この切欠部に粉末を充填したことを特徴とする金属製造用電解装置。
- 前記粉末は、前記溶融塩浴の少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項1に記載の金属製造用電解装置。
- 前記切欠部の下端部は、前記電解槽の前記天井部の内部まで延在していることを特徴とする請求項1または2に記載の金属製造用電解装置。
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