JP3791568B2 - 空気調和システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外機に接続され、当該室外機容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機において、この接続された室内機の運転容量合計が室外機容量以内に入るようにした空気調和システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の室外機に対して複数の室内機が接続される空気調和システムでは、室外機容量に対する各室内機の実運転容量合計が実際には充分に小さいにも関らず、図13に示すように、室外機容量を、室内機が全て運転されても良いように設計していた、即ち、室外機容量と各室内機の合計容量とが等しくなるように設していた。
このような考え方に基づいているため、特に、その店舗の改装時等に、室内機の台数(容量)を増加させることが必要となった時には、その増加室内機の台数(容量)の合計負荷(合計必要容量)に合った室外機を更に追加設置していた。
【0003】
次に、これらの具体的例を図13を用いて説明する。なお、この図は店舗併用住宅の構成図であり、この図の四角枠内の数字は各室内の必要空調負荷(容量)を示す。
この図からも解るように、人が仕事する場である店舗部は昼間だけ人がいるため、昼間だけ空調を行い、夜間は空調をしない。また逆に、人の休息の場である住居部は、昼間あまり空調をせずに、夜間時に空調を行うのが一般的である。
従って、このような店舗併用住宅等における空調負荷の推移は図14に示したようになる。この図に示すように、どの時間帯でも空調負荷の容量合計は5以下になっているのにも関らず、図13に示したように、各室内機容量に対応した室外機容量をそれぞれ選定し、4の容量のものと5の容量の室外機を1台づつ、計2台を設置したり、或は、単純に室内機容量を合算し、その合算容量の9に対応した室外機の容量を選定して設置し、運転していた。
なお、図中の室外機1の四角内の数字は室外機の容量を示し、また室内機2の四角内の数字は、室内機の容量を示す。
また、室外機1と室内機2とを結ぶ線は冷媒回路の接続関係を示す。
なお、これらの数字および線の意味は他の図においても同様である。
【0004】
また、図13に示した空き室等の住居3を新たに空調して図15のようにした場合も、図16に示すように、各時間帯における空調負荷合計が常に6以下であるにも関らず、新たに室外機1や室内機2を図15のように増設して、その住居空間を空調していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の空気調和システムでは、全室内機が運転されても良いように室外機容量が選定されているので、実際に運転される室内機容量に対して室外機容量が過剰な状態で運転されるため、冷媒充填量が多くなったり、無駄なエネルギーを消費したり、設備費が割高になるという問題点があった。
【0006】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、室内機の運転容量が室外機容量を越えることなく、室外機容量を効率良く活用して、エネルギー効率が良く、各室内機の運転要求に応じて安定した運転をする経済的で、使い勝手がよく、信頼性の高い空気調和システムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の空気調和システムは、室外機と、この室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記複数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段とを備え、前記運転制御手段が、前記各リモコンが運転要求した各室内機の容量合計を算出する算出手段と、この算出手段の算出結果に基づいて、前記運転要求した各室内機の容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断する判断手段と、この判断結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機容量を越えた時、前記運転要求した各室内機の運転優先順位を判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に基づいて前記運転要求した各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する制御指令手段と、を具備するものである。そして、前記判別手段が、前記運転要求した各室内機の運転優先順位を判別し、最も運転優先順位の低いリモコンの室内機から順次除外し、前記算出手段が、前記除外されなかった各リモコンの運転要求した室内機容量の合計を算出し、前記判断手段が、前記除外されなかった各リモコンの運転要求した室内機容量の合計が室外機容量以内であると判断すると、前記制御指令手段が、前記除外されなかった各リモコンが運転要求した室内機の運転状態をそのリモコンの操作結果により制御するとともに、前記除外された室内機を停止させる。
【0010】
また、室外機と、この室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置された室内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割付設定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて前記各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの運転状態を制御する運転制御手段と、を備え、前記運転制御手段が、前記各リモコンが運転要求したブロックの各室内機容量合計を算出する算出手段と、この算出手段の算出結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断する判断手段と、この判断結果に基づいて、前記各室内機容量合計が前記室外機容量を越えた時、前記各リモコンが運転要求したブロックの運転優先順位を判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に基づいて前記運転要求したブロックの運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する運転制御手段と、を備えるものである。そして、前記判別手段が、前記運転要求した各ブロックの運転優先順位を判別し、最も運転優先順位の低いブロックの室内機から順次除外し、前記算出手段が、前記除外されなかったブロックの各リモコンの運転要求した室内機容量の合計を算出し、前記判断手段が、前記除外されなかったブロックの各リモコンの運転要求した室内機容量の合計が室外機容量以内であると判断すると、前記制御指令手段が、前記除外されなかったブロックの各リモコンが運転要求した室内機の運転状態をそのリモコンの操作結果により制御するとともに、前記除外されたブロックの室内機を停止させる。
【0013】
また、前記各リモコンの運転優先順位が、前記室内機の容量合計が大きいまたは台数が多い順である。
【0014】
また、前記制御指令手段が、前記判断手段または前記判別手段の結果に基づいて前記各リモコンの操作結果により各室内機の運転状態を制御する時、当該リモコン以外のリモコンに操作禁止信号を所定時間送信して、前記当該リモコン以外のリモコンの操作を所定時間停止させるものである。
【0015】
また、前記各リモコンが、前記制御指令手段からの操作禁止信号を表示部に表示させるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に、本実施の形態1について、図1、2、7を用いて説明する。
図1は本実施の形態1における空気調和機の系統を示す概略構成図である。
この図1において、1は室外機、2はこの室外機1に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機、3はこれらの複数の室内機2と接続され、その各室内機2の運転状態を操作するリモコン、4は室外機1、室内機2、リモコン3、および後述する運転制御手段8間を接続するために設けられ、双方向の信号を伝送する伝送線、5は室外機1の運転を制御する各室外機の制御器、6はリモコン3からの信号に基づいて室内機2の運転動作を制御する各室内機の制御器である。
【0017】
また、8は運転制御手段で、この運転制御手段8は、各リモコン3が運転要求した室内機の容量合計を算出する算出手段8aと、この算出手段の算出結果に基づいて、各リモコン3が運転要求した室内機2の容量合計が室外機2の容量以内か、否かを判断する判断手段8cと、この判断結果に基づいて、室内機容量合計が前記室外機容量以内時、運転要求した室内機2の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する制御指令手段8eと、を具備している。
なお、上記判断結果で、室内機容量合計が前記室外機容量を越えている時は、運転制御手段8の判別手段8dが、運転要求した各リモコン3の室内機の運転優先順位を判別し、この判別結果により、後述するように室内機容量合計が前記室外機容量以内になるまで室内機の運転優先順位を判別する。従って、容量制御指令手段8eは、その判別結果に基づいて運転要求した各リモコンの室内機2の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する。
【0018】
また、この空気調和システムにおいては、それぞれ図示せぬが当然、圧縮機、冷暖房切替用の4方弁、室外側熱交換器、およびアキュムレータを室外機1が具備し、また、各室内機2は室内側熱交換器と減圧装置などを具備している。
なお、室外機1の4方弁と各室内機2の室内側熱交換器との間、および室外機1の室外側熱交換器と各室内機2の減圧装置との間は、それぞれ図示せぬ冷媒配管で接続され、この接続配管によって室外機1と各室内機2が連結されて、冷凍サイクルが構成されている。
【0019】
次に、この実施の形態1の動作を図2を用いて説明する。
まず、利用者が各室内機2内、ある室内機2のリモコンを操作すると、その操作されたリモコンの操作結果(運転要求)が、伝送線4を介して運転制御手段8に伝えられる。
次に、運転制御手段8は、その算出手段8aが、このリモコン3の操作結果から、予め登録された各リモコンの各室内機容量値に基づいて各リモコンが運転要求した室内機の容量合計を算出する。
次に、判断手段8cは、この算出手段8aの算出結果に基づいて、運転要求した各リモコンの室内機の容量合計が室外機の容量以内か、否かを判断する。
この判断結果で、室内機2の容量合計が室外機1の容量以内時は、制御指令手段8eが、各リモコンが運転要求した室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する。
【0020】
一方、上記判断結果で、室内機2の容量合計が室外機1の容量を越えている時は、判別手段8dが、各リモコン3が運転要求した室内機の運転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコン3の室内機から順次外して行き、各リモコン3が運転要求した室内機容量合計が室外機容量以内になるまで運転優先順位に基づて判別、除外する。
なお、各リモコン3の運転優先順位は、予め次のように設定されている。
例えば、室内機2が設置された室内使用目的・重要度、または、各リモコン3の室内機容量の大きさ順位等である。
【0021】
次に、容量制御指令手段8eは、この判別結果に基づいて、室内機容量合計が前記室外機以内になると、各リモコンが運転要求した室内機2の運転状態をそのリモコンの操作結果により制御する。
なお、この時、室外機1や室内機2はその最新の運転状態(運転温度、圧力等)を運転制御手段8に伝達するので、運転制御手段8はその運転結果を表示器(図示せず)に表示する。
【0022】
次に、この運転許可された室内機が運転された状態で、所定時間経過後または運転許可された室内機が停止した時、他の室内機のリモコン3が操作されて運転要求があった場合、運転制御手段8は再び操作されたリモコンの操作結果(室内機の運転要求)を認めるか、否かのを前述の判断基準(運転要求した各リモコンの室内機の容量合計が室外機の容量以内か、否かを)に基づいて判断処理を行う。
なお、この判断結果で、運転許可されている室内機と運転要求があったリモコンの合計室内機容量が室外機容量以下であれば、運転要求があったリモコンの運転要求も認める。
しかし、室内機の容量合計が室外機容量を越えていると判断した時は、運転制御手段8は前述の予め設定された各室内機の運転優先順位を見て、もしも、運転要求があったリモコンの運転優先順位が現在運転許可されている室内機より高ければ、現在運転許可されている優先順位の低いリモコンから順次停止し、室内機容量合計が室外機容量内になるように判別してから、運転要求があった室内機の運転を許可する。
【0023】
以上説明したように、室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記複数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、を備えた空気調和システムにおいて、運転制御手段が、各リモコンが運転要求した各室内機の容量合計を算出し、この算出結果が前記室外機の容量以内か、否かを判断し、この判断結果により、各室内機の運転容量合計が室外機容量以内時、運転要求した各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御するので、常に、室内機の運転要求に応じながら、全室内機容量合計に対応させて室外機容量をムダに過大にすること無く、室外機を効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内を空調する経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0024】
また、判断手段の判断結果により、室内機の容量合計が室外機の容量を越えていると判断した時は、判別手段が、各リモコンが運転要求した室内機の運転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコンの室内機を順次外して行き、運転要求した室内機容量合計が室外機容量以内になってから、室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御するので、室内機の運転要求に応じながら、更に、室外機容量をムダに全室内機容量合計に対応させて過大にすること無く、効率良く活用して、エネルギー効率が良く、各室内を空調する経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0025】
また、図7に示すように、運転制御手段8が運転操作許可を出したリモコン3以外のリモコン3に対して運転操作禁止指令を所定時間出力して停止し、この停止指令の所定時間が経過したり、あるいは、その運転許可したリモコンからの停止信号を運転制御手段8が受信した時、スタートに戻るようにすると、運転操作許可を出したリモコン3以外のリモコン3の操作を所定時間停止するので、更に安定した運転をする信頼性の高い空気調和システムが得られる。
【0026】
実施の形態2.
以下に、本実施の形態2について、図3、4、7を用いて説明する。
なお、この実施の形態2は、実施の形態1の複数の室内機を、その室内の活用状況に応じて各ブロックに分け、この分けたブロックのそれぞれにリモコン3を設け、このリモコン3の運転要求に応じて実施の形態1とほぼ同様の動作をさせ、室内機の運転容量と室外機容量を接近させて運転をさせるものである。
従って、この実施の形態2における構成は、図3に示すように、実施の形態1の構成に、各室内機2を各ブロックに割り付ける割付設定手段7aを具備した運転動作設定手段7が付加される。
【0027】
また、運転制御手段8は、この運転動作設定手段7の割付設定手段7aが割付した各ブロックのリモコン3が運転要求した室内機の容量合計を算出する算出手段8aと、この算出手段8aが算出した各ブロックの容量合計が室外機の容量以内か否かを判断する判断手段8cと、この判断手段8cの判断結果に基づいて、室内機容量合計が室外機容量以内時、運転要求した室内機2の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する制御指令手段8eと、を具備している。
なお、上記判断結果で、室内機容量合計が前記室外機容量を越えている時は、判別手段8dが、運転要求した各リモコン3の室内機の運転優先順位を判別して、室内機容量合計が前記室外機容量以内になるようにした後、その判別結果に基づいて容量制御指令手段8eが各室内機2の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する。
【0028】
次に、この実施の形態2の動作を図4を用いて説明する。
まず、割付設定手段7aが、各室内機2をその室内の活用状況(使用状況)に応じて各ブロック(例えば、ブロックA、B、C)に割り付ける。
なお、これらの各ブロックA、B、CにはそれぞれのリモコンA、B、Cが設けられ、これらの各リモコンが各ブロックの運転状態を操作する。
【0029】
次に、これらの各リモコンA、B、C内、あるブロックのリモコン3(例えばA、B)を操作すると、そのリモコンの操作結果(運転要求)が、伝送線4を介して運転制御手段8に伝えられる。
次に、運転制御手段8は、これらの各リモコンA、Bの操作結果により、その算出手段8aが、運転要求した各リモコンA、Bの室内機の容量合計を算出し、その算出結果を判断手段8cに送信する。
次に、この算出結果に基づいて判断手段8cは、運転要求した各リモコンA、Bの室内機の容量合計が室外機の容量以内か、否かを判断する。
この判断結果で、室内機2の容量合計が室外機1の容量以内時は、制御指令手段8eへ運転許可指令を送信するので、制御指令手段8eは運転要求した各ブロックの室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する。
【0030】
一方、上記判断結果で、室内機2の容量合計が室外機1の容量を越えている時は、判別手段8dが、各リモコン3が運転要求した各ブロックの運転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコン3のブロックから順次外して行き、各リモコン3が運転要求した室内機容量合計が前記室外機以内になるまで運転優先順位に基づて判別する。
なお、各リモコン3の運転優先順位は、予め次のように設定されている。
例えば、室内機2が設置された室内使用目的・重要度、または、各リモコン3の室内機容量の大きさ、あるいは、台数の多い順位等である。
【0031】
次に、容量制御指令手段8eは、この判別結果に基づいて、室内機容量合計が前記室外機以内になると、各リモコンが運転要求したブロックの運転状態をそのリモコンの操作結果により制御する。
なお、この時、室外機1や各ブロックの室内機2はその最新の運転状態(運転温度、圧力等)を運転制御手段8に伝達するので、運転制御手段8はその運転結果を表示器(図示せず)に表示する。
【0032】
次に、この運転許可されたブロックが運転された状態で、他の室内機のリモコン3が操作されて運転要求があった場合、運転制御手段8は再び操作されたリモコンの操作結果(室内機の運転要求)を認めるか、否かのを前述の判断基準(運転要求した各リモコンの室内機の容量合計が室外機の容量以内か、否かを)に基づいて判断処理を行う。
なお、この判断結果で、運転許可されているリモコンのブロックと運転要求があったリモコンの合計室内機容量が室外機容量以下であれば、運転要求があったリモコンの運転要求も認める。
【0033】
しかし、室内機の容量合計が室外機容量を越えていると判断した時は、運転制御手段8は前述の予め設定された各ブロックの運転優先順位を見て、もしも、運転要求があったリモコンの運転優先順位が現在運転許可されている室内機より高ければ、現在運転許可されている優先順位の低いリモコンのブロックから順次停止し、室内機容量合計が室外機容量内になるように判別してから、運転要求があったブロックの室内機の運転を許可する。
【0034】
以上説明したように、室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置された室内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割付設定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて前記各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの運転状態を制御する運転制御手段と、を備えた空気調和システムにおいて、運転制御手段が、各リモコンが運転要求した各ブロックの室内機の容量合計を算出し、この算出結果が前記室外機の容量以内か、否かを判断し、この判断結果により、各室内機の運転容量合計が室外機容量以内時、運転要求した各ブロックの運転状態をその各リモコンの操作結果により制御するので、全室内機容量合計に対応させて室外機容量をムダに過大にすること無く、更に効率良く活用して、各室内の活用・使用状況に応じて各室内を空調する特にビル空調等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0035】
また、割付設定手段が、複数の室内機を、当該室内機が設置された室内の活用状況に応じて各ブロック(各リモコン)に割付設定し、この割付設定した各リモコンの運転要求により、この運転要求したリモコンブロックの室内機の容量合計が室外機の容量を越えていると、判断手段が判断した時、判別手段が、各リモコンが運転要求した室内機の運転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコンの室内機を順次外して行き、運転要求したブロックの室内機容量合計が室外機容量以内になってから、各ブロックの運転状態をその各リモコンの操作結果により制御するので、全室内機容量合計に対応させて室外機容量をムダに過大にすること無く、更に、効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内の活用・使用状況に応じて各室内を空調する特にビル空調等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0036】
また、図7に示したように、運転制御手段8が運転操作許可を出したブロック以外のブロックに属しているリモコン3に対して運転操作禁止指令を所定時間出力し、停止するようにすると、更に、安定した運転をする信頼性の高い空気調和システムが得られる。
【0037】
実施の形態3.
以下に、本実施の形態3について、図5、6、7を用いて説明する。
図5は本実施の形態3における空気調和機の系統を示す概略構成図である。
この図において、1は室外機、2はこの室外機1に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機、3はこれらの複数の室内機2と接続され、その各室内機2の運転状態を操作するリモコン、4は室外機1、室内機2、リモコン3、および後述する運転制御手段8間を接続するために設けられ、双方向の信号を伝送する伝送線、5は室外機1の運転を制御する各室外制御器、6はリモコン3からの信号に基づいて室内機2の運転動作を制御する各室内制御器、7は各室内機2を各ブロックに割り付ける割付設定手段7aと、この割付設定手段7aが割付した各ブロックの運転時間帯等を設定する運転時間帯設定手段7bと、を具備した運転動作設定手段である。
【0038】
また、8はこの運転動作設定手段7の割付設定手段7aが割付した各ブロックの室内機の容量合計や、運転時間帯設定手段7bが設定したその運転時間帯における運転ブロックの室内機の容量合計を算出する第1及び第2の算出手段8a、8bと、この第1及び第2の算出手段8a、8bが算出した各ブロックの容量合計が室外機の容量以内か否かを判断する第1及び第2の判断手段8c、8dと、この第1及び第2の判断手段8c、8dの判断結果に基づいて各ブロックの室内機2の運転状態をリモコン3の操作結果により制御する制御指令部8eと、を具備した運転制御手段である。
【0039】
また、この空気調和システムにおいては、それぞれ図示せぬが当然、圧縮機、冷暖房切替用の4方弁、室外側熱交換器、およびアキュムレータを室外機1が具備し、また、各室内機2は室内側熱交換器と減圧装置などを具備している。
なお、室外機1の4方弁と各室内機の室内側熱交換器との間、および室外機1の室外側熱交換器と各室内機2の減圧装置との間は、それぞれ図示せぬ冷媒配管で接続され、この接続配管によって室外機1と各室内機2が連結されて、冷凍サイクルが構成されている。
【0040】
次に、この実施の形態1の動作を、図6のフローチャートを用いて説明する。
なお、この図のS1−1、S1−2、・・・は、運転動作設定手段7と運転制御手段8の各操作・制御動作を示す。
【0041】
まず、図13に示した店舗ビルの各室内に設けられた各室内機2を、例えば、室内の活用状況に応じて割付設定手段7aにより図9に示すようにブロック割付する。(S1−1)。
なお、その時、同一の室内機が異なるブロックのそれぞれに属しても構わない。
【0042】
次に、この割付したブロック内の各室内機2の容量、即ち割付結果を伝送するように、運転制御手段8が割付設定手段7aに要求する。(S1−2)
この要求に応じて、割付設定手段7aは運転制御手段8へ各ブロック毎の室内機2の割付結果(容量)を伝送する。(S1−3)
次に、この伝送結果に基づいて運転制御手段8は、その算出手段8aにより各ブロック毎の室内機の容量合計を算出し(S1−4)、この算出結果が室外機1の容量以内であるか、否かを判断手段8bにより判断(S1−5)し、この判断結果で室外機容量内であれば、ステップS1−6に進むように指示し、室外機容量を越えている時はS1−7に進むように指示する。
【0043】
なお、この判断結果で、割付ブロック内の室内機2の容量合計が室外機1の容量を越えていると判断され、ステップS1−7に進むと、そのステップでブロック内に割付された室内機2の内容をクリアした後、次のステップS1−8で割付ブロック内の室内機2の割り付けを再設定するように表示器(図示せず)に表示し、再びS1−1に戻る。
即ち、ブロック内の室内機2の容量合計が室外機1の容量内になるまで、この動作が繰り返されるので、ブロック内の室内機2の容量合計は室外機容量内に入る。
【0044】
一方、ステップS1−6に進と、ブロック内の割付室内機2の容量合計が室外機1の容量以内の時は、そのブロックに他の室内機2を設定するか、否かを問う表示を表示器に表示させる。
この表示に対し、他の室内機2を設定すると指示するれば、S1−1に戻り、前述した動作を繰り返す。
【0045】
しかし、この表示に対し、他の室内機2を設定しないと指示すると、室内機2のブロック割り付けが完了したと運転制御手段8が判断して、各ブロックの運転時間帯を設定するように表示器に表示する。(S1−9)
次に、その設定したブロックの運転時間帯を、運転時間設定手段7bにより、例えば、図11に示したように設定する。(S1−10)
なお、この図に示した各ブロックの運転時間帯を、図10に示したように、予め所定時間毎の運転時間帯として割付けしておいても良いし、あるいは、単に、0から24時までの時間を各ブロック毎に直接割付けても良い。
【0046】
また、各ブロックを複数の運転時間帯のそれぞれに設定割付しても良い。
但し、この時は、図6に示したように、その運転時間帯における複数割付したブロックの室内機2の容量合計を算出手段8bが算出し、この算出結果が室外機1の容量以内か、否かを、判断手段8cが判断するステップS1−11を設け、この判定結果で、室外機容量内であれば、ステップS1−14に進むように指示し、室外機容量を越えている時は、ステップS1−13に進むように指示する。
【0047】
次に、室外機容量を越えてステップS1−13に進むと、そのステップで運転時間帯に割付されたブロックの内容をクリアした後、次のステップS1−14でその運転時間帯のブロックの割り付けを再設定するように表示器(図示せず)に表示し、再びS1−9またはS1−1に戻るので、その運転時間帯のブロック、またはそのブロックの室内機2を再設定することになる。
即ち、ブロック内の室内機2の容量合計が室外機1の容量内になるまで、この動作が繰り返されるので、その運転時間帯に割付されるブロックの室内機容量合計は室外機容量内に入り、ステップS1−14に進むことになる。
【0048】
次に、ステップS1−14に進むと、その運転時間帯に設定したブロック内の室内機2を運転制御手段8の記憶部(図示せず)は記憶し、この記憶結果に基づいて各ブロックの室内機2の運転状態をその各リモコンの操作結果により運転制御指令手段8eが制御する。
【0049】
なお、以上の説明では、割付設定手段7aにより各室内機2を、その室内の活用状況に応じて各ブロックに割付してから、この各ブロックの運転時間帯を運転時間帯設定手段7bにより設定したが、各室内機2を各ブロックに割付せず、直接、各室内機2を操作する各リモコン3に運転時間帯を設定するようにしても良い。
【0050】
以上説明したように、この室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、この複数の室内機の運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの運転時間帯を設定する運転時間帯設定手段と、この運転時間帯設定手段の設定結果に基づいて各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する運転制御手段と、を備え、前記運転制御手段が、運転時間帯設定手段により設定した運転時間帯における室内機の運転容量合計を算出し、この算出結果と室外機容量とを比較判断して室内機運転容量の合計が室外機容量を越えないことを確認してから各室内機の運転状態を運転時間帯設定手段の設定結果によりその各リモコンの操作結果で制御するので、室外機容量を全室内機容量合計に対応させてムダに過大にすること無く、室外機を効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内の活用状況に応じて各室内の空調時間帯を可変できる経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0051】
また、割付設定手段により各室内機を、その各室内の活用状況に応じて各ブロックに割付し、この各ブロックの運転時間帯を運転時間帯設定手段により設定し、この設定結果に基づいて各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する運転制御手段と、を備え、前記運転制御手段が、運転時間帯設定手段により設定した運転時間帯における各ブロックの室内機の運転容量合計を算出し、この算出結果と室外機容量とを比較し、室内機運転容量の合計が室外機容量を越えないことを確認してから各室内機の運転状態を運転時間帯設定手段の設定結果によりそのリモコンの操作結果で制御するので、室外機容量を全室内機容量合計に対応させてムダに過大にすること無く、室外機を効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各ブロックの室内の活用状況に応じて各ブロックの空調時間帯を可変できる特にビル空調等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0052】
なお次に、運転制御手段8が各ブロックの室内機2の運転状態を制御する動作を図8を用いて具体的に説明する。
まず、現在時刻がどの運転時間帯に属しているかを運転制御手段8が確認し(S2−1)、この確認結果から記憶部に記憶したその運転時間帯における各ブロックを読みだす。(S2−2)
次に、この読みだした各ブロックの運転状態を制御する各リモコン3の操作結果を読みだし、その読みだした結果に基づいて運転制御手段8はその各ブロックの室内機2の運転状態を制御する。(S2−3)
【0053】
なお、この時、運転制御手段8は読みだしたブロック以外のブロックの室内機2の運転状態を制御するリモコン3に対して運転操作禁止指令を出力し、そのリモコン3の運転操作を所定時間禁止するステップ(S2−4)を追加すると、室内機の合計運転容量が常に所定時間室外機容量内に入った状態で確実に維持されるため、更に安定した運転を維持しながら、室外機容量をムダ無く、効率良く活用して、室内空調をする経済的で、信頼性の高い空気調和システムが得られる。
【0054】
実施の形態4.
以下に、本実施の形態4における構成・動作を、図5、12を用いて説明する。
なお、この実施の形態4は、実施の形態2の他の実施の形態を示すものである。
更に、この実施の形態4のブロックと言う文言を室内機と言う文言に置き換えることにより実施の形態1の他の実施の形態を示すものである。
【0055】
次に、この実施の形態4の動作をその構成をまぜながら図12を用いて説明する。
まず、割付設定手段7aで各室内機を、その室内機が設置された室内の活用時間帯等に応じて、各ブロックに設定区分する。(S3−1)
次に、この設定区分した各ブロック毎の室内機2の容量合計が室外機容量を越えていないかを確認し(S3−2)、この確認後、各ブロックの室内機2の容量合計を記憶する、即ち各リモコンとその室内機2の容量合計を記憶する。(S3−3)
【0056】
次に、各ブロック(各リモコン)の組合せを任意にすべて作る。(S3−4)次に、その各組合せブロックの室内機の容量合計が室外機容量以下であるか、否かを確認する。(S3−5)
次に、この確認結果で組合せブロックの室内機の容量合計が室外機容量以下であるブロックの組合せを記憶する。(S3−6)
なお、この時、この組み合わせた各ブロック内の室内機の容量合計が低い順番から順次記憶する。
次に、この記憶した各ブロック(各リモコン)の組合せ結果に基づいて運転要求したリモコン3の組合せがあるか、ないか(即ち、室内機容量合計が室外機の容量以下か、否か)を判断する。(S3−7)
この判断結果で、運転要求ブロックの組合せがある場合、運転要求ブロックに対して運転を許可する。(S3−9)
【0057】
もしも、前述の判断結果で運転要求リモコンの組合せがない(各リモコン3の運転要求の容量合計が室外機の容量以下でない)場合、その運転要求があつたブロックの組合せから最も容量の小さいを除いた(運転容量合計が最大になる)時のリモコンの組合せを選択する。(S3−8)
次に、この選択したの組合せが、前述の記憶した組合せブロック(リモコン)にあるかないかをステップS3−7に戻り、判断し、この判断結果で選択したブロックの組合せがあれば、ステップS3−9に進むので、その選択したブロックの組合せに対して運転を許可する。
【0058】
しかし、この判断結果で選択したブロックの組合せがなければ、再びステップS3−8に進み、その選択したブロックから更に次の最も容量の小さいブロックを除いた(運転容量合計が最大になる)時のブロックの組合せを選択し、この選択したブロックの組合せが前述の記憶した組合せブロックにあるかないかを、再びステップS3−7で判断し、この判断結果でブロックの組合せがあればそのブロックの組合せに対して運転を許可し、なければ、再びステップS3−8からS3−7の動作を繰り返す。
【0059】
即ち、運転要求があつたブロックの容量合計が室外機の容量以下になるまで、運転要求があつたブロックから順次室内容量合計が最も小さいブロックを除去するステップを繰り返して、室外機の容量以下になるようにする。
【0060】
なお、室内機容量合計が室外機の容量以下になってステップS3−9で運転許可信号を送信した後は、その運転許可信号を送信した以外のブロックに対して、運転制御手段8は操作停止指令(操作しても信号が送信されない指令)を、その運転許可したブロックからの停止信号または所定時間が経過(例えば5分間)するまで出す。(S3−10)
なお、この停止指令の所定時間が経過したり、あるいは、その運転許可したブロックからの停止信号を運転制御手段8が受信する(S3−11)と、ステップS3−4に戻り、再び同じ動作を繰り返す。
【0061】
なお、前述のステップS3−8で、室内機の容量合計が最大容量の組合せになるような処理、即ち、運転要求があつたブロックから最も容量の小さいブロックを除去して室内機の容量合計が最大になる組合せブロックの処理としたが、室内機の合計台数が最大になる組合せブロックの処理としても構わない。
また、組合せブロックの室内機容量合計が最大で、かつ、合計台数が最大なものを優先させる処理でも構わない。
【0062】
以上説明したように、各ブロック(各リモコン)の組合せを任意にすべて作り、それらの各組合せブロックの室内機の容量合計が室外機容量以下であるか、否かを確認してし、この記憶結果に基づいて運転要求されたリモコンの組合があるか否かを比較し、即ち、運転要求されたリモコンの室内機の容量合計を算出し、この算出結果と室外機容量とを比較し、この比較結果に基づいて各ブロックの室内機の運転を制御するようにしたので、常に、リモコンの運転要求に応じながら、全室内機容量合計に対応させてムダに室外機容量を過大にすること無く、室外機を効率良く活用して、エネルギー効率が良く、各室内を空調する経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の空気調和システムは構成されているので、以下のような効果を奏する。
【0065】
室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記複数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段と、を備えた空気調和システムにおいて、判断手段の判断結果により、室内機の容量合計が室外機の容量を越えていると判断した時は、判別手段が、各リモコンが運転要求した室内機の運転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコンの室内機を順次外して行き、運転要求した室内機容量合計が室外機容量以内になってから、室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御するので、室内機の運転要求に応じながら、更に、室外機容量を全室内機容量合計に対応させてムダに過大にすること無く、効率良く活用して、エネルギー効率が良く、各室内を空調する経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0067】
また、割付設定手段が、複数の室内機を、当該室内機が設置された室内の活用状況に応じて各ブロック(各リモコン)に割付設定し、この割付設定した各リモコンの運転要求により、この運転要求したリモコンブロックの室内機の容量合計が室外機の容量を越えていると、判断手段が判断した時、判別手段が、各リモコンが運転要求した室内機の運転優先順位を見て、最も運転優先順位の低いリモコンの室内機を順次外して行き、運転要求したブロックの室内機容量合計が室外機容量以内になってから、各ブロックの運転状態をその各リモコンの操作結果により制御するので、全室内機容量合計に対応させて室外機容量をムダに過大にすること無く、更に、効率良く活用して、エネルギ効率が良く、各室内の活用・使用状況に応じて各室内を空調する特にビル空調等の大形設備空調に適した経済的で、使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【0070】
また、前記各リモコンの運転優先順位が、前記室内機の容量合計が大きいまたは台数が多い順であるので、更に室外機を効率良く活用して、エネルギ効率が良く経済的な空気調和システムが得られる。
【0071】
また、制御指令手段が、前記判断手段または前記判別手段の結果に基づいて前記各リモコンの操作結果により各室内機の運転状態を制御する時、当該リモコン以外のリモコンに操作禁止信号を所定時間送信して、前記当該リモコン以外のリモコンの操作を所定時間停止させるので、更に、安定した運転をする信頼性の高い空気調和システムが得られる。
【0072】
また、前記各リモコンが、前記制御指令手段からの操作禁止信号を表示部に表示させるので、禁止状態が一目で解る使い勝手の良い空気調和システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における空気調和システムの概略構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における空気調和システムのフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2における空気調和システムの概略構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態2における空気調和システムのフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態3における空気調和システムの概略構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態3における空気調和システムのフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態1、2、3におけるによる制御系統を示す概略構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態3における空気調和システムのフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態3における空気調和システムの割り付け例を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態3における空気調和システムの時間帯の設定例を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態3における空気調和システムのブロックの時間帯への割り付け例を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態3における空気調和システムのフローチャートである。
【図13】 従来の空気調和機のシステムの概略レイアウト図である。
【図14】 従来の空気調和機のシステムの空調負荷と時間帯別推移を示す表と図である。
【図15】 従来の空気調和機のシステムの改装レイアウト図である。
【図16】 従来の空気調和機のシステムの改装後の空調負荷と時間帯別推移を示す表と図である。
【符号の説明】
1 室外機、 2 室内機、 3 リモコン、 4 伝送線、 5 室外機制御器、 6 室内機制御器、 7 運転動作設定手段、 7a 割付設定手段、7b 運転時間帯設定手段、 8 運転制御手段、 8a 算出手段、 8b、c 判断手段、 8d 判別手段、 8e 運転制御指令手段。
Claims (5)
- 室外機と、この室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の室内機の各運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記複数の室内機の運転状態を制御する運転制御手段とを備え、
前記運転制御手段が、
前記各リモコンが運転要求した各室内機の容量合計を算出する算出手段と、
この算出手段の算出結果に基づいて、前記運転要求した各室内機の容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断する判断手段と、
この判断結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機容量を越えた時、前記運転要求した各室内機の運転優先順位を判別する判別手段と、
この判別手段の判別結果に基づいて前記運転要求した各室内機の運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する制御指令手段と、を具備し、
前記判別手段が、前記運転要求した各室内機の運転優先順位を判別し、最も運転優先順位の低いリモコンの室内機から順次除外し、
前記算出手段が、前記除外されなかった各リモコンの運転要求した室内機容量の合計を算出し、
前記判断手段が、前記除外されなかった各リモコンの運転要求した室内機容量の合計が室外機容量以内であると判断すると、
前記制御指令手段が、前記除外されなかった各リモコンが運転要求した室内機の運転状態をそのリモコンの操作結果により制御するとともに、前記除外された室内機を停止させることを特徴とする空気調和システム。 - 室外機と、この室外機に接続され、当該室外機の容量よりもその容量合計が大きい複数の室内機と、これら複数の室内機を、当該室内機が設置された室内の活用状況に応じて各ブロックに割付設定する割付設定手段と、この割付設定手段の割付結果に基づいて前記各ブロックの運転状態を操作する各リモコンと、これら各リモコンの操作結果に基づいて前記各ブロックの運転状態を制御する運転制御手段と、を備え、
前記運転制御手段が、
前記各リモコンが運転要求したブロックの各室内機容量合計を算出する算出手段と、
この算出手段の算出結果に基づいて、前記室内機容量合計が前記室外機の容量以内か、否かを判断する判断手段と、
この判断結果に基づいて、前記各室内機容量合計が前記室外機容量を越えた時、前記各リモコンが運転要求したブロックの運転優先順位を判別する判別手段と、
この判別手段の判別結果に基づいて前記運転要求したブロックの運転状態をその各リモコンの操作結果により制御する運転制御手段と、を備え、
前記判別手段が、前記運転要求した各ブロックの運転優先順位を判別し、最も運転優先順位の低いブロックの室内機から順次除外し、
前記算出手段が、前記除外されなかったブロックの各リモコンの運転要求した室内機容量の合計を算出し、
前記判断手段が、前記除外されなかったブロックの各リモコンの運転要求した室内機容量の合計が室外機容量以内であると判断すると、
前記制御指令手段が、前記除外されなかったブロックの各リモコンが運転要求した室内機の運転状態をそのリモコンの操作結果により制御するとともに、前記除外されたブロックの室内機を停止させる
ことを特徴とする空気調和システム。 - 前記各リモコンの運転優先順位が、前記室内機の容量合計が大きいまたは台数が多い順であることを特徴とする請求項1または2記載の空気調和システム。
- 前記制御指令手段が、前記判断手段または前記判別手段の結果に基づいて前記各リモコンの操作結果により各室内機の運転状態を制御する時、当該リモコン以外のリモコンに操作禁止信号を所定時間送信して、前記当該リモコン以外のリモコンの操作を所定時間停止させることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の空気調和システム。
- 前記各リモコンが、前記制御指令手段からの操作禁止信号を表示部に表示させることを特徴とする請求項4記載の空気調和システム。
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