JP3798572B2 - 建設機械用キャブ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベルまたは油圧クレーン等の建設機械用キャブに関し、特に、運転席の左,右両側に操作レバー用のコンソール等を装備してなる建設機械用キャブに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とから大略構成され、上部旋回体のフレーム上には運転室としてのキャブが設けられている。
【0003】
そして、この種の従来技術による油圧ショベルのキャブは、前記フレーム上に設けられ内部に運転室を画成したキャブボックスと、該キャブボックス内に位置して床板上に設けられた運転席と、該運転席の左,右両側に配設された左,右のコンソール等とからなり、該左,右のコンソールには運転席に着席したオペレータによって傾転操作される操作レバーが設けられている。
【0004】
また、従来技術の油圧ショベル用キャブにあっては、例えば運転席に着席したオペレータにとって右側となる位置に表示器等が付設された制御盤を、前記コンソール、操作レバーから前方に離間させて配設する構成としている(例えば、特開平9−95982号公報、特開平9−105150号公報)。
【0005】
この場合、制御盤の表面側には表示器の下側部位等に、オペレータによって手動操作される作業モード選択スイッチ、走行モード選択スイッチ、前照灯等の照明用スイッチおよびワイパ用の操作スイッチ等が設けられている。そして、前記表示器はエンジン冷却水温、作動油温、燃料残量等を表示すると共に、例えば前記作業モード選択スイッチの操作状態に対応した表示等を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、キャブボックス内に装備される各種スイッチと表示器等とからなる制御盤を、例えば運転席の右側に位置するコンソール、操作レバーから前方に離間させて配設する構成としているため、下記のような不具合が生じる。
【0007】
即ち、運転席に着席したオペレータは、制御盤の各種スイッチを手動操作するときに、操作レバーの前方に離間した制御盤の位置まで前屈みとなって腕を伸ばした状態で各スイッチを指先操作する必要があり、この場合にオペレータは視点を前方の作業視界から制御盤のスイッチ側へと移動させる傾向がある。
【0008】
このため、油圧ショベルのオペレータにとっては、制御盤のスイッチ操作時に無理な姿勢を保つ必要があり、これによって疲労が増大されるばかりでなく、キャブ前方の作業視界から制御盤側にオペレータの視点が瞬間的にでも移動することにより、作業上の安全性を低下させるという問題がある。
【0009】
また、キャブ内の運転席は、床板上で位置調整可能となっており、運転席の左,右両側に配設されたコンソール、操作レバーも運転席に追従して通常は移動される。しかし、前記制御盤は、コンソール、操作レバー等から離して設けているために、運転席の位置を変えたときにオペレータにとっては制御盤に対する相対位置が移動することになり、これによっても制御盤の各スイッチに対する操作性が低下してしまうという問題がある。
【0010】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、運転席に着席したオペレータがスイッチ操作を行うときの操作性を向上させ、疲労を軽減できると共に、スイッチ操作時の視点移動を小さく抑えることができ、作業上の安全性を高めることができるようにした建設機械用キャブを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、建設機械のフレーム上に設けられ内部に運転席を画成したキャブボックスと、該キャブボックス内に位置して床板上に設けられた運転席と、該運転席の左,右両側に配設され操作レバーが傾転操作可能に設けられた左,右のコンソールとを備えてなる建設機械用キャブに適用される。
【0012】
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記左,右のコンソールのうち少なくとも一方のコンソールには、前記操作レバーの側方部位置から前方に向けて延びるスイッチボックスを設け、該スイッチボックスには、建設機械の走行時、作業時に必要に応じて操作され建設機械のエンジン回転数を制御するスイッチを含んだ複数の切替スイッチを設け、前記エンジン回転数を制御するスイッチは、前記スイッチボックスの最前部となる位置に配置する構成としたことにある。
【0013】
このように構成することにより、運転席に着席したオペレータは左,右のコンソールのうち、例えば右側のコンソール側に腕を伸ばすだけで、操作レバーと近い位置に配設されたスイッチボックスの各切替スイッチを簡単に操作することができ、これらの各切替スイッチに対する手動操作をブラインドタッチで行うことが可能となる。また、複数の切替スイッチのうち前記スイッチボックスの最前部に配置されたスイッチを操作することにより、建設機械のエンジン回転数を可変に制御することができる。
【0014】
また、請求項2の発明は、キャブボックス内には運転席からの前方視界内でコンソールおよびスイッチボックスから前側へと離れた位置に表示器を設け、該表示器は各切替スイッチの操作状態に対応した表示を行う構成としている。
【0015】
これにより、例えば運転席の右側位置には表示器とスイッチボックスとを互いに分離して配設でき、オペレータは運転席からの前方視界内にある表示器を監視しつつ、腕だけをスイッチボックス側に伸ばして各切替スイッチを手動で操作することができる。
【0016】
また、請求項3の発明は、スイッチボックスは運転席を基準として操作レバーの外側となる位置に配設している。これにより、オペレータは操作レバーを傾転操作する場合とほぼ同様の感覚で、その外側にあるスイッチボックスの各切替スイッチを手動操作することができ、このときの操作をブラインドタッチで行うことができる。
【0017】
一方、請求項4の発明は、スイッチボックスは運転席を基準として操作レバーの前側へと斜め上向きに傾斜させて設ける構成としている。これにより、運転席に着席したオペレータは、斜め上向きに傾斜したスイッチボックス上での各切替スイッチの配置を容易に確認でき、各切替スイッチの操作性を向上させることができる。
【0018】
また、請求項5の発明は、運転席はキャブボックスの床板上に位置調整可能に設け、スイッチボックスはコンソールと一緒に運転席に追従して移動する構成としている。
【0019】
これにより、オペレータは体格等に応じて運転席の高さ位置および前,後方向位置等を適宜に自分の好みで調整することができ、このときにコンソールと一緒にスイッチボックスも高さ方向および前,後方向へと移動でき、これによって運転席とスイッチボックスとの位置関係を常に一定に保つことができる。
【0020】
さらに、請求項6の発明は、スイッチボックスはコンソールに対して相対移動可能に設ける構成としている。これにより、オペレータは自分の好み等に応じてコンソールに対するスイッチボックスの相対位置を適宜に変更でき、各切替スイッチを指先等で操作し易い位置に配置することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による建設機械用キャブを、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ添付図面の図1ないし図6に従って詳細に説明する。
【0022】
図において、1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、該上部旋回体2は旋回フレーム3を有し、該旋回フレーム3上には、後述のキャブ7と、キャブ7の後側に位置しエンジンおよび油圧ポンプ(図示せず)等を収容した建屋カバー4と、該建屋カバー4の後側に位置するカウンタウェイト5等とが設けられている。
【0023】
6は旋回フレーム3の前部中央に俯仰動可能に設けられた作業装置で、該作業装置6はブーム6A、アーム6Bおよびバケット6C等からなり、該バケット6Cによって土砂等の掘削作業を行うものである。
【0024】
7は運転室を画成するために旋回フレーム3上に設けられたキャブで、該キャブ7は、その外殻となるキャブボックス8と、該キャブボックス8内に設けられた後述の運転席13およびコンソール15,18等とにより構成されている。そして、キャブボックス8は、例えば薄肉の鋼板(金属パネル)をスポット溶接等の手段で接合することにより、上面部8A、前面部8B、後面部8Cおよび右,左の側面部8D,8Eからなる箱状体として形成されている。
【0025】
また、キャブボックス8の下面(底部)側は床板9によって仕切られ、前面部8B、後面部8Cおよび側面部8D,8Eの下端側は、床板9の周囲を外側から取囲む構成となっている。さらに、キャブボックス8には図2、図3に示す如く右側の側面部8Dにドア10が設けられ、オペレータはドア10を開閉することによりキャブ7内へと乗降可能となっている。
【0026】
11はキャブボックス8の前面部8Bに設けられた前窓で、該前窓11は透明のガラス板等からなり、キャブ7の前方に広い視界を提供するものである。12はキャブボックス8の側面部8Eに設けれた側面窓で、該側面窓12も透明のガラス板等からなり、キャブ7内のオペレータは側面窓12を透して前方または側方に広い視界を確保できるものである。
【0027】
13はキャブボックス8内に位置して床板9上に設けられた運転席で、該運転席13は、図2ないし図4に示す如く床板9上のほぼ中央部に配設された座席部13Aと、該座席部13Aの後端側から上向きに立設された背当て部13Bと、該背当て部13Bの左,右の両側から座席部13A側へと前方に向けて突設された左,右のアームレスト(図示せず)等とから構成されている。そして、運転席13の座席部13Aに着席したオペレータは、図2に例示した視点Sの位置から矢印の方向に前窓11、側面窓12を透して前方視界を確保でき、例えば作業装置6のバケット6C等を常に監視できるものである。
【0028】
14は運転席13と床板9との間に図3に示す如く配設された運転席13用の位置調整機構で、該位置調整機構14はオペレータにより手動操作され、例えば運転席13を床板9上で前,後方向にスライドさせて位置調整できると共に、座席部13Aの高さ位置、背当て部13Bの傾き角等も適宜に調整し得る構成となっている。
【0029】
15は運転席13の左側に配設された左のコンソールで、該コンソール15には、図2、図3に示すように、その前部上端側に操作レバー16が斜め上向きに突出して設けられ、該操作レバー16はオペレータによって手動で傾転操作されるものである。また、コンソール15には操作レバー16の後側に位置して、例えば図2に示すようにラジオ装置17等が設けられている。
【0030】
18は運転席13の右側に配設された右のコンソールで、該コンソール18にも図2、図3に示す如く、その前部上端側に操作レバー19が斜め上向きに突出して設けられている。そして、運転席13に着席したオペレータは、両腕で左,右の操作レバー16,19を傾転操作することにより、作業装置6のブーム6A、アーム6Bおよびバケット6Cを作動させると共に、上部旋回体2を旋回動作させるものである。
【0031】
また、キャブボックス8の床板9上には、前面部8Bと運転席13との間に位置して走行用の操作レバー(図示せず)等が設けられ、オペレータは走行用の操作レバーを傾転操作することにより、車両を前進、後進またはステアリング操作するものである。
【0032】
ここで、左,右のコンソール15,18は、図3に示す如く位置調整機構14等を通じて運転席13の左,右両側に連結され、その内部には剛性材料からなるボックス状の枠体(図示せず)を有している。そして、例えば右側のコンソール18には、図5および図6に示す如く、上面パネル18A、左,右の側面パネル18B(図5中に右側のみ図示)、前面パネル(図示せず)および後面パネル18C等が前記枠体を覆った状態で設けられている。なお、左側のコンソール15についてもほぼ同様の構成を有するものである。
【0033】
そして、コンソール18の上面パネル18Aには、その前部側に操作レバー19が斜め上向きに突出して設けられると共に、操作レバー19の後側位置には、エンジンの始動スイッチ20、灰皿21、煙草用のシガライタ22および空調装置用のコントローラ23等が配設されている。また、右側の側面パネル18B側には後述のスイッチボックス24が、操作レバー19の外側位置を斜め上向きに延びるように配設されている。
【0034】
24は操作レバー19にほぼ隣接してコンソール18の側方部となる側面パネル18B側に設けられたスイッチボックスで、該スイッチボックス24は、図2ないし図6に示す如く細長い箱状体として形成され、運転席13を基準として操作レバー19の外側となる位置に片持ち支持状態で取付けられている。なお、コンソール18に対するスイッチボックス24の取付位置は、例えば人間工学的なデータ等に基づいて決められるものである。
【0035】
ここで、スイッチボックス24の基端側は、図4に示すように連結ピン25等を用いてコンソール18の側面パネル18B側に連結され、その先端側はキャブボックス8の側面部8Eとコンソール18(操作レバー19)との間を前方へと斜め上向きに傾斜して延びている。そして、オペレータは連結ピン25を中心にしてスイッチボックス24を上,下に回動させることにより、スイッチボックス24の傾き角をスイッチ操作に適した角度に調整可能となっている。
【0036】
また、スイッチボックス24の上面側には油圧ショベルの走行時、作業時等に必要に応じて操作される操作系・制御系の切替スイッチ、例えば図5に示すようにエンジンの回転数を可変に制御するための制御ダイヤル26、オートアイドル制御用の選択スイッチ27、作業モード選択スイッチ28、走行モード選択スイッチ29、前照灯等の照明用スイッチ30およびワイパ用の操作スイッチ31が設けられている。
【0037】
そして、これらの制御ダイヤル26、各スイッチ27〜31はスイッチボックス24の上面側に互いに間隔をもって縦一列に配置されている。これによって、スイッチボックス24は縦長のボックス形状に形成することができ、キャブボックス8内でのレイアウト設計を高い自由度をもって行い得るものである。また、エンジン回転数を制御するスイッチとして制御ダイヤル26は、図4ないし図6に示すようにスイッチボックス24の最前部となる位置に配置されている。
【0038】
さらに、スイッチボックス24の上面側は、運転席13に着席したオペレータが前記制御ダイヤル26、各スイッチ27〜31等を上側から見やすくなるように、図3に示す如く左,右方向で運転席13の方に斜めに傾斜して設けられ、オペレータによるスイッチ操作をより円滑化できるように配設されている。
【0039】
32は運転席13の後側に位置してキャブボックス8内に設けられたリアカバーで、該リアカバー32は例えば樹脂製のカバー等からなり、キャブボックス8の後面部8Cと運転席13との間に着脱可能に配設されている。そして、リアカバー32は、運転席13の後側で床板9上に設置された空調装置(図示せず)等を上側から覆い、キャブ7内の美観を向上させると共に、電気部品等を外部の塵埃および洗浄水等から保護する機能を有している。
【0040】
33はコンソール18の下側に配設された空調用のダクトで、該ダクト33は図2ないし図4に示す如くキャブボックス8の側面部8Eに沿って前,後方向に延び、その基端側はリアカバー32内の空調装置に接続されている。そして、ダクト33の先端側は、図4に示す如くキャブボックス8の前面部8B側で上向きに屈曲して延びる立上り部33Aとなり、該立上り部33Aの上端側には冷気または暖気の吹出口33Bが設けられている。
【0041】
ここで、ダクト33の吹出口33Bからキャブボックス8内へと供給される冷気または暖気は、キャブ7内の温度をオペレータの好みの温度に調整させると共に、その一部は前窓11と側面窓12等に向けて供給され、窓ガラスの曇り等を取除くためにも用いられるものである。
【0042】
34は吹出口33Bの下側に位置してダクト33の立上り部33Aに一体に設けられたモニタ用の表示器で、該表示器34は、例えば液晶式の小型ディスプレイ等からなり、コンソール18およびスイッチボックス24から前方に離間して設けられている。そして、表示器34は図2に示す如くキャブボックス8の前面部8Bと側面部8Eとの間の角隅部側に近接して配設され、運転席13に着席したオペレータの前方視界を遮ることがないように、前記角隅部にほぼ対応する幅寸法をもって上,下に細長く延びている。
【0043】
また、表示器34は図4に示す如く斜めに傾斜して配設され、運転席13に着席したオペレータにとっては、図4に例示した視点Sの位置から矢印の方向に延びる前方視界の範囲内で表示器34を常に監視できるものである。そして、表示器34はエンジン冷却水温、作動油温、燃料残量等を表示すると共に、オートアイドル制御用の選択スイッチ27、作業モード選択スイッチ28等の操作状態に対応した表示も行うものである。
【0044】
本実施の形態による油圧ショベルは上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
【0045】
まず、キャブ7内のオペレータは運転席13に着席した状態で、走行用の操作レバーを傾転操作することにより、作業現場等で下部走行体1を作動させて車両を前,後進させる。そして、土砂等の掘削作業時には左,右の操作レバー16,19を手動で傾転操作することにより、作業装置6のブーム6A、アーム6Bを俯仰動させつつ、バケット6Cを回動させることにより、該バケット6Cの先端側で土砂等を掘削する。
【0046】
ここで、本実施の形態にあっては、図2および図5に示す如くエンジンの回転数を可変に制御するための制御ダイヤル26、オートアイドル制御用の選択スイッチ27、作業モード選択スイッチ28、走行モード選択スイッチ29、前照灯等の照明用スイッチ30およびワイパ用の操作スイッチ31が装備されたスイッチボックス24を、左,右のコンソール15,18のうち運転席13の右側に位置するコンソール18の外面側に片持ち支持状態で取付け、スイッチボックス24を右側の操作レバー19に可能な限り近付ける配置としている。
【0047】
これにより、運転席13に着席したオペレータは、例えば利き腕となる右腕を右側のコンソール18側へと伸ばすだけで、操作レバー19と近い位置に配設されたスイッチボックス24の制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31を簡単に操作することができ、これらの制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31に対する手動操作をブラインドタッチで行うことができる。
【0048】
この場合、左,右のコンソール15,18に設けた操作レバー16,19は、油圧ショベルによる土砂の掘削作業等に頻繁に手動操作されるため、運転席13に着席したオペレータにとっては傾転操作上で最適となる位置に配置されている。そして、このような操作レバー16,19のうち大多数のオペレータにとって利き腕となる右腕側の操作レバー19に近い位置で、コンソール18の外側となる位置にスイッチボックス24を配置している。
【0049】
このため、運転席13に着席した状態でオペレータは、右側の操作レバー19を傾転操作する場合とほぼ同様の感覚で、その外側にあるスイッチボックス24の制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31を円滑に手動操作することができ、オペレータはキャブ7の前方視界(例えば作業装置6等)から目線を離すことなく、スイッチ操作をブラインドタッチで行うことができる。
【0050】
また、スイッチボックス24は運転席13を基準として操作レバー19の前側へと斜め上向きに傾斜していると共に、左,右方向に関しても運転席13側へと僅かに傾斜させて配向しているため、運転席13に着席したオペレータにとっては、斜め傾斜したスイッチボックス24上で制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31の配置を容易に確認することができ、これらの制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31に対するスイッチ操作を良好に行うことができる。
【0051】
一方、キャブボックス8の前面部8Bと側面部8Eとの角隅部側には、図2に示すように運転席13に着席したオペレータの視点Sからの前方視界内で、右側のコンソール18およびスイッチボックス24から前側へと離れた位置にモニタ用の表示器34を設け、該表示器34によりエンジン冷却水温、作動油温、燃料残量等を表示すると共に、オートアイドル制御用の選択スイッチ27、作業モード選択スイッチ28等の操作状態に対応した表示を行う構成としている。
【0052】
これにより、運転席13の右側位置では表示器34とスイッチボックス24とを前,後で互いに分離して配設でき、オペレータは運転席13からの前方視界内にある表示器34を監視しつつ、例えば右腕をスイッチボックス24側に伸ばすだけで、制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31を手動で操作することができる。
【0053】
このため、オペレータは従来技術のように無理な姿勢でスイッチ操作を行う必要がなくなり、これによってオペレータの疲労感等を確実に軽減させることができる。また、この間もオペレータは前方視界の範囲内にある表示器34を常に監視し続けることができ、作業装置6のバケット6C側を覗く動作と表示器34を監視する動作とを同時並行的に行うことができ、これにより作業上の安全性も確実に向上できる。
【0054】
また、キャブボックス8の床板9と運転席13との間には位置調整機構14を設け、運転席13を床板9上で上,下に高さ調整したり、前,後に位置調整したりするときには、スイッチボックス24をコンソール18と一緒に運転席13に追従して移動させる構成としている。
【0055】
この場合、オペレータは位置調整機構14を操作することにより、自分の体格等に応じて運転席13の高さ位置および前,後方向位置等を適宜に自分の好みで調整することができ、このときにコンソール18と一緒にスイッチボックス24も高さ方向および前,後方向へと移動できる。このため、オペレータにとっては運転席13とスイッチボックス24との位置関係を常に一定に保つことができるので、スイッチボックス24に対するスイッチ操作を常にブラインドタッチで続行することができる。
【0056】
また、スイッチボックス24の基端側を、図4に示すように連結ピン25等を用いてコンソール18に連結することにより、オペレータは連結ピン25を中心にしてスイッチボックス24を上,下に回動させることが可能となり、スイッチボックス24の傾き角をスイッチ操作に適した角度に調整することができる。
【0057】
これにより、オペレータは自分の好み等に応じてコンソール18に対するスイッチボックス24の相対位置を適宜に変更でき、制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31を指先等で操作し易い位置に配置することができる。そして、大多数のオペレータにとっては、利き腕である右腕側にスイッチボックス24を設置して、この右腕側の操作により制御ダイヤル26でエンジンの回転数を可変に制御できると共に、オートアイドル制御用の選択スイッチ27、作業モード選択スイッチ28、走行モード選択スイッチ29、前照灯等の照明用スイッチ30およびワイパ用の操作スイッチ31等の操作を円滑に行うことができる。
【0058】
かくして、本実施の形態にあっては、キャブボックス8内で運転席13の左,右両側に配設されるコンソール15,18のうち、例えば右側のコンソール18には操作レバー19と近い位置にスイッチボックス24を設けることにより、運転席13に着席したオペレータはスイッチ操作時に体勢をくずすことなく、スイッチ操作を円滑に行うことができ、疲労感等を確実に軽減できる。
【0059】
また、スイッチボックス24に設けた制御ダイヤル26および各スイッチ27〜31に対する手動操作を、操作レバー16の近くでブラインドタッチにより行うことができるため、これらのスイッチ操作時にオペレータは前方視界から視点をほとんど移動させる必要がなくなり、作業装置6による作業状況の変化等に注意を払い、作業上の安全性を高めることができる。そして、視点移動を小さくすることにより、オペレータの眼球疲労等も軽減できる。
【0060】
なお、前記実施の形態では、運転席13の右側に位置するコンソール18にスイッチボックス24を設けた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば左側のコンソール15にスイッチボックスを設ける構成としてもよく、左,右のコンソール15,18にそれぞれスイッチボックスを設ける構成としてもよいものである。
【0061】
また、前記実施の形態では、スイッチボックス24の基端側をコンソール18の側面に連結ピン25等を用いて上,下に回動可能に取付けるものとして述べたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば人間工学的なデータ等に基づいて予め決められた位置にスイッチボックスを固定して設ける構成としてもよいものである。
【0062】
さらに、前記実施の形態では、建設機械用キャブを油圧ショベルに適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン、ホイール式油圧ショベル等の建設機械用キャブに適用してもよい。また、浚渫船等の船体上に上部旋回体と作業装置とを備えた型式の建設機械用キャブ等にも適用できるものである。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1に記載の発明によれば、キャブボックス内で運転席の左,右両側にコンソールを設け、これらのコンソールのうち少なくとも一方のコンソールには、操作レバーの側方部位置から前方に向けて延びるスイッチボックスを設けると共に、該スイッチボックスには、建設機械の走行時、作業時に必要に応じて操作され建設機械のエンジン回転数を制御するスイッチを含んだ複数の切替スイッチを設け、前記エンジン回転数を制御するスイッチは、前記スイッチボックスの最前部となる位置に配置する構成としたので、運転席に着席したオペレータは左,右のコンソールのうち、例えば右側のコンソール側に腕を伸ばすだけで、操作レバーと近い位置に配設されたスイッチボックスの各切替スイッチを簡単に操作でき、これらの各切替スイッチに対する手動操作をブラインドタッチで行うことができる。
【0064】
従って、運転席に着席したオペレータはスイッチ操作時に無理な姿勢をとる必要がなくなり、スイッチ操作を円滑に行うことができ、疲労感等を確実に軽減することができる。また、複数の切替スイッチのうち前記スイッチボックスの最前部に配置されたスイッチを操作することにより、建設機械のエンジン回転数を可変に制御することができる。しかも、スイッチボックスの各切替スイッチに対する手動操作を、操作レバーの近くでブラインドタッチにより行うことができるため、これらのスイッチ操作時にオペレータは前方視界から視点をほとんど移動させる必要がなくなり、作業装置による作業状況の変化等に注意を払い続けることができ、作業上の安全性を高めることができる。
【0065】
また、請求項2に記載の発明によると、キャブボックス内には運転席からの前方視界内でコンソールおよびスイッチボックスから前側へと離れた位置に表示器を設け、該表示器は各切替スイッチの操作状態に対応した表示を行う構成としているため、例えば運転席の右側位置には表示器とスイッチボックスとを互いに分離して配設でき、オペレータは運転席からの前方視界内にある表示器を監視しつつ、腕だけをスイッチボックス側に伸ばして各切替スイッチを手動で操作することができる。
【0066】
また、請求項3に記載の発明では、運転席を基準として操作レバーの外側となる位置にスイッチボックスを配設することにより、オペレータは操作レバーを傾転操作する場合とほぼ同様の感覚で、その外側にあるスイッチボックスの各切替スイッチを手動操作することができ、このときの操作をオペレータは作業装置側から目を離すことなくブラインドタッチで行うことができる。
【0067】
一方、請求項4に記載の発明では、運転席を基準として操作レバーの前側へと斜め上向きに傾斜させてスイッチボックスを配置することにより、運転席に着席したオペレータは、斜め上向きに傾斜したスイッチボックス上での各切替スイッチの配置を容易に確認でき、これによっても各切替スイッチの操作性を向上させることができる。
【0068】
また、請求項5に記載の発明によると、運転席はキャブボックスの床板上に位置調整可能に設け、スイッチボックスはコンソールと一緒に運転席に追従して移動する構成としているため、オペレータは体格等に応じて運転席の高さ位置および前,後方向位置等を適宜に自分の好みで調整することができ、このときにコンソールと一緒にスイッチボックスも高さ方向および前,後方向へと移動できる。そして、オペレータにとっては運転席とスイッチボックスとの位置関係を常に一定に保つことができるので、スイッチボックスに対するスイッチ操作を常にブラインドタッチで続行することができる。
【0069】
さらに、請求項6に記載の発明によると、スイッチボックスはコンソールに対して相対移動可能に設ける構成としているため、オペレータは自分の好み等に応じてコンソールに対するスイッチボックスの相対位置を適宜に変更でき、各切替スイッチを指先等で操作し易い位置に配置することができ、これによって、建設機械の操作性、制御性等を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による建設機械用キャブが適用された油圧ショベルを示す正面図である。
【図2】キャブ内に設けた運転席、コンソールおよびスイッチボックス等を示す図1中の矢示II−II方向からみた拡大断面図である。
【図3】キャブ内に設けた運転席、コンソールおよびスイッチボックス等を示す図2中の矢示 III−III 方向からみた断面図である。
【図4】キャブ内に設けた運転席、スイッチボックスおよび表示器の位置関係等を示す図3中の矢示IV−IV方向からみた断面図である。
【図5】図2中のコンソールをスイッチボックスと共に拡大して示す斜視図である。
【図6】図2中のコンソールおよびスイッチボックス等を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 旋回フレーム(フレーム)
6 作業装置
7 キャブ
8 キャブボックス
8B 前面部
8C 後面部
8D,8E 側面部
9 床板
10 ドア
13 運転席
14 位置調整機構
15,18 コンソール
16,19 操作レバー
24 スイッチボックス
25 連結ピン
26 制御ダイヤル(切替スイッチ)
27 オートアイドル制御用の選択スイッチ(切替スイッチ)
28 作業モード選択スイッチ(切替スイッチ)
29 走行モード選択スイッチ(切替スイッチ)
30 照明用スイッチ(切替スイッチ)
31 ワイパ用の操作スイッチ(切替スイッチ)
34 表示器
Claims (6)
- 建設機械のフレーム上に設けられ内部に運転室を画成したキャブボックスと、該キャブボックス内に位置して床板上に設けられた運転席と、該運転席の左,右両側に配設され操作レバーが傾転操作可能に設けられた左,右のコンソールとを備えてなる建設機械用キャブにおいて、
前記左,右のコンソールのうち少なくとも一方のコンソールには、前記操作レバーの側方部位置から前方に向けて延びるスイッチボックスを設け、
該スイッチボックスには、建設機械の走行時、作業時に必要に応じて操作され建設機械のエンジン回転数を制御するスイッチを含んだ複数の切替スイッチを設け、
前記エンジン回転数を制御するスイッチは、前記スイッチボックスの最前部となる位置に配置する構成としたことを特徴とする建設機械用キャブ。 - 前記キャブボックス内には前記運転席からの前方視界内で前記コンソールおよびスイッチボックスから前側へと離れた位置に表示器を設け、該表示器は前記各切替スイッチの操作状態に対応した表示を行う構成としてなる請求項1に記載の建設機械用キャブ。
- 前記スイッチボックスは前記運転席を基準として前記操作レバーの外側となる位置に配設してなる請求項1または2に記載の建設機械用キャブ。
- 前記スイッチボックスは前記運転席を基準として前記操作レバーの前側へと斜め上向きに傾斜させて設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械用キャブ。
- 前記運転席は前記キャブボックスの床板上に位置調整可能に設け、前記スイッチボックスはコンソールと一緒に前記運転席に追従して移動する構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設機械用キャブ。
- 前記スイッチボックスは前記コンソールに対して相対移動可能に設ける構成としてなる請求項1,2,3,4または5に記載の建設機械用キャブ。
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