JP3795496B2 - デュアル無線端末装置およびデュアル無線システム - Google Patents
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Description
CDMA2000において、1x通信方式(以下、1xと称する)では、音声サービス、及びSMS(Short Message Service)や下り100kbps程度のパケットサービスが行われる。1xEV−DO通信方式(以下、1xEV−DOと称する)では、下り100kbps以上のパケットサービス専用で使用される。1xEV−DOのパケットサービスの無線利用効率を向上させるために、1xと1xEV−DOは異なる周波数でそれぞれのサービスが提供される。
この1xと1xEV−DOの両方の機能を備えるデュアル無線端末は、1xと1xEV−DOそれぞれの回線確立の高速化や、1xと1xEV−DOの同時待ち受けでの電池持ちの向上などが要求される。
1xサービス受信の構成は、アンテナ71、RF受信部72、1xRAKE受信部73、復号部75、1xセル情報データベース81、1x制御部82、1xシステムタイミング管理部83、1xシステムタイミング維持部84、1xページングカウンタ85、1x受信タイミング設定部86などにより構成される。
デュアル無線端末が電源オンになると、制御部80は、1xサービスセルとの接続のために、1x無線信号のRSSI(Received Signal Strength Indicator)測定、1xセルサーチ、および1xシステムタイミング確立などの1x初期捕捉動作を行う(ステップS2a)。
ステップS2aで1x初期捕捉ができた(ステップS2aのYES)場合は、その1x初期捕捉できた1xサービングセルとの間で、1x Idle State(1x待ち受け)(ステップS3a)に入る。1x Idle State(ステップS3a)では、1xサービングセルから送信される当該デュアル無線端末への着信呼出しの待ち受けを行う。また、セルリセレクションに備えての1xセルサーチを行う。これらの処理は、電池の使用時間をセーブするために、例えば、5.12秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。この1x Idle Stateは、ステップS3a以降も継続して動作する。
次に、この1x Idle State(ステップS3a)と併行して、1xEV−DOサービスセルとの接続のために、1xEV−DO無線信号のRSSI測定、1xEV−DOセルサーチ、および1xEV−DOシステムタイミング確立などの1xEV−DO初期捕捉動作を行う(ステップS4a)。
上述のステップS4aで1xEV−DO初期捕捉ができた(ステップS4aのYES)場合は、その1xEV−DO初期捕捉できた1xEV−DOサービングセルとの間で、1xEV−DO Idle State(1xEV−DO待ち受け)(ステップS5a)に入る。1xEV−DO Idle State(ステップS5a)では、1xEV−DOサービングセルから送信される当該デュアル無線端末への1xEV−DO着信呼出しの待ち受けを行う。また、セルリセレクションに備えての1xEV−DOセルサーチを行う。この処理は、電池の使用時間をセーブするために、例えば、5.12秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。この1xEV−DO Idle Stateは、上述の1x Idle State(ステップS3a)と併行して行われ、1x/1xEV−DO Idle State(同時待ち受け)(ステップS6a)となる。
上述の1x初期捕捉ができなかった(ステップS2aのNO)場合は、1x圏外処理に入る(ステップS7a)。1x圏外処理(ステップS7a)では、デュアル無線端末の使用者が1x圏内に移動する場合を考慮して、再度、1x初期捕捉動作を行う。この1x圏外処理での1x初期捕捉動作は、電池の使用時間をセーブするために数秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。
上述の1xEV−DO初期捕捉ができなかった(ステップS4aのNO)場合は、1xEV−DO圏外処理に入る(ステップS8a)。1xEV−DO圏外処理(ステップS8a)では、デュアル無線端末の使用者が1xEV−DO圏内に移動する場合を考慮して、再度、1xEV−DO初期捕捉動作を行う。この1xEV−DO圏外処理での1xEV−DO初期捕捉動作は、電池の使用時間をセーブするために数秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。
従来例2として、1xと1xEV−DOの両方のシステムに対応する通信装置(携帯電話機)及び通信方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1の通信装置及び通信方法にあっては、1x基地局と1xEV−DO基地局が異なるエリアに隣接し、この両基地局と通信可能な位置に通信装置がある。通信装置は、1xと1xEV−DOの両方の機能を備えたデュアル通信装置である。この通信装置は、1xEV−DO基地局との間で1xEV−DOによるデータ通信を行っている際に、受信データレートが予め設定されている閾値以下となった場合、データ通信を一旦中断する。
従来例3として、アナログ方式とCDMA方式の両方を備えた移動通信システムがある(例えば、特許文献2参照。)。
この特許文献2の移動通信システムにあっては、アナログ基地局とCDMA基地局が隣接している。移動局は、アナログ方式とCDMA方式の両方を備えたデュアル移動局である。この移動局は、アナログシステムのエリア内にいる時、アナログ基地局から送信される隣接のCDMA基地局用の同期確立用情報を受信する。この同期確立用情報として、同期チャネルメッセージに含まれるパイロットチャネル拡散符号オフセットなどの情報を用いている。
従来例4として、待ち受け時の間欠受信間隔を極端に長くした間欠受信方式がある(例えば、特許文献3参照。)。
この特許文献3の間欠受信方式にあっては、移動局が基地局に対して自局が低消費電力モードに入ることを宣言して基地局との間欠受信間隔を極端に増大させる。そして、このモードに入った移動局に着信があった場合、基地局は、発信元の電話番号を記憶しておき、移動局との次の交信時に、移動局に対して着信のあった相手局へ発信するよう要求する。これにより、移動局の待ち受け可能時間を増大させている。
従来例5として、無線LANにおける間欠通信モードの期間を長くした間欠通信方法及び間欠通信装置がある(例えば、特許文献4参照。)。
この特許文献4の間欠通信方法及び間欠通信装置にあっては、通信端末装置は、間欠通信モードの期間が最大同期保持可能時間よりも長い期間となる場合には、定期的に通信端末収容装置から同期ずれを補正するための制御チャネル信号を受信する。そして、通信端末装置は、その同期ずれを補正する制御チャネル信号に基づいて同期ずれを補正している。これにより、間欠通信モードの期間を長くして、通信端末装置の省電力化を行っている。
従来例6として、圏内待ち受け時におけるセルサーチ間欠周期を可変制御する無線移動機がある(例えば、特許文献5参照。)。
この特許文献5の無線移動機にあっては、セルサーチ間欠周期毎にセルサーチを行い、このセルサーチで得られた報知情報が更新される回数をカウントして、閾値と比較する。そして、閾値を超えている場合は、無線移動機が移動していると判断して、セルサーチ間欠周期を短くする。閾値を超えていない場合は、無線移動機が移動していないと判断して、セルサーチ間欠周期を長くする。これにより無線移動機が移動していない場合の消費電流を削減し、待ちうけ時間を向上させている。
従来例3(特許文献2)の移動局においては、位相設定信号の発生及びこの位相設定信号による拡散符号発生器のリセットなどの回路が、アナログ通信用とは別途に必要であり、ハード構成が増加するという問題がある。
従来例4(特許文献3)の間欠受信方式においては、間欠受信間隔を極端に長くすることにより、同期ずれが発生する問題がある。また、着信があった時にリアルタイムで通話ができないため、ユーザの使い勝手が悪くなるという問題がある。
従来例5(特許文献4)の間欠通信方法及び間欠通信装置においては、同期保持状態確認部などの回路が必要であり、ハード構成が増加するという問題がある。
従来例6(特許文献5)の無線移動機においては、セルサーチ間欠周期を可変するたびに、一定時間内のセルサーチ回数が変化するため、セルサーチ間欠周期に合わせて、判断用の閾値を変更しなければいけないという問題がある。
図1は、CDMA2000のネットワーク構成図を示す。1xサービス(第1無線方式)のネットワークは、1x基地局101、1xBSC(Base Station Controller)102、MSC(Mobile Switching Center)103、及びPSTN(公衆網)104などから構成される。1xサービスでは、音声サービス、SMS(Short Message Service)、及び下り100kbps程度のパケットサービスを行う。
1x基地局101と1xEV−DO基地局105は、GPS(Global Positioning System)と同期を取る同期システムである。
図2は、GPS同期システムの説明図を示す。図1と同じ構成には同一の番号を付して説明する。GPS301、GPS302、GPS303は、GPS衛星である。1x基地局101と1xEV−DO基地局105は、同じGPS303からの信号を受信してタイミング同期を取る。
デュアル無線端末201、デュアル無線端末202は、1xと1xEV−DO両用の無線端末である。1x無線端末203は、1x専用の無線端末である。1xEV−DO無線端末204は、1xEV−DO専用の無線端末である。
その結果、1x基地局101、1xEV−DO基地局105、デュアル無線端末201、デュアル無線端末202、1x無線端末203、1xEV−DO無線端末204のシステム全体で、GPS303と同期が取れたものとなる。
このように、1xセルがほぼ100%カバーされている状態にあって、1xEV−DOセルが共用で配置されて、共用セルとなる。これは、最初に1xサービスが開始されて、1xセルのインフラが構築され、遅れて開始された1xEV−DOサービスは、既存の1xセルのインフラ上に構築されていくため、このような配置になる。また、1xEV−DOサービス(パケットサービス)専用のセルは需要効率の関係から設けられない。
無線端末側では、各基地局から送信されるパイロット信号を受信して、PN符号サーチを行う。これは、まず、PNオフセットを切り換えながら、各基地局から送信されるパイロット信号強度をモニタして最も強いセルパワーの基地局をサーチし、その時のPNオフセットを確認する。その後、その基地局から送信されるSYNC情報と、先に確認したPNオフセット情報からシステム同期をとりシステムタイミングを確立する。
デュアル基地局109の1xサービスと1xEV−DOサービスは、GPSに同期が取れている。
基地局と無線端末間の無線周波数は、1xサービスは無線周波数f1、1xEV−DOサービスは無線周波数f2で行われる。更に、1xEV−DOサービスの無線周波数f2は、fEV1とfEV2の2種類がある。
制御部30は、1xセル情報データベース31、1xセルサーチ結果データベース311、1x制御部32、共通システムタイミング管理部33、共通システムタイミング維持部34、1x受信タイミング設定部35、1x送信タイミング設定部36、共通セル情報データベース37、1xEV−DOセル情報データベース38、1xEV−DO制御部39、1xページングカウンタ40、1xEV−DOページングカウンタ41、1xEV−DO受信タイミング設定部42、1xEV−DO送信タイミング設定部43などにより構成されている。共通システムタイミング維持部34の内部には、システムタイミングカウンタを備える。
1xサービス受信部の構成は、アンテナ21、RF受信部22、1xRAKE受信部23、復号部25、1xセル情報データベース31、共通セル情報データベース37、1x制御部32、共通システムタイミング管理部33、共通システムタイミング維持部34、1x受信タイミング設定部35、及び1xページングカウンタ40などにより構成される。
1xEV−DOサービス受信部の構成は、アンテナ21、RF受信部22、1xEV−DO RAKE受信部24、復号部25、共通セル情報データベース37、1xEV−DOセル情報データベース38、1xEV−DO制御部39、共通システムタイミング管理部33、共通システムタイミング維持部34、1xEV−DO受信タイミング設定部42、及び1xEV−DOページングカウンタ41などにより構成される。
1xEV−DOサービス送信部の構成は、アンテナ21、RF送信部29、1xEV−DO拡散部28、符号化器26、共通システムタイミング管理部33、共通システムタイミング維持部34、1xEV−DO送信タイミング設定部43などにより構成される。
これにより、基地局における所定の拡散符号と1x制御部32からのPN符号32aが一致した時に、1xセルパワー23aが生じる。
(周波数設定)
システム図(図6)で説明した無線周波数に関連して、デュアル無線端末における周波数設定は、次のように行われる。
1xサービス受信の場合、制御部30は、RF受信制御信号30aにより、RF受信部22のシンセサイザに対して、f1dwの周波数設定を行う。
1xサービス送信の場合、制御部30は、RF送信制御信号30bにより、RF送信部29のシンセサイザに対して、f1upの周波数設定を行う。
1xEV−DOサービス受信の場合、制御部30は、RF受信部22に対して、f2dw(fEV1dw又はfEV2dw)の周波数設定を行う。
1xEV−DOサービス送信の場合、制御部30は、RF送信部29に対して、f2up(fEV1up又はfEV2up)の周波数設定を行う。
まず、当該デュアル無線端末が1xサービスエリアの圏内にいるかどうかの確認について、以下に説明する。複数の1xサービスの基地局から送信された無線周波数f1dwの無線信号はアンテナ21により合成受信され、RF受信部22に送出される。RF受信部22は、周波数f1dwに周波数設定されたシンセサイザ条件において、複数の1x基地局から受信した無線信号の合成の受信信号強度を表わすRSSI(Received Signal Strength Indicator)22aを制御部30へ送出する。
次に、複数の1xサービスの基地局(セル)を特定するための1xセルサーチについて、以下に説明する。複数の1xサービスの基地局は、それぞれ異なるPN符号が割り当てられており、そのPN符号で拡散処理したパイロット信号を送信している。
デュアル無線端末の1x制御部32は、例えば全セルサーチを行う場合は、図5に示したPNオフセット「0」〜「511」を1xRAKE受信部23のサーチャに順次、指示する。サーチャは各PNオフセット「0」〜「511」で順次、逆拡散処理を行い、その結果である1xセルパワー信号23aを1x制御部32へ順次、送出する。
1x制御部32は、セルサーチにより、1xセルパワー信号23aが最大となった時のPNオフセットを確定する。このPNオフセットを割り当てられた1xセルが、セルパワー最大の1xセルである。
次に、システムタイミング同期について説明する。上記したセルパワー最大の1xセルから送信されるSYNC情報は、アンテナ21、RF受信部22、1xRAKE受信部23、復号部25により復号され、受信データ25aとして制御部30へ送出される。
前述のセルパワー最大の1xセルは、システムタイミング確立後、当該デュアル無線端末と通信を行う1xサービングセル(1xアクティブセル)となる。
次に、システムタイミング確立後の1x待ち受け処理について説明する。1xサービングセルは、システムタイミングに同期したタイミングで、例えば、5.12秒周期で1xページング信号をデュアル無線端末へ送信する。
デュアル無線端末では、電池の使用時間を延ばすために、この1xページング信号に合わせて、例えば、5.12秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作を行う。1x待ち受け処理時に常時動作する部分は、共通システムタイミング維持部34および1xページングカウンタ40である。そして、この1xページングカウンタ40は、間欠動作タイミングを記憶しており、1xページング信号到来に合わせて、デュアル無線端末の他の主要部分をウェイクアップさせる。ウェイクアップ中の処理が終了すると、スリープ状態となり、次の間欠動作タイミングのウェイクアップを待つ。
まず、当該デュアル無線端末が1xEV−DOサービスエリアの圏内に位置しているかどうかの確認について、以下に説明する。複数の1xEV−DOサービスの基地局から送信された無線周波数f2dwの無線信号はアンテナ21により合成受信され、RF受信部22に送出される。RF受信部22は、周波数f2dw(fEV1dw又はfEV2dw)に周波数設定されたシンセサイザ条件において、複数の1xEV−DO基地局から受信した無線信号の合成の受信信号強度を表わすRSSI22aを制御部30へ送出する。
制御部30は、このRSSI信号22aが所定の閾値以上であれば、当該デュアル無線端末が1xEV−DOサービスエリアの圏内にいる、すなわち、当該デュアル無線端末の近傍に1xEV−DOサービスの基地局が存在すると概略認識する。
次に、システムタイミング同期について説明する。1xEV−DOサービス受信に先立って1xサービス受信が行われる場合、1xシステムタイミングは、すでに共通システムタイミング維持部34内のシステムタイミングカウンタに記憶されている。1xサービスと1xEV−DOサービスのシステムタイミングはGPSに同期しており、下りのパイロット信号のシステムタイミングは同じである。従って、すでに共通システムタイミング維持部34内のシステムタイミングカウンタに記憶されている1xシステムタイミングをそのまま適用することにより、新たに1xEV−DOのシステムタイミング確立動作を行う必要はない。
そして、共通システムタイミング管理部33は、共通システムタイミング維持部34に記憶したシステムタイミングを基に、1xEV−DO受信タイミング設定部42にタイミング設定を行う。1xEV−DO受信タイミング設定部42は、それを基に、1xEV−DO RAKE受信部24にタイミング指定を行う。
次に、複数の1xEV−DOサービスの基地局(セル)を特定するための1xEV−DOセルサーチについて、以下に説明する。複数の1xEV−DOサービスの基地局は、それぞれ異なるPN符号が割り当てられており、そのPN符号で拡散処理したパイロット信号を送信している。
1xEV−DOサービス受信と併行して行われている1xサービス受信でのページング処理において、1xセルサーチの結果が、1xセルパワー順に、1xセルサーチ結果データベース311に記憶されている。1xEV−DO制御部39は、この1xセルパワー順のPNオフセットを1xEV−DO RAKE受信部24に設定して、1xEV−DOセルサーチを行う。そして、1xEV−DO制御部39は、最大の1xEV−DOセルパワー24aを確認して、1xEV−DOセルパワーが最大の1xEV−DOセルを選択する。この最大の1xEV−DOセルは、当該デュアル無線端末と通信を行う1xEV−DOサービングセルとなる。
次に、システムタイミング確立後の1xEV−DO待ち受け処理について説明する。1xEV−DOサービングセルは、システムタイミングに同期したタイミングで、例えば、5.12秒周期で1xEV−DOページング信号をデュアル無線端末へ送信する。
デュアル無線端末では、電池の使用時間を延ばすために、この1xEV−DOページング信号の整数倍、例えば4倍の20.48秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作を行う。1xEV−DO待ち受け処理時に常時動作する部分は、共通システムタイミング維持部34および1xEV−DOページングカウンタ41である。そして、この1xEV−DOページングカウンタ41は、間欠動作タイミングを記憶しており、1xEV−DOページング信号到来の整数倍、例えば4倍の20.48秒周期のタイミングに合わせて、デュアル無線端末の他の主要部分をウェイクアップさせる。ウェイクアップ中の処理が終了すると、スリープ状態となり、次のタイミングのウェイクアップを待つ。
送信データ26aは、符号化器26により符号化処理などが行われる。符号化器26は符号化したデータを1x拡散部27へ送出する。また、共通システムタイミング管理部33は、共通システムタイミング維持部34が記憶しているシステムタイミングに合わせて、送信タイミングを1x送信タイミング設定部36に指示する。1x送信タイミング設定部36は、指示されたタイミング情報を1x拡散部27へ出力する。
1x拡散部27は、符号化器26からのデータに対して、指示されたタイミングで拡散処理などを行って、RF送信部29へ送出する。RF送信部29は、D/A変換やアップコンバートなどの無線処理を行い、その無線信号をアンテナ21から基地局へ送信する。
送信データ26aは、符号化器26により符号化処理などが行われる。符号化器26は符号化したデータを1xEV−DO拡散部28へ送出する。また、共通システムタイミング管理部33は、共通システムタイミング維持部34が記憶しているシステムタイミングに合わせて、送信タイミングを1xEV−DO送信タイミング設定部43に指示する。1xEV−DO送信タイミング設定部43は、指示されたタイミング情報を1xEV−DO拡散部28へ出力する。
1xEV−DO拡散部28は、符号化器26からのデータに対して、指示されたタイミングで拡散処理などを行って、RF送信部29へ送出する。RF送信部29は、D/A変換やアップコンバートなどの無線処理を行い、その無線信号をアンテナ21から基地局へ送信する。
図13は、デュアル無線端末の制御部30の動作を示すゼネラルフローチャートであり、デュアル無線端末の電源オン後の初期動作から1xと1xEV−DOサービスの同時待ち受けとなるまでの概略動作を示す。
デュアル無線端末が電源オンになると、制御部30は、1xサービスセルとの接続のために、1x無線信号のRSSI測定、1xセルサーチ、および1xシステムタイミング確立などの1x初期捕捉動作を行う(ステップS2)。
ステップS2で1x初期捕捉ができた(ステップS2のYES)場合は、その1x初期捕捉できた1xサービングセルとの間で、1x Idle State(1x待ち受け)(ステップS3)に入る。1x Idle State(ステップS3)では、1xサービングセルから送信される当該デュアル無線端末への着信呼出しの待ち受けを行う。また、セルリセレクションに備えての1xセルサーチを行う。これらの処理は、電池の使用時間をセーブするために、例えば、5.12秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。この1x Idle State(ステップS3)は、ステップS3以降も継続して動作する。
次に、この1x Idle State(ステップS3)と併行して、1xEV−DOサービスセルとの接続のために、1xEV−DO無線信号のRSSI測定、1xEV−DOセルサーチ、および1xEV−DOシステムタイミング確立などの1xEV−DO初期捕捉動作を行う(ステップS4)。
上述のステップS4で1xEV−DO初期捕捉ができた(ステップS4のYES)場合は、その1xEV−DO初期捕捉できた1xEV−DOサービングセルとの間で、1xEV−DO Idle State(1xEV−DO待ち受け)(ステップS5)に入る。1xEV−DO Idle State(ステップS5)では、1xEV−DOサービングセルから送信される当該デュアル無線端末への1xEV−DO着信呼出しの待ち受けを行う。また、セルリセレクションに備えての1xEV−DOセルサーチを行う。この処理は、電池の使用時間をセーブするために、例えば、5.12秒の整数倍である20.48秒の周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。この1xEV−DO Idle Stateは、上述の1x Idle State(ステップS3)と併行して行われ、1x/1xEV−DO Idle State(同時待ち受け)(ステップS6=S3+S5)となる。
上述の1x初期捕捉ができなかった(ステップS2のNO)場合は、1x圏外処理に入る(ステップS7)。1x圏外処理(ステップS7)では、デュアル無線端末の使用者が1x圏内に移動する場合を考慮して、再度、1x初期捕捉動作を行う。この1x圏外処理での1x初期捕捉動作は、電池の使用時間をセーブするために数秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。
上述の1xEV−DO初期捕捉ができなかった(ステップS4のNO)場合は、1xEV−DO圏外処理に入る(ステップS8)。 1xEV−DO圏外処理(ステップS8)では、デュアル無線端末の使用者が1xEV−DO圏内に移動する場合を考慮して、再度、1xEV−DO初期捕捉動作を行う。この1xEV−DO圏外処理での1xEV−DO初期捕捉動作は、電池の使用時間をセーブするために数秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。
(1x初期捕捉の詳細)
図14は、1x初期捕捉(図13のステップS2)の詳細フローチャートである。デュアル無線端末が電源オンになると、制御部30は、まず、複数の1x基地局から受信した周波数f1dwの無線信号の合成の受信信号強度を表わすRSSIの測定を行う。RSSIが閾値th1以下の場合(ステップS21のNO)は、1x圏外処理に入る(ステップS7)。
図16は、1x Idle State(図13のステップS3)の詳細フローチャートである。1x Idle State(ステップS3)は、例えば、5.12秒周期でウェイクアップ状態となる間欠動作により行う。
図17は、1x Idle State(ステップS3)と併行して行われる1xEV−DO初期捕捉(ステップS4)の詳細フローチャートである。デュアル無線端末が電源オンになると、制御部30は、1xEV−DOサービスについては、まず、複数の1xEV−DO基地局から受信した周波数f2dw(fEV1dw又はfEV2dw)の無線信号の合成の受信信号強度を表わすRSSIの測定を行う。この周波数f2dwは、2つの候補周波数fEV1dwおよびfEV2dwがあり、両方について測定する。fEV1dwおよびfEV2dwいずれのRSSIも閾値th1以下の場合(ステップS41のNO、且つステップS42のNO)は、1xEV−DO圏外処理に入る(ステップS8)。
閾値以上のセルパワーのセルが有る場合、その中のセルパワー最大のセルを選択し(ステップS48のYES)、セルパワー最大のセルを1xEV−DOサービングセル(1xEV−DOアクティブセル)として、そのセルからシステム情報メッセージを受信する。このシステム情報には、1xEV−DOサービングセルの近隣のセル情報である1xEV−DOネイバセルリストが含まれている。この1xEV−DOネイバセルリストには、1xEV−DOネイバセルのPNオフセット情報が含まれており、これを1xEV−DOセル情報データベース38(図15)に記録する(ステップS49)。この1xEV−DOネイバセルリストには、現在通信している1xEV−DOサービングセル(1xEV−DOアクティブセル)も含まれる。以上で1xEV−DO初期捕捉を終了し、1x/1xEV−DO Idle State(ステップS5)へ移行する。
図18は、1xEV−DO Idle State(図13のステップS5)の詳細フローチャートである。1xEV−DO Idle State(ステップS5)の時点では、すでに1x Idle State(ステップS3)が継続動作中であり、1x/1xEV−DO Idle State(同時待ち受け)(ステップS6=S3+S5)状態となる。この1x/1xEV−DO Idle State(同時待ち受け)(ステップS6=S3+S5)における1xEV−DO Idle State(ステップS5)について、以下に説明する。
1xEV−DO Idle State(ステップS5)では、1xEV−DOサービングセル(1xEV−DOアクティブセル)からの1xEV−DOの着信呼出しのチェックを行う(ステップS51)。着信呼出しのチェックでは、1xEV−DO着信呼出しの有無をチェックし(ステップS52)、着信呼出しが有れば(ステップS52の有り)、1xEV−DO Connected処理に入り、連続ウェイクアップして、パケットデータ受信状態になる(ステップS53)。
現在サービスしている1xサービングセルが1xEV−DOサービスも行う共用セル、つまり同一のPNオフセットのセルであって、かつ、この1xサービングセルのセルパワーが、十分大きい閾値th3以上の場合は、共用セルの1xEV−DOセルのセルパワーも十分大きい。
図19は、1x Idle Stateと1xEV−DO Idle Stateのタイムチャートである。1xページング信号は、5.12秒周期のタイミングで1xセルから送信されており、T1〜T5について図示する。デュアル無線端末は、1xページングカウンタ40(図10)に、このタイミングT1〜T5を記憶しており、1x待ち受け間欠動作に示すように、1xページング信号の到来タイミングに合わせて、スリープ状態からウェイクアップ状態になる。
所定の処理が終了すると、スリープ状態になり、次のタイミングT2までスリープ状態を継続する。以降、タイミングT2、T3、T4、T5・・毎にウェイクアップして、同様の処理を行う。
デュアル無線端末は、システムタイミング維持部に記憶している1xEV−DOページング信号の到来タイミングの内、n回に1回だけスリープ状態からウェイクアップ状態になる。この例では、1xEV−DO待ち受け間欠動作に示すように、n=4回分である20.48秒に1回のタイミングT11とT15でウェイクアップ状態になる。
1xEV−DOセルは、1xEV−DOサービスについては、デュアル無線端末への1xEV−DO方式の着信があった場合、n回連続して当該デュアル無線端末へ着信ページングメッセージを送出する。この例では4回連続して、例えば、タイミングT13、T14、T15及び図示しない次のタイミングT16で、当該デュアル無線端末へページングメッセージを送出する。
これにより、デュアル無線端末は、タイミングT13、T14、T16では受信することができないが、タイミングT15においてウェイクアップして、ページングメッセージを見落とすことなく受信することができる。
上記のデュアル無線端末における1xEV−DOページングの待ち受け周期は、例えば20.48秒であったが、この周期設定を以下のように行っても良い。
ネットワーク側は、デュアル無線端末の1xEV−DOページングのウェイクアップタイミングT11、T15、・・において、20.48秒周期でデュアル無線端末のIPアドレス情報やロケーション情報を確認するが、デュアル無線端末が急いで移動していると、これを見失う確率が高くなる。
なお、整数nの値は、1xEV−DOセルとデュアル無線端末との間で通知して、整合を取る。
12 複素拡散部
13、14 フィルタ
15 I/Q変調部
16 RF送信部
17 アンテナ
21 アンテナ
22 RF受信部
23 1xRAKE受信部
231 乗算器
232 積分器
233 2乗回路
235 共通RAKE受信部
24 1xEV−DO RAKE受信部
25 復号部
26 符号化器
27 1x拡散部
275 共通拡散部
28 1xEV−DO拡散部
29 RF送信部
30 制御部
31 1xセル情報データベース
311 1xセルサーチ結果データベース
32 1x制御部
33 共通システムタイミング管理部
34 共通システムタイミング維持部
35 1x受信タイミング設定部
36 1x送信タイミング設定部
37 共通セル情報データベース
38 1xEV−DOセル情報データベース
39 1xEV−DO制御部
40 1xページングカウンタ
41 1xEV−DOページングカウンタ
42 1xEV−DO受信タイミング設定部
43 1xEV−DO送信タイミング設定部
101 1x基地局
102 1xBSC
103 MSC
104 PSTN
105 1xEV−DO基地局
106 1xEV−DO BSC
107 PDSN
108 INTERNET
109 デュアル基地局
201、202 デュアル無線端末
203 1x無線端末
204 1xEV−DO無線端末
301、302、303 GPS
401 1xセル
402 共用セル
501 1xセル群
502 1xEV−DOセル群
Claims (4)
- システム同期が相互に取れた第1無線方式のセルと第2無線方式のセルとデュアル無線端末装置を有するデュアル無線システムにあって、
前記第1無線方式のセルは、
第1ページング信号を所定の周期で前記デュアル無線端末へ送信する第1送信手段を有し、
前記第2無線方式のセルは、
第2ページング信号を所定の周期で前記デュアル無線端末へ送信すると共に、前記デュアル無線端末への着信があった時に、当該デュアル無線端末への着信呼出し信号を前記第2ページング信号により整数n回連続して送信する第2送信手段を有し、
前記デュアル無線端末装置は、
第1無線方式のセルから送信される第1無線信号を受信して第1無線方式の第1ページング信号などの受信データを復調する第1受信手段と、
第2無線方式のセルから送信される第2無線信号を受信して第2無線方式の第2ページング信号などの受信データを復調する第2受信手段と、
前記第1無線方式の第1のシステム同期確立を行ってシステムタイミングを記憶すると共に、前記第1受信手段と前記第2受信手段の受信タイミングを制御する共通のシステムタイミング制御手段と、
前記システムタイミングを基にして前記第1ページング信号の到来タイミングでウェイクアップして第1のページング処理を行う第1ページング処理手段と、
前記システムタイミングを基にして前記第2ページング信号の到来周期の前記整数n倍のタイミングでウェイクアップして第2のページング処理を行う第2ページング処理手段と、
前記端末装置の移動速度を認識する手段と、
前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を短く設定し、前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を長く設定する設定手段と
を具備することを特徴とするデュアル無線システム。 - 第1無線方式のセルと第2無線方式のセルとデュアル無線端末装置を有するデュアル無線システムにあって、
前記第1無線方式のセルは、
第1ページング信号を所定の周期で前記デュアル無線端末へ送信する第1送信手段を有し、
前記第2無線方式のセルは、
第2ページング信号を所定の周期で前記デュアル無線端末へ送信すると共に、前記デュアル無線端末への着信があった時に、当該デュアル無線端末への着信呼出し信号を前記第2ページング信号により整数n回連続して送信する第2送信手段を有し、
前記デュアル無線端末装置は、
第1無線方式のセルから送信される第1無線信号を受信して第1無線方式の第1ページング信号などの受信データを復調する第1受信手段と、
第2無線方式のセルから送信される第2無線信号を受信して第2無線方式の第2ページング信号などの受信データを復調する第2受信手段と、
前記第1ページング信号の到来タイミングでウェイクアップして第1のページング処理を行う第1ページング処理手段と、
前記第2ページング信号の到来周期の前記整数n倍のタイミングでウェイクアップして第2のページング処理を行う第2ページング処理手段と、
前記端末装置の移動速度を認識する手段と、
前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を短く設定し、前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を長く設定する設定手段と
を具備することを特徴とするデュアル無線システム。 - 第1無線方式のセルから送信される第1無線信号を受信して第1無線方式の第1ページング信号などの受信データを復調する第1受信手段と、
前記第1無線方式のセルとシステム同期が取れた第2無線方式のセルから送信される第2無線信号を受信して第2無線方式の第2ページング信号などの受信データを復調する第2受信手段と、
前記第1無線方式の第1のシステム同期確立を行ってシステムタイミングを記憶すると共に、前記第1受信手段と前記第2受信手段の受信タイミングを制御する共通のシステムタイミング制御手段と、
前記システムタイミングを基にして前記第1ページング信号の到来タイミングでウェイクアップして第1のページング処理を行う第1ページング処理手段と、
前記システムタイミングを基にして前記第2ページング信号の到来周期の前記整数n倍のタイミングでウェイクアップして第2のページング処理を行う第2ページング処理手段と、
前記端末装置の移動速度を認識する手段と、
前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を短く設定し、前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を長く設定する設定手段と
を具備することを特徴とするデュアル無線端末装置。 - 第1無線方式のセルから送信される第1無線信号を受信して第1無線方式の第1ページング信号などの受信データを復調する第1受信手段と、
第2無線方式のセルから送信される第2無線信号を受信して第2無線方式の第2ページング信号などの受信データを復調する第2受信手段と、
前記第1ページング信号の到来タイミングでウェイクアップして第1のページング処理を行う第1ページング処理手段と、
前記第2ページング信号の到来周期の前記整数n倍のタイミングでウェイクアップして第2のページング処理を行う第2ページング処理手段と、
前記端末装置の移動速度を認識する手段と、
前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を短く設定し、前記認識した移動速度が所定値以上の場合に前記第2ページング処理手段のウェイクアップ周期を長く設定する設定手段と
を具備することを特徴とするデュアル無線端末装置。
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